不運に縁がある兄・六太と栄光の日生まれの弟・日々人
日本人初のムーン・ウォーカーとなった日々人は月面での事故の影響でパニック障害となったものの復帰試験に何とか合格した
一方日々人のはるか後ろから月を目指し始めた兄・六太はついに月のミッションのバックアップクルーに任命され訓練を始める。
しかし月へ一緒に行くメンバーはひと癖もふた癖もある連中ばかりだった
(バトラー)残念ながら本心から彼らと共に宇宙へ行きたがる者はいません。
考え抜いた結果が半ばやけっぱちのこの組み合わせです。
どうしようもない孤独な彼らを一緒のチームにさせそこにナンバ・ムッタという男を放り込む。
そしてあともう1人。
このクルーのキャプテンが決まれば何とかなるかもしれません。
(役員)あてはあるんですか?
(バトラー)ええメールでは一度断られましたが1人。
この会議の後彼に直接会って話してみます。
(ドアの開閉音)さて皆さん揃いましたね。
では始めてもらいましょう。
(モリソン)はい天文チーム代表ダニエル・モリソンです。
我々がNASA
(ナサ)との共同開発を切望する月面望遠鏡の新案を用意してまいりました。
ではよろしくお願いします。
(シャロン)ありがとうヒビト案内してくれて。
(南波日々人)いいんだよ。
《あれがALSの天文学者…》え〜以前我々が提案した月面望遠鏡を月で作るという案は数々の問題点を指摘され却下となりました。
完成するまで長期に渡り多数の宇宙飛行士の手が必要になる。
作業しづらい月面で作ったものは予定通りの精度に満たない恐れがある。
大きな鏡はレブリ被害にあうリスクも高くなる。
その後の修理メンテナンスが毎回大規模なミッションになってしまい結果コストが莫大になってしまう等…。
ですが今回シャロン博士が考えた新たな案はそのすべてをクリアしています。
(役員達)おぉ〜…。
ほぉ…。
手ごたえありなんじゃない?NASA側はみんなあの案に納得してた様子だったし。
そうねきっと上手くいくわよね。
そう信じましょう。
(シャロン)ヒビトは最近どう?ああ俺はもう大丈夫だよ。
いつでも戻れる。
あとはどのミッションにアサインされるのかを待つだけだ。
そう…よかったわ。
ありがとうヒビト。
ムッタによろしくね。
残念がるだろうなシャロンに会えなかったこと。
(エンジン音)
(タリー)あれ?何これ古いカメラだね〜。
(南波六太)あ…まず半押ししてピント合わせてでパシャッと。
動画モードになってないよね?
(ピピッ…)え〜と多分これで…。
はい撮るよ〜。
ヨロシクゥ!
(ベティ)フン!どこの観光客よあんたら。
この暑さで脳みそとろけちゃってんじゃない?
(カルロ)今21度だよベティ。
こんな適温が暑いだなんて。
君はホットな心の持ち主だけどどうやら体もホッ…。
ちょっと黙ってくれないアンタ蹴飛ばすわよ!
(ピッ)《う〜んチクショー。
でもまあいいや。
この写真シャロンに見せたら喜ぶぞ〜。
後で送ろう》《なんたって初めて着る月面用の宇宙服だもんな》《カッコいいぜ〜!》
(ベティ)それにしてもダッサイわねこの宇宙服。
え?デザイン何とかなんないの?
(タリー)ついてるよキミ!今新しいの開発中なんだ!
(ベティ)間に合うの?
(タリー)多分間に合うよ。
(ベティ)早くしてよね。
あ…。
なるほど。
この案は実に現実的ですな。
前向きに検討しましょう。
(職員)しかしこれはこれで大変な仕事になりそうだ。
天文学とこの企画に熱意を持てる宇宙飛行士がいるのかどうか…。
それなら…それなら大丈夫です。
ナンバ…ムッタですか?この月面望遠鏡は我々天文チームの夢であり私個人の願いでもあります。
この願いを必ず叶えてくれるとまだ子供だったムッタは約束してくれました。
そしてそのムッタは今月に立つ準備をしています。
こ…。
こればっかりは訓練教官達の評価によるところが大きいので彼がアサインされるという約束はできません。
(シャロン)ええそれで構いません。
心の片隅に…。
(バトラー)わかりました…心の片隅に。
(エディ)珍しいこともあるもんだ。
室長が自ら飛行士の部屋まで出向くとは。
かつての室長にはいなかったタイプだな。
ハハッ…。
(バトラー)あんた以外に思いつかないんでな。
どうしようもない彼らをまとめられそうなキャプテンは。
CESー62のサブクルーに加わって月を目指してみないか?エディ…。
(エディ)メールでも伝えたが俺はもう…。
(バトラー)実はなエディ。
そのメンバーの中にベティ・レインがいる。
え…。
(エディ)ベティ…彼女復帰したのか?そうだ。
彼女の宇宙への想いははかり知れん。
(エディ)まあそう言われても俺とベティは違う。
年を考えてくれよ。
俺はもう充分やった。
やりきったよ。
ISSのノードスリーにある換気ファンにはシャトル時代の飛行士の落書きが残ってる。
騒音の激しいズヴェズダ内ではエアロバイクの座席下に耳栓が大量に入ったボックスが隠してある。
知らなかったろ?俺はISSに計700日滞在したんだ。
ISSのことなら何でも知ってる。
だが月となれば話は別だ。
全くの別世界…イチから始める気力はないよ。
(ギィ…)よくこんなの弾けるな。
そいつも20年以上やってる。
今から俺にピアノを始めろって言ってるようなもんだぞ。
月面に行けってのはな。
それは分かってるが…ブライアンは両方弾いたぞ。
(バトラー)なあエディ。
これはあんたの心の片隅にとどめていてくれりゃいいいんだが…。
私はあんたのピアノが聴きたいんだ。
回想
(ブライアン)お〜!見ろよ兄ちゃん!「宇宙でも壊れない」だって。
これすっげえ欲しいなぁ!
