軍師官兵衛(8)「秀吉という男」 2014.02.23

≫はい、現地にも行ってきます。
≫ありがとうございました。
ソチオリンピックの閉会式はこのあと日本時間の深夜1時から行われます。
4年に一度のオリンピック。
このひとときにかけてきた選手たちは金メダル以上の輝きを私たちに見せてくれました。
≫私たちは、これからも選手の皆さんを全力応援します!
(官兵衛)小寺家百年の大計にございます!天下の潮流に乗り遅れてはなりませぬ。
我らが生き残るにはこの道しかございませぬ!
(政職)相分かった!
(3人)殿!当家は…織田につく事とする。
はっ!
(仙千代)上様はお気が短く回りくどい返答を嫌います。
あからさまな世辞など不要にございます。
問われた事には余計な事は申さず要を得た答えをなさるように。

(仙千代)さ。

(仙千代)播磨国御着城主小寺政職の名代同名官兵衛。
(信長)面を上げい。
天正3年7月。
官兵衛は信長に拝謁した。

(テーマ音楽)織田様既に東海北国畿内の大半を制し天下統一へ向け着々と歩みを進められておられますがいまだ従わざる者もおりその最たるものが中国の毛利とお見受け致します。
主小寺政職は織田様にお味方つかまつる所存。
その折には我ら小寺が喜んで先手を務めまする。
(勝家)毛利はまだ敵となった訳ではない。
今重きを置くべきは中国ではなく北国じゃ。
越前の一向一揆もあれば上杉謙信への備えもいる。
瓶割り柴田と呼ばれる織田家随一の勇将柴田勝家様とお見受け致します。
仰せ一理あれど一向一揆の大本石山本願寺は毛利とつながっておりまする。
播磨は中国から石山本願寺への道筋。
ここを制すれば両者のつながりを断つ事ができまする。
毛利は必ずや織田家の敵となりましょう。
毛利を倒さねば織田家の天下布武はかないませぬ。
(せきばらい)
(太兵衛)遅い。
遅すぎる。
ひょっとして信長公を怒らせたのでは…。
(九郎右衛門)あのお方は気に入らねば即刻首をはねるという噂だ。
(善助)そうなれば我らもただでは済むまい。
(滝川一益)官兵衛殿お主兵をいかほどお持ちかな?500でございます。
あっ…あ…。
(長秀)なるほど。
それは少なくてお困りであろう。
上様に泣きつく訳だ。
柴田様と並ぶ織田家の双璧丹羽長秀様とお見受け致します。
かつて織田様は僅かな軍勢であの今川義元の大軍を打ち破ったではございませぬか。
兵はいたずらに多きを益ありとせず戦の勝敗は兵の多寡にあらず。
また孫子曰く兵は詭道なり…。
お主ごときに兵法を説かれんでも分かっておるわ。
(光秀)それがしは官兵衛殿の言われるとおり今すぐ中国攻めにかかるべきと存じます。
このまま放っておいては手遅れになりかねませぬ。
毛利を攻めるには山陰山陽の2つの道筋があります。
大軍を動かすには平たんな山陽道が向いておりこの山陽道に御着姫路はございます。
ここは播磨のほぼ中心。
海も近く中国を抑える格好の要地。
次に播磨の形勢について申し述べます。
明石高砂福原上月など播磨の大方の大小名は今は毛利についております。
されどそれは毛利の威勢にはばかっているだけにすぎず結束は強くありませぬ。
よき大将を…しかるべき大将を姫路にお遣わし下されば皆織田家の味方となりましょう。
それがしが播磨一国を必ずや説き伏せてご覧に入れます。
播磨を手に入れさえすれば毛利を倒す事など容易にございます。

