(白鳥圭輔)引っ越しそば一緒に食べようよ。
(ナレーション)
毎週火曜よる10時放送中の本格医療ミステリー「チーム・バチスタ4螺鈿迷宮」。
「バチスタ」コンビが潜入している終末期医療中心の地方病院で起きた数々の事件。
白鳥に送られた怪文書そして…
更には…。
(小百合)レイプされたんです。
2つの殺人事件の真犯人が暴かれる第10話を前に…
これを見ればあなたも一気に名刑事に。
クライマックスまであと僅か。
コンビと共に犯人を捜しましょう。
東城医大の心療内科医田口公平が派遣されたのはある地方病院碧翠院。
桜宮厳雄が院長を務めその娘たちが医師。
終末期医療を中心に地元からの評判もいい一族経営の碧翠院に厚生労働省の白鳥はある疑惑を抱いて潜入していた。
そこに…。
(立花)これからここの一族に会ってきます。
こっちがつかんだ証拠をぶつけにね。
この病院で行なわれていることはとんでもない重罪だ。
あなたがあの白鳥さんなら知っといてほしい。
立花と名乗る医師はこれを最後に姿を消してしまう。
(速水)白鳥…お前ここで何調べてんだ。
ないしょ。
もしもこの病院が潰れるようなことになればお前はあの人たちから大事な命綱を奪うことになる。
(美智)良かったねぇ。
(加代)おかしかったね。
その覚悟あってやってんだろうな。
もちろんだよ。
碧翠院の皆さんにちょっと聞きたいことがあるんですよ。
立花先生は今どこに?
(桜宮厳雄)またその話か。
あの立花先生が何か?じゃあこれには何て答えてくれんのかなぁ。
「助けて。
碧翠院は一度入ったら出られない病院です」。
1カ月前わざわざ僕に送られてきた手紙です。
好きなだけ調べればいい。
君らがどう動こうが俺たちは今までどおり患者を診る。
ただそれだけだ。
白鳥が碧翠院に潜入した目的は謎の怪文書だった。
しかし動じる様子のない一族。
(田口公平)患者さんは皆さん碧翠院のことをどう思ってるのかなって。
(うめ)ほんっとにいい病院だよ田口先生。
(トク)私は早く螺鈿の部屋に行きたいね。
螺鈿の部屋?
(トク)いよいよ死ぬときが迫った患者だけが入れる特別の部屋。
桜宮一族だけが入ることを許される螺鈿の部屋。
そこは命の最後を迎える患者のみとりを行なう神聖な場所だった。
そして2人は一族の過去を知ることに。
(小百合)私たちの下に葵って子がいたんです。
8年前の事故で亡くなりました。
事故?崖から転落した。
あの子は放射線科の技術に興味を持ってたらしくてね。
立花先生から読影のしかたまで教わってたようだ。
末っ子の死という重い過去を経験した一族。
その一方で…。
心配しなくていい。
人間らしく生き人間らしく死なせてやる。
患者に対し心で向き合う厳雄を田口は信頼し始めていた。
結局碧翠院の患者さんを支えてるのは巌雄先生なんです。
あの人が与える安心感のおかげで患者さんたちは元気でいられる。
いい評判の病院からなぜ怪文書が?
違和感を覚える白鳥に1通のメールが届く。
太ももと手か。
どうして一部だけ?
