人生の楽園 2014.03.08

今週は何かいい事ありましたか?私ね思うんですよ。
名作『伊豆の踊子』にこう記された温暖な町が今日の舞台です。
伊豆半島の河津町です。
温泉とひと足早い桜が迎えてくれます。
ただいま8000本の桜が満開です。
はい。
この桜は河津町独特の早咲きの品種でその名も河津桜。
2月から3月にかけて1か月も咲いているんです。
ああ見頃が長いんですね。
そうなんです。
毎年河津桜まつりが開催され200万人もの人々が町を訪れます。
はあ〜。
その河津町で田舎暮らしを満喫しているご夫婦が今日の主人公です。
よく咲いたよね。
色合いが本当にきれいなピンクでね。
そうですね。
はいではご紹介しましょう。
田中修さん63歳と妻の勢津子さん58歳です。
この季節は毎日がもうお花見ですね。
もうばっちしです。
やりたい放題です。
ですよね。
いいなぁ。
いいとこです。
最高ですね。
こうやって桜見るとけんかしても仲良くなっちゃうし。
ヘヘヘヘ…のろけちゃって。
そうだね。
ね。
いやぁ仲良し夫婦なんですね。
温暖な気候で温泉もある河津町は移住地として大人気の場所です。
田中さんご夫婦が住んでいるのは桜並木から2キロほどの静かな山の中。
敷地が広いんです。
全部で800坪もあります。
勢津子さんが向かっているのは家庭菜園。
ここも全部我が庭です。
はい畑に到着です。
温暖な河津町では1年中いろんな野菜がとれるんです。
これは…菜の花ですかね?これはアスパラ菜です。
アスパラガスのような風味がある…。
はあそうなんだ。
(勢津子さん)なんか食べるものないかな?っていう時はその辺探すといろいろ出てきます。
なるほど。
ヘヘヘヘヘ。
極力お金を使わず自給自足の生活を満喫するのが修さんと勢津子さんのモットーです。
食べる分だけ大地の恵みを頂きます。
でも西田さん1つだけ悩みがあるんですって。
悩み?なんでしょう?この金網に注目です。
え?これだけ囲ってあってもね食べられちゃったりする。
このくらいはねシカはなんでもなく飛び越えちゃうから。
まあシカちゃんだからね。
仕方ないか。
なんつっちゃって。
いやいいなぁ今の出来は。
これも田舎暮らしの醍醐味ですもんね。
畑でとった野菜で勢津子さんが昼食を作ります。
大体買わない。
地面から出てくるしご近所で頂いたりもするし。
本当にありがたい。
感謝感謝です。
今日は新鮮野菜を天ぷらにする事にしました。
ああいいですねぇ。
ブロッコリーにシイタケ春菊そしてふきのとう。
春菊はごまあえにもしました。
切り干し大根も自家製です。
お吸いものにはアスパラ菜と河津桜の塩漬け。
買った食材はこのお豆腐だけです。
ハハハハハ…いいですねぇ。
外では満開の河津桜。
そして手の内のお椀にも…。
食べものから季節を感じる。
いやぁ田舎暮らしならではの喜びです。
横浜市の消防署に勤めていた修さんは28歳の時勢津子さんと結婚。
藤沢市で暮らしていました。
消防士として日々緊張の中で仕事をしていた修さん。
癒やしとなっていたのが家族で飼っていたニワトリでした。
鳥のあのかわいさはね…。
おしりもフリフリ歩くしね。
修さんが定年後の人生について考え始めたのは50歳の時。
のんびり生活出来る田舎に憧れを抱くようになりました。
通勤圏に住む必要がなくなった時にはもっと遠くでいい。
自然が大好きな勢津子さんも賛成。
週末ごとに夫婦で関東近郊の田舎をめぐっては土地探しを始めました。
そして5年前出会ったのが伊豆河津町のこの土地。
決め手となったポイントは…。
決めた。
(勢津子さん)海もあるし自然が豊かで暖かい。
それと…。
温泉だね。
でお金が潤沢に用意出来るわけでもないんで…。
作って賄えればそれに越した事ないし。
藤沢市から通いながら土地を整備し家を新築。
2011年修さんが定年を迎え夫婦揃って移住してきました。
じゃあお宅拝見といきましょうかね。
1階は倉庫ですね。
2階が住まいなんですね。
キッチンに居間そして和室。
夫婦2人暮らしには必要最低限の間取りです。