(エディ)90ドルか…。
高いの?
(エディ)高いね。
あ…じゃあさサンタにお願いしようよ。
今度のクリスマス。
僕と兄ちゃんの1個ずつ!そうだなじゃあ兄ちゃんがサンタに手紙出しとくよ。
やったっ!やった〜!あでもこいつさ…。
ほんとに宇宙空間平気かな?試してみるか?ブライアン。
あ…。
俺らが月に行った時一緒に月面に並べようぜこれ。
あっ!…それやりたい!
(飛行機の音)
(トミー)ブライアンおじさん!久しぶり!
(ブライアン)おうトミー。
恋してるかい?
(トミー)あんまり…勉強はしてる。
そうか。
大変だなあ子供は。
ハハハ。
なんだ珍しいな。
どうした?ああそろそろこいつを飾りたくなってな…。
クローゼットの奥から引っ張り出してきた。
(ブライアン)どうだ?懐かしいだろ?まだあったのか!ハハハッ!当然!忘れたなんて言わねえでくれよな。
そのエディ人形は渡しとく。
月行きが決まるまで好きな場所に飾ってやってくれ。
で俺のこのブライアン人形は…。
2年後のミッションで月面に飾ってくる!その約束は覚えてるけどな…わかってんだろブライアン。
俺も月には志願した。
だが選ばれたのはお前だけだ。
フッ…あのメガネブルドッグがわかってねぇだけだ。
まあ今は無理でも奴が室長を退任する頃には流れも変わってるだろう。
いつか月に行くべき時は来る。
《無理な話だ。
何年後かにそんな日が来たとしてもその時はもう俺は引退する頃だ》現在《今から月だなんて…バカげてる》
(エディ)ふぁ〜っ…。
(エディ)おいおいトミー。
その格好バンド用のじゃねえか。
学校へは普通の服装で行く約束だろ。
(トミー)今日学校マジ休みなんだよ。
マジ開校記念日だし。
年に何回開校してんだお前の大学は。
(エディの妻)大丈夫よ。
今日のは本物。
これからスタジオで練習だって。
ねえ父さん新曲の歌詞見てよ。
あああ…できたか。
何?『血まみれの魂』へえ…。
「破滅の時が来た。
運命の苦痛に天使たちはひざまずき私は永遠の憎悪に呪われる」。
「血まみれの魂よ!地獄を目指すのだ」。
「それはまるで神のそれのようなあれのようだ」。
「血まみれの魂よ!地獄を目指すのだ」。
なかなかいいんじゃねえか?ワケわかんねえけど。
ホント!?よっしゃ!ただこの「血まみれの魂」ってのがなあ…。
「血みどろの魂」の方が力強いんじゃねえか?「血みどろの魂」。
うぉ〜っ!すげえよ父さん!マジ尊敬!「血みどろの魂」の方が断然いいよ!ヤベエよ!!そうだろ。
いってきま〜す!マジリスペクト!
(エディ)子は親の背中を見て育つってヤツあれ迷信なのかね?なんでアイツは宇宙じゃなくて地獄目指してんだ?フフッ…そりゃ多分あなたが当たり前のように宇宙に行って当たり前のように帰ってくるからじゃない?普通に感じちゃってるのよ。
宇宙は日常ちゃんと背中見られてるわよ。
宇宙が日常か。
そりゃあ地獄の方が非日常でいいわな。
ハハッ。
なあもし俺がこれからさ「月を目指す」っつったらそりゃ日常か?え?
