NHKニュース おはよう日本 2014.02.10

万歳!
ありがとうございました。
都民が新しいリーダーに選んだのは、舛添氏でした。
首都東京のかじ取りにどう取り組むのでしょうか。
おはようございます。
7時になりました。
NHKニュースおはよう日本です。
東京都知事選挙は昨夜、開票が行われ、新人の舛添要一氏が初めての当選を果たしました。
都民の声にどう応えるのか、舛添さんには後ほど、このスタジオで直接お話を伺います。
まず今回の選挙戦を振り返ります。
選挙は猪瀬前知事の辞職に伴って行われました。
突然の選挙戦。
最初に立候補を表明したのは、日本弁護士連合会の元会長、宇都宮健児氏でした。
航空自衛隊の元航空幕僚長、田母神俊雄氏。
もと厚生労働大臣の舛添要一氏も立候補を表明します。
自民党と公明党が支援を決めます。
さらに名乗りを上げたのが、元総理大臣の細川護熙氏です。
2人の元総理大臣に対し、政府・与党からは。
一方、自民党内では舛添氏の支援に当初、否定的な意見も出されました。
東京都知事選挙には16人が立候補。
有権者に何を問うのか。
選挙戦は争点争いの様相となってきました。
細川氏は、小泉氏と共に脱原発を前面に打ち出します。
脱原発は宇都宮氏も強調。
さらに福祉の充実や、雇用環境の改善などを訴えました。
田母神氏の訴えは防災対策の強化などが柱です。
一方、舛添氏は、母親を介護した経験をもとに、福祉の充実などを強調します。
自民、公明両党も全面的な支援に乗り出します。
選挙戦最終日、東京は45年ぶりの大雪に。
有権者が東京のかじ取りを託したのは。
舛添氏が初めての当選を果たしました。
東京都知事選挙の開票結果です。
投票率は46.14%と、過去3番目に低くなりました。
ではここからは、首都圏センターの金城記者、そして政治部の川野記者とお伝えします。
まず金城さん、今回の選挙、争点争いの様相を呈したというところもありましたけれども、舛添さんが大差をつけて当選した、その要因はどこにあるんでしょうか。
有権者が社会保障など、舛添さんが訴えた政策を重視した結果だと言えると思います。
NHKが行った出口調査で、舛添さんが重点的に訴えた医療・福祉を重視した人が、誰に投票したのかを示したグラフなんですが、舛添さんに投票した人は、およそ60%に上りました。
医療福祉の充実は、ほかの候補者も訴えましたが、厚生労働大臣として年金記録問題とか、新型インフルエンザ対策、これに取り組んだ舛添さんの経験に期待が集まったものだと言えます。
また原発などのエネルギー政策も有権者が重視した政策の一つでした。
原発への考え方で、最も多かったのが、段階的な縮小です。
これは舛添さんの主張と同じでした。
こう答えた人の半数以上の人が、舛添さんに投票したと答えています。
一方、宇都宮さんと細川さんが訴えた原発の即時ゼロと答えた人は23%にとどまりました。
そして政治部の川野さん、今回の選挙の結果、政界はどのように受け止めているのでしょうか。
政府・与党には政権運営にプラスになるという受け止めが広がっています。
各党の声をお聞きください。
菅官房長官が述べていましたように、政府・与党は安倍政権の政策が支持されたとしまして、政権運営にプラスになると受け止めています。
また舛添さんの得票が脱原発を前面に掲げた宇都宮さんと細川さんを合わせた票を上回ったことから、国のエネルギー政策にも一定の理解が得られたとしています。
さらに今回、細川さんを支援した小泉元総理大臣について、存在感の低下は免れないという見方も出ています。
これに対して、野党側ですけれども、民主党内では脱原発以外の政策で、対立軸を明確に示すことができなかったという指摘も出ていますし、党の取り組みが後手に回ったとしまして、執行部の対応を批判する声も出ています。
一方、共産党ですが、支援した宇都宮さんが細川さんを上回る票を獲得したということで、大健闘だとしていまして、自民党との対決路線を堅持していく方針です。
そしてスタジオには、初当選を果たしました舛添さんにけさは来ていただきました。
よろしくお願いします。
おはようございます。
おはようございます。
一夜明けまして、都政を担う実感というのは、湧いてきたでしょうか。
とにかく重い責任なんで、一生懸命やらないといけないなという、そういう思いです。
まず詳しいお話を伺う前に、舛添さんと一緒に舛添さんのこれまでのプロフィール、さらには都知事の権限についてまとめました。
見ていきます。
30年ほど前、東京大学助教授時代に舛添氏が出演したNHKの番組です。
東京についてこう語っていました。
東京都知事選挙には、15年前にも立候補。
石原慎太郎氏に敗れたものの、83万票余りを獲得しました。
頑張ろう!