(信長)そちに取らせる。
はっ!遅いぞ猿!
(秀吉)申し訳ございませぬ。
瀬田の唐橋の普請を見てまいりました。
普請奉行があまりの不出来者ゆえ尻をたたいてまいりました。
いつ出来る?今年中…いや3か月で仕上げてみせまする!3か月だな?その言葉忘れるな。
心配ご無用!貴殿が黒田官兵衛殿にござるか?…はい。
荒木村重殿から聞いております。
よう来てくれた!それがし羽柴筑前守秀吉にござる。
播磨の小寺家が我らの味方になって下されば心強い限り。
上様毛利攻めの要となりましょうぞ。
ありがたや。
猿。
(秀吉)はっ。
播磨にはそちが行け。
それがしがでございまするか!官兵衛。
はっ。
そちの申すとおり播磨を手に入れねば毛利を倒す事はできぬ。
毛利を倒さねば天下布武はかなわぬ。
この秀吉とよろしく相談せよ。
はっ!そちが申した事はこの信長の考えていた事と同じだ。
面白かったぞ。
殿…殿だ!殿!
(太兵衛)殿じゃ!
(九郎右衛門)帰られた!うまくいった!
(秀吉)官兵衛殿!官兵衛殿!官兵衛殿!にぎやかな城下でございますな。
噂には聞いておりましたがこれほどとは…。
今や岐阜は日の本一の町じゃ。
ほれ南蛮人もおる。
関所をなくし道を広げ整えた。
人が人を呼びこのようなにぎやかさを生んだんじゃ。
これも全て上様のお考えじゃ。
官兵衛圧切を頂いたそうだな。
圧切?その刀じゃ。
あ…。
抜いて見せてくれんか?はっ…。
ごめん。
(一同)お〜。
噂にたがわぬ名刀じゃ。
実はこの刀には因縁があってな。
ある時上様に無礼を働いた茶坊主が膳棚の下に逃げ込んだ。
上様はこの刀で膳棚ごとその茶坊主を真っ二つに圧し切った。
そのあまりの切れ味のすごさに圧切と名付けられた名刀じゃ。
この名刀を頂くとは上様に気に入られた証拠じゃ。
しかし官兵衛わしは肝を冷やしたぞ。
お主がその茶坊主のように真っ二つに斬られてしまうのではないかとな。
もしやあの時…。
こっそり見ておったんじゃ。
ではわざと遅れて来たと?そのとおり!織田家は門地門閥を問わずと言うが重臣の中には柴田勝家のような頭の固いやつもおってな。
百姓出のわしを毛嫌いするんじゃ。
もしわしがあの場に初めからおってみぃ。
わしはお主に助け船を出したであろう。
だがこの秀吉にあらがうだけのためにお主の申す事に皆異を唱えたに決まっておる。
では秀吉様は毛利攻めの大将に任ぜられるよう一芝居打ったのでございますか?あまり大きな声では言えんがわしには上様のお気持ちがよ〜く分かるんじゃ。
ハッ。
あっ。
ここをこう押せばこうなるというツボをちゃんと心得ておる。
ハハハハハハハハハ。
そうじゃ官兵衛。
今からわしの城に来ぬか?はあ…。
参るぞ。
はいいらっしゃい!
(秀吉)皆の衆働け働け!ハハハハハ。
(2人)オ〜!オッオッ!
(お濃)毛利攻めは光秀殿ではなかったのですか?
(信長)あやつら長篠で武田を破って以来たるんでおる。
(お濃)されど相変わらず藤吉郎殿には甘いのですね。
猿は一番使いやすい道具だ。
(お濃)道具?人こそ一番の道具。
競い合う事を忘れた人間は役に立たぬ。
これで権六は北国にかかりきりになる。
光秀は目の色を変えて丹波を攻めたいと言うてきよった。
分かるか?あやつら猿めが手柄をあげる事に我慢ならんのだ。
あの播磨者も道具ですか?官兵衛か…。
よい道具を見つけた。
随分と楽しそうなこと。
フッフフフフフ。
(職隆)首尾は上々のようでございます。
我がせがれながら難しいお役目をよくぞ果たしたものと…。
う〜ん困ったのう…。
いかがなされました?わしは毛利攻めの先鋒…言うた覚えはないんじゃがのう。
しかし殿織田方につくとお決めになったはず。
毛利は本領安ど。
