おはようございます。
三遊亭圓歌です。
こんな朝早い時間から皆様に笑ってもらおうってんだからこんな健康のためにいい番組はないと思うんですよ。
御覧になってる方はいいですよね。
やってるやつは大変ですよ。
こんな朝早くから来るんですからね。
昔私は駅員やっててもこんな早く起きなかったですから。
まあゆっくり番組つきあって下さい。
さて今日の出演の方々。
これ俺が目が遠いと見えてこんなでっけえ字で書きやがった。
パックンマックン。
見た事あるんだよ私は。
確か片っぽが外国の人でね向こうにいりゃあいいのに日本まで来て日本語で漫才やってんでしょ?まあまあだよ。
立川志らく。
これは若手では伸び盛りだよ。
いろんな事やってるからね。
ただ談志の弟子だからね随分苦労してると思うんだよ。
うん。
局の人がね「圓歌さんたまには若い人ゆっくり見て下さい」と言うけど今俺より上見るってえと2人しかいねえからね。
どうもこんにちは。
パックンマックンですお願いします。
さあ最近気になった事は?僕英語勉強してるんですけど難しいな英語は。
難しいよな。
なかなか身につきません。
どうやって勉強してるの?もちろん本読んだり歌歌ったり。
歌は結構入ってくるね。
例えば?・「ヘッドショルダーニーゼントーズニーゼントーズ」ていう歌あるじゃないですか。
あれいいですよね?体のパーツも覚えられるから。
・「ヘッドショルダーニーゼントーズニーゼントーズ」でしょ?なるほど。
もう一回歌って。
いいからもう一回。
え?・「ヘッドショルダーニーゼントーズニーゼントーズ」でしょ?ちょっと待って。
ここ何ていうの?ヘッド。
これは?これは?ショルダー。
え?ここ?じゃここは?ニーゼントーズ。
ヘヘヘヘヘ。
なるほどね。
もう一回。
ヘッド。
ショルダー。
ニーゼントーズ。
なるほど。
これは?エルボー。
エルボーは肘だから。
これこれ。
習ってねえよ。
いやいや。
ここがニーズだよ。
ニーズ?じゃここはアントーズ?アントーズじゃなくて。
何だよ。
ニーズとトーズでニーズアンドトーズ。
ニーズアンドトーズ?そうそう。
じゃあ・「ヘッドショルダーニーズアンドトーズニーズアンドトーズ」って歌ってんのか。
そうそう。
なるほどね。
・「ヘッドショルダーニーズアンドトーズニーゼントーズ」・「ヘッドショルダーニーズアンドトーズニーゼントーズ」・「アイズンイヤズンマウズンノーズン」はいストップ!何すか?ここ何ていうの?アイズン。
ハハハ。
ここは?イヤズン。
ここは?マウズン。
ここは?ノーズン。
これは?耳…イヤズン。
これは?マウズン。
これは?ノーズン。
全部違うからね。
何で?アイズンでしょ?アイズンじゃないからね。
ここはアイズ。
アイズ。
でイヤーズ。
イヤーズ。
マウス。
マウス。
そうそう。
アイズンはアイズアンドイヤーズをくっつけてるからアイズンになるの。
なるほど。
だからアイズでいいんだよ。
アイズ。
イヤーズでいいんだよ。
イヤーズ。
アンド要らないから。
普通に歌えばいい?歌って。
・「ヘッドショルダーニーズアンドトーズニーゼントーズ」・「アイズイヤーズマウスノーズ」・「ヘッドショルダーニーズアンドトーズニーゼントーズ」これおかしくね?おかしいな。
お前の教え方がおかしいだろ。
お前英語全然できないな。
難しいんですよ英語は。
分かった。
そんなマックンにいいもの貸してあげる。
何すか?英語の勉強ができる人形がある。
イングリッシュドールっていう。
いつ貸してくれるの?1週間後。
1週間後ねはい。
ヒュルヒュルヒュル…。
1週間後。
コントの展開が古いような気がするんだけど。
昭和のにおいがプンプンしますね。
これがパックンが貸してくれたイングリッシュドールか。
説明書。
「体の部分を触ると英語を教えてくれます」。
なるほどね。
