(篠)あんたは美希のこと女として見てる。
(亘)俺が美希をそんな目で見てるわけないだろ!
(五月)亘さんが好きな人って美希さんなんですか?
(茉奈)誰の絵を描いてるかなんて五月ちゃんは知らなくていいのよ。
(亘)何で見た!?
(五月)嫌だ!助けて!
(美希)やめてよ!五月ちゃん!どこだ!?
(五月)嫌…。
来ないで…。
やめて!嫌〜!
(篠)美希。
五月ちゃん…。
五月ちゃん。
五月ちゃん!美希どういうこと?落ちたのか?何で?美希。
美希!救急車…警察は?
(美希)やめて!えっ?お願い…電話しないで。
何で?五月ちゃんどうすんだよ!お願い。
美希。
何があった?美希。
美希!お願い…。
大丈夫。
美希は何もしゃべんなくていいから。
ただいま。
(ナツ)ずいぶん遅かったな。
ごめん。
(茉奈)五月ちゃんは?見つかったの?五月ちゃんは…。
先に1人で帰るってさっき連絡があった。
(ナツ)帰った?てか荷物置いたまんまじゃん。
(茉奈)歩いて山を下りたってこと?何か親に迎えを頼んだって。
残った荷物は俺が届けるよ。
(ナツ)うわ何それ。
あいつマジ自己中じゃね?亘さんともめて居づらくなったんだろ。
亘さんは見なかった?会ってない。
・
(ドアの閉まる音)
(美希)《やめて!》《お願い…電話しないで》
(ナツ)篠…。
起きてたのか。
(ナツ)あいつマジであり得ねえよな。
何が?
(ナツ)あんだけかき回しといて何にも言わずに帰るとかさ。
(ナツ)つうか親はちゃんと迎えに来たのかよ。
(ナツ)何も連絡ないのか?ナツ…。
(ナツ)何だよ。
死んでた。
えっ?えっ何?何て?五月ちゃん崖の下で倒れてて…。
たぶん落ちたんだと思う。
俺が見たときはもう駄目だった。
えっ?だから五月ちゃんが死んだって言ってるんだよ。
はっ?いやお前何?お前変な冗談言うなよ!冗談じゃねえよ。
いやだってお前「五月ちゃん1人で帰った」っつったじゃねえかよ!マジかよ。
で今どこだよ。
病院?まさかお前そのまま放置してきたのか?お前嘘だろ?連絡すんぞ。
やめろ!人の命懸かってんだぞ!もう遅えよ!「遅い」ってどういうことだよ!みんなに言わなくていいのかよ。
今言っても混乱するだけだろ。
何があったんだよ。
篠!おい篠!うるせえな!
(ナツ)おい。
いつまで黙ってるつもりだよ。
こんな大事なことずっと隠せることじゃねえだろ。
お前が言わないんだったら俺が言うぞ。
待てって。
じゃあ早く言えよ!おい。
(茉奈)何?
(ナツ)梨花も来て。
ごめん…。
言わなきゃいけないことがある。
(茉奈)どうしたの?五月ちゃん昨日崖の下で…。
死んでた。
(梨花)えっ?嘘。
「死んでた」ってどういうこと?たぶん転落したんだと思う。
何で?昨日の話と違うよね?「1人で先に帰った」って言ってたじゃない。
ごめん。
五月ちゃん今どこ?それがこいつどこにも連絡してねえんだよ。
(茉奈)何それ。
どうしたらいいのか分かんなくて。
(茉奈)すぐ病院に連れてけば助かったんじゃないの!?
(ナツ)手遅れだったって。
(茉奈)そんなの言い訳になる!?美希?
(ナツ)どうした?美希。
美希。
美希!
(茉奈)落ち着いた?美希も知ってたの?昨日篠君と一緒に戻ってきたよね?美希は何も知らないよ。
お前まだ何か隠してんだろ。
えっ?何かあるからみんなに黙ってたんじゃねえのか?そうなの?いや…。
もしかして五月ちゃん誰かに突き落とされたのか?まさか亘か?やめてよ。
いくら何でも亘さんが人殺しなんかするわけないでしょ!五月ちゃんを狂ったように追い掛けていったのは誰だよ!茉奈だって見てたんだろ。
あいつならやってもおかしくねえよ。
そんなこと言ったら先に追い掛けていった美希にだって可能性あるでしょ!
(美希)私は…。
ナツ君たちだってそうだよ!疑おうと思えば誰だって疑えるじゃない!
(ナツ)俺はずっと別荘にいた!梨花だってそうだろ?そんなの誰が信用するの?いくらでも嘘ついて外行けるよね?そういう茉奈はどうなんだよ!一番五月ちゃんのこと恨んでたんじゃねえのか?恨んでたわよ。
誰だってあの子のことは嫌いじゃない!あんただってそうでしょ!浮気バラされてずっと根に持ってたんじゃないの!?はっ?
(茉奈)梨花だって!お前だって亘取られて殺してえとか思ってたんじゃねえのかよ!もうやめてよ!
