・『チェコ組曲』
(千秋)
親愛なるヴィエラ先生。
先生が指揮するプラハドヴォルザークホールでの公演今年こそまた見に行きたかった
なぜ僕はここにいなければならないんでしょうか?
有名ピアニストを父に持ち音楽一家に育った俺は小さいころから世界中の舞台を見てきた。
ウィーン。
ベルリン。
プラハ。
ヨーロッパの荘厳なオーケストラ
そしてセバスチャーノ・ヴィエラの指揮
俺はすぐに音楽に夢中になった
父の顔を使っては劇場に潜り込み…
(英語の会話)
(ヴィエラ)ああっ!
それがきっかけでヴィエラ先生に気に入られまだ子供の俺にも先生はいろんなことを教えてくれた
(ヴィエラ)スカトロジスト
そして父と離婚した母とともに日本に帰ることになった俺は…
(千秋)マエストロ!
それから10年
・
(トランペットの演奏)
(千秋)《下手クソ》・
(オーボエの演奏)《ど下手クソ!》・
(歌声)《みんな下手クソ!》
(怜奈)ねえ見て見て。
千秋さまよ。
すごーい!今日も怒ってるー!
(真紀子)ああ4年の千秋先輩?よく分かんないけどホントに偉そう。
(怜奈)何さま俺さま千秋さま。
(学生たち)千秋さまー!
(怜奈)ねえ千秋先輩これからレッスンかな?真紀ちゃんちょっと見に行かない?
(真紀子)別にいいけど…。
その前に怜奈。
お昼お昼。
なんとわたし今日はデパ地下限定20食のスペシャル弁当。
・
(物音)の…のだめーっ!・『月光』《何であんなハムの原材料みたいなヤツが留学?》《俺は…。
俺はこんなところで何をやってるんだ!?クソ!》
(江藤)何やっとるんじゃ!?こら!勝手に盛り上がって勝手に終わらせんな!やる気あんのか!?ボケ!12月のマラドーナピアノコンクール。
お前を推薦した俺の顔に泥を塗るつもりじゃないやろな!?大学最後のコンクールやろが。
曲かてお前の好きなベートーヴェン…。
何や?これ。
スコア?何でピアノ科のお前が指揮者用の楽譜なんか持っとんのや?ハハハ!ご丁寧にチェックまで入れて。
お前指揮者にでもなるつもりか?ふざけんな!ピアノもロクに弾けんくせにアホなこと!
(千秋)うっせーな!じじい!ギャーギャーピーピー借金の取り立てみたいなレッスンしやがって。
何がエリート専門「江藤塾」だ!バカの一つ覚えみたいにフォルテ!フォルテ!コンフォーコ!てめえの生徒はみんな同じ弾き方すんだよ!気持ち悪い。
俺の才能に目をつけたなら余計なこと教えんな!言いたいことはそれだけか?まだ言ってもいいのか!?いや。
もうええ。
分かった。
もう俺のレッスンには来んでええ。
コンクールにも別の生徒に出てもらう。
お前はあかん。
俺の見込み違いやった。
ほなな。
そうだよ。
俺は指揮者になりたいんだ
・『悲愴』ベートーヴェンピアノ・ソナタ『悲愴』すげえでたらめ。
これじゃ「悲惨」だ。
・『悲愴』《違う。
でたらめだけど間違ってるんじゃない》《すごい。
何だ!?これ。
一体誰が…》・『悲愴』
(彩子)真一。
江藤先生のところクビになったって本当!?彩子…。
(彩子)江藤先生に謝って許してもらいなさいよ。
(千秋)何で?
(彩子)何でって…。
あの先生は厳しいけどうちの大学じゃいちばん有能で有名な先生なのよ。
卒業後だって真一院に進むつもりなんでしょ?せっかく目を掛けてもらってたのに!いいよ院とかもう。
俺は別にピアニストになりたいわけじゃないし。
だったら最初から指揮科に行けばよかったじゃない。
いきなり指揮科に行ったところで音大じゃ実際に指揮するチャンスなんてめったにないよ。
指揮の勉強ならちゃんと自分でやってるし。
それに俺の先生はヴィエラ先生だけだから。
ほかの人に余計なことは教わりたくない。
だったらさっさと留学すればいいのに。
バッカじゃない!?「飛行機が怖くて乗れない」なんて。
たった一度胴体着陸経験したからって何よ!?
