(西田敏行)今週は何かいい事ありましたか?私ね思うんですよ。
田植え前の田んぼで楽しげに草を食む合鴨たちの姿。
でそんな彼らを見守るこちらの方が今日の主人公篠田知昭さん58歳。
3年前からこの田んぼで合鴨を使ったお米作りをしています。
知昭さん合鴨かわいいですねえ。
(知昭さん)合鴨農法を始めて小さいヒナが大きくなっていく姿とか見ていると今度田んぼに出るのが楽しいしだからつらい農業から楽しい農業に変わりましたね。
合鴨が田んぼの雑草や害虫を食べフンが肥料になる合鴨農法。
合鴨たちの任期は1年。
彼らは去年の収穫で役目を終え今は地域の子供たちにかわいがられています。
フフフ。
へへへ。
そんな合鴨たちと知昭さんが一緒に育てた「アイガモ米」。
このお米があるものに生まれ変わるんです。
それがこのロールケーキ。
で生まれ変わる場所はというとアイガモ米を育てている田んぼと道を隔てた向かいにあるケーキ屋さん「CountrySweets優風」。
そしてアイガモ米を使って美味しいケーキを生み出すのがもう1人の主人公妻の晴美さん55歳です。
お店を開いて2年半。
優風のメーンは米粉を使った6種類のロールケーキ。
「まんまろーる」と名付けています。
まんまっていうのは赤ちゃんがまんまって言いますよね。
それでごはんっていう意味からお米を使っているのでまんまろーるって…。
(菊池桃子)こちらは地元で採れたいちごが丸ごと入ったまんまろーるいちご。
う〜ん!甘いチョコクリームの上に小さな栗がのったチョコモンロール。
ヘヘヘへヘ。
私のオススメはこの抹茶です。
生クリームに小豆が入っています。
いやあ渋いですね桃ちゃん。
こちらは常連さんです。
優風のケーキいかがですか?やっぱり自然の物が使ってあるという事で…。
体にいい。
優しい…。
あの高齢者にもね。
アハハなるほどね。
ところで晴美さんロールケーキのどんな所がお好きなんでしょう?フフフ巻き込まれた…。
巻き込まれた?アハハハ。
ヘヘヘへ。
今日の舞台は本州の最西端に位置する山口県下関市。
市のほぼ中央山に囲まれた菊川町に知昭さんと晴美さんが営むCountrySweets優風はあります。
以前は台所に立った事がないという知昭さん。
ケーキ作りの助手がだいぶ様になってきました。
ロールケーキで一番大事な作業スポンジを巻くのは晴美さんの担当です。
いつもは見ている知昭さんですが…。
今日は初チャレンジです。
さあ頑張りましょう!
(晴美さん)密着させて。
クリームをちゃんとその…中にグッと入れて。
(知昭さん)グッグッ…。
(晴美さん)おお…生地を押したらダメ…。
ヘヘヘ大丈夫かな…。
(晴美さん)なんとなく…。
多分…いいんじゃないですか。
多分?晴美さんどうですか?おおおおおお!ハハハハよかったよかった。
おお!切り口もバッチリじゃないですか。
知昭さんケーキ作りが一人前になったらやりたい事があるんですって?この帽子をかぶりたいなって思うんですけどなかなかかぶれないんです。
なんか帽子の高さにあの…ランクがあるんじゃないですか?自分が言ってるだけです。
でも今かぶってる帽子もかわいいですよ。
(知昭さん)ハハハハ。
(晴美さん)から揚げの職人って子供が言ってました。
菊川町で生まれた晴美さん。
以前からケーキ作りが大好きでした。
作り始めたのは中学生ぐらいの時ですね。
食べてくれてる人が高校卒業後地元の農協に就職し職場で出会った知昭さんと結婚。
3人の娘さんが生まれました。
子育ての傍ら趣味でケーキ作りを続けていた晴美さん。
2009年下関産のいちごを使ったお菓子創作コンクールに応募する事に。
主人も出してみいやっていう感じで…。
出してみんかという事を…。
出品したのは下関産のいちごで飾った米粉のロールケーキ。
見事最優秀賞に輝きました。
賞状を頂いて主人の元に帰ったら私より先に目がウルウルしてたんですよね。
なんか思いが…かなったんだなという事で…。
さらにその夏には料理コンテストのスイーツ部門にエントリー。
知昭さんが助手を務め部門最高賞に輝きました。
この事がきっかけとなりケーキ店を始める決意を固めた晴美さん。
知昭さんの応援も大きな力になりました。
私がずっと勤めておって色々支えてくれたんで今度はサポートして一緒にやっていこうかという風に思って始めましたね。
