し扉の鍵をかけたため、被害はありませんでした。
調べに対し、堀容疑者は容疑を否認しています。
(女子中高生たち)キャーッ!・
(門の開く音)
(瑞稀)何だこりゃ?
(秋葉)何あんた?あの俺は…。
(秋葉)彼女たちは桜咲学園の出待ちよ。
出待ちって高校生を?ここの男子校は特殊なの。
偏差値よりも顔で選んでるからどこを取ってもイケメンぞろい。
しかも世界各地に姉妹校まであるからイケメンもインターナショナル。
すっげえ…。
(秋葉)だけど男子校な上に全寮制だから彼らを拝めるのは寮から学園までのわずか30メートルってわけ。
はぁ…。
それでこれ?そんな学校だったんだ。
(うぐいす)さあさあブロマイドあるよ!イケメンしか入れない究極の男子校。
(二人)桜咲学園のブロマイドはここでしか手に入らないよ!
(女子中高生たち)キャーッ!おっいつの間に?・
(ひばり)今日も私たちの許可なしでお金もうけですか?ブロッサム学園。
「ブロッサム学園」?
(ひばり)そう。
私たちこそ姉妹校である桜咲学園の皆さまに快適なスクールライフを送っていただけるよう結成されたブロッサム学園花屋敷ひばりwith…。
(ひばり4)ひばりフォ〜!
(カンナ)こまりさん練習不足よ。
(こまり)すいません。
それ返して。
そういうわけですので速やかに退場願いますね。
(ひばり4)退場願いますね。
あのねえ許可なしって言うけどわたしは…。
(ひばり)ひばり。
(ひばり4)フォ〜!わたしは!
(ひばり)退場願いますわね。
どうもあのテンションにはついていけない。
わたしも。
(秋葉)「わたし」?んっ?
(瑞稀)とっとっと…。
危ねえもう。
わたしじゃなくて俺でしょうわたし。
もう。
んっ?どこだ?んっ?ちょっと…。
おっとっと!あっあれ?
(梅田)痛っ!靴ってどこに入れればいいんですか?
(梅田)どこでもいいんじゃねえのか適当で。
あっ…。
あったあった。
君…芦屋瑞稀君?あっはい。
そうですけど。
えっ?何か?ううん。
時間大丈夫か?えっ?うわやっべえ!失礼します!アメリカのどこに住んでたの?カリフォルニア!
(中津)つうか何かネタねえのかよ?Iカップの女性知事が誕生したとかJカップの女子アナがさこう脱いだとか。
(京橋)お前どんだけ巨乳好きなんだよ?
(中津)バカ野郎。
俺は美乳派だよ!要は刺激が欲しいっつう話だよ。
(野江)ビッグニュース!
(関目)みんな聞いて!転校生来るってよ!
(生徒たち)マジで!?
(関目)しかもアメリカから!
(生徒たち)うおーっ!
(八尾)ってことは金髪?
(扇町)金髪で目がブルー。
(樟葉)ジャック・バウアーじゃねえ?
(中津)はい!皆の衆皆の衆皆の衆!とにかくやることは分かってますか?
(生徒たち)おうー!
(生徒)ウイー!ウイウイ!
(吉岡)席に着いて!今年も俺が担任だけどよろしくな。
(生徒たち)ウイー!
(吉岡)じゃあ早速だけどアメリカの高校から転校生が来てる。
(生徒たち)よっ!
(吉岡)じゃあ入っちゃって!
(中津)よう帰国子女!・
(『星条旗』の鼻歌)うっし!
(拍手と歓声)
(生徒たち)あれ?つうかアメリカ人じゃなくねえ?どっちかっていうと純和風?
(嵯峨)いや。
意外とハーフって可能性も。
(京橋)って漢字だし。
(嵯峨)そして読めねえし。
(せきばらい)芦屋瑞稀です。
よろしく。
つうかめちゃめちゃ日本人じゃん。
(生徒たちの笑い声)
(吉岡)みんな仲よくな!
