NHKニュース おはよう日本 2014.03.25

日本時間きょう午前2時半過ぎから開かれた、G7・先進7か国の首脳会合。
ロシアをG8から締め出し、G7の枠組みに戻すのか。
編入を宣言したクリミアで、軍や治安機関を完全に掌握したロシア。
各国の結束を図り、ロシアへの制裁の強化を目指すアメリカ。
G7の首脳会合では、ロシアのG8への参加を停止することを決定。
その意味するところは。
このあと詳しくお伝えします。
G7の会合で発表されたハーグ宣言。
ロシアによるウクライナ南部のクリミアの編入を非難し、承認しないとしたうえで、ことし6月の、ロシアでのG8サミット・主要国首脳会議には参加せず、ロシアが方向を変更し、G8で意味のある議論を行う環境に戻るまで、G8への参加を停止するなどとしました。
そしてロシアが、引き続き現状をエスカレートさせる場合、ロシア経済にさらに重大な影響を与える、強調された分野別の制裁を含む行動を強化する用意があるとしています。
また、G7の首脳は、ロシアのソチでことし6月に予定されていたG8には出席せず、ブリュッセルで改めてG7の会議を開き、ロシアへの対応について協議することで合意しました。
では二村解説委員に聞きます。
二村さん、このロシアのG8への参加停止、そしてG7の首脳が、ロシアでのG8には出席しないという、この決定は厳しいものといえるんでしょうか?
当面はロシアをG8から排除するという形ですよね。
ただこれは、6月にもう一度、G7で協議をして、今後について検討するというものでして、永久にロシアをG8から締め出すというわけではないんですね。
ですので、当初予定されていたものよりは、若干、緩いものなのかなと。
今のG7としては、これがぎりぎりのところだったということなんだと思うんですね。
といいますのは、イギリスのキャメロン首相は、ロシアをG8から永久に追放するべきだという、厳しい措置を主張していたんですが、そのG7の中でも、そこまではやり過ぎではないかという慎重な声も多かったんですね。
温度差があったんです。
といいますのは、ロシアをG8から締め出してしまうとなりますと、今度はロシアがG20の枠組み、あるいは中国との関係強化に外交の重心を移しかねません。
そうなると、G7としてはロシアとの溝がさらに深まってしまうわけですね。
そうなると決してG7としても得策ではありません。
むしろ、ロシアとのパイプを閉ざさずに、今のG8の枠組みを残したほうが、得策だと考えたということがいえますね。
それともう一つなんですけれども、ヨーロッパの国々、特にドイツやフランスは、ロシアとの経済的な関係も深いんですね。
それだけに、ロシアに対してまだ厳しい措置を取れなかったということがいえるんじゃないでしょうか。
そういう事情があるんですね。
一方、ロシアはここまで強気の姿勢を示してきましたが、ロシアにとって、今回の決定の受け止め、どうでしょうか?
