趣味の園芸「クリスマスローズ オフシーズンに向けて」 2014.03.23

今日ご紹介した内容は「趣味の園芸ビギナーズ冬はお部屋で多肉植物」に載っています。
是非参考にして下さい。

(テーマ音楽)おはようございます。
「趣味の園芸」ナビゲーターの三上真史です。
皆さんが育てているクリスマスローズこの冬はたくさんの花を咲かせましたか?来年はもっとたくさんの花を咲かせたいですよね。
今日はそのために欠かせない花後の手入れについてお届けします。
続く第2弾。
間もなく終わりを迎えるクリスマスローズの花。
来年もたくさんの花を楽しむには花が終わった後のお手入れが大切。
今日は花後やオフシーズンにやっておきたい作業をご紹介します。
花を長く楽しめるクリスマスローズ。
でもいつまでもそのままではいけません。
花がら切りのタイミングを中心にお伝えします。
今年は花が少なかったと感じたら植え替えをしましょう。
庭への植え方もご紹介します。
夏の高温多湿が苦手なクリスマスローズ。
ちょっとした工夫で快適に夏越しできる環境を作りましょう。
「玉さん庭をゆく」はこれまで訪ねた庭を振り返る特別編。
玉さんが見た庭づくりの極意をお伝えします。
花いっぱいのクリスマスローズに育てる方法教えて下さるのはこちらの方です。
イギリスの名門ナーセリーでクリスマスローズやシクラメンの交配を学んだ横山さん。
クリスマスローズのスペシャリストにオフシーズンの育て方を伺います。
さあやってきましたクリスマスローズ。
1月にはですね「後悔しない選び方」という事で3つのタイプをご紹介頂きましたね。
はい。
三上さん覚えてらっしゃいますでしょうか。
まずこちら…1つの茎に対して葉っぱと花があるタイプです。
日当たりを好んで水はけのよい場所でよく育つタイプですね。
たくさんの花が咲くタイプでしたよね。
次に…花と葉っぱがこのように独立して出てくるタイプです。
園芸店でも一番多く見かけると思いますし花の色や形模様なども一番バリエーションが豊かで育てやすいタイプですね。
きれいですね。
そして最後に…原種のニゲルであったりとかそれを基に改良されたタイプです。
一見無茎種とよく似てるんですがよく見ると株元で葉っぱと花が1つの茎になっているというタイプです。
早めに咲くタイプでしたよね。
そうですね。
3つのタイプをご紹介頂いていたんですが今回のテーマは「オフシーズンに向けて」という事で花を楽しんだ後花後の手入れという事ですよね。
そうですね。
クリスマスローズ毎年花をたくさん咲かせたいですよね。
そのためには花後夏までの管理というのが非常に重要なんです。
どのようにケアしたらいいか是非詳しく教えて下さい。
花を長い間楽しめるのはクリスマスローズの大きな魅力。
でも楽しみすぎにはご注意を。
こちらに咲いているクリスマスローズありますけどもこのままにしておいてはいけないという事なんですよね。
そうですね。
来年のためには早めに花を切る事がポイントです。
早めに花を切る。
そこなんですけどクリスマスローズって長くもつじゃないですか。
どのタイミングで切ったらいいのかなというところなんですが…。
例えばこの花が咲いている状態。
まだ花粉も出てますね。
でおしべが落ちた状態。
こちらですね。
ほんとだ。
おしべ落ちてますね。
だんだん色も退色してきて緑色になってきてこちらタネができてる状態です。
膨らんじゃってますね。
子房が膨らんでタネの方に栄養がどんどんいってしまうんです。
そして新葉の成長が遅れて株が弱ってしまう事につながるんです。
なのでこれぐらいになったら切るというのがベストです。
花の色も変わってきてますしおしべがない状態が目安という事ですか。
どの場所で切ったらいいですか?大体花首の下。
えっちょっと残ってますけど…。
そうですね。
あまり地際で切るとそこから菌が入ってしまって腐ったりする場合があるんですね。
最終的に株を腐らせるという事につながりかねないので少し長めに切って自然に枯れるのを待つと。
へぇ少し残すのがポイントなんですね。
自然にしおれてきて茶色くなりますので梅雨入り前6月ぐらいに手で取り除く事ができます。
念のため少し残すという事ですね。
早めに切った方がいいのは分かるけどできるだけ長く花を楽しみたい。
そんな方にはこんな方法をおすすめします。
花をもう少し楽しみたいという方は中の子房の部分だけ取ってしまうという事もできます。
中さえ取れば栄養分は大丈夫なんですね。
有茎種の花がらを切るタイミングは無茎種と同じおしべが落ちたら。
ただし株元から新芽が伸びている事を確認してから切りましょう。
有茎種は1つの茎に葉と花をつけているため新芽が伸びる前に株元で切ってしまうと葉がなくなってしまいます。
有茎種は必ず新芽が伸びている事を確認してから切りましょう。
花がらを切ったら忘れずにやっておきたいのがこちら。
肥料です。
花がらを切ったらその後すぐに肥料をやっていいんですか?新葉の成長が来年の花つきのよさにつながりますのでこのように鉢の縁の方に与えます。
今年はいつもの年に比べて花の数が少なかった…。
