あしたをつかめ〜しごともくらしも〜「造船会社 ぎょうてつ」 2014.02.24

新しガスなったラジオも応援してガスのでガスがってガス」。
「う〜んノダマーゾフはまだうまい事ガスれねぇらしい。
ガススススス!ミッションインシゲガッスブルに負けんなよ〜!」。
「あしたをつかめ」。
今回の主人公は鉄板と向き合う熱き男。
一定の高さと速度を保ちながらバーナーをひたすら握り続ける。
この地道な作業がある巨大なものを生み出す。
そんな彼の正体は?造船会社「ぎょうてつ」担当今田京佑。
船造ってます。

(テーマ音楽)あしたをつかめ。
大切なのは君の時間。
まずは仕事。
もちろんプライベート。
できれば自分磨き。

(朝礼の挨拶)おはようございます。
すがすがしい朝が来ました。
今田さんが勤めるのは香川県にある造船会社。
従業員は3,000人。
大型貨物船やタンカーなど国内トップの建造量を誇っている。
その技術力の高さから海外からも受注が相次いでいる。
今田京佑さんもその船造りに携わる一人だ。
現在今田さんが担当しているのは船の正面の鉄板加工。
船は数百枚の鉄板をつなぎ合わせてできている。
その鉄板の多くが機械でなく人の手によって加工されている。
曲線が非常に複雑なため機械化が難しいのだ。
一つ一つの曲線を手作業で生み出す今田さんたちの仕事。
必要となるのは「ぎょうてつ」と呼ばれる特殊な加工技術だ。
鉄板をバーナーで熱しながら水で冷やして曲げていくというものだ。
その仕組みはこちら。
まず鉄板を熱して次に水をかけて急速に冷やす。
すると鉄が収縮して曲がる。
その性質を利用して平らな鉄板を変形させる。
こうして作られた曲線は測定してみると設計図どおりにできている。
この緻密さこそ世界に誇る日本の造船技術だ。
一人前になるまで最低10年はかかるといわれるこの世界。
今田さんはまだ4年目だがこだわりは人一倍強い。
ちょっとだけど駄目なの?この鉄板を1枚ずつつなぎ合わせて船を形づくるため少しのズレも許されない。
うまくいかない時は先輩にとことん教えてもらう今田さん。
学生時代は今と真逆だったそうだ。
しかし社会人になって2年目そんな受身の姿勢に危機感を覚え始めた。
勤務は朝8時から5時まで。
残業することも多い。
納期が迫ると週末も仕事だ。
日曜は決まって買い物に出かける。
実は今田さん24歳にして2児の父。
買い物では大事な役割があるそうだ。
週に1度夫婦それぞれが自分の時間を持つ「自由Day」を作っている。
今田さんは水曜日学生時代の友達と飲みに行ってストレスを発散。
妻の諒子さんは月曜日近所の温泉でリフレッシュ。
この日今田さんは先輩に呼び出された。
新たに任された仕事はこの鉄板を曲げること。
通常4日で仕上げるが初挑戦の今田さんに与えられたのは5日間。
今田さんがこんなに気合いを入れるのにはわけがある。
彼が曲げる鉄板は船の前方のこれ!4つの辺がそれぞれ違う曲線を描くため数あるパーツの中でも特に複雑だ。
これまで彼が担当してきた単純な曲線のものに比べ段違いに難しい。
それほど難しい仕事を任されたのは職人としてステップアップしてほしいとの期待からだ。
早速作業開始。
まずはいくつものラインを熱して一番大きな曲線を作る。
何度も曲がりぐらいを確認しながら慎重に熱していく。
…とその時先輩の表情が険しくなった。
必要以上に曲げてしまった。
このままだと取り返しがつかなくなるので先輩がストップをかけたのだ。
今田さん今度は両サイドを熱することにした。
新たに曲線を作ることでさっき曲げ過ぎた部分を直そうという作戦だ。
後の工程を視野に入れてどれくらい曲げるべきか火加減や熱する時間を調整しながら作業を進めていく。
曲がりが足りない方の面を修正するためにポイントを探りながら焼いていく。
しかし…。
