チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸 #06【伊藤淳史 仲村トオル】 2014.03.10

して力を発揮します。

(白鳥圭輔)MRIのことを知りつくしている島津先生がこんな所で銃を撃つわけがないんだよ。
島津先生の逮捕をちょっとの間待ってくださいよ。
じゃあとりあえず1週間待つってことで。
(斑鳩芳正)3日。
間を取って6日で。
猶予は3日。
それ以上は待てない。
(田口公平)松崎事件の捜査責任者は北山審議官だったんです。
笹井教授はDNA鑑定のミスを苦に自殺されたそうです。
だとしたらその娘である笹井先生が北山審議官を殺したいほど恨んでいたとしてもおかしくはないよね?だから斑鳩は笹井先生に解剖させたのか。
(スミレ)何しにきたの?きっとここだろうと思って。
教えてくれない?私に解剖させたのはなぜ?東京に運んで向こうの大学病院で司法解剖させるのが普通でしょ?この事件一分の隙もなく固めたい。
だから…。
一番信頼している法医学者に頼んだ。
それだけのことだ。
北山さんの解剖で所見に書いたこと以外に気付いたことがあったら何でもいい。
教えてくれないか。
おかしい。
絶対おかしいですよ。
何が?ご飯も頼まないで肉だけ3人分って。
朝から何にも食べてないからさ力つけないと!と思ってね。
いやだったらなおさらバランスとか考えてご飯も野菜も…。
バランス〜?おいおい牛肉をなめるなよ。
牛はね牛乳と牧草で育ってるんだよ。
バラ…。
ありがとうじゃあ。
ほんとに何もなかったのか?北山さんの遺体に不審な点は。
どうして聞くの?そんなこと。
いやそれは…。
あれ〜?2人で仲良くどこに行ってきたの〜?はぁ〜関係ないでしょ。
あっそうか今日は笹井先生のお父さんの命日だったんだ。
先生のお父さんが出したDNA鑑定を若き日の北山審議官が強引に使って容疑者から自供を引き出したんだってねぇ〜。
そんなに昔のこと引っ張り出してどうしようっていうことですか。
警察が今一番ふれられたくない話題でしょ。
だから警察官僚を撃ち殺しちゃった医者を逮捕ってニュースでやり直し裁判の判決報道を消そうとしてる。
どういうこと?あなたが僕らにくれた3日間っていう期限はそういう意味だよね斑鳩さん。
ふっ…考え過ぎですよ。
島津先生は犯人じゃないかもしれないのにねぇ〜。
私を疑ってるの?北山審議官のせいで先生のお父さんは自ら命を絶った。
先生があの人を恨んでいたとしてもおかしくはないと思いますよ。
いや気になってたんだけどさ北山審議官を解剖してるとき笹井先生一瞬手を止めたよね。
それまではいつものように的確に迷うことなく動いていた笹井先生の手がなぜかあの一瞬だけ止まった。
斑鳩さんも気付いてましたよね。
ふっ…気になっていた!って書いてありますけど。
教えてもらえませんか?笹井先生。
先生あのとき何を見たの?もしかして真犯人にとっては不利益になるような証拠だった?真犯人?北山さんを殺したのは島津先生でしょ?現行犯逮捕したって宇佐見さんが言ってたけど。
ふっ現行犯なんて言ってもね北山審議官が撃ち殺される瞬間は誰も見てないんだよ。
犯人は島津吾郎。
証拠はそろってる。
島津先生は犯行を認めてるんですか?捜査情報を教えられません。
ふふっ認めてないんだ。
もしこのまま強引に島津先生を犯人に仕立てたら警察は同じ間違いをすることになりませんか?だから彼は間違いなく…。
20年前の北山さんもそう思ったんですよね。
そしてえん罪事件を生んだ。
過去のえん罪をごまかすために新たなえん罪を生みだそうとしてる。
怖いねぇ〜警察ってねぇ〜。
他に真犯人がいるならの話でしょ。
事件のとき宇佐見と一緒だったんですよね。
それならあなた方2人が一番よくご存じのはずだ。
島津以外に北山審議官を殺せた人間はいない。
じゃあ笹井先生また。
あの笹井先生。
ごめんなさい今から解剖なの。