例えばここを触ると…。
ヘッド。
イヤー。
イヤーズ。
ちゃんと複数形になった。
いいね。
肩は?ショルダー。
胸は?Aカップ。
カップは聞いてない。
何でAカップ?やっぱここが気になるよね。
学校じゃ教えてくれないですからね。
ああ〜ん。
感じちゃったよ。
何で感じちゃったんだろう。
ほかに何ができるんだろう。
「ボタンを切り替えると体の内部の単語も教えてくれます」。
なるほど。
肺は?ラング。
ラング。
これ勉強になる。
おなかは?スタマック。
胃だからスタマック。
腸は?ホルモン。
ホルモンは言わないと思うけど。
何か怪しいなこいつ。
人形のくせにすごい筋肉してる。
マッスル。
ビックリした。
マッスル。
昔こんなんあったよねプロレスで。
スリーツーワン。
マッスルマッスル。
アハハハいいね。
コールド。
寒いって言うな。
コールドって英語寒いって言うかな。
まあいいや。
こいつ会話もできるんだ。
会話してみようか。
ピッ。
Hallo.ハロー。
MynameisTony.Whatisyourage?何で年齢なの?名前聞いてくんないの?マイネームイズマコト。
アイアムサーティーエイトイヤーズオールド。
Nicetomeetyou.Mr.Thirtyeight.だから年齢じゃなくて。
名前マコト。
プリーズティーチミーイングリッシュ。
OK.Pleasetranslatethissentence.訳しなさい。
オーケー。
Heismymother.え?おかしいだろ。
「彼は私のお母さんです」。
ノー「彼はわがままです」。
おかしいでしょ。
「マイマザー」をわがまま。
言わねえよ絶対に。
これ全然使えない。
全然駄目じゃねえか。
ニーゼントーズ。
ニーゼントーズ。
こいつもニーゼントーズって言ってる。
やっぱ駄目だ!ヒュルヒュルヒュル…。
どうだった?お前も使えない。
もういいよ!
(2人)パックンマックン終わり!どうもありがとうございました。
(拍手)
(出囃子)
(拍手)
(拍手)え〜こんな朝っぱらから落語聞く人はいるんでしょうか。
花粉症ではなは垂れてるし喉の調子も悪いし声があんまり出ませんが私の師匠談志が今病気で全く声が出ないんで
(立川談志のものまねで)「うう〜んう〜んとね人の悪口言い過ぎて声が出なくなっちゃった」みたいな。
早速持ち時間もあまりないので落語を申し上げますがバカの与太郎が大騒ぎをするというそんな噺で…。
「おい与太こっちへ来い」。
「何だよおじさん」。
「何だよおじさんじゃねえや。
お前どうしてそうやってはなばっかり垂らしてんだ」。
「アタイのはなは掘り抜きの井戸みたいに次から次へと出てくるんだ。
紙でかんだらもったいねえから」。
「だから捨てたらいけねえんだ。
かんだ紙はよくおてんとさまに干して便所入ってケツ拭く時に使やあいいんだ。
一石二鳥だ」。
「アタイそれやったよ」。
「やったらいいじゃねえか」。
「順番間違えちゃってね」。
「何だい」。
「ケツ拭いたやつ乾かしてさはなかんだら臭えんだ」。
「当たりめえだバカ野郎。
お前さっきうちの赤ん坊に何か食わせてたな。
何食わせてたんだい?」。
「あのねかかとの皮」。
「何でそんなもの食わせんだ?」。
「いや〜やたら泣くから試しに食わしたらね泣きやんだんだよ」。
「腹下しちまうよ全く。
ああおっかあお前も今赤ん坊に何か食わしたな。
何食わしてんだ?」。
「かかとの皮」。
「どうした?与太郎がうつったのかい。
いくら泣きやむったってそんなもの食わすんじゃないよ。
ちょいと私は仕事に出かけてくるから留守番するんだよいいね?」。
「ああ分かったよ。
何だよおじさん。
赤ん坊がやかましいから泣きやませろ泣きやませろって言うからかかとの皮食ったら泣きやんだんだからそれでいいじゃねえか。
全く店番なんぞは退屈だよ」。
「ハローハロー」。
