荒川
ジャンプ界のレジェンド、葛西紀明選手が7度目のオリンピックに挑みます。
舞台はロシア、ソチ。
悲願の金メダルへ向けいよいよテークオフです。
長野オリンピックで刻まれた歴史的瞬間。
日本ジャンプ陣が打ち立てた金字塔に日本中が沸いた。
あれから16年。
長野以来のメダルに「日の丸飛行隊」が挑む。
注目は、葛西紀明41。
史上最多、オリンピック7大会連続出場のベテランは今なお進化し続ける。
先月のワールドカップでは史上最年長優勝を達成。
世界中のジャンパーが尊敬するレジェンドが次に目指すのは、オリンピック。
「日の丸飛行隊」、この3人とソチの空に舞う。
悲願のメダルへ。
テークオフ。
荒川
ソチオリンピック大会3日目。
スキージャンプの男子個人ノーマルヒル決勝を生中継でお送りします。
徳島
ジャンプ競技は今大会から4種目に増えました。
従来の男子ノーマルヒル、ラージヒル、団体に女子個人ノーマルヒルが新たに加わりました。
日本からは葛西紀明選手、清水礼留飛選手、竹内拓選手、渡瀬雄太選手の4選手が出場します。
注目は?荒川
私はやはり41歳になってもなお挑戦し続ける葛西紀明選手に注目したいと思います。
徳島
オリンピック出場はなんと7大会連続、今大会は日本選手団の主将も務める大ベテランです。
荒川
41歳という年齢で世界の頂点に君臨し続けるということは本当にすごいことだと思います。
現在、ワールドランキング3位の葛西紀明選手、オリンピック金メダルへの熱い思いに迫りました。
史上最多7度目のオリンピックに挑むレジェンド、長野オリンピックでの悲劇。
葛西の本音に荒川静香が迫る。
運命の日。
スキー板を持たずにリフトに乗る葛西の映像が残されている。
自分のいない日本チームの快挙を葛西は客席で見つめていた。
長野からの16年間、ひたすら自分を追い込み続けた。
肉体を磨き、自分のジャンプを追及した。
すべては、ただひとつの目標、オリンピックでの金メダルのため。
今年1月。
ワールドカップ第13戦、41歳の葛西が歴史を塗り替える。
197メートルの大ジャンプ。
ワールドカップ史上、最年長優勝。
この偉業に世界トップクラスの選手達がそろって敬意を表した。
絶好調で挑むソチオリンピック、葛西の視界にははっきりと金メダルがとらえられている。
荒川
私、大会前にお話をさせていただくに当たって、アスリートとしてものすごく大先輩ですので悔しい思いをされたことについて伺うのは心苦しくて、どうしようかなと思ったんですけど、葛西選手がそのことに対して、すごくストレートに向き合っていて、思いをお話してくださったので、できたお話かなと思います。
あとは、そういう悔しさをバネに苦難を楽しむという角度からスキーと山本
昨日行われたスキージャンプ男子ノーマルヒル予選に日本の3選手が出場。
まずは男子ジャンプ陣、最年少、20歳の清水礼留飛。
101m50cmの大ジャンプを見せ3位で予選を通過します。
続いて渡瀬雄太も、95mのジャンプで20位につけ予選通過。
そして今シーズン、ワールドカップで2位の実績がある竹内拓。
わずかに追い風が吹く中、97m50で7位。
日本人3選手がそろって決勝進出を決めました。
佐藤
こちらは、ジャンプ会場のルースキーゴールキジャンピングセンターです。
ここからは全日本スキー連盟ジャンプ部長、そして今回のジャンプチームの監督を務めていらっしゃいます、斉藤智治さんとともに最新の情報をお届けいたします。
よろしくお願いいたします。
今回がいよいよジャンプチーム、最初の決勝になるわけです。
出場する日本の4選手、ここまでの様子は、いかがですか?斉藤
3回のトレーニングの中では順調に仕上がってきています。
ただ、ソチのジャンプ台は新しい形状のアプローチでなかなかタイミングをを取るのが難しい。
各選手難しいなと言っています。
佐藤
4選手の調子はどうですか?斉藤
一番若い清水礼留飛はトップバッターとして大きなジャンプをしてもらうと後に続く選手が続くんじゃないかなと期待しています。
佐藤
ライバルとなる海外勢ですけど日本のライバルとなる注目選手はどのあたりですか?斉藤
ポーランドのカミル・ストッフ。
あとはここにきて大変調子をあげているオーストリアのミヒャエル・ハイベック。
彼らが中心になるかと思います。
ただ、今日も風が後ろから吹いていて、その風の強弱によって誰が飛んでくるかなと注目することができます。
佐藤
後ほど今回の展望を伺います。
荒川
本番に飛び出していく瞬間は緊張しますね。
見ていてもスキージャンプ男子個人ノーマルヒル決勝はご覧の順番でスタートします。
徳島
決勝は予選を免除されたワールドカップランキング10位以内の選手を含め出場する50人の選手全員が1本目を飛びます。
そして1本目上位30人が2本目に進み、2本の合計ポイントにより順位が決定します。
荒川
ジャンプ競技の採点ルールをVTRでご覧ください。
スキージャンプ勝敗のポイントは主にこの2つ。
飛距離点と飛型点。
まずは飛距離点。
飛距離はK点が基準となる。
ソチオリンピックのジャンプ会場、ルースキゴールキジャンピングセンターのK点は95m。
K点まで飛ぶと60ポイント。
1mごとに2ポイントが加算されK点を3m越えた場合は、6ポイント上積みされる。
続いては、K点。
K点は、ジャンプの美しさ、正確さ、着地姿勢などが採点基準となる。
1人の審査員の満点は20点。
合計5人で一番高い点と低い点を除いた3人の合計が飛型点となる。
この飛距離点、飛形点の合計が得点の基準となる。
勝負のポイントはこれだけではない。
スタート位置によってポイントが変動するゲートファクター、風向きによってポイントが変動する。
ウインドファクターも勝敗を分ける重要な要素となる。
徳島
ジャンプ男子個人ノーマルヒル決勝が始まります。
直前の選手の心境はどういったものなんでしょうか?荒川
スキージャンプの選手達がいつの段階で一番緊張がマックスになるのか原田さんにお伺いしたところ、ジャンプ台のスタート地点に座る所だとおっしゃっていました。
そのあたりに注目して見ていきたいと思います。
徳島
葛西紀明選手、竹内拓選手、渡瀬雄太選手、清水礼留飛選手の4人の日本人選手が出場しています。
注目は葛西選手ということですが。
荒川
日本の選手、どの選手にも注目です。
その前の大会も拝見させていただいたので精一杯応援して見ていきたいと思います。
徳島
清水選手は二十歳、葛西選手は41歳です。
年齢層にも日本ジャンプ男子陣は幅がありますね。
荒川
若い選手が多い中で、葛西選手がどれほどすごいかがリストを見ると分かりますね。
間もなく競技がスタートします。
実況
ルースキーゴールキジャンピングセンター、男子ノーマルヒル決勝、ジャンプ競技最初のメダルが決まります。
竹内拓、渡瀬雄太、清水礼留飛、葛西紀明、飛び出せジャパン、いよいよスタートです。
解説は長野オリンピックラージヒル銅メダル、そして団体金メダリストの原田雅彦さんです。
どうぞよろしくお願いいたします。
公式練習では竹内、清水が1位を取り、渡瀬が5位に入りました。
葛西はワールドランキング3位頼もしいですね。
原田
選手にとってもトップを取った、上位に入ったというのは、自信になります。
いい状況だといえます。
実況
女子には高梨沙羅。
ジャンプ界全体の期待が高まりますね。
原田
長野以来メダルがないジャンプ陣ですから、今回のソチオリンピックで復活という感じでしょうかね。
実況
大輪の花を咲かせてくれるか。
いよいよ勝負のノーマルヒル決勝がスタートします。
1番スタートの選手がゲートに入りました。
アメリカのニコラス・アレクサンダーです。
88.4kmの飛び出し。
K点は95m。
その辺りまで行きました。
2本の赤いラインが見えますが、上の赤いラインがK点の95m下の赤いラインがヒルサイズの106mです。
ジャンプは飛距離点と飛型点の合計点で争われます。
飛距離点はK点60点を基本とします。
K点から1mごとに2ポイントのプラスマイナス。
飛型点は傾姿勢やテレマーク着地などを採点します。