G8に関しては、早速ラブロフ外相が、ハーグでアメリカのケリー国務長官と会談後に話をしているんですけれども、ここではG8が開催されなくても問題ないと述べているんですね。
G8の形式にこだわらないという姿勢を示しているんです。
ロシアはプーチン大統領も、すでに同様の発言を、G7の会議の前にしているんですが、決して強がりではないというように思います。
ロシアにとって重要なのは、国連安全保障理事会の常任理事国であるということですね。
そちらのほうがあるかぎりは、G8のメンバーでなくても、政治的にさほど痛手ではないと認識しているんではないでしょうか。
むしろ、新興国が台頭して、G20の存在感というのが年々高まっていますので、G8の存在意義が問われてきたわけですね。
そうした中でロシアが抜けてしまいますと、かえって、むしろG8のほうが存在感が低下してしまうということになりかねないわけです。
私もロシアがG8に正式なメンバーとなった1998年なんですけれども、そのときから7年間、G8の首脳会議を取材してきたんですけれども、当初はロシアとこのG7との協調関係というものがかなり重視されていたんですね。
ただ今、状況が大きく変わってきてしまっています。
それから各国は、むしろG8以外にも国際的な枠組みというものを非常に持っていますので、むしろ日本が一番このG8というものに対して、力を入れているんではないかというように思います。
そうした意味では、G8の枠組みが今後、維持されるということは、日本にとってもいいことではないでしょうか。
そして制裁についてですが、現状がエスカレートする場合ということなんですね。
そうですね。
今すぐに制裁を強化するというわけではありませんで、これ以上、事態が悪化した場合、つまり事態が悪化したというのは、どういうことかということですよね。
ロシアがクリミアだけではなくて、ウクライナに介入をするといったような事態になればということなのかもしれないんですけれども、現時点では、ロシアもそこまではしないと言っているわけですね。
ですので、これから先、どんな事態になるのか予想できないだけに、こういった表現になっているのかもしれないですね。
プーチン大統領におきゅうを据えたいと、なんだけれども、制裁は逆に自分の首を絞めかねないだけに、慎重な声が多かったということなんですね。
今の時点では、これだけの制裁にとどめておきたい。
つまり、今言っている制裁というのはあまり痛手にはならないんですね、ロシアにとっても。
それは先ほど言いましたけれども、逆にヨーロッパの国々にとってみますと、ロシアとの関係が深い、また例えば天然ガスですと、3分の1がロシアに依存しているということもありますので、そういった点では、あまり制裁を強化し過ぎると、自分の国にはね返ってしまうということがあるわけなんです。
こうしたヨーロッパに対しまして、アメリカのオバマ大統領、強気な姿勢を示していたわけなんですけれども、これも中間選挙を、ことし11月に控えているということもあって、弱腰だといった批判を浴びないためには、強く出る必要があったというように見られているんですね。
ロシアとの対立が深まりますと、オバマ大統領が就任のときから掲げてきました核軍縮ですね、さらにはシリアの内戦、あるいはイランの核交渉、こういったところでロシアの協力が得られなくなる。
それだけに決定的な対立というのは避けたかったという思惑も、アメリカにはあるわけですね。
特にアメリカなんですけれども、高い代償を払うだろうと、ロシアを批判してきたわけなんですけれども、一方で、軍事的な行動は起こさないと、オバマ大統領ははやばやと表明していましたよね。
ほえるだけでかまないと、犬に例えて、オバマ大統領をやゆする見方も出ているほどなんですけれども、こうした制裁についても、各国の足並みの乱れ、それをプーチン大統領もそれを見透かしていたんではないかというように、いわれているんですね。
二村解説委員にはまた後ほど聞きます。
ここからは、日本の対応についてです。
安倍総理大臣はG7首脳会合で、力を背景にした現状変更は、断固として許すことはできないと述べました。
では、ハーグにいる原記者に聞きます。
原さん、安倍総理大臣、なぜロシアの対応に批判を強めたんでしょうか。
中国の存在が念頭にあるからです。
中国は東シナ海や南シナ海で海洋進出を強めていまして、沖縄県の尖閣諸島の周辺海域への、領海侵入を繰り返しています。
政府内では中国の軍事費が遠くない将来、アメリカの軍事費に追いつき、東アジアでの影響力を今後さらに強めることになるという懸念が出ています。
安倍総理大臣としては、仮にここでロシアに対し、国際社会が強いメッセージを出せなければ、沖縄県の尖閣諸島を巡っても、同様の事態が起きかねないという危機感があります。
安倍総理大臣が今回の会合で、この問題はウクライナの問題にとどまらず、特にアジアなど、国際社会全体の問題だと強調したのも、中国をけん制するねらいがあったものと見られます。
そうなんですね。
そうした中で、政府は今後、どのように対応していくんでしょうか?
