遠くへ行きたい 北海道小樽・余市「冬の味覚と極上モルト」旅人:矢崎滋 2014.02.23

(主題歌)知らない街を歩いてみたいどこか遠くへ行きたい遠い街遠い海夢はるかひとり旅愛する人と巡りあいたいどこか遠くへ行きたい
(警笛)
(矢崎)
『JR』函館本線で海を見ながら札幌から小樽へ
矢崎滋です
北海道にやって来ました
お〜。
やっぱりのんびりしますね。
年老いてこうやってのんびり遠くへ来てみるとなかなかいいもんですよこれも。
今回の旅の目的はですね私イギリスかぶれでウイスキー大好きなんですが余市へ行きまして小樽の先の。
『ニッカウイスキー』をいただこうという魂胆でございます。
まぁ「酒肴」というぐらいでね小樽で何かこう漁港へ行っておいしいお魚を酒のつまみに何か手に入れたいというか見てみたいという感じでございますよ。
何でも「余市蒸溜所」にはそこでしか味わえないウイスキーがあるとのこと
その前にまずは小樽で下準備です
ちょっとパラっと来ましたか。
やっぱり小樽ですよほら。
ガラスがもうかわいいもの。
ねぇ〜。
やっぱ「ガラスの小樽」とかいわれてるぐらいですからね。
かわいいな〜!ずっとあったんだ気が付かなかったけど。
ガラスのランプは全て手作り
小樽駅全体で333もあります
このランプでの成功がガラスの街小樽を生みました
うわ〜やっぱすごいやあれは何て言うんですか?ちょうちんって言うんですかね?ガラスの。
すごいな!やっぱしホントに…。
旅通はきっとこれで小樽に来たって感じるんでしょうね。
うわ〜!すごい!これ入って来た時のほうが感動するんじゃないですか?逆に。
何かねぇすっごくハッキリしたものっていうのもいいんでしょうけど年のせいかこういうこう…自然に普通にあってもしかしたら気が付かないっていうぐらいの感じってすごくいいですね。
何だか何だかな〜いいですねホントに。
うわ〜。
雪景色の小樽運河もなかなかいい風情
旅の気持ちを盛り上げてくれます
雪に覆われて…。
実はガラスの街小樽を有名にしたもう一つがこの浮き玉
ふ〜っ!顔にかかってしまいましたアハハハ…!ごめんください!
(浅原さん)こんにちは。
こんにちは矢崎と申します。
(浅原さん)いらっしゃいませどうもこんにちは伺ってました。
すいませんよろしくどうぞ。
よろしくお願いします。
浅原さんは創業114年の歴史があるこのガラス製造所の4代目
浮き玉はこの製造所で漁業で使うために考案されて全国に広まりました
ここでは今もガラスの浮き玉を作り続けています
ちょっと…5kgですか?はいそうですね。
失礼します。
どうぞどうぞ。
あ〜5kgですねこれは重いです。
気を付けないとね大事なものを。
まぁ重さを伝えることは非常に難しいですが5kgです重いですはいすいません。
浅原さんの所ではグラスや浮き玉を使った照明も手掛け人気を呼んでいます
また新たに漁業でもタコ漁で使うガラス玉を制作
仕掛けと一緒に海に沈めキラキラでタコを誘い寄せるといいます
今のその…そうですね北海道のオホーツク海のほうで使われてます。
へぇ〜リクエストなんだ。
そうです漁師からの…。
じゃあ漁師さんにもよるんだ。
今年はちょっと赤いの作ってくれとか白いの作ってくれとか。
すごい!漁師にとってはやっぱりね少しでも多く捕れるっていう狙いでやってますから…はい。
僕もグラス作りを体験させてもらいます
熱い。
はいふた開けただけだけどちょっと熱いですね。