続いて2通目そこには衝撃の事実が。
また画像が添付されてるよ。
胸から腹足ときれいにつながったよ前回のと。
大動脈に層が出来てる。
血液が固まってたってことだ。
つまりこの画像はこの人物が死んだあとに撮影されたものだってことだね。
(島津)これを撮った人間は素人ですね。
素人?体の中心がずれてます。
誰かがこっそり隠れて撮ったAiじゃないですかね。
こっそりねぇ。
そして数日後2人は更なる事実を知ることに。
また画像が添付されてる。
この画像の送り主はそろそろ明かす気になったみたいだねぇ。
この遺体が誰のものでどうやって死んだのかを。
それよりお前たち何か知ってるか?白鳥君が受け取ったCTのこと。
何のこと?うん…知らなければそれでいい。
(すみれ)何なの?父さん。
お前たちは何も考えなくていい。
患者のことに専念しろ。
(すみれ)私たちみんないつも父さんに従ってきた。
でもこんなのおかしくない?間違えてない?私たち家族はどこかで…。
この人物の死因は側頭部の打撲。
画像診断のプロいわく鈍器で頭を殴られたのではないかということでした。
皮下出血が帯状に広がっていることから凶器はバットや花瓶のようなものが想像されると。
ただの想像でしょ。
そしてこの画像情報を元にこの人物の顔を再現してもらったところ…こんな顔が出来ちゃいました。
立花先生…。
でもこの画像を僕に送りつけてきたのは何でだろう。
内部告発のつもりならあんなふうにばらばらに送ってくる必要はないよね。
立花先生殺しの謎を解けるもんなら解いてみろと誰かからの挑戦状ですか?これは。
これを送っている人物は…碧翠院の中にいる。
真実に迫る2人。
しかし立ちはだかったのは碧翠院を信じる人々だった。
この顔見覚えないですか?立花先生っていうんだけど。
知らん!いやいや全然見ないで言ったよね今。
(うめ)これ以上碧翠院を調べ回るのはよしな。
(天馬)何があっても俺は先生の…碧翠院の味方ですから。
ところが意外な人物から鉄壁の一族に立ち向かう突破口が開かれる。
(戸山)俺が言ったって黙っててもらえますか?大丈夫だよ。
画像だけは俺のパソコンに残ってます。
立花医師が持ち込んだ碧翠院の重罪の証拠を手にした白鳥はついに1人の容疑者にたどりつく。
そういうことか。
これが長野で亡くなった患者さんの胸の画像。
巌雄先生は解剖の結果この患者の死因は病死だって断定したんだよね。
ああ。
大動脈の血液は水平に固まってるのに肺動脈の血液だけがなぜか斜めに固まってる。
長野の病院では若い医師がオペ前にカテーテルを挿入した。
そのとき誤って空気が入ってしまったんだ。
これは未熟な医師が引き起こした明らかな医療ミスだ。
解剖のミスを暴かれて立花先生を殺してしまった。
事故を起こした病院側の責任であって俺に罪はない。
ちっ。
そんな…。
君たちには申し訳ないがこんなAiごときで人を殺したりはせんよ。
解剖ミスを暴かれたことは認めた厳雄だが立花医師殺害は否定。
そんな中立花医師と一族とのもう1つの関係が。
どうして別れたんですか?立花先生と。
昔のことなんでもう忘れました。
立花医師と小百合は8年前まで交際していた。
そして更なる衝撃の過去が明らかになる。
(美樹)あの辺りに座ってたんです。
(美樹)夏の花火大会の夜でした。
殴られてた?
(美樹)ええ。
誰に?わかりません。
とにかく何も言ってくれなくて。
そして白鳥はある仮説にたどりつく。
あなたは恋人だった立花先生から暴力を振るわれてたんじゃないですか?白鳥さんちょっと。
それを知った巌雄先生が立花先生をクビにした。
なのにその立花先生がのこのこ碧翠院に戻ってきた。
自分が振るった暴力のことなんて忘れて巌雄先生の医療ミスを暴きにやって来た。
そりゃ腹も立つよねぇ。
だからあなたは立花先生を殺してしまった。
(小百合)違います。
どこが?どう違うの?あなたは何もわかってない。
(小百合)レイプされたんです知らない男に…。
えっ?
(小百合)こんな過去暴いて…満足ですか?白鳥さん。
・
(ドアの開閉音)最低!