この2年後、舛添氏は当時の小泉総理大臣の改革を支持して、自民党から立候補しました。
平成19年に第1次安倍改造内閣で初入閣。
続いて福田内閣。
そして麻生内閣と、合わせて2年余り厚生労働大臣を務めました。
しかし、平成21年の政権交代で自民党が政権の座を明け渡すと、執行部を批判。
自民党を離れて新党改革の代表として活動。
去年の参議院選挙には立候補せず、その動向が注目されていました。
そして、舛添さんが就任する東京都知事、どんな権限を持っているのでしょうか。
巨大首都のリーダー、東京都知事。
1080万人の有権者から直接選ばれます。
都知事の座に就いたのは、これまでに7人。
都の職員は、警視庁や公立学校の教職員も含めると、16万人に上ります。
予算規模はすべての会計を合わせると13兆3000億円。
ニューヨークや北京など、世界11都市と友好提携を結ぶなど、外交にも力を入れています。
巨大組織のトップに立つ都知事は、国政にも影響を与えてきました。
昭和42年に誕生した美濃部都政。
高齢者の医療費無料化に踏み切り、全国に広まるきっかけとなりました。
石原都政では、ディーゼル車の規制を独自に実施。
国による規制強化の先駆けとなりました。
大きな権限を持つ東京都知事。
当選した舛添氏は、巨大首都の都政運営にどう臨むのでしょうか。
では詳しく伺っていきます。
今回の選挙、争点争いの様相も呈しましたけれども、何が問われた選挙だと考えていますか?
やはりいろんな争点がありますね。
それで、福祉もあれば、経済をよくするにはどうすればいいか、それからなんたって、直下型の大地震が30年以内に7割の確率で起こるという、この防災対策もありますし、それからやっぱり、東京オリンピック・パラリンピック、これを成功させたいと。
だから、そういうことを一つのパッケージで、どれか一つの争点ということじゃなくて、もちろんそのエネルギー問題も、最大の消費地である東京は関わりないことではありませんけれども、その一つの争点だけというのではなくて、やっぱりオールラウンドに都民の生活に関わりあることをやるべきだと思ってましたし、私はもうそういうふうに主張したんで、今回、それがきちんと評価されたなと思ってます。
舛添さんの主張ですね、政策をこちらにまとめました。
ご覧いただきましょう。
さまざまなものがありまして、上から見ていきますと、オリンピック、さらに防災ですね、それから社会保障、また人材育成。
多方面、さまざまな政策を掲げていらっしゃるわけですね。
まず見ていきたいのは、社会保障です。
街で舛添さんに社会保障、どんな点を期待するか、聞いてきました。
舛添さん、今VTRにもありましたように、社会保障を求める声っていうのは、やはり根強くありまして、東京都で見てみますと、これから高齢者の人口が増える、要介護者の人口も増えるといわれています。
東京がかつてない高齢社会を迎えるんですが、それに対して具体的にどのような対策を取ろうと思ってますか?
