NHK俳句 俳句さく咲く! 題「学校」 2014.03.23

朝の体操はこの辺で。
どうぞ良い日曜日をお過ごし下さい。
始まりました初心者向け俳句講座「俳句さく咲く!」の時間です。
紗希先生今日もご指導よろしくお願いします。
なんと紗希先生1年間俳句教えて頂きましたけれども今回が最終回という事で…。
今回最後ですので思う存分指導して頂いて…。
よろしくお願いします。
そして1年間俳句を学んできましたあいかちゃんと冨浦くんも今回で一応卒業という事で…。
残念ですね。
あっという間だったんですけど…。
今回が最後なので今日はいい俳句を作って優等生として卒業したいです。
きっちり台本どおりのコメントありがとうございます。
出席日数足りてますので。
そうですね。
室井さんと石田さんは来月からも引き続きよろしくお願いします。
生き字引としてやっていきます。
生き字引として。
あいかちゃんと冨浦くんには最後のテーマでございますが今回のテーマ「学校」という事で学校に関連した季語何か分かりますか?どうですか?先生。
そうですどれも季語ですね。
入学卒業。
それから卒業にもいろいろあって卒業生。
それから「蛍の光」とかああいうのを卒業の歌で卒業歌といったりいろんな季語があります。
では学校に関係した俳句を作っていこうという事で今回はこんなものをご用意致しました。
あら何だ?
(室井)かわいい!
(石田)すごい色やな〜。
こちらあいかちゃんが実際に使用しているランドセルという事で。
今は中学…。
あらかわいい。
中学校行くんじゃなくて…はい。
おしゃれだね。
我々の時代はこんな色のランドセルなかったですからね。
赤と黒…。
そうですね。
実際に中身見せて頂いていいですか?すごい色やな〜。
ちょっと持たせてもらっていい?重いの?あっ軽い!結構軽い。
おれも持たせてもらってもいい?いいですよ。
軽い…。
見たわそれ!
(室井)かわいい!
(冨浦)すご〜い!今のランドセルかわいいな。
中身は?
(冨浦)新幹線いろえんぴつ…。
電車好きね!
(あいか)違うんですこれとこれ。
そんな電車好き?電車好きね!せ〜の!持ち物電車系の…。
(あいか)これはホチキスです。
(室井)かわいい〜!これ筆箱?中にペンが入ってますよ。
あっかわいい〜。
え〜すごい!こんな感じです。
電車じゃないですよね?
(あいか)学校です。
電車のっていうのは俳句にすると難しいかもしれないので…忘れる?これを!?これ忘れるの難しくないですか?教科書やノート筆箱色えんぴつなど学校で使う道具をよ〜く観察してみましょう。
皆さんどんな事に気付きましたか?気付いた事をキーワードに書き出してみましょう。
これが俳句の種になります。
さあ冨浦くん俳句の種お見せ下さい。
(笑い声)これはひどい!これしか思い浮かばなくてどうしようと思って…。
今ピンチです。
俳句の種が…。
みんなの種見て勉強して下さい。
じゃああいかちゃん。
色えんぴつから色えんぴつ特有のいい匂いがしたなと。
あいかちゃんの俳句の種は色えんぴつからしたいい香り。
どんな香りがしたのでしょう。
お願いします。
用具に自分の名前が書かれていない。
室井さんの俳句の種はまだ名前が書かれていない学習ノート。
あいかちゃんと一緒ですけどふたあけるとすごい香ばしい匂いがしたっていうのとあと教科書のカラーの部分が増えてるっていうのが。
すごいそこが気になりました。
石田さんの俳句の種はカラーページの多い教科書。
冨浦くんはもう一度俳句の種探し。
筆箱のふたの汚れに注目しました。
それぞれの俳句の種に合う季語を「歳時記」から探して俳句に整えてみましょう。
あいかちゃんの俳句からという事でお願いします。
余白が気になる!余白が気になって俳句入ってこおへんわ。
これ先生いかがですか?すばらしいですね。
春の日ざしの太陽のにおいがするというのがとっても詩があると思います。
ありがとうございます。
(冨浦)どうですか?聞くのやめて下さい。
いいですね。
具体的な…筆箱のふたが汚れてるって事でこの持ち主が一生懸命勉強してるという事が伝わりますよね。
これ「正座して」っていうのがすごくいいと思いました。
つまり想像した訳ですよね名前を書く時のうれしさを。
でもちょっと惜しいのがこの「嬉しや」のところを言わないで…。
…と添削。
うれしいと言わないで気持ちを伝えるのがポイントです。
確かに豊かって感じですよね。
色が豊かでいろんな世界が教科書の中にあるんだよという事を色で示しているのがいいですね。
さあ先生の作品も…。
あ〜!
