(五月)これ聞いてもらえますか?ナツさんと梨花さんの会話です。
(篠)やめろ!
(ナツ)「もしかしてあれ酔った勢いだった?」
(梨花)「勢いですると思う?」
(五月)私見ちゃったんです。
ナツさんと梨花さんがキスしてるとこ。
美希!
(ナツ)美希。
(ナツ)中にいます!開けて!おい待てよ!開けろ!開けろ〜!
(梨花)もう真っ暗だね…。
まだ見つかんないのかな。
(茉奈)どこまで行ったんだろう。
そんなに遠くに行くとは思えないけど。
(五月)あの事件に巻き込まれたってことですか…。
(梨花)そんな縁起でもないこと言わないでよ。
だって分からないじゃないですか。
(梨花)迷ってるだけかもしれないでしょ!?
(茉奈)静かにして。
(呼び出し音)
(茉奈)出ない。
(五月)篠さんですか?亘さん。
(梨花)歩いてると気付かないもんね。
亘さんの番号知ってるんですね。
(茉奈)んっ?うん。
(梨花)あっねえ私たちも捜しに行った方がいいかな?
(五月)えっ?今からですか?でも篠君たちと入れ違いになっても困るし。
亘さんから「危ないから出るな」って言われてるでしょ。
そうだよね。
だったら車で行きませんか?車だったら危なくないですよね?どうする?やめといた方がいいよ。
・
(ドアの開閉音)美希さん!
(梨花)美希!
(茉奈)美希大丈夫?
(亘)ちょっと足をくじいたみたいだ。
(五月)大丈夫ですか?ただいま。
(梨花)あっ篠。
よかった…。
今みんなで捜しに行こうって話してたの。
そっか…。
(亘)茉奈湿布持ってきてくれるか?
(茉奈)はい。
(亘)痛むか?
(美希)大丈夫。
(亘)一晩安静にすれば治るだろう。
何か飲みます?
(亘)あったかい物がいいな。
(梨花)スープがあります。
じゃあ部屋あっためてきます。
(亘)ありがとう。
寒かったよな。
・
(亘)《美希!》・
(亘)《待てよ美希!美希!》《待てよ!》
(美希)《放して》
(亘)《美希!》《何やってたんだよ!心配したぞ》
(美希)《お兄ちゃん…》
(亘)《よかったよ…》《お前がいなくなったら俺はどうすれば…》《ごめんなさい》
(亘)《美希…》
(亘)よしこれで大丈夫。
(亘)あとは部屋でゆっくり休め。
心配かけてごめんね。
(茉奈)ねえナツ君とは会わなかったの?あっまだ戻ってないのか。
連絡する。
ナツ君携帯置いてったんだよね。
えっ?
(梨花)別荘出てからナツに会った?会ってない。
(亘)てっきり先に戻ってるもんだと思ってたな。
もう少し待ってみるか。
(茉奈)うん。
・
(アナウンサー)今夜から明日にかけて強烈な寒波の影響でこの冬一番の冷え込みが予想されています。
所によって大雪となるためじゅうぶんご注意ください。
続いてのニュースです。
霧ヶ森で発生した女子大生連続殺人事件ですが犯人はいまだ逃走中…。
(梨花)ナツ何してるんだろう…。
こんな時間に帰ってこないって結構ヤバいですよね。
今夜は寒波が来るって。
(梨花)まずいよね。
(五月)あした帰れるんですかね?今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!?そんな怒んないでくださいよ〜。
もしかしてケガして動けないんじゃないかな。
(梨花)篠?
(五月)篠さんどこ行くんですか?ちょっと近く見てくる。
(茉奈)えっ?
(梨花)1人で?危なくない?大丈夫だよ。
駄目だよ。
篠までいなくなったらどうするの?そんな遠くまで行かないから。
すぐ戻ってくる。
(梨花)でも…。
・
(亘)待って。
俺が行くよ。
篠君はここで待ってて。
俺も行きます。
(亘)ここは俺に任せてよ。
でも二手に分かれて捜した方が…。
いいって!夜は危ないからさ。
俺の方が土地勘あるし。
はい。
美希をよろしくね。
・
(ドアの開閉音)篠君?捜しに行くの?ああ…。
ナツも亘さんも帰ってこないから。
大丈夫すぐ戻る。
・
(ドアの閉まる音)
(呼び出し音)今どこにいるの?えっ?
(ノック)
(茉奈)何で?ナツ君を捜しに行ったんじゃないの?もしかして…。
ナツ君がどこにいるか知ってるの?何でだよ。
知るわけないだろ。
ほっといたって死にやしないよ。
(茉奈)篠君今どこにいる?3人で?