1番目に飛びました、アレクサンダーが合計ポイントが116ポイント。
続いて、チェコのコウデルカです。
私のヒーローはカズヨシ・フナキだと話していました。
ブルーのラインは選手からは見えません。
ここまで飛ぶとトップに立つという仮想のラインです。
とにかくその段階でトップに立って行く、それが大事なことですね。
原田
そうですね。
前の選手を目安にそれを越えていかなければならない。
それを越えれば、まずはトップに立つというジャンプの魅力的な分かりやすいところです。
実況
コウデルカは実力者ですが、脈の異常がありました。
復帰が遅れてワールドカップのポイントがなく、ここからのスタートです。
原田
もともと実力のある選手です。
実況
バンクーバーオリンピックは7位でした。
続いて、チェ・フンチョルです。
88.6kmの飛び出し。
K点辺り。
原田
32歳、ベテラン選手になったんですね。
実況
2009年には実名で登場するジャンプの映画が韓国で大ヒットしたということです。
原田
長野で駆け出しだったんですが、ジャンプは非常に内容もよくなりました。
ベテランらしく飛ぶようになりました。
もう少しね優勝争いとなると力強さが足りないかなと思います。
実況
飛型点が伸びませんでした。
原田
テレマーク姿勢というね。
姿勢がとれなかったので減点になりました。
ジャンプ競技ですから飛距離だけではなく、飛型点という採点もあります。
高い点数を狙っていかなければいけません。
実況
97mまでもって来たのはイタリアのコロレドです。
ワールドカップ混合団体で2年前、3位の表彰台、これは歴史的なことと言っていました。
混合オリンピックで混合団体ができて来ると高梨沙羅選手もいますし。
原田
強化が進んでチームとしてはレベルの高いところにある。
世界的にも抜けているといえます。
実況
アメリカのアンダース・ジョンソンです。
原田
アメリカは女子の選手がレベルが高いんですよね。
男子の選手は少しワールドカップでの経験が少ないので、なかなか距離を伸ばすことができないんですね。
実況
北米勢、アメリカ、カナダが実力をつけるとまた盛り上がりますよね。
原田
さかのぼれば、アメリカのメダリストなんかもたくさんいるんですよね。
実況
第1回のオリンピック銅メダルはアメリカの選手ですね。
原田
決して不得意というわけではないので少しずつでも強化が進むと成績を出してくるんだと思います。
実況
カナダのダスティー・コレックです。
選手のポイントが出たところでウインドというのがありますが、これがウインドファクターです。
風の影響をポイントで補正します。
ウインドファクターといいます。
原田
ソチのジャンプ台はそんなにぐ〜っと選手を持ち上げるようなたたきおろすような風は吹かないんです。
緩い追い風が少しずつ吹いている。
時折追い風が強いかな。
というような感じです。
実況
ですから今、ウインドのところにプラスがつきましたね。
原田
あまり大きな数字になると残念だなというのはありますけどね。
非常に風の数値が小さいので実力通り飛ぶと思われます。
でも、その風の状況で、ちょっと勝負が分かれるかなと思います。
実況
韓国のキム・ヒョンギです。
今日が31歳の誕生日です。
長野オリンピックは15歳で迎えて、5大会目のオリンピック。
次は本拠地、平昌のオリンピックですからね。
原田
また、いわゆるアジアでね、オリンピックが行われるわけです。
札幌でやって、長野でやって、今度は韓国であるわけですね。
我々もホームでやるような雰囲気のオリンピックになるんじゃないかなと思います。
実況
場内がにわかに沸いてきました。
ロシアの国旗が大きく振られています。
ハゼトディノフ、88.6kmの踏み出し、仮想トップに立つライン。
ブルーのライン辺りまで持ってきたか。
原田
すごい声援ですね。
実況
94m。
K点には1m届きませんでした。
地元ですからね。
原田
選手はスタートゲートにいる時、会場の雰囲気がよく分かります、上から見ていますと自分の名前がコールされた時にこれだけの応援の中、うわ〜っと声援をおくってくれると非常に勇気づけられますよ。
実況
この段階の第4位です。
長野オリンピックの時の大歓声は原田さんに届いていたんですね。
原田
はい。
非常に力強かったです。
実況
韓国のチェ・ソウです。
平昌五輪に向けた視察団も多く訪れています。
K点辺り。
実は、遠くロシア、ソチの地に多くの日の丸が観客席にあります、試合前にこんなにいらっしゃったんだと思いました。
声援が届きますね。
原田
選手も客席を見ると日の丸を探します。
やっぱりあると安心します。
ほっとします。
実況
40人近く観客席にいらっしゃいました。
原田
そういう一つ一つが選手を1mでも距離を伸ばすと思います。
実況
アメリカのピーター・フレネット。
少し板がバタバタと揺れています。
大きなV字。
K点の手前の着地になってしまいました。
95mまでいきますと飛距離点の60点がもらえて、そのK点から徳島
エストニアのヌルムサル選手とロマショフ選手がすでに飛び終えています。
競技に戻ります。
実況
段々と日本選手のスタートが近づいてきました。
オリンピックマークを背にして誰もがこの舞台に立ちたかったそのオリンピック、イタリアのブレサドーラ。
原田
ここへ来て公式練習等が何度かあったんですけど、どの選手もオリンピックを代表して来る、国を代表してくるオリンピック選手ですから、実力はみんなある。
同じメーターをどの選手も飛ぶ、僅差の戦いになるというふうに思います。
実況
飛型点も重要になって来そうですね。
原田
そうです。
僅差での大会になりますから1点でも0.5点でも多く飛型点を取る意識がないと1つでも上にいけないと思います。
実況
続いてフランスです。
ロナン・ラミー・シャプイ。
ノルディック複合の世界王者ラミーシャプイとは、いとこの関係になります。
少し左に流れながらのランディングとなりました。
ちょっと頭を抱えてしまいました。
原田
ちょっとタイミングのずれもあるんですけど、どうしても後半、ここからフワっと浮きたいところ、手を後ろに引いているので追い風の影響を受けているんだと思います。
実況
手を引くというのはそういう動作なんですか?原田
そうです、もうちょっと落ちたくないなというところで。
実況
決勝は50人が戦い、1回目の上位30人が2回目に進出を決めます。
地元ロシアからコルニロフです。
27歳。
左の板が少し動いた。
その分、距離は出ない。
原田
すごい声援ですね。
実況
ズブロフヘッドコーチがコルニロフのジャンプを見つめていました。
原田
ロシアの選手はワールドカップなどでヨーロッパを転戦しますけどなかなかロシアで行われる大会がないですからね。
こんなに飛ぶ時に声援を受けるとうれしいでしょうね。
実況
プレッシャーにならないといいですけどね。
原田
そうですね、実況
103.2ポイントでした。
続いてはチェコです。
17番スタート、ルカーシュ・フラヴァー。
この後22番スタートで清水礼留飛。
24番スタートで渡瀬雄太です。
39番スタートで竹内拓、葛西は後ろから3番目、48番スタートです。
原田
清水選手、公式練習でトップのメーターを飛びました。
本人も非常に納得のジャンプができていると思います。
難しいジャンプ台だと言いましたけど、彼はここへ来て、おっ、このジャンプ台、俺にはいけるんじゃないかなという手応えを感じているんじゃないかなと思います。
実況
清水礼留飛は自身のワールドカップ好成績2つが去年ソチで行われたワールドカップの9位と10位なんですね。
得意なんですね。
原田
そうですね、ここへ来て非常にいいジャンプを連発しています。
それだけ迷いがないですからね。
彼には。
ああしよう、こうしようという迷いがないわけです。
今日も一発、元気のいいジャンプをして欲しいなと思います。
実況
フィンランドのマーター。
K点を越えたぐらいでしょうか。
19歳。
原田
経験は浅いですからね。
いろいろなプレッシャーはあると思います。
