さあ始まりました初心者のための短歌講座「短歌de胸キュン」今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
この番組のメンバーは全部で6人いるのですが…今回出演を勝ち取ったのはこちらのメンバーです。
よろしくお願いしま〜す!やった〜!イエ〜イ!勝ち取りました!潤さん4か月ぶりですよ。
お久しぶりです。
どうしました?ノリが…4か月前とノリがだいぶ変わってますけど。
毎回この講座では場所をテーマに短歌を作りますけれども先生今日のテーマは?美容室です。
ポイントは?その時点でお門違いだろ!今回は気持ちの変化を描写してみましょう。
まずはその例を紹介。
「女美容師」って言い方がなじまないと思うんですけどかつて女先生とか男先生とか言っていた使い方なんです。
なぜ女美容師の髪梳く指先が心に触れ来て優しいのかというと多分この人は男の人で寂しい気持ちになったという事があってその心に触れてきてとても優しかったという歌なんですね。
焦点は指先1本に絞られていてなかなかうまく気持ちを表している歌だと思います。
といってもいきなり短歌を詠むのは難しい。
まずは練習。
視聴者から寄せられたエピソードを短歌にしてみます。
気持ちの変化をポイントに短歌を作ってみましょう。
まずは4か月ぶりのこの方です。
こちら!下の句がいいんじゃないですか?
(鈴木)メッチャいい!もっと前向きな気持ちを実は持ってるんじゃないかな?めげない感じの良さがあって叙情的でいいと思いますが「きいてないよ」の「よ」はなくてもよかったかなと思います。
しょうがないんですよ。
潤さんねダチョウチルドレンなんで「きいてないよ」って入れたくなっちゃうんですよ。
少しモタモタっとしてるので…スムーズになさると…。
「切ってしまうほど」とすると言葉がもたつきます。
「髪を切るほど」としてリズムを整えましょう。
あやちゃんはショートヘアには?した事あります。
それはやっぱり理想の彼に?その時そうでしたね。
一点気になるのは「一度だけした」の「した」です。
「人生でただ一度だけのショートヘア」でいいと思います。
ひねてるというかすねてる感じが出てしまったなと。
これも素直な気持ちじゃないですか?素直な気持ちがこれだったらほんとにすねた性格じゃん。
「彼女」がなくてもよかったかなと思うんです。
「彼女」っていうのを入れると何かちょっと…。
3人称の彼女にもとられちゃうから。
そうそう。
「彼女」という言葉は恋人という意味の他3人称としても使われます。
読者を混乱させるので省略し分かりやすくしましょう。
続いては入選歌の発表。
投稿歌の中から佐伯さんの選んだ4首を紹介します。
これは春の歌でしょ?桜が出てきて。
新しい学年になるのか中学に入学するのか分からないけれど気分一新というかそれで髪を切るじゃん。
自分の頬もちょっと赤くなってるような気がする。
前向きな歌なんだなと思いました。
入学式か何かで窓の外に掛けてるのかと思って…その景色と自分の気持ちを。
ハサミの音と一緒に降るっていうからパラッパラッじゃなくてわりとたくさん満開の桜がたくさん降ってる感じが上の句でします。
そして窓の外の方に耳ではなく目を寄せると桜はたくさん散って下にたまると淡くピンク色になりますよね。
そんな感じをよく出している歌だなと思いました。
中学生なのにすごい。
すごいですよね。
例えばあやちゃんが美容師さんに「ショートにして下さい」って俺びっくりしちゃうよね。
こんなきれいな長い髪を鏡越しに見ててあっコイツ何かあったなっていう気持ちの歌ですよね。
言い方だよね…何かあったね絶対何かあったよね。
これは「美しい」がとてもよく利いていると思うんですね。
あんな美しい髪なのにどうして切るの?っていうのがないと…。
振り幅として…。
そうなんですね。
ご自身も経験があるんじゃないかなと思いました。
「盗み見る鏡」っていうのが面白いですね。
プロの人はプロの人の何か理想の形があって行く人は行く人のこうしてほしいという気持ちと…。
頭の中で勝手な完成図を持っていくからね。
それの攻防っていうんですかそういう美容師さんに1cmだけ譲歩したという「1cm」がすごく利いていてリズムもいいようにできていますね。
いつも彼にいい子いい子みたいに頭なでられててなでられないぐらいであるんだったらその思い出と一緒に髪も切ってしまおうさよなら。