(飛行機のエンジン音)
(千秋の叫び声)ううう…。
(彩子)おまけに海でおぼれたトラウマで船にも乗れない!?簡単に言うな!体験してないお前に何が分かる!?俺もう音楽やめようかな。
(彩子)えっ?いくら日本で頑張ってプロの指揮者になったところでヨーロッパで演奏できなきゃ意味ないし。
お前んちの会社多賀谷楽器の社員にでもしてもらおうかな。
帰るなよ今日。
やめてよ!わたしたちもうそういう関係じゃないんだから。
それにわたし負け犬なんか嫌い。
あんたなんかどこ行ったって一緒よ!
(のだめ)・「フーンフンフンフーンフンフン猫のフーン」・「フーンフンフンかたい…」
(のだめ)はや?ぴぎっ!?何とか先輩…。
何だっけ?どうしよう…。
助けてくれ…。
フーッ。
《風?》《風の音がする》《なんて心地いいんだ》・『悲愴』《今度はピアノ?この曲…。
これはあのとき聴いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ…》・『悲愴』《ゴミの中で美しく響くピアノ・ソナタ。
カプリチオーソ・カンタービレ。
気ままに気まぐれに歌うように…》ここはどこ?あれは…。
ひいい〜っ!あっ!思い出した!千秋先輩。
ヒヒ〜ン。
昨日のこと覚えてましゅか〜?ヒヒ〜ン。
ひい〜!ああっ!千秋先輩!ああっ!?ここは俺のマンション。
俺の…。
隣の部屋!?なんだ!?何なんだ!?あの女!
(のだめ)千秋先輩!ヒヒ〜ンうちの学生?あっベルト!昨日のこと覚えてましゅか〜?ひっ!?覚えてねぇー!ヒヒ〜ン。
・『ベートーヴェン交響曲第7番』谷岡肇?
(のだめ)へい!へい!ブー!
(谷岡)ハハハハハ!ねえお遊戯にはぴったりでしょ。
最後がいいね。
ハハハハ…。
あっ千秋先輩。
ああこれはこれは。
どうぞお入りください!あっいや僕部屋間違えたかも。
お待ちしてました千秋君。
いやぁ生で見るとオーラが違うな。
これでもう「落ち専」なんて言わせないぞ。
「落ち専」?落ちこぼれ専門教師。
ひどい話でしょ全く。
立ち話も何ですからどうぞ。
この俺が落ちこぼれ?
(けえ子)すいません。
(江藤)我が桃ヶ丘音楽大学のAオケは各楽器の成績上位者で編成したいわばエリートオーケストラです。
今年はコンサートミストレスの三木清良をはじめ将来有望な生徒もおりますから。
来月の定期演奏会にもいらっしゃるといい。
(けえ子)ぜひ。
(江藤)調子はどうや?
(清良)江藤先生。
ようやくまとまってきたところです。
これからが正念場ですけど。
期待しとるで。
(清良)はい。
(江藤)理事長ご紹介します。
こちら月刊「クラシック・ライフ」の河野さん。
(理事長)うーん。
何だか面白みに欠けるのよね。
(けえ子)えっ?うん?あっごめんなさい。
「クラシック・ライフ」じゃなくてうちのAオケ。
・『ベートーヴェン交響曲第9番』
(理事長)毎年似たり寄ったりで。
そう思わない?
(けえ子)かなりレベルは高いように思いますけど。
(理事長)そうね。
この人たちなら学校卒業してからでも立派にやってくんでしょうね。
だけどね本来はチャンスに恵まれずにうずもれていく才能を発掘してこそわたしたちの仕事なのよ。
何とかしてあげたいんだけどなぁ。
2台ピアノ?