(茉奈)そう。
小さいころこの辺でよく遊んでたの。
こっちは捜しに来た?いやこっちはまだ来てない。
篠君!これ。
(美希)《これはみんなからじゃなくて私から》
(ナツ)《ありがとう》ナツ!
(茉奈)ナツ君!行ってみよう。
うん。
ナツ?
(茉奈)ナツ君?ナツ?・
(ナツ)篠か…。
ナツ。
(茉奈)ナツ君。
助かった…。
(ナツ)ただいま!いや〜遅くなったわ。
(梨花)ナツ!
(五月)ナツ先輩どこ行ってたんですか?
(ナツ)あ〜もう方向全然分かんなくなっちゃってさ〜。
小屋の中で寝てた。
(五月)も〜私たちめっちゃ心配したんですからね!
(梨花)もうバカ!
(ナツ)ごめんな。
いや何かさ運悪く扉の鍵閉まっちゃってさ。
ハハハ…。
(梨花)笑い事じゃないよ。
美希…。
美希…。
戻ってたんだ。
(ナツ)無事でよかった。
美希あのさ俺…。
・
(ドアの開閉音)お風呂入ってきたら?じゃあ入ってこよっかな。
(茉奈)うん。
(ナツ)うん。
(茉奈)いってらっしゃい。
やっぱり今日帰るの?ああ。
そのつもりで準備しようか。
(梨花)うん。
ほら。
普通置いてくかよ。
悪い。
少し休んでからでもいいぞ。
別に出発は遅らせてもいいわけだし。
休んでる場合じゃねえよ。
早く出ようぜ。
えっ?どうした?俺閉じ込められたんだよ。
はっ?あんなの偶然に閉まるわけねえ。
誰かがわざとやったんだよ。
でも誰が?小屋の持ち主かもしんねえし例の逃亡犯かもしんねえし…。
も〜早く帰りてえよ。
(茉奈)篠君は今日予定どおりに帰るって言ってるけど大丈夫?
(美希)うん。
(美希)茉奈。
私みんなに迷惑掛けてるよね?そんなことないよ。
(美希)でもつらいの。
ナツ君の顔を見るのも梨花の顔を見るのも…。
先にでかいやつから積んじゃおうか。
(ナツ)そうする?
(梨花)うん。
美希は?起きてた?
(茉奈)うん。
あっでもまだ荷物には手は付けてないから出発には時間かかると思うよ。
そっか…。
(ナツ)えっ…俺?美希。
俺だけど入っていいかな?もちろんその…簡単に許されるとは思ってないけど。
できることならちゃんと顔を見て話がしたいなって思ってんだよね。
美希。
今は1人にしてほしいの。
待って!俺はホントに…。
ごめん。
・
(呼び出し音)
(梨花)あっもしもし…。
・
(アナウンス)「電話に出ることができません」「メッセージを録音してください」・
(発信音)あの…今日の夜から出勤する予定だったんですけどあしたからに変更したくてお電話しました。
また連絡します。
おにぎり?うん。
おにぎりだったら篠君も運転しながら食べれるでしょ?いいね。
絶対腹減るし。
ナツ君大丈夫?えっ?ああ。
何もなかったみたいに元気だよ。
そっか。
茉奈がいなかったら見つけられなかった。
ナツはさ「誰かに閉じ込められた」って言ってんだよ。
戻ってきてから。
(メールの着信音)ごめん。
茉奈?
(茉奈)んっ?ううん。
シカトかよ。
亘さん!何だ五月ちゃんか。
もう東京なんか帰りたくないですよ〜。
じゃあいっそのことここに住んじゃえば?えっ?いいんですか?うんいいよ。
(五月)住みたいです。
あっ亘さん一緒にいてくれます?それはどうかな〜。
ふらっといなくなるかもね。
も〜それじゃ意味ないじゃないですか。
(亘)五月ちゃん寒くない?上着てきなよ。
あっ私別に大丈夫です。
風邪ひいちゃうからさ。
はい。
何?余計なことしてくれたな。
(茉奈)えっ?どういうつもり?亘さんちょっとやり過ぎだよ。
はっ?だって亘さんでしょ?俺が何をしたってわけ?あんなやつに美希を渡すか…。
それってお兄さんとして言ってるんだよね?当たり前だろ。
ねえまたすぐ会えるよね?