「誰か来たな。
え?着物着てるけど頭真っ黄色で外国人さんだな」。
「ハローハロー」。
「水野?」。
「水野晴郎やおまへんのや。
わては大阪で働いておりましたアメリカ人です」。
「大阪で働いていたアメリカ人。
それで何しに来たんだ?」。
「ダンナハンは?」。
「え?」。
「ダンナハンは?」。
「だんだんだん?」。
「旦那はんはおいでか?」。
「旦那はんは甥御さんですか?」。
「そやおまへんで。
デッチ〜」。
「電池?プラス?マイナス?」。
「そやおまへんで。
よく聞いてくんなは〜れや。
わてはな〜中橋の加賀屋佐吉方から参じま〜した。
センド仲買の弥一がチリチリましたる道具7品のうちユージョーコージョーソージョー3作のミトコーモーならびに備前オサフネノーリツシブイチゴ〜シラエ横谷宗民コ〜ヅカヅキノ脇差しコマエガナ〜旦那はんがフォッタガイヤハッタガウモレ木で木が違うとりますさかい念のためちょっとおことわり申し上げま〜す。
次はオ〜バクサン金明竹寸胴の花活ノンコノチャワン『古池やかわ〜ずとぅび込む水の音』と申しま〜す。
あれはフウライボンシュツカケモンタクアンモクアンインギンゼンジハイリマゼノ小屏風あの屏風はわ〜ての旦那の檀那寺が兵庫におましてな兵庫の坊主のコノミマス屏風ジャニヨッテ兵庫にやり兵庫の坊主の屏風に致しますとかようお言づて願いま〜す」。
「おもしれえやつが来たなこりゃ」。
(拍手)「3銭やるからもういっぺんやれ」。
「わては物もらいやおまへんで」。
「じゃ結膜炎?」。
「そやないよく聞いてくんなはれ。
もういっぺんいきますよ。
わてはな〜中橋の加賀屋佐吉方から参じま〜した。
センド仲買の弥一がチリチリましたる道具7品のうちユージョーコージョーソージョー3作のミトコーモーならびに備前オサフネノーリツシブイチゴ〜シラエ横谷宗民コ〜ヅカヅキノ脇差しツカマエガナ〜旦那はんがフォッタガイヤハッタガウモレ木で木が違うとりますさかい念のためちょっとおことわり申し上げま〜す。
次はオ〜バクサン金明竹寸胴の花活ノンコノチャワン『古池やかわ〜ずとぅび込む水の音』と申しま〜す。
あれはフウラボンシュツカケモンタクアンモクアンインギンゼンジハイリマゼノ小屏風あの屏風はわ〜ての旦那の檀那寺が兵庫におまして兵庫の坊主のコノミマス屏風ジャニヨッテ兵庫にやり兵庫の坊主の屏風に致しますとかようお言づて願いま〜す」。
「おばさんちょっと来てごらんよ。
よくしゃべる不思議な宣教師が来た」。
「失礼じゃないかねこの子は。
初めていらっしゃったお客様。
ああどうも初めまして。
親類から預かってる愚かしい者で」。
「オオ!プアボーイ」。
「は?」。
「プアボーイ」。
「プアプアのボインを見せろ?」。
「そやおまへんで。
あの…オイハンでっしゃろ?」。
「はい?」。
「オイハンでっしゃろ?」。
「…何ですか?」。
「オイハンでっか?」。
「お湯屋さんから来たデカ?」。
「いや。
フーアーユー?」。
「…おかゆを恵んでほしい?」。
「ワッチャワネーム?」。
「お茶も恵んでほしい?」。
「いやおかみさんでっしゃろ?」。
「オオカミとエシャロット?」。
「『オオカミとエシャロット』はいんちきグリム童話。
大阪で働いとりましたアメリカ人でわてはな〜中橋の加賀屋佐吉方から参じま〜した。
センド仲買の弥一がチリチリましたる道具7品のうちユージョーコージョーソージョー3作のミトコーモーならびに備前オサフネノーリツシブイチゴ〜シラエ横谷宗民コ〜ヅカヅキノ脇差しツカマエガナ〜旦那はんがフォッタガイヤハッタガウモレ木で木が違うとりますさかい念のためちょっとおことわり申し上げま〜す。
次はオ〜バクサン金明竹寸胴の花活ノンノコチャワン『古池やかわ〜ずとぅび込む水の音』と申しま〜す。