圧倒的に特養を含めての介護施設が足りません。
ですから例えば、具体的にはどうするかというと、多摩ニュータウンのような所は、今もう、これも大問題で、オールドタウンになってるのを再生しますと、そうすると、あまり高くない建物が20階、30階、超高層ビルになりうるんですね。
スペースが当然空きますから、そうすると1階、2階とか、ショッピングモールだけじゃなくて、必ずそこに特養も置くし、それから保育所も置くと、こういうことができると思う。
都有地がたくさん空いてるんです。
保育所も介護施設も東京でなぜできないか、土地の値段が高いからできない。
だから都有地は都民のものですから、都が持っているわけですから、それを安い賃料で提供すると。
それからあとは私が厚労大臣のとき、地域包括ケアっていうことで、ただ施設を作るんではなくて、一つ一つのコミュニティの中で、いろんな施設も使うし、人々の絆を大事にして、その中でバリアフリーにして、施設に拘束しとかないと、はいかい老人になるっていうんではなくて、散歩していいじゃないですか、地域全体で見ましょうと。
そういう厚労大臣のときにやったことの積み重ねでさらにやりたいと思っていますね。
今、コミュニティの活用と併せて、最初に都有地の活用というのも出てきました。
われわれ、取材していると、実際に確かに都有地はあるんですけれども、場所が小さかったり、また駅から離れていたりして、有効に活用できるかどうかはまだ疑問だという声も実は聞いているんですけれども、舛添さんが言う都有地というのは、どこにどれぐらい確保してっていうイメージでしょうか。
それは例えば、使われなくなった都の建物がそこに建ってるようなものはいっぱいあるわけです。
一番の問題は、どういうふうに提供するかということに対してのルールが全く決まってないんです。
だからいくらの賃料でやれるものか、じゃあ、公平に分散して、どうするか。
だから都有地の活用だけではありません。
特に一番今問題なのは、先ほど申し上げた、いわゆる団地といわれている集合住宅。
これはものすごい勢いでやらないといけない。
それから木造密集地、これ、防災の意味でもそこをきれいに再開発する。
上に上げますから、そのほうが震災対策にもなる。
そういうところで、スペース的には確保できると思います。
一番の問題はルールが決まってないんで、ルールを決めるということ、それで、あとはやっぱり規制を緩和する。
これは保育所の場合では、相当規制緩和して、認可保育所というのは厚労大臣のときは国のレベルを一定にしないといけないから、かなり厳格に基準を設けた。
都は認証保育所っていうことで、そこまで完備しなくても、そこそこいけば、せっぱ詰まっている若いカップルがいるんだから、預けましょうというのは、そういう形の規制改革も一つの手だと思います。
認証保育所のことが今出ましたけれども、確かに8000人を超える待機児童を解消するというふうに舛添さん、訴えてましたが、保育所を作っても、じゃ、保育者をどう確保するのか、これもまた別の問題としてあるわけですね。
人材の確保は?
それが本当に最大の問題で、私も待機児童ゼロというのは大臣のときにもやりました。
おっしゃるように、この介護士もそうです、保育士もそうですが、非常に賃金が安いんです。
私のときに一定のファンドを作ってやるようにしてましたけれども、完全に予算化がされていない。
だからなんとか国のレベルよりも少しでも賃金を上乗せするということをやるとともに、職業訓練の中で、保育士とか介護士になりやすいような援助というのはやることができます。
だから介護士だって、3級、2級、1級って上がっていく、で、もう最初の初心者的なものは、サラリーマンが夕方、仕事終わって通ってもできる、そういうときにインセンティブをどう与えるか、それは都の予算でかなりできると思っています。
それは東京都として独自におやりになりたいと?
国に上乗せして、だから…、なんでお前、国のとき、やらなかったんだっていったら、それはそうなんですけれども。
多くの省庁で予算の分捕り合戦をやってます。
そういうところで、なかなか難しい。
それから地方によって人材も余っている、土地も余っているというところと、こういう大都会は違うんですね。
だけど、大都市として号令かけるときは、一律にやらないといけない。
だからきめの細かい上乗せとか、やっぱり地方自治体がやる。
そういう意味で、対立するんじゃなくて、国を補完する、国より先に一歩進むということがやれるんで、私は自分の気持ちの中では、相当頑張って厚生労働大臣やったけど、改革が未完に終わっちゃったなと、この改革を都知事の立場でやれば、大臣の立場でやれなかったようなこともできうると、そしてそれがいい成果が上がれば、それが福祉の東京モデルっていう形で、日本中に広がってもらえれば、そんな感じがしてます。
続いて伺いたいのは、エネルギー問題なんですけれども、街の人たちからは、こんな声が聞かれました。
今の声、率直にどう受け止められますか?