(五月)美希さん下りてこないですね。
これ今日帰れんのかな?なあナツ。
(ナツ)んっ?閉じ込められる前って誰も見なかった?亘さんと途中で別れてからはずっと1人だった。
亘さんと一緒だった…。
途中までな。
でも亘さんは関係ねえだろ。
いや…。
亘さん昨日の夜も1人でお前のことを捜しに行ったんだよ。
《俺が行くよ。
篠君はここで待ってて》《でも二手に分かれて捜した方が…》《いいって!》何で分かれ道の先は捜さなかったんだろう。
おかしいよな?何で亘さんがそんなことすんだよ。
お前と梨花のことを知って怒ってるとか。
そんなことで閉じ込めたりするか?亘さんにとっては重要なことかもしれない。
音声とか写真を送ってきたのも亘さんだとしたら色々説明つくよな?何で?美希だよ。
美希を守るために俺たちの関係を壊そうとしてるんじゃ…。
このままだと俺たちもっとひどい目に…。
・
(亘)悪いけどみんなは先に帰ってくれないかな。
えっ?
(亘)美希は「みんなと帰りたくない」って言ってる。
あした俺が車で連れて帰るよ。
(ナツ)えっ?どういうことっすか?美希がホントにそう言ってるんですか?相当落ち込んでるみたいだから。
察してあげてよ。
どうする?別々に帰るなんてあり得ない。
卒業旅行だぞ。
だよな。
(五月)あの…。
無理に今日帰るのやめません?あしただったら美希さんも落ち着いて一緒に帰れるんじゃないんですか?私美希と話してくる。
・
(梨花)入るね。
(梨花)亘さんと一緒に帰るってホント?今みんなとどうやって顔を合わせたらいいか分からなくて。
せっかくの卒業旅行なのにごめん。
でもね美希私とナツはお互い好きとかそういう感情はないんだよ。
信じてもらえないかもしれないけど。
もういいから。
でも私美希には本当のことを分かってもらいたいって思って…。
(美希)もういいって!だって…。
私の好きな人は…。
篠だから。
えっ?前に1回振られてるんだけど今でも諦められなくて。
そうなんだ。
これが私の本当の気持ち。
(梨花)美希。
一緒に帰ろう。
亘さん…。
(亘)《じゃあいっそのことここに住んじゃえば?》《えっいいんですか?》
(亘)《うんいいよ》
(五月)《住みたいです》
(バイブレーターの音)
(五月)「clubPARADISE」?
(バイブレーターの音)はいもしもし。
はい?あっ…はい今日の夜ですか?はい入れますよ。
は〜いお願いします。
・
(足音)あっ失礼します。
(梨花)五月ちゃんもう早く準備しなよ!まだ全然できてないじゃん。
美希さん大丈夫なんですか?
(梨花)分かんないけど。
何でそんなに帰りたいんですか?バイトですか?梨花さんお忙しそうですもんね。
(五月)何番目くらいに人気なんですか?えっ?
(五月)私変なこと言いました?だって塾の先生なんですよね。
梨花さんなら人気講師だろうなって思って聞いただけですけど…。
そんなの分かるわけないでしょ。
美希どうだった?取りあえず言いたいことは伝えたけど。
そうか。
ナツ君と梨花のこと前から知ってたんだね。
うん。
ナツ君とケンカしたのもそれが原因なんでしょ?どうしても美希の耳には入れたくなかったから。
なのに私…「顔も見たくない」とか言って。
ごめんなさい。
俺のことなんかどうでもいいよ。
それより美希が傷つく方が嫌だから。
篠君。
やっぱり私も一緒に帰っていい?下で待ってる。
美希みんなと帰るって。
(ナツ)おお!やったじゃん篠。
(梨花)よかった〜。
(茉奈)うん。
ちょっと車出してくる。
ああ。
(梨花)あっねえ忘れ物ないかもう一回部屋見とかない?
(茉奈)ねっ。
(ナツ)ないない大丈夫だよ。
(茉奈)携帯大丈夫?
(ナツ)携帯?あっ。
(茉奈)ほら。
(梨花)も〜。
(茉奈)他にもあるんじゃないの?
(ナツ)ちっと見てきます。
(茉奈)はい。
(ナツ)えっ?痛っ。
何すか?お前何しに戻ってきた?はい?美希の前から消えろ。
次はこんなもんじゃ済まないからな。
亘さん。
(亘)んっ?どうした?あの…。
ホントにありがとうございました。
こちらこそ楽しかったよ。
じゃあ気を付けて。
亘さん。
あの…。
好きです!初めて亘さんに会ったときから。
だからもう会えなくなるとかそんなの嫌です!私じゃ駄目ですか?駄目ですよね。
(亘)五月ちゃん。
もっと君のことが知りたいな。
(ナツ)ちょっと!どうした?