もちろん初めての舞台ですから緊張もすると思います。
技術的なことよりも気持ちのこもったジャンプができれば1回目、いい位置につけられることは間違いないと思います。
実況
葛西のような大きなV字で飛んできました。
ヤルッコ・マーター。
116.9ポイントです。
この段階で第3位です。
依然としてウインドのポイントプラスになっています。
選手にとってはふりな追い風です。
原田
若い清水が距離を伸ばすチームには勢いがつくでしょうから、その2人後にはベテランの渡瀬が登場してきます。
やっと渡瀬がオリンピック選手になったなと思っています。
高校生の時ワールドカップデビューしたんですが、そこから31歳ですからね。
実況
初出場になりました。
ヤコブセンは着地が乱れてしまいました。
119.3ポイント。
現在第2位です。
原田
オリンピック代表に選ばれた。
日本代表に選ばれたということを非常に誇りに思うと言っていました。
ソチのジャンプ台で渡瀬らしい、ベテランらしいジャンプを見たいですね。
実況
日本人選手のジャンプを楽しみにしたいと思います。
葛西が最年長優勝を果たした大会で自己最高の9位に入りました、ボイドクロウズです。
わずかながら追い風が続いているソチのジャンプ台。
原田
数字的には小さい数字なのでできれば、このままずっと、あっ、でも向かい風になって来ましたか?できれば、このままで続くといいですね。
実況
ポーランドのクバツキ。
この後が日本の清水礼留飛です。
距離を持ってきました、クバツキ。
97m50。
原田
この選手、好調ですよね。
実況
でも、この選手は毎回右にいきますよね。
清水の前で97m50。
K点超えのジャンプです。
原田
清水は風の状況がいいんだろうというふうに今読んでいると思います。
ですからいつも通り、ここに入ってきた時のようにジャンプができれば、100m近くまで飛んでほしいですね。
実況
ジャンプに有利な追い風にわずかながら変わってきました。
日の丸が振られます。
失礼、向かい風に変わってきました。
原田
状況がいいかもしれません。
実況
予選は3位通過。
公式練習では1位をとりました。
K点を超えて来ました。
原田
いいですよ。
実況
99m50。
原田
いいですね。
特徴である低い飛び出しができました。
上半身を低いポジションに、そしてフライトスタイルにうまく入りました。
実況
そして、テレマーク着地。
原田
うまいじゃないですか。
アピールができるテレマーク姿勢。
点数も高いと思います。
実況
122.2ポイント。
この段階の2位です。
原田
18ポイントが出ていますしね。
大変立派なジャンプじゃないですか。
実況
初出場、二十歳の清水。
原田
ジャンプ競技ですから。
2本行われますから、いいところにつけたと思います。
実況
大ジャンプの後にロシアのマクシモチキン。
その後に24番スタート、渡瀬雄太が控えます。
原田
清水の距離、これは渡瀬に影響していると思います。
実況
これもしかし持って来た。
大きなジャンプになりました。
地元ロシアのマクシモチキン。
いや〜来ましたね、104m。
地元ロシアに。
原田
練習よりもいいジャンプができました。
少しですけれども、風が味方してくれるんですね。
マイナス3がでてますから。
かなり向かい風をもらったと思います。
有利ですね。
実況
さすが地元ロシアですよね。
トップに立ちました。
マクシモチキン。
このジャンプを見て、渡瀬雄太の登場です。
原田
すぐ出たいですね。
緩くですけど向かい風が吹いていると思います。
実況
この流れでいきたいところです。
ようやく手にした、このオリンピックの舞台。
五輪マークを背にしてスタート地点にいます。
実況
日の丸の旗を持っている横川コーチです。
原田
非常に状況がいいんだと思います。
実況
スタートを待たされました。
スタートです。
31歳、初出場。
大きなV字。
もっと伸ばしたい、ブルーラインの手前ではありますが99m50。
原田
飛び出してすぐ、向かい風があったんですね。
スキーをうまくV字に開いてとらえました。
ちょっと途中から我慢はしているんですけれども、追い風の影響でしょうか。
追い風ですかね。
実況
ジャンプ台のグラフィックでは横風に見えました。
123ポイント、第2位です。
原田
また上位につけましたね。
実況
スイスのデシュヴァンデン。
ソチに入ってから好調です。
ふわりと持ってくる。
原田
距離が伸び始めましたね。
どんな展開になるか読みづらくなってきました。
実況
100m50です。
原田
この選手も練習から好調でした。
逆にいうとこの選手は少し失敗したぐらいかもしれません。
満足したガッツポーズは出していますが、もっと距離が出るはずだったと思います。
実況
120.7ポイントです。
現在、第5位です。
50人が飛んで、この1回目の上位30人が2回目に進出となります。
原田
ウインドファクターの他にゲートファクターというスタートのゲートを下げると加点されるというものがあるんですね。
実況
1mにつき6.3ポイント。
原田
少し距離が出ていますけど、後半の選手はゲートを下げる可能性があります。
実況
この段階で渡瀬と清水は2回目の進出が決まりました。
いったんバンクの前に止められました。
原田
そうですね、コーチのあげる旗が相当なびいていました。
これは、着地点付近だと思うんですけど。
実況
ファーストラウンドに日の丸2つ。
原田
いいですね。
これがこのまま続くといいんですけど。
実況
長野オリンピックの時は原田さんをはじめ他の選手も名前が入っていましたからね。
実況
清水、渡瀬が飛んですでに2回目進出が決定しています。
39番スタートで竹内拓。
日本の真打ち、レジェンド葛西紀明は48番スタート。
後ろから3番目です。
ワールドカップランキング3位を意味します。
ご覧のように風、場所によって方向などは違いまして多方向から計測してウインドファクター、風の有利、不利を補正するポイントを計測していきます。
競技を止めていますね。
こういう時の心境というのはどうなんですか?原田
あまり待ってほしくないですよね。
みんなが平等で行われる競技会が一番の理想です。
風がないまま、リズムよくスタート台にみんなが行けるというのが一番の理想です。
実況
長野オリンピックの団体の時は雪でこのまま行けるかどうかということがありましたね。
原田
集中力をコントロールするのも難しいですからね。
でも、結構ジャンプの選手ってリラックスしているんです。
スタートぎりぎりまでカメラに手を振ったりしていますけどいざ、あそこのゲートにスッと入るとグッと集中力が増すんです。
実況
25番の選手が飛び終わった段階で風の状況が落ち着きませんで、現在競技が止まっています。
昨日の予選通過をしました40人とワールドカップ上位10人の予選免除組の合わせて50人が今日の決勝を戦います。
1回目を飛んで上位30人が2回目に進出。
日本の渡瀬が現在、第2位。
清水が第4位。
すでに2回目進出を決めています。
この後、間があいて39番スタートは竹内拓。
48番スタートが葛西紀明です。
会場は超満員です。
日の丸も見えます。
日本からの応援団も駆けつけています。
原田
ロシアでもジャンプは人気なんですね。
すごいお客さんが来ていますね。
実況
これでまたロシアでも人気が高まって来るとジャンプが盛り上がってきますね。
地元ロシアのマクシモチキンが104mを飛んでトップに立っていますからロシアの方はうれしいでしょうね。
原田
興奮したでしょうね。
本人も。
ソチオリンピックに向けてロシアも強化が進んできましたよね。
実況
エースのワシリエフという選手がいますが調子を見てでしょうかノーマルヒルからは、メンバーから外れました。
ドイツのアンドレアス・バンクが入りました。
予選2位通過。
バンクも好調です。
距離を伸ばしてきています。
原田
ドイツの特徴、低い姿勢から飛び出します。
実況
そこから高いフライト。
これは来た。
トップに出るブルーラインを越えてきました。
ガッツポーズが出ました。
原田
