(主題歌)知らない街を歩いてみたいどこか遠くへ行きたい遠い街遠い海夢はるかひとり旅愛する人と巡りあいたいどこか遠くへ行きたい
竹下景子です今回やって来たのは私にとって特別な街神戸です
懐かしい神戸にやって来ました。
え〜阪神・淡路大震災の後復興支援コンサートで毎年神戸には訪れていました
その一方でゆっくりと一人でこの神戸を歩いてみたいなという気持ちもず〜っと一方にありました。
そこで今回は私が今まであまり訪ねたことのない下町の商店街。
それから牧場。
そして私が日々癒やされている1枚の絵があるんですがその絵の作者に会うために今回神戸にやって来ました。
日本が誇る国際観光都市神戸
神戸は開港以来ヨーロッパ中心の貿易港として栄えた街です
そのため多くの外国人が行き来していち早く文明開化の洗礼を受けました
今もなおその特色を残す街です
阪神・淡路大震災から19年
エキゾチックな神戸健在ですね
こっちね。
まず下町の商店街へ向かいます
大正末期に出来た水道筋商店街
日常生活に必要なものは全てそろうそうです
私は神戸の普段着の姿を見てみたかったんです
アーケードを中心に小さな商店がいっぱい
懐かし〜い湯たんぽ。
ほらわぁ結構いいお値段してますね。
私子供の頃これにお湯を入れるのがね子供の役目だった。
あ〜現役ですね。
あ〜。
迷路のような路地にも店が軒を連ねています
あ〜魚屋さん。
あらららら〜。
あら〜おいしそうなお魚がいっぱい。
キレイやわ。
あらそう…そうですか。
いや…。
見学に来ましたアハハハ…。
はぁ〜いろんな削り節があるんですね。
今日何買われたんですか?あ〜。
おうちで?ダシ取るのにねやっぱりうん。
これがいいですね。
うん。
削りたてのかつお節のいい香り
神戸の下町にはこういう乾物屋さんが残ってるんですね
このかつお節削り器は昭和初期のもの
父親の代から使っているんだそうです
こんな機械で削るんだ。
刃の調整って勘なんですね。
(芦谷さん)うん。
ホント職人技ですね。
(芦谷さん)そんなことないですよ。
いや〜。
ハハハ…そんな。
あ〜お豆腐屋さん…こんにちは。
(佐藤さん)こんにちは。
いや〜。
(佐藤さん)はい。
これは何?豆乳。
え〜こんなんして売ってるんですか?豆乳。
そうです。
えっ!?苦いもん…。
ちょっと指…ちょっとだけちょいと付けて。
えっニガリ。
しびれるわハハハハ…。
まずい。
いやまずいもんどころかしびれてまうやんアハハハ…。
これがないとおいしい豆腐はできないってことですね。
あ〜。
すいません。
(女性)口の中をこれで…。
これでな口の中で豆腐が出来たりしてアハハハ…!
(女性)一緒や考えることが。
アハハハ…!おかしい!う〜ん!固まって豆腐になるで。
あ〜ここもお魚屋さん。
大〜きいお魚がたくさん並んでますね〜!
(大谷さん)そうなんですよ。
これタチウオでしょ?
(大谷さん)そうそう。
えっいけす…あらホントだ。
あら〜。
うわ〜水族館みたい!これでもこんな大きないけすが。
お水たくさん使いますね。
(大谷さん)そう…。
(大谷さん)ここもう…。
あ〜みんなお水がなくて大変だったんですもんね。
トイレなんかね水今…。
ええ。
「どこか水ないか?」いうたら…。
あ〜このいけすの水も活躍して。
そうです。
魚屋のご主人が珍しいものを見せてくれました
いや懐かし〜い乗り物。
(大谷さん)そうなんですよ。
これよくね私の子供の頃…。
20円?また安いですねこれ。
アハっそうかそうか…これ戦車ですもんね。
あ〜「戦争と平和」うまいネーミング。
「戦争と平和」
これは戦後に作られた遊具です
この商店街は昭和の香りがしますね
ここもぜひのぞいてみたかった古時計の店
お店見せていただいてもいいですか?