はいコッコ〜。
ウコッケイなのでうーぴょんらしいですね。
動きが滑稽なのでウコッケイ…。
じっとしてないで動っけ。
全部で何羽いますかね?2羽!と言いたいところですがチャボやシャモなど13羽を飼育しています。
13羽!今日はみんな産んだね卵ね。
いやぁ卵だ。
ありがとうありがとう。
修さんはニワトリたちに名前をつけてます。
うーこぴょん!この子はあごちゃん。
あごにビラビラがくっついてるから。
こっちはただのうーちゃん。
両方ともオス。
はいわかりました。
いい子いい子いい子〜。
幸せそうですね。
いいですね!修さんは田舎暮らしでやってみたかった事をもう1つ実現させました。
これなんですピザ窯。
自作だそうですよ。
この窯に火が入ると…。
(2人)お邪魔します。
(修さん)はいいらっしゃい。
ご近所さんが集まってピザパーティーの始まりです。
今日はありがとうございます。
というわけで本日は大人気の移住先伊豆河津町で始めた節約田舎暮らし。
知恵と工夫で不便も楽しくなる。
第二の人生満開です!川沿いにピンクのラインが見えますねぇ。
早咲きの桜が満開の静岡県河津町です。
この町で伝統的に作られている特産が沢わさびなんですね。
天城の湧き水が質のいいわさびを育てます。
辛みの中にほんのり甘みも感じられるそうです。
そんな河津町で節約田舎暮らしを満喫している田中修さんと勢津子さんご夫婦が今日の主人公です。
近所の方をお招きしてのピザパーティー。
焼き担当は修さんです。
生地を作るのは勢津子さん。
2人のコンビネーションが本当に大切なんです。
うん。
ええ?そうなんですか?頑張ってね。
手作りの生地にのせたのはウコッケイのゆで卵。
そしてアスパラ菜。
いいですね。
ブロッコリーなどの新鮮野菜です。
チーズ以外は自家製なのでほとんどお金がかかっていません。
安っ!焼けてる焼けてる。
まきの火力は強いですからね。
油断すると焦げちゃいますから。
どうですか?焼き具合は。
(修さん)はい焼けました。
ちょっと片方膨らんじゃったけど。
でもいい感じですよ。
チーズとろっとろだもん。
さあアツアツのうちに乾杯しましょうよ。
(一同)乾杯!いただきます。
田舎暮らしに乾杯です。
5年前にこの土地と出会って以来準備のために何度も通っていた田中さんご夫婦。
皆さんその頃からのお付き合いです。
(修さん)焼けてます?おいしいね!1年前からこの近所でペンションを営む須田さんご夫婦。
お孫さんと来た正木さんは元電車の運転士さんです。
そして西川さんは左官屋さん。
ピザ窯を作る時セメントをタダで分けてくれました。
(須田さん)夢だよな。
いやぁそうですよね。
こうして地元の人と交流しながら田舎暮らしを楽しんでいる田中さんご夫婦。
親しくなった近所の方から使っていない畑を無償で借りる事が出来ました。
(修さん)こんにちはお久しぶりです。
うちの畑がね今実っている所がこちらです。
元消防士田中修野菜の点検です。
ネギ。
了解。
大根。
了解。
これが茎ブロッコリーといってまるくならないブロッコリー。
もっと明確に。
白菜。
そら豆。
以上5種類確認しました。
よっ…!よしとれました!どうだ!でかい!大成功。
今日食べきれない。
了解!修さん畑仕事はどうやって覚えたんですか?師匠?あっピザパーティーに来てた正木さんだ。
はい。
畑の持ち主でもあります。
畑を貸してくれて野菜作りのコツも教えてくれたんです。
顔見りゃさ優しい顔してるもん。
いい顔してるもん。
穴があったら入りたい。
いやいや…照れちゃってますが笑顔が優しい修ちゃんです。
この笑顔ですぐに地元の皆さんと打ち解ける事が出来ました。
今ではもう白菜持ってけ人参持ってけと頂く事もしょっちゅうです。
西田さん山の師匠もいますよ。
おお。
ピザパーティーに来ていた左官屋さんの西川さんです。
教えてくれたのはシイタケ栽培です。
杭の向きありましたよね。
太い細い。
細い方を下。
はい。
シイタケの菌をくぬぎの丸太に打ち込みます。
西川さんはシイタケ栽培の名人なんです。