(エディ)ハハハッ冗談だよ。
(エディ)「血みどろの魂地獄を目指す」か…ハハハ。
回想
(バトラー)実はなエディ…CES−51の事故の時ヒビトが偶然月面である物を発見したんだ。
え?キャプテンのフレディがそれを写真におさめたが「エディには月で本物を見てもらいたい」というヒビトの心遣いがあってな君には黙っていたんだ。
私もヒビトの配慮には大いに賛成だったが君本人が月へは行かないと決めたのであればもう見せてもいいだろうと思ってな…。
ここにその写真を置いておく。
気が向いたら見てくれ。
現在回想写真って…何の?現在回想月面であんたを待ってるかのような…ブライアンの置き土産だ。
現在
(エディ)クッ…。
いつか月に行くべき時は来る
(電話の呼び出し音)
(エディ)もしもしエディ・Jだが。
(バトラー)ああどうした?エディ。
(エディ)ん〜まあなんつ〜かあれだ…俺の血みどろの魂がさ「地獄を目指す」っつってんだ。
ん?どういうことだ?わかるように言ってくれ。
だから人生最後に「月を目指す」っつってんの!
(サイレン)
(ヒビット)イエーイ!よっ…。
これを使って消火すれば…。
ああっ!
(アナウンス)第5モジュール消火システム故障爆発の恐れあり。
うわ〜っ!炎が強すぎて消火器じゃ全然ダメだ!どうすれば…。
(バディゴリラ)ゲホゲホ!どうするんだヒビットが…ゲホゲホッ。
(フレディドッグ)落ち着くんだみんな。
冷静に考えよう。
火を消すのに確実な方法は?
(レッサーリンダ)消火システムが故障している以上火災を止めるためには第5モジュールの扉を完全閉鎖して燃えるために必要な酸素の供給を止める必要があるわ。
(ダミアンホーク)なんとか今配線を修理した。
第5モジュールへの酸素供給をストップする!よ〜し頼む。
聞こえるか?ヒビット!第5モジュールの扉を閉鎖するんだ。
それで火は消える。
わかった!
(サイレン)
(ヒビット)ん?ダメだ!やってるけどスイッチが反応しない…ううっ!
(アナウンス)第5モジュール危険レベルを上げました。
爆発の可能性大。
こうなったら中にある非常用開閉レバーで閉じるしか方法はない!やめろヒビット!そんなことしたらお前が閉じ込められる!!迷ってるヒマはない!イエーイ!ん〜っ…わ〜っ!…わっ!?イエーイ!こちらヒビット消火完了!やった〜!
(警告音)ううっ…うっ!苦しい…息が…できな…イ…エー…イ…。
日本中を夢と感動で包み込んだあの国民的コミックのまだ描かれていない本当の始まりがアニメーション映画化
映画「もう会えないわね…」2014/02/08(土) 17:30〜18:00
読売テレビ1
宇宙兄弟「心の片隅に」※Mr.ヒビットクライマックス![字][デ]
NASAの会議室でシャロンの新しい月面望遠鏡のプレゼンが進められている頃、六太達バックアップクルーのリーダーになって欲しいとバトラーはある人物に直談判していた。
詳細情報
声の出演
南波六太:平田広明(「パイレーツ・オブ・カリビアン」ジャック・スパロウ)
ヒビット:KENN
レッサーリンダ:沢城みゆき
ジェーソン・バトラー:立木文彦(「新世紀ヱヴァンゲリヲン」碇ゲンドウ)
ブライアン・ジェイ:大塚明夫
エディ・ジェイ:有本欽隆
金子・シャロン:池田昌子
カルロ・グレコ:新垣樽助
ベティ・レイン:杉本ゆうほか
番組内容
六太がCES−62のバックアップクルーとして新しい訓練を始めた頃、NASAの会議室では、天文チームによるプレゼンテーションが進められていた。その内容は、『シャロンの新しい月面望遠鏡』。一度は却下されてしまったシャロンの夢だが、今度は実現できるのか−−?そしてバトラーは、とある人物に『CES−62バックアップクルーのリーダーになって欲しい』と直談判しにきていた。絶対的な信頼をよせる、その人物とは−?
制作
【原作】
小山宙哉(講談社「モーニング」連載)
【監督】
渡辺歩(映画「ドラえもんのび太の恐竜2006」監督)
【シリーズ構成】
加藤陽一
【音楽】
渡辺俊幸(大河ドラマ「利家とまつ」・連続テレビ小説「おひさま」)
番組ホームページ
http://uchukyodai.com(PC)
公式Twitter:@animeuchukyodai/#mutta
音楽
【OPテーマ】
「B.B.」THE野党
【EDテーマ】
「あなたがいればOK!」Serena
おしらせ
2014年夏、アニメ映画化決定!詳しくは公式ホームページuchukyodai−movie.comまで!
【ytvアニメ情報】
※名探偵コナン土曜よる6:00大好評放送中
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語ステレオ
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