御着はこのままでよいと申しておるそうだ。
のう左京進。
(左京進)はい。
殿。
評定を開いてお決めになったものを今になって覆しては示しがつきませぬ。
当家の信用にも関わります。
信用を守るために滅んでは何もなるまい。
全ては生き残るため。
官兵衛の言葉だ。
織田について果たして生き残れるのか。
この御着はどうなってしまうのか。
ここは…思案のしどころじゃのう。
(松寿丸)えい!や〜!
(又兵衛)えいっ!
(光)松寿それぐらいで泣くのなら剣術の稽古などやめておしまい。
えいっ!えいっ!えいっ!えいっ!いてっ…参った。
又兵衛。
わざと負けましたね。
文句があるならはっきり言いなさい!
(又兵衛)若はよろしゅうございます。
強い者と手合わせをしてよい稽古になるでしょう。
でもわしは弱い者を相手では稽古になりませぬ!相分かった。
しばし待ちなさい。
さどこからでも打ち込んできなさい。
おなごとは戦えませぬ。
逃げるのか又兵衛!?けがをなされても知りませんよ。
いざ!えいっ!えいっ!えいっ!えいっ!参りました。
又兵衛。
お前は松寿が小さいから弱い私はおなごゆえに弱いそう侮っていましたね。
戦場で敵をなめてかかると命を落としますよ!
(松寿丸)おじじ様。
松寿久しぶりじゃ。
息災であったか?はい。
父上…。
(職隆)光。
見事であった。
ハハハハハ。
御着の様子がおかしい。
どうも毛利の調略の手が入っているようなのだ。
織田につくと決めたではありませぬか。
毛利につきたがる者が殿に働きかけをしているのであろう。
まさか…兄が?恐らく。
このまま毛利につくような事になれば官兵衛の立つ瀬はない。
織田方をたばかった事にもなります。
さよう。
ただでは済まぬ。
下手をすればこの黒田家滅びるやもしれぬ。
どうすれば…。
光一肌脱いでくれるか?私が…ですか?官兵衛殿ここは去年までは荒れ地だったんじゃ。
1年でここまで…。
(秀吉)ここも岐阜に倣って楽市楽座じゃ。
町を豊かにする事こそ最大の守りとなる。
まこれは上様の受け売りじゃがな。
いずれここも岐阜に負けない大きな町にしてみせる。
おい甚兵衛はかどっておるか?へい。
ご覧のとおりみんな張り切ってやっております。
そうか。
しっかりやってくれ。
(一同)へい。
おい幸吉どうした?殿ぬすっとを捕らえました。
新しい町をつくろうと皆が懸命に働いておるのにこういうやからがどうしても出てくる。
見せしめに首をはねてやりまする。
うん。
それはもったいのうございます。
もったいないと?見れば年も若く体も頑健。
罰として昼間は働かせるのです。
夜には牢に入れればよろしい。
人間生きておれば使いみちもあると存じます。
命の使いみちでございます。
命の使いみちと申したか。
ハハハハハ。
官兵衛殿。
お主の言うとおりにしよう。
連れていけ。
ははっ。
ここは…?城へ帰るのは明日じゃ。
今日は思う存分楽しもうぞ!
(石田三成)用意万端整っております。
三成。
官兵衛殿じゃ。
石田三成にございます。
お見知り置きを。
(秀吉)ハハハハハ。
このおなごの肌はほんにきれいじゃ。
育ちのよさが肌に出ておる。
(南殿)殿おやめ下さいませ。
くすぐっとうございます。
構わん構わん。
気にするな〜。
ハハハハハ。
皆の衆お主らにもちゃんと用意しておるぞ。
三成。
はっ。
おおっ!
(秀吉)きれいどころばかりじゃ。
(太兵衛)さあさあさあさあ。
(秀吉)ささ好きに致せ。
ハハハハ。
官兵衛どうした?いやそれがしは…。
「それがしは」何じゃ?不調法者ゆえ…。
おなごが苦手とでも言うのか?フフフフフ。
好きに致せ好きに致せ。
殿殿…。
あのお方は本当に織田家の出世頭なのでしょうか?先行き不安になってまいりました。