政府は、ロシアの対応に変化がなければ、新たな制裁を行うことも検討しています。
ただ、経済的な結び付きも強くなっていますので、政府としましては、ロシアとの関係を決定的に悪化させたくないというのが本音で、安倍総理大臣は対話を継続することや、ロシアを孤立化させないことの重要性も強調しています。
一方、政府関係者によりますと、今月、谷内国家安全保障局長がロシアを訪問した際や、ロシア経済界の代表らを東京に招いてフォーラムを開催した際に、水面下でアメリカ側から不快感が伝えられていたということです。
このため今後、ロシアに対して厳しい姿勢を打ち出すことに日本は積極的ではないと見られれば、同盟国アメリカなどとの関係が、ぎくしゃくする可能性もあります。
政府関係者は、今回の会合を踏まえまして、来月に予定されている岸田外務大臣のロシア訪問が中止になる可能性を示唆しました。
さらにロシアと欧米諸国の対立が長引けば、世界経済に影響が出るのは避けられず、日本経済の減速につながりかねないという懸念も出ています。
ウクライナ情勢は、日本の内政、外交全般にわたって影響を及ぼし始めていまして、安倍総理大臣が今後、難しい判断を求められる場面も予想されます。
ハーグから中継でした。
二村さん、このクリミアを巡る事態、今後は収束に向かっていくと見ていいんでしょうか、どうでしょう?
まだ分からないですね。
といいますのは、ウクライナ情勢を巡って欧米とロシアの関係なんですけれども、冷戦終結後、最大の危機、深刻な状況にあるといわれているわけですね。
それだけに、この双方、振り上げた拳をいかに下ろすかと、まだまだ時間はかかりそうですよね。
当面の焦点となりますのは、ロシアがどう出るかということだと思うんですね。
クリミアだけではなくて、ウクライナの東部、あるいは南部に介入するのではないかといった声も出ているわけなんですけれども、それをいかに抑えるかということだと思うんですね。
また欧米もロシアも、双方ともこれ以上、事を構えたくないというのが偽らざるところなんですけれども、特にウクライナというのはヨーロッパにとっても、ロシアにとっても緩衝地帯となってきたわけなんですので、この地域を分裂させてはいけないわけなんですね。
いかにこのウクライナの統一を保つかが、今後の当面の焦点ということがいえると思います。
先ほどのG7のハーグ宣言ですね、ここでウクライナに、OSCE・欧州安保…監視団を派遣する。
これをロシアも支持する姿勢を示したことを評価するという、文言があるわけなんですが、これ、今後に向けての前向きなシグナルといえるんではないでしょうか。
またG7としては、このウクライナの改革、大統領選挙などを支援していくことなどを打ち出しているわけなんですけれども、これ以上、混乱を避けるためにも、G7としてウクライナの政治、あるいは経済の安定にいかに取り組んでいくかということが、これから問われていくというように思いますね。
それからもう1点、ヨーロッパにとってなんですけれども、これからロシアへの、過度のエネルギー依存から脱却する動きというのが加速するというように見られますね。
そうなってきますとヨーロッパは、アメリカのシェールガスを今求める声が強まっているんですけれども、そうなった場合に、今度はロシアのエネルギーが極東のほうに来るという可能性もあって、決して日本は無関係ではないわけですね。
それともう1つは、ヨーロッパはこれを機に、安全保障の今の体制を見直すべきだという声も上がっているわけなんですけれども、アジアに目を向けたアメリカに、再びヨーロッパに関与してほしいと、もっと関与すべきだという声も今、上がり始めているんですね。
そうなってきますと、アメリカはアジアだけではなくて、ヨーロッパにも目を向けなくてはいけなくなる。
これも日本としても、決してひと事ではないですね。
ウクライナを巡っては、新しい冷戦ということばも、何度も聞かれますよね。
そうですね。
冷戦時代、これは政治的にも経済的にも、あるいは軍事的にも、東西両陣営で完全に真っ二つに割れていたわけなんですけれども、これだけグローバル化が進んでいますので、経済的な関係というのは非常に強いわけですね。