すっごい熱いですね。
ここにガラスがいましてですね。
あ〜今ひっついてるんですね。
こうですねこうクルクル…巻き取ってるんですけど見えますでしょうか?見えました見えます。
はいじゃあ下がってください。
はい。
(浅原さん)はいそれではよろしいですか?息を入れてみましょうはいフ〜…ゆっくりですね。
はいどうぞどうぞもう少し行きましょう。
はい来ましたゆっくりゆっくりそのまま行きましょう。
はい結構ですはいOKです。
はい。
(浅原さん)行きますよ〜?はい。
(浅原さん)ここでですね…では思いっきり膨らませてください。
思いっきりプ〜っとたくさんどうぞ。
はいそうですねそうですね行きましょう。
はいOKです。
はい。
はいOKですね。
じゃあまたあちらのほうどうぞ座ってください。
(浅原さん)大丈夫大丈夫…来てますよ来てますよ。
(男性)はい返します。
(浅原さん)グ〜っと当てて。
(男性)はい戻します。
(浅原さん)はいOKですね。
あ〜。
(浅原さん)はい。
はい。
あ〜キレイになりました。
(浅原さん)ばっちりですね。
ばっちりです。
(浅原さん)手作り感もちゃんとありますね。
手作り感あります。
(浅原さん)出来上がったものをですね。
まずこの棒を外します。
流れるような職人技に支えられて出来たグラス
僕の名前滋の「S」を入れてもらって完成です
すごい記念ですよ。
(浅原さん)自分のイニシャル入りです。
何だかな感動しますねこれ。
(浅原さん)そうですね。
手を添えていただいてるのにねホントに自分でやってるような気になるんですよ。
(浅原さん)自分でやってた…。
いやいやもうホントにでも…。
お手伝いをちょっとしただけ。
いやいやいやいや…。
マイグラスでウイスキーの水割り飲めたら最高ですよね!
ちょいとパラパラ来てますかね。
すごいですよほら「かれい」「さんま」「鮭」。
これは何て読むんだっけえ〜っと何だっけ何だっけ?これ「飯寿し」…ホントに文字が読めなくてね。
「がや」。
ごめんください。
あ〜いい匂い。
店先にズラ〜っと並んでいる飯寿しの樽
辺りはまろやかな甘い香りでいっぱいです
飯寿しも言葉も初めて…。
「飯寿し」が読めなかったぐらいで。
ええ。
伺ったんですけど。
はい。
あの…。
なれずしとかそれからさんまなんかで和歌山の…そういうものを食べてて大好きですから多分飯寿しは僕は…。
(広瀬さん)食べてみてください。
食べてみたいと…。
(広瀬さん)全部手作りのものです。
いい〜匂いですよね!あっこれさんまですよね。
はい。
「ほっけ」「おおば」「かれい」「がや」。
飯寿しは米麹魚を1か月ほど樽の中で乳酸発酵させて作ります
北海道の日本海側では冬には欠かせない一品
大根やニンジンなどの野菜を入れることが特徴です
え〜…。
これがおおば。
北の国伝統の飯寿し
さぁどんな味なんでしょう
まずじゃあさっぱりめのほっけから行かしていただきます。
いただきます。
うん!
(広瀬さん)口に合いますか?好きですこういうの。
(広瀬さん)あっホント?よかったです。
粕漬けとかダメな人はダメでしょうね。
え〜でもね。
ダメですか?いや今もう完全に飲みたいなと思ったんですけどやっぱり自重します。
はい。
はいすいません。
フフフっ。
広瀬さんのお薦めは大きく切った大根
(広瀬さん)魚もおいしいんですけど大根おいしいです。
うまっ!