(谷岡)うん。
やってみない?彼女3年の野田恵君と千秋君とで2台ピアノのレッスン。
二人が知り合いだったとはね。
ちょうどよかったよ。
ちょっと待ってください。
何で俺がこんなのと一緒にレッスンなんか…。
のだめこっちのピアノにします。
やるなら普通先生とでしょ。
(谷岡)二人の2台ピアノかなり面白いと思うんだよ。
野田君実はピアノうまいし。
いくらうまくてもあんなめちゃくちゃな弾き方するヤツに合わせられるわけないでしょ。
またまた。
君ならできる。
何たってこの大学でいちばんピアノうまいんだから。
あっできないならしかたないけど。
後輩指導だと思って。
ねっ?モーツァルト『2台のピアノのためのソナタ』?うぎっ。
知らない…。
俺もやったことない。
(谷岡)結構速い曲で合わせるの大変だと思うけどまあ気長に練習してよ。
おい。
1回譜読みしたらとっととやるぞ。
ゴミ女。
のだめって呼んでください。
テンポはゆっくりでいいから。
このくらいで。
いくぞ。
・『2台のピアノのためのソナタ』《なぜ…。
どうしてこんなにめちゃくちゃなんだ?》って楽譜見てねえじゃねえか!ぎゃばーっ!でもちゃんと暗譜してます。
ひっ!どこがちゃんとだ!?タッタッタッタッタッタッタがパパパパパパってどういうことだ!?何となく。
野田君は耳がいいから耳で聴いて覚えること多くて楽譜見ながら弾く習慣ないんだよね。
だからでたらめだったのか。
おまけに大の練習嫌いだし。
まっ気長に頑張って。
冗談じゃねえ。
こんなレッスン3日で十分。
・『魔笛』
(千秋)クソ!彩子のヤツ。
よりによってあんなハムなんかと!ぶっ!なっ何だ!?この匂いは…。
何じゃ!?こりゃ!ひーっ!?
(チャイム)
(のだめ)はーい!おっ!千秋先輩!開けるか!?普通その勢いで。
どうしたんですか?あっベルトですね。
どけっ!ういっ!?あっ。
先輩。
ベルトならここに。
掃除!えっ?掃除道具を全部出せ!掃除道具?掃除機なら出しっぱなしに。
どこだ!?ベッドの上です。
ベッドはどこだ!?そこです。
あっ!クソ!臭っ!何なんだ!?このゴミの山は!俺が全部撤去してやる!ああーっ!ダメです!この段ボールには必要なものがたくさん入ってるんです!学校の道具とか。
ああっ!?ああーっ!その段ボールの中には実家からの食料がたくさん入ってるんです!これがないと死んじゃう…。
何?ああー!ダメですダメです!これは宝物です!家宝です。
ほら。
ヒヒヒ。
ふざけんな!ぎゃば〜っ!何やってんだ?俺…。
・
(鍵盤を鳴らす音)やっぱゴミがないと全然音が違うんですね!何だ!?この匂いは!あっ先輩。
お礼に手料理作ったんです。
どうぞどうぞ座っててください。
いいよ俺は。
いいからいいから!「オケツ占い」?はい。
何だ?これ。
アジの干物のマヨネーズ添えです。
だからこの黒いのは何だと聞いている。
アジです。
炭だ!殺す気か!?手料理というならこれくらいのものを作ってから言え!やぁー!すごいすごい!何ですか!?これ!ミレリーゲ・アラ・パンナ・コン・イ・ブロッコリ。
おいしい!すご〜い!お母さんのよりうま〜い!天才ですよ〜!そっそこまで…。
のだめ感動ですぅ〜!今度はもっとうまいの作ってやるよ。
救世主〜!
(峰)じいさん変わってんなぁ。
音大なんて見学したってつまんねえぜ。
(ミルヒー)ほう。
(峰)Aオケだの江藤塾だのくだらねえ。
大体クラシックだけにとらわれるなんてバカげてるよ。
見ろよ。
世界は音楽であふれてる。
ジャズポップスそしてロック!・
(演奏)
(真澄)テンポ120。
テンポ126。
・
(演奏)
(真澄)はぁーはぁーはぁー。
もう耐えられない!こんな…こんな狭い練習室!嫌あーっ!ああー!ああっ!ああーっ!嫌ぁーっ!ああー!嫌!・
(演奏)
(岩井)誰?遅れてんの?