厳雄に続いて小百合を立花殺しの犯人と疑った白鳥だったが待っていたのは思わぬ真実だった。
確かに今日の白鳥さんは軽率でした。
8年も前のこととはいえああいう話を簡単にするのはどうかと思います。
8年前ちっ。
そうだよグッチー。
あっ何で忘れてたのかな。
桜宮家には葵君って男の子がいたんだよね。
2006年の花火大会は8月13日。
小百合先生の事件から僅か5日後に葵君が崖から転落したってことか。
ほぼ1週間のうちにこんな不幸が重なった。
偶然にしてはちょっとこれつながり過ぎてるよね。
2人が8年前の出来事に迫る一方で…。
おい。
おいおい!うそだろ?何なんだ!はぁはぁ…。
はぁはぁはぁ…。
何で?昨日見ちゃったんです俺。
CT室に人がいて遺体をこっそり撮影してた。
えっ…あぁそれ誰が?言っても信じてもらえない。
えっ?
(すみれ)戸山君どうしたの?あぁいや…。
失礼しました田口先生。
戸山さんどうして…。
今からそれを調べる。
あんたじゃだめなんだよ巌雄先生。
これは殺人の可能性が高い。
とりあえず巌雄先生遺体から離れてもらえますか。
碧翠院の関係者は全員が容疑者だから。
(小幡)碧翠院から被害者が出るとはな。
(大野)あの晩戸山さんは何を見たんですかね。
さあなでも田口先生の話じゃかなり青ざめてたらしい。
まさか…。
ほんとに?やっぱり敷地内にお寺も火葬場もあるから出ちゃうんですよあの病院。
とにかくもう一度未解決の謎を整理するぞ。
1つ白鳥の元に届いた怪文書を誰が出したのか。
確か「助けて。
碧翠院は一度入ったら出られない病院です」ですよね。
2つ素人が撮ったというばらばら画像の送り主は誰なのか?
(大野)立花医師の遺体をなぜわざわざ分けて送ったのか。
それも白鳥さんに。
ほんと挑戦状としか思えませんよね。
ああ。
そして3つ目は立花は誰になぜ殺されたのか。
(大野)花瓶のようなもので頭をど〜ん!て殴られたって話でしたよね。
そして放射線技師の戸山が死体で発見された。
(大野)もうすぐ解剖の結果が出るはずです。
何か手がかりが出てくればいいんですけどね。
(小幡)白鳥の言うとおり碧翠院の関係者が怪しいのは間違いない。
しかし厳雄先生も小百合先生も立花殺しは完全に否定している。
小百合先生といえば8年前のレイプ事件もまだ未解決ですよね。
(小幡)まあな。
関係ねぇわけねぇか。
レイプ事件葵君の転落事故そして立花先生が碧翠院を去った。
全部同じ8年前に起こったんだ。
(大野)アルバイトの天馬君も前回の取り調べで言ってましたね。
(回想天馬)18歳の誕生日に葵は息を引き取りました。
そして桜宮家は変わってしまった。
8年前の出来事がこの一族を大きく変えたことは間違いありませんね。
もう一度直接乗り込んで確認するぞ。
碧翠院に何があるのか。
このあといよいよ碧翠院の構造が明らかに。
更に「バチスタ」コンビが「螺鈿迷宮」の極秘情報を語る。
(伊藤)今回やっぱり一番違うのはその僕たちがこう求めている真実というかそこがこう白なのか黒なのかというところを明確にすることがなかなか難しいという……っていうか。
だからこそすごくミステリーとしても難しさを増してるのかなっていう気はしますね。
(仲村)悪意のある犯罪者が登場人物の中にはいないっていう。
まあまさにタイトルどおりですけどそれは見る角度によって何色にも…白にも黒にもう〜ん。
もっと曖昧な色にしか見えないというか。
そこがまあすごい違うとこだなと思いますね。
立花医師そして戸山の死。
その真相を探る2人がたどりついた3つの手がかりそれは。
(小百合)ここが螺鈿の部屋です。
終末期の患者さんのみとりの部屋として使っています。
この扉開けてもらえる?ここは?
