news every. 2014.03.10

この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
航空機はどこに消えたのか。
乗客乗員239人を乗せたマレーシア航空機が、消息を絶って2日がたちました。
大規模な捜索が続いていますが、今のところ、有力な手がかりは見つかっていないということです。
一方で、アジア系の顔だちをした2人が、り、謎は深まるばかりです。
消息を絶って60時間以上。
ベトナム南方の海域では、機体の捜索が続けられていました。
その現場海域で撮られた写真。
海面には、航空機のドアのようなものが映っています。
ベトナムの複数のメディアはきのう、旅客機が消息を絶った海域近くで、機体の破片と見られる物体が見つかったと伝えました。
しかし、マレーシアの航空当局はきょうも、発見された物体は、消息を絶った機体のものではないとの見方を示しています。
8日未明にマレーシアのクアラルンプールを出発し、北京に向かっていたマレーシア航空の旅客機。
乗客・乗員239人を乗せていました。
離陸から50分近くがたった午前1時半ごろ、およそ1万メートルの上空を飛行中、マレーシア北部コタバルの北東およそ220キロの地点において、突然、レーダーで捉えられなくなりました。
153人の中国人が到着する予定の中国・北京では。
乗客の家族が駆けつけ、安否が分からない状況にいらだちを示していました。
マレーシアの空軍は記者会見で。
交信が途絶える直前、旅客機が引き返した可能性があるというのです。
通常、航路を変更する際などには管制に連絡をしますが、トラブルを知らせる連絡はありませんでした。
旅客機に何があったのか。
乗客についても不審な点が判明しました。
少なくとも2人が、別人のパスポートを使って搭乗していたことが分かったのです。
パスポートを使われたのは、イタリア人とオーストリア人。
いずれも旅先で盗まれていました。
そのうちの1人は。
マレーシアの捜査当局は、この不審な2人の人物がチェックインする様子が、空港の監視カメラに映っていたと明らかにしました。
さらに、マレーシアの内相は、ヨーロッパのパスポートを持ったアジア系の人間をおかしいと思わなかったのかと、問題の2人について、アジア系の顔だちだったことを明らかにしました。
浮かび上がる不可解な事実。
事故なのか、それともテロなのか。
専門家は、こう見ています。
本来でしたら、行方不明になる直前の無線交信ですとか、今回はマレーシア航空側も、そういったものがないと言ってますので、可能性としてはテロ、特に爆破ですね。
この可能性というのはもちろん否定しきれるものではありませんし、何があったのか、全く分からないというのが正直なところです。
一方、消息を絶った旅客機に、気になる過去があることが分かりました。
2012年8月に、中国・上海の空港での接触事故で、片方の主翼先端を損傷していたことが、明らかにされたのです。
マレーシア航空は、ボーイング社で修理後、各当局の許可を得ており、安全性に問題はなかったと強調しています。
専門家は。
修理が適切に行われていれば、ここから再び壊れていくということは、当然、起こりません。
ただ、修理が不適切であった場合、飛行中に壊れ始めて、それが飛行機の大きな分解につながっていくということは、皆無ではありません。
当局の会見で思わず漏れた本音。
有力な手がかりが見つからぬまま、中国やアメリカなど、9か国のおよそ1000人を動員して、大規模な捜索が続けられています。
東日本大震災から、あすで3年です。
震災の影響で児童74人と、教職員10人が犠牲となった宮城県石巻市の大川小学校。
地震から津波の到達まで51分あったにも関わらず、学校は児童を高台に避難させず、長い間、校庭にとどめていました。
そしてきょう、児童の遺族の一部が、津波からの避難行動を巡り、学校側の対応に過失があったなどとして、石巻市と宮城県を相手取り、損害賠償を求める訴えを起こしました。
なぜ、児童の命は救えなかったのか。
検証しました。
なお、このあとご覧いただくVTRには、津波の映像が含まれています。
映像によって体調が悪くなるなどの恐れがある方は、視聴をお控えください。
きょう、仙台地裁。
訴えを起こしたのは津波で死亡または行方不明となっている児童74人のうち、23人の遺族らです。
学校側の当時の対応について、適切な避難が行われなかったなどとして、石巻市と宮城県を提訴しました。
なぜ、安全である学校で、そして先生がついていながら、なぜ命を落とさなければならなかったのか。
やっぱり最後に残された道として、法の立場で、このことを知ることしかできないのかなと思い、きょう、提訴することに決まりました。
これは、震災当時の避難行動などを検証する、第三者委員会がまとめた最終報告書。
事故の要因については、避難開始の意思決定が遅く、かつ避難先を河川堤防付近としたことと結論づけました。
しかし。
一言で言わせてもらえば、実に薄っぺらな報告書だと思います。
一体何を検証したのか、なんの目的で第三者検証委員会ということをやったのか。
訴状などによりますと、遺族側は、防災行政無線などで、大津波の危険を認識できたにもかかわらず、児童らを校庭にとどまらせ、速やかな回避行動を取らなかったことなどを挙げ、遺族側は石巻市と宮城県に対し、総額23億円の損害賠償を求めたのです。
宮城県石巻市立大川小学校。
3年前、高さ8メートルを超える津波に襲われました。
奇跡的に助かったのは、児童4人と教師1人だけ。
児童74人、教職員10人が犠牲となりました。
東北を代表する河川、北上川の河口から、およそ4キロの地点に位置している大川小学校。
最初の揺れが収まってから2、3分、教職員は児童たちを校庭に避難させました。
宮城県には大津波警報が発表されていました。
児童たちは40分以上もの間、校庭に待機させられていました。
ようやく移動を始めたのは、地震発生からおよそ50分。
目指したのは北上川のすぐそば、校庭より5メートルほど高い場所でした。
しかし。
避難を始めた直後の午後3時37分ごろ、川をさかのぼった津波が、児童と教職員を襲いました。
学校、大丈夫か?学校。
実は校庭のすぐ裏には、山がありました。
授業などで登ることのある山だったといいます。
なぜ学校は児童たちを校庭に待機させ続けたのでしょうか。
日本テレビは、津波到達までの51分間を検証しました。
津波が来るのかな?