善助聞こえておるぞ。
頂きます。
官兵衛今日までわしらは岐阜におった。
よいな?は…?皆の衆今日までわしらは岐阜におった。
よいな?約束だ。
はあ…。
うん。
さあ飲め!官兵衛くれぐれもよいな。
わしらは昨日まで岐阜におった。
心得ております。
うん。
(おね)お初にお目にかかります。
羽柴秀吉が妻にございます。
まあ遠い所さぞお疲れでございましょう。
ごゆるりとなされませ。
ありがとうございます。
ところで…ゆうべはどこにお泊まりあそばされましたか?ゆうべは岐阜におった。
のう官兵衛。
はい。
(おね)岐阜?
(秀吉)そうじゃ。
のう官兵衛。
はい。
城下でお前様をお見かけしたと申す者がおるのです。
人違いじゃ。
とぼけなさるな!おなごの所に行っていたのではないのですか?官兵衛殿の前でみっともない。
違うと申しておろう!のう官兵衛。
…はい。
ん〜そんなはずはありませぬ。
官兵衛殿この私嘘は嫌いです。
ゆうべはどこにいたのですか?官兵衛殿?どこにもおりませぬ。
な…何ですかそれは?羽柴様はこれから共に戦う大事なお方。
そのお方との約束をたがえる訳にはまいりませぬ。
一方お方様はその羽柴様が最も大切にされておられるお方。
そのお方に嘘をつく訳にはまいりませぬ。
それゆえどこにもおらぬとお答えするしかできませぬ。
もういい加減にせぬか。
官兵衛がかわいそうじゃ。
お前様がとぼけるからでございます。
側室がいようといまいとそのような事はよいのです。
嘘をついてこそこそしているのが気に入らないのです。
(三成)殿。
何じゃ?お方様へのお土産そろえておきました。
そうじゃったそうじゃった!お土産?官兵衛皆の衆見られよ。
おね京や堺でもなかなか手に入らぬ反物じゃ!物でごまかそうなどと…。
お方様どうぞお近くでご覧下さい。
よい品ばかりでございます。
ああ…。
(秀吉)ささ。
まあ!なんとあでやかな!佐吉ようやった。
時にお前様。
何じゃ?領民から運上金をお取りになるとか。
お〜その事か…。
ハハハハハ。
城の普請や新しい町づくりで何かと物入りじゃ。
なりませぬ!何故じゃ?「損して得取れ」。
目先の金より先を見据える事が肝心。
今は領民の心をつかむのです。
さすれば人が集まり国は豊かになり強くなります。
よう申した。
官兵衛わしの女房は天下一の女房じゃ。
はい。
ハハハハハハハ。
(お紺)元気にしておるか松寿丸は?元気が有り余って手を焼いております。
(お紺)武家のおのこは少々わんぱくなぐらいがよい。
斎は体が弱くて先行きどうなる事やら…。
ご案じなされますな。
いずれきっと松寿丸が斎様をもり立ててゆきましょう。
そうじゃのう。
されどその行く末心配事もございます。
何が心配なのじゃ?怖い噂を耳にしました。
織田の敵になったら女子どもも容赦なく皆殺しにされると。
比叡山焼き討ちや長島の一向一揆がまさにそうでした。
あれはひどい話じゃ。
なれど味方となれば扱いが格段によくなります。
手柄を立てれば恩賞は思いのまま。
そして何より織田が天下を取るのは間違いありませぬ。
そうじゃ。
そのために織田につくと決めたではないか。
いえそれが…。
殿はお気が変わられたのか今になって毛利につくと仰せのようで。
誠か?お方様何とぞ殿にお口添え頂けませぬか?子どもたちの行く末のためにも。
全く…何のための大評定じゃったのか。
殿の悪い癖じゃ。
(政職)左京進。
はっ。
わしは決めた。
やはり織田につく。
な…何故にございますか?それが生き残る道と考えたからじゃ。
毛利につくと仰せだったはず。
誰かに何か吹き込まれましたか?無礼者!このわしが人に何か言われて考えを変える男だと思うておるのか!?殿…いま一度!くどい!もう決めたのじゃ!