そんな時は花後すぐ植え替えをしましょう。
横山さん今年はたくさん咲いたという健康な株であれば植え替えの必要ってないんですか?何年も植えっぱなしだったりする株は必要なんですがとにかく迷ったら鉢を抜いて根っこの状態を見てみましょう。
お願いできますか?例えばこの株ですが…。
花が終わった後花がら切りも終えていますね。
硬いですね。
おっこれは結構回ってますね。
だいぶ太い根っこが鉢の下にもいっぱいなってますね。
この場合は植え替えが必要?はい。
したいと思います。
植え替えには2回りほど大きい鉢を用意します。
横山さんがおすすめする土がこちら。
水はけのよいのが特徴です。
市販のクリスマスローズ用培養土でもかまいません。
これは「根かき」という道具なんですがクリスマスローズの根をほぐすために使いたいと思います。
この時期は新芽がどんどん伸びてくる時期なのであまり根っこを傷めないように注意しながらやって下さい。
ほぐすという事ですかね。
根かきという道具ない場合は?使わなくなった家庭用のフォークなんかでもいいですね。
こんな感じですかね。
はい。
鉢底網を敷いたら底が見えなくなるくらい鉢底石を入れます。
土を入れたら根鉢をほぐした株を置きます。
どれぐらいウォータースペースは取ったらいいですか?数センチ取りましょう。
先程のほぐした根の間に土が入るように。
これまたピンセットがない場合は割り箸などでも大丈夫ですか?大丈夫です。
これで水をやれば完成です。
はい完成ですね!ちなみに今2回り大きな鉢に植え替えたじゃないですか。
あまり鉢を大きくしたくない方はどのようにしたらいいですかね?その場合は株分けという方法もあるんですが鉢を抜いて表面の土だけを落としまた新しい土を入れるという「表土替え」という作業もあります。
そうすれば元の鉢に植え戻して大丈夫なんですね。
そうですね。
根を休ませます。
肥料は5月までは忘れずにやります。
スペースがあれば庭への植えつけもおすすめ。
株が小さいと根づきが悪いので3.5号以上のものを植えましょう。
庭への植えつけどんな場所が適してるんですか?例えばこのような落葉樹の木の下が一番いいですね。
冬は葉っぱが落ちてこのように光が当たる。
夏は葉っぱが茂って日陰になるというのが一番いいです。
日当たりもあった方がいいんですね。
クリスマスローズは日陰の植物って言われがちなんですが半日ぐらいしっかり光が当たった方が株の成長もいいですしよく花も咲きます。
庭植えのポイントは植えつけ前の土壌改良。
どれぐらいの深さまで掘ったらいいんですか?クリスマスローズの根って結構下の方にしっかり伸びるんですね。
なので少なくとも40センチぐらい。
鹿沼土と腐葉土そして元肥を入れてしっかりとすき込みます。
先程の鉢替えと同じように根鉢を…。
張ってますね。
はい。
このように。
そして…植えつけていきます。
よいしょ。
新しい芽が埋もれてしまわないように…。
しっかり新芽が出るように植えるんですね。
株と株の間って空けた方がいいんですか?大体50センチぐらいですね空けて…。
結構間隔空けた方がいいんですね。
クリスマスローズとクリスマスローズの根が絡み合うとどっちか一方が小さくなってしまったりする事があるので余裕を持って植えて下さい。
植えつけた後は水をたっぷりとやります。
クリスマスローズは夏になるとほぼ生育が止まり半休眠状態になります。
苦手な高温多湿を乗り切り快適に夏越しするためのポイントをお伝えします。
あと3か月もしたら暑い夏がやってきますね。
そうですね。
クリスマスローズは高温多湿がすごい苦手なんです。
という事は鉢植えの場合置き場所が重要になってくるわけですね。
特に鉢植えの場合根っこが暖まらないようによしずをして遮光するだとか木陰に持っていくとか。
あと鉢の下に人工芝を敷いて水はけをよくするようにしたり台の上に載せて風通しをよくするというのもポイントですね。
いいですね。
水やりはいかがですか?クリスマスローズは比較的乾燥に強いんですね。
なので葉っぱが少しこのようにくたっとなり始めてから水をやるぐらいでも大丈夫です。
やりすぎにも注意って事ですね。
暑い日中を避けて朝か夜に与えるようにして下さい。
はい。
肥料はいかがですか?夏は半休眠状態なんですね。
葉っぱが緑色に茂っていても根や株は休んでいる状態なので肥料はやらない方がいいです。
やってしまうと逆に根が腐ってしまう根腐れの原因になるので注意して下さい。
負担をかけてしまうんですね。
他に注意する事はありますか?夏の間に葉が傷む事があるんですね。
なんですが葉をバシバシ全部切ってしまうような事をするとまた新芽が吹いてきて逆に株を弱らせてしまう原因になるんです。
「半休眠」とおっしゃってましたね。
起こしてしまうって事ですか?そうですね。
そうすると負担かかるんですね。
夏は葉を切らないようにしましょう。
これは重要ですね。
このオフシーズンでついつい管理を怠ってしまいがちなんですけどそういう時だからこそ丹精込めて愛情込めて育てる事が花いっぱいになる秘けつって事ですね。