(荒木さん)はいどうぞ。
ほら火鉢。
時計というよりはいろんなものが置いてある。
時計店と名乗ってはいるもののまるで骨董屋さん
私あの…灘区が以前作ったガイドブックを見てこの時計がいっぱい並んでるお店に来たいなと思って。
あっそうなんですかありがとうございます。
ここにある時計で一番古いのはどれですか?一番古いのはあの…。
一番大きい…。
あっこの「柱時計」って言っていいのかしら。
はい。
あ〜!
作られてから150年以上も経つ「ウィーン」という名の柱時計
こんなアンティークが残っているのも神戸ならではですね
一気に12時になったら電話が取れないんですよ。
あ〜!何分かごとにずっと鳴っていたらずっとうるさくって。
アハハハ…!そういうこともありますね〜。
あ〜。
(時計の鐘の音)あっ!今ボ〜ンっていいました。
ではエキゾチックな神戸へ
『北野工房のまち』
昭和6年に建てられた小学校をリニューアルした施設です
あらキレ〜イ。
はぁ〜。
こんにちは。
こんにちは。
失礼します。
古い小学校もモダンな施設に生まれ変わっています
明治元年の開港以来神戸の貿易を支えて来た産業や神戸ならではの手仕事の店が集まっています
ヨーロッパで日本ブームが起きたのも神戸港があってこそです
懐かしいマッチの専門店
こんにちは〜お邪魔します。
私の家でも昔はマッチは必需品でした
へぇ〜。
ちょっと教えていただけますか?どんなものがそろって…?
(中川さん)え〜っとねこれはあの…例えば防水用なのちょっと珍しいもんでアウトドア用なんですよね。
あ〜。
水の中へ浸してもこれが着火する。
火が付くんですか?火が付くんです。
あっ付いた!
マッチの頭がパラフィンで防水加工されていて水にぬれても大丈夫
便利ですね〜
こちらは阪神・淡路大震災の教訓を生かして出来たという缶詰にした長期保存用のマッチです
これはバースデーケーキのろうそくに火を付けるためのマッチ
ろうそくが何本もある時に便利ですね
明治の時代?はい。
諸外国へ…。
あっこれが当時のものですか?そうなんです。
マッチのラベル明治時代。
ええこれまぁ…。
うわ〜!貴重なものですね。
ええ。
ええええ。
こちらは明治43年創業のマッチ工場
(集軸機の始動音)うぉ〜!すごい音。
これはマッチ棒の頭をそろえる機械
振動させることによってマッチの頭が下を向いて落ち…
下の段で前を向かせて整列させる機械です
(中村さん)こちらのほうがマッチの箱を貼る箱貼り機と申しますはい。
へぇ〜。
この機械がどういう仕組みか分かりました
これが外箱になる紙
この紙がここに入るんですね。
それでのりを付けられて流れて行って外の箱。
でもう1枚の紙はここに入るんですけれどもこれが一つ一つきちんと引き出しになってそこで合わさってマッチの箱が出来るんですよね。
よく出来てます。
こちらはマッチ棒をマッチの箱に詰める機械
あっここだ!はい。
あ〜こういう状態で…。
(中村さん)ちょっとねばらつきがあるので。
ええ。
ひと箱に詰めるマッチは22本
右側の機械が正確に22本量って一度に3箱ずつ詰めて行きます
お宅でもマッチ使われますか?はい使います。
どういう時に使いますか?あっお仏壇にはね必需品ですもんね。
家にもあります。
マッチ箱の側面に着火剤を塗れば出来上がり
あっ何か温かい気がするウフフ。
ようやくマッチひと箱完成しました!
あら!マッチ棒クイズ!?
よくやりましたね〜
何が出来るんだろう?豚?犬?
(中村さん)何に見えますか?豚。
豚?じゃ豚さんにしましょう。
今こっち向いてますよね?はい。
2本動かして反対向けてほしいんですけども。
2本?うん。
こういうことはなしですね?それ1本ですね。
1本…どうするんですか?