(小百合)患者さんが亡くなったときにこのエレベーターでご遺体を解剖室まで運びます。
何?これ。
これで院内全部監視できちゃうじゃない。
(小百合)監視カメラは形だけで今は使ってません。
使ってない?これが?冗談でしょ。
この部屋自体めったに人が入りませんので。
あっ下りてみます?地下通路もご案内しますよ。
向こうが病院棟ですか?
(小百合)右に行くと病棟左に行くと解剖室です。
じゃあこっちは?
(小百合)そこは私たちの住まいに。
すごいね。
どこにでもつながっちゃうんだ。
まるで地下の迷宮だね。
そして検死の結果戸山の死亡推定時刻は午後9時から12時だと明らかになり白鳥は一族の元へ。
ゆうべはどちらにいらっしゃいました?小百合とすみれは病棟。
俺は在宅診療で外を回ってた。
ということは華緒先生は1人でここにいらっしゃったと。
9時以降に誰かこちらに来た人はいませんか?病院のスタッフとかで。
(華緒)千花ちゃんが。
看護師の?ええカルテを持ってきてくれて。
(小百合)私たちを調べたければ当直記録をどうぞ。
一見完璧とも思える一族のアリバイと地下通路には何か関係があるのか?
おとといの夜20時半以降に撮影されたAi画像。
これは明らかに戸山君以外の誰かの手によって撮影されたものだ。
それもこれを撮ったのと同じ人間の手で。
それって。
立花先生の遺体です。
似すぎるぐらい似てるんですよねぇ。
撮影者の下手さが。
こうなると立花先生と戸山君は同じ人物に殺されたって気がますますしてきちゃうよねぇ。
(小百合)相変わらず推測がお好きですね。
(マナーモード)東城医大からです。
はい田口です。
わかりましたありがとうございます。
何だって?睡眠薬です。
戸山の遺体から検出された睡眠薬。
誰がどうやってそしてなぜ海に。
ほんとに小百合先生ゆうべずっと病棟にいたの?熱が下がらないっていう人がいたから。
すみれ先生も一緒に?いいや出てったね。
出ていった?それって何時頃?
(加代)10時ごろかな?昨日の夜天馬君とどこに?ドライブに。
ドライブ?すみれ先生が天馬君と?ええ。
次の診察の準備があるので失礼します。
その夜すみれと天馬を尾行する白鳥。
しかし…。
えっ?あれ?・すいません。
この先どっちのほうへ?えぇ〜?見失ったの?すみれ先生たちの車を見失ったのは病院の裏から海岸通りをまっすぐに行って3つ目の分かれ道だった。
左は商店街に出ます。
こっちは…あぁ〜別荘地に行く道ですね。
別荘ね〜。
あっ…白鳥さん!まだ温かい。
すみれ先生と天馬君の他にもう1人誰かいたんですね。
すみれ先生がここに隠してたのは戸山君殺しの証拠じゃない。
戸山君を殺した犯人かもしれない。
残された3つ目のカップは驚くべきことに8年前のある事件へとつながっていく。
で?誰の指紋だったの?8年前1人の男が自宅で死亡した。
8年前?三田村洋一当時28歳。
婦女暴行。
俺たちが追ってた容疑者だ。
でこのレイプ事件の容疑者は自宅で殺されてたってわけ?