(録音した音)
(録音した声宇佐見)島津先生とイメージ・エレクトリック社上層部との癒着についてです。
(録音した声)まさか…島津先生が?
(録音した音)バン!
(回想)今の…。
銃声です。
(録音した声宇佐見)私が行きます。
お2人はここに。
また聞いてるんですか?
(録音した声宇佐見)警察に通報してください。
斑鳩の言うとおりかな〜。
宇佐見君が駆けつけるまでの僅かな時間に真犯人が島津先生に銃を持たせて逃げるなんてまず無理だったね。
MRI室から人が出てきたら僕らが気付かないわけありませんしね。
何度聞いても聞こえるのは銃声と僕らの会話とモーツァルトだけだ。
あっ違いますよ。
何が。
白鳥さんもあれですね。
クラシックだとモーツァルトって言っとけば大体合ってるって思ってるタイプでしょ。
そういう知ったかぶりは恥かきますよ。
はぁ?これはロシアのショスタコーヴィチの曲です。
あのねグッチー。
友野さんは大のモーツァルト嫌いでした。
えっ?
(友野)ショスタコーヴィチは旧ソビエト時代国家の圧力と懸命に闘いながら曲を作りつづけた魂の芸術家ですよねぇ。
それをあの能天気に才能だけでさらさら曲を書き上げたアマデウスと間違えるなんて…。
だから第二MRI室にモーツァルトのCDなんてあるわけないんです。
それがほんとなら友野君と音楽について話をしなくてよかったよ。
えっ?だって僕モーツァルトのウルトラスーパーファンだから。
天才アマデウスの大ファンから言わせていただくと…。
(録音した音)この曲は間違いなくモーツァルトのピアノ協奏曲20番だ。
でも友野さんは…。
ちょっとMRI室に行ってみようか。
やっぱりモーツァルトのCDなんてありませんよ。
ほんとにあれモーツァルトなんですか?くどいんだよグッチー。
間違いないって。
その中にあの日流れていた曲が入ってるCDはない。
警察が押収したんですかね。
押収するならCD全部持ってくでしょ。
あっですよね。
あの日誰かがあの曲の入ったCDを持ち込んでかけて事件のあとにこっそり持ち去ったんだよ。
何のために?モーツァルトのCDには入っていてショスタコーヴィチのCDには入っていなかったある音を外にいた人間に聞かせるためだよ。
(録音した声)島津先生が?
(録音した音)
(録音した音)バン!銃声?そう。
1発目の銃声があったから僕らはあれが北山審議官が撃たれた瞬間だって思い込んだ。
でもあの銃声がCDに録音されたうその銃声だったとしたら?あぁ…北山さんはもっと前に殺されていた可能性が。
それどころかどっか別の場所で殺された可能性だって出てくるよ。
犯人は北山審議官の遺体を運んで縦型MRIに座らせ銃声入りのCDをかけて逃げた。
それなら僕らが犯人の姿を見ていなかったとしても不思議じゃないよね。
(録音した声宇佐見)島津先生とイメージ・エレクトリック社上層部との癒着についてです。
(録音した声)まさか…島津先生が?
(録音した音)バン!今の…。
銃声です。
私が行きます。
お2人はここに。
警察に通報してください。
はい。
わかった。
あっ…。
何やってんだよおい。
もしもしこちら東城医大。
MRI室で銃声がしました。
パトカーお願いします。
えっ?名前?僕の…。
心療内科医の田口と…。
・バン!はっ…急いでお願いします。
犯人はこの部屋でいつもクラシックがかかっていたことを知っていた人間だ。
(ナレーション)
Ai死亡時画像診断。