これはほんとに髪を切る理由が歌われた…。
「涙のように落ちる髪」というのだけでカットされてる髪がパラパラッと落ちているのをなかなか比喩もうまくいったなと思って。
美容院の歌ではとてもいい歌だなと思いました。
「美容室」をテーマに短歌づくりを学んできましたが今度は僕たちのエピソードをもとに短歌を作ってみようと思います。
俺より1年早く潤は東京に上京してたの。
もう潤は東京の友達もいっぱいいるわけ。
(笑い)東京にかぶれてたんだろうね。
どこ行くにも仕事もね。
そうなんです。
バッサリバッサリ切っていくの。
橋田壽賀子先生いるよね?って俺は思ったの。
覚えてる?これ。
超覚えてる。
あれ?前髪どこ行っちゃったって。
こちらが小沢さんのエピソードをまとめたもの。
今度はこのエピソードをもとに短歌を作ります。
美容室で気持ちがどう変わったのか具体的に描写して短歌を作ってみましょう。
まあそのまんまですね。
何も言わないって事は失敗だったんだなと。
「無言で差し出す」のところを「友の差し出す」ってやると関係性が分かります。
ヘルメットが上の句を言ったんだなと結句で分かるので誰がそれをくれたのかという関係性を出した方がいいです。
「メットが語る」という結句を生かすには「無言で」という表現が邪魔になってしまいます。
情景は簡潔に描写しましょう。
笑うと肩がヒクヒク動いたりして頭も動いたりするじゃないですか。
その様子をヘルメットにも笑われていたみたいな表現をしてみたんです。
直接〜。
「ダサい髪型の俺」。
「ダサい」というのは辞書にも載ってるんですけど短歌の中に入れるのは向いてないんですよね。
だからこれは気持ちの変化ですから「親友が渡してくれたフルフェイスに隠して帰る俺の髪型」ってやる。
回りくどく言ってあげるのが短歌って意外と広がりを持たせるんですよね。
寄り道した分景色が広がるみたいな。
そうなんです。
金糸猴というお猿さんなんですけど。
「孫悟空」のモデルになったのかな?そうそう。
しかたがなく笑った苦笑いが金糸猴のように見えたと。
俺笑ってた?あの日。
「金糸猴のように笑った」というところがなかなかいいと思いました。
「前髪を切りそろえられ相方は金糸猴のように笑った」となかなかいい歌じゃないでしょうか。
金糸猴が分かるとね。
「金糸猴」という比喩が利いています。
「パッツン」という言葉は短歌になじまないので「切りそろえられ」と丁寧に表現しましょう。
さあ続いては僕たち番組メンバーが視聴者のもとを訪ね一緒に短歌を作る「shallwe短歌」です。
前回僕とるいちゃんが行ったるいちゃんの母校の後編を。
今回訪ねたのは…
(井戸田)こんにちは〜。
(一同)こんにちは。
元気ですか?気になる事いいですか?はい。
ヘルメットが…。
るいちゃんもかぶってたの?かぶってました。
という事で今回は「通学路」をテーマに短歌を作ります。
それでは通学路の方に行きたいと思います。
かぶらないよ。
ヘルメットなんて。
駄目です。
危ないので。
かぶるの?これ。
マジかよ。
自転車で坂下ったら罰与えられるの?こちらが中学時代のるいちゃん。
これ何?ここは運動場です。
(井戸田)「汗」とだけ看板あるけどあれ何ですか?ここの学校の掲げてる文字は「汗」なの?ちょっとるいちゃん景色やばいなこれ。
やばいでしょ。
のどかすぎるわ。
こんな所で育ちました私は。
ここで渋谷のギャル育った?小澤だよ。
(井戸田)・「カチューシャ」
(寿)楽しい自転車。
スタジオ
(えりちょす)撮り方が…。
(井戸田)しかしのどかだねるいちゃん。
(寿)いいですね〜。
クラスの代表者4名と井戸田さんるいちゃんが短歌を発表。
最も良かった短歌を佐伯先生に選んでもらいます。
まずはるいちゃんお願いします。
はいお願いします。
(拍手)
(拍手)
(井戸田)うわ〜すごい。
(拍手)これすごい分かります。
田舎ってほとんどが暗いので点滅してるのがすごい分かりやすく見えるんですよね。
点滅してるっていうのがこの土地の感じも…出てますね。
出てるのかもしれないね。
(拍手)うわ〜すごい。
(拍手)その子は2分時計を遅らせてるのかな?その子の時計は2分進んでるんです。
2分進んでるのに2分遅れてくるの?その子自体は4分遅れてるって事?