すごい。
へぇそうなんだ。
そんなに待つんですか?今すぐにでも食べたいと思ったのにね桃ちゃんね。
シイタケ…ね。
大丈夫です!え?田中家のシイタケ小屋には一昨年頂いた原木が並んでいます。
ああなるほど。
ほらこの後ろ。
このくらいが一番おいしいですね。
へぇ〜。
田舎暮らしを本当に楽しんでますね。
笑顔がさらに笑顔になっちゃいます。
一方勢津子さんは体育館へお出かけです。
翻して横から上がる。
右手は…。
これは?太極拳の教室です。
勢津子さんは藤沢市に住んでいた頃から太極拳の指導員をしていたんです。
なるほど。
去年から河津町でも教え始めました。
(勢津子さん)お疲れさまでした。
ありがとうございました。
いやぁ勢津子先生なかなか優しそうですね。
ねぇ。
先生がみんなと一緒にやりましょうって言うから仲間に入れさせてもらったんですけど。
家に帰るとなんとなくポカポカするんですよ。
勢津子さんにとってもおかあさん方との楽しい交流の場になっています。
町の事もいろいろ教えてもらえるし。
河津じゃないよ「河津」だよって。
河津ですね。
了解しました。
その河津の町は今桜まつりの真っ最中です。
修さんは毎日車でここまでやってきます。
でもお花見ではなくておもむろに10円玉を数え始めましたよ。
これは自動販売機ですかね?お?なぜかホースが…。
おお〜湯気が立ってる!もしかしてこれ温泉?はい。
温泉の自動販売機が町の真ん中にあるんです。
10円で20リットル買えます。
(修さん)雨が降っても風が吹いても毎日ですね。
いや70円で毎日温泉に入れるとはうらやましい限りですねぇ。
家に帰るとタンクにポンプを取り付けてお風呂にお湯を送り込みます。
ちなみに温度は60度もあるので家に持ち帰っても沸かす必要がありません。
自宅で源泉かけ流し気分ですよ。
ねぇ70円で楽しめる日々のぜいたく。
伊豆の温泉町ならではの節約田舎暮らしです。
ああ極楽極楽!ああ…。
あ?起きてる?起きてるよ。
大丈夫大丈夫。
ねいくら気持ちよくても寝ちゃダメですよお風呂ではね。
ああ…。
うん…。
さて夕食の時間です。
いただきます。
いただきます。
今夜も自家製野菜が食卓を飾ります。
いいですねぇ。
昼間に収穫した葉物野菜はサラダに。
いやぁいいなぁ。
シイタケはバター焼きにして頂きます。
ヘルシイタケ!球根になる前のにんにくは味噌をつけて頂きます。
この時期のお楽しみは河津桜の塩漬け入りの熱燗です。
2人ともいける口なんです。
ねぇ。
ああ…。
ああお酒おいしい。
おいしゅうございます。
本当に楽しい。
1日1日が楽しいもんね。
締めは地元の新鮮なわさびを鰹節と一緒にアツアツご飯にのせるわさび丼。
しょうゆをちょっと垂らしてガッと混ぜて頂きます!うん!アハハ!きた?きた?わさびが新鮮ですからね!へへへへへへ…。
いいねぇ。
ああ…利く。
ツーンとね!ヘヘヘヘ。
(修さん)おいしい。
本日もほとんど現金を使わないぜいたくな田舎暮らしでした。
この日お二人は揃ってお出かけです。
(勢津子さん)よく晴れましたね。
(修さん)急に桜も咲いたでしょ。
よろしくお願いします。
お願いします。
やってきたのはピザパーティーにも参加していた須田さんご夫婦が経営するペンションです。
ペンションの名は漢字でこう書きます。
浬世人。
都会の疲れをリセット…って事でしょうか。
そうですね。
ねぇ。
ワンちゃんと泊まれるドッグペンションです。
田中さんご夫婦は節約田舎暮らしとはいえ現金収入も必要なのでこちらのペンションの掃除などを手伝っているんです。
なるほどなるほど。
そういうわけでしたか。
アルバイトです。
ハハハハ…ですね。
助かってます。
私1人じゃ到底無理です。
いやぁ持ちつ持たれつってわけですよ。
ねぇ。
細かくいきます。
修さんは何をしてるんですか?ご主人のお手伝い。
こういう作業って1人でやると危ないでしょ。
だから必ず2人でやるようにしてるの。
なるほど。
竹で何か…おおおおいい感じになりましたねぇ。
完成しました!