遺体をCTやMRIにかけること。

ずさんな死因究明制度に光を当てるべく設立したAiセンターを巡りこんな不可解な事件が起こるなんて誰が予想できただろうか。

(ドアの開閉音)話を聞かせてもらいましょうか。
(島津)聞きたいのはこっちだよ。
ここどこなんだ?俺が容疑者だとか言ってたけど。
そんなら何でこんな所に軟禁する。
何で警察庁のあんたがわざわざ尋問しにくんだよ。
あなたが銃を手にしていたところを見た人間がいます。
確かにあの日俺は北山さんと話した。
でも途中で意識を失って後のことは何も覚えてない。
どうせつくならもう少し上手なうそにしたほうがいい。
弁護士を呼べよ。
その権利はあるはずだ。
先生の部屋から大量のモデルガンが出てきましたよ。
ひとがどんな趣味持ってようが勝手だろうが。
あなたの手から硝煙反応も出た。
線条痕も一致した。
今ある証拠だけで十分逮捕送検できます。
ならしてみろよ。
弁護士を呼べ。
それまでは何も答えない。
また来る。
白鳥さんはどうしてる?銃声入りのCDをかけて逃げた。
そして誰にも気付かれずにCDを回収できた人間。
しばらく警官が見張ってたから出入りはできなかったはずですよ。
だよね。
あぁもしかしてこんな所に隠してあったりして!はぁ白鳥さん。
ははっ。
あっ。
あれ?何?これ。
けっこう広いじゃない。
ほんとだ。
グッチーちょっと入って見てきて。
えっ?僕がですか?えっだって暗いし怖いし入り口ちっちゃいしどう考えても君の仕事だよ?いやと…そん…。
はぁ…白鳥さんこっちにもドアが。
ドア!?どっかに出られそう?ガチャ!ガチャガチャ!だめですね。
鍵がかかってるみたいで。
んなこと言ってないで強引に開けろよ!おら!いや…そう言われても。
ガチャガチャ!全くもう…。
ガチャガチャ…!あっ痛っ。
照らせよ!僕の足元を。
あぁ…ははっ。
もうどけどけほら。
ガチャガチャ…!ちょっと…はぁ。
ドン!あっ!もう先出ますよ。
おい!ちょっと懐中電灯持っていくな!あぁ。
はぁはぁ…。
ドン!ドン!・ドン!何であんなに怒ってるんだろ。
宇佐見さん。
大丈夫ですか?大丈夫とは?言ってましたよね。
北山さんは父親のような存在だったって。
そんな大事な人を亡くしても冷静に捜査しなきゃいけないってけっこう大変なんじゃないかなって思って。
普通の人はどうするんですかねこういうとき…。
えっ?泣くんでしょうか?でもこの先私が北山さんのために泣くことはないでしょう。
どうして?命令だからです。
いついかなるときも感情は殺せ。
上司の命令を遂行しろ。
それが北山さんの教えだからです。

(ドアの開閉音)はぁ〜何で扉閉めていくかな。
おっ?宇佐見君今日は何の用?北山さんの遺体を引き取りに。
今夜通夜を行ないますので。
何時からどこで?19時日比谷斎場です。
失礼します。
あの…。
それでも一度くらい泣いたほうが少しは楽になるかも。
私が涙を流すのは警察官を辞めるときです。
・コンコン!
(ノックの音)笹井先生いる?
(須賀)食事に出てますけど。
どうしたの?それ。
参りましたよもう〜。
何かドンドン!って音がして本が全部落ちてきちゃって。
音?ええ。
この壁の向こうから誰かがふざけて蹴ったみたいな感じで。
あっ…。
須賀君その壁の奥どこの部屋か知ってる?いいえ知りません。
その音がしたのいつ?ついさっきです。
間違いないよグッチー。
ちょっとどいて。
どうしたんですか?グッチーこっち持って。
はい。
何してるんですか2人共。
くっ!うぅ…。
あっ痛い痛い痛い…!ちょっと!このドア開けたことある?いえ一度も。
ガチャ!須賀君鍵。
はっ?いやこれ開ける鍵貸して!鍵?この中のどれかでしょうけど。
ふだん使ってない鍵は?このへんですかね?ちっ!あぁ〜違うなぁ。
ちっ!あぁ〜これも違う。
カチャ!あっ…。
よし。
あっ…。
はぁはぁ…。
白鳥さん間違いありません!MRI室と法医学教室はその扉でつながってます。
あぁ…。
北山さんのご遺体は?もう斎場に?島津は今どこですか?はぁ〜質問に答えろ。
今そろってる証拠だけで十分逮捕できるはずですが。
銃の入手経路がまだわかっていない。
そんなもの私に調べさせてもらえればすぐにでも。
お前は北山さんの葬儀のことだけを考えろ。
今はそれが一番だろう。
ですが。
宇佐見!これは命令だ。
(三船)東城医大の建物自体増築に増築を重ねておかしな作りになってるんですね。
私も初めて知りましたが。
CT室の隣に第一MRI室第二MRI室と順に増設されてます。
それでこことここがつながったんですね。
これで一歩前進だね。
第二MRI室は密室なんかじゃなかった。
真犯人は僕らが銃声を聞いたより前に北山さんを殺し時間をごまかすためにCDを入れて逃げ…。
そのあとこっそりCDを回収した。
あのこれで島津先生の容疑は晴れるってことですか?その可能性は高いでしょうねぇ。
はぁ〜良かった〜。
あぁ〜。
いや東城医大関係者が警察官僚を殺すなんて本当に今度こそ終わりだと思いましたこの病院は。
まあでも新たな容疑者が出来ちゃったってことにもなるんですけどねぇ東城医大関係者の。
(三船)えっそれって…。

