夏と冬にお休みかぁ。
じゃあ今は水やりを控えめにした方がいいんだね。
今日ご紹介した内容は「趣味の園芸ビギナーズ冬はお部屋で多肉植物」に載っています。
是非参考にして下さい。
おはようございます。
「趣味の園芸」ナビゲーターの三上真史です。
今日の「趣味の園芸」は2010年2月に放送した内容を特選アンコールとしてお届けします。
それではどうぞ。
(テーマ音楽)「趣味の園芸」司会の山田香織です。
皆さん大好きな花を一年中楽しみたいそう思う事はありませんか?今日ご紹介するのはそんな希望をかなえてくれるこちらの花です。
今の季節に開花が楽しめる全く新しいタイプのクレマチスです。
白やグリーンの可憐な花姿で最近とても人気が高まってるんですよ。
花の魅力や育て方のコツなどをお伝えします。
そして後半は「フルール」です。
「サボテンでアートする」の2回目。
思い思いの形に仕立て直したり時計にしたり今までとは一味違ったサボテンの楽しみ方をご紹介します。
まずはクレマチスからです。
教えて下さる講師の方をご紹介しましょう。
園芸研究家の金子明人さんです。
よろしくお願いします。
金子さんクレマチスは初夏に咲くお花それから秋冬に咲くのは私も知ってるんですけれども早春にも楽しめるんですね。
今日これから紹介するお花というのはフォステリー系といってオセアニア系が原産のクレマチスなんです。
オセアニアのクレマチスというのは普通クレマチスというと4月5月に春に花咲く品種が多い中でそこよりも1〜2か月早く咲くと。
時期もそうですけれどもとてもコンパクトな印象も。
ありますね。
もともとオセアニア系のクレマチスというのは「早春に」と言いましたけれども冬に花が咲くものがあって早春春咲きというその早春という事で冬咲きが一旦少なくなって春までさみしいなという頃にコンパクトな花がい〜っぱい咲いてくれるんですよ。
スタジオにお持ち頂いてますので早速ご紹介頂きます。
まずはこちらですね。
ちょうど雪が積もったように株全体が真っ白になるクレマチスです。
お花びっしり咲く。
これも特徴ですか?特徴ですね。
つぼみが緑色でだんだん開くに従って花が満開になると真っ白になるというのがすごく人気のある理由ですね。
美しい花ですねぇ。
そして金子さんこちらとってもかわいいですね。
これは「ピクシー」という名前が付いてます。
この花は緑色に花が咲いてきてだんだんだんだん先ほどのカートマニーは緑から白ピクシーは緑色からだんだん黄色っぽくなってくるのが花の特徴です。
株もとてもコンパクトで葉っぱもお花も全体的に小ぶり。
ギュッとした感じでかわいいですね。
魅力的です。
続いてですがこちらはがらりと…。
がらりと変わって「南十字星」という名前が付いてます。
四弁でシャープにキュッと締まった感じのする花です。
香織さんなのでちょっと香りかいで頂いてもいいですか?甘い香りがします。
香りもさる事ながら葉姿も「柳葉」といって葉っぱが細いというのが「南十字星」の特徴です。
すっきりとした印象ですね。
そうですね。
もう1種類ご紹介頂きます。
こちらです。
これは「インディビサ」という原種です。
下を向いて咲いてるというのもかわいいんですけどもよく花の中心を見ると今までの雄しべというのは黄色とか白っぽかったんですがポイントでピンクのというのがインディビサの特徴です。
とても愛らしい表情をしてます。
それと隣に緑色の開きかけの花というのも魅力的な特徴ですね。
こちら原種という事ですが4株ご紹介頂いたんですがどれもニュージーランドとかオセアニア…。
原産のものです。
ニュージーランド系の原種は育てにくいというのもあるんですが改良種になると非常に丈夫で育てやすいので今人気急上昇のクレマチスの系統ですね。
注目なんですね。
ではこの早春に楽しめるクレマチス育て方を教えて下さい。
まずは株の選び方から教えて頂きたいと思います。
皆さん「えっこれもクレマチス?」って思うかもしれないんですがフォステリー系というのはこういうふうな形でまずは葉っぱの善しあしから見てほしいです。
まず緑色の濃いものを選んで頂きたいと。
元気のないようなものというのは葉っぱの色がくすんだ緑色をしていたりとかいう事があります。
葉っぱの緑が濃ければ濃い方がよいという事ですね。
品種にもよりますが同じものなら色の濃いものを選んで下さい。