あれはフウライボンシュツカケモンタクアンモクアンインギンゼンジハイリマゼノ小屏風あの屏風はわ〜ての旦那の檀那寺が兵庫におまして兵庫の坊主のコノミマス屏風ジャニヨッテ兵庫にやり兵庫の坊主の屏風に致しますとかようお言づて願いま〜す」。
「ああ…ちょいと与太郎。
お茶入れといでお茶を。
笑ってるんじゃない。
お茶を入れといで!どうもすいません。
今これに小言を言っておりましたんで2〜3聞き逃したところがありますんでもう一度お願いできませんでしょうか?」。
「オーマイゴッド!わてはプアボーイ」。
「プアプアのボイン」。
「プアプアのボインじゃない。
丁稚に2度ユーに1度もう3度やっとりまんねん。
口の中すになっとりまんねん。
ラストチャンスオーケー?」。
「カモンカモン!」。
「よく聞いておくんなはれよ。
わてはな〜中橋の加賀屋佐吉方から参じました。
センド仲買の弥一…ご存じでっしゃろ?」。
「リオデジャネイロ?」。
「ご存じでっしゃろ?先度仲買の弥一がトゥリツギましたる道具7品のうちユージョーコージョーソージョー3作のミトコーモー3作のミトコーモーならびに備前オサフネノーリツシブイチゴ〜シラエ横谷宗民コ〜ヅカヅキノ脇差しツカマエガナ〜旦那はんがフォッタガイヤハッタガあれはウ〜モレ木やそうで木が違うとる念のためちょっとおことわり申し上げます。
次はオ〜バクサン金明竹寸胴の花活オーケー?寸胴の花活ノンコノチャワン『古池やかわ〜ずとぅび込むフーイズノット』と申します。
あれはフウライボンシュツカケモンタクアンモクアンインギンゼンジハイリマゼノ小屏風あの屏風はわ〜ての旦那の檀那寺が兵庫におましてな兵庫の坊主のコノミマス屏風ジャニヨッテ兵庫にやり兵庫の坊主の屏風に致しますとお言づて願います。
シーユーネクストタイム。
シーユーネクストタイム」。
「あの…西友でネクタイ買いたいお客様!西友でネクタイ買いたい…。
行っちゃったわ〜。
お前がお茶入れてきたらもう一回ぐらい聞けたのに。
何言ってるかさっぱり分かんない」。
「はい今帰りましたよ」。
「どうもお帰りなさいまし」。
「どうしたんだ?お客様か?」。
「…はい」。
「どちら様だ?」。
「あ…あのですね大阪で働いていたアメリカの方なんで大阪なまりと英語なまりがごっちゃになってちょっと分からないところが…」。
「分かんないところは察すりゃいいんだよ。
どなたがお見えになったんだ?」。
「何かお湯屋さんから来たデカ」。
「お湯屋さんからデカってお風呂屋から刑事が来たのか?物騒なものが来たね。
その刑事が何だって?」。
「プヨプヨのボインを見せろって」。
「そんなハレンチな事言ったの?お前見せたの?」。
「見せちゃいませんけども」。
「それで?」。
「それでおかゆとお茶を恵んでほしい」。
「刑事は張り込みがあってくたびれてんだよ。
それで?」。
「それから『オオカミとエシャロット』というグリム童話を読みたい」。
「退屈だからそんなの読みたいんだろう。
それで?」。
「弥一さん」。
「おお弥一ね。
弥一がどうしたんだ」。
「気が違っちゃったそうですよ」。
「気が違った?水曜日に会った時はしっかりしてたけどね。
でどうしたんだ?」。
「弥一さんが逃げてるんです」。
「ふ〜んそれで?」。
「遊女を買ったそうです」。
「遊女って吉原?潜伏先は吉原か。
それで?」。
「何か知らないけど遊女を寸胴斬りにしちゃったそうです」。
「殺人鬼だなあいつ。
それで?」。
「何を食べてものんこのしゃ〜」。
「だらしがないね全くそれで?」。
「親船に乗って逃げたんですね」。
「どこへ逃げたんだ?」。
「リオデジャネイロに逃げたんです」。
「変なとこ逃げたね」。
「そしたら兵庫へ着いちゃったんです」。
「兵庫に」。
「そこにお坊さんがいたんですね。
お坊さんがいたらここに屏風があったんです。
屏風があったらまたお坊さんがいたんです。
屏風があってお坊さんがいて屏風があって西友でネクタイを買いたい」。