(三船)ちょっと!誰なんですか?一体。
あの…まだあくまで可能性の話ですから。
とりあえずご本人からじっくりと話を聞いてみようかグッチー。

(ドアの開閉音)・笹井先生!見つけちゃいましたよ〜あのドア。
へっ?ドアですよドア。
何の話?まったまたとぼけちゃって。
友野君と北山審議官2人の人間が相次いで殺されたあの部屋に続く開かずの扉のことですよ。
聞きたいことがあるならもっとわかりやすく質問して。
何の扉?ふ〜ん。
あっそういえば先生斑鳩さんはあんなこと言ってたけどほんとのところどうなの?いや笹井先生と斑鳩さんの関係は。
彼の言ったとおりだけど。
恋人同士!?見えない?ぜ〜んぜん見えない。
だったらどう見えるの?笹井先生が警察庁の斑鳩を利用するために男と女の関係を続けてる。
あっひょっとすると逆かなぁ〜。
ふっ利用されちゃってるのは笹井先生のほうだったりして。
バン!あぁ〜はっ。
笹井先生でも男のこと言われて怒ったりするんだねぇ〜。
女の人に殴られるの好きですねぇ。
ちゃんと話を聞く約束でしょ。
怒らしてどうするんですか!はっだってそれが僕の仕事でしょ〜。
笹井先生!ひとのプライベートほじくり返して何が楽しいの。
知りたいだけです本当のことを。
亡くなった2人のために…。
先生と同じです。
先生も亡くなった人の代わりに解剖で真実を知ろうとしてるんですよね?
(スミレ)若い頃父の法医学教室に研修で勉強しにきたことがあったの。
斑鳩さんが?私はまだ医学生だった。
そのころから何となく会うようになって父が死んだときには何にも言わずにそばにいてくれた。
考えられないでしょ?はぁ〜ですね。
でもね最近思うときがある。
彼は今私を利用してるんじゃないかって。
北山さんの解剖だって…。
やっぱり…何か引っ掛かる部分があるんですね。
ちょっと気になることが。
今調べてるの。
はっきりしたらきちんと報告するわ。
警察にも先生たちにも。
はぁ…安心しました。
前に先生自分は警察に近い立場っておっしゃってたから。
法医学者は司法解剖するけど警察のしもべってわけじゃない。
死因究明のために全てにおいて中立でいないと。
わかりました。
じゃあ待ちます。
あっできれば明日中にわかるとうれしいんですけど。
いいの?そんなに簡単に信じて。
えっ?容疑者でしょ?私。
あぁ…いいんです。
疑うのは僕の仕事じゃないんで。
ふっはははっ…。
そっか田口先生には疑うのが得意なパートナーがいるもんね。
はい。
だから僕は基本逆の方向で。
どちらかは正解に突き当たる。
はい。
ははっ。
ふふっ。
(宇佐見)銃の入手経路私に調べさせてください。
宇佐見場をわきまえろ。
犯人は間違いなく島津です。
1日でも…。
感情的になるな。
(宇佐見)私は冷静です。
ですから捜査に。
ううん…。
何度も言わせるな。
これは命令だ。
今は北山審議官をきちんと弔うことだけを考えろ。
捜査には一切口を出すな。
命令…。
ふっははっ…冗談じゃない。
私に命令できるのは今も北山さんただ1人です。
・仲間割れですか〜?立ち聞きなんて趣味が悪いですね。
いやよく言われるんですよ〜。
なぜか僕が立ち止まるとそこで誰かが重要な話をしているという。
もう付いてるのか付いてないのかどっちでもないのか…ふっ。
おっグッチーこっちこっち。
笹井先生先ほどはどうも。
どうも。
通夜に来ていただけるのはありがたいですがいいんですか?残りは明日1日ですよ。
大丈夫ですよ。
いろいろとわかってきたこともあるし。
ねぇ〜グッチー。
えっ?あっ…はぁ。
それより島津先生は元気なんですか?自白を強要したりしたら後で大問題になりますよ。
ずっとだんまりですよ彼は。
あぁ〜ただ1つだけ島津先生が気にしていたことが。
白鳥さんはどうしてる?Aiはしたのか?北山さんの遺体だよ。
Aiしなかったのか?島津先生は本当にAiがお好きらしい。
(スミレ)しておけばよかったわね。
Ai。
今回のケースは参考にできたかも。
あっそれなら。
(須賀)ちょ…田口先生。
あっ!須賀君?いえ…。
したの?Ai。
絶対ないしょにしててくださいよ。
(神田)笹井先生の許可ちゃんと取ってきたんでしょうね〜。
すいません。
僕らが強引に頼んだんです。
須賀君は何も悪くないっていうか…。
(スミレ)画像は?誰が見たの?あっ…。
脳に突き刺さった弾丸がはっきり写ってましたよ。
それで他に何か?えっ?残念ね。
こんなときこそ島津先生がいればね。
それどういう?
(スミレ)Aiの専門家として島津先生の意見が聞きたかったってこと。
聞きたいって何をだ?行くよグッチー。
えっ?いいからあと30時間ないんだから走れ!痛っ!北山審議官の画像は…。
そこに何か写ってるんですか?そう。
島津先生なら気付くことができたかもしれない何かがね。
あったこれだ。
どこだ?どこに…。
あれ?白鳥さん。
あっ。
(読経)
(マナーモード)はい。
白鳥さん。
今すぐ東城医大に来てくれませんか。
えっ?ちょっと見てもらいたいものがあるんですよ笹井先生に。
もしかすると先生が気にしていた謎がこれで解けるかもしれない。
わかった今すぐ戻る。
先生病院戻るんですか。
うん。
はぁ〜。
白鳥は何て?
(スミレ)須賀君。
悪いけどタクシーとめておいてくれる?わかりました。
何を見つけたんだ?彼は。
さあ。
ただ私の意見を聞きたいって。
急ぐから。
スミレ。
20年前のえん罪事件の報道を打ち消すためにまた新しいえん罪を生みだすの?だから…。
Aiセンターを潰してほしいと思ったけどこんな方法でじゃない。
でも忘れてた。
斑鳩さんは警察の人なのよね。
警察の情報を操るのが仕事だもんね。
法医学者は警察のしもべじゃない。
父が何度も言ってた。
覚えてる?何かわかったら正式な書面にしてご報告します。
わかった。
失礼します。
確かあったはずなんだよ。
頭を撃たれた別の人間のAi画像が。
あった。
やっぱりねぇ〜。
何なんですか?一体。
写ってないんだよ。
えっ?北山審議官の画像には写っているはずのものが写ってない。