ここは海岸付近かな?
検証委員会の最終報告書によると、校庭にいた児童の間では、避難直後から、このようなことばが交わされていたといいます。
6年生の女子児童は、教師の一人が教頭に山へ避難するよう訴える様子を目撃していました。
山だ。
こんなことが起きたんだから、山に行くしかない。
山への避難を訴えたこの教師。
大川小に赴任して2年目。
以前、海沿いの小学校で防災を担当し、津波の怖さを認識していたといいます。
この教師が訴えた避難先は、校庭の裏山。
登り口の傾斜はおよそ10度でした。
このとき、校長は休みを取っていて不在。
最終報告書によると、責任者だった教頭は、ほかの教師らに意見を求めたといいます。
この状況では難しいのではないか。
最終報告書によると、教師らは、道が整備されていないことなどから、山は危険だと考えました。
また、大川小周辺はこれまでに津波の被害がなく、ハザードマップの浸水地域からも外れていました。
教頭は山への避難をためらい、児童らはそのまま校庭に残ることになりました。
津波到達45分前、山へ逃げようという訴えは、聞き入れられることはありませんでした。
実は同じころ、ほかにも山への避難を強く訴えた児童がいました。
先生、ここにいたら死ぬよと、みんな。
74人の児童が津波で犠牲になった大川小学校。
小学6年生だった今野大輔君と佐藤雄樹君。
仲よしだった2人。
共に津波の犠牲となりました。
取材によると、2人は避難した校庭で、山へ逃げるよう、強く訴えていたことが分かりました。
津波来たら、先生、ここにいたら死ぬよと、みんな。
ここにいつまでもいたら死ぬよということを必死に大輔君と2人で、ずっと訴えていたと。
勝手なこと言うなと。
騒がないで落ち着いてここにいなさいと、津波なんか来ないからというようなことを言われてたそうです。
歯食いしばりながら、涙流していたそうなんですよ。
自分がここにいたら死ぬっていう恐怖の中での50分。
大人でも怖かったのに、どれだけ怖かったのかな。
必死の訴えが聞き入れてもらえず、命を落とした息子たち。
その大人がいなければ、単純に山に逃げて、こんな大きい被害にはならなかったと思っています。
これは、人災ではないか。
2人の父親はそう思っているといいます。
津波到達までおよそ37分。
山に逃げたほうがいい。
娘を心配して迎えに来た母親が訴えますが、教師に聞き入れられることはありませんでした。
津波到達までおよそ17分。
3回目の訴え。
最終報告書によると、最初に避難しようと言った教師によるものでした。
山に逃げますか?
しかし、教頭からの返答はありませんでした。
大川小に来て2年目のこの教師は、それ以上は訴えなかったといいます。
3回目の訴えは、うやむやのうちに見過ごされたことになります。
先生が言わないと移動できない。
児童らは教師からの指示を待つしかありませんでした。
午後3時35分。
津波到達までおよそ2分。
児童は2列になって移動を開始しました。
北上川に架かる新北上大橋のたもとにある三角地帯。
学校からはおよそ200メートル。
裏山よりずっと低い場所でした。
そして。
午後3時37分ごろ、津波到達。
山へ避難しようという訴えもむなしく、児童74人、教職員10人が犠牲となりました。
あの寒い中、50分間、校庭に縛られて、命を落としていったそのつらさ、無念を、やはり法律という場で、はっきりしてもらいたいという。
提訴を受けて石巻市では、原告の主張もよく検討のうえ、真摯に対応してまいりますとコメントしています。
また県の教育委員会では、現時点での具体的なコメントは差し控えるとしたものの、訴状の内容を十分に検討し、今後、対応していくとしています。
いまだ、4人の児童の行方が分かっていない中、あす、東日本大震災から3年を迎えます。
10万人余りが亡くなったとされる東京大空襲から69年を迎えたきょう、犠牲者を供養する慰霊祭が行われました。
慰霊祭には、秋篠宮ご夫妻や東京都の舛添知事、そして遺族ら300人以上が参列しました。
育ての母が亡くなったんですよ。
もう見てる目の前で、助けることもできなくって。
参列した人たちは焼香を行い、2014/03/10(月) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。

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藤井貴彦
陣内貴美子ほか
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