キーンコーンカーンコーン…
(チャイム)
(一条楽・心の声)≪ああ〜昨日は散々だったな…≫≪小野寺とはろくに話せなかったし桐崎とは蔵に閉じ込められるし…≫ブッ!≪いい!それは置いとけ…≫≪んなことより問題はそんなとこを小野寺に見られちまったってことだ≫・
(宮本)あのさ〜小咲。
≪ドキッ!≫
(宮本)落ち込んでたってしょうがないでしょ?
(小野寺小咲)だって…やっぱダメだよ恋人のいる人にアタックなんて…。
なんかこう…人としてダメな気がするし。
(宮本)まあ結局あんた何もしてないけどね。
うっ…。
じゃあどうするの?このまま諦めるの?なんの話だ?よく聞こえねぇ…。
(宮本)ん?あんた…その鍵まだ持ってたの?えっ?≪鍵?あああれあのときの…≫≪確か家の本棚の鍵だっけ…≫それとも今更その10年前に約束した男の子でも捜してみるつもり?≪えっ…≫≪な…なんだ?今の話≫≪10年前?約束?それって…≫ふぅ…まあいいわ。
ならあいつの気持ちを確かめるチャンスぐらいはつくってあげる。
ちょうど桐崎さんに頼みたいこともあったしね。
えっ!?ちょっ…何するつもり!?嫌な予感が…。
≪一条君が小咲のことを好きなのは間違いないはず…。
ただの女の勘だけど≫≪怪しいのはむしろあの二人の方。
見極めてやる≫
(桐崎千棘)助っ人?
(宮本)うん…うちの水泳部かなりの弱小でね。
明日練習試合なのにメンバーが少し足りないの。
桐崎さんなら運動神経も申し分ないし。
差し支えなければぜひお願いしたいのだけど…。
私だったら全然いいわよ!体動かすの好きだしね!それよりなんでもや…ダーリンまでいるの?宮本ここ女子水泳部だろ?な…なんで俺まで…。
一条君にはまた別に頼みたいことがあってね。
まあそちらはおいおい…。
≪く…くっそ〜。
俺はもう頭ん中さっきの約束の話が気になってそれどころじゃねぇんだが…≫る…る…るりちゃ〜〜ん!な…なんで私が選手登録されてるの!?私カナヅチなのに〜!ぬお〜!私じゃ戦力になんか…。
あれ?一条君!?≪小野寺水着姿もやっぱかわいい!≫≪あっ!あの鍵!やっぱりあのとき落としてたやつ≫≪桐崎さんが来るとしか聞いてなかったのに≫≪小野寺は本棚の鍵って言ってたけどそんなもんをこんなふうに四六時中身につけてるとは思えねぇ。
まさかあの鍵がやっぱり…≫≪もう〜るりちゃんったら…≫≪私どうすればいいの?≫バシ!バシ!何ジロジロ見てる!キモイ!うっ!何すんだよ!うっさいこの変態!≪一条君が私のこと好きなんてあるわけないのに…≫≪そのうえ桐崎さんまで一緒にいて私どんな顔してれば…≫≪それにやっぱ少し気まずいというか昨日あんなとこ見ちゃったから…≫
(宮本)ところで二人は昨日あの蔵で何をやってたの?
(楽・小咲・千棘)ブ〜ッ!
(宮本)あんな暗がりの密室で二人きりであんな体勢で何を?るるる…るりちゃあん!何聞いてるの〜!?あ…あれはうちのもんのいたずらで…。
ただの事故というか体勢崩しただけというか…。
事故なんだとさ。
≪あっ私のために…≫≪ありがとうるりちゃん≫本当はいかがわしいことしてたんじゃ?してねぇよ!してないわよ!
(舞子)お〜っす楽!桐崎さんと小野寺が女子水泳部の助っ人やるんだって?見に来たぜ!おお〜おっほほ〜!う〜むこれはこれは。
なんともすばらしいですな〜。
あはっあははっ!ん?ふぅ…。
(宮本)ふん!バシャーン!あばっ…がばっ…。
一条君あなたにお願いしたいことというのはね明日の練習試合までにその子を泳げるようにしてほしいの。
えっ!?えっ…。
ええ〜というわけでこれから小野寺に泳ぎ方の指導をする一条と…。
はい!インストラクターの桐崎千棘でございます!以後よろしく!よ…よろしくお願いしま〜す…。
≪ううっ…まさかこんなことになるとは…≫≪やべぇ…がぜん緊張してきた≫≪一条君に教えてもらうのか〜ちょっと緊張するなぁ≫小野寺ってそういえば泳げないんだっけ?うん。
るりちゃんってば全部勝手に決めちゃって…。
ふ〜ん。
でも泳げないって知っててなんで助っ人にしたんだろ。
さあ…。
あの…ごめんね桐崎さん。
急にこんなこと…。
えっ?ううんいいのいいの。
私もこういうの楽しいし!大船に乗った気で任せてよ!≪やっぱり一条君が好きになった人だね…≫≪すてきな人だな桐崎さん≫
(舞子)ああ〜これこれそこのマドモアゼル?ん?