(スミレ)見せたいものって何?これ。
北山審議官の頭のCT。
銃弾がここ。
脳幹部を破壊してる。
これが死因ってことで問題ないよね?
(スミレ)ええ。
解剖所見と一致する。
だよねぇ〜。
この銃弾が死因で間違いない。
だから僕はここしか見てなかった。
銃弾は左目から入ってここで止まってる。
本当ならこの弾道の周りに写ってるはずなんだよねぇ〜。
何が?この人と同じものが。
これは?弾丸を撃ちだすための火薬だよ。
CTで撮れば弾道の周囲に写るはずなんだよね。
でも北山審議官の画像にはその火薬が写ってない。
どうして?笹井先生。
そろそろ聞かせてもらえるかな?北山審議官の解剖のとき先生の手が一瞬止まったんだけど。
あれはどうして?
(スミレ)銃から発射された弾は回転しながら直進する。
(スミレ)弾の先端が組織に押されることで後ろ側は大きく回る。
だから射創管は弾の直径よりも大きくなる。
でも北山審議官の傷は違ってた。
(スミレ)どの場所でもほぼ同じ大きさだった。
目から入って脳幹を直撃するという特殊な弾道だったしMRI自体も特殊な場所でしょ。
磁場が働いているし。
だから射創管も普通とは違ってるのかもって。
それで調べてたんですか。
(スミレ)MRIの中で銃殺された人の事例なんて海外を探しても見つからなくて。
いろいろ調べたけど結局傷が広がらない理由は見つかっていない。
でもこの火薬の写っていない画像と照らし合わせて考えればその理由はわかるよね?そうね。
理由は1つ。
(スミレ)この弾丸は拳銃から発射されたものじゃないから。
じゃあどうやってこの弾を?それはこれから。
でもこれだけは言えるかな。
北山審議官が島津先生に銃で撃ち殺されたという警察の判断は間違いなく間違いだ。
・「アリアドネの糸」・
(ドアの開閉音)弁護士は?そんなものは待つだけ無駄ですよ。
我々は仲間を殺されたんです。
作法どおりの捜査ってわけにはいきませんよ。
あっそうだ。
良かったですね島津先生。
白鳥さんたちAiしてくれてたみたいですよ。
ほんとか?何も見つからなかったようですけどね。
肝心なときに…役に立ちませんねAi。
そんなことはない!ちゃんと見てないだけだ。
Aiの画像を見りゃわかるんだよ。
何が?北山がほんとはどうやって殺されたかだよ。
ふっ…。
火薬だ。
火薬が写ってないはずだ。
あの弾は銃で撃ったんじゃ…。
島津先生。
あなた事件のとき意識がなかったって言ってませんでしたっけ?なのに殺害方法をご存じだとおっしゃる。
こういう証言を我々が何と呼ぶかご存じですか?秘密の暴露…つまり犯人しか知りえない情報。
誰がどうやってこの弾を。
どうやったんだろうねぇ〜。
ちょうど12時か。
僕らに残された時間はあと24時間だよ。
この場所で誰が何をしたのか。
島津はゆうべ口を割りましたよ。
何か見つかりましたか?調子に乗るのもいいかげんにしろよ。
そこを撃ったらクエンチが起きる。
爆発しますよ。
あなただったんですか。
黙ってないで答えろ!答えてください!
(サイレン)
(隊員)明真大学ですか?急患の受け入れをお願いします!男性70代ショック状態。
バイタルは…。
えっ?無理?2014/03/10(月) 14:57〜15:53
関西テレビ1
チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸 #06[再][字]【伊藤淳史 仲村トオル】

