マギ #22 2014.03.09

(ナレーション)
モガメットが生み出した黒いジンの禍々しい力が練紅覇の一行を襲う
駆けつけるアラジンとアリババ
そこに現れたのは煌帝国第一皇子練紅炎その人だった

(楽禁)やれやれ。
なんですかな?あの黒いのは。
まずそうですぞ。
(黒惇)同じにおいがする我が国に巣くう不浄な者どもとな。
(青秀)じゃあなおさら紅炎様のお手を汚ぇ血で汚すわけにはいかねぇ。
俺たちだけでやっちまいましょう。
(楽禁)うるせぇ青秀!この蛇ガキが。
なんでおめぇが仕切ってんだよ。
(青秀)痛ぇっす楽禁殿。
アシュタロス。
フェニクス。
アガレスより生まれし眷属よ。
(2人)あっ。

(青秀・黒惇・楽禁)ぐおぉ〜〜!!
(2人)ああっ!
(楽禁)うおぉ〜!ドゴン!
(楽禁)うらぁ!
(黒惇)ぐわぁ〜!
(青秀)ふん!
(アリババ)な…何なんだ!?あいつら一体。

(アラジン)すごい…。
こんなの初めて見たぜ。
いや初めてじゃねぇな。
バルバッドのときのヤツも巨大化してた。
けどこいつら四人とは比べ物になんねぇ。
バルバッドのときの人たちとは違う気がする。
ルフが引かれてる。
あの人の眷属?
(紅覇)兄王様申し訳ありません。
先鋒を買って出ながら甚大な損失を…。
(純々・仁々)あっ…。
(純々)紅炎様?
(紅炎)癒やせフェニクス。
(純々・麗々・仁々)紅覇様!
(純々)ありがとうございます!ありがとうございます!先鋒隊!残存兵は後退しろ。
動ける者は連れていけ。
関鳴鳳お前の指揮で山岳の第一駐屯軍と合流させろ。
(鳴鳳)はっ!負傷兵は1か所に集めろ。
俺が全て引き受ける。
ん?
(心の声)≪この人が煌帝国の練紅炎≫
(白龍・回想)バルバッドは今練紅炎という男が治めています好戦的で大陸の支配を企んでる
(シンドバッド)練紅炎という男がバルバッドを拠点に西方へ乗り出そうとしているらしいんだ
(紅炎)誰だ?お前は。
バルバッド王国の王子アリババ・サルージャです。

(紅覇)アラジン?
(純々)どういうことでしょう?確かバルバッドは大規模なクーデターのあと王族は皆首を斬られたはずだが。
ああ。
七海連合の介入で三人の王子たちは命からがらシンドリアへ亡命したと聞く。
(楽禁)そのシンドリア子飼いの金属器使いか。
(青秀)なら敵じゃねぇか。
アリババくん…。
いいんだアラジン。
俺は未来のためにこの人にだけは背を向けるわけにはいかねぇんだ。
私は煌帝国第三皇子練紅覇殿の御身を守るためこの戦場へ参じました。
何!?≪アリババくんいつの間に…≫
(どよめき)
(純々)そうだったのですね。
始めから私たちを助けるつもりでここへ。
あ…あいつ…。
(青秀)ハッタリだろどう見ても。
(黒惇)いやこの場合真偽は関係ない。
皆の前で断言してみせたことに意味がある。
もし若がこれをお認めになれば我々はもはやあの者に手出しはできぬというわけだ。
俺に見くびられたくないのか…すでになくした自国のために。
礼を言う。
紅覇をよく救ってくれた。
(一同)おぉ…。
紅覇様を利用しやがって。
そのうえ初対面で紅炎様に礼を言わせるなんざなんて神経の太いガキなんだ。
(楽禁)悔しがることはねぇ。
粋がって見透かされて恥をかいてるのはあいつの方だ。
アリババくん…。
・ドドーン!
(青秀)また来やがったか。

(モガメット)≪黒いルフは意のままだ≫≪もっとこの黒い渦と一つになれば更なる力を得られるはず≫≪「非魔導士」の王を滅ぼせ≫≪「非魔導士」の王を滅ぼせ!≫≪西も東も…全てをだ!!≫
(シェヘラザード)やはりこちらにも差し向けてきたわね。
早くお逃げくださいシェヘラザード様。
(シェヘラザード)いいえ。
私は最後の力で黒いジンたちを一体でも多く倒すわ。