もう私も福島の、この前の原発事故、あの現状を何度も行って見てますから、やっぱり私の考え方も変わりましたね。
あれほど悲惨になると思ってませんでしたから。
だからやっぱり、原発を少しずつなくしていく方向にやるべきだと、そういうふうに思います。
ただ、具体的にじゃ、どういうふうにやるのかと。
私は最大の問題はやっぱり、消費地の東京なんで、電力最大の消費地なので、消費する側ももうちょっと考えないといけない。
だから具体的に言うと、東京都民が使っている全エネルギーのたかだか6%しか自然エネルギーとか再生可能エネルギーはないんです。
これを20まで上げたいと。
そうすると、6を20に上げるわけですから、14%分、そちらのエネルギーになる。
その分、原発が減らせるじゃないかと。
全部福島とか新潟とか、関西だとか福井とか、そこに任せて、使うほうは何も考えないっていうのはいけない。
それからもう一つは、脱原発とか言いながら、私も言ってるんですけれども。
自然エネルギーとか再生可能エネルギーに対する研究投資、一番先進国で真面目、まともに力入れてないのは日本なんです。
だから、例えば今、植物の藻で石油を生み出すような藻の研究がある。
これをもっとやるべき。
私は人類の新しいものに対するチャレンジ、能力、楽観的なんで、次々と新しい技術や何かを開発する、そうすると、例えば30年後、40年後にゼロに、原発ゼロに持っていこうとする工程表をやったとしますね。
今言ったような、どんどん石油を生み出すような藻が出来れば、それは早めにやめられる。
シェールガスの革命も起こってくる。
それから、今のLEDの今度、ランプのように、電気のように、ああいうものを使うと、消費量が減っているわけですから、消費する側の需要供給両方の面で、私たちは頑張って改革、革命を起こしていけば、そういう方向をもっと早くできると思ってますので、それはやっぱり消費者としてどうするか。
私はこれぜひやりたいと思うのは、例えば晴海のオリンピック・パラリンピックの選手村、例えばここだけは東京都民の力で生み出したエネルギーでやると、これ、ぜひやりたい。
あそこはもう電気自動車、水素を使ったものも含めて、空気を汚さない乗り物に限ると、そういうことをしたいと思ってます。
再生可能エネルギー、自然エネルギーですが、今、6%から20%まで、かなり大きな目標だと思うんですね。
これは舛添さん、いつまでに具体的に実現したいと、今、どう考えてますか?
まあオリンピックが行われる6年後までにはと思ってます。
ただ、もちろんそれは太陽光パネルなんていうのは補助してやってもらうこともありますしね、しかしやっぱりバイオマスとか、下水道の水使って、小型の発電機もできないこともない。
いろいろ知恵を働かせてやりますけれども。
やっぱりオリンピックという目標がありますから、そこをターゲットに頑張ってやりたいと思っています。
そのオリンピックですけれども、JOCの竹田会長のインタビューが入ってきています。
こちらです。
舛添さん、組織委員会には今後、どのように関わっていきますか?