(秀吉)よし小六負けるでないぞ!
(蜂須賀)お〜っ!太兵衛力を見せよ。
どぅわ〜っ!
(2人)オ〜!オッオッオッ!小六!小六小六!どや〜っ!ハハハハハ。
(秀吉)何やっとんじゃ〜!お主は強いのう!さ飲め。
どうじゃわしの家来にならんか?500石で召し抱える。
官兵衛異存あるまい?ありがたきお言葉なれどお断り申し上げます。
よし分かった!ならば1,000石じゃ。
わしは強く使える家来を探しておった。
太兵衛わしはお主が気に入った。
官兵衛譲ってくれるな?恐れながらこの太兵衛という男それがしの言う事しか聞かぬ男にございます。
わしの言う事は聞かぬと申すか?はい。
ならばお主も共に召し抱える。
我ら羽柴様に命じられればどんな事でもする所存にございます。
しかしながらただ一つ黒田の家を離れる事だけはできかねまする。
(九郎右衛門)たとえ100万石積まれようとも我らの忠義はびくとも致しませぬ。
離れる時は死ぬ時にございます。
よし分かった!ハハハハハハハ…。
今の話忘れてくれ。
さ飲むぞ!杯じゃ!杯を持ってまいれ!うん!苦い!苦い苦い。
官兵衛食うか?では。
どうじゃ苦いであろう?ハハハハハハ。
昔は食い詰めてこんなものばかり食べておった。
わしは尾張中村の貧しい百姓でのう。
そのころの事を忘れぬためにもこの苦みを味わうんじゃ。
うんうん!フフフフフフフ。
商いもいろいろやった。
針を売って歩いた事もある。
針でございますか?縫い針じゃ。
家を飛び出してさまよっていた頃じゃ。
「針は要らんかえ〜針は要らんかえ〜」。
ハハハハハ。
ハハハハハ。
売り声を上げていろんな所をさまよった。
ところが一向に売れん。
そんなわしを上様が拾って下さった。
草履取りから身を起こしなんとかひとかどの武士になろうと無我夢中でやってきた。
それが今では長浜城主じゃ。
これも運じゃな。
フッフッ。
運だけでは大名にはなれませぬ。
しかしお主はよい家来を持っておる。
羨ましい限りじゃ。
官兵衛くれ。
それだけはご容赦下さい。
ハハハハ分かっておる。
戦で多くの配下を亡くした。
あやつらが生きておればのう。
官兵衛お主面白い事を申しておったのう。
命の使いみちとか。
死んだ祖父の言葉です。
昔若気の至りで戦って死にたいと申したところ祖父に叱られました。
「命を無駄にするな。
お前は命の使いみちを分かっていない」と。
なかなかの御仁じゃのうおじじ様は。
私も…戦で多くの家臣を失いました。
それ以来祖父の言葉をかみしめ戦においていかに味方の兵を減らす事なく勝利を収めるかそれが肝心だと常々考えておりまする。
わしも同じ思いじゃ。
人こそ宝。
戦わずして勝つ。
それが一番じゃ。
はい!お主とはうまくやっていけそうじゃ。
それがしも同じにございます。
羽柴様の中国攻めの足掛かりになるため播磨は何としてもそれがしが守ってみせまする。
官兵衛…。
頼んだぞ。
はい。
ハハハハハハハ…。
さあ食え。
はい。
わしもムカデを食う。
ハハハハハハハハハハハハ。
苦い。
苦い。
(隆景)播磨の小寺が織田についた。
家老の黒田官兵衛が信長に会ったそうです。
いよいよ攻めてきますか?間違いなかろう。
されど越前の一向一揆や石山本願寺に手を焼いておるゆえこちらに来るまでにはまだ間がありましょう。
その間に播磨の隅々まで手を広げておくのです。
紀伊でくすぶっておる足利義昭公が我らに庇護を求めておるようじゃ。
受け入れてみますか。
面倒ではございませぬか?もはや義昭公には何の力もありませぬ。
力はないがそれでも将軍だ。
使いみちはある。
抱き込めば…大義名分は我らにありまする。