ですので、かつてのように全く2つのブロックに分断されてしまうということはないとは思うんですが、こういったようにロシアが、あるいはまだまだ中国などもいますし、そういった価値観の違いによって分断される危機というものは、これからも出てくるんではないでしょうかね。
そうなったときに、国際社会が問題をいかに解決していくかということで、今回の事態を見ますと、いかに国際社会といえども、問題を解決するのは難しくなっているのか、またアメリカが一極化の時代が終わって、今、多極化になっていて、影響力というものが大きく低下しているということを、今回見せつけたわけなんですけれども、これから先、新しい秩序が形成されていく中で、世界、国際社会が、こうした問題に対して、いかに取り組んで、いかに解決していくか。
そういう面で、これからの時代に対して今、国際社会がどう取り組んでいくか、まさに試金石であるということがいえると思うんですね。
それからもう1点ですけれども、今回、中国がウクライナ問題について、非常に慎重な立場を取っているわけですね。
これはもちろん、中国としては内政干渉しないという立場も1つあることですね。
そういう点では、ロシアに理解を示しているわけなんですけれども、もう1つは、分離独立の動き、これは中国は非常に警戒しているところでありまして、そういう点で、中国として、あまりみずから事を起こしたくない、静かに見守っているわけです。
こうした領土の問題について、国家主権を脅かす問題について、国際社会がどのように対処するのか。
これは、この極東アジアで、中国がこれから領土を拡張するかもしれないという、そういった動きに対して、国際社会が果たして動くのかどうかという意味もあって、中国は慎重に状況を見守っているといった状況なんですね。
ですので、今回のウクライナのこの危機、これはウクライナだけの問題、欧州だけの問題ではなくて、アジアも含めた世界全体の今後に関わる大きな問題ということがいえるんですね。
ここまで二村解説委員に聞きました。
次は、G7に先立って開幕した、核セキュリティーサミットについてです。
安倍総理大臣は、原発事故を経験した日本には、核セキュリティー強化を主導する責任がある。
私自身が先頭に立って取り組むと述べ、日本として積極的に取り組んでいく考えを強調しました。
核セキュリティーサミットの開会式。
安倍総理大臣はアメリカのオバマ大統領の横に座り、10秒余りにわたって会話を交わしました。
また安倍総理大臣は、韓国のパク・クネ大統領と握手し、ことばを交わしました。
1回目の全体会合には53か国の首脳クラスが出席し、安倍総理大臣は、核廃絶に向けた世界的な核不拡散・核軍縮のため、核セキュリティーの強化に、国内的にも国際的にも引き続き尽力する。
これは世界の平和と安定にこれまで以上に貢献するという、積極的平和主義の実践でもあると述べました。
その上で、原発事故を経験した日本には、核セキュリティー強化を主導する責任がある。
私自身が先頭に立って取り組みを進めると述べ、日本として積極的に取り組んでいく考えを強調しました。
そしてアメリカの協力の下で、茨城県にある高速炉臨界実験装置で使用してきた高濃縮ウランとプルトニウムを全量撤去することや、核物質の防護体制の強化に向けて、来年春までにIAEA・国際原子力機関のミッションを受け入れることなどを表明しました。
次は、行方が分からなくなっているマレーシア航空機についてです。
マレーシアのナジブ首相は昨夜、旅客機がインド洋の南の海上に墜落したという見方を示しました。
各国はこの海域の周辺を重点的に捜索し、機体の発見を急ぐ方針です。
昨夜、マレーシアのナジブ首相は緊急の記者会見を開きました。
この中でナジブ首相は、旅客機からの信号を受け取っていた、衛星を管理するイギリスの企業が、これまで得ているデータを、新たな方法で分析したところ、旅客機はインド洋の南に向かって飛行を続け、最終的な位置は、オーストラリアのパースの西のインド洋上だったと、結論づけたことを明らかにしました。