特徴である強さ、強いジャンプはできたと思います。
実況
101m。
原田
若干風があるのをうまく利用してうまくフライトに入りました。
もう少し後半ふ〜っと浮くはずだったんですけどドスンと落ちました。
首をかしげていますね。
実況
確かにおっしゃるとおりです。
首をかしげていました。
しかし、これでトップに立ちます。
日本の渡瀬利光は2回目進出を決めています。
チェコのヤクブ・ヤンダです。
8年前にはワールドカップ総合優勝を果たしています。
これも距離を伸ばしてくる。
ここまで30番ゲートというゲートで行われてきましたがアンドレアス・バンクの時に29番ゲートに変わりました。
29番ゲートというのは1つ下がる。
下がるということは助走スピードが落ちますのでゲートファクター、いわゆる補正ポイントがプラスされます。
ゲートの高さを上げ下げして助走の長さが変わった時は1mにつき6.36ポイント低くなればプラス、高くなればマイナスされます。
原田
ゲートのポイントも加算され、得点が加算された得点になってくるわけです。
実況
ノルウェーのルネ・ヴェルタ。
ス〜とランディングバーンに吸い寄せられる感じになりました。
97m50。
原田
外国の選手もトレーニング以上のジャンプをしてきますね。
ヨーロッパの選手は元気がないなという印象を受けていたんですが、試合巧者ですね。
1本目に勝負をかけてくる。
実況
122.8ポイント。
この段階の第5位に入ってきます。
ヤンネ・アホネンです。
オリンピックに合わせて現役復帰。
ワールドカップ36勝。
K点を超えて100mの手前、オリンピックと世界選手権団体も含めてメダル12個ですがオリンピックの個人のメダルがない。
原田
一度引退してまた、こうやって復帰してきたんですけどね。
全盛期の時の精彩は感じられません。
実況
どの選手にとっても、オリンピック個人のメダルが欲しい。
原田
これは、ひとつのブランドです。
アホネンはとにかくほしいでしょうし、そして日本の葛西ですね。
悲願に思っているのは葛西は今回のオリンピックに意気込んで、金メダルを取りにきています。
実況
メダルじゃないんです。
金メダルの取りにきているんです。
今シーズン、ワールドカップランキング3位。
原田
見事なジャンプでワールドカップで優勝していましたからソチオリンピックで葛西のジャンプが2本できれば金メダルも夢ではないと思います。
実況
今、飛んだのはフィンランドのコイヴランタです。
元ノルディック複合の王者です。
原田
スキーを操作するのが非常にうまいですよね。
複合の選手はクロスカントリーももちろん乗ります。
そういったところでスキーをなめらかに操作するのが非常に得意です。
ジャンプにおいても空中で非常にうまく操作しているのが分かります。
実況
31番、ノルウェーのアンデシュ・ファンネメルです。
歴代2位の244.5mという記録を持っています。
原田
大きなジャンプ台を得意にしている選手です。
実況
ノーマルヒルはどうか。
距離を伸ばすことはできませんでした。
いわゆるフライングというジャンプ台がありますが葛西が最年長優勝を今シーズン果たしたのはそのフライング。
原田
踏み切りが大事なんです。
ジャンプに非常に重要なところです。
大きなジャンプ台を得意とする選手は空中姿勢に入るところがうまい。
スキーと体を一緒に空中で操作しながら、少しの向かい風や追い風の影響を微妙に調整しながら距離を伸ばしていきます。
多少タイミングがズレても距離を伸ばす選手が多いです。
実況
予選1位通過のミヒャエル・ハイベックです。
どこまでくるか。
風を切り裂く。
仮想トップに出るブルーラインまできました。
ブルーのラインは仮想トップに出るというラインです選手からは見えません。
画面上でのラインです。
101m。
原田
足の折れ曲がったところからギュンと伸ばすのが早いですね。
無理な前傾をかけないんですね。
ですからスキーが下方向にプレッシャーがかからないのでス〜っと前に進んでくる、いいジャンプです。
実況
テレマーク着地も決めました。
カットされましたが19点が出ていますね。
チェコのヤン・マトゥラです。
右に流れながらのランディング。
去年の札幌のワールドカップで初優勝をしてそこから2連勝。
32歳11か月、史上最年長初優勝。
原田
札幌では、本当にうまく飛ぶんですよ。
大好きなんですよね、札幌がジャンプ台の特徴に合う、合わないがあるんですよね。
ですから清水なんかは、このジャンプ台を非常に得意にしている。
相性がいいんだと思います。
実況
第6位に入ってきました、マトゥラ。
続いて、ドイツのリヒャルト・フライタークです。
原田
選手は自分はドイツのあそこのジャンプ台が好きだとか、私は、フィンランドのあそこが好きだとかそういう選手がいます。
実況
100mラインを超えてきます。
原田
ここは、オリンピックですから、このジャンプ台で結果を出さなければオリンピックチャンピオンにはなれませんからね。
実況
フライタークはテレマークがとれませんでした。
原田
もったいないですね。
飛距離は、十分に出ているんですけどね。
実況
着地で減点があって12位。
飛距離は出ていたんですよね。
原田
どうしたんでしょうね実況
マチェイ・コット。
ポーランド。
これは高い。
ブルーラインのあたりまで来ました。
去年の世界選手権団体3位のメンバーです。
ワールドカップでも確実にポイントを獲得してきます。
ワールドカップでは30位に入るとポイントを獲得できます。
原田
この選手は後半ですね。
中盤から後半にかけてスキーを寝かせましたよね。
ですから着地に入るスタイルがスムーズにいきました。
前の選手はそのまま立てたまま着地してきましたから追い風の影響を受けてしまったんですね。
もったいなかったですね。
実況
コットは131.6ポイント。
さあ日本、竹内のスタートが近づいてきました。
39番スタートが竹内です。
Qと書いてある数字が2回目進出を決めている選手です。
原田
非常に僅差ですよね。
5m近くの間に20人近く入っています。
実況
ノーマルヒルの特徴でもありますよね。
わずかなポイント差が大きな差になってくる。
原田
テレマーク姿勢が取れなかったとしても順位が、だ〜んと落ちることがあります。
実況
ここまでの順位がありましたが、イタリアのブレサドーラにDSQとありました、これは、失格ということになります。
順位がつきません。
原田
テレマーク姿勢がアピールといいますか、大きな印象を与えます。
実況
ユーリ・テペシュ、スロベニア。
100m付近まで来ました。
お父さんのミラン・テペシュは88年のカルガリーオリンピック、旧ユーゴ時代、団体の金メダリストです。
100mちょうど。
原田
二世のジャンパーが多いですよね。
私もお父さんと飛んでましたし。
実況
大会のオフィシャルなどをつとめられています。
原田
息子さんとも私はちょっと飛んでいるんです。
実況
原田さんは長く飛んでいらっしゃいましたから、それを思うと41歳になっても飛び続ける葛西紀明。
原田
竹内のスタートが近づいてきました。
実況
まずは37番、ポーランドのヤン・ジョーブロです。
原田
竹内はノーマルヒルに思い入れが強いはずです。
実況
高いフライトだ。
ブルーラインまで持ってきた。
原田
直前ですけれども、体調を崩しましたけれども竹内君の狙いはこのノーマルヒルだと思います。
ここへ入って来て、飛ぶたび、調子をあげています。
竹内君の素早い飛び出しができてきていますから非常に期待できると思います。
実況
ジョーブロ、ちょっと着地が乱れましたが第4位です。
今シーズン、ワールドカップ初優勝を飾っています。
原田
条件がそろってきているから距離が伸びてきているんだと思います。
風の状況がよくなってきてるいるといえます。
この流れに乗れるといいですね。
実況
スロベニアのイエルネイ・ダミアン。
札幌のワールドカップで30歳、初優勝を果たしました。
原田
やっぱり上位に入る、メダルを取ろうというのであれば、運も味方しなければいけません。