開催都市ですから、できるだけ早い機会に組織委員会の皆さんとお会いして、それで具体的に一つ一つ協議を重ねながら、われわれができることを、全体の国際的な環境の中で、調和を取らないといけないので、そういうことはもうきちんと協議して、前へ進めたいと思っています。
舛添さん、国政との関係についてお聞きしたいと思います。
菅官房長官は、政策の方向性は同じだときのう、話していました。
期待感を示していましたけれども、安倍政権に対して今後、どういうスタンスで臨まれるというお考えですか。
あくまで国政ではなくて、東京という地方自治の話です。
恐らくは、ですからこれは大臣のときと攻守を逆にするんですけれども、地方の側からはちょっと国のほうにこれはやってもらわないと困るよと、これはどうだなっていうのは、特に財政負担の面で、完全に意見が対立することはあると思います。
そういうところはきちんと話し合いをして、調整していく。
そういう意味で、きっちりと東京都を代表して意見を申し上げないといけないことはしっかり言います。
ただ、例えば東京五輪を成功させるっていうのは、国家的大事業ですから、力を合わせてやらないといけない。
アベノミクスで経済は上向きになっていますから、私たちは東京が機関車役で、その経済をけん引しないといけないと思ってますから、国家戦略特区っていうのは、法律通りましたから、それ、ぜひ指定していただいて、先に進める。
この経済でも東京モデルでやりたいと。
そういうことで、むしろ対立とかなんとかよりも、国よりも一歩先んじてわれわれが実験をやってみて、改革してみようじゃないかと。
ぜひその改革がうまくいけば、安倍政権もついてきてくださいということばは失礼になるけど、先行できる状況が東京にあると思いますので、やってみたいと思います。
舛添さん、それと、今、福祉とかオリンピックの話が出てきましたが、もう一つ、東京都で、首都直下地震に対する備えというのが、緊急の課題だといわれてます。
選挙戦でも訴えていましたが、この首都直下地震への備え、具体的にいつまでに、どういうことをやるのか、最後に短く教えてください。
木造密集地域含めてございます。
それから首都高速もコンクリート剥げてるような所がある。
だからやっぱり、一刻も早くやらないといけないんで、これはもう、手打てるところからやっていく。
つまりこれだけは東京五輪までにっていうわけにいきません。
あした起こるかもしれない。
だから最優先課題として、これに取り組んでいきたいと思ってます。
けさは東京都知事選挙で初当選しました舛添さんにスタジオでお話を伺いました。
舛添さん、けさはありがとうございました。
ありがとうございました。
では改めて金城記者、そして川野記者に聞きます。
金城さん、今のお話の中で、注目すべき点、ポイントをまとめてください。
舛添さんは急速に進むこの少子高齢化に対応するために、特別養護老人ホームを増やすですとか、保育所を増やすといったことを強調していました。
特に人材の保育士の確保という点では、これまでにない施策をやって、人材を確保したいということも強調していました。
こういった政策を具体化して、いかに結果として残すか、これが今後、問われていくことになると思います。
そして、政治部の川野さん。
今回の選挙結果を受けて、国政はどのように動いていきますか。
国会はきょうから新年度予算案の審議が本格的に始まります。
与党側は今回の勝利を政権運営の好材料としまして、新年度予算案を早期に成立させて、4月からの消費税率引き上げの影響を最小限に抑える。
そして経済の再生に向けた取り組みを着実に進めたいという考えです。
さらに、舛添さんと連携を図りながら、6年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けた準備なども本格化させることにしています。
これに対して野党側は、あくまで地方の選挙であって、国政に直接影響することはないというふうにしていまして、民主党などは、政府・与党への対決姿勢を強めていく構えですが、支援した候補が敗れたことで、一層、与党ペースの国会運営になりかねないという警戒感もやはり出ています。
当面、全国規模の国政選挙は予定されていませんので、各党としては来年春の統一地方選挙、これを視野に入れて、今後、態勢作りを進めていくものと見られます。
ここまでは東京都知事選挙についてお伝えしました。
さあ、続いてはソチオリンピックです。
大会は3日目。
現地から上條アナウンサーに伝えてもらいます。
