(アラン)キミが東京で戦った少年たちがあのアイラ・ユルキアイネンを破って決勝戦に進出してくるとは…。
(アラン)こうなることを予見していたのかい?
(ユウキ)私はそれほど万能ではないよ。
(アラン)しかしこうして徹夜で作業してるとまるでガンプラ塾のようだな。
あれは地獄だった。
夢の中でも2代目メイジンの言葉を思い出す…。
(アラン)「ガンプラバトルは勝利こそ絶対。
たとえ戦う相手が仲間や親兄弟としてもそれを押しのけ勝利の頂を目指すべし」。
ガンプラ塾での過酷な経験があったからこそ僕はビルダーとして大成できた。
2代目には感謝しかないよ。
むろん私も2代目には感謝している。
反面教師としてな。
反面教師?それって…。
(ユウキ)準決勝の相手はイギリス代表ジョン・エアーズ・マッケンジー卿だったな。
あああ…御歳78歳大会最高齢参加者。
そして2代目メイジンと死闘を繰り広げた歴戦のファイターだ…。
(ラル)マッケンジー准将。
(ジョン)おおラル大尉久しぶりだな。
(ラル)準決勝進出おめでとうございます。
とはいえ相手は3代目。
よくよくわしはメイジンと縁が…。
し心臓が…。
じゅ准将!?しっかりしてください准将!
(リン子)セイレイジ君。
(リン子)チナちゃんと一緒にお弁当作ってきちゃった。
(チナ)選手村の食事ばかりじゃ味気ないかなと思って。
(セイ)あありがとう…。
どうしたの?ええっと…。
(アイラ)あ〜っ!
(アイラ)それジャパニーズ弁当ですか?私お腹ペコペコだったんです。
ありがとうございます!い行くあてがないって昨日いきなり泊まりにきて…。
そんなのダメ!
(リン子)そうよダメ!それにセイにはチナちゃんというガールフレンドがいるでしょ?男女が同じ部屋で寝泊まりするなんてダメ絶対!というわけでアイラちゃんは大会が終わるまで私が泊まっている旅館に来てもらうことにします。
そのあとは…。
(アイラ)セイの家にお世話になります。
えっうち!?はいレイジが行くあてねえんならセイん家に来いよって。
レイジ君…私そんな話聞いてないわよ?
(レイジ)いいじゃんかママさん。
すみませんご迷惑ならいいんです。
じゃああんたん家に世話になるから。
なんでそうなんだよ?自分の言ったことに責任持ちなさいよ!でも無理俺ん家アリアンにあるから。
えっアリアン?アリアンは異世界にある国の名前のようなんです。
レイジ君はその国の王子様なのよね。
え…。
そうなの?すげえだろ!
(笑い声)なんで信じねえんだよ!
(リン子)チナちゃんも旅館に泊まってかない?いいんですか?うん大勢のほうが楽しいしね。
あむっ。
たくどいつもこいつも笑ってばっかで。
で本当のところはどうなの?だから…。
(玄関チャイム)ニルス君。
(ニルス)いきなりおじゃましてすみません。
何か用?実はレイジ君にお願いがあってやってきました。
俺か?なんだよ?レイジ君。
キミは昨日のバトル中…。
マオ:なんやあの光!あの現象はどのようにして起こったのですか?あれか?この石が光ったんだよ。
それが…。
お願いしますその石を少しの間だけ僕に預けていただけませんか!?別にいいぜ。
ありがとうレイジ君!もしかしてその石ニルス君が解き明かそうとしているプラフスキー粒子の秘密と関係があるの?調べてみないことにはわかりませんが僕はその可能性を感じています。
(ジュリアン)グランパ!ジュリアン!大尉。
ごぶさたしております。
(ジョン)ジュ…ジュリアン。
グランパ遅れてすみません。
いいやよく来てくれた。
わざわざすまんな。
いえお元気そうで安心しました。
ニュースで見ましたよ選手権。
準決勝まで勝ち進んだそうですね。
齢78にして初めて訪れたチャンスだよ。
しかしわしの次の相手はメイジンだ。
メイジン!?3代目を襲名した人物が現れたのですか?