(舞子)室内とはいえ水着といえばサンオイル!私めが塗って差し上げましょうか?えっ…えっ?
(宮本)ふん!
(舞子)ぐあ〜!
(宮本)ふん!舞子君邪魔するなら帰ってもらえる?大丈夫?桐崎さん。
う…うん。
(舞子)もう〜るりちゃんはノリが悪いな〜。
ひともみ10万でどうです?出世払いで。
ええっ!?≪つぅかあの眼鏡。
今日は俺らのこと見てねぇのか?≫≪今のとか集のヤツ撃ち殺されそうなもんだが…≫
(クロード)≪お嬢…立派になられて≫≪クロードはうれしゅうございます!≫それじゃまず私が簡単にお手本を見せるからよく見ててね。
は…はい!お願いします。
どう?見てた〜?なんかつかめた〜?
(ナレーション)
ハイレベルすぎて参考ならず
なんで…私一生懸命やったのになんでなんで…。
と…とにかく小野寺は全然泳げないんだろ?まずは基本の基本からいこうぜ!う…うん。
じゃあまず軽くバタ足から始めるか。
はい…。
≪しかし…小野寺とマンツーマンで水泳のレッスンとか今までじゃ考えらんねぇような…≫≪うお〜っ!小野寺が近い!≫≪あっ水着がぬれてちょっと谷間が…≫≪つぅか俺すげぇ自然に手つないじゃってんですけど!≫≪小野寺の手柔らかくてあったか…。
あっ…≫ぜ…絶対離さないでね?ああ〜!あっ離…きゃあ〜!うわ〜っ!小野寺!すまん小野寺…。
ううんこっちこそうまくできなくて。
いや俺は全然…。
どうする?少し休むか?ううんせっかく一条君が教えてくれるんだもん頑張る!うお〜っ!どちくしょう!かわいすぎんだろごらぁ〜!!嫁に欲しいわぁ〜〜!!あっそうだ。
私なんか飲み物買ってくるよ。
なんのお礼もしないのよくないし。
一条君お茶でいい?えっ?あっ…おう。
≪ええ子や…。
よ〜しこうなったらなんとしても小野寺が泳げるように俺も気合いを入れて…≫ん?≪あれ?これって小野寺の鍵!?≫≪これが…これがもし10年前のあの鍵なら小野寺があの約束の…≫
(回想)うん…結婚しよう≪くそっ…何考えてんだ俺は≫≪でも確認するんなら…≫≪今…≫あっ…。
ガキッあれ?なんだ?入んねぇぞこれ…。
ん?ヘッドの形こんなんだっけ?一条君お茶買ってきたよ〜。
ちょっとあんた何女の子パシらせてんのよ。
ドキッ!あれ?一条君それ…その女子更衣室の鍵どうするの?もやしもやしとは思ってたけど…。
まさかこんなエロもやしだったとはね!誤解だ〜!違うんだよ!話を聞いてくれ〜!!ああ〜はいはい。
犯罪者はみんなそう言うのよ。
行きましょ小野寺さん。
なあ宮本!頼むから信じてくれって!じと…。
ええ〜!?何?その目怖い!そんな目で見ないで!あの鍵がなんの鍵かなんて知らなかったんだよ!だいたいなんで更衣室の鍵があんなデザインなんだ!?ああ〜なぜかここ女子更衣室だけ妙にレトロでね。
なんか校長の趣味らしいけど。
何?その趣味!ま…待ってよ二人とも。
一条君も誤解だって言ってるんだし…。
それに私一条君がのぞきなんてする人には思えないし…。
≪お…小野寺…≫た…多分。
ぐはっ!