修正すればするほど余計に熱することになるため表面に凹凸ができてしまった。
結局この日は思うように曲げることができなかった。
今田さんは職場近くの社宅に住んでいる。
帰宅すると必ず出迎えてくれるのはまな娘たち。
夕食はいつも家族4人そろって食べる。
おいしい?うん?ひょう柄が好きなんだね。
家の中は諒子さんの好きなひょう柄でコーディネートされている。
いや〜女の子ってたまんないよね〜!職場では一番の若手だけど家庭では父親として家族を支えている。
どう?こっちの方がかわいいやろ?華琉こっちの方がかわいいよ。
社宅の家賃はなんと7千円!おむつ代の6千円保育所代の3万円に加えて将来のために娘2人の学資保険にも入っている。
子供ができて減ったのが自分の趣味に使うお金。
こづかいの中から500円玉をコツコツためている。
いつか400ccのバイクを買うのが夢なんだって。
またあの難しい課題に向き合う日がやってきた。
7番いらんで。
今田さん先輩に積極的に相談することにした。
先輩のアドバイスをもとに鉄板を裏から焼いて曲がりすぎた部分を修正することに。
更にどの部分を熱していくのか間違いないように先輩と一緒にラインを引いていた。
先輩に聞きながら作業することでミスをしないようにとの作戦だ。
しかしそんな今田さんに先輩の安藤さんは…。
先輩に意見を求めずに自分で考えて自分で決めるように…と言われてしまった。
今田さんが手にしたのは鉄のクイ。
このクイで押さえつけてから熱を加えた方が修正しやすいと考えたのだ。
曲線を修正するために反対から熱して逆の方向に曲げていく。
果たして効果があるのか?今田さんどう?うまくいったみたい!その後も作業は順調に進んで…修正する過程でまた別の部分の曲線が崩れてしまった。
今度はその場所を裏から熱して修正する。
うまくいった?何が原因なんだろう?それが分からないんですよね。
今田さんが苦戦しているのは鉄板の右下の部分。
実はここは4本の曲線が交わる最難間のポイントだ。
先輩に聞けば解決方法はすぐ見つかるのだがそれはできない。
今田さんここは職人としてのふんばりどころだ。
悩んだ末に難しいポイントの裏を熱して微調整していくことにした。
熱しては裏返してまた裏返しては熱してをひたすら繰り返す。
果たして修正は間に合うのか?安藤さんに仕上がり具合をチェックしてもらう時がきた。
指摘されたのは今田さんが苦戦していた部分。
微調整を繰り返した結果凹凸がひどくなってしまった。
機械で表面を整えてもう一度やり直さなければいけないとのことだった。
この後今田さんは先輩に手伝ってもらい何とか納期に間に合わせることができた。
今田さん今回挑戦してみてどうだった?なら今度黙っとくわ。
この板はですわ。
この板は…。
2014/02/24(月) 23:30〜23:55
NHKEテレ1大阪
あしたをつかめ〜しごともくらしも〜「造船会社 ぎょうてつ」[字]

主人公は船を作る若手職人。鉄板を手作業で曲げるぎょうてつを担当して4年目。特に複雑な加工を任されるが、「やって覚える」職人技の壁にぶち当たる。鉄との格闘に密着。

詳細情報
番組内容
今田京佑さん(24歳)は、船に使われる鉄板を設計図どおりに作る若き職人。火と水をつかって手作業で曲げていく加工技術は「ぎょうてつ」と呼ばれる。わずか数ミリメートルの狂いも許されない緻密な職人技だ。キャリア4年を迎え、特に複雑な鉄板の加工を初めて任された。迷惑をかけまいと、アドバイスを求めながら作業を進める今田さんに、先輩がある意外な言葉をかける。鉄板と格闘する“熱き”職人に密着する!
出演者
【語り】Mummy−D

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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