(須田さん)やった〜!ちょっとネジ曲がっちゃいましたけど…。
お風呂の循環器を竹で囲いました。
いやぁいい感じじゃないですか。
でひと仕事終えたら4人でお茶の時間です。
ここにいると話す相手この人しかいないのね。
(法子さん)私達あんまり下おりないので田中さん夫婦からいろんな情報頂いて…。
(修さん)本当に楽しいの。
お手伝いが出来るのが嬉しいですよね。
そして今年も河津の人にとって大切な春の祭りの日が迫ってきました。
この日は田中さんご夫婦が住む河津町沢田地区あげてのお祭りの日。
公民館では女性達が準備の真っ最中です。
代々受け継がれてますから。
何年やってらっしゃるんですか?ええと…。
いやぁすごいですね。
こちらのグループは蒸しまんじゅうを作っています。
ああいいですね。
あっ勢津子さん発見。
勢津子さんは何年やってるんですか?
(勢津子さん)私は今年デビューです。
はい。
勢津子さんの担当はみんなが楽しみにしている蒸しまんじゅう。
でも蓋を開けてみると…。
おっ!私です…。
あれ勢津子さん?不慣れでごめんなさい。
まあでもねこれも一興です。
気を取り直して再チャレンジ。
なんとか間に合いました。
お祭りの舞台はここ沢田涅槃堂。
およそ380年前に建立されたといわれるお堂で涅槃像がまつられています。
1本のひのきから彫りだした一木造りと呼ばれる貴重な木造です。
沢田地区の人達が代々守り続けてきました。
修さんは御朱印の担当だとか。
ああやってますね。
(修さん)さっきからおかしくなったなぁ。
(修さん)この「二」はあまりにもひどい…。
なんか悪戦苦闘のようですが…。
でもこういうのって筆が得意な人がやるもんじゃないんですか?ねぇ修さん。
こんな嫌な仕事は。
そういう事なんだ。
重ねなきゃいいんだよね。
干しときゃいいんだよ。
お堂では百万遍念仏が始まります。
取り出した綱のようなものは長さ6メートルもある数珠なんです。
ああ。
これを大勢で回しながら念仏を唱えます。
へぇ〜。
(念仏)受け継ぐ人がいなくなり長く途絶えていましたが2年前に沢田地区の皆さんが復活させました。
ああいいですねぇ。
田中さんご夫婦も伝統を受け継ぐ沢田地区の一員です。
みんなの手作りのお祭りっていう感じがすごくね嬉しくって。
今までこういう経験した事なかったから。
この土地がふるさとのように思えてきた。
田中さんご夫婦はそう言います。
伊豆半島の河津町。
山もあり海もあり桜も温泉もある。
素晴らしい土地です。
でもそれだけではありません。
田中さんご夫婦は素晴らしい仲間達と一緒に日々数えきれない魅力を発見しています。
決してぜいたくしなくても知恵と工夫で自ら楽しみを生み出せる。
それが田舎暮らしの醍醐味です。
修さん勢津子さんこれからも河津町の暮らしを存分に楽しんでください。
いつまでも人生満開でいきましょう!はいそれでは楽園通信です。
桃ちゃん河津桜今見頃だよね?はい。
ちょうど今が満開です。
ねぇ。
河津桜まつりは3月10日までの開催です。
明後日までですね。
はい。
そして河津町ならではの温泉自動販売機ほっとステーション。
10円で20リットルの温泉が買えます。
すげぇ!そして日帰り入浴ならこちらの踊り子温泉会館へどうぞ。
いやぁ花見露天風呂いいですねぇ!次回は愛媛県松山市が舞台。
息子と一緒に観光イチゴ園を始めたお父さんのお話です。
真っ赤な宝石堪能します。
料理自慢の芸能人のお母さんが教える2014/03/08(土) 18:00〜18:30
ABCテレビ1
人生の楽園[字]

新しい人生を選択し、夢を実現した人がいます。「人生には楽園が必要だ」で始まるこの番組は、“新しい生き方”を提案する大人のための「いい人生の歩き方」発見番組です。

詳細情報
◇番組内容
『憧れの伊豆 楽しき節約生活』 楽園の舞台は早咲きの河津桜で有名な静岡県河津町。定年退職後は田舎で大好きな鶏と暮らしたい…と考えていた主人公は、妻と移住先を探した末、河津町での暮らしを始めた。広い庭で烏骨鶏を飼い、野菜を育て、近所で湧き出す温泉水のお風呂も楽しんでいる。
◇出演者
【楽園の案内人】西田敏行、菊池桃子
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/
◇おしらせ2
この番組は、朝日放送の『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
福祉 – 高齢者

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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