(生徒たち)はい〜。
(吉岡)おっとぉ忘れ物だ。
みんな静かに待ってろよ。
なっ。
(生徒たち)はい〜。
ちょっ…ちょっと…。
うっ。
痛っ…。
(中津)ゴール!
(生徒たち)おーっ…。
(笑い声)
(中津)見た?こいつの勝ち誇った顔!
(嵐山)おーい転校生。
大丈夫かよ?
(笑い声)
(淀屋橋)芦屋芦屋!お前の席こっちこっち!
(生徒たち)ヤッホー!
(中央)ちょっとかわいいからって調子に乗ってんじゃないよ。
僕のほうが数段かわいいんだから。
フン!
(笑い声)・おい。
誰んだよこの靴。
俺の靴。
(大国町)何だよー。
「ガッデム」とか言わねえの?
(北花田)転校生しょぼいヤツだなあ。
・勝手に人んとこ入れてんじゃねえよ。
うるせえんだよ!やんならやんぜこら!佐野泉…。
(佐野)って書いてあったろ。
下駄箱に。
《やっと会えた》《わたしは彼に会うために女を捨てて男子校に入ったんだ》
(舌打ち)
(佐野)ほらよ。
おチビさん。
・『イケナイ太陽』
(佐野)で?あいつ誰?
(萱島)アメリカからの転校生みたい。
(笑い声)
(生徒たち)おいおい〜。
ここ俺の席。
(笑い声)《何か性格悪っ》《けどやっと会えた》
(観客)佐野!佐野!佐野!佐野!佐野!
(歓声)
(淀屋橋)芦屋。
アメリカの高校で100メートルの記録持ってるってホント?
(生徒たち)えっ?
(中央)アメリカだかアメ横だかどっちか知らないけどどうせ大した記録じゃないんでしょう?
(野江)いや。
クラストップの中津よりはるかに速いぞ!
(八尾)マジで?
(大国町)シャキーン!何だよ離せよ!ちょっと…。
(北花田)どーどーどー。
脚の筋肉とか普通だぞ。
(生徒たち)えっ?
(北花田)っていうかむしろねえ。
上半身の筋肉で大体分かんだろう。
おーっし!俺が確かめてやろう。
(生徒たち)おーっ!やめろよ!やめろよ!やめろって!お前…。
えっ?胸筋ねえな。
それだけ?
(中津)何だ腹筋もねえのかよ。
あっいや…。
ああ!もうこんなヤツに負けるなんて納得いかねえ!だったら来週のマラソン大会でケリつければ?マラソン大会?
(中津)100とマラソンじゃ違うとか言い訳すんなよ。
(中央)そうだそうだ!
(佐野)うっせえなさっきから。
(中津)はっ?檻に入れられた猿みたいにギャーギャー騒ぎやがって。
さすが陸上部幽霊部員の佐野君。
大人ですねえ。
お前らがガキなんだよ。
(中津)おい。
ちょっと待てよ!佐野君!ありがとうかばってくれて。
何言ってんだお前。
えっ?時差ボケか。
時差ボケ?あっいやあのさ…。
何だよ?あっいやその…。
えっと…。
あのだから…。
悪いけど俺そういう趣味ないから。
えっ?そういう趣味って…。
えっ?俺のどこが?あっ内股…。
(猿渡)校長!いつお帰りに!?
(椿)1時間ぐらい前かしら。
(猿渡)ロサンゼルス校にいらっしゃるはずじゃ?
(椿)新入生の顔見たくなったから帰ってきちゃった。
(猿渡)はあ…。
(椿)あっ。
これねロスから送ったお土産。
枯らしたらクビだからね。
(猿渡)そんな!
(椿)ウフ…。
(椿)今年はどんな花が咲くのかな。
(天王寺)我が学園は3つの寮が競い合っていることは知っているな?いえ知りません。
(天王寺)バカ野郎〜!押忍!
