シリーズ世界遺産100「古代都市ネセバル〜ブルガリア〜」 2014.03.24

(テーマ音楽)海に突き出した小さな島にはここを支配したさまざまな民族の建物が折り重なっています。
ブルガリアの黒海沿岸ネセバルは奥行き900m幅300mの小さな島です。
小麦や鉱物資源が豊富な内陸部とギリシャイタリアクロアチアなどを結ぶ海洋交易の港町として発展してきました。
陸と島を結ぶのはこの1本の道だけです。
四方を海で囲まれ外敵を防ぐ天然の要塞。
ネセバルはいつの時代の支配者たちにとっても垂ぜんの的でした。
ネセバルを手にする事で広く黒海を制する事が可能だったのです。
島には3,000年の歴史が積み重なっています。
これはネセバルで最も古い教会です。
ローマ人の手によるものですが紀元前6世紀ごろにギリシャ人が建てた神殿の跡地に築かれたものです。
時が移り支配者がローマからビザンツ帝国になった時代の教会です。
石とれんがの組み合わせで造られる模様がビザンツ建築の特徴です。
興味深いのは聖堂を支える大理石の柱。
ローマ式円柱を逆さまにして再利用しています。
庭にはこの敷地から出土したローマ時代の遺物が置かれています。
こちらも同じくビザンツ建築の教会です。
ユニークなのがれんがによる卍模様。
ネセバルでは古代から太陽を表すシンボルと尊ばれてきたものを取り入れています。
ネセバルではそれまでにあった文化と新たに入ってきた文化が絶えず融合し発展してきました。
ネセバルは19世紀末になると大きく様変わりします。
船の大型化や鉄道の発達に伴い港としての価値が下がり寂れた漁村となってしまいました。
しかし古い建築物で島が博物館のようになっている点が見直され1990年代半ばに観光地としてよみがえりました。
夏になるとロシアやEU諸国からたくさんの人が訪れます。
ネセバルは新たに夏の保養地として人々を魅了するようになっています。
2014/03/24(月) 04:15〜04:20
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「古代都市ネセバル〜ブルガリア〜」[字]

「三千年」の博物館 ▽文化遺産 ▽黒海沿岸の島ネセバルは交易の要衝として栄えた。島にはギリシャ、ローマなど各時代の建物がの残り、観光資源となっている。

詳細情報
番組内容
ブルガリアの黒海沿岸にある島ネセバルは、海洋交易の要衝として栄えた。ネセバルを手にするものは黒海を制する…。島にはギリシャ、ローマ、ビザンツ帝国など各時代の支配者がやってきて、教会をはじめとするさまざまな建物を残した。それらの建物は今も折り重なるようにして残り、観光資源となっている。
出演者
【語り】松平定知
音楽
【音楽】久石譲

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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