2009年12月自宅の農機具倉庫を改築しCountrySweets優風をオープンしました。
その3か月後知昭さんはJAを早期退職。
こうして小さなお店を舞台に夫婦二人三脚のケーキ作りが始まりました。
というわけで本日はのどかな田園の中でケーキ屋さんを開いたご夫婦のお話です。
みんなを笑顔にするアイガモ米のロールケーキ。
あいがもーいっぱい詰まってま〜す!ハハハ!今日の舞台は山口県下関市。
関門の台所と呼ばれる唐戸市場ではフグはもちろん地元で水揚げされた様々な魚介が直接販売されています。
金土日と祝日には時間になるとお寿司や丼が並びます。
アハハ!さあいただきましょう。
すいません私も前の方に入れてください。
あマグロいっちゃいますか?じゃあ私はキンメをいただきます。
あこっちは甘エビ!こっちはさえずり。
もう…もう全部くださーい!周囲を山に囲まれた菊川町にある小さなケーキ屋さんCountrySweets優風。
山から吹いてくる優しい風をイメージして名付けました。
知昭さんの育てたアイガモ米で美味しいケーキを作る晴美さんです。
米粉以外の食材にもこだわりがあります。
地域で取れるものをなるべく使いたい。
より多く使いたいっていう感じで。
そうしたら地域の方も喜ばれるので…。
ケーキ作りが地元の活性化にも繋がればとお二人は考えています。
桃ちゃん店内にはたくさんの絵が飾られてますよね?はいこの油絵は知昭さんの作品です。
あーそうなんだ。
いや見事ですね。
でその上にあるこのイラストは?はい次女の麻美さんが毎月描いてくれているイラストです。
へぇー!モデルはこちらのお二人。
アハハ!これはこれはいらっしゃい。
知昭さん紹介してくださいな。
(知昭さん)あのーこちらのマスカットキャラクター…。
(晴美さん)マスカット!?エヘヘ…ちょっと知昭さん!では私がご紹介します。
こちらが孫の葉成ちゃん6歳。
こんにちは。
こんにちは。
そして蒼生くん4歳です。
はいこんにちは。
こんにちは。
いやあなんともかわいい優風のマスカットキャラクターです。
この日晴美さんが向かったのは地元菊川町の加工センターです。
こんにちはー。
ここでは月に2度JA女性部のお母さんたちが豆腐を作り販売しています。
地元の大豆を使い代々受け継がれた手作り豆腐は毎回120丁が5分で完売するほどの大人気なんです。
(田中さん)本当に素人でやってますので毎回毎回同じ形になるとは限らないんですよ。
(石田さん)あまりいいの悪いのとあるんですけどいいのが出来るようにと思って私たちはこれを「べっぴん豆腐」って言って。
一生懸命毎回やってます。
作ってらっしゃる皆さんべっぴんですね。
食べてべっぴんになろうと。
いや食べる前からべっぴんだって。
それで晴美さんは何しに来たんでしたっけ?豆腐作るたびにおからがたくさん多量に出るんですよね。
何か利用出来ないかなと思って。
こんなして活用して頂けるっていう事で…。
私たちももろ手を上げて喜びましたよね。
っていう事はおからでケーキでも作るんですかね?そして知昭さんが孫の蒼生くんと保育園の帰りに立ち寄ったのは地元の養鶏農家さんです。
こんにちはー。
卵をもらいに来ました。
この道50年の徳永さん。
こちらの卵はもう本当に濃厚でケーキの生地によく合うんだそうです。
これは世界一美味しい卵じゃ!アハハすごい自信です。
ぜひこれを使おうという事で徳永さんにお願いしてずっと使わせてもらってます。
卵は機械に流し大きさ別に選り分けられます。
蒼生くんはここで転がる卵を見るのが大好きなんです。
お手伝いしよん。
アハハお手伝いするんだ。
偉いねえ。
(女性)はいありがとう。
それじゃあ頑張った蒼生くんにはご褒美ですよ。
(女性)はいどうぞ。
(知昭さん)ありがとうは?ありがとう。
(女性)どういたしまして。
アハハハよかったね。
西田さん。
はいはい。
優風でおからのケーキ作りが始まりました。
やっぱなー。
まずは徳永さんの卵と地元の小麦粉におからを混ぜ生地を作ります。
うーん!こちらはトマトのキャラメリゼ。
菊川産のトマトをお砂糖で煮詰めて作りました。
オーブンで焼き上げればおからクランブルケーキの出来上がりです。
甘酸っぱいトマトの風味がたまりませんよ。
いやうまそうですね。
でも私ケーキは食後と決めてますからね。
ええ。
はいはい西田さんまずは夕食です。
やっぱね!しかも焼き肉じゃんね!