(茉奈)「やめる」って何!?じゃあみんなで仲良く手をつないで帰るっていうの?ていうか被害者ぶってるけど自分は疑われないとでも思ってんの!?茉奈!このままほっといて責任取れんの?もしこの中の誰かがやったんならこれで終わりとは限らないんだよ!
(ノック)美希。
もうこのまま隠し続けるのは限界だよ。
俺には何があったか話してくんないか?頼む。
黙ってたって俺もどうしていいのか分かんないんだよ。
五月ちゃんもあのまま放っとくわけにはいかないだろ。
美希!待ってよ!何を?何を待てばいいんだよ。
まだ混乱してるの。
もう少し時間が欲しい。
美希は関わってないよな?俺は亘が怪しいと思ってるから。
私からすればそういうナツ君の方が怪しいけど。
はっ?何でだよ。
何か亘さんに全部なすり付けてるみたい。
バカなこと言ってんじゃねえよ。
理不尽よね。
何が?疑われる人はどんなときも疑われる。
その点美希はすごいよ。
えっ?どんなときでも絶対に疑われないんだから。
篠…。
五月ちゃんのとこ連れてけよ。
行きたくない。
いつまでほったらかしにしとくつもりだよ!見つかったら俺たち全員捕まるんだぞ。
取り返しがつかなくなるぞ!お前何隠してんだよ。
話してくれたら俺も何か力になれるかもしれねえだろ?俺にも言えねえのか…。
ナツ。
美希かもしれない。
えっ?俺が五月ちゃんを見つけたとき本当はそばに美希がいたんだよ。
えっ?放心状態だった。
美希は何て?「連絡はするな」って。
それどういう意味だよ!分からない。
それで俺たちに黙ってたのか。
ナツ…。
もし美希がやってたらどうしよう。
美希が五月ちゃんを?あり得ねえ。
美希にそんなことできるわけねえだろ。
目の前で後輩が死んでたら誰だって動転するよ。
そうだよな。
お前が美希を信じてやんなくてどうすんだよ。
もしかして美希は誰かをかばってるんじゃないか?かばってる?例えば亘が突き落としたのを見たとか。
美希はそれを見てたんじゃないか?何があっても美希にとっては兄貴だからさ。
(亘)何?疑われてるよ。
どうするの?疑われてる?うん。
そんなの相手にしてどうすんだよ。
大丈夫だよね?・
(ノック)昨日五月ちゃんを追い掛けてどうしたんですか?君に言う必要はない。
みんなあなたを疑ってます。
そう。
美希は犯人を見てるかもしれません。
通報してもいいですか?・それとも何があったか話してくれますか?分かりました。
美希が悲しむことになってもいいんですね。
ちょっといい?
(梨花)うん。
(梨花)何?
(美希)昨日のことなんだけど。
私が五月ちゃんを追い掛けて外に出ていったとき…。
(バイブレーターの音)
(亘)《どこだ?どこにいる?》《どこだ!?五月はどこにいる?》《お兄ちゃん五月ちゃんに何する気?》《これ以上暴力振るったら許さないから!》
(不通音)
(美希)その後どこに行ったか見失ったんだけど。
あの子と会ったのは偶然だよ。
そう。
(梨花)その後すぐに別荘に戻ったけど。
それだけ?「それだけ」ってどういう意味?会っただけで疑われるんだ。
ごめん疑ってるわけじゃなくて…。
いいよ別に。
私は梨花を信じてるよ。
もう戻っていい?何か知ってるのか?何のこと?何を見たんだよ。
(美希)痛い。
美希!俺は心配でたまらないんだよ!
(亘)美希!《美希は犯人を見てるかもしれません》
(亘)《何で見た!?》
(五月)《嫌だ!助けて!》
(亘)《何で見た!?》・
(亘)梨花ちゃん。
(梨花)何ですか?
(亘)浮気といいバイトといい…。
君は本当に嘘つきだね。
(梨花)えっ?昨日外を歩いてるところを見られたんだって?「ずっと別荘の中にいた」って言ってたよね?外で何してたの?別に。
(ナツ)梨花ちょっといい?
(梨花)えっ?何?
(ナツ)五月ちゃんの荷物の中に何かヒントないかなと思って。
やめなよ!やめなよ…。
そうだよな。
あのさ…。
亘のことなんだけどまだ梨花のこと脅してんじゃねえのか?さっき一緒にいたから?ああ。
何もないよ。
何?俺いいかげんなとこあるかもしんないけどさ…。
たとえ何があっても絶対梨花の味方だから。
何それ…。
ナツのくせにカッコイイ。
何かあったら言ってくれよ。
(梨花)うん。
・
(ドアの開く音)
(亘)どうした?こんな所早く出ようよ。
絵なんかここじゃなくても描けるでしょ?私が守るから。
私が亘さんをずっと守ってあげるから。
(亘)《何か知ってるのか?》《美希!何を見たんだよ》
(美希)えっ?