(天王寺)来週のマラソン大会はその開幕戦だ!必ずや我が第一寮がモノにする。
(大国町)大変だ!
(天王寺)何だ!
(大国町)ウチの転校生の中に100メートル10秒台で走るヤツがいます。
(天王寺)何!?9秒台!?
(姫島)本当に8秒台で走るのか?
(八尾)間違いありません。
うん…。
それはすばらしい。
彼こそ体力不足でマラソン大会に不利なわたしたち第三寮の救世主になってくれるはず。
(八尾)あっあいつです!あいつが芦屋です!
(姫島)皆の者追いなさい。
わたしの名は…。
オスカー・M・姫島。
あっ?いきなりで驚かれたでしょうがじきに慣れます。
それよりあなたのその美ぼうと脚力をわたしたち第三寮に託してみませんか?第三寮?悪いようにはしません。
とりあえずここにサインを。
サイン?
(姫島)イエース。
嫌だっ。
ワオッ!ああやっべえ。
ああ危なかった…。
よし。
(第一寮生たち)行かせないぜ。
押忍!また?芦屋瑞稀!我ら第一寮でその腕を試してみよ!押忍!断る。
(第一寮生たち)おい!
(天王寺)力ずくでも第一寮に入れてみせる。
天王寺君。
芦屋瑞稀は渡しませんよ。
演劇かぶれはオスカルでもやってろー!オスカルをバカにすんな!この筋肉バカ!
(争う声)ああもうどうなってんだよ。
この学校は。
・
(関目)おーい転校生。
何だ関が原君。
関目だよ。
(関目)アハハハ…。
そりゃ災難だったね。
(瑞稀)あのさ第一寮とか第三寮って何なんだよ?
(関目)この学校には3つの寮があってどこに入るかは個人の意思で自由に選べるんだ。
天王寺寮長率いる格闘系の第一寮。
難波寮長率いるスポーツ系の第二寮。
で姫島寮長率いる演劇系の第三寮って具合に分かれててこの3つの寮が学園行事のすべてを競い合ってるわけ。
競うって何のために?イベントに勝つとその寮に特権が与えられるんだ。
たとえば食堂のデザート無料券1年分とか朝のラジオ体操免除とか。
来週のマラソン大会も何かあるはずだよ。
ふーん。
だからみんなあんなに必死なんだ。
きっと芦屋が速いって噂が流れたんじゃないかな。
でちなみに佐野はどこの寮?俺と一緒。
第二寮だよ。
(難波)じゃあな。
(優子)またね。
(難波)シャッ!一丁上がり!あれ?あっ。
あっ!もしかして芦屋君?あっ…。
はい。
ああやっぱり。
あのね俺ここの寮長やってる3年の難波南。
ねえ。
ねえ。
よかったら中案内するよ。
いやあの…。
いいって。
お前遠慮すんな。
早く行こう。
なっ。
あっちょっと待ってて。
あっ里奈?あっ今度の休み俺ちょっと用事があんだよ。
お前何でもっと早く言わないんだよ?あいつ僕の難波先輩に…。
(難波)ここが食堂!3寮共通で朝7時から夜10時までね。
ゲッ。
(天王寺)芦屋!
(第一寮生たち)押忍!
(天王寺)離れろ!そいつのそばにいると妊娠するぞ。
あのなあ…。
妊娠!?わぁーっわぁーっ!
(難波)おいおい?おい?
(姫島)シャラップ!この歩く生殖器が。
うちの団員が何人貴様の毒牙にかかったことか。
うわーっ。
なわけねえだろ。
(天王寺)芦屋!我ら第一寮に来い!
(第一寮生)来いやーっ!
(天王寺)第二寮なんかに行けば才能をくさらせるだけだ!
(第一寮生たち)来いやー!来い!
(姫島)うちの第三寮へ!
(天王寺)何が!決めた。
えっ?俺第…。
二寮に入ります。
(一同)えーっ!