(宮本)ですってよ。
小咲に感謝するのね。
≪た…多分…≫でもそのかわり小咲が明日までに泳げるようにきっちり働いてもらうからね。
特別に許すんだから。
おう…。
ありがとな小野寺信じてくれて。
ううんそんな。
ごめんなさいね桐崎さん彼氏借りちゃって。
彼氏?ああっ!彼氏ね!い…いいのよ別に減るもんじゃなし!≪何?今の間は。
この反応…≫≪もしかすると本当にこの二人私のにらんだとおり…≫はぁ〜…。
≪結局昨日一日じゃ泳げるようにはならんかったな…≫≪放課後まるまる使ったけど…≫おはようもやし。
ん?ねえ選手受付ってどこにあんの?よう。
今日はさすがにビキニじゃないんだな。
むっ…昨日はしかたないでしょ。
突然だったし学校の水着まだ買ってなかったんだから。
あっら〜?それともダーリンは私のビキニが見たかったのかな?まあいやらしい。
ほんとお前って中身がゴリラでさえなけりゃよかっ…。
それで?小野寺さんの方はどうなの?ああ〜…。
ビート板使えばぎりぎり…。
はあ?それ泳げるようになってないじゃん!うっせぇな!そもそも一日で泳げるようになんてできるかよ!むしろこれでも称賛されたいくらいだ!ビート板とはいえ25メートル泳げるようになったんだぞ!ふん!男の泣き言は聞きたくないわね。
引き受けた以上はやり遂げんのが男じゃないの!?ぐっ…痛いところを…。
おはよう!一条君桐崎さん。
お…おはよう小野寺。
その…大丈夫か?うんたぶん。
昨日お風呂でもイメージトレーニングしたし。
あんまり無理すんなよ。
とにかく泳ぎきれればいいんだから。
うんありがとう。
頑張るね!ふん…。
何よこの私との態度の違いは。
なんでお前に優しく気なんざ遣わにゃならねぇんだよ。
私だってあんたなんかねぇ!それでもこんなあからさまに違う態度だとむかつくって言ってんのよ!お前だって俺と小野寺じゃ態度違うだろうが!あんたごときが何ぜいたく言ってんのよ!こっちはレディーなのよ?大切に扱われるべき存在なのよ!ほう〜!?中身がゴリラでもレディーと呼ぶとは知らなかった!なんですって〜!?≪これは仲がよくてケンカしてるの?≫≪悪くてケンカしてるの?どちらかといえば後者に見えるけど…。
でもふだんのあれと違いすぎてこの二人の本当のところが全然つかめない。
この二人って結局一体…≫≪っていうかまだケンカしてる≫こら〜!準備運動くらいちゃんとしなさい!あんたは私の保護者か!
(アナウンス)お静かに願います。
ったく…。
≪大丈夫。
昨日あんなにいっぱい練習したんだし≫≪それに一条君も見てるんだから…≫≪頑張れ私!≫
(審判員)用意…。
パーン!
(スターターピストルの音)ったくほんとかわいくねぇヤツだ。
悪ぃ宮本。
小野寺一日じゃ完全に泳げるようにはならんかった。
えっ…。
ああまあ…。
≪あれ本気にしてたんだ。
冗談だったのに≫
(宮本)まあ大丈夫でしょ。
参加はできたし。
あの子が溺れるようなことさえなければ。
でも小咲昔から死ぬほど不器用だからなぁ。
えっ?冗談よ。
ここのプール足着くんだしそんなことあるわけ…。
・
(女子)ねえあれ見て。
もしかしてあの子溺れてない?
(2人)あっ!なっ…。
≪ヤバい!脚つった…しかも両足とか…≫準備運動くらい…あっ桐崎さ…。
くっ…。
バシャーン!≪あのバカ!≫ぶはっ…。
ぷは〜っ!はぁはぁ…。
・
(男子)おお〜すげぇ!・
(女子)大丈夫?・
(女子)私先生呼んでくる!・
(女子)早く上げて!
(舞子)お〜い楽!桐崎さん無事なのか?分かんねぇよ。
あんま水は飲んでねぇと思うけど。
すぅ〜ふぅ〜…。
(舞子)息をしてない。
何ぃ!?はあ?楽…人工呼吸だ。
何ぃ〜!?ちょっ…ちょっと待てそういうのは素人がやるのは…。
っていうかなんで俺が!?なんでって…恋人のあんた以外に誰が適任だっていうのよ。
えっ!?あっ…おお〜っ!≪マジか?マジなのか!?≫≪いやいやだって人工呼吸ってそんなこんな公衆の面前でか?っていうか小野寺の前で?≫≪いやしかし今緊急事態であって一刻を争うっつうか…いやしかし…桐崎にキ…ってアホか俺は迷ってる場合かよ≫≪ここでやらなきゃ男じゃねぇだろ!≫≪うおぉ〜〜!南無三!≫何やってんのよあんたは〜!!ぐあぁ〜!すごかったね一条君。
ん?桐崎さんのこと颯爽と助けてさ。
カッコよかったな…。
いっそ自分が溺れたかった?なっ!?そそ…そんなことできるわけないでしょ!冗談よ。
まあ確かにただのヘタレじゃないみたいだね。
(宮本)≪結局あの二人は仲がいいのか悪いのか。
相性よくも見えるし最悪にも見えるし。
ますます分からなくなっちゃったわね…。
でもやっぱり確かなのはあの二人全然つきあってるって感じがしないのよね≫あんたその鍵こんなとこまで持ってきたの?えっ?