(石田)「たんぽぽ」が利いてますね。
あいかちゃんがたんぽぽにしゃがんでくれている様子をちょっと妄想して…。
あいかちゃんだなって感じ伝わりますもんね。
あなた先生じゃないでしょ。
季語が動かないんですよ。
すばらしい!やっぱり。
テーマ「学校」の投稿作品の中から紗希先生が選んだ入選6句を発表します。
では1句目からいきましょう。
この句は「おれ進級!妹入学!カメあくび!」みたいな。
そんなつもりは恐らくないと思います。
リズムのよさはありますよね。
(石田)小気味いいですよね。
「カメあくび」っていうのが春の暖かさであくびをしている感じがしたので面白いなと思いました。
多分なんですけど動物が冬眠から出てきたのと三角定規の穴が巣みたいな感じで似ててだからそれを見て「ああもう動物が出てくる季節なのかな」って思ったのかなと思いました。
すごい感受性ですよね。
春の川は春のうららかな静かな流れだけどここからスタートして川はずっとずっと流れていく。
そこできっとこの人は制服を脱ぎ捨てたんですかね。
(笑い声)あれですね通学路が見える感じもありますよね何かね。
これはどういう句なんでしょうか?「理科室にねこの心ぞう」っていうホラーな感じと「春の空」って明るい感じが取り合わされていて…。
一応ビデオレターがありますのでどんな気持ちなのか教えて頂こうという事で…。
広田小学校16人の仲間です。
広小!
(生徒たち)うわ〜!今度は「学校」がテーマなんだよな〜。
ミニコントがあるんですね。
何か俳句になるものないかな〜。
かわいい!かわいいな。
えっ?ちょっと待って。
ねこの心ぞう…えっ?ものが出てくるの?そうでしょうね。
出来た!ホルマリン漬けですかね。
多分ねびっくりしたんだと思うんですよ。
昔学校の理科室の奥って何かの臓器があったりホルマリン漬けがありましたよね。
そういうものを見つけた時に暗い棚とそこから明るい春の空に世界をパッと転換させた事が明暗をしっかり作ってると思いました。
「春の空」がギャップがあっていいと。
分かりました。
関数の泉という事でこんな所にあるそうですよ。
(石田)あ〜はいはいはい。
泉いつの季語ですか?夏なんです。
(石田)へえ〜!夏で喉渇いてる時にこの関数のグラフを見て「うわっ泉あるやん!」みたいな。
いい読みですね。
「揚羽くる」って何ですか?揚羽蝶ですね。
見えるけど。
漢字的にな。
何か音楽室の肖像画ってほらベートーベンとかさモーツァルトとかバッハとかがさ昔からず〜っとある訳でしょ同じのが。
そこに新しい蝶々が飛んでくるってすごく…。
新鮮ですよね。
優雅ですよね揚羽蝶ってね。
やっぱり。
そうですね。
クラシックのリズムで動いてるような感じがします。
なるほど分かりました。
全ての作品が出そろいましたが今月の「キラリ☆俳句大賞」はどちらの作品でしょうか?竹岡佐緒理さんの作品です。
これはすっきり出来てるんですが「春の川」の取り合わせが季語が絶対に動かない。
そこがいいと思いました。
竹岡佐緒理さんでございました。
おめでとうございます。
更に今年度神野紗希さんの年間大賞は青本瑞季さんに決定。
おめでとうございます。
ここからは「さく咲く!ミニ句会」に挑戦します。
先月は石田さんが最優秀賞でございました。
そして宿題は私という事で久保田万太郎さんの俳句を鑑賞してきまして…こちら。
時計屋さんが時計がいっぱいあって「わ〜どれがほんとなん!」とイライラしてるんでしょうね。
(室井)ちょっと待って下さい。
時計屋さんなんですか?時計屋さんです。
(室井)今話題のあの…。
いやいやいや時計屋さんです。
ただの時計屋さんです。
(石田)ものすごい勢いで髪の毛切った方でしょ?この方切ってませんから。
この方が時計がいっぱいあって「今一体何時やねん!」ってイライラして壁に…。
(石田)もう完全に話題の人ですよ。
いやいや。
結局これはみんなイライラしないでねという俳句です。
(石田)イライラしないでねというのを詠んだ句ですか?何がほんとか分からないという事ですよね。
うん。
時計屋の時計がどれも違う時刻を指していて正確な時間が分かりません。
おぼろに包まれた春の夜の不確かさを夜の時計屋という不思議な風景に重ね合わせました。
テーマ「学校」で句会に挑戦。