飛んで、あとはこの舞台に立っている人はほとんど上手な選手ばっかりです。
思い切って飛ぶだけです。
実況
去年の世界選手権、高梨沙羅らと組んだ混合の団体で堂々の優勝。
ワールドカップ、今シーズン2位もあります。
竹内択、踏み切った。
原田
うーん、もう少しね。
後半のフライトがあるといいんですけどね。
実況
98m。
原田
少しタイミングがくるったでしょうかね。
ポジションがちょっと高いですね。
助走の時からバランスを崩しているのが分かります。
竹内君らしい強い踏み切りができませんでした。
実況
竹内も2回目進出は確定です。
トーマス・モルゲンシュテルンです。
トリノオリンピックのラージヒル金メダリストです。
モルゲンシュテルンがどこまで飛んでくるか。
低い助走から飛び出して、ピタリと空中姿勢が決まっている。
しかしブルーラインの手前。
97m50。
原田
う〜ん、トレーニングから同じ距離ですね。
いろいろな微調整をしているんでしょうけど飛距離に表れてきませんね。
実況
葛西が優勝したフライングヒルの大会で空中でバランスを崩して落下する転倒事故を起こしました。
頭部と肺を損傷したということでしばらく病院に入っていました。
精神的な影響は原田
少しあると思います。
ジャンパーにとって恐怖心が出ますから。
実況
ディートハルトが入りました。
クラニェツは欠場のようです。
今シーズン絶好調。
実質デビューのワールドカップ、ジャンプ週間の総合優勝。
原田
基本通り、そういいますか上半身のスタイルなんかは非常に見事です。
ジャンプ週間で活躍したのが頷けます。
実況
ディートハルト、この段階で2位です。
ハイベックのポイントが変わりません。
続いて、ドイツのアンドレアス・ヴェリンガーです1月にワールドカップ初優勝を決めています。
ワールドカップの今シーズンのポイントの強い選手ほど後に飛んでいきます。
実況
96m。
原田
風の数値が追い風の数値で非常に大きいですね。
うまくは飛んだんでしょうけどね。
運に恵まれませんでしたね。
実況
43番のビブナンバー48番はレジェンド葛西、神風葛西となります。
原田
歴史に名前を残した選手達の後に葛西がもっと歴史に名を残しているんですが最後に出てくるのが楽しみですね。
実況
2シーズン前にワールドカップ総合優勝を果たしているノルウェーのアンデシュ・バーダルです。
これは持って来ました、ロングフライト。
トップに出る目安のブルーラインを越えてきました。
やはり、ここにくるとこういうジャンプが来ますね。
原田
上半身の起こし方がうまいですね。
そこにスキーがうまく絡んでくる。
上がって来る。
いいジャンプをしましたね。
実況
これでトップに出るか。
そして最後のテレマーク着地。
原田
世界チャンピオンになった人ですからね。
細かいところまで、うまいですね。
実況
トップに出ました。
アンデシュ・バーダル、135.8ポイントです。
続いて、シモン・アマンです。
超人ニッカネンでも個人の金メダルは3つです。
アマンはすでに史上最多、オリンピックの個人の金メダルは4つ。
全盛期のアマンのジャンプではない。
原田
かなり力が入ったようですね。
出る時の表情も硬かったですよね。
かなり力んで上半身に相当力が残っていますね。
実況
練習の時からあまり浮かない顔をしていました。
う〜んという表情です。
この段階で13位。
もちろん2回目進出は決めています。
優勝を争う時は、この1回目と2回目の合計になりますので。
原田
4年に1度にピークもってくるというのは非常に難しいことですね。
実況
ドイツのフロイント。
あっと、転倒。
着地した後にスキーを取られて、転倒。
大丈夫でしょうか。
大丈夫というアピールに場内から安心の拍手がわき起こりました。
ひやりとしましたね。
原田
相当ジャンプ台の形状が緩やかなもんですから、こういった選手は距離が伸びるので落ち際にふ〜っと浮力を受けてパタンと落ちるんです。
その間隔がこのジャンプ台には非常に少ないですから、緩い追い風が吹いているせいでぎりぎりまで着地姿勢を我慢して来るんですね。
実況
ずいぶんと。
原田
テレマーク姿勢が低くなってしまって危なかったですね。
今のは。
実況
ドイツのフロイント、転倒してしまいました。
原田
オリンピックですから50cmでも遠くに飛びたいですし、飛型点も1点でも多く飛びたいという気持ちがこういったことにつながります。
実況
転倒は、飛型点が大きくマイナスされます。
さぁ続いてはシュリーレンツァウアーです。
鳥人、ニッカネンを越えたワールドカップ歴代最多52勝。
これはシュリーレンツァウアーのジャンプではありません。
原田
飛び出しの角度を高く飛び過ぎましたかね。
特徴なんですけど前を向きすぎている傾向がありますね。
低いフライトのジャンプ台ですから、あまり低くは行けないなという微妙なラインが狂ったのかもしれません。
実況
これがオリンピックの舞台なんでしょうか、ニッカネンを超えた男でも原田
金メダルを狙いに来ていますからね。
実況
この表情です。
第15位。
このあと日本の葛西です、スタートゲートに入りました。
ワールドカップは、16勝。
史上最多7度目の冬季オリンピック。
メダルへ向けて伸ばせ。
トップに出る。
ブルーラインまでは行きませんが。
原田
まずまずじゃないですか。
やっぱり葛西選手は上半身をほとんど起こさないで低く飛び出すんですね。
ですのでこのスキーの高さをうまく保てば落ち際、後半ス〜っと浮いてくる選手ですから、今のジャンプはこれはできていたと思います。
実況
テレマークを超えて、かなり低い姿勢にはなりましたが131.2ポイント。
この段階の第6位。
原田
いいところにつけましたよ。
ほとんど点数の差がありませんので逆転の可能性は十分にあります。
実況
トップとは、4.6ポイント差、わずかです。
続いてプレヴツ。
フワフワと飛んで行く、ブルーラインの辺りまで行きました。
原田
バネといいますか低くおり込んだひざをギュっと伸ばすんですね。
体を一直線に残してフライトをとるんです。
スキーをうまく操作して飛んできます。
実況
プレヴツがどこにつけてくるか。
葛西は第6位、プレヴツは葛西より上にきました。
原田
葛西はもう130点のところまで取ってますから、130点台の選手達はほとんど優勝争いにからんでます。
どの選手が優勝するか分かりません。
実況
これは面白い2回目を迎えそうです。
葛西、十分に金メダル圏内につけています。
さぁ、最後はストッフ。
スピードがある、やはりワールドカップ総合、今シーズントップのカミル・ストッフ、105m50を持ってきます。
原田
完全に技術の差がでましたね。
伸びますね、斜面と平行になるぐらいまでスキーを寝かせてくるんですね。
いよいよヒルサイズに近づくジャンプをこの選手だけですね。
できましたね。
このジャンプ台でヒルサイズに近づくのは技術がいるんですけど、やはりストッフ選手、やり遂げました。
実況
トップになります。
これ以上飛ぶと危険という目安のライン、ヒルサイズに迫るジャンプです。
これでストッフ。
バーダルと続きます。
原田
羽田は、131ポイントですよね。
130点台の選手は、ほとんど差があり実況
清水礼留飛、予選3位通過。
公式練習では1位もとりました。
どこまで持ってくるか。
K点を越えてきました。
仮想トップに出るブルーラインのあたりまでもってきました。
99m50。
122.2ポイント。
スタートです。
31歳、初出場。
大きなV字。
もっと伸ばしたい。
仮想トップに出るブルーラインの手前ではありますが。
原田
そうですね、横風を少し受けたようですね。
実況
123ポイントで第2位です。
今シーズン、ワールドカップ2位もあります。
スタートしました竹内。
1回目、踏み切った。
どうか持ってこられるか。
原田
う〜ん、もう少しね。
後半のフライトがあるといいんですけどね。
実況
123.1ポイント。
竹内も2回目進出が確定です。
ワールドカップは16勝。
史上最多7度目の冬季オリンピック、メダルへ向けて、カミソリ・サッツ。