(小幡)頭から血流して2日たった状態で発見されたからな。
で鑑識が入って三田村の部屋から本人以外の指紋が採取された。
もしかしてそのとき出た指紋が?あんたが持ってきたあのカップの指紋と一致した。
この三田村って男を殺した犯人は捕まんなかったの?殺しじゃなかった。
えっ?少なくとも法律上はそういう結論に落ち着いた。
ちっ。
どういうこと?死後数日たってるなぁ。
(小幡)殺人ですかね?いや病死の可能性もある。
はぁ?心不全を起こして倒れたときに頭を打った可能性も捨てきれない。
事件性が疑われたレイプ犯三田村の死亡。
しかし検死した巌雄は単なる病死と判断していたのだった。
(小幡)現場のドアには誰のものかわからない指紋がべったり付いてた。
俺は今でもその指紋の持ち主が三田村を殺したと思ってる。
小百合先生。
あなたの代わりに誰かがこの男を殺して復讐してくれてたみたいだね。
だから巌雄先生は病死と偽って殺人事件を隠蔽した。
誰かはわからないけど8年前からずっと桜宮家に尽くし続けてきている人間がいるみたいだねぇ。
薔薇を育てるのもね葵のほうがずっと上手。
みんなほんとに大好きだったんですね葵君のこと。
葵はねほんとに優しい子なの。
華緒先生の中では時間が止まったままなんです。
えっ?華緒先生の心の中では今も葵君が生きてる。
まだ生きてる?死んでないとしたら…。
えっ?華緒先生の心の中だけじゃない。
もしかすると桜宮葵は本当に生きてるのかもしれない。
えっ?
8年前に何があったのか。
葵の足取りをたどっていく2人。
8年前このマンションの3階で三田村の遺体が死後2日経過した状態で発見された。
実際にその人が亡くなったのは8年前の8月18日。
その同じ日に葵君の転落事故があった。
小百合先生のレイプ事件はその5日前。
・
(葵)姉さん?小百合先生から犯人の名前を聞いた葵君は姉を傷つけた男が許せなくてこのマンションまでやって来た。
そして…。
ドサッ!ドン!えっ?えっ…。
人を殺して動揺した葵君はこの道を無我夢中で走った。
夕方で足元も暗くなってる中だとここは危険ですね。
そしてこの辺りで…。
あっ…。
転落した。
漁師からの通報で救急車が駆けつけ…。
白鳥さん。
葵君を碧翠院に運んだ。
白鳥さん!見てください!助けて…碧翠院は一度入ったら出られない病院です。
あの手紙は君か君が書いたのか?助けを求めてたのは君だったのか?
(メール着信音)「タチバナ」。
あっこれ。
華緒先生。
この年で生まれて初めて幽霊を見ちゃいました。
巌雄先生あなた自分がやってることわかってるよね?全てわかったうえでこの道を選んだ。
君らに理解してもらおうとは思わん。
巌雄先生。
家族を守るためなら俺はどんな罪でも背負う。
僕とグッチーが会った葵君はあなたたちから聞いてた葵君とは別人だった。
後遺症は左足の麻痺だけじゃなかった。
すみれ先生?頭部損傷の影響であの子は…。
あぁ〜!あぁ〜!あぁ!
(すみれ)記憶も曖昧。
日によっては私たち家族の顔も忘れてるときがある。
転落事故のあと目覚めない葵のベッドの傍らで母はどんどん痩せて心を閉ざしていきました。
葵を失えば母も壊れてしまう。
私たちはただ家族を…守りたいだけです。
ついに葵が生きているという驚くべき事実にたどりついた2人。
そして全ての事件がつながる。
8年ぶりに碧翠院を訪れた立花先生は恐らくどこかで葵君に会ってしまったんだよ。
そして彼に殺された。
立花先生の遺体をCTに撮ったのも?恐らく葵君は他の遺体もこっそりAiしてたんだよ。
その姿を戸山君は見てしまった。
そのことを僕たちに伝えようとしたせいで戸山さんも殺された。
葵は必ず一族のそばにいると考えた白鳥は碧翠院の地下通路がある入り江に通じていることを知る。
そこには大きな手がかりが。
小幡ちゃん。
あぁ?これ何だろう?
(小幡)車輪の跡?自転車か何かだろ。
いや…2本平行に並んでる。
この幅…車椅子だ。
白鳥さん?おぉおかえりグッチー。
何やってるんですか?それ一体。
実験だよ実験。
はぁ?
そしてある仮説を立てた白鳥は再び入り江に。
せぇ〜のよいしょ。
その仮説とは?
ここって…戸山さんの。
そう潮の流れの関係であの入り江から流されたものはこの浜にたどりつくみたいだね。
彼もあそこから流されてここに着いたんじゃないの?あの入り江なら碧翠院から直接行ける。
誰にも目撃されることなくね。
あの入り江には皆さんよく行かれるんですか?