最優秀作品は「さく咲く!歳時記」に採用されます。
では全員の作品を見ていきましょう。
寂しい…。
(笑い声)さあ6人の作品がこちらでございます。
まずこの中から一番良いと思う句とダメだと思う句を1つずつ選びます。
良いと思う句には赤。
ダメだと思う句には黒。
名前を入れた印をつけます。
先生以外の5人が選んだ結果がこちら。
まず5番から見ていきましょう。
3人がダメ句に選びました。
何かそういう句書く人に限ってモテなさそうな感じがして。
うちの学校は…えっ!?決まりで?決まりで。
冨浦くんもあいかちゃんもこの俳句は調子乗ってる俳句。
これ「学校」っていうのがテーマで出てるので今日の設定に乗っかりきってるからなんとか成立してるかなというのがありましたね。
ただちょっと問題があって「うらら」だけで春の季語なんです。
だから「歳時記」引くと「うらら」とか「うららか」はあるんですけどね…じゃあ1番。
室井さんがダメ句冨浦くんが良い句に。
ガッと入ってきた?はい。
泣けますねこの句で。
(室井)え〜?室井さんはこの句がダメだと。
あんまりピンと来ないというか何か引っ掛からないですね。
何かシンプルな感じ。
(石田)シンプルですよね。
ストレートな感じですよね。
もしかしたらいつもの帰り道で「またね」って言ってるんだけど最後なのかもしれないなというところが…。
「桜散る」とかそんなんでもいいのかなと思っちゃいますよね。
でも冨浦くんが感動したのはきっとそういうところで感動したんですかね?あっそういうとこもちょっと感じましたね。
続いて2番。
石田さんが良い句に選びました。
僕なんかは野球やってたんで母校が大会に出場してるとかバッと出たりしたらやっぱり穏やかな気持ちになるんですよ。
その穏やかな気持ちにこの「春の雲」っていうのがまたピタッと来るなと私は思いましたね。
何か「あっそう」で終わっちゃうというか…。
「春の雲」が喜ばしい事なのかどうなのかもあんまり僕はピンと来ないですねこれは。
続いて3番。
室井さんが良い句に選びました。
校長じゃなくて教頭だってところが切なくて何だかすごくグッと来るというか…。
この俳句を読んでこの教頭恐らく校長になれないねって。
私もなれないと思います。
何か嫌な事があったんですかね。
多分卒業したんじゃないの?卒業の時期で学校に生徒がいなくなって1人になったって事じゃないかな分かんないけど。
頭がハゲてたりしてそれをいじられたりしてみたいな…。
これ僕は迷いました。
これにしようかと思いました。
情景がやっぱりすごい出てきますよね。
さあ続いて4番。
井上さんがダメ句あいかちゃんが良い句に。
春まだ寒かったりして炬燵があるっていうのをこれを聞いてあ〜そういう春の季語の言い方もあるんだっていうのが分かったのでこれにしました。
全部良い句やったんですけどこの句だけちょっと何か炬燵を漢字で書いて知識を見せようとしてるとこが憎たらしいですね。
ドヤ感ね。
漢字じゃないとこれはあんまりにもね。
漢字でバシッと締めてる事で据わりがよくなってると思います。
じゃあラストですね6番。
井上さんが良い句に選びました。
かわいらしいなというか。
そうですね。
ただ僕は思ったんですけどちょっとエロいですよね。
ちょっとやっぱり何かね…。
分かります。
男性はキュンと来るね。
私はあんまり分かんなかったんです。
こういう経験はない?そうなんです。
授業に行きたくないからおなか痛いってうそをついて保健室で休むみたいな事した事ないわな。
した事ないです。
僕らはねこういうのは経験ありますもんね。
さあ全ての作品の鑑賞終わりました。
ではそれぞれの作者明かしたいと思います。
まずは先生の作品どちらでしょうか?3番です。
(一同)あ〜。
冨浦くんが教頭ハゲてるって言ってましたけど…。
先生的にはどうでした?「はるのゆき」を平仮名で書く辺り怪しいなと思ったんです。
続いて今回「さく咲く!歳時記」に収録される一番いい俳句。
冨浦くんとあいかちゃんはラストですからね。
では一番いい作品何番の作品でしょうか?今日はすごく迷ったんですけど…どれもすばらしかったです。
特によかったのは2番。
「新聞に母校の名前春の雲」。
さあこちらどなたの作品でしょうか?はい!