(桜)わたしです。
すみません。
(岩井)じゃあ同じとこからね。
バイトばっかしてるからだよ。
・
(演奏)
(真澄)嫌ーっ!嫌ー!・
(演奏)はあー。
やっぱり音楽はロックだぜ。
誰だ!?『2台のピアノのためのソナタ』
18世紀後半モーツァルトがピアノがうまい知人の娘との合奏用に作った明るいサロン向きの曲。
モーツァルトが2台ピアノのために作った曲は生涯でこれ1曲のみ
谷岡先生も人が悪いな。
もっとやりやすい定番の曲もあるのに。
3日で十分と言ったもののこれは合わせるのも大変だ。
遅い!
(谷岡)アハハハ!野田君やっぱりまだ?あんまり時間どおり来ることないんだよね。
そんな。
仮にもこれは授業でしょう?まあ僕も遅れることあるから持ちつ持たれつ?ちょっとお茶でも飲んできたら?・
(早川)千秋君。
あっ。
僕指揮科の…。
知ってるよ。
(大河内)そりゃそうさ。
有名だもん早川君。
ちなみに僕はその次に有名な指揮科の大河内守。
僕留学先で今度ゲルハルムの受講生オーディション受けようと思ってるんだ。
そう。
ゲルハルムって!?
(せきばらい)あのセミナーにはセバスチャーノ・ヴィエラが特別講師として来るんだぜ。
まあ僕もいずれ受けることになるだろうけど。
(早川)彩子ちゃんから聞いたんだけど千秋君ってヴィエラ先生と知り合いなんだって?もし会えたら何か伝えておくけど?・『2台のピアノのためのソナタ』
(ミルヒー)ブラボー。
・「今日のご飯は何じゃろな〜?」・
(ミルヒー)すみません!はぎゃ?オー!あなたはさっきのファンタスティックガール!こんばんは。
こんばんは。
タクシー走る道教えますか?タクシー走る道?うん。
オー!あっち行って左行って右曲がって!オー!優しいお嬢さん。
わたし日本語分かります。
ちょっと久々なだけ。
ビッテ案内もらえますか?ビッテ?うん。
ついでに食事でも。
食事?オー。
でも悪いです。
知らない人についてっちゃダメって。
ナイーン!わたしドイツからやってきた善良な観光客ミルヒー・ホルスタインと申します!はあ。
日本すっかり変わって全然分からない。
老人独りぼっちでとても寂しいです。
オー。
独りぽっち。
(おなかが鳴る音)オー。
(おなかが鳴る音)分かりました。
のだめと一緒にご飯食べに行きましょう!行きましょう!そうだ。
千秋先輩のことも心配だし先輩と一緒にご飯食べに行きましょう!のだめちゃん!わあー!ちょうどできてるできてる!ジャストタイミングでしたね!はあー。
いい匂い。
ブーケガルニの香りがします。
フランスの家庭料理ですね。
さあさあ冷めないうちにいただきましょ。
ワーオ!こんなところにワインです。
あっ。
先輩も座って座って。
一緒にいただきましょ。
ほげ〜っ!何が座って座ってだ!誰んちだと思ってんだよ?しかも何だ?このじいさんは!?盗賊か?お前ら。
盗賊だな。
ワインを飲むんじゃねえ!のだめちゃん。
ここのだめちゃんのアパートメントと違うの?のだめのアパートメント…。
隣の部屋だろ!しかも何だ?この怪しいじいさんは?怪しくないです!のだめのお友達です!さっき道で会った。
名前は…。
「さっき道で会った」?おい。
それでも友達か?あっミルヒ!ミルヒ・ホルスタインさんです。
ミルヒ・ホルスタイン。
牛の乳って明らかに偽名じゃねえか!ほう!あなたドイツ語分かりますか?ハーイ!こちら千秋先輩。
とっても優秀なんですよ!それにピアノもとーってもうまいんです。
ほう。
それは聴いてみたいものです。
オー!すてきなピアノね!オー!ホントでーす!おい。
まさかホントに泥棒じゃないだろうな?えっ?千秋君。
この人知り合いですか?うわっ!あああっ!俺の指揮の師匠だ。
勝手に触るな!指揮?あなた指揮者になりたいの?悪いか!?のだめちゃん。
ここ出ましょう。
えっ?千秋君迷惑そうだし。
わたしの泊まってるホテルとてもすてきなスシレストランあります。
スシレストラン!?行きましょう。