(難波)マラソンのメンバーだけどまあまず俺と去年優勝者の中津!えーそれと陸上部の関目は確定だな。
(中津)当然じゃねえ。
(難波)ヘイ!ヘイ!あと芦屋!
(瑞稀)えっ?
(難波)お前足速いんだろ?いや俺短距離なんでマラソンはちょっと…。
(中津)何だよ逃げんのかよ。
(中央)僕やります!
(難波)どうなんだ芦屋?
(中央)僕やります!
(難波)うんしょうがねえな。
じゃあほかに誰か…。
(中央)僕やりたい。
無理だろ。
(中央)大丈夫です。
僕のお父さんの友達が駅伝選手なんで。
関係ないじゃん。
(中央)でもほら…。
まあ…。
まっいいや。
じゃああと一人は!?佐野。
お前やれよ。
俺パス。
(中津)もうケガ治ってんだろ?
(難波)おい中津。
(中津)アキレスけん切ったくらいでハイジャンから手引きやがってよ。
マジで意味分かんねえ。
(佐野)お前みたいな単細胞には一生かかっても分かんねえよ。
ミジンコ。
はい。
そのケンカ買いました!
(難波)やめろ。
おい!全くよぉ…。
前は仲よかったじゃねえかよ。
(中津)いや。
別に仲よくなんか…。
佐野無理か?こんな腰抜けいらないっすよ。
やっぱ俺走っちゃおうかなぁ。
(難波)おう。
おっそっか。
いいんじゃねえか。
(中央)ちょっとー。
そんな簡単に決めていいんですか?
(難波)いいの。
いいの。
いいのもう。
はいじゃあ五人決まりだ!解散!
(拍手)
(瑞稀)うっと。
よいしょ。
だぁーっ。
ああでも奇遇だよな。
同じクラスに同じ部屋なんて。
なっ。
(佐野)ホント迷惑。
せっかく一人で快適だったのに。
よりによってお前なんか。
うっ。
わっ。
わっ!何でこんなん持ってんだよ?あっ。
いやあのそれは…。
そのあれだよ。
うん。
意味分かんねえ。
ハイジャン…。
何でやめちゃったの?関係ねえだろ。
関係ある…。
痛いよ…。
うん!もう余計なことを!あっ佐野…。
キャッ!
(難波)佐野いる?佐野。
あの…。
今いないんですよね。
いないの?マジかよ。
俺シャンプー借りてえ。
シャンプーないの?
(嵯峨・瑞稀)佐野!うっ。
シャンプー貸して。
あのだから今いないんだよね。
いないの?佐野。
うん。
(関目)佐野!だからいないって!シャン…。
プーもない!冷たいなぁ。
(嵯峨)何だよ。
シャンプーぐらいあると思うんだがな…。
どんだけシャンプーないんだよ!
(シャワーの音)ちっ。
ふざけんじゃねえよ。
この野郎。
(中津)おい。
お前これ借りんぞ。
寒い。
・
(中央)佐野。
シャンプー借りるよ。
(中津・中央)痛い。
(中津)痛いよもう…。
(中央)痛ぁい。
痛い痛い痛い…。
いやーっ!
(中央)あーっ!キャーッ!んっ。
痛っ…。
やっべ。
(佐野)早く支度しろよ。
おはよう。
遅刻は連帯責任なんだよ。
あっそうなんだ。
先行ってんぞ。
おう!すぐ行く。
うしっ!
(女子中高生たち)キャーッ!
(エリカ)佐野さまA地点通過。
(樹理)了解。
(こまり)佐野さまB地点通過。
(樹理)了解。
(カンナ)佐野さまC地点通過。
(女子高生)これ受け取ってください!
(女子高生)わたしも!
(女子高生)受け取ってください!
(ひばり)佐野さまはプレゼントを受け取らないのよ!
(樹理)そこをおどきなさーい!