そうですね。
育てる楽しみ花を咲かせる喜びを感じられる植物なんですね。
是非ともまた来年花を咲かせられるよう頑張っていきましょう!はい!庭づくりの名人玉さんこと玉崎弘志さんが全国の自慢の庭を訪ねる「玉さん庭をゆく」。
今回は特別企画!これまで訪れたのは75の庭。
その中で見つけた庭づくりの極意をお伝えします。
題して…あっ玉さんもう始まってるよ!あ皆さんこんにちは。
今日は私の手がけた庭へようこそいらっしゃいました。
玉さんがつくったこのお庭。
目的別に3つの庭につくり分けられています。
最初の庭は…華やかな花壇が目を引きます。
2つめはゆったり過ごすための…水が流れ季節ごとに姿を変える落葉樹が植えられています。
3つめは野菜を育てる…採れた野菜は四季の食卓を豊かにしてくれます。
全国の庭を巡りながら考えた庭づくりの極意。
一番初めは?まず最初にですね自分がイメージしてる庭で何を楽しみたいか。
花いっぱいにしたいのか木陰でお茶を飲みたいのかとかいろいろとありますね。
それに基づいて全体の庭をレイアウトします。
それが一番いいと思いますね。
これまで訪ねた中にもやりたい事をとことん追求した庭がたくさんあったよね。
季節の花のコンテナがなんと150鉢!コンクリートの地面でも花を楽しみたいと鉢植えで華やかな風景をつくりました。
ここではテラスでバードウオッチングができるんだ!手作りの餌場にはなんと本物そっくりの木彫りのスズメが。
毎日いろんな鳥たちが姿を見せるすてきな庭です。
家の南側はバラと宿根草の庭。
北側は野菜を育ててポタジェとして楽しんでいます。
お父さんが担当するのはバラの花壇。
お母さんは宿根草を担当。
野菜は子供たちが育てています。
庭はテーマに合わせてデザインが決まっていくんだね。
庭づくりの極意の2つめは周囲の景色それを意識してそれを自分の庭とつなげる事。
もう1つは逆に隠してあまり見たくないものは見せないようにする事。
それが大事ですね。
庭の美しさは風景のつなぎ方と隠し方で決まります。
庭の出入り口にアーチを作り電車が走る外の風景と庭をつなぎました。
借景を庭に取り込むと庭を広く見せる効果もあるんだよ。
フェンスとカーポートの屋根を隠すため玉さんがお手製の木枠のプランターで寄せ植えを作りました。
人工物を植物で隠すだけで庭が柔らかで自然な印象になるんだね。
今回紹介した庭づくりの極意は…早速やってみようっと!次回はいよいよ最終回。
玉さんの庭づくりの極意余す所なくお送りします!皆さんは野菜に咲く花を見た事はありますか?今日はそんな野菜の花にまつわるお便りです。
「人々は知っているだろうか。
野菜が咲かせるつつましい花を。
野菜作りに精を出す私にとってその花は美しくいとおしい。
飾られる事もなくひっそりと咲く野菜の花。
春の訪れとともに咲くダイコンやハクサイの花。
夏にはオクラやカボチャの花が畑を彩ってくれる。
野菜畑を通ったら立ち止まって野菜の花に目を向けてあげてほしい。
そして花は散ってしまってもその後に実という宝を残してくれる。
来年も再来年も花が立派に咲いてくれる事をいつも願っている」。
僕たちがふだん食べている野菜もそれぞれ可憐できれいな花を咲かせてくれるんですよね。
皆さんも是非野菜の花にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
今日ご紹介した「クリスマスローズオフシーズンに向けて」は「趣味の園芸」テキスト3月号に掲載されています。
横山直樹さんが花後のケアについて詳しく紹介しています。
今後の放送内容と併せて参考になさって下さい。
紅葉だけではもったいない!春に楽しむモミジをお送りします。
園芸研究家の小笠原誓さんがモミジの新しい魅力をクローズアップします。
「玉さん庭をゆく」は最終回。
2014/03/23(日) 08:30〜08:55
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸「クリスマスローズ オフシーズンに向けて」[字]

来年も咲かせる花後の管理について紹介。種が新芽の成長を妨げない管理や植え替えなど。夏場は余分な水やりは肥料なども厳禁。<ミニコーナー>玉さん庭をゆく/花信

詳細情報
番組内容
来年も咲かせるための花後から夏場の管理について園芸研究家・横山直樹さんが紹介する。花のように見える、がく片を切るタイミングが難しい。色あせたころ、または子房を早い段階で取り除くなど、種が新芽の成長を妨げない管理が必要。花後は植え替えして根鉢をリフレッシュするのも大切。続いて夏の管理。半休眠状態になるので余分な水やりは肥料など過保護がトラブルを招く。【司会】三上真史(D−BOYS)
出演者
【講師】園芸研究家…横山直樹,園芸研究家…玉崎弘志,【司会】三上真史,【語り】笠原留美,古城望

ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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