「さっぱり分かんない。
2つ3つでもうちょっとはっきりした事が分かりゃあね察しがつくんだけどもっとはっきり覚えてる事はないかい?」。
「あっ古池で飛び込んじゃったそうです」。
「殺人犯の末路は哀れだ。
自分の罪を悔いてね身投げをして死んじゃったんだ。
でも困ったな。
あいつには道具7品を頼んであったんだよ。
あれを買っての事かな?」。
「いいえ買わ〜ず」。
(拍手)ああ〜。
見て下さいよ。
落語家の部屋なんですよ。
わざわざNHKで造ってくれた。
というのは私うちに帰って私の部屋ないんですよ。
6人のじじいとばばあにみんな取られちゃってね。
行くとこねえんでNHKにお願いしたらやっとこれだけのもの造ってくれた。
でここで私が待ってるでしょ?すると誰かがね「こんにちは」なんて入ってくる。
で私と対談する。
・お邪魔します。
ごめんください。
ほら。
何も言わないうちに来る。
こんちは。
すいませんね。
いいえ。
いいお部屋じゃないですか。
ありがとうございます。
めったにないんですよ。
ねえ。
お宅なんかは大邸宅だから。
いえこれっぽっちのうちですよ。
ううんとんでもない。
何持ってんだよ。
え?だってNHKが「薬持ってこい」って言うから。
常備薬持ってきたの。
何?あんたもやられたの?そうよ。
俺にも持ってこいっていうんだよ。
少ないじゃないですか。
少ない。
なぜそうやって見え張るの?もっとこんなんじゃない?それはいけませんやっぱりね。
年の関係でね。
同じような薬だ。
同じものだろ?あの…胃を取っちゃったから俺。
そうなんだ。
私は逆に胆のう取っちゃったでしょ。
ああ。
あれ大変だよ拝まなきゃいけないんだ。
たんのう…。
バカだね〜。
くだらんか。
でもやっぱりこれだけ薬持つって事は自分が長生きしたいって事だな。
だと思うんですけどね。
周りが何か言うけどそうじゃないんだよね。
それでこれだけ持ってても毎日のむのは1種類なんです。
ああそう。
これだけなんですよ。
食後のむっていうのは。
あとは何か起きた時にあるいは起きそうになった時に用心のために持ってるんですよ。
足りなくなると甘い物を食べるあれだね?そうそう。
だってね私たちはまだ薬少ないですよ。
そう。
小三治さん御覧なさい。
リュックサックいっぱいの薬持ってるじゃないの。
でもねありゃまた大げさだよ。
蜂蜜ってえと蜂蜜ばかり100本ぐらい並べて。
でもね自分の体大事にしてるんですがね。
大事な人なんだから。
いえいえ。
大変な事だよ。
でもやっぱりこうやって会うといいなって思うのは例えば歌丸さんに会った時はまだ今児…。
今児だったです。
ね?入門した当時の。
俺最初米丸さんの弟子かと思ったんだよ。
はいはい今の私の師匠の米丸が初代の今児です。
そうそう。
「バスガール」やってた。
そうです。
だけど何じゃないですか。
私は昭和26年に入門してそのころ圓歌氏はもう一流の…。
まだ一流まで行ってないよ。
いやいや。
でもマスコミが今みたいにテレビでもラジオでも多い時代じゃなかったでしょ?ラジオだけだからね。
NHKもラジオだけだった。
だけど放送してたし。
僕はNHKの放送昭和24年なの。
「若手芸能家の時間」っていって13分42秒って変な番組なんだよ。
ハハハハ。
何だってえの?42秒ってのは。
そこで初めて「ボロタク」やったのうちの師匠の。
それで終わった途端におじぎしたらひっくり返っちゃった。
だってあれは大変だもん。
あれでしょ?「ツーツーレロレロ」って。
あれは「木炭バス」の方だよ。
そうか。
ガタガタの車で「うわっうわっ」っていうあれ。
でもたまたま僕なんか歌丸さんとこうやって会っててただ不思議なのはあなた前新作やってたんだよな。
はいはいはい。
「バスガール」なんだから。
それがある時突然圓朝派に変わったでしょ。