(ひばり)いってらっしゃい。
これで今日も佐野さまはひばりさまのことで頭がいっぱい。
わたしって罪な女。
(椿)もうすぐマラソン大会か。
優勝した寮に何をあげようかな?そういうやり方はいかがなものかと。
別に悪いとは思わないけど。
現にあなただってあげてるじゃない。
お水を。
これは枯らしちゃいけないから。
(椿)人間も一緒よ。
何かを与えてやることで芽を伸ばし自分にしかない花を咲かせることができるのよ。
わたしたちの仕事はその花をきれいに咲かせてあげること。
(水音)
(猿渡)わあーっ!
(中津)来週から土日見舞いに行けるってばあちゃんに言っといて。
そしたら病気なんてすぐ治るよ。
じゃっ。
あっ…。
何だよ。
あっ分かったあれだ。
また幽霊でも見たんですか?んっ?じゃっ。
(萱島)中津のおばあさん病気なの?ああ。
もう長くない。
「人のために尽くせ」ってのが口癖のうるせえババアでよ。
一回も守ってやんなかった。
まあしょうがねえからあしたサクッと優勝して見舞いぐらいは行ってやろうかなぁと思ってよ。
そう。
だからあしたは絶対負けるわけにはいかない。
大丈夫だよ。
芦屋もいるんだし。
いや。
俺が優勝する。
もう寝た?
(佐野)寝た。
昨日はごめん。
ちゃんと謝ってなかったからさ。
何で俺の切り抜きなんか持ってた?実は知ってたんだ。
佐野がハイジャンやってたの。
1年前競技場で佐野を見たとき初めて人が跳ぶ姿をきれいだって思ったんだ。
そんな昔のこと忘れちまったよ。
・「忘れられないのあの人が好きよ」それは自分が言った言葉も忘れたってこと?「努力はきっと報われる。
あとは自分を信じるだけ」佐野が雑誌のインタビューで答えたセリフだよ。
俺はこの言葉に何度も救われたんだ。
ずっと努力してきたハイジャンは佐野のすべてだったんだろ?ホントの自分を出せるものだったんだろ?だったらさ…。
バッカじゃねえの。
えっ…。
俺はやりたくなかったからやめただけだよ。
別にいいだろ。
たかが陸上やめたって死ぬわけじゃないし。
死んじゃうよ。
そうやって大切なものあきらめてったらどんどん自分が消えてなくなっちゃうんだぜ。
自分に嘘ついて生きるっていうのはさ寂しいよ。
苦しいよ。
マラソン大会もし俺が優勝したらさまた跳んでくんないかな?ふざけんな。
どうしてお前に決められなきゃいけないんだよ?俺の中に勝手に踏み込んでくんじゃねえよ。
優勝したら跳んでほしい。
・佐野!俺絶対優勝するからな!・
(ブラスバンドの演奏)
(ひばり)今日のこのマラソン大会だけは長き距離にわたって一般女子が桜咲学園の皆さまを見つめられる時間。
(樹理)気を引き締めてトラブルの対処に当たります。
わたしたちに恋は禁物よ。
(難波)確かに土日外泊はおいしいよ。
だけど何かいつも校長に踊らされてない?俺ら。
(天王寺)何を今更。
校長は我々に試練を与えてくださっているのだ。
俺はそれに打ち勝つ!
(第一寮生たち)勝つ!いいえ。
これは頭脳戦です。
いかに大人を欺くかってね。
(難波)まっ踊らされて何かを得るならそれはそれでもうけもんか。
(中央)ですね。
ヘヘヘ…。
でその仮面何?
(姫島)オペラ座の怪人に決まってるでしょう。
決まってるでしょうって。
(難波・中央)それダメでしょう。
(第一寮生たち)ダメでしょう。
(難波)ダメだよ。
(姫島)いやダメじゃないよ。
痛い!・
(中津)頑張ろうぜ。
おう。
(吉岡)選手入場!・
(ブラスバンドの演奏)
(吉岡)選手宣誓!前年度優勝者中津秀一!