最終的な位置が陸地からかなり離れた海域で、着陸できる場所もないことから、ナジブ首相は、旅客機がインド洋の海上に墜落したという見方を示しました。
報告を受けた中国人乗客の家族の中には、泣き崩れる人の姿も見られました。
旅客機の捜索を巡っては、オーストラリアに続いて、中国やフランスも、インド洋の南の海域で、機体の一部の可能性がある物体を人工衛星が捉えたと発表しています。
ナジブ首相による発表を受けて、日本の自衛隊の哨戒機2機を含む、各国の捜索部隊は、旅客機が墜落した可能性のある海域の周辺を重点的に捜索し、機体の発見を急ぐ方針です。
東京電力福島第一原子力発電所の汚染水の処理設備、ALPSは、性能が大幅に低下するトラブルで停止していた処理を、きのう午後、再開しました。
ところがその後、タンクから水が漏れる別のトラブルが見つかり、再び処理を停止しました。
福島第一原発では、ほとんどの放射性物質を取り除くことができるとされる、試運転中のALPSと呼ばれる設備で、今月18日、3系統あるうちの1つの系統で処理性能が大幅に低下していることが分かり、東京電力は、3系統すべての処理を停止しました。
東京電力の調査の結果、問題の系統で汚染水処理の邪魔になる塩分を取り除くフィルターが十分機能していなかったことが分かり、同じフィルターに異常が見つからなかった残りの2つの系統は、いずれも、きのう午後1時ごろに、いったん処理を再開しました。
ところが昨夜7時ごろ、設備内にある、処理後の水をためて水質検査を行うためのタンクの側面から水が漏れているのが見つかり、東京電力は再開した処理を再び停止しました。
東京電力によりますと、水はタンクの側面にある、内部を洗うときなどに開けるふたの部分から1秒に1滴程度、合わせておよそ500ミリリットルが漏れましたが、ALPSの建屋の外には漏れていないということです。
東京電力は、水漏れの詳しい原因を調べたうえで、復旧作業を進めることにしています。
東京電力は来月以降、ALPSを本格運転に移すことを目指していますが、これまでにもポンプの故障などで停止するトラブルが相次いでいて、安定した運転ができるかが課題になっています。
さて、消費税率の引き上げまであと1週間です。
駆け込み需要も最終盤を迎えています。
日用品は最後の1週間が最も売れると見られていて、小売り店はこの需要を取り込もうと、準備を進めています。
横浜市の量販店に黒田アナウンサーがいます。
黒田さん。
5%から8%へ。
今がチャンス、まとめ買いがおすすめ!こちらの量販店では、今月からまとめ買い応援セールとして、店内の一部、このように特別なコーナーを設けています。
置いているのはビールや水、日用品など、10種類程度。
今、ちょうど開店前の陳列作業が行われています。
お邪魔しています、おはようございます。
売れ行きのほうなんですけれども、おとといまでの3連休、ふだんに比べて25%売り上げが伸びたということです。
中でも、こういった紙おむつやティッシュ、トイレットペーパーなど、紙製品はこれまでより4割以上売り上げが伸びているということです。
買い物カートに乗り切らないほど買う人もいるということです。
こちらの店舗では、会議室を急きょ、倉庫代わりにして在庫を用意してきました。
ただ、それでも追いつかないくらい、売り上げが伸びているということです。
こちらの店の店長、比嘉幸史さんです。
おはようございます。
おはようございます。
これまでの売れ行き、どう見てますか?
そうですね、予想以上に増税を前にした駆け込み需要というものがありまして、3月入ってから、前半は家電製品など高額品のお求めが多かったんですが、ここ最近では、こちらに陳列しているような、生活用品のお求めが急増している状況です。
これ、予想どおりですか?
いや、予想は、想定はしてましたが、かなりそれを超えた予想以上の売り上げになってます。
これ、何を買っていいか、どれぐらい買っていいか、悩むお客さんもいるんじゃないんですか?