ブルーラインまでは行きませんが。
原田
まずまずじゃないですか。
実況
131.2ポイント。
徳島
ここで決勝1本目を終えた日本勢4選手の順位を確認します。
全員2本目に進出を決めました。
山本
明日レースが行われるスピードスケート男子500。
出場する長島圭一郎、加藤条治ら日本男子スケート陣が公式練習にのぞみました。
バンクーバー大会で銀メダル。
今シーズンのワールドカップで唯一2勝を挙げている長島。
公式練習では自らが課題とする最初のコーナーへの入り方に時間を割き、滑りを最終確認。
世界一といわれるコーナリングに磨きをかけ、表彰台をねらいます。
一方、バンクーバー大会、銅メダルの加藤。
トップスピードでの練習は行わず動きのチェックのみで練習を切り上げるなど2大会連続のメダル獲得へ順調な仕上がりを見せています。
荒川
長島選手も加藤選手も明日のレースに向けて準備万端という様子ですけど、加藤選手も世界新記録を出してから徳島
ここで決勝1本目、21位の竹内拓選手のインタビューが入ってきました。
聞き手
ソチオリンピックの1本目を終えました、どんなジャンプになりましたか。
竹内
ちょっとサッツした時に後ろの板があたっちゃってバランスを崩してしまいました。
それ以外は今のところ悪い点は見当たらないかなと思います。
聞き手
渡瀬選手です。
初めてのオリンピック、1本目が終わりました。
どんなジャンプでしたか?渡瀬
自分では目標にしていたというか悔いのないジャンプといいますか。
ある程度自分では納得できるジャンプだったと思います。
最高の舞台で自分の納得できるジャンプがとりあえず、まず1本できたのでもう1本あるので続けてできるようにがんばりたいと思います。
徳島
4人ともまた僅差の中ですからチャンスがありますね。
荒川
メダルがかかる選手にとっては、2本目というのは気持ちのうえで慎重になるかもしれませんがしっかり飛んで欲しいなと思います。
2本目は、どんなジャンプを見せてくれるでしょうか。
実況
ジャンプのメダル第1号は誰になるのか。
ノーマルヒル決勝の2回目を迎えました。
日本勢は全員2回目にコマを進めています。
7番スタート、先陣をきって清水礼留飛、10番スタートで渡瀬雄太、11番スタートで竹内拓。
葛西紀明は24番スタートになります。
原田
清水も99.5m。
100m近く飛んでいます。
実況
清水自身もノーマルヒルだとそんなに差がないから十分まだチャンスがある、そういうふうに話していました。
原田
最後の選手は飛びましたけど、10mぐらいの間に30人いることになります。
実況
トップ選手がスタートします、フロイントです、ドイツ。
高い。
しかし最後はポトリと落ちてしまいました。
原田
転倒の影響もあって準備ができなかったかもしれません。
1番という早いスタートでしたから。
焦ったといいますか。
2回目の準備がなかなかできていなかった感じがします。
実況
1回目は転倒しました。
しかし審判団の判断により、引き上げられまして、2回目を飛ぶことになりました。
93m50。
距離を伸ばすことはできませんでした。
イタリアのコロレドです。
1回目のジャンプを勝ち抜いてきました。
原田
とにかく2本目を飛ぶことが目標だったと思います。
コロレド選手。
それができたということでまだまだジャンプ人生これから続きますので、今回のオリンピックで自信つけることになりますね。
実況
2回目は飛んだ段階でトップに立つのが定石になります。
K点には届きませんでしたがトップに立ちます。
実況
続いてはヤンネ・アホネンです。
メダルを求めて復帰してきました。
だいぶ手前の着陸になりました。
このジャンプ台のK点、95m。
この95mのK点までいきますと飛型点の基準60点がもらえます。
そこから1mごとに2ポイントのプラスマイナスです。
飛型点は傾姿勢やテレマーク着地を採点して5人の飛型審判がそれぞれ20点満点で採点。
この段階でトップに出ることもできなかった。
原田
助走のスタイルが低くなったように思います。
昔ほどの力強さ、速さができないんだなと感じます。
実況
ヤコブセンです。
ノルウェー。
これはトップに出るラインまで来ました。
原田
この選手もワールドカップで優勝を何度もした選手です。
ですから4年に1度のオリンピックに調子を合わせて来る結果を出すということは難しいんだなと、あらためて思いますね。
後半どんどん、どんどん距離を伸ばす選手だったんですけどね。
実況
1位に立ちました。
原田
少し追い風の数字も大きいですからね。
追い風の影響も受けてますね。
実況
ソチに来て絶好調のデシュヴァンデン、スイス。
原田
この選手も体を一直線に伸ばす選手です。
実況
96m50。
原田
このままスキーと体を少し一定の間を置きながら飛んで行く選手です。
実況
この後1人おいて、日本の清水礼留飛。
10番スタートで渡瀬雄太。
11番スタートが竹内択、葛西は24番スタートとなります。
デシュヴァンデンがトップにたちます。
抜かれるまでボードの前で立つことになります。
原田
選手はずっといたいんです。
快感といいますか。
実況
ドイツのフライターク。
原田
ドイツが好調ですよね。
原田
ノーマルヒルが終われば今度はラージヒルに舞台を移して団体戦もあります。
チームの好調さが非常に気になりますよね。
実況
日本チームも全体的に好調を保っています。
原田
2回目に4人とも日本は残っていますからね。
実況
フライタークがトップに立ちました。
さあ清水礼留飛です。
1回目は99m50.初めてのオリンピック2回目、踏み切った。
板が動く。
きた、きた、きた。
持って来ました。
この段階のトップに出るか、99m50。
原田
1回目で力みがでたというふうに言ってましたし、そういった意味では2回目は非常にスムーズに空中に出られました。
スムーズな前傾姿勢もとれています。
清水君の十分な力が出せたと思います。
実況
清水、トップに出ました。
原田
彼もまだ若いですからね。
今日のジャンプが非常に自信になってくれるといいと思います。
実況
そして、コウデルカ。
これは清水を越えるかどうかのライン。
99m50、同じところまで持ってきました。
原田
納得してますよね。
練習から非常に好調で2番をつけてるんですね。
ですから今日は、十分な力がコウデルカ選手らしいジャンプができたんじゃないかなと思います。
実況
今シーズンは体調不良があってワールドカップでポイントを伸ばせず、早い番号でのスタートとなりました。
実力はやはり出してきました。
ここで清水に代わってトップに立ちます、コウデルカ。
清水が現在第2位。
10番スタートで渡瀬、11番に竹内が控えています。
ヴェルタです。
これは手前になりました。
原田
葛西がメダルを取るまでの点数が少ないというところもあります。
1mから2mいくだけでこういう選手もぐっと順位が上がります。
1回目は多少この辺の選手は課題ができたんだと思います。
少しのタイミングのズレとか。
それを修正してくると思います。
距離を伸ばす十分なチャンスがあると思います。
実況
2ポイントを挽回するには1mでいい、さぁ、渡瀬です。
原田
非常に好調ですよね。
見事なジャンプを続けていますよ。
実況
大きなV字。
K点を越えたところのランディング。
もっと距離を伸ばしたいというのはありましたけど、97m。
原田
悪くはないんですよ。
タイミングもあってますし、ベテランらしい空中フォームです。
ムダもないですし、バランスもとって、着地も非常にきれいです。
実況
高校生でワールドカップデビューし、31歳。
ようやくつかんだワールドカップの舞台。
原田
ラージヒルも期待できますよね。
実況
渡瀬はこの段階の第4位でした。
さぁ今度は竹内拓。
原田
1回目は悔いの残るジャンプでしたから、どこまで挽回できるでしょうか。
実況
ブルーラインの手前。
95m50。
原田
もう少し、弓矢をびよ〜んと伸ばすような体全体を使った踏み切りができるんですけどね。
体調を崩した影響でしょうか?硬さが出ている気がします。