「疑惑の弾丸…完全犯罪のメロディー」
伊藤淳史 仲村トオル 小西真奈美 高橋克典

詳細情報
番組内容
 北山(尾美としのり)の遺体を解剖中、笹井(小西真奈美)の様子がおかしかったことに気づいた白鳥(仲村トオル)は笹井を追及。笹井にも北山を殺す動機はあると疑いをほのめかし、真犯人にとって不利益な証拠を見つけたのではないかと揺さぶりをかける。これには答えない笹井だったが、このままでは20年前の事件と同じ冤罪を生むという田口(伊藤淳史)の言葉に動揺を見せる。
番組内容2
 斑鳩(高橋克典)が田口と白鳥に与えた島津(安田顕)逮捕までの猶予はあと2日。島津の容疑を晴らそうと事件発生時の音声を聞き直していた田口と白鳥は、MRI室にあるはずのないCDの曲が流れていたことに気づく。白鳥は犯人が曲と一緒にCDに録音した銃声を流し、殺害時刻を偽装したと推理。犯人が銃声よりも前に北山を殺して島津に罪を着せ、現場から逃げたのではないかと考える。
番組内容3
 犯人がMRI室に隠したと思われるCDを探す田口と白鳥。そんな中、2人は荷物の陰に隠されていた扉を見つける。その奥には、東城医大に勤める田口すら知らない“部屋”があった…。
出演者
伊藤淳史 
仲村トオル 
小西真奈美 
福士誠治 
市川知宏 
中村靖日
 ・ 
名取裕子 
林隆三
 ・ 
利重剛 
安田顕 
尾美としのり 
高橋克典
原作・脚本
【原作】
「アリアドネの弾丸」(海堂尊著/宝島社刊)
【脚本】
後藤法子
監督・演出
【演出】
今井和久 
星野和成 
小松隆志
【プロデューサー】
豊福陽子(関西テレビ) 
遠田孝一(MMJ) 
八巻薫(MMJ)
音楽
羽岡佳 
妹尾武
【主題歌】
Do As Infinity『アリアドネの糸』
ご案内
「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」は毎週火曜よる10時から放送中です!

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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