(すみれ)入り江?実はあの入り江に車椅子の車輪の跡が残ってたんですよ。
それとボタンが1つ落ちてました。
警察に調べてもらったら戸山君が亡くなったときに着ていた服のボタンだったそうです。
それがどうした?車椅子というとどうしても葵君を思い出してしまうんですよね。
もしかすると立花先生と戸山君は葵君に殺されたんじゃないですか?
(天馬)戸山さんが亡くなった夜なら葵は俺と一緒でしたよ。
俺とすみれ先生でコテージに移したんだから。
知ってるよ。
夜の10時過ぎに車で運んだんでしょ。
(すみれ)わかってるんなら…。
戸山君の死亡推定時刻は夜の9時から12時ぐらいまでの間。
彼が殺されたのが9時だとするとあの入り江から地下通路を通って碧翠院に10時までに戻ってくる。
十分可能だよね。
ということで現段階で立花先生と戸山君を殺した犯人に一番近いのはこの世に存在しないはずの桜宮葵君です。
何で僕を死なせてくれなかったの?そのほうがいいのに。
だって僕は…。
・ドーン!
(雷の音)
(華緒)大丈夫よ葵。
うっ…。
あぁ〜!葵。
葵大丈夫。
(小幡)まさか葵君が生きてたとはな。
あぁ〜こんなとんでもねぇ結末どう上に報告すりゃいいんだよ。
死んでたはずの人間がいや〜やっぱり死んでませんでしたてへっ。
死亡届そんなの忘れて今からみんなで捜しにいきましょう!って。
はぁ〜誰が動いてくれるんだっつうの。
そんな猿芝居じゃさすがの僕も動きませんよ。
あぁ〜もう何がわかんないのかわかんなくなっちゃいました。
いいか?怪文書とばらばら画像の送り主は桜宮葵だ。
それは本人の自白ではっきりしてる。
ということは恐らく立花殺しも戸山殺しも葵の仕業で間違いねぇ。
これで後何がわかんねぇんだよ。
だって先輩地下通路を通って入り江まで行ったんですよね?ああ。
(大野)あの日先輩道は悪くてけっこうな距離歩いたから疲れちゃったな〜なんて言ってたじゃないですか。
まあな。
車椅子だったら余計大変ですよね?葵君碧翠院に8年も閉じ込められてたはずなのにどうやって鍛えてたんだろうって思ったら気になっちゃって気になっちゃって。
車椅子に乗ったまま立花医師の遺体を運んだり戸山さんのときは睡眠薬を飲ませて地下通路からわざわざ入り江まで行ったってことでしょ?そういうことになるな。
そのあと入り江から砂浜をぐりぐりぐりりとしばらく進んで戸山さんを海に流してま〜た帰ってきたって体力すごくないですか?そもそも同一犯なら何で立花医師の遺体は隠しているのに戸山さんの遺体はわざわざ海に…。
はっ!大野!はい。
前言撤回だ。
まだ俺たちが気付いてないことが必ずある。
はい!よし。
絶対謎を僕らで解き明かしましょう。
よ〜し俺は入り江に戻ってもう一度検証してみる。
了解です。
じゃあ僕は早速出前をと。
はぁ?もしもしカツ丼2つ急ぎでお願いします。
えっ…。
あぁ〜…。
小幡さん返して。
白鳥さんと一緒に崖…海沿いの所で葵君を見つけるっていうシーンがあったんですけど。
ものすごい波が高くて。
地元の漁師さんたちも何か今日はちょっと漁は出れないかもしれないっていうときに乗ってる葵君とか華緒先生とか若干酔ってそうなふうに見えなくもないなと。
池内君の役名がこはただというのがかなり後半になって知ったという。
ず〜っとおばただと僕は思ってた…。
(伊藤)はははっそうなんだ。
誰も彼の名前を呼ばすに7話8話あたりまで来たんですよね。
おばたちゃんだったらおばっちゃ〜んとかおばちゃんみたいに聞こえるなぁって。
何かイントネーション変えたほうがいいのかなとかって思ってたらこはたちゃんだったんですねはい。
