(め以子)お姉さん私今日戻ってもええですか?
(ハナ)あの〜電車すぐには乗られへんと思いますよ。
みんな戻ってくるし私あそこおらんと。
(和枝)あんさんこれから向こうでどないして暮らしていかはるおつもりでっか?ここで暮らしてたみたいにいうか。
蔵住んで。
蔵のうなってたら小屋建ててもええし。
畑やって。
それでとりあえずは生きていけるし。
ほなそうしはったら。
ホンマにお世話になりました。
食料こんなに。
野菜の種まで。
これだけあれば畑出来るまで食べていけます。
そない思うんやったら二度と世話かけんとっておくんなはれ。
はい。
ほな失礼します。
二度と戻ってこんでええで〜!落ち着いたらお礼に伺います。
いけずしはりますね。
そうでっか?西門の奥さん市内どないなってるのんか分かってはらへんのと違いますかね。
まあ大丈夫でっしゃろ。
一番きつい暮らしに黙々と耐えはったんやから。
・「突然偶然それとも必然?」・「始まりは気付かぬうちに」・「予報通りいかない模様」・「そんな時こそ微笑みを」・「ポツリポツリと町の色変わってゆけば」・「傘はなくとも雨空に唄うよ」・「どんな君でもアイシテイル」・「顔を上げてごらん光が照らす」・「涙の河も海へと帰る」・「誰の心も雨のち晴レルヤ」・「雨のち晴レルヤ」
(希子)ちい姉ちゃん!希子ちゃん。
ああ〜よかった。
ああ〜。
もう…もうあのあとどないなったんかなと思ってて。
ごめんな心配かけて。
よかった。
(川久保)お姉さん。
啓司さん大丈夫やった?川久保のおうちの方は。
大丈夫でした。
・川久保君ちょっとええか?はい。
ほなすいません僕は。
あっほな。
忙しそうやね。
うん。
修理もあるし。
放送内容も変更変更で。
びっくりしはったでしょう。
市内えらい事になってて。
亡うなった人そのままんなってた。
そんな状態やから気持ちは分かりますけどもうちょっと落ち着くまでお姉ちゃんのとこいはった方がええんと違いますかね?みんなどうしてる?ふ久ちゃんは無事や思いますよ。
大ちゃんは?ちゃんと大きなってる?特に何も聞いてませんし大丈夫なんちゃいますかね。
諸岡君は?諸岡君も泰ちゃんも多分内地にいる可能性が高いと思いますけど。
大阪の連隊に聞きに行ったら分かるやろか?あの今はもう…みんなもう…ホンマにそれどころやない思います。
とりあえず行ってみるだけ行ってみるわ。
悠太郎さんの事もあるし。
ちい姉ちゃんは夜の汽車で戻って下さい。
せやけどうちの事もあるしな。
・川久保さ〜ん!ええ加減早う戻って下さい。
あ…忙しいのに悪かったな。
いや…あの…。
あのこれ少ないけど。
おおきに。
ほなまた。
ちい姉ちゃんお願いしますよ戻って下さいよ。
ねっ。
うん分かった。
ほなまたな。
あのここは軍の…。
(物音)えっえっ?ああ…。
これ少しですけど…。
あの〜安否の確認ですか?はい。
私も行くところなんです。
入り口はこちらですよ。
はい。
あの…。
おおきに。
嫌っ!やめ…やめて!やられた…。
まだ誰も戻ってないか。
開いてる…。
え?軍用品?
(足音)ああ〜!室井さん…。
(室井)めいちゃん?室井さん。
めいちゃん!何でここに?めいちゃんもう戻ってきたの!?戻ってきたの!?コークス。
造兵廠の倉庫行ってきたんだよ。
結構いいお金になるんだよ。
それええんですか?今食べてくためにはしかたないんだよ。
それぐらいは当たり前っていうかね。
あっ食べもん。
(室井)えっ?はいどうぞ。
いや…そっちの方が大きいですよ。
頂きます。
頂きます。
うん!馬介さんてどうなさってるか…。
ああ桜子ちゃん宛てに店焼けて疎開したって手紙来てたよ。
…そうですか。
源ちゃんとか商店街の人らはこっちいてはるんですか?さあ?ちょっと…。
桜子のとこは?お母さんは?うん。
みんな元気だと思うよ。
何で室井さんだけ…。
桜子ちゃんにいきなり追い出されたんだよ。
焼け跡で…焼け跡で御飯くれる人なんて誰もいなくてね。
やっと…僕に御飯くれる人が…。
ごちそうさまでした。
ごちそうさんでした。
ごちそうさまでした。
ごちそうさんでした。
ごちそうさまでした。
ごちそうさんでした!ごちそうさまでした!ごちそうさんでした!
(室井)ごちそうさまでした!ごちそうさんでした〜!
(室井)ごちそうさまでした〜!ごちそうさんでした!ごちそうさまでした!ごちそうさん…でした〜…。
戻るって言いはりましたよね?2014/03/10(月) 12:45〜13:00
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 ごちそうさん(133)「いもに見ていろ!」[解][字][デ][再]
め以子(杏)は和枝(キムラ緑子)の家で終戦を迎える。西門家に戻り家族を待つめ以子を和枝は送り出す。希子(高畑充希)との再会を喜ぶが和枝の元に帰るように言われる。
詳細情報
番組内容
昭和20年8月。め以子(杏)は、和枝(キムラ緑子)の嫁ぎ先で終戦を迎える。そして、大阪市内の西門家に戻って家族を待とうと決意する。戻ってすぐ、放送局で働き続ける希子(高畑充希)や啓司(茂山逸平)と再会し、無事を喜び合う。だが、希子は市内の治安が悪いことを理由に、和枝のもとに帰るように勧める。それでも大阪に残ることにしため以子は、見知らぬ軍人についていくうちに男たちに取り囲まれてしまう。
出演者
【出演】杏,キムラ緑子,高畑充希,茂山逸平,山中崇
原作・脚本
【作】森下佳子
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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