ニュース 2014.02.10

ニュースをお伝えします。
トヨタ自動車は、オーストラリアの通貨高などで採算が悪化しているなどとして、3年後の2017年末までにオーストラリアでの車の生産を中止すると発表しました。
トヨタによりますと、オーストラリアでは、通貨高の影響で輸入車のシェアが高まり、現地での生産環境が悪化しているほか、人件費も上昇して、競争力が低下しているということです。
このため、カムリなどを年間10万台製造している、メルボルンにある工場での生産を、3年後の2017年末までに中止すると発表しました。
また現地の開発拠点は、事業規模を縮小する方向で検討し、これに伴い4000人余りの従業員の必要な再就職を支援するとしています。
オーストラリアでは、同様に通貨高の影響で、アメリカのGM・ゼネラル・モーターズ傘下の国産自動車メーカーが3年後に、フォードも2年後の生産中止を決めており、トヨタの撤退で現地で車を生産する自動車メーカーはなくなります。
トヨタ自動車の豊田章男社長は、メルボルン郊外で会見し、トヨタはオーストラリアで50年以上車を作ってきたが、痛みを伴う決断をしなくてはならなくなった。
トヨタにとってとても残念で、私個人としても心が痛いと述べたうえで生産中止の理由について、足元の業績や為替など、短期的な要素というよりは、それぞれの事業での中長期的な継続性などを見て、今回、こういう結論に至ったとご理解いただきたいと説明しました。
JR北海道によるレールの検査データの改ざんについて、国は監査の妨害や虚偽の報告に当たるとして、きょう、JR北海道を鉄道事業法違反などの疑いで警察に告発しました。
JR北海道では、補修が必要なレールの放置や、検査データの改ざんが明らかになり、国土交通省は先月下旬、会社に対し事業改善命令と監督命令を出しました。
このうち改ざんについて、国は監査の妨害や虚偽の報告に当たるとして、きょう、会社としてのJR北海道を鉄道事業法違反などの疑いで北海道警察本部に告発しました。
社員については、警察の捜査に委ねるとして、特定していません。
告発では、脱線現場を担当する大沼保線管理室での改ざんが虚偽の報告に当たるほか、函館保線管理室での改ざんは、社員が国の監査でレールの異常が発覚するのを逃れるためだったなどと説明していることから、監査の妨害に当たり、いずれも鉄道事業法に違反する疑いがあるとしています。
また脱線事故を調査している国の運輸安全委員会に、改ざんしたデータを提出したのは、虚偽の報告に当たり、運輸安全委員会設置法に違反する疑いがあるとしています。
これらの法律に基づく刑事告発は初めてです。
北海道警察本部は、国からの告発を受理し、今後、160人態勢で対策室を設置して、近く、関係先を捜索するなど、強制捜査に乗り出す方針です。
JR北海道は、刑事告発を極めて重く厳粛に受け止めています。
今後、警察の捜査に全面的に協力しますというコメントを出しました。
来年開かれる国連の防災世界会議で、日本政府が発信する提言について、専門家などから意見を集める準備会合が開かれ、東日本大震災を踏まえて、世界の防災対策に経験したことのない災害に供える視点を盛り込むことが必要だといった意見が出されました。
政府はことしの夏までに、提言の素案をまとめることにしています。
国連の防災世界会議は、10年に1度、各国の代表が集まり、今後、国際的に取り組むべき防災対策の指針を策定する大規模な国際会議で、来年3月、仙台市で開催されることが決まっています。
きょうは東京で、日本政府が世界に発信する提言の内容について、意見を集める会合が初めて開かれ、学識経験者や東日本大震災で被災した東北の自治体の担当者など、20人余りが出席しました。
この中で出席者からは、東日本大震災では、これまでの想定を超える津波に襲われたことから、今後の防災対策には、経験したことのない災害を常に念頭に置くことが必要だといった意見が出されたということです。
政府は会合で出された意見をもとに、ことしの夏までに提言の素案をまとめ、来年3月の会議に向けて、準備を進めることにしています。
愛媛県宇和島市の宇和島水産高校の実習船、えひめ丸が、ハワイ沖でアメリカ軍の潜水艦に衝突されて沈没し、生徒など9人が犠牲になった事故から、きょうで13年となり、高校で追悼式が行われました。
宇和島水産高校の実習船、えひめ丸は、平成13年2月10日、ハワイ沖でアメリカ軍の潜水艦に衝突されて沈没し、乗っていた生徒と指導教官、乗組員の合わせて9人が犠牲になりました。
事故から13年となるきょう、高校の体育館で追悼式が行われ、遺族や生徒などおよそ300人が参列しました。
事故が起きた午前8時43分には、沈没した船体から引き揚げられた金色の鐘を、犠牲になった9人への追悼の思いを込めて9回鳴らし、全員で黙とうしました。
式では、参列者一人一人が白い菊を1本ずつ供え、祈りをささげていました。
菅官房長官は記者会見で、国の中長期的なエネルギー政策の基本方針を示す、新しい基本計画について、与党側が十分な議論を求めていることにも配慮し、閣議決定する期限を区切らずに調整を進める考え示しました。
菅官房長官はこのように述べ、閣議決定する期限を区切らずに調整を進める考えを示しました。
また、菅官房長官は、原子力発電所から発生する高レベル放射性廃棄物、いわゆる核のごみの最終処分場について、極めて大きな課題であり、安倍政権としては次の世代まで先送りせずに決めていきたい。
科学的観点からどこに設けるかを国が責任を持って決定すると述べました。
続いて気象情報、あすの天気です。
太平洋側は広い範囲で晴れる見込みです。
日本海側は雲の多い天気が続き、雪の降る所があるでしょう。
太平洋側を中心に風が強まり、海は波が高くなりそうです。
生字幕放送でお伝えします2014/02/10(月) 17:02〜17:12
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合

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