(ナツ)ちょっと!おい!ナツ!何だよ。
(ナツ)ヤバい。
あの人絶対ヤバい!だからどうしたんだって…。
亘さんだよ!俺閉じ込めたのあの人だよ。
えっ?「次はこんなもんじゃない」って。
落ち着けって。
もしかしてさ殺人犯って亘さんなんじゃねえの!?こんなとこいたら何されるか分かんねえよ!だから落ち着けってもう帰るんだからさ。
じゃあ早く!早くここ出んぞ!
(五月)美希さんも一緒に帰れるんですか?
(茉奈)うん。
(梨花)うん。
とにかくみんなには黙っとこう。
みんな忘れ物ない?
(茉奈)うん。
(梨花)大丈夫。
(五月)ないです。
(ナツ)じゃあ荷物積んじゃおっか。
(茉奈)ありがとう。
(梨花)美希。
私のせいで予定狂っちゃったよね。
(美希)ごめんなさい。
もう出られる?
(美希)うん。
よし。
じゃあ行こう。
(梨花)うん。
(亘)美希。
亘さんお世話になりました。
(亘)行くんだ。
(美希)お兄ちゃん心配かけてごめん。
やっぱりみんなと帰ることにしたの。
そっか。
気を付けて帰れよ。
(美希)うん。
今日は一段と冷え込むからね帰り道はじゅうぶん気を付けて。
(梨花)はい。
はい。
どうも。
(梨花)お世話になりました。
またね。
(梨花)はい。
亘さん…。
またいつでもおいでよ。
はい。
(亘)じゃあ気を付けて。
(梨花)行きますか。
(五月)すっかり暗くなっちゃいましたね。
(茉奈)でも昼より道路すいてるんじゃない?
(五月)そっか。
あっそうですよね。
あれ?
(ナツ)どうした?キーがない。
えっ?さっきまであったのに。
ポケットとかは?いや…。
どうしたんですか?
(ナツ)キーがないんだって。
(梨花)えっ?
(美希)ないの?誰か知らないか?
(茉奈)私は触ってないよ。
(梨花)あっ部屋にあるんじゃない?いやさっき見たばっかだから。
じゃあこの辺にあるってことですよね?
(美希)意外にソファとかに挟まってないかな。
あっ血だるまくんが付いてるんで目立つと思うんですけど。
おいどうすんだよ。
(バイブレーターの音)
(梨花)えっ?何これ。
2014/02/08(土) 23:25〜00:10
関西テレビ1
<土ドラ>ロストデイズ #05[字]
「歪んだ愛!衝撃の夜。切り裂かれた想い」失踪した美希の捜索中、ナツは小屋に閉じ込められる…篠が林で見た衝撃の光景とは…!いよいよ亘の秘密が明らかに…!
詳細情報
番組内容
篠裕太(瀬戸康史)ら6人が卒業旅行で桜田美希(石橋杏奈)の別荘に来て4日目の夜。
立花五月(三吉彩花)によって、佐々木梨花(トリンドル玲奈)と高野ナツ(吉沢亮)の浮気の証拠が暴露され、あまりのショックで部屋にこもった美希。しかし笛木茉奈(小島藤子)が様子を見に行くと部屋から美希の姿は消えていて、篠、ナツ、桜田亘(桐山漣)が探しに行く。
番組内容2
その途中、狩猟小屋へ入ったナツは何者かに閉じ込められてしまう。
梨花、茉奈、五月が別荘で美希と3人の帰りを待ちわびていると、亘が美希を背負って帰ってくる。足をくじいた美希を優しくいたわる亘。同時に帰ってきた篠は、亘が美希を見つけた時に異常なほど感情を露わにしていた様子を思い出す。
一方、携帯電話を別荘に置いたままのナツと連絡が取れない状況の中、篠がナツを心配して探しに出かけようとしたところ、
番組内容3
亘が「俺が行くから」と言う。「二手に分かれた方が」と篠が言いかけると、亘は「いいって!」と強い調子で篠の申し出を突っぱねる。
そして5日目の朝を迎える。ナツも亘も戻って来ない状況に、いよいよ篠は自分で探しに行くことを決める。その様子を見た茉奈は、何かを感じて亘に電話をかける。
別荘の外を歩く篠に茉奈が合流し、2人はある分かれ道にナツの手袋が落ちているのを見つけるが・・・。
出演者
篠裕太: 瀬戸康史
桜田美希: 石橋杏奈
佐々木梨花: トリンドル玲奈
高野ナツ: 吉沢亮
笛木茉奈: 小島藤子
立花五月: 三吉彩花
桜田亘: 桐山漣
スタッフ
【編成企画】