それと葉っぱ触って頂くと分かるんですが…。
堅い。
他のクレマチスと違って葉っぱがパリッパリッとしてる感じがします。
非常に厚みがありますね。
そのパリパリッていうのも株を選ぶ時のポイントです。
その他にありますか?ワッと咲いてるのもいいんですがなるべくつぼみの多いものを選ぶ。
それと今咲いてる数つぼみの数しか今年は花が咲かない。
でもつぼみだけよりもちょっと咲いてる方が今も楽しめるし先ほども言ったように花の色の変化もという事なので5分咲きぐらいのものを入手するといいと思います。
つぼみの数が多いものも選びましょうと。
それと枝がいっぱい出てるようなものですね。
そういうものを選ぶと今年もさる事ながら後で紹介しますがせん定した時の株立ちになりやすいんですね。
来年を見越してという事ですね。
いっぱい枝が出てきますから。
枝数の多いものも選んで下さい。
買ってきたあと実際の育て方ですが気を付ける事は?丈夫なクレマチスなんですけど気を付けてほしいのは水やり。
それが一番のポイントです。
どのように気を付ければ?このクレマチスというのは過湿に弱いんですね。
ですから水のやりすぎあとはいつも土がジクジクしてると湿ってるのが嫌なんですよ。
乾きを確認してからお水をやると。
そのかわり水やる時は下から水が出るまでたっぷりとやると。
たっぷりと下から出るまで水やって下さい。
出てくるかな?出てきました。
やる時はたっぷりやる。
やらない時は全くやらないという事で乾き気味。
間隔を長めにするという事です。
乾いてないのにやってしまうと弱ってしまうよという事ですね。
そして置き場所は?日光が大好きですからとにかくよくお日様に当てる事。
ただ気を付けてほしいのは梅雨の頃はジメジメしてるので土がどうしても湿り気味なのでそういう時は軒下等に置いて直接雨がかからないようにしてほしいです。
くれぐれも過湿に注意という事ですね。
続いては花のあとなんですけれども。
花のあとはなるべく早めにせん定して植え替えてほしいんですね。
こちらが花が終わったあとという…。
ちょうど花が終わると花首花梗だけが残ります。
分かりますか?ツンツンと緑色の。
これが残っている所の一番下の所で切ってほしいんですね。
花が終わったら切り戻しのせん定をすると。
普通分からなかったら半分とかいう事がありますが思い切って株元で花梗のある所の一番下次の所。
ですからこの辺り。
かなり地際ですね。
この辺りで切ります。
ちょっと切ってみますね。
同じようにみんな…。
もうここに次の芽が出てますからこの節の上。
この辺りで切る。
同じようにみんなプチンプチンと切ってしまいます。
かなりすっきりと。
このぐらい大胆に切っちゃっても大丈夫です。
このようにまずは切ると。
それともう一つ。
もう早いものは来年の新芽が出てきてますのでこの芽を大事に育てるという事です。
地面の中から出てますからこの芽を育てる。
あとはこちらからも芽が出てくるという事でいっぱい枝が茂ってきます。
そして1年たつとこちらの立派な株になるんですね。
モサモサと茂ってきます。
これがこうなります。
是非皆さんも怖がらないでせん定してほしいですね。
せん定のあとですが…。
できるだけ早めに植え替えをしましょう。
まずは植え替えをします。
大体一回りか二回りぐらい大きい植木鉢に植えます。
先ほども言いましたが過湿が嫌いですから鉢底に軽石のようなものを水はけがいいように下に敷いて下さい。
かなりたくさん入っています。
普通よりちょっと多めに入れます。
そして用土ですけれども…。
これらの土をよく混ぜます。
そして緩効性の化成肥料をこの中に混ぜ込んで培養土とします。
こちらに混ぜたものがあります。
ここでふるいを使います。
なぜかというと混ぜてる時に土が粉っぽくなったりします。
微塵が出てきますのでもう一度ここで一回ふるいにかけて粉微塵を落としてそれを培養土として植えつけに使って下さい。
かなり排水よい土にしていくと。
そうです。
ではお願いします。
こちらのもの…抜いてみますね。
根が下の方に出てますから崩さないように傷めないように下だけちょっと崩して根は切らないようにして下さい。
軽く崩す程度。
そして植えつけをします。
ではお手伝いさせて頂きます。
お願いします。