(半兵衛)半兵衛にございます。
半兵衛か。
さ入れ。
待っておったぞ。
大儀であった。
はっ。
でどうだった?播磨の様子は。
(半兵衛)三木の別所と御着の小寺以外は毛利についておりまする。
毛利の調略の手が播磨中に伸びているようで。
されど実のところは様子をうかがっているだけでこちらに寝返る事は十分に考えられまする。
官兵衛の申したとおりじゃな。
小寺の家老でございますな。
うん。
名は知っております。
戦上手と聞き及びました。
なかなかの切れ者じゃ。
半兵衛お主とも馬が合うかもしれぬ。
使える男ですか?使える。
その男試してみてもよろしゅうございますか?試す?官兵衛試練の時が始まろうとしていた。
戦じゃ。
支度をせよ!小寺政職など討ち取り御着の城を乗っ取ってしまう方が楽なのでは?城門を固めるのじゃ!しくじるような事があればそれまでの男という事よ。
黒田官兵衛でござる!村重殿これは一体どういうおつもりか?無謀というものにございます。
どうするのです?首をはねられます。
くだらぬ。
いかがする?つまらぬ。
わしにも意地がある!
市街を一望する山にそびえる岐阜城。
織田信長が天下統一の拠点とした城です
麓にあった信長の館は絢爛豪華なものだったといわれ金ぱくが施された瓦が出土しています
城下町は信長が楽市楽座を行った事で活気にあふれました
天正3年官兵衛は信長に従う事を伝えるためこの地を訪れています。
信長に才能を買われ拝領したという圧切長谷部。
官兵衛と信長2人の鮮烈な出会いを今に伝えます。
官兵衛の運命はここから大きく動き出したのです
2014/02/23(日) 20:00〜20:45
NHK総合1・神戸
軍師官兵衛(8)「秀吉という男」[解][字][デ]

遂に信長(江口洋介)に謁見を果たし、播磨攻略法を必死に説く官兵衛(岡田准一)。信長は官兵衛を認め、播磨攻めを秀吉(竹中直人)に命じ、二人はたちまち意気投合する。

詳細情報
番組内容
官兵衛(岡田准一)は岐阜城を訪れ、信長(江口洋介)に謁見。明智光秀(春風亭小朝)ら織田家重臣たちが居並ぶ緊張と信長の鋭い視線にさらされる中、必死の思いで播磨攻略法を説く。官兵衛を気にいった信長は名刀を授け、播磨攻めの総大将に秀吉(竹中直人)を任命する。秀吉は、官兵衛を自身の居城・長浜城に連れて行き、妻・おね(黒木瞳)や石田三成(田中圭)らと引き合わせ、夜が更けるまで語り合った2人は意気投合する。
出演者
【出演】岡田准一,中谷美紀,谷原章介,内田有紀,高岡早紀,春風亭小朝,鶴見辰吾,濱田岳,速水もこみち,高橋一生,金子ノブアキ,勝野洋,近藤芳正,阿知波悟美,ピエール瀧,嘉島典俊,川野太郎,立川三貴ほか
原作・脚本
【作】前川洋一

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – 時代劇

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

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