そうですね、ただわれわれスタッフ一同、お客様が気持ちよくお買い物を楽しんでいただけるように、全力でサポートさせていただいております。
ありがとうございました。
最終盤の駆け込み商戦、3月31日まで続きます。
最後の最後まで駆け込み需要、続きそうですね。
お店も大忙しですね。
これまで駆け込み需要の中心は、住宅や家電製品などだったんですが、最終盤に来て、その傾向に変化が出てきています。
懸命に走る女性。
駆けつけた先は駐車場です。
売れた中古車を検査機関に運び、車検証やナンバープレートをもらう仕事をしています。
おや、また走ってますよ。
忙しそうですね。
これは、3月中に車を引き渡せるよう、1日に何度も往復しているそうです。
体力勝負ですね。
中古車は、メーカーから取り寄せる時間がない分、多くの場合、新車よりも早く車の引き渡しができます。
そのため会社では、駆け込み商戦の終盤が、売り上げを伸ばすチャンスと捉えています。
中でも軽自動車は、車庫証明の取得にかかる日数が普通車に比べて短いため、今週の駆け込み需要に期待しています。
どうですか、これ。
中古の軽自動車を主に取り扱っているこの会社では、今月の売り上げが去年に比べて、7割増加しました。
7割ですか、すごいですね。
さあ、かわってこちらは、フル稼働するカーテンの縫製工場。
新居に引っ越した人が今、インテリアに目を向け始め、カーテンの注文が殺到しています。
3月は土曜日の休みを返上して生産に当たるこの工場。
パートの職員を臨時に10人ほど増やして、なんとか納期に間に合わせたいとしています。
お客さん、待ってますからね。
頑張ってますね。
このカーテンの販売店。
1枚1万円のカーテンが、1日に130枚売れています。
売り上げは去年の5割増しだといいます。
懸け込みで当座のものを買う人が多い中、さらに先を見据えた消費の動きも出始めています。
百貨店の特設会場で行われたスーツセールの最終日。
ビジネスマン向けのスーツの中で注目を集めていたのが、これ。
あっ、夏物のスーツですね。
はい。
えっ、今から?
例年ですと5月から売れ出すものなんですが、前倒しでの購入が目立ちました。
どうせ買うなら、税率が上がる前にということですね。
ということですね。
さらに長く着られるワンランク上のスーツも人気です。
流行に左右されないデザインのものが、今月に入って4割も売り上げが伸びています。
あら、記念写真、かわいいですね。
そうなんです。
ここでも先取りの動きが出てきています。
入学式や入園式の一足前に記念撮影。
ほら、笑って、笑って!
消費税が上がる前に撮影しようというんですね。
3月中の撮影は、去年に比べて2割増えています。
写真館には、なんと七五三の撮影に来る人もいるそうなんです。
七五三?早すぎません?
そうですよね。
それでも皆さん、家計を守るために、あれこれ考えているということですね。
ということですね。
ただ、商品には消費期限など、期限のあるものもありますから、本当に必要なものはなんなのか考えて、計画的に買うことが必要かもしれませんね。
スポーツ、西堀アナウンサーです。
おはようございます。
センバツ高校野球ですね。
きのうの第3試合。
智弁和歌山高校と明徳義塾高校の対戦は、引き分け再試合寸前までもつれました。
延長にもつれ込んだ試合は12回。
智弁和歌山の山本。
明徳義塾、岸の速球に狙いを絞っていました。
ヤマをはれと指示されていた3番の一振りが勝ち越しホームラン。
待望の勝ち越し点を奪います。
明徳義塾も諦めません。
その裏、3塁1塁で尾崎。
馬淵監督から、スクイズもあるぞと耳打ちされていました。
スクイズだ!
2対2。
土壇場で追いつきます。
引き分け再試合、目前の15回、明徳義塾は満塁のチャンス。
まさかの幕切れでした。
明徳義塾が2回戦に進出です。
きのうの第1試合、智弁学園の岡本は1試合2本のホームランで、センバツの最多記録に並びました。
きょうの第3試合では、初出場の大島と最多38回目の出場、龍谷大平安が対戦します。
きょう注目するのは、その大島高校です。
こちら、鹿児島県の奄美大島にあります。
鹿児島市内までも船で10時間以上かかりまして、なかなか実戦経験が積むのが難しい中で、21世紀枠で選ばれました。
離島のハンデを乗り越えて頑張ってほしいですよね。
その大島高校、応援団が、島ではとても有名なんですが、甲子園に向けては、特別な応援団で臨みます。
50年以上続く、大島高校体育祭の応援合戦です。
出身地区ごとの対抗戦で行われ、伝統の衣装を着た応援団員が独特な動きを披露します。
学校始まって以来、初めての甲子園。