(宮本)よくもまあ10年も前に会った人のものを律儀に持ってるわね。
だって大切なものなんだもん。
でもさあんたがその子について覚えてるのって鍵穴の付いたペンダントを持ってるってことだけなんでしょう?それ以外顔も名前も覚えてないなんて…。
そんな人との再会なんて期待するだけ無駄だと思うけど。
あんたはそんなことより目の前の恋でしょ?敵は手ごわいわよ。
・バタン
(ドアの音)≪でも…でもねるりちゃん≫≪もしかしたらその10年前の恋が今の恋とつながってるかもしれないの≫≪ねえ一条君もしかしてあの更衣室の鍵は私のこの鍵と間違えたんじゃないの?≫≪だとしたら…≫≪小野寺たち遅いな…≫いや〜すばらしかった〜。
さすがですな女子水泳部は。
うわぁ!集!
(舞子)なあなあところで楽。
お前はどっちなんだ?はあ?とぼけんなって〜。
小野寺と桐崎さんのバディーの話だよ!やっぱ俺は小野寺派かなぁ。
桐崎さん胸は最高だけど若干肉あるっつうかさ…。
まあそれも好きだけどな。
なあお前どっちだよ?何があったの?みんなにバレンタインチョコ作ったよ。
自信作よ〜。
(ギャング一同)ウオォ〜!あざ〜っすお嬢!アレ?このチョコチョット苦すぎじゃ…。
パン!んだこりゃ。
硬クテかめねぇ…。
パンパン!ウ…ウワァ〜!やっぱりお嬢のチョコは毎年最高ッスネ!でしょ?よく言われるのよ!
(舞子)楽ってバレンタインチョコもらったの?これからたっぷりもらうとこだよ。
(舞子)へえ〜すごいじゃん。
ただいま〜。
(竜)おかえりなさい坊ちゃ〜ん!どうっすか?今年のチョコは。
今年のはよく出来たと思うんすよ〜。
アニキのチョコはやっぱすげぇな。
俺のも食ってくだせぇ!バレンタインのチョコ結局一条君に渡せなかったなぁ。
せっかく手作りしたのに。
あれ?小咲チョコ持ってるじゃない。
誰にあげるの?えっ!?ううんこれは…。
えっ誰にもあげないの?なら私が食べてもいい?へえ〜手作りなのになかなかよく出来てるじゃない。
えっ?えへへそうかな…。
バタッ!
(女子)先生!宮本さんが急に倒れました!
(教師)何ぃ!?うわっ!泡吹いてるぞ何があった!?
一条家の正月祝に招待された桐崎
≪退屈…≫
(竜)坊ちゃんそろそろ十八番よろしくお願いしやす!あっ?しかたねぇな〜。
・恋されるより恋したい・それを家訓と言うならば・敵に背中ぁ見せんなと・漢たるもの欺くあるべし・ちゃんと歯ぁ磨け〜こいつ歌うまっ!2014/02/09(日) 02:28〜02:58
MBS毎日放送
ニセコイ #05[字]
「スイエイ」
詳細情報
お知らせ
【番組HP】
http://www.nisekoi.jp/
【Twitter】
https://twitter.com/nisekoi_k
番組内容
小咲とるりの会話から、小咲が「10年前に約束した男の子」と関わりのある「鍵」を持っていることを知り、驚く楽。
一方るりは、楽と千棘が本当に恋人同士なのかと疑っていた。
その疑惑を解消するため、るりは千棘と小咲に水泳部の助っ人を依頼する。
しかし実はカナヅチである小咲に、楽と千棘は協力して泳ぎを教えることになるが…?
出演者
【声の出演】
(一条 楽)内山昂輝
(桐崎千棘)東山奈央
(小野寺小咲)花澤香菜
(鶫誠士郎)小松未可子
(宮本るり)内山夕実
(橘万里花)阿澄佳奈
(舞妓集)梶裕貴
(クロード)子安武人
ほか
原作・脚本
【原作】
古味直志「ニセコイ」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
監督・演出
【総監督】
新房昭之
【シリーズ構成】
東冨耶子、新房昭之
【監督】
龍輪直征
【キャラクターデザイン】
杉山延寛
【総作画監督】
潮月一也
音楽
【オープニングテーマ】
ClariS「CLICK」
【エンディングテーマ】
【音楽】
神前暁
制作
【アニメーション制作】シャフト
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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