本当にサラサラの土になっています。
水はけいいようにして下さい。
ここまで短く切って…。
大丈夫ですよ。
心配しないでもどんどん出てきて育ちますから。
葉っぱの形も違いますし通常のクレマチスじゃないみたい。
怖いような感じがしますけれど。
これで植え替えが完了という事ですね。
これで終了です。
本来ここでたっぷりお水をやると。
…という一手間でした。
続いてなんですけれどもクレマチスつるがよく伸びますので誘引についても教えて頂きたいと思います。
園芸店でこういうような状態で売ってる事が多いと思います。
これはラティスで絡めてある状態のものです。
こういうふうな楽しみ方もいいんですけれどももっと立体的に楽しむという事もできます。
こういう絡んでるものは時間をかけてゆっくりほどいて下さい。
これがほどかれた状態ですね。
これに今度は立体的になるようにミニのオベリスクをかけます。
ただ皆さんかける時に真ん中につるを入れてしまってこうしてしまうとよくないですね。
なぜかというと取れなくなったりという事があります。
誘引する時は外側に枝を置いて中央にオベリスクを立てます。
株をよけるようにという事ですね。
そしてもう一つ。
皆さん気を付けてほしいのがよくこの間を通してしまってこうやってクレマチス誘引してしまう方いるんですよね。
そうすると取れなくなるんですよ。
これが絡んで入ってるので。
ですからつるの誘引は外側を誘引していくという事です。
やる時には45度ぐらいの角度をつけて行って下さい。
丁寧に行わないと枝が折れてしまう事がありますからゆっくり時間かけて丁寧に作業をして下さい。
これはオベリスクに対して…。
つるは大体45度の角度で曲げる事です。
ここで例えば左回りに巻いてる場合とか…。
よくここが枝が少ないからと反対側にする事がありますがクレマチスらせんをきれいに描いておくと後々せん定したり誘引したりする時にまとまりやすいので同じ方向で誘引しておくといいですね。
どちら回りでもよいから…。
自分の好きな方でいいんですけどその日の気分で「今日は右巻き明日は左巻き」とかやると分からなくなっちゃって「最初どっちに巻いたっけ?」という事になってしまうので同じ方向で風通しが良くなるようにある程度の隙間を空けてこのように誘引して頂きたいと思います。
ちょうどこのように角度をつけて誘引しておくといいですね。
とても立体的な楽しみ方になりますよね。
このオベリスク仕立てはお花が上に上にという仕立て方ですが今日は枝垂れてるタイプもあるんですね。
オセアニアの系統のクレマチスは枝垂れても花を咲かせる性質があるんですね。
ちょっと垂れたのも今までのクレマチスにあまりない育て方ですね。
とても新鮮な感じですよね。
それと枝垂れさせるんだったらという事でいっその事つり鉢という方法でも楽しむ事ができます。
フックに掛けてこのように下げても楽しめるというのはこのオセアニア系のクレマチスの特徴でもありますね。
新しい魅力ですよね。
とってもかわいいと思いますよ。
新しい魅力というお話なんですが今日は寄せ植えにして頂いたのもお持ち頂いてるんですね。
こちらの寄せ植えはオセアニア系の植物の寄せ植えです。
もともとクレマチス「あんまり水を…」という事ですからオセアニア系の植物たちも水は乾いてからしっかりとというのが基本ですから同じように水やりの状態が一緒ですから管理も一緒ですね。
ふるさとは一緒なんですね。
もう一つ私驚いたんですがなんと多肉植物と寄せ植えになっている。
多肉植物ですから水をやる頻度は少ないですよね。
先ほどと同じく水やる頻度が少ないという事は他のクレマチスと違って乾いたらやってると多肉植物と寄せるとどうしても根腐れをしてしまうんですがオセアニアのクレマチスは水をやる回数が少ないですから多肉と一緒に合わせても楽しめるという事です。
月に1〜2度の水やりでも…。
十分クレマチスも育つし多肉植物も根腐れしないで一緒に楽しめるという事ですね。
この早春に楽しめるクレマチスいろんな魅力がありますから是非皆さんも育てて頂ければと思います。
今日はいろいろ教えて頂きましてありがとうございました。
続いては「フルール」です。
今日は不思議なサボテンの世界にご案内しましょう。
ん?このサボテン変な形。
このフワフワした頭とっても面白い。