(葉成ちゃん)かんぱーい!はい乾杯ですよね。
今夜は娘さん3人とお孫さんが揃いました。
ああ賑やかですね。
一週間に1回ぐらいこんなん。
エヘヘいいですねえ家族が揃うのは。
楽しいですよ。
皆さん優風をオープンしたご両親を見て今どう思ってらっしゃいますか?楽しそうです。
お父さんのあの帽子はいかがですか?フフフフ。
お寿司屋さんみたい。
(梨絵さん)始める前も仲良かったけどずーっと一緒におるけもっと仲良しになった気がする。
はい後継者は葉成ちゃんに決まりました。
はい。
次女の麻美さんからは店内に飾る新しいイラストのプレゼントです。
いやあいつもながらかわいい蒼生くんと葉成ちゃんですね。
でも今回の絵は2人だけじゃないんです。
ほらここにね。
あこれ誰?…あお父さんだ。
今回麻美さんは特別にご両親も描いてくれました。
タレ目具合が似てるかも…。
かわいいありがとう。
(晴美さん)ありがとうございます。
ハハハ喜んでもらえました。
ではそろそろおからクランブルケーキお願いします。
ここ菊川町はいちご作りも盛んです。
定休日のこの日晴美さんは朝から採れたていちごを使ったケーキ作りに励んでいました。
作っていたのは3年前にコンテストで優勝したケーキまんまろーるいちごのドレス。
普段はお店に並ばないものです。
(晴美さん)ちょっと手間がかかるんですよね。
でいちごをふんだんに使いますのでいちごがたくさんある時期でないと作れませんね。
そんなスペシャルなケーキを持ってお二人が向かったのは下関市の最北端角島です。
観光スポットとして有名な角島灯台。
このすぐ近くにお住まいの福澄勲さんを訪ねました。
あ!
(知昭さん)こんにちは。
(知昭さん)お久しぶりです。
JAで知昭さんと同僚だった福澄さんは以前知昭さんが描く油絵の個展を企画してくれました。
玄関に飾ってあるのはその時の1枚です。
いただいてからですねずっと飾っております。
(知昭さん)久しぶりに見る…。
晴美さんが朝から作っていたケーキは福澄さんへのお土産です。
ぜひ食べて頂きたいと思って…。
はいありがとうございます。
福澄さんはお二人にとって大切な友人です。
優風を開く時も応援してくれました。
田園の中にあるっていうね…。
まさにこれからの人生のねなんか居場所っていうか…。
じゃあその田園の中で作られた特製のロールケーキぜひとも召し上がってもらいましょう!福澄さんいかがですか?グーです!ハハハハやりました。
グーです!心を込めて作った甲斐がありました。
お店を開いて忙しくなった今も自分たちの時間を大切にしているお二人です。
向かったのは角島の海岸です。
知昭さんは趣味の油絵を楽しみます。
知昭さんは油絵を二十歳の頃から独学で始め今に至っています。
知昭さんのんびり油絵いいですねえ。
日頃の嫌な事を一切忘れて絵に没頭出来るのとまあ完成した時の喜びというかね…。
晴美さんも潮風を感じながら知昭さんと一緒に過ごすこの時間が大好きです。
一年に1〜2回は来てますね。
なんか癒やされますね。
やっぱ山の中ですからうちは。
あどうも。
この日知昭さんがやって来たのは山田忠美さんのお宅です。
ご近所の皆さんも集まっています。
さて一体何が始まるんでしょう?はい実は知昭さんと同じく合鴨農法を始めた山田さんのために田んぼの脇に合鴨の小屋を設置するんです。
ああなるほど。
去年から始めてますけどね。
廃材を利用して小屋を作ってくれたのは工務店を営む田丸博美さん。
ああご苦労さまです。
あとでみんなでちょっと食事するのが楽しみで。
エヘヘヘ…。
今年の田植えに向けて着々と準備が進んでいます。
一番立派な小屋じゃないですか。
(山田さん)さすが棟梁!ここからずーっとこう出てきて。
水の中入ってもう泳ぎ始める。
もう小さいのはこんなんですからね。
いやあかわいいんでしょうね。
田植えが待ち遠しいです。
小屋作りの後は近くの公会堂でお食事です。
並んだのは郷土料理。