実況
ワールドカップ転戦中に持病のぜんそくを悪化させてしまいまして遠征から外れるというブランクがありました。
この段階の第6位。
ちょっと悔しそうな表情です。
しかし全体的には好調ですから。
この後、ラージヒル団体があります。
原田
日本選手が好調を保っているのは、間違いないと言えます。
実況
ノルウェーのファンネメル。
原田
ジャンプ台の相性からいえばラージヒルに上がれば日本の選手がもっともっと距離を伸ばすことが考えられます。
それからノーマルヒルで残念ながら外れてしまいましたが伊東大貴がまだ控えにいるんです。
非常にチームとしては心強いですよね。
実況
伊東大貴選手は、練習を見ていても決して悪くないんですよね。
コーチ陣も困っちゃうなという嬉しい悲鳴でした。
原田
その伊東よりも他の選手の調子がいいということで贅沢な悩みですけどね。
実況
ファンネメルがトップに出ました。
原田
それだけチーム力が高いといえます。
ラージヒルにいってからまた楽しみになりましたね。
実況
このヤン・マトゥラです。
現在、清水は第3位です。
95m50です。
清水、渡瀬、竹内とすでにノーマルヒルの2回目を飛びました。
あとは日本の真打ち、葛西です。
原田
このまま、いってほしいですよね。
風の影響が非常にありますが、少ないですから実力通りの大会になっていると思います。
実況
マトゥラは伸ばせません。
現在第7位。
そしてシュリーレンツァウアーです。
まさかのシュリーがこの位置。
しかし意地の2回目を持ってくるでしょう。
飛型姿勢は決まっている、大きなジャンプだ。
原田
2回目は修正されましたね。
実況
101mです。
原田
上半身が上がりすぎず2回目はかなり修正されました。
やはり2本揃えるというのは非常に難しいんだなというふうに思いますよねこうなると。
実況
年間通して日本をそろえて勝っていくワールドカップ総合という順位というのは価値があるわけですね。
シュリーレンツァウアー、ここでトップに出ます。
葛西はワールドカップ総合で第3位。
原田
その中でもオリンピックチャンピオン。
短期決戦です。
ここで飛べばいいわけです。
それがなかなかね難しいんだなと思いますね。
実況
ヤクブ・ヤンダです。
ワールドカップは、6勝の実力者。
板と体が一直線K点を越えてきます。
原田
この選手も以前はカミカゼスタイルといいますか。
スキーの中に体をぐっと埋め込むほど前傾姿勢をとっていたんですけど、そうではなくルールの変更ですとかスーツの変更でスタイルを変えて今でもこうやって距離を伸ばすのは見事ですね。
実況
この段階でトップに立つことはできません。
第5位です。
オリンピックという舞台で力も入ったり、いろんなことがあるでしょう。
さぁ、シモン・アマンです。
オリンピックで金メダル4つのシモン・アマン。
原田
実力はあるわけですからね。
楽に飛んでほしいんですけどね。
原田
彼は、オリンピックメダリストですからね。
オリンピックで結果を出してこそシモン・アマンだというふうに自分でも思っているはずです。
実況
ブレーキングトラックで止まったあとに倒れ込んで天を仰ぎました。
原田
スイスという国からも非常に期待されて今回に来ているわけです。
プレッシャーもあったんでしょうね。
実況
シモン・アマンを押して、この段階でトップに立つことはできません。
現在第4位。
今、悔しいという声が聞こえましたね。
トーマス・モルゲンシュテルン。
原田
この人もオリンピックチャンピオンです。
実況
トリノのラージヒルの金メダリスト。
V字を決めて伸ばしてくる。
ガッツポーズが出ました。
原田
できるんですよ。
実況
101m。
原田
強豪が3人続きましたがこれが1本目にできていれば、2回目の戦い方がガラっと変わるんですけどね。
実況
ですから2本そろえること。
原田
非常に難しいですね。
実況
モルゲンシュテルンもトップに立つことができない。
実況
アンドレアス・ヴェリンガー。
原田
2本そろえるというのは、めったに。
自分のジャンプを心がけるといいますけど、少しの力みですとかタイミングのズレが50cm、1m距離を落とします。
実況
ワールドカップデビュー、2シーズン目の勢いで行ってしまうのかもしれません。
ヴェリンガーです。
そして1本目である程度トップとの順位ではなく、ポイント差ですね。
ポイント差で近いところにつけておけばチャンスがある。
ヴェリンガーがトップにたちます。
葛西の位置がいい位置なんですね。
原田
モチベーションも非常に上がりますよね。
もっている以上の力を発揮する可能性が十分にあります。
実況
フィンランドのコイヴランタ。
原田
プレッシャーがかかるといいますけれども、逆にプレッシャーをプラスに変えられるような戦いができないとオリンピックのメダルは、なかなかとれないですよね。
実況
そういう意味では史上最多7回目のオリンピックの葛西、経験は十分にあります。
そういう経験は嫌というほどしてきた。
原田
うまく状況を読んで、自分をコントロールしてきてほしいですね。
実況
コイヴランタは3位です。
葛西が言っていました、このジャンプの人生は振り返れば95%以上が負け。
その悔しさよりも勝った時のうれしさが数十倍も大きい。
だからそれを求めている。
原田
メダルは当然3位以内。
表彰台に上がりたいなどといいますが、やっぱり勝ちたいですよね。
オリンピック選手ですから、小さな頃からジャンプ大会で子供の頃から優勝してきているはずです。
高校もそうですし、社会人に上がっても優勝したからこそオリンピックの代表に慣れているわけです。
オリンピックだからやはり1位になりたい。
これはどの選手も競技者として思いは一緒です。
実況
その思いが葛西に届くか、日本の思いが葛西に届くか。
実況
テペシュは16位と沈んでしまいました。
少し風が出てきたでしょうか。
イエルネイ・ダミアン、スロベニア。
ぴたりと状態が決まって、そのまま動かない。
これでトップに出るか。
原田
日本でワールドカップが行われた時、直前に非常に見事なジャンプをして復帰をしたんですね。
復活。
素晴らしいジャンプをするようになって、オリンピックに乗り込んできています。
実況
101mを飛びました。
原田
スキーにプレッシャーがかからない飛び出しの勢いを殺さないで飛んでくる非常に見事なジャンプです。
実況
イエルネイ・ダミアンはトップにはたてませんでした。
第2位です。
ウインドファクターといいまして風のポイントを補正するシステム、これがマイナスを示していました。
わずかに向かい風。
現在アンドレアス・ヴェリンガーがトップにたっています。
原田
清水は、1本目、2本目ともに同じ飛距離です。
自分らしく飛べたというふうに思います。
実況
21人が飛びました。
今の葛西の心境を表すとどうでしょうね。
原田
私も同じ心境になってドキドキしています。
とにかく少しでも距離を伸ばすことが大事です。
会場を沸かすぐらいのジャンプが出て後半に出てくる選手にプレッシャーを与えることができると有利な戦いになると思います。
実況
葛西の後には7人飛ぶことになります。
まずその段階でトップに立って大ジャンプでプレッシャーをかけたい。
原田
名前を見るとあまり上位の経験のない選手もいます。
葛西選手は、メダル圏内に十分に入ってくると思います。
実況
ロシアのマクシモチキン、板が揺れている。
伸ばせない。
1回目はものすごいガッツポーズだったんですけど2回目は自分の脚を叩くような感じでした。
原田
風にも恵まれて、距離が伸びましたよね。
お客さんも大喜びでした。
この選手が飛ぶ時に、会場が湧きましたよね。
こういった大歓声がわくぐらい葛西に距離を出してほしいです。
原田
少し風向きがよくなってきました。
実況
続いてポーランドのジョーブロ。
この後が日本の葛西です。
原田
緊張はすると思います。
いい緊張であってほしいですね。
実況
ジョーブロ、好調です。
高いジャンプだ。
ビッグフライトになりました。
原田
いいですね。
実況
99m。