上條さん。
ソチからお伝えします。
まずはスキージャンプの男子ノーマルヒルです。
日本選手団の主将で7回目のオリンピックとなる41歳の葛西紀明選手が、地元の人たちからの声援を受けて、メダルへ挑戦しました。
大ベテランの葛西、これまでにないいい緊張感を感じながら、1回目に臨みました。
2位以下は僅かな得点差で、メダルが十分狙える位置でした。
2回目、葛西は必要な飛距離を計算します。
メダルへの助走がスタートしました。
ちょっと力が入ってしまったと、飛距離は目標を下回る100メートル。
踏み切りでタイミングが遅れてしまったのです。
葛西は順位を上げられず、ノーマルヒルは8位。
最初の種目を終えたベテランは、次のラージヒルに気持ちを切り替えていました。
これから行われるラージヒル、そして団体のメダルを期待したいですね。
続いて、フィギュアスケートの新種目、団体は最終日。
決勝の残り3種目が行われ、初代メダリストが決まりました。
日本は5チーム中5位と、厳しい状況からメダルを目指しました。
最初は男子シングル。
初出場の町田樹は、日本のメダル獲得へこの種目でトップを狙いました。
冒頭は安定感の増してきた2回の4回転ジャンプ。
1回目は鮮やかに成功。
しかし、2回目。
空中分解してしまったと、3回転になりました。
町田のフリーは火の鳥。
作曲者はロシア出身で、ソチオリンピックのために作ったプログラムです。
初めての大舞台で町田らしさは発揮しましたが、1位と僅か3点差の3位。
メダル圏内のアメリカとの差を詰められませんでした。
続く女子シングルは、28歳の鈴木明子。
今シーズンを最後と決めているベテランは、団体のキャプテンも任されています。
いきなりフリーを滑り、難しかったと、ジャンプが安定しません。
7回中5回のジャンプで回転不足などのミスが続きました。
それでも演技後半は、音楽を生かした表現力を披露。
最大の持ち味は、しっかりと印象づけました。
鈴木はジャンプのミスが響いて得点を伸ばせず、まさかの4位。
アメリカに逆に差を広げられてしまい、初めての団体の難しさを実感していました。
最後のアイスダンスは、キャシー・リードとクリス・リードの姉弟。
日本のためにと、諦めずに精いっぱい演じました。
それでも5位に終わり、日本は初めてのメダルには届きませんでした。
4種目の総合力で圧倒的な強さを見せたのは、ロシア。
地元の大声援を受けて、かつてのフィギュアスケート大国の維持を見せ、すべての種目を通じて、今大会初めてとなる、金メダルに輝きました。
このフィギュアスケート団体の決勝前に、高橋大輔選手がソチ入りし、空港で2大会連続のメダルへの意気込みとともに、作曲者が別人だったショーとプログラムの曲についてもコメントしました。
集大成のソチオリンピックへ意気込みを語った高橋選手。
ショートプログラムの作曲者が、佐村河内守さんとは別の人物だったことについては。
高橋選手、オリンピックの舞台で、どんな演技を見せてくれるのか、楽しみです。
ここまでソチのスタジオからお伝えしました。
続いて東京のスタジオから、大会3日目、そのほかの日本選手の結果をお伝えします。
スピードスケート女子3000メートル。
2大会連続で出場した石澤志穂選手の9位が最高でした。
アイスホッケー女子の予選リーグ。
日本はチャンスは作りましたが、スウェーデンに0対1で敗れ、黒星スタートとなりました。
第2戦は、2日後の地元ロシア戦です。
リュージュ男子1人乗り。
オリンピック初出場となる金山英勢選手は30位でした。
さて、日本時間の今夜には、メダルの期待がかかるスピードスケートの男子500メートルがあります。
ともに2大会連続のメダルを狙います。
日本のエース2人が、最後の調整をしました。
スピードスケート、加藤条治選手と長島圭一郎選手。
男子500メートルを翌日に控えて、調整しました。
このうち長島選手は、課題としているカーブの入り方を入念に確認。
2大会連続のメダルへ、自信のほどは。
金メダル期待のスキージャンプ女子の高梨沙羅選手は公式練習に臨みました。
いずれのジャンプも100メートル近い大ジャンプ。
しかし、助走での体重のかけ方に課題が残ったということで、本番までの修正を誓いました。
続いて大会4日目、注目の競技です。
今もお伝えしましたが、スピードスケート男子500メートルは、日本時間午後10時から。
この種目、前回バンクーバーで銀メダルの長島圭一郎選手と、銅メダルの加藤条治選手の2人のエースが、金メダルを目指します。