(美希)《まだ混乱してるの》《もう少し時間が欲しい》
(ナツ)《もしかして美希は誰かをかばってるんじゃないか?》篠もうこれ以上俺たちだけで犯人捜ししてもしょうがない。
このままじゃ五月ちゃんがかわいそうだよ。
おいやめろ。
放せ。
頼むから。
これ以上待ってどうなんだよ!ナツ!もう疑うのはうんざりなんだよ!第一この中に犯人がいるとは限らないんだぞ。
連続殺人犯だったらどうする!
(美希)昨日五月ちゃんを追い掛けてったとき途中で梨花と五月ちゃんが歩いてるのを見たの。
(ナツ)えっ?梨花が?でも梨花と話したら違うって分かった。
(ナツ)何だよ。
でもね…。
それだけじゃないの。
昨日五月ちゃんが倒れてた所に…。
《五月ちゃん!》《五月ちゃん!》《五月ちゃん!五月ちゃん》
(美希)携帯が落ちてたの。
(美希)履歴を見たら…。
(美希)お兄ちゃんの名前が…。
その携帯はどこにあんの?持って帰ってきたんけどさっき見たらなくなってて…。
えっ?それって誰かが取ったってことだよな。
信じたくないけどでももうお兄ちゃんしか考えられない…。
美希話してくれてありがとう。
(ノック)篠です。
亘さんいる?話があるなら私が聞くけど。
いいよ茉奈。
入れよ。
(亘)何だよ。
刑事にでもなったつもりか?五月ちゃんを突き落としたのはあなたですか?
(ナツ)昨日追い掛けて出ていったよな。
勘弁してくれよ。
俺はあの後五月ちゃんとは会ってない。
嘘つくな!着信履歴にお兄ちゃんの名前が並んでた。
追い掛け回して会ったんじゃねえのかよ。
知ってる。
これでしょ?茉奈。
お前かよ。
(亘)それで?着信があったから殺したっていうの?警察に通報します。
(亘)好きにすればいい。
俺は逃げも隠れもしない。
ただ君たちの誰かが捕まるだけだよ。
犯人は君たちの中にいる。
そう思ってるから死んだことを隠そうとしたんだろ?お兄ちゃん…。
美希心配すんな。
俺は何もやってない。
美希?昨日のお兄ちゃんおかしかった…。
それはあの子が俺の絵を…。
信じられない!ちょっと待ってくれよ美希…。
俺が人殺しなんかするわけないだろ!嫌〜!
(亘)美希信じてくれよ!亘さん!
(亘)美希!
(ナツ)やめろ!
(亘)この野郎…。
(ナツ)おい!・
(物音)梨花!梨花。
しっかりして梨花!
(ナツ)梨花!美希どいて。
梨花。
梨花!おい梨花。
梨花!梨花!梨花!3月5日発売のオリジナルサウンドトラックと…。
3月12日発売『絶対的な関係』のCDを…。
それぞれ50名の方にプレゼントします。
詳しくは…。
(3人)こちら。
2014/03/08(土) 23:10〜23:55
関西テレビ1
<土ドラ>ロストデイズ #09[字]
「誰にも言えない殺人…」友人同士で来た大学の卒業旅行中に、仲間が死んだ。事故か殺人か…篠は崖下で、泣いて警察には連絡しないで!と美希に懇願される
詳細情報
番組内容
篠裕太(瀬戸康史)らが卒業旅行で桜田美希(石橋杏奈)の別荘に来て8日目の夕方。
桜田亘(桐山漣)は自分の描いている絵を見られたことに怒り狂い、立花五月(三吉彩花)を追いかけて殴りかかる。恐怖でパニック状態の五月は別荘を飛び出し、心配した美希が後を追う。
笛木茉奈(小島藤子)から事情を聞いた篠は嫌な胸騒ぎをおぼえ、美希と五月を探しに外へ出ていく。佐々木梨花(トリンドル玲奈)と
番組内容2
高野ナツ(吉沢亮)も亘の豹変(ひょうへん)ぶりに驚きを隠せない。
篠が2人を探していると、手に血を付けてぼう然と座り込んでいる美希を見つける。そばには頭から血を流して倒れている仲間の姿が。信じられない光景を前に急いで警察に連絡しようとする篠を、震えながら全力で止める美希。一体何があったのか問い詰める篠に対し、美希はただ首を横に振るだけで何も話さない。
美希と一緒に別荘に戻ってきた篠だが、
番組内容3
他のメンバーに何も伝えられずごまかしてしまう。そんな5人の前を無表情で通り過ぎる亘。
そして9日目の朝を迎える。篠は、昨日崖の下で目にした事実を告白する。憔悴(しょうすい)した表情の美希、「誰かに突き落とされたの?」と聞く人、無言の人、全員に殺すタイミングがあったと指摘する人・・・。疑心暗鬼にかられる5人。
仲間の死に美希が関わっているかもしれないという不安を抱え、1人思い悩む篠だが・・・。
出演者
篠裕太: 瀬戸康史
桜田美希: 石橋杏奈
佐々木梨花: トリンドル玲奈
高野ナツ: 吉沢亮
笛木茉奈: 小島藤子
立花五月: 三吉彩花
桜田亘: 桐山漣
スタッフ
【編成企画】