2本そろえてきましたね。
原田
そうですね。
ここで風が少しですけど吹いてきています。
今、流れがいいですからね。
実況
この流れが次の葛西につながっていってほしい。
しかしジョーブロは、この段階の5位。
実況
さぁ、いよいよ葛西です。
まずはこのヴェリンガーを超えることです。
原田
緊張はしていると思いますがいい緊張に変えて葛西らしく飛んでくれればなと思います。
実況
メダルへの助走がスタートしました。
カミカゼカサイ。
ブルーラインには届かないか。
100mちょうど。
原田
少しタイミングが遅れたでしょうか。
少し遅れてますかね。
少しスキーを下げすぎましたかね。
でも何とか空中姿勢につなげています。
大きく体を広げて浮力を掴んでいるんですが1回目よりは、少し浮きが少なかったような気がします。
実況
ポイントはどうでしょうか。
ノーマルヒル、この段階の第2位。
風はまったくありませんでした。
この段階の第2位です。
ヴェリンガーを超えることはできませんでした。
葛西の後は残るは7人。
ポーランドのコット。
原田
やはりプレッシャーがあるんですね。
攻めるのか、守るのかというところで選手は自分で決めるんですけどそこがやっぱり微妙にタイミングがズレたりバランスがズレたりするんですよね。
実況
コットがどうか。
葛西の上に行きました。
葛西は現在第3位。
残るは、あと6人。
ドイツ、好調のバンク。
長身を生かして、これも来ます。
原田
非常に高さがありますよね。
実況
助走は低いんですけどね。
原田
長身の選手です。
ひざの折りたたみがすごいですよね。
ものすごい勢いで脚を伸ばすんですね。
体全体をバネのように使って高いフライトを飛びます。
実況
葛西を超えることはできません。
アンドレアス・バンクです。
葛西は現在、第3位で残っています。
残るは、あと5人です。
それぞれが、それぞれの思いを持って臨む、オリンピック。
原田
葛西は大きなジャンプ台を得意としていますからノーマルヒルではあまり力が発揮できませんでしたかね。
実況
ディートハルト、板が動く動く。
ずいぶん板が原田
追い風の影響があったでしょうか。
実況
すい星のごとく今シーズン現れてきたディートハルト。
原田
完全に風の影響でスキーが上がったり下がったりしました。
焦って前傾姿勢をやめることになりました。
ちょっと残念なジャンプでした。
実況
それでもトップにでます。
この段階で葛西がメダル圏内から外れました。
現在、第4位となります。
残すは、あと4人です。
原田
好調ですよね。
実況
トップに出られるか、出られないか。
原田
高いポジションからギュ〜ンと膝を折り込んでくる。
タイミングが合わせづらいとは思うんですけど、非常にうまくやってのけます。
実況
現在トップに立っているのが今シーズン、彗星のごとく現れたディートハルト。
オーストリアの選手です。
原田
もう、このへんは、僅差ですよ。
実況
第2位。
ディートハルトがトップ。
原田
オーストリアがチーム力としても強いですね。
どの選手も実力がありますね。
実況
残すは3人。
スロベニア。
ワールドカップランキングは総合第2位。
ピタリと決まってきました。
トップにでます。
これはトップに出ます。
原田
見事ですね。
体を一直線に伸ばしたスタイルですけど、非常に効率よくといいますか、スキーをうまく並行に保つんですね。
実況
バネがはじけるように飛び出していきます。
原田
スキーのたわみ方がいいですよね。
実況
ガッツポーズ。
プレヴツ、トップに出ました。
原田
メダルは確定ですね。
実況
ノルウェーのバーダル。
原田
今のジャンプは、相当プレッシャーをかけることになりましたよ。
実況
トップに出ることはできない。
98m50。
しゃがみ込んだ。
原田
少し重心が後ろだったんですかね。
カバーするように前方に体を投げ出しています。
そういった少しのミスが距離を落としました。
実況
去年の世界選手権のノーマルヒルで優勝したバーダル。
現在第2位。
ちょっと心配したんですね、自分でも。
原田
もうギリギリのところですからね。
点数を見て興奮していますね。
実況
残すは1人ですからバーダルもメダル確定です。
カミル・ストッフの登場です。
金メダルへの飛行はどうか。
伸ばす、伸ばす、伸ばす!大きなジャンプ。
ビッグフライト。
金メダルのジャンプ、カミル・ストッフ。
ポーランドに金メダル。
103m50。
文句無し。
今シーズンの強さはそのまま。
いや、強い。
原田
精神力も含めてすごいですね。
実況
アダム・マリシュも成し得なかったオリンピックの金メダル、原田
今の角度に出て行くのはこの選手しかいません。
普通はあの角度で出ていくとスキーが下がってしまうんです。
それを倒すのが大変なんですが、この選手はいとも簡単に空中に出ていって、さらに後半のフライトまでスキーを伸ばします。
実況
ポイントがでます。
カミル・ストッフ優勝、金メダル。
20点の満点が2人でました。
札幌オリンピックのオルトラ以来、ポーランドに金メダルをもたらしました。
日本の葛西は入賞ライン8位。
2人に担がれましてついにポーランドに金メダルをもたらしました。
あのアダム・マリシュでも成し得なかった金メダルを原田
金メダルを取るだろうと世界中から注目されていて、その公約どおり素晴らしいですね。
実況
実力を遺憾なく見せつけました。
ポーランド、カミル・ストッフ、25歳、金メダルです。
見事な金メダル、ポーランド、カミル・ストッフ。
銀メダルがスロベニアのプレヴツ。
銅メダルがノルウェーのバーダルです。
日本の葛西は第8位、入賞。
これを次のラージヒルにつなげてもらいたい。
原田
ラージヒルのほうが得意のはずですから今回を自信にしてさらに上を目指してほしいですね。
実況
日本人選手はそれぞれが出し切りました。
そしてラージヒルにつなげて行くジャンプを見せました。
見事金メダルを果たしました、ポーランドのカミル・ストッフ。
見事な金メダルでした。
荒川
ソチオリンピック、スキージャンプ男子個人ノーマルヒルジャンプ競技、最初のメダリストが決定しました。
徳島
金メダルはポーランドのカミル・ストッフ選手でした。
日本人選手4人とも決勝2本目に進出しました。
そして葛西紀明選手が見事8位入賞です。
荒川
非常に表情がベテランということで落ち着いているなという印象がありました。
2本ともジャンプが安定していました。
ノーマルヒルがラージヒルにつながるジャンプになったと思います。
徳島
この後は、ラージヒル団体もあります。
この2種目にも期待しましょう。
フィギュアスケート団体の結果をご覧ください。
山本
現在5位の日本。
逆転でのメダルを目指し、まずは男子フリー町田、4回転ジャンプを成功させて3位に入り、団体順位を4位に押し上げます。
続く女子フリー、鈴木明子。
鈴木はジャンプが回転不足と判断されて得点を伸ばせず4位。
アイスダンスのフリーも5位に終わり日本は団体5位、メダル獲得はなりませんでした。
荒川
日本はメダル獲得はならなかったんですけど、それでも10か国しか出場できない中、5か国の5位。
ということで、みんな非常に頑張りました。
個人戦につながるといいなと思います。
明日はスピードスケート男子500mです。
バンクーバーオリンピックで表彰台に上がった2人の侍。
銀メダリスト長島圭一郎。
世界一美しいといわれるフォーム、今シーズン最高記録をマーク。
ワールドカップ2勝と絶好調だ。
銅メダリスト加藤条治。
こちらも世界一と称されるコーナーワークを武器にかつて世界記録をマークした2人が目指すのは、長野オリンピック以来となる金メダル。
日本のダブルエースが2014/02/10(月) 02:05〜04:30
サンテレビ1
ソチオリンピック
ジャンプ男子個人ノーマルヒル決勝
ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会
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