はーい。
うん。
このじじいただのスケベじじいか。
おい!ちょっと待て!今日は特別に俺の部屋で。
部屋で!?練習見てやるよ。
練習。
のだめちゃん。
わたしがもっと楽しいこと教えてあげます。
えっ?美しい夜景の見える部屋で。
オー。
フカフカのベッドフカフカの枕。
きれいなお部屋。
フカフカの枕。
千秋君ご愁傷さま!ハハーッ。
レッツゴー!おい!こっちにもあるぞ。
フカフカのベッド。
それって先輩のですか?あ…ああ。
枕は?腕枕。
ぎゃぼーっ!のっのだめちゃん!痛い離して!嫌!あっ!というわけだからじいさんよい旅を。
あっ。
これやるよ。
ポストに入ってたから。
千秋!さあどうぞ。
真一さん。
いやーん。
何が「いやーん」だ!このうすらボケ!ぎゃぼーっ!あんな極悪じじいをウチに連れ込みやがって!お前も帰れ!この寄生虫!えー!?嘘つき嘘つき!ひぃ!うっ!分かりました練習します!練習しましょ。
のだめちゃんと練習しますから。
ホントにちゃんとやりますから。
もうどうだっていいんだよそんなこと。
どうしたんですか?今日練習も来なかったし。
はぎゃ。
何ですか?これ。
指揮者用の楽譜?すごーい!チェックがいっぱい。
やっぱりさっきのホントだったんですね。
先輩指揮者になりたいって。
のだめも早く先輩の指揮姿見たいです。
帰れ。
こんな勉強したって一体何になるっていうんだ。
いくら勉強したっていくらピアノがうまくったって結局はハムにすら負けてる。
10年前も今も俺はただ遠くからオケを見てるだけなんだ。
俺もやりたくない。
お前も練習したくない。
それでいいじゃないか。
もともと何の意味もない課題なんだ。
無理してやることもないだろ。
でも…。
谷岡先生には俺から話しておくよ。
俺が指導しきれなかったって。
(谷岡)ホントに大丈夫?無理なら先に延ばしてもいいんだよ。
約束は3日ですから。
(谷岡)ああー。
あの野田君が楽譜見てるよ。
あっ。
はあー。
のだめ。
適当に。
今日は自由に弾いていいから。
先輩。
今のだめって。
《俺には分かる。
こいつには絶対特別なものがある。
そしてこいつに合わせられるのは俺さまぐらいだ》・『2台のピアノのためのソナタ』《ここは完ぺきなユニゾン。
問題は次》《ファーストピアノがほとんど単独で主題を》《出たあの口。
もうきれ始めた》《自由にしろって言った途端素直なヤツ。
でも合わせてみせる》《こいつの癖は知ってる》《ほら飛んだ》《跳ねた》《ホントはずーっと気になってたんだこいつのピアノ》《昔ヴィエラ先生が言ってた》
(英語の会話)《俺はそんな瞬間を夢見ながら昨日まではあきらめていたんだ》《でも今確かに小さな身震いを感じている》
(拍手)
(谷岡)ブラボーブラボー。
よかったね千秋君。
何か壁越えたみたいで。
えっ?《後輩指導じゃなくて俺のためのレッスンだったのか》
(谷岡)天才モーツァルトが生涯でたった1曲だけ作った2台ピアノ曲は才能ある弟子のためだと言われてるけど本当は彼女と向き合うことでモーツァルト自身が純粋に音楽を楽しむことを思い出したかったんじゃないのかなあのタヌキ教師め。
先輩の背中飛びつきたくてドキドキ。
これってやっぱりフォーリンラブ!?違う!断じて違う!でも胸がキューンって苦しい。
いいか?今日はたまたまうまくいっただけであんな演奏普通は認められないからな。
譜面どおりに弾かないなんてコンクールでは論外だ!ブブッ。
のだめがコンクルー?えっ?何言ってるんですか〜?のだめはコンクールなんて出ませんよー。
じゃあ何のために音大に入って毎日練習してるんだよ?のだめは幼稚園の先生になりたいんです。
それが夢なのか?はい。
親愛なるヴィエラ先生。
どうやら日本にもすごいヤツはいるようです
俺はここでもっとやれることがある
(橋本)おーい!おーい!ビッグニュース!今度うちの学校にあのシュトレーゼマンが来るんだってよ!
(一同)えー!すごーい!