(ムー)それでは俺たちもお供いたします。
あなたたち…。
傷はもういいの?平気です。
俺たちを誰だと思ってるんです?
(ミュロン)兄さんとロゥロゥはまだむちゃしちゃダメなのだ!
(ロゥロゥ)平気だっつぅの。
(ミュロン)くそっ…ティトスはどこで何をやってるのだ!少しでも多くの戦力が必要なときに自分のすべきことも選べないなんて!ティトス…。

(一同)おお〜!・いいぞ!・いいぞ〜!
(ティトス)僕は…僕は…。
(マルガ)ティトスおにいちゃん…。
くっ!
(ムー)中に入れるな!船団の撤収まで防ぎきれ!
(ロゥロゥ)くそっキリがねぇ!
(ミュロン)ティトスにはシェヘラザード様から与えられた最後の力がまだ残っているはずなのだ。
そんな力が…そんな力が今もし僕にもあったら…。
許してやってミュロン。
えっ?ティトスは一生が短すぎた。
だから自分にとって本当は何がいちばん守りたいものなのか選べないのよ。
ミュロンあなたにとってはきっと家族や同胞。
私にとってのレーム帝国。
そしておそらくマタル・モガメットにとって魔導士全て。
だけどティトスの一生はまばたきするほどに短すぎてこれから時間をかけて大切にしていきたいと思える人たちをやっと見つけたところだったのよ。
僅かな残りの時間の中で何か答えを見つけられればいいけど…。
(マルガ)ティトスおにいちゃんどうしたの?
(ティトス)僕はなんて情けないヤツなんだろうって。
自分だけ死ぬのが怖いなんて…。
でも今は死ぬことよりこのまま何もできずに終わることの方が怖い。
(ティトス)僕に優しくしてくれた人たちがこんなにいるのに…。
ティトスおにいちゃん一緒に行こう。
えっ?私がついていくよ。
今度は私が力になりたいの。
マルガ…。
ティトスおにいちゃんは情けない人なんかじゃないよ。
だってみんなが大切で選べないんでしょ?ここへ来て出会った人たちみんなのことが大好きなんでしょ?それってすごくすてきなことだと思う。
マルガ…。
私ねティトスおにいちゃんと一緒にいると景色がキラキラ輝いて見えるの。
一緒に勉強したり遊んだり本を読んでもらったりご飯を食べたりなんでもない小さなことも全部…夜眠ることでさえも。
だから全部が大事ってすごくいいことだと思う。
でも…マルガ君を死なせたくないんだ。
私は大丈夫だよ。
それにねやりたいことを諦めて過ごしていたら…景色がキラキラしていなかったら死んでいるのと同じこと。
はっ…。
(マルガ)そうじゃなかったら短くてもすてきなこと。
だから行かせて!ティトスおにいちゃんが本当にやりたいことができる場所へ。