(中津)はい!
(歓声)宣誓!我々選手一同は桜咲学園の精神にのっとり正々堂々と戦うことを誓います!
(猿渡)校長!スタートの準備ができました。
(生徒たち)おーっ!
(生徒たち)校長!ここで撃つんですか?
(椿)もちろん。
はい。
耳をふさいで。
(猿渡)あっ。
わたしの耳をふさぐのよ。
(猿渡)あっ。
はっ。
よし。
人生の位置についてー!
(生徒たち)押忍!駆け抜けろ!
(スターターピストルの音)
(声援)おう優子。
あっ。
(優子)あんたが今つきあってる15人の女のリスト!何これ?いやこれは…。
(琴美)二股ならまだしも15股って一体どういう神経してんのよ!?
(女子高生)ひどいよ南。
(優子)ねえ南。
わたしは遊びだったの?「邪魔なヤツを排除」ってこういうことだったのか…。
先輩は僕のだもん。
(大国町)芦屋の野郎先頭走ってたぞ。
ホントに大丈夫か?
(北花田)ビビってんじゃねえよ。
じきに刺した針でマヒするはずだよ。
(大国町)そっか。
(北花田)うちの寮が優勝しねえと…。
その話詳しく聞かせろよ。
あっ!天王寺の指示か?
(大国町)寮長は関係ねえ。
俺らの独断だ。
うちが勝てなきゃ寮長が規律を厳しくするって…。
そんなことで芦屋傷つけたのか?俺らだってつれえんだよ!
(佐野)なら天王寺にそう言えよ。
お前ら寂しいな。
・
(ノック)
(猿渡)校長。
ちょっとこれを見てください。
(椿)はい。
(椿)あら入れ替わってる。
姫島を含む三寮全員が別人とすり替わってます。
残念です。
第三寮全員失格。
わたしの秘策が…。
無念…。
(第三寮生たち)オスカー!《努力はきっと報われる》
(瑞稀)お願いパパ!わたしを日本に帰らせて!
(拓見)どうして日本の高校に編入しなきゃいけないんだ?やらなきゃいけないことがあるの!わたしを信じて
(英子)パパ!パパ!
(英子)瑞稀《あとは自分を信じるだけ》
(中津)おい芦屋。
おい足の血。
もうやめとけよ。
何でそこまで?優勝したいんだ。
もう一度笑ってほしいから。
(吉岡)「さて間もなく先頭集団がこのグラウンドに帰ってきます。
誰が最初に帰ってくるんでしょうか?間もなくです!」
(吉岡)「先頭集団が入ってきました!芦屋です!第二寮芦屋が先頭です!」
(第二寮生たち)芦屋!芦屋!芦屋!芦屋!芦屋!残りトラック一周。
勝つのは誰だ!?
(天王寺)わーっ!おっと!天王寺がスパートしました!
(歓声)
(第一寮生たち)天王寺!ゴー!ゴー!天王寺!
(歓声)ゴールまであと300メートル!
(第二寮生たち)芦屋!芦屋!
(第二寮生たち)中津!中津!痛っ…。
痛い…。
(第二寮生たち)中津!中津!中津!中津!
(吉岡)今第一寮の天王寺君1位!
(天王寺)よっしゃー!
(佐野)お前大丈夫か?
(天王寺)優勝だー!保健室行って梅田呼んでくるわ。
頼む。
痛い!ほら立てるか。
大丈夫か?ごめん。
佐野の背中押してあげられなかった。
この姿に何でジェラシーを感じるのかしら。
(生徒)芦屋!よく頑張った!ナイスファイト!
(生徒)芦屋ー!
(生徒たち)芦屋!芦屋!芦屋!芦屋!芦屋!芦屋!
(観客)佐野!佐野!佐野!
(歓声)
(生徒たち)芦屋!芦屋!芦屋!芦屋!