野球部を盛り上げようと、すべての地区で結成する特別な応援団が生まれました。
大島高校のこれまでの応援団は、地区ごとに6つありました。
こちらは島の中部から南にある、中南地区の応援、中南拍子です。
翼を広げたワシを表現する複雑な動きが特徴です。
こちらは、カツオ漁が盛んな奄美市上方地区の応援、カツオ節です。
一本釣りの様子を表すユーモラスな動きです。
しかし、今回結成にあたって、問題が浮かび上がってきました。
受け継がれてきた各応援団の動きは、地区によって違います。
団員たちは自分の出身地以外の応援も覚えなければなりません。
お互いに自分の地区の動きを教え合います。
みんな、初めての体験です。
毎日、昼休みを利用して動きを覚えていきます。
あー、お前、違う。
応援団の団長に指名された、秀岡裕治団長です。
甲子園での応援の全体構成を任されました。
ほかの地区の団員と一緒に、それぞれ地区の応援の中から、曲に最も合うものを選びます。
甲子園開幕まで1週間。
いよいよ吹奏楽の演奏に合わせる練習が始まりました。
この日までに、団員たちは各地区の動きを覚えてきました。
しかし、曲に合わせると、ふだんの3倍のスピードで動かないと間に合いません。
ああ、分からん、分からん。
待て、待て。
曲が始まっても動けないこともあります。
回数を重ね、なんとか動きも合ってきました。
秀岡団長も手応えを感じます。
この日、集まった応援団。
速い演奏についていくため、特訓をします。
手の角度、高さ。
伝統の型を崩すことなく、動きがそろいます。
仲間たちの団結した応援が、野球部を後押しし、甲子園での初勝利を目指します。
いやー、すごいですよ。
キレのある動きで、これ、スタンドでそろったら、圧巻ですよね。
そうですね。
楽しみにしましょう。
第3試合に登場です。
ここまでスポーツでした。
どうしたんでしょうか?健康のための情報をお伝えする、けんコン!上條アナウンサーです。
なんで座ってるんですか?
座って失礼します。
これは後ほど活躍するんですよ。
なので、まずはテーマです、こちら。
座ったままやるんですね。
出ましたね。
はい、けさのテーマはピラティスなんです。
よく聞きますけど、具体的にはどういうことやるんですかね。
ピラティスは、おなかの筋肉を意識的に収縮させながら行うエクササイズで、大きく呼吸をしながら、体幹のインナーマッスルに刺激を与えるというものなんですね。
そうすることで、姿勢の改善ですとか、ウエストの引き締めに効果があるといわれているんです。
で、こちら。
クルム伊達公子選手。
40歳を超えても、第一線で活躍なさっていますよね。
クルム選手もトレーニングに、このピラティスを取り入れていて。
ご本人?
これを紹介する番組にもご出演なさっていたんです。
きょうはそんなピラティスについて、ご紹介します。
5年前からピラティスを、大学の授業などに取り入れている、日本女子大学講師の澤田美砂子さんです。
ピラティスで大切なのが、おなかをへこます動作、ドローインといいます。
おへそを体の内側に引き込むようにして、腹横筋を引き締めて、おなかを上に引き上げます。
そして骨盤が地面に垂直になるように意識して、背筋はしっかり伸ばします。
おなかの回りの筋力が高まるため、姿勢の改善や、ウエストの引き締めなどに効果があるといわれています。
澤田さんによると、大学生にピラティスをやってもらって3か月測定したところ、18人中15人に、猫背や体のゆがみなどの改善が見られたということなんです。
おなかをへこませる、意識する。
体にはあまり負担がかからないかなと思うんですけれども、でも、こうやってマットを敷いてやるってなると、結構、簡単にはいかなそうですよね。
ちょっとね、気合いがいるかもしれません。
そんな方にぴったりなのが、私が最初に持ってきた、このいすなんですね。
ひざや腰への負担も軽く、初心者でも取り組みやすい、この座ってピラティスを、これからご紹介します。
まずはスイミングです。
泳ぐような動作をして、おなかや肩、そして背中の筋肉を引き締めます。
リラックスした状態から骨盤をぐっと立てて、姿勢を正していきます。
おなかを中に引き込んで、おなかの筋肉をぎゅっと収縮させるようにしましょう。
息を吸いながら、両手を上に上げていきます。
息を吐きながら、背筋を伸ばしたまま、上半身を前に倒していきましょう。
自然な呼吸を続けながら、腕をパタパタパタと10センチから15センチぐらいの幅で動かし続けます。
このとき、腕は大きく振り過ぎないように注意します。
そうなんだ。
深い呼吸2回を1セットとして、1日4セット行ってください。
効いてんのかな?