(広瀬さん)おいしいでしょう?僕もう…絶対飯寿しってお魚のためって思ったけどかなり野菜すごいですね。
はい。
怒られるかもしれないけど大根が1位。
(広瀬さん)そうでしょう。
おいしい。
あ〜。
余計おいしいんだこうやって話してるから余計おいしいんですよ。
すごい円満ですよね…いやいや。
アハハハ…。
目の…何ていうかやりとりが仲良しだなと思います。
ありがとうございます。
いいですね。
(幸夫さん)お互いにワ〜ワ〜…言ってるからいいんじゃないすか。
あっそれ一番いいらしいですね。
たまには怒鳴り声出してさ。
まぁまぁ…。
で「おい」って言ってね。
フフフ…。
かつて小樽の冬はにしん漁で栄えていました
海沿いに残る番屋で漁師達は今か今かとにしんの大群が海の向こうからやって来るのを待ち構えていたといいます
そんなにしん番屋の一つをのぞいてみます
広い板の間にはにしんを待っていた男達の熱気が残ってるようです
何となく名残がね。
(青塚さん)そうですね。
ただここで…合計…ここがワイワイした時は何人ぐらいなんですか?ここで50人ぐらいは…。
50人ぐらい!寝る所はね畳1枚ぐらいしか自分のスペースってないんですよ。
上下ですから。
2段ベッドみたいな。
2段ベッドですね。
あ〜。
今ではかつてほどのにしんは捕れなくなりましたが年々少〜しずつ増えて来ています
にしんの到来を楽しみに待っている今の漁師さんの番屋を訪ねます
矢崎ですよろしくどうぞお願いします。
(成田さん)お願いします。
どうもお願いします。
でもちょっとまだ無理そうだというのが読みですか?成田さんの。
そういうことだねまだ来ないね。
もうあと1週間ぐらいですか?読み…長年のあれでは。
月末?う〜ん。
去年漬けておいたにしんの粕漬けで作る三平汁
にしんを待つ間この料理で暖を取ることもあるといいます
にしんを…。
(仙保さん)まだ塩が抜け切れてないかも。
確かにおっしゃる通りそうかもしれない。
もうちょっと抜けたほうがおいしいかも。
でもやっぱり…。
にしん食えたって感じですねうれしいですね。
それがやっぱ楽しみですよね。
今年もにしんがたくさん来ることを願っています
小樽から電車で30分
余市へやってまいりました
いざウイスキー蒸溜所へ
…の前に立ち寄りたい所があるんです
ここです『燻製屋』さん。
ウイスキーに燻製は欠かせません
こんにちは!どうも。
どうも。
ここは何でも燻製にしてしまうと評判のお店
カボチャやニンジンジャガイモまでまさに燻製百貨店といったところ
豆腐の燻製ってこれですか?
(南保さん)そうです。
聞いたことないです僕なんか。
(南保さん)なかなかないです。
う〜ん!おいしいですね。
この香りはやっぱりいいですね。
そうですね。
香りですかね。
そうですね。
(敬二さん)いらっしゃいませ。
よろしくお願いいたします。
これがにしんの燻製ですね。
あっうまい!うん。
う〜ん!僕にしん大好きなんで。
これはさらに何かこう…さっぱりかな?この燻る技っていうんですかどんなふうにして…どうやって?先代の父がですね樺太から引き揚げて来たんですけど…。
主に…いわゆる向こうですから寒い所ですので…。
それが冷燻。
そうなんです。
その技術を父がこっちへ持って来ましてそれで燻製を始めたんですよ。
なるほど。
冷燻とはどんな方法か?
燻製部屋を見せてもらいます
あ〜すごいすごい…これはもう匂いはもう。
ここが燻製室です。
ジャっとこうね。
燻製室…初めて見ました燻製室。
こうやってんだ。
僕燻製好きだからこの匂いたまんないです。
燻した匂い大好きなんですよ。
ありがとうございます。
燻製。
奥には北海道の冬の旬にしんの燻製がずらり
美しい色つやが圧巻です
味付けは少量の塩だけで行うといいます
ここへつるすだけですか?そんなことないですよね?乾燥させてここにつるして。
えっ!?それだけなんですか?燻製って…冷燻は。
はい燻製…煙を…夜かけて。
あっこれですか?はい。
これで…煙をかける?はい。
冷燻は冬の間に1か月ほどかけてじっくりと燻す方法
毎日夕方に木炭でおがくずに火を入れて朝まで燻します
気候や燻製の状態により木炭の位置やおがくずの量で煙を微調整するところに独自の技があるといいます
それにしても…煙い
あ〜目痛いずっと涙ぐんでますよ。
これ感動してんじゃないですただ煙いんです。
エヘ。
南保さんのお父さんは燻製をもっと楽しんでもらおうと燻製レストランを開いています
お薦めは…
はいお待たせしました。
ありがとうございます。
はいどうぞ。
ビーフシチューみたいな感じ。
はいそうですね。
いただきます。
軟らかい!ちょっと…うわ〜。
わわわ…たまりません。
あの〜ビーフを1回燻製かけてそれで煮込むんです。
赤ワインで。
赤ワインでしっかり煮込みますんで。
うまっ!噛んでれば噛んでるほど燻した感じは出て来ますね。
はい。
ん〜!ちょっと変わった赤ワイン…。
普通のビーフシチューじゃないですね。
そうです。
これおいしい!