マッチ棒を2本動かして豚の向きを変える
皆さん分かります?
じゃあもうこの際正解をお願いします。
はい怒らないでくださいね。
この2本を取って。
取りました。
こちらのほうへ…。
置くと。
あ〜!見返り豚!
やられました〜
神戸は六甲山系と海に挟まれて東西に長く開けた街
街のすぐそばにこんなに豊かな自然が広がっています
10年前一度だけ立ち寄った牧場を訪ねます
そこに忘れられない味があるのです
あっ看板があった!ここここ…着いた!ここだったかしら?
(弓削さん)こんにちは。
おはようございます。
(弓削さん)おはようございますどうもようこそ。
どうもごぶさたしておりました。
(和子さん)こちらこそ。
ここは知る人ぞ知るカマンベールチーズがおいしいと評判の牧場です
手作りなので1週間に200個しか作れません
中がトロ〜っとしていてもう一度食べてみたいと思っていました
(弓削さん)牛遊んどるでしょ。
ねぇ。
日当たりもいい里山になってますもんね。
そうなんですね。
あ〜。
放牧された牛からはミネラルたっぷりの濃い牛乳が採れます
この牧場を開いた先代は外国航路の船に食料として出荷していました
早くから神戸に牧場が作られたのも需要があったからなんですね
今ここではカマンベールチーズ作りに力を注いでいます
チーズを作ります。
チーズをここで作るんですね?チーズ工場と同じやり方をここで再現します。
腸内細菌と同じような菌がこの中に2〜3種類入ってますそれをここへ全部入れて…。
入れてしまっていいですか?はい全部入れてください。
入れました。
はいそれでそのナイフでかき混ぜてください。
難しい名前ですけどこれが「レンネット」という酵素。
これがそのタンパク質を固める…。
それを全部入れて。
全部?はい。
入れて4〜5回混ぜてください。
4〜5回ですね1・2…。
はい大丈夫。
5回混ぜました。
でナイフを抜いてしばらく置いときます。
今までグルグル回ってたやつが止まりましたよね。
はい。
ということはもうこの中で牛乳が固まりかけてる。
ふ〜ん。
ねっ。
1回ナイフで軽〜く押さえてみてください。
こうやって?あっホントだ。
固まったでしょう?寒天みたいです。
杏仁豆腐が固まったみたい…。
そうそう…。
どのチーズも最初はこの工程を踏むんですね。
そうなんです。
うちの場合はこういう型にこれを入れてやるという感じですね。
この一番外側の皮のような部分は食べないほうが…?いやいやソテーして食べたりね。
あ〜!食べ方をねいろいろ工夫すればいいと。
あっそうですか。
牛乳が固まったら型に入れて1日置きます
翌日表面に塩を塗り白カビを吹き付けます
2週間で白カビがびっしりと表面を覆ったらラッピングしてさらに冷蔵庫で2週間熟成させます
出来上がるまでおよそ1か月かかるんだそうです
真っ白なカマンベールチーズ
2つに割って皮を取れば…
中はトロットロ
このトロトロの食感に私はとりこになったんです
カマンベールのとっておきの食べ方教えてもらいます
中身だけを贅沢に4つも使って
う〜んおいしそう!
それを牛乳で溶けばほらチーズフォンデュ
(和子さん)ちょっと香りを。
あ〜いいですね〜。
あ〜。
もうフワフワしてますチーズが。
多分やさしい味なんでお子達でも召し上がっていただけるかなと。
そうですね。
はい。
まろやかですね。
後味がこう…やさしいですね。
そうですね。
おいしいです。
ありがとうございます。
顔がホクホクして来ます。
あっさりとして後を引くおいしさ
あなたもいかがですか?