(ジョン)ああしかもその実力はわしなど足もとにも…。
ううっ…。
グランパ!ジュ…ジュリアン。
わしはもうダメだ。
何を弱気な…。
(ジョン)これを頼む。
わしの代わりに戦ってくれ。
グランパ僕はガンプラバトルはもう…。
わしの最後の願いだ。
頼む!ジュリアンわしに…マッケンジー家に…。
勝利と栄光を!グランパ…グランパ!これ以上の面会はご遠慮ください。
ずるいですよグランパ。
あんなふうに頼まれたら断れるわけがない。
しかもバトルは明日。
どんなガンプラで戦うのかすらも…。
〜
(ジュリアン)このガンプラは…。
(鼻歌)
(ラル)よいのですか准将。
孫を騙すような真似をして。
いいも悪いもない。
今のわしの実力ではメイジンに勝つことはできん。
しかしジュリアンなら…。
我が孫であれば。
相変わらず強引ですな。
(ジョン)戦局を見極めたと言え。
ははは…。
(リン子)そそうだったの…。
身寄りもなく生活費を稼ぐために無理してガンプラバトルを…。
うぅ…私こういう話に弱いのよ。
アイラちゃん落ち着く先が決まるまで私ん家に住んでいいからね!本当ですか?うん!それに家に来ればレイジ君と一緒にいられるでしょ。
なっ!なな…何を!
(リン子)うふふ何をって何よ〜かわいい。
(ジュリアン)グランパは初めからこの機体を僕に託すために。
しかし3年のブランク埋められるかどうか。
(マオ)対戦相手がおりませんの?キミは…。
世界大会ベスト16ヤサカ・マオいいます。
よろしかったらわいがお相手しますけど。
いいのかい?しばらくバトルしてへんから体がウズウズしとるんです。
助かるよ。
しかしなんですのそのガンプラ。
関節がクタクタですやん。
長い間使い込んでいたからね。
ふ〜ん。
(マオ)準備はよろしおす?
(ジュリアン)あぁ大丈夫だ。
ここんとこ鬱憤が溜まっとるさかい。
本気でいかせてもらいます!ダメだ僕の限られた機材だけではこの石の詳しいデータがとれない。
教授に頼んでこの国の研究機関に協力を仰ぐしか…。
バトルエンディッド。
(ニルス)フリーバトル?あっ!ああれは…。
ガンダムX魔王!マオ君!いったい何があったんですか?つ強すぎる。
え?あのガンプラ…バケモンです。
(アラン)とりあえず形にはなったが完成度は8割といったところか。
構わんさこの機体のポテンシャルなら今のままでも。
アラン主任。
(ドアの開く音)準決勝の相手がファイターの登録変更を行ったようです。
何だって!?名前は?登録名はジュリアン・マッケンジーです。
ジュリアン?ジュリアン・マッケンジーだと?カワグチ…。
アラン明日の準決勝我々は負けるやもしれん。
こいつはひでえ。
マオ君のガンプラをここまで痛めつけるファイターがいるなんて…。
いったいどこのどいつだ!?
(マオ)ジュリアンいうお人です。
明日準決勝に出場する言うてはりました。
準決勝に…。
ということはその人がユウキ先輩の対戦相手。
(アラン)ジュリアン・マッケンジー。
世界レベルの実力者でも入塾が難しい最高峰のガンプラビルダー育成機関ガンプラ塾第1期生筆頭。
その天才的な製作能力で最も次期メイジンに近いとされていた男…。
ああ私も彼こそが3代目メイジンにふさわしい存在だと思っていた。
(アラン)だが彼は突如としてガンプラ塾を辞めガンプラバトルの表舞台から姿を消す。
その天才が3年の時を経て舞い戻ってきた。
カワグチ。
塾生時代彼と何度対戦した?
(ユウキ)7回。
戦績は?0勝7敗。
全敗だ。
本当ですか?大尉。
ああ。
3代目メイジン・カワグチはユウキ・タツヤ。
ガンプラ塾時代キミがかわいがっていた後輩だ。
そんな…あんなにもガンプラを愛していたタツヤが…。
修羅のごとく勝利だけを求めるメイジンの名を受け継ぐとは…。
なぜ…なぜなんだタツヤ。
ジュリアン先輩!なぜ塾を辞めるんですか?僕はガンプラを楽しみたいからこの塾に入った。
仲間を蹴落とし恨みを買ってでも勝とうとする2代目メイジンのような生き方は僕にはできない。
逃げたと思ってくれていいよ《ユウキ:ジュリアン先輩…。
あなたは好きでいる気持を守るためにガンプラから遠ざかった。
ですが私は私なりのやり方でガンプラを愛し抜きたいと思っているんです!》《タツヤ…キミは2代目の思想にとらわれてしまったのか…。
ただ勝利だけを求める修羅に》
(歓声)ただいまより準決勝第2試合を始めます。
あれがマオの言ってた…。
うん。
ジュリアン・マッケンジーさんだ。
《タツヤ…》《ジュリアン先輩…》《ジュリアン:グランパとの約束もあるが…》《ユウキ:降って湧いた最大の障壁》《ジュリアン:それ以上に3代目を襲名したキミの真意が知りたい》《ユウキ:乗り越えてみせる!》ビギニングプラフスキーパーティクルディスパーサル。
フィールドツー。
デザート。
ユウキの野郎新しいガンプラを持ってきやがった。
ガンダムエクシアの改良型だ。
私設武装組織ソレスタルビーイングが開発した第3世代モビルスーツ。
バトルスタート。
メイジン・カワグチアメイジングエクシア出る!〜
(ラル)おぉ!あれはジュリアンの愛機ガンダムF91イマジン!!〜動かない…。
いや違う。
奴らの間じゃ何度もつばぜり合いが続いてる。
ビリビリした殺気で産毛が逆立つほどによ…。
エクシアが仕掛けた!