僕はあの「チーム・バチスタ1」で柿谷先生悪かったって知ったときぐらいの衝撃がありましたね。
・
(スタッフ)ははははっ。
(伊藤)「バチスタ」シリーズのまあその魅力の1つというかね。
(笑い)裏魅力ですね。
ご本人知らないっていうはい。
(仲村)確かにでもその結果その結果完璧なうそをついていたかのようにまさかあの人とは思わなかったっていうふうになるっていうことはあるのかなっていう感じはしますね。
「バチスタ」シリーズのプロジェクトの幹部の方々が計算してらっしゃることなのかどうかは定かではありませんけど。
あのまさかあの人だとは思わなかったっていう。
(美智)何の騒ぎなんだい?あぁ大丈夫です。
病棟のほうはいつもどおりですから。
(美智)でも何かあったんだろ?あんな警察だなんて。
大丈夫だよね。
碧翠院追い出されたりしないよね。
約束したろう。
最期のときまでしっかりそばにいるって。
田口と白鳥は事件の真相に迫る一方もう1つの大きな疑惑にたどりつく。
加代さん亡くなった。
えっ?ゆうべ螺鈿の部屋に入ったの。
そんな…昨日食事できたんですよ。
美智さんが作った太巻きをおいしいって。
何かおかしくないですか?確かに加代さんの体調は良くなかったけどこんなにあっさり…。
トクさんのときだって…。
(稔)俺たちがこれ以上けんかしないようにタイミング見計らって死んじゃったみたいだよな。
うめさんのときも…。
ついこないだ元気に歌ってたじゃないですか。
今朝だって…。
限界点を越したんだ。
(佳苗)立ち退きの期限来月でした。
そんなまるで…間に合わせたみたいに。
どの患者さんも出来過ぎなぐらいのタイミングである日突然螺鈿の部屋に呼ばれて…。
最後まで人間らしく生きて安らかに死ぬのが理想ってみんなよくいうけど。
ここの患者の死に方は理想的すぎる。
この病院ではあまりにもあっさり人が死に過ぎてる。
きれいな螺鈿の部屋安らかな死に顔院長自ら費用を負担して解剖して直接の死因も判明してる。
完璧な死亡診断書だ。
おかしいと思っても手の出しようがない。
解剖までされてるんですもんね。
法的に自分の身を守るための解剖だったりしてね。
えっ?何なんですか?白鳥さん。
安楽死だよグッチー。
厚い信頼に包まれた碧翠院で突如浮かび上がった疑惑。
もしも回復の見込みのない患者さんに心から望まれたとしてもそれでも安楽死って罪なんですよね。
(真琴)消えゆく命を自然に任せるのと残り少ないからといって人が人の命を絶つのとは別のことだと思います。
巌雄先生は昔から過剰な延命治療には反対でした。
(加賀)心マ!この患者さんは延命を望んでません。
はっ!)苦しみを長引かせないでくれとおっしゃっていました。
おい代わってくれ。
・はい。
加賀先生。
(加賀)どけ。
この患者は…。
どけ!*
(真琴)結局その患者さんは蘇生はされたのですがご家族のご要望で人工呼吸器につながれ意識回復の見込みもないまま1年以上。
それから間もなくです。
巌雄先生が東城医大をお辞めになったのは。
そんな田口の前に現れたのはかつての巌雄の上司加賀だった。
末期の肺がんを患った加賀は過去に患者の命に対する考え方を巡って対立した巌雄の元を訪れて…。
加賀先生。
私の最期をみとってくれ。
螺鈿の部屋って何なんだ?他の患者の話によると極楽につながる部屋だそうだ。
そこに呼んでもらえると安らかに死ねる。
そのときが来たら。
今日は何だ?あの部屋でのみとりを監視したい。
白鳥さん。
本気か?何か不都合でも?あの部屋は患者と家族の最期の特別な時間のための部屋だ。