(ティトス)マルガは大人だな。
そんなに子供じゃないよ。
(ティトス)そうだった。
僕は1年そこらしか生きていない。
(ティトス)マルガの方がずっと大人なんだった。
≪滅ぼせ…「非魔導士」を滅ぼせ≫≪殺せ!全て殺せ!≫
(モガメット)光魔法の膜でその娘を魔力の消耗から守っているのか。
なぜ守る?そいつらはこの世にいない方がいいんだ。
学長先生僕はあなたが好きだ。
僕のことをレームを敵に回してまで守ると言ってくれた。
お前は同胞。
私と同じ種族。
だが「非魔導士」は違う。
「非魔導士」とは決して分かり合えない。
そんなことはありません。
僕はあなたと違う。
マルガやシェヘラザード様とも。
でもみんな大切です!大切か…。
かつて私もそう思っていた。
魔法の使えない人々を助けていたあの時期が私の人生の中で最も幸福な時間だった。
だが人の心は変わる。
人は自分と持ち物が違い過ぎる相手とは決して対等には生きられない。
どちらかが相手を自分と同じところまで引きずり下ろそうとし世にも醜い心に変貌してゆく。
それが今お前がどんなに大切に思っている相手でもだ。
学長先生そんな悲しそうな顔しないでください。
気付いてください学長先生。
あなたは「非魔導士」を恨んでなどいません!憎かったのは自分の運命。
愛しい相手と対等に寄り添い生き抜くことを許されず生まれてきてしまったあなた自身の運命です!黙れ!何を…。
あなたをそこから救い出す。
そうすれば黒いジンの練成も止まるしアラジンやシェヘラザード様たちがこれ以上戦いで傷つかずに済む。
5等許可区の20万人の命も守れる!ティトスおにいちゃん!これが僕が最期にできる最良のことだ!!
(モガメット)やめろ〜〜!はっ!ティトス…。
くっ…ううっ!
(ティトス)んんっ!うわぁ〜〜!!なぜだ!?なぜこれほど莫大な黒ルフの力をはね返せる!?ティトスの体には私が14年間も与え続けた膨大な量の魔力が蓄積されている。
それを解き放つことこそが最大の超律魔法。
でもそれをした瞬間ティトスの命は…。
助けて…。
寒いよ苦しいよ…。
やめてください。
どうか殺さないでください…。
(モガメット)あっ。
あぁ…。
くっ!あぁ…。
あっ…。
魔力の徴収が止まった?誰かが炉を停止させたんだ。
よかった…。
あっ。
消えた。
すまないティトス…。
炉はすでに私など意に介さない。
私の手を離れていたようだ。
ん?まだ魔力を欲しているのか?なんのために…。
黒いジンの練成が望みではないのか?黒い障気の…穴の奥にいるお前は誰だ!?ドドォーーン!
(一同)あぁ…。

(玉艶)ようやくお目に掛かれるのですね我らが父よ。
おやおや?地下の20万人は生きているようですな。
では一体誰の魔力を糧として炉は我らが父を降ろす依り代となりえたのでしょうか?
(玉艶)それは地下の人々の身代わりになるだけの大量の魔力をマグノシュタットが隠し持っていたんでしょう。
その炉はマグノシュタットという小さな国の地下で黒いルフを集め魔力を吸い上げ膨張し続け…。
すばらしい。
して此度の件全て玉艶様のお手引きで?いいえ。
これはこの世界の人間たちが勝手にしてくれたこと。
多くの人間たちが自らの意思で大いなる流れに背くことを望んだ。
ああ〜我らが父よ!お会いしとうございました!
(一同)お会いしとうございました。
お会いしとうございました。
お会いしとうございました。
(玉艶)依り代に導かれあなた様の御手が地上へ触れたもう瞬間にこの世界にもアルマ・トランと同じ黒き太陽だけが輝く清浄なる光景がもたらされることでしょう!!そんな…。
どうなってんだ?アラジン。
戦争が止まっても黒いジンを止めてもあれが来たらおしまいだ…。
2014/03/09(日) 17:00〜17:30
MBS毎日放送
マギ #22[字][デ]

「守りたいもの」

詳細情報
お知らせ
【番組HP】
http://www.project−magi.com/
【Twitter】
https://twitter.com/project_magi
番組内容
黒いジンと戦う魔装をしたアリババ(声・梶裕貴)のもとに現れた紅炎(声・中村悠一)に、アリババはバルバッド王国王子として対峙する。紅炎は眷族と共に次々と黒いジンを倒していくが、モガメット(声・チョー)は黒いルフを意のままに操り、非魔導士の王たちを滅ぼそうとする。シェヘラザード(声・坂本真綾)の立つレームの艦隊にも無数の黒いジンが襲いかかるが、そこにティトス(声・松岡禎丞)の姿はない…。
出演者
【声の出演】
(アラジン)石原夏織
(アリババ)梶裕貴
(ティトス・アレキウス)松岡禎丞
(シェヘラザード)坂本真綾
(マタル・モガメット)チョー
(練紅炎)中村悠一
ほか
原作・脚本
【原作】
大高忍「マギ」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
【シリーズ構成】
吉野弘幸
監督・演出
【監督】
舛成孝二

【シリーズ演出】
倉田綾子
音楽
【オープニングテーマ】
ViViD「光—HIKARI—」
【エンディングテーマ】
9nine「With You / With Me」
制作
【制作】
A−1 Pictures

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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