(ユウキ)無敵を誇ったジュリアン・マッケンジーのF91イマジン!〜しかししょせんは3年前に作られたガンプラ!〜機体が3つに増えた!?あれは質量を持った残像だよ。
F91が高速に動いた瞬間ガンプラの塗装が剥離して残像現象を引き起こしまるで分身したように見えたんだ。
久しぶりに見せてもらった。
(ラル)ジュリアンこそ次期メイジンと言わしめた技バック・ジェットストリーム。
〜やるようになったなタツヤ!さすがだな往年のキレまったく衰えていない!〜タツヤ!なぜ3代目を襲名した!?2代目の思想に取り込まれたのか!?そんな理由でメイジンの名を継ぐなど!〜
(ジュリアン)他に理由があるなら見せてくれ!キミの思いを…その覚悟を!!来る!アラン!しばし私はメイジンを捨てる!なに!?ユウキ・タツヤとしてあの人を超える!その先に…私の目指すメイジンがある!!〜うぉ〜っ!もらった!!チッ!!バック・ジェットストリーム!紅蓮をまとえ!エクシア!!トランザム!!〜うぉ〜!!〜タツヤ!〜くそっ。
これが私の覚悟だ!!〜《私のすべての技を受け止めて…。
この戦い方は2代目のそれじゃない…。
タツヤキミはあえてメイジンになることでガンプラのありようを変えようとしているのか?それがキミの覚悟か…》バトルエンディッド。
見事な戦いだった!すごい。
《アイラ:レイジはあんな強いのと戦うの?》たまんないよなセイ。
決勝の相手はあいつだ!未調整のトランザムを使うとはなんてむちゃなことを…。
そうするしか勝利を得る方法はなかった。
僕の完敗だよタツヤ。
いや3代目メイジン・カワグチ。
このサングラスがなければ撃墜されていたのはこちらだ。
メイジンの衣装に感謝だな。
ジュリアンガンプラには戻らないのか?一度きりのつもりだったけどそうもいかなくなった。
こんな楽しいことを放っておく手はないよ。
メイジンいつかまたバトルを。
もちろんだ。
(歓声)《ジュリアンがいま一度ガンプラに…。
3代目に感謝しなくてはな》なぁセイトランザムってなんだ?一時的に粒子放出量を3倍にするシステム。
ただし一度使い切ったら機体性能は極端に落ちる。
まさに奥の手ってわけか…。
RGシステムで対抗するよ。
そして奴に勝つ!僕たちが…。
俺たちが…。
(2人)世界大会で優勝するんだ!やはり僕の推理は当たっていた。
レイジ君が身につけていた石はプラフスキー粒子の結晶体だ。
2014/03/10(月) 18:00〜18:30
テレビ大阪1
ガンダムビルドファイターズ[字]
「名人VS名人」決勝トーナメント、準決勝第2試合。メイジン・カワグチの対戦相手は…。
詳細情報
番組内容
今よりちょっと先の未来。「ガンダム」の人気はとどまることを知らず、その再現モデルであるガンプラは、世界規模でのムーブメントを巻き起こしていた。人気を牽引していたのは、制作したガンプラ同士を戦わせるガンプラバトルである。その人気は上がる一方で、毎年世界大会が開かれ、多くのビルダーやファイターはその世界チャンピオンを夢見ていた。本作の主人公イオリ・セイは謎の少年レイジとともに世界大会の頂点を目指す!
声の出演
イオリ・セイ…小松未可子
レイジ…國立幸
コウサカ・チナ…石川由依
ユウキ・タツヤ…佐藤拓也
リカルド・フェリーニ…中村悠一
ヤサカ・マオ…藤井美波
イオリ・リン子…三石琴乃
スタッフ
【企画】サンライズ
【原作】矢立肇・富野由悠季
【監督】長崎健司
【シリーズ構成】黒田洋介
ホームページ
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ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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