はい。
これはどういう事?あのね…新作をやってた頃に大師匠の今輔が私に古典物を随分教えてくれたんですよ。
で圓朝物を一番先に教えてくれたのは今輔師匠なんですよ。
なぜかと言いますと今輔師匠もたまに何かの余一会でそういう圓朝物をやってた。
すると鳴り物が入る。
はめ物ってやつでしょ?その鳴り物を全部私にやらしたんです。
だから鳴り物をやる以上は噺を知ってないと打てないかなっていう…。
俺なんかも先代の圓歌さんの鳴り物は随分やってたよ。
やってましたね。
そういう意味合いがあって「今はできないけども年を取れば役に立つ。
だから覚えておきなさい」。
「そうですか」って古典ばっかりやってて怒られて…。
違うよ。
あんた忘れてっかもしれないけどねある時歌丸圓歌の二人会に行ったんですよ。
そうするともちろんあなたが先に出てくれたんだけど中入りの時に客がすごい拍手なんだよ。
何やってたのかなあんたあの時。
何だろう分かんない。
得意物だよ。
「鍋草履」じゃないよ。
「尻餅」か何かやったかな?違うよ。
きちんとしたものやったんだよ。
ふだんの拍手と違うんだよ。
あんたが終わって帰っちゃったあと見たら「あっ何これ」っていうぐらいの大ネタ出したんだよ。
そうですか。
忘れちゃった。
あの時分お宅の業界随分いろんなものやってたから若い連中がね。
はい。
今でもね俺なんか思うんだけど僕はなぜ古典やらないかっていうとね変な話だけどず〜っと新作やってたでしょ?今から30年ぐらい前に「三味線栗毛」っていう古典やったんですよ。
そしたら自分で言うとおかしいけど芸術祭優秀賞ってのくれたんですよ。
そうすると「なるほど芸ってのはてめえが思ってるもんじゃねえな。
相手方に任せるのが芸だな」と。
それでそれっきり古典やめたの。
今やれって言われたって何にもできないよ。
でも一時古典随分やってたじゃないですか。
「品川心中」とかね「坊主の遊び」とか。
面白かったですもん。
今は面白くない。
いやいや。
本人が言うんだから間違いない。
今はもうだって「中沢家」をやらなかったら…。
あれあんたに継がせようと思ってんだよ。
「中沢家」をさだってほかの…。
あっごめんね。
お茶も入れないで。
今言おうと思ったんだよ。
客にお茶ぐらい入れろって言おうと思った。
悪かった。
俺はどっちかというと俺が喜んじゃうと人のお茶まで気が付かねえ男なんだよ。
もうちょっとたったら言おうと思ってたの。
それは悪かったね。
どうもすいません頂きます。
放送局の人にも言われてたんだよ一番先お茶出しなさいって。
だから向こうの方にあったのわざわざここに持ってきたの。
それで気が付かねえんだから。
しょうがない年だから。
でも我々だって楽屋でお茶くみやったんですもん。
ね?それとあなたと小三治は一回旅回った事あるだろ?あります。
もう二度と行かねえと思ったの俺。
こんな面白くねえ男ないと思った。
おまんま食うと2人でいなくなっちゃう。
「お先です」って。
こっちは1人だけ飲んでんだ。
ある時小三治に飲ませからベロベロになりやがったね。
ああ〜。
だって…。
飲んだの見た事ないだろ?おちょこ1杯か2杯飲んだのを見た事はあるんですよ。
ちょこっと飲んだ事があるんだよ。
私も小三治さんもお酒飲まないでしょ?だから何かするとすぐ御飯でしょ?色っぽくないね。
だから死んだ馬生師匠が私と一緒に旅行って「今日は歌丸さんにおつきあいですから」っておだんご1つ食べて食べて5分ぐらいたったら「頭が痛い」って言いだしたんだ。
だんごで頭が痛いってのはさ。
あの人は「甘い物は食べませんよ」なんて言っててそのくせようかんに名前付けたりなんかして。
変な人なんだよ。
そうですか。
よく今のうちの若い連中に言うんですよ。
今は落語協会がいいとか芸術協会がいいなんて言ってる。
俺が入った時は落語協会では客来ねえんだよ。