60年続く燻製の技
奥が深い
さぁいよいよ今回の旅の目的地余市蒸溜所へ向かいます
やっぱり老舗の貫禄というかこうすごいですね。
あ〜!いや〜こんにちはどうもお邪魔します。
何かあの…スコットランドを思い出します。
イギリスみたい。
(女性)アハハハ…。
ちょっといいですよ。
えっ!?全部何か雪までかわいく見えるしね。
ホントはかなり寒いんですけどね。
余市蒸溜所では世界でもここだけという石炭直火蒸溜でウイスキーを蒸溜しています
石炭で直接かまを熱して蒸溜することで力強く深い味わいになるといいます
あ〜。
うわ暖かい。
さぁこの蒸溜所の中でしか味わうことができない一杯とは一体どんなウイスキーなんでしょうか
お酒はいただいていいっていうことで…。
よろしいでしょうか?すいません。
(山口さん)こちら原酒なんですけれども『シングルカスク25年』。
すごいんでしょうね。
アルコール度数はちょっと高いですけどもねここの…。
ぜひお試しになってください。
はい。
僕の舌では分からない価値が…もったいないですが。
はい!いただきます。
まずはひと口
ストレートで試してみます
今お水もご用意しますから。
ありがとうございます。
アルコール度数高いですからねちょっとずつお試しになってみてください。
はい。
あ〜いい匂いですねでもね。
いい匂いですね。
僕いつも水割りで飲んでるもんですからしびれますね唇が。
シングルカスクとは「1つの樽」という意味
他の樽と混ぜず1つの樽からそのまま瓶詰めしたもの
貯蔵期間が長いと個性が強くなり過ぎおいしく飲めるものはほんのわずか
これが終わったらこの『原酒25年』というのは…。
このメニューから消えちゃいますね。
すごいものをもったいないことして飲んでるわけですか僕はすいません。
そんなことないですよ。
間に合ったんですか?もうちょっとしたらなくなってたかもしれない。
もう今日明日ぐらいにはなくなるかもしれないですね。
すごいものをいただいてんです僕は。
明日だったら間に合わなかったって。
これはあの〜。
そんな極上のウイスキーを小樽で作ったマイグラスで飲めたらこんなに嬉しいことはありません
『浅原硝子』さん…浅原さんとこでガラスを一緒に作らせていただいたんですよ。
こちらに氷でもお入れしますか?あっすいません。
ちょっとお待ちください。
甘え過ぎですねホント失礼で。
極上ウイスキーの水割り
さらに燻製飯寿しも特別に並べさせていただいていざ至福のひととき
燻製…これは豆腐の燻製。
これ食べると余計飲みたくなる。
旅っていうのはやっぱり人に出会えるから旅するんですねきっとね。
いろんな人に。
まぁ生きてるのも…人生も旅だとしたらこう人といっぱい会って人の作った大切な品物達と出合ってそれが生きてくことだし旅なんだななんて。
もうすでに酔っぱらってますかね私は。
はぁ〜。
生きているということはありがたいことです
酔いざましに余市の街を歩くのも乙なもんです
体の内側からぽかぽかとひと足早い春の気分
2014/02/23(日) 07:00〜07:30
読売テレビ1
遠くへ行きたい 北海道小樽・余市「冬の味覚と極上モルト」旅人:矢崎滋[字]

「知らない街を歩いてみたい♪」の主題歌で有名な、歴史ある旅番組。旅人を通じて、『人・景色・食』など、訪れた土地の魅力を紹介する。

詳細情報
出演者
【旅をする人】
矢崎滋
番組内容
俳優の矢崎滋が、北海道の小樽、余市を旅する。
小樽のガラス工房を訪ね、グラス作りを体験。「飯寿(いず)し」と呼ばれる北海道独特の“なれずし”を味わい、ニシンの粕漬けで作る「三平汁」も堪能する。
余市では「燻製百貨店」と呼ばれるほど、何でも燻製にしてしまう店を訪ね、自慢の燻製を手に入れる。
最後は、余市のウイスキー蒸溜所で、小樽、余市で仕入れた肴たちと共に、至福の一杯を頂く。
番組ホームページ
http://www.to−ku.com
取材地
北海道 小樽市・余市町

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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