じゃあグッチーに同席してもらおうかな。
えっ?みとるほうにも精神的な負担がかかる。
その覚悟があるなら。
お願いします。
(小幡)俺たちもあのコンビもず〜っと感じてた一族の抱える大きな闇ってのはこれのことかもしんねぇな。
(大野)とんでもない疑惑が残ってましたね。
揺りかごから棺おけまでこの町の全てを引き受けてきた碧翠院がもしうわさどおりほんとに極楽への最短コースだったとしたら…。
グーー
(おなかが鳴る音)はっ。
はぁ〜。
すいません。
ふっ。
カツ丼でも取るか。
ははっ小幡さん。
このあと事件の真相に近づくキーワードを公開。
まあ今度の第10話でこれまで起きてきた数々の事件その真犯人が明らかになります。
かなり衝撃的ですね。
で後碧翠院で行なわれているのが安楽死かどうか。
これを見極めるためにえぇ〜僕田口が今回の患者さん加賀さんのみとりの瞬間に立ち会うことになります。
そのとき思った田口の感情と白鳥さんこの2人の間に大きなぶつかりというかそういうのが生まれてしまうというほんとに見どころたっぷりの回になってると思います。
碧翠院で行なわれてきたことがう〜んほぼ全てが暴かれるんですけど。
個人的には僕は巌雄先生いい先生だなって。
一視聴者としてはテレビの前で声に出してしまうぐらい思っていたんですけど。
つまり白鳥に完璧に同意することができないと感じていた時期もあったんですけど。
何が正義で何が悪なのか見てくださった皆さんがどう感じるかにお任せしたいと思いますし心の中には良きものが残ってくれると思います。
謎を解くキーワードは車輪の跡です。
あの入り江に付いていたあの車輪の跡が一体どういう意味を持つのかそれが真犯人のヒントです。
(伊藤)「チーム・バチスタ4螺鈿迷宮」残すところあと2話。
ここでしか見られないラストまでの見どころをご覧ください。
あの部屋でやっていることが安楽死だったら絶対に許されない。
どんなことをしてでもやめさせる。
(葵)助けて母さんが死んじゃう。
あぁ〜!
(すみれ)ねぇ何があったの!?このまま処置するぞ。
彼はもう誰からも好かれる天使のような少年じゃない。
今はただの人殺しだ。
やめろ!
(小百合)本当はまだその時期じゃないんですけど螺鈿の部屋に行きますか?
(美智)今夜かい?
(すみれ)患者に泣かれる気持ちあんたにわかる!?だめだよグッチー!
火曜よる10時のドラマ放送中に…。
2014/03/10(月) 01:45〜02:40
関西テレビ1
チーム・バチスタ4螺鈿迷宮 全ての謎に答えます!真犯人はコイツだSP[字]
チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮もいよいよクライマックス!真犯人が明らかになる第10話を前にバチスタコンビが謎の核心を暴露&刑事コンビが独自の方法で謎を徹底調査!
詳細情報
番組内容
毎週火曜よる10時放送中のドラマ、チーム・バチスタ4螺鈿迷宮。
バチスタコンビこと田口公平(伊藤淳史)&白鳥圭輔(仲村トオル)が、潜入中の地方病院「碧翠院」で起こった2つの殺人事件の謎を追う。院長・桜宮巌雄(柳葉敏郎)や医師で娘の桜宮小百合(水野美紀)、桜宮すみれ(栗山千明)ら、一族の中に犯人はいるのか?
そして、白鳥に送られた「助けて。碧翠院は一度入ったら出られない病院です」の本当の意味とは?
番組内容2
さらに2人は沸き起こった安楽死疑惑に迫る。田口は「螺鈿の部屋」に入った加賀(山本圭)の看取りに立ち会うことに。白鳥はその証拠を見つけようと、ある人物を呼び出す。そんな中、葵(山