芸術協会だと超満員なんだよ。
だって柳橋柳好今輔古文冶枝太郎こういう…。
可楽圓遊ね。
面白い人がいっぱいいるの。
だからあの当時は新作の芸協古典の落協って分かれてたみたいだった。
その中に俺と三平がめちゃくちゃな事やったんだよ。
で世の中いくらか…落語協会も面白いよって事になった。
でも新作にしろ古典にしろ落語は落語ですからね。
あんたお弟子さんに厳しい方か?どうなんですかね。
最初のうちは厳しい…。
というのは今親御さんが子供に家庭教育をしてないでしょ。
だから挨拶のしかたもできない子供ばっかりですよ。
「畳みのへりを踏むな」って言うとへりが分かんねえだろ?私はおばあちゃん子でしたからうんとそれ言われたの。
「あるなら踏んだっていいじゃねえか」って思ってた。
ところが噺家になって気が付いたんですよ。
畳みのへりを踏まないように歩くのには下を見て歩きますね。
気を付けるから…。
すり足になる。
そうなの。
静かに歩けるでしょ。
今の弟子なんかそういう事知りませんからね。
我々変な話坊主の人もすり足でしょ?すり足で曲がる時は直角に曲がるんですよ坊主の修行としては。
それを若い者に言うでしょ。
「何で直角に曲がんなきゃいけないんですか?」って。
ほうきだって…うちの弟子はみんな住み込みなんですけどみんなうちに来た時は訳分かんないでこんなふうにやってる。
しまいにこういうふうに掃くようになるよ。
今何人いるの?お弟子さん。
5人いて5人とももう真打ちにしちゃいましたからね。
だからうちは私は取らないです。
孫弟子は何人?孫弟子は何人いるか知らない。
俺はこの番組やらねえかって話来た時は談志なんだよ。
え?俺の役が談志なんだよ。
はいはい。
談志はひっくり返っちゃった。
死んじゃったの?死んでない。
まだご報告がねえから大丈夫。
ああそうですか。
だけど彼と俺こういうのやりたかったの。
同じですよ。
私もやりたかった。
今談志にやりたい事やらしたらあいつが一番面白いと思う。
だから自分の事よりもいろんな事考えてるもんあいつ。
だから変な言い方俺と談志がうんぬんっていった時にオーケーしたのはそこなんだよ。
うんうん。
今だったら談志も俺に言いたい事言えるし俺も談志に言えたと思うんだよね。
私だって古いおつきあいだから話し合えればいろんな事言えるし私の場合だったらいろんな事教わる事もできますしね。
だからできる限り体丈夫にしてもらいたいと思いますね。
繊細な男。
言い方かえると。
そうそう。
繊細な男って事を知っててあれ見てりゃね腹は立たないんですよ。
繊細な部分見ないで野郎の一番おっかねえとこだけ見てっから。
でも2人でできたんだからいいじゃないですか。
あれいらねえか。
(2人の笑い声)笑っちゃいけない。
できれば毎週この2人で…。
どうですか?NHKの方。
隣に歌丸の部屋造って。
2014/02/09(日) 05:15〜05:45
NHK総合1・神戸
三遊亭圓歌の演芸図鑑・選「桂歌丸、立川志らく、パックン・マックン」[字]
落語協会最高顧問・三遊亭圓歌が演芸界のよりすぐりの出演者の至芸をナビゲートする。今回は立川志らく「金明竹」とパックンマックンの漫才。盟友・桂歌丸との対談も。
詳細情報
番組内容
桂歌丸,立川志らく,パックン・マックン,【ナビゲーター】三遊亭圓歌
出演者
【出演】桂歌丸,立川志らく,パックン・マックン,【ナビゲーター】三遊亭圓歌
ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
劇場/公演 – 落語・演芸
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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