スキーフリースタイル男子モーグルは、日本時間午後11時から。
23歳の遠藤尚選手がメダルを狙います。
ここまでソチオリンピックについてお伝えしました。
寒気の影響で、東日本や北日本を中心に、厳しい冷え込みになりました。
記録的な大雪となった関東甲信や東北の太平洋側では、広い範囲で雪が残っているため、気象庁は、路面の凍結による転倒やスリップ事故、雪崩、屋根からの落雪などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、けさは東日本や北日本を中心に厳しい冷え込みになりました。
午前7時までの最低気温は、宮城県石巻市で氷点下6度8分、札幌市で氷点下6度ちょうど、東京の都心で3度3分などとなっています。
午前5時ごろの東京・渋谷の様子です。
記録的な大雪で、道路にまだ残っている雪に気をつけながら歩く人の姿が見られました。
北海道の新千歳空港です。
きのうも欠航が相次ぎ、およそ1000人がロビーなどで夜を明かしました。
朝には航空会社のカウンターに、キャンセル待ちの長い列が出来ました。
一方、雪の影響による事故などで死亡する人も相次ぎました。
NHKのまとめでは、9つの県で12人が死亡し、2人が重体となっていて、36の都府県で少なくとも1296人がけがをしました。
雪は日陰を中心に、とけきらずに残っています。
午前7時の積雪は、福島市で28センチ、仙台市で25センチ、東京の都心で8センチなどとなっています。
日中も気温はあまり上がらず、各地で平年を1度から5度ほど下回る見込みです。
気象庁は、路面の凍結による転倒やスリップ事故、雪崩、屋根からの落雪などに十分注意するよう呼びかけています。
さて、大リーグ・ヤンキースに移籍する田中将大投手。
チームに合流するため、きのう、アメリカへ向かいました。
田中投手は先月、ヤンキースと7年契約を結び、ビザの取得など、手続きを終えてアメリカに向かうことになりました。
11日にはニューヨークで入団会見が予定されています。
そのあと始まるチームの投手陣のキャンプについては。
続いて、気象情報です。
各地の雪の影響、きょうも続きそうですね。
渡辺さん。
そうなんです。
週末の大雪の影響、こちら、東京・渋谷でもまだこのように残っている状態です。
けさ、関東地方や東北の太平洋側では、路面の凍結、十分に注意してくださいね。
下のほう、ちょっと見てみますと、まだ雪が残っていまして、きょうの、けさの冷え込みで、ツルツルに凍って表面がとっても固くて滑りやすいんですよね。
このように滑りにくい靴を選んで、一歩一歩、歩幅を小さくして、足裏全体で踏みしめるように、どうぞ歩いてください。
そしてバッグは斜めがけバッグなど使って、両手が自由になったほうが、バランスが取りやすいです。
そして万が一、転倒したときに備えて、帽子もあったほうがいいと思います。
十分に注意するようにしてください。
そしてきょうも太平洋側では雪になる所がありそうなんです。
このあとの天気の移り変わり。
まずは午前中です。
北海道の東部ではもうしばらく大雪や吹雪に注意が必要ですし、北日本の太平洋側の海上、高波に警戒が必要です。
そして九州や四国では雪の所があります。
午後は近畿でもにわか雪がありそうです。
平地でも雪の所がありますし、特に山沿いでは大雪になるおそれもあります。
夜はその西日本の太平洋側の雪はやみますが、日本海側は広く雪が続くでしょう。
では、きょうの予報です。
2014/02/10(月) 07:00〜07:50
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]

▽舛添都知事誕生へ!スタジオ生出演で直撃 ▽暮らし・原発・防災 都民の声にどう応える ▽日本勢初のメダルはフィギュア・ジャンプ

詳細情報
番組内容
【キャスター】近田雄一,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】筒井亮太郎,【気象キャスター】渡辺蘭
出演者
【キャスター】近田雄一,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】筒井亮太郎,【気象キャスター】渡辺蘭

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース

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