どうだろう?
続いて、おなか回りの筋肉に効くスパインツイストです。
息を吸って準備して、吐きながら、左のほうにツイストしていきます。
このとき、あまり深くツイストする必要はありません。
また息を吸って、吐きながら元の位置まで戻っていきましょう。
阿部さん、顔が。
あのモデルさんの顔を。
このときは、骨盤と脚が動かないように意識しましょう。
そして肩の力は抜いて行いましょう。
伸びてる感じ。
おー、伸びてるか。
さあ最後は、足を上げるだいおう筋を鍛えるクリスクロスです。
両手を耳の後ろに置いて準備します。
息を吸って、吐きながら状態をひねって、左足を少し上げて、右ひじと左ひざを近づけていきます。
足は15センチほど上げるのが目安です。
あごを引いて、猫背にならないようにしましょう。
これは結構、きれいな姿勢を保つのが大変でしょうね。
これ、きつそうですね。
ちょっといすがないから、私たちはできないけど。
でも、今ちょっとやっただけで、ちょっと息が私、上がって。
結構、伸びる感じがしますね。
わりと伸びてる感じもありますね。
どういう所を意識してやったらいいんですか?
やっぱり最初に言った、おなかにぐっと力を入れるドローイン、これを意識することが大切ですね。
あとは呼吸。
大きく呼吸して、ゆっくり体を動かすようにしてください。
さて、このけんコン!のコーナーですが、私が担当するのは、これが最後になりました。
来週からは、寺門亜衣子アナウンサーが、このコーナーを担当します。
これからもけんコン!よろしくお願いします。
以上、けんコン!でした。
では続いて気象情報です。
東京はきのうも日中、ぽかぽか陽気でしたが、けさも気持ちよさそうですね。
渡辺さん。
そうなんです。
本当に朝からぽかぽかとして、とっても過ごしやすいです。
というのも、けさは全国的に気温が高くて、渋谷はこの時間、12度5分あります。
東京都心では、ことしに入って最も気温が高い朝となったんです。
どうりで気分がちょっと明るくなるわけですね。
さあ、このあと日中は、さらに気温が上がってきます。
どこまで上がって暖かくなるのか、まず予想最高気温からチェックしましょう。
きょうは全国的にきのうと同じくらいまで上がりそうですね。
4月並みの暖かさが続きます。
関東ではさらに暖かくなって、東京では21度、東海、北陸から西日本でも20度前後でしょう。
北日本も10度を超えて、仙台は18度と、5月上旬並みの予想です。
雪の多い所では雪どけが進むので、雪崩に注意が必要です。
さあ、きょうも暖かくなりそうですが、一方で、天気はゆっくりと下り坂です。
特に西日本にお住まいの方は、傘が必要かもしれません。
このあとの天気の移り変わりです。
その西日本は午前中から雲に覆われます。
特にきょう夕方以降は、九州、中国、四国、北陸にかけてところどころ雨になりそうです。
夜遅くになると、西日本ではさらに雨の降る所が多くなってくるでしょう。
では予報です。
関東から北海道は晴れますが、北日本の日本海側でも午後はにわか雨の降る所がありそうです。
最後にあす以降の天気、札幌から東京です。
あすは関東甲信や北陸で雨。
全国的に変わりやすくなりそうです。
名古屋から那覇です。
こちらもあすは広く雨で、特に九州では午前中、激しい降るおそれもあります。
2014/03/25(火) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]

▽G8ロシア締め出しか 7か国首脳が制裁協議 安倍首相はどう対応?▽消費増税まで1週間 ここでも駆け込み需要

詳細情報
番組内容
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭
出演者
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース

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音声 : 1/0モード(シングルモノ)
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