(学生)うわあー。
シュトレーゼマンが来るらしいよ。
えっ?シュトレーゼマンってセバスチャーノ・ヴィエラと並ぶ世界的指揮者じゃない!もしかしてAオケにも来てくださるのかしら?へぇすごい人が来るんだね。
まぁオケも指揮もピアノ科には関係ないけどね。
(玉木)おーい!教員室にご到着だぜ!
(一同)えー!シュトレーゼマン!世界の巨匠が来たぞ!
(一同)きゃあー!シュトレーゼマン!
(峰)全くミーハーなヤツらだぜ。
指揮科の講師でシュトレーゼマンが来るぐらいでよ。
そんな。
人が指揮科への転科を決意した直後にそんなうまい話が。
(峰)おい!
(桜)あっ。
何か少しイメージと違いますね。
(萌)そうねえ。
(峰)わっ!何?どこ?どこ?どこ?どこ?どこ?どこ?げっ!あのじいさん!?
(江藤)はっ?新しい学生オケを作りたい?
(ミルヒー)はい。
わたしの選んだ生徒たちでわたしのオケを。
(江藤)しかし先生に見ていただくのは指揮科とAオケのはずでは?ちょっと貸してくれ。
(ミルヒー)それはもちろん正しくやります。
ただわたしのレッスンを受けるチャンスをより多くの生徒たちに与えたいのです。
少しっていうか全然違うじゃねえか!この写真の生徒たちを集めてください。
オー!ハハハ。
間違い間違い!ハハッ。
これお宝写真。
渋谷で買った!これが本物です。
(講師)あっ。
あっ!
(江藤)マエストロ。
これ本気ですか?しかもこいつピアノ科ですよ?うん?どうかしたのか?どうしたもこうしたもこれじゃあ転科できねえ!・『ガーシュウィンラプソディ・イン・ブルー』2014/03/24(月) 15:53〜16:48
関西テレビ1
のだめカンタービレ #01[再][字]
「変態ピアニストVS俺様指揮者のラプソディ」
上野樹里 玉木宏 瑛太 水川あさみ 小出恵介 竹中直人
詳細情報
番組内容
“のだめ”こと野田恵(上野樹里)は、桃ヶ丘音楽大学ピアノ科の3年生。音楽を一度聴けば弾けてしまうという天才的な一面を持ちながら、楽譜を読むことが大の苦手でもある彼女は、作曲者の意図を無視して暴走する演奏をしてしまうこともしばしば、という一風変わった学生だ。
一方、同じピアノ科の4年生・千秋真一(玉木宏)は、ピアノやヴァイオリンは一流、というエリート。指揮者を目指し、密かに勉強を続けていた千秋は
番組内容2
飛行機恐怖症のせいで海外留学すらままならないという不遇の天才だった。自分より実力が劣る学生が海外留学することを知った千秋は、エリート専門のピアノ教師・江藤耕造(豊原功補)に逆らい、コンクール出場を取り消されてしまう。その夜、千秋は、元恋人でもある声楽科の多賀谷彩子(上原美佐)と飲みに出かけたが、泥酔して弱音を吐き、彼女に見捨てられてしまう。
あくる朝、千秋は、ゴミだらけのマンションの一室で
番組内容3
目を覚ます。そこは、のだめの部屋だった。のだめは、千秋の隣室に住んでいたのだ。慌ててその部屋を飛び出し、二日酔いのまま大学に向かった千秋は、新たに担当教師となった谷岡肇(西村雅彦)の元へと向かう。しかしそこには、またもやのだめの姿が。
そんな折、のだめは、怪しげな外国人に声をかけられる。ミルヒー・ホルスタインと名乗るその老人こそ、世界的な指揮者、フランツ・シュトレーゼマン(竹中直人)だった。
出演者
上野樹里
玉木宏
瑛太
水川あさみ
小出恵介
上原美佐
遠藤雄弥
サエコ
伊武雅刀
畑野ひろ子
豊原功補
西村雅彦
竹中直人 ほか
原作・脚本
【原作】
『のだめカンタービレ』二ノ宮知子(講談社)
【脚本】
衛藤凛
監督・演出
【プロデュース】
若松央樹
清水一幸
【演出】
武内英樹 ほか
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0×0820)
EventID:8475(0x211B)