(一同)お〜!すごいやん!最後に!うわ〜めっちゃうれしい!「春の雲」っていうのがぴったり来てましたね。
ここで不祥事じゃなくていい事だっていうのが分かります。
ありがとうございます。
やった〜!それではダメ句の発表の前に残り4人の作品作者明かしたいと思います。
じゃあ1番からいきますか。
感動できると冨浦くんはね。
(冨浦)泣けますね。
誰が詠んだ句なんでしょうか?私です。
あいかちゃん。
あいかちゃんっぽいね。
夕桜っていう言葉の大人っぽさがバランスをうまく保ってると思いましたね。
ちょっと大人の句にしてくれてると思います。
さあ続いて4番いきますか。
漢字がドヤ感を…。
この作品どなたの作品でしょうか?私です。
あ〜!ドヤ感ありますね。
そうですね。
完全に春炬燵はドヤです。
うちのめいっ子がちょうど受験でして…。
まあ落ちたんですけど。
悲しいなおい。
そりゃ落ちるわというぐらいね。
だからほんとは「ほっぺたに消しゴムのかす落第か」やったんですよ。
これ「春炬燵」だったからよかったんです。
そうですよね。
「春炬燵」にしてパッと。
落第だと落ちがついちゃうけど…。
だからそれを勉強したんですよ。
すばらしい!昔の僕やったら「落第か」にしてました。
なるほどね。
分かりました。
さあ5番。
これはナルシストそうとかね調子乗ってる。
どなたの作品でしょうか?私です。
(2人)やっぱり。
モテてるっていう事。
実体験です。
そっち?いやいやいやいや。
学生時代僕第1ボタンと第2ボタンを下さいって言われてあげたので女の子に。
モテ俳句です。
(笑い声)めんどくさいね。
これはめんどくさい。
もともとその句だけでもイラッとしてたのにお前が詠んだって分かって更にイラッと。
さあラスト。
かわいらしいとか男性がちょっとキュンとするなど。
こちらの作品どなたの作品でしょうか?私です。
エロいですかすいません。
特に保健室に置いてある花って何だろうって思うと絶対にヒヤシンスだと思うんですよ。
だからこの句こだわったのは保健室とヒヤシンスの取り合わせなんですね。
ぴったりです。
清潔感もあってちょっとした冷たさ静けさみたいなものがヒヤシンスでよく表れています。
では全部出そろったところで今回のダメ句の発表でございます。
先生今回のダメ句何番でしょうか?なし!なし!初のなしですね。
今日は全部いいです。
最終回うんぬん抜きにして?抜きです。
先月は最終回どうなる事かと心配してたんですけど下駄を履かせる事なく皆さん卒業だと思います。
先生1年間いろいろご指導頂きましたけれどもいかがでしたか?いや〜ほんとに問題児ばかりで大変だったんですけど最後にすばらしい句を見せて頂いてとってもうれしかったです。
いい俳句って人の心に長く残ってくれるようなその人らしい俳句だと思うんですけど今日はそれぞれあいかちゃんはとってもリズム感もあって…。
冨浦くんが本当に上達しましたね。
うれしいです。
とっても皆さんすばらしかったと思います。
いろいろご指導ありがとうございました。
是非これからも俳句続けて下さい。
「俳句さく咲く!」では皆さんの投稿をお待ちしております。
それでは次回お楽しみに。
さようなら。
僕は「俳句さく咲く!」で一番の問題児だったので最後に有終の美を飾れて本当にうれしいです。
これからも勉強します。
ありがとうございました。
(きてき)2014/03/23(日) 06:35〜07:00
NHKEテレ1大阪
NHK俳句 俳句さく咲く! 題「学校」[字]

初心者向け俳句講座「俳句さく咲く!」。今回のテーマは「学校」。写生が俳句の基本。廣田あいかの通学かばんの中身をのぞかせてもらい、それを詠み込んだ俳句を作る。

詳細情報
番組内容
初心者向け俳句講座「俳句さく咲く!」。今回のテーマは「学校」。写生が俳句の基本。廣田あいかの通学かばんの中身をのぞかせてもらい、それを詠み込んだ俳句を作る。【出演】神野紗希、ノンスタイル、室井滋、冨浦智嗣、廣田あいか
出演者
【出演】室井滋,神野紗希,NON STYLE,廣田あいか,冨浦智嗣

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 文学・文芸
趣味/教育 – 生涯教育・資格

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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