(拍手)加藤先輩っていう胸の大きい先輩がいて突然雨が降るとその雨でブラウスがピタッとなって加藤先輩のそれが透けるわけ。
その時はほんと神の恵みだなと思うその雨がね。
スタジオの佐伯先生この中で一番いい短歌はどれですか?インパクトの強い井戸田さんの歌。
えっ?男子中学生の気持ちっていうのがあらわに出てて「息をのむ」っていうところからの展開がとても「加藤先輩」っていう固有名詞がすごく利いてると思います。
先輩で少し成熟してないと駄目なんですよね。
加藤先輩は違う学校の先輩なの。
でも毎回胸元見てるから加藤って知ってるわけ。
そういう事か。
他の人たちのもとても今回よかったんですよね。
ごめんなさいすいません。
「shallwe短歌」では僕たちと一緒に短歌を作ってくれるグループを募集しています。
誰に来てほしいとか指名もOK。
詳しくは番組ホームページをご覧下さい。
さあいよいよこの時間がやって来ました。
次回の出演を懸けて短歌対決をしたいと思います。
女子部の対決も今熾烈ですけれど。
負けてられないですほんとに。
勝たないと。
それでは皆さん頑張りましょう。
6人のメンバーの中で次回出演できるのは4人だけ。
今回出演できなかった2人も加わり「美容室」を詠んだ短歌で勝負します。
今日のポイント気持ちの変化を表現し短歌を作ってみましょう。
ここもうちょっと切ってほしいんだけどって言えないままありがとうって席を立って帰ってきちゃう。
「笑顔でおさめて」というところに心の変化気持ちの変化がよく出ている歌で気持ちの変化というテーマで美容室ではなかなかうまくいってると思いますが何の仕上がりかがちょっと分からないようにできてる。
クリーニングにもとられちゃうしね。
髪の長さをとか襟足をとか具体的に言ってあげる方がいいように思いました。
これはちょっと青春くさいですよ。
思いとかは伝えられないまま卒業式が来ちゃってもう卒業しようと思って卒業式前に髪を切って。
なかなか臨場感のあるいい歌だなと思いました。
これもいいよ。
美容院行ったあととか彼氏と会う予定入れたりするんで。
彼氏と会う前にわざわざ美容院行くの?行ったりします。
一番のかわいい自分を見てほしいからでも気づいてくれないけどそれでも彼が好きみたいな。
俺結構気付く方だよ。
1年以内に髪形変えたよね?変えました。
女の子の気持ちをよく表してる歌だと思うんですが「髪型を変えても」というところが少し概念的なんですよね。
例えばショートヘアにしてもとかウェーブをつけてもとか少し具体的に言ってあげるといいかな。
「髪型」という表現は大ざっぱすぎます。
どんな髪型なのか具体的に描写しましょう。
この歌はこれでいいと思います。
「君のせいじゃない夏が来たから」が…っぽいな〜。
っぽいね〜。
ここで今回出演できなかった小島さんとるいちゃんの短歌を紹介。
これは「みにくいアヒルの子」という童話を下敷きにした美容室の歌です。
これ「信じていたが」の方が大人っぽくなるので「いたが」で言いさしてやめた方がいいかなと思いました。
なかなかおしゃれにできてるなと。
これ「言い聞かせている」の方がスッといくような気はしますがなかなかうまく一場面と自分の物語が鏡の向こうに見えてくる感じ。
これ女子部はレベルが高い戦いになりましたね。
えりちょすはもう決定してるからるいちゃんとあやちゃん…。
誰ですか?何なんですか?どっちかが落ちるのはもう間違いないわけ。
今回すごく迷いましたので焦点を絞って美容室だっていう場所が分かりやすい事ですね。
まずは女子部。
お〜!えっ?なるほど確かに美容室というテーマで考えると鏡の向こうの自分に言い聞かせている。
2人目の合格者発表お願いします。
よかった〜!よかった〜!ほんとにもう駄目かと思った。
「髪型を変えても」という言い方が臨場感がなかったんですよね。
残すところ男性陣という事になりますけれど…。
ありがとうございます。
(拍手)よっしゃ来〜い!2人目は…白鳥に負けた〜。
美容室の感じというのは小島さんの方があったんですよね。
「仕上がりを」が「襟足を」だった場合俺は合格してますか?勝ってたかも…。
次回も「短歌de胸キュン」お楽しみに。
2014/02/23(日) 06:00〜06:25
NHKEテレ1大阪
NHK短歌 短歌de胸キュン 題「美容室」[字]
初心者向け短歌講座「短歌de胸キュン」今回のテーマは「美容室」髪を切る前と切った後、気持ちの変化を短歌に詠んでみる。出演 スピードワゴン 鈴木あや 佐伯裕子
詳細情報
番組内容
初心者向け短歌講座「短歌de胸キュン」。今回のテーマは「美容室」。髪を切る前と切った後、気持ちの変化を短歌に詠んでみる。【出演】スピードワゴン、鈴木あや、えりちょす、佐伯裕子
出演者
【出演】スピードワゴン,佐伯裕子,鈴木あや,えりちょす
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 文学・文芸
趣味/教育 – 生涯教育・資格
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0×0808)
EventID:11529(0x2D09)