(椿)ここで何かを得た子もそうでない子もいろんな花を咲かせそうね。
(猿渡)はい。
どうかこの子たちの育て方を間違えないでください。
分かりました。
(中津)どうなんですか?
(梅田)まっ大事には至らずってやつだ。
しかしまあよく我慢したもんだ。
恐らくはスタートのときからの傷だ。
なあ。
(佐野)あっ?お前ホントにこのままハイジャンやめちまうのか?
(萱島)中津。
おばあちゃんが。
(瑞稀)自分に嘘ついて生きるっていうのはさ寂しいよ。
苦しいよそっか。
(萱島)昨日の電話のときにはもう危篤だったって。
(中津)いつも肝心なとこで間に合わねえんだよなぁ…。
(萱島)おばあちゃんいるよ。
中津の後ろに。
えっ?リタイアしてまで芦屋を助けたことすごく喜んでる。
「人のために尽くせ」間に合ったんだよ。
(中津)ばあちゃん。
これからは土日だけじゃなくて毎日会えるんだな。
(中津)サンキュー。
どこだここ?
(梅田)保健室だ。
ったく君のお陰で時間外勤務だよ。
あっすいません。
あ痛…。
あっいい。
そのままで。
聞きたいこともあるしなぁ。
どうして男子校に女の子がいるのかな?・『PEACH』2014/03/24(月) 14:57〜15:53
関西テレビ1
花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜 #01[再][字]
こんな学校見たことない!イケメンしか入れない究極の男子校・桜咲学園。そこに一人の女の子が舞い込んだ!?乙女の男装入学が巻き起こすドタバタ青春ラブコメディ
詳細情報
番組内容
芦屋瑞稀(堀北真希)は、アメリカの高校から桜咲学園に編入してきた高校2年生。登校初日、瑞稀はいきなり衝撃的な場面を目の当たりにする。校門の前を女子中高生が埋め尽くし、男子生徒の“デマチ”をしているのだ。そんな彼らを撮っているカメラマン・原秋葉(紺野まひる)によれば、桜咲学園はイケメン揃いの男子校だとのこと。
教室で瑞稀を待っていたのは中津秀一(生田斗真)ら男子生徒たちの手荒い歓迎の儀式だった。
番組内容2
そこへ佐野泉(小栗旬)が入ってきた。実は、瑞稀は中学時代に、高跳び選手として将来を有望視されていた佐野のジャンプを見て感動、以来、大ファンに。しかし、ある事件をきっかけに高跳びをやめていた佐野に瑞稀は再び跳んでもらうため、性別を偽り編入してきたのだ。
桜咲学園には、格闘系の第一寮、スポーツ系の第二寮、演劇系の第三寮と三つの寮がある。各寮は、間近に迫ったマラソン大会に向け、足が速いとすでに評判の
番組内容3
瑞稀を獲得しようと必死だ。しかし瑞稀は佐野と同じ第二寮へ入寮し、ふたりは、同室になる。
そしてマラソン大会当日。校長・椿(松田聖子)のピストルの合図で、生徒たちは一斉にスタート。何者かに短距離用の鋭いポイントがついたスパイクで踏まれた瑞稀は、激痛にたえながら走り出すが・・・。そしてその頃、瑞稀に鋭い視線を向けていた保健医・梅田北斗(上川隆也)は職員室にしのびこみ・・・。
出演者
堀北真希
小栗旬
生田斗真
水嶋ヒロ
山本裕典
岡田将生
木村了
石垣佑磨
姜暢雄
岩佐真悠子
紺野まひる
松田聖子(特別出演)
上川隆也 ほか
原作・脚本
【原作】
「花ざかりの君たちへ」中条比紗也(白泉社 「花とゆめ」)
【脚本】
武藤将吾
監督・演出
【企画】
後藤博幸
【プロデュース】
森安彩
【演出】
松田秀知
音楽
河野伸