野菜たっぷり温かいしし汁と菊川名物焼きそうめんです。
(一同)乾杯!お疲れさまでした。
いやあ早速いただきましょう。
皆さんはこの菊川町のご近所同士です。
家族のように強い絆で結ばれています。
東京に出ていた若い人たちもここが好きで帰ってきました。
溶け込みやすいっていうのが一番ですかね。
皆さん結構自然に接してくれるんで…。
このほのぼのした雰囲気をずっと大事にしていきたいと思いますね。
なんかあった時みんな飛んでいくんよ。
ワーッと。
まあ協力し合うっていうんですかね。
みんなお互いですね…。
優風をオープンする時も改築工事から宣伝まで地域の仲間たちが本当に協力してくれました。
なんか助けて頂いてありがたいなっていう事で。
だからすごく嬉しいですよ。
地域発展のためにもいい事ですし…。
なんか自分の事みたいにね嬉しいんですよね。
やっぱり車とかたくさん来てたらね。
皆さんの団結力でさらに地元を盛り上げていきましょうね。
今日も今日とてCountrySweets優風では朝からケーキ作りが始まっていました。
しかし今日は特別に注文のあったバースデーケーキ作りです。
フフフ。
かわいく出来たかなと思いますけど。
晴美さんはバースデーケーキを作る時いつも以上に幸せを感じるそうです。
まあほんと長い人生の中ではねほんと一瞬かもしれないんですけどアルバムの1ページにねその子と一緒に私のケーキが写るっていうの想像しただけでなんか嬉しいですね。
ご注文のお客様がいらっしゃいました。
この日3歳の誕生日を迎えた藤谷仁樹くんとご家族です。
かわいい!いちご!
(女性)今まで2歳2歳って言いよったもんやから…。
はい思い出に残る素敵なお誕生日過ごしてくださいね。
仁樹くんハッピーバースデー!喜びいっぱいの誕生日会。
家族の大事な祝い事。
お世話になった人を訪ねる時…。
思えばケーキはいつも幸せの瞬間にありました。
ひと口ほおばった時その甘さはさらに人々を笑顔にしてくれます。
そんなケーキが生まれる田園の中の優風には今日も幸せを運ぶ優しい風が流れています。
知昭さん晴美さんこれからも大切に育てたお米で愛情たっぷりのケーキを作っていってください。
そして幸せの瞬間を作り続けてください。
応援してまーす!はいでは楽園通信です。
桃ちゃん優風のケーキを買うにはどうゆうふうに行けばいいの?ってアハハ…。
はい菊川町に着いたら美味しい匂いのする方へどうぞ。
うん。
道の駅きくがわには地元の特産品が並びます。
優風のおからクランブルケーキも置いています。
CountrySweets優風のケーキはお二人の手作りですので数に限りがあります。
地方発送は行わず店頭のケーキが売り切れ次第閉店です。
2014/03/23(日) 06:00〜06:30
ABCテレビ1
人生の楽園[再][字]
新しい人生を選択し、夢を実現した人がいます。「人生には楽園が必要だ。」で始まるこの番組は「新しい生き方」を提案する大人のための「いい人生の歩き方」発見番組です。
詳細情報
◇番組内容
「春うらら 田園の小さなケーキ店」山口県下関市で洋菓子屋店を営むご夫婦が主人公です。お菓子作りが大好きだった妻は、コンクールで最優秀賞に輝いたことがきっかけでお店を始めました。お菓子に使う米粉は、夫が農薬を使わず育てた米で作られています。こだわりの材料で作ったお菓子は地元で大人気です。
◇出演者
【楽園の案内人】西田敏行、菊池桃子
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
福祉 – 高齢者
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
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日本語
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