私が大好きな絵と出合うきっかけをつくってくれたギャラリーを訪ねます
島田さんどうも〜。
(島田さん)いらっしゃいませ。
島田誠さんです
島田さんは私がボランティアで14年続けた復興支援のコンサート実行委員長
地元の無名の作家を発掘し世の中に広める仕事をしています
これが私の大好きな石井一男さんという画家の絵
石井さんの絵と出合ってその絵の優しさにとても安らぎを感じました
この一枚は私が家に大切に掛けてある絵
島田さんが石井さんと出会ったのは21年前のことだそうです
まぁ画廊に電話がかかって来てそれがまぁ石井さんだったんですけれどももうホントにおずおずとして…。
あ〜ハハっ!弱々しい声で…。
あらあら。
体調が悪いし極端にいえばもう後がないような…。
かなりじゃあ切羽詰まった時点で連絡をくだすったんですかね。
でまぁ「見ていただくだけでいいから」…ということで拝見をした。
そうして世に出た石井さんの絵
私はぜひとも石井さんに会いたくなりました
はぁ〜。
これが…石井さんという。
ここですか。
これのお2階。
石井さ〜ん。
(石井さん)はい。
こんにちは〜。
こんにちは。
(島田さん)どうぞそれじゃまず…。
お邪魔します。
上がらせていただきます。
竹下ですどうもこんにちは!
(石井さん)こちらこそどうも。
突然お邪魔しまして。
(石井さん)いいえ。
こちらが石井さん
一体どんな方なのでしょう?
今日も創作活動は…。
はいしてます。
こちら?
(石井さん)そうですねこの辺でちょっと描いてんですけども。
石井さんはここで絵を描いていらしたんですね
石井さんは若い頃から新聞配達や皿洗いのアルバイトで生活しながら独学でコツコツと絵を描いて来たそうです
子供の頃野仏や観音様が好きでよく奈良や京都に通ったといいます
それがいつしか女神のような像になったのでしょうか
こういうアイデアっていうのはどういうふうに…。
(石井さん)う〜んこれはまぁ割と何か私の場合は自然にこう出て来たんですかね。
うん何かこう…。
絵のように浮かんで来るんですか。
描いてると…。
絵のようにというか何か描いてるとあの〜手を動かしてるとだんだん何かこう…現れるというか。
石井さんは画集の中でこう言っています
何人もの人がいるように見えるんですけど。
(石井さん)何かこう人に囲まれてるから何かパッと出てるかもしれない。
そういうことかもしれませんね。
瞬間的にな。
う〜ん。
誰にも創れない色とか誰にも創れない形っていうのがきっと石井さんの中にはあるんでしょうね。
石井さんでないと分かりませんねそこらへんはね。
アハハハ…。
ねっ。
う〜ん。
石井さんは一人の生活の中で黙々と絵に向き合っていました。
きっと私には聞き取れない深い深い所でモチーフである女神や母子像花達とたくさんの言葉を紡いでいらしたんだろう…という気がします。
あの石井さんの少しはにかんだような笑顔が今心に残っています。
お目にかかれてとても温かい気持ちになりました。
「ゆっくり神戸を歩きたい」という願いがかないました
今思い出すのは出会った人々の笑顔
あなたも笑顔を探しに旅に出掛けませんか?
2014/02/09(日) 07:00〜07:30
読売テレビ1
遠くへ行きたい 兵庫「エキゾチックな街・神戸を歩く」旅人:竹下景子[字]
「知らない街を歩いてみたい♪」の主題歌で有名な、歴史ある旅番組。旅人を通じて、『人・景色・食』など、訪れた土地の魅力を紹介する。
詳細情報
出演者
【旅をする人】
竹下景子
番組内容
女優の竹下景子が、神戸を旅する。
水道筋商店街では、かつお節削り器がある乾物屋など昔ながらの風景に触れる。
昭和6年に建てられた小学校をリニューアルした商業施設では懐かしいマッチの専門店を訪問。マッチ工場も見学する。
六甲山では、住宅地の目の前にある牧場でカマンベールチーズ作りに挑戦。絶品のチーズフォンデュを食する。
大好きな絵の作者を訪問。絵に込めた思いを伺う。
番組ホームページ
http://www.to−ku.com
取材地
兵庫
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
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