何ていうサボテンなんだろう?違う種類のサボテンの接ぎ木なんですよ。
接ぎ木?そうです接ぎ木です。
こちらは「袖ヶ浦」に「白星」を接ぎ木したサボテン。
まるで白い帽子をかぶったみたいです。
ユニークな接ぎ木のサボテンを作ったのは羽兼直行さん。
農園には珍しいサボテンがいっぱいあります。
いろいろな種類を組み合わせて作る接ぎ木サボテン。
どれも不思議の国の植物のようです。
どうして接ぎ木しようと思ったんですか?丈夫なサボテンの上に少しひ弱なサボテンを接ぎ木して大きく育ててやろうと思った。
それが最初なんですけども形がすごくユニークだし面白いのでデザイン的に接ぎ木をする事を考えました。
サボテン同士ならば形が全然違うもの同士で接ぎ木ができますので。
デザインを楽しむ事ができますね。
サボテンの組み合わせには相性があります。
羽兼さんはそれを知るために多い時は1日に100本の接ぎ木をして試したそうです。
相性が良ければ接ぎ木はとっても簡単。
つなげる部分を平らに切ります。
台木にようじを刺して輪ゴムでしっかり固定。
1週間ほどでくっつきます。
これは原種のサボテン。
まるで小枝のようです。
ここに挿してみますよ。
挿しました。
お〜。
これで接ぎ木が成功。
へえ〜。
サボテンにサボテンを挿すだけ。
3つのサボテンを使ったアートが出来ました。
団扇サボテンなどはこのように好きな形に切っても楽しめます。
サボテンの性質を見極めた上で羽兼さんは自由に楽しんでいるのです。
羽兼さんの遊び心が満載ですね。
もう一つ取って置きの遊び心をお見せしましょう。
あちらがそうなんですけど。
え?時計ですか?そうなんです。
サボテンにムーブメントをつけるだけで世界に一個しかないサボテンの時計が出来上がると。
なんかすごくおしゃれですね。
じゃあ一緒に作ってみましょうか。
はい!時計の中心を決め穴を開けます。
一日置いて切り口が乾いたらムーブメントを差し込みます。
はい動きます。
わあ動いた!明るい窓辺で育てればサボテンはきちんと成長します。
うちには50年以上も生き続けているサボテンもありますし哲也さんもこのサボテン時計と長いつきあいになるんじゃないですか。
そうですね。
このサボテン時計がまたどう育つか楽しみですね。
50年後このサボテン時計はどんな姿に成長しているんでしょうね。
今日の「趣味の園芸」いかがでしたか?クレマチスいろいろな仕立て方があるんですね。
そしてサボテン時計ですよ。
丈夫なサボテンならではの楽しみ方でしたね。
今日ご紹介したクレマチスは「趣味の園芸」テキスト2月号に掲載されています。
金子明人さんがクレマチスの育て方について詳しく紹介していますので参考になさって下さい。
3月の放送日時と内容についてはテキスト3月号で紹介しています。
併せて参考になさって下さい。
次回の「趣味の園芸」は3月の特集テーマ「フルーツのなる木」の第1弾「ウメ」です。
花見と収穫両方楽しめる栽培方法をご紹介します。
2014/02/23(日) 08:30〜08:55
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸・選「早春に咲く小さな花のクレマチス」[字]
晩冬から早春にかけて咲くフォステリー系クレマチス、仕立て方や花後管理を交えて紹介。司会・山田香織(盆栽家)<フルール・サボテンでアートする(2)>講師・羽兼直行
詳細情報
番組内容
晩冬から早春にかけて咲くフォステリー系クレマチスを紹介。中心部分が黄の白花で野菊のような小花、緑がかった優しい色合いの花などもあり魅力いっぱい。仕立て方や花後管理を交えて紹介する。【司会】山田香織(盆栽家)【講師】金子明人(園芸研究家) ミニコーナー「フルール」は、接ぎ木テクニック、サボテン時計の作り方など一味違ったサボテンの楽しみ方を紹介する。【レポーター】牧田哲也 <2010年の再放送>
出演者
【講師】園芸研究家…金子明人,カクタス・クリエーター…羽兼直行,【司会】山田香織,三上真史,【リポーター】牧田哲也,【語り】上田純子
ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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