NHKニュース7 2014.02.22

今も続く記録的大雪の影響。
孤立集落の解消へ、懸命の除雪作業が続いています。
前回、銀メダルの女子団体パシュート。
少しずつ日本のリードが広がっていきます。
まだ広がっている。
まだ広がっている。
準々決勝で韓国を破り、今夜、メダル獲得に挑みます。
こんばんは。
ニュース7です。
記録的な大雪から初めての週末となった関東甲信では、きょうも各地で、除雪などの作業が進められました。
孤立する集落は解消されてきていますが、山間部を中心に、まだ多くの雪が残っていて、雪崩や落雪などへの警戒が続いています。
記録的な大雪から初めての週末。
山梨県北杜市では、東京や神奈川などから、雪かきのボランティアが訪れました。
脇道はまだ50センチほどの雪で覆われて、ようやく人1人が通れるほどです。
ボランティアの人たちは、1人暮らしのお年寄りの家の前などで、残った雪を取り除きました。
長野県軽井沢町では、ごみの収集が8日ぶりに再開されました。
早速、住民たちがごみが入った袋を持って訪れました。
一方、埼玉県や山梨県などの合わせて13の市町村では、66世帯の115人が今も孤立した状態が続いています。
甲府市では、道路の除雪が終わる見通しが立たないことから、山あいの集落の住民7人が、ヘリコプターで避難しました。
この集落では、住民たちが家に通じる道を除雪。
8日ぶりにすべての世帯の孤立が解消しました。
積雪の多い地域では、雪崩や落雪への警戒が続いています。
山梨県道志村では、きょう午前、村の全域に避難準備情報が出されました。
村は役場などに避難所を設け、お年寄りや障害がある人などに早めの避難を呼びかけています。
このほか、山梨県の西桂町と富士川町、埼玉県の秩父市の一部の地域に、避難指示や避難勧告が出されています。
その雪崩への注意。
きょう、山梨県では、専門家が山沿いの地域を調査しました。
専門家は、斜面に積もった雪が、気温の上昇に伴って、地表面から一気に崩れる全層雪崩が起きるおそれがあるとしています。
記録的な大雪の影響。
農業や観光にも及んでいます。
このうち、農業ではハウスの倒壊などが各地で相次ぎ、埼玉県では被害額が200億円を超え、過去最悪となっています。
山梨県では、大雪でぶどうのハウスのおよそ8割に被害が出ています。
ぶどうの産地として知られる甲州市では、若手の農家らが協力して、壊れたハウスの撤去を進めています。
地元のJAによりますと、撤去費用は平均で1000平方メートル当たりおよそ100万円で、ハウスを再建するには、さらにおよそ1000万円かかるということです。
農業の被害は各地で相次いでいます。
いちごの生産量が日本一の栃木県。
出荷の最盛期を迎えていたいちごのハウスが、今回の大雪で次々と倒れました。
栃木県の農業の被害は、71億円余りに上っています。
こちらは、埼玉県川越市のハウスです。
収穫間際のほうれんそうが、雪の下敷きになって出荷できなくなりました。
埼玉県の上田知事は、きょう、横瀬町の観光農園を訪れ、被害状況などを視察しました。
埼玉県の農業の被害額は、これまでに分かっているだけで229億円。
記録が残る昭和53年以降で最悪の被害となりました。
このほか、各地の被害額は今月8日からの大雪によるものも含めて、群馬県がおよそ140億円などとなっていますが、山梨県はまだ明らかになっていません。
きのう開かれた衆議院予算委員会の地方公聴会に出席した山梨県の横内知事は。
影響は観光面にも広がっています。
長野県上田市の菅平高原スキー場です。
例年、この時期は多くの人でにぎわっていますが、きょうは土曜日だというのにまばらです。
このスキー場周辺の高速道路や国道は、記録的な大雪の影響で、通行止めが続きました。
交通機関の乱れはほぼ解消しましたが、周辺のホテルなどでは、これまでにおよそ9700人のキャンセルが出ています。
記録的な大雪がもたらしたさまざまな被害。
政府は復旧費用に対する国の補助率を引き上げる激甚災害の指定に向けた作業を急ぐ考えです。
ソチオリンピックです。
スノーボードの新種目、女子パラレル回転が、今、行われています。
大回転で銀メダルを獲得した竹内智香選手。
2つ目のメダルを目指して、決勝トーナメントに進みました。
竹内、銀メダルの勢いをつなげたいと、2つ目の種目に臨みました。
竹内は右側。
予選は2回滑った合計タイムで競います。
回転は大回転に比べて旗どうしの間隔が狭く、細かくターンする技術が求められます。
竹内は、得意でないこの種目で予選13位。
上位16人で争う決勝トーナメントに進みました。
そして、決勝トーナメント1回戦、2人同時に2回滑る方式で、竹内は右側です。
1回目で0秒2の遅れを取った竹内。
2回目で逆転を狙います。
先行されてますけど大丈夫ですから、ここから勝負していかないといけないですね。
勝負を仕掛けられるか?後ろから迫ってきます。
追いついてきますよ、大丈夫ですよ。
さあ、並んだ。
あっと、ミスがあった。
まだ分からない、あー、しかし諦めてしまった!2つ目のメダル獲得はならず!
竹内は1回戦敗退。
大回転に続くメダルはなりませんでした。
次はスピードスケート。
2大会連続のメダルを目指す、女子団体パシュートです。
日本のスピードスケートで、今大会初となるメダルを懸けて、このあと、準決勝に臨みます。
各チーム3人が同時に滑って、6周で競う女子団体パシュート。
2チームが同じリンクで二手に分かれて、同時にスタート。
空気抵抗のかかる先頭が入れ代わりながら、3人目のタイムで競います。
初戦は韓国戦。
日本は硬さもありましたが、序盤から仕掛けてリードします。
逃げたい日本。
その後もペースを維持して、終盤には3秒余りまで差を広げます。
日本はリードを守りきり、準決勝進出を決めました。
準決勝の相手はオランダ。
全員がメダリストの優勝候補です。
準決勝で勝てば、銀メダル以上が確定します。
団体パシュートは、日本時間の今夜10時半から始まります。
そして、フィギュアスケートの浅田真央選手。
みずからの去就について、まだ最終決断はできないと話し、今シーズンかぎりで現役を引退するかどうか、これから判断する考えを示しました。
トリプルアクセル。
下りた!
浅田選手は、フィギュアスケートの女子シングル、後半のフリーで会心の演技を見せて、6位に入りました。
失礼します。
お疲れさまでした。
競技のあと、NHKのインタビューに応じ、来月の世界選手権に出場する意向を改めて示しました。
そして、今後の去就について次のように述べました。
浅田選手はこのように述べて、世界選手権のあと、今シーズン限りで現役を引退するかどうか、これから判断する考えを示しました。
TPP・環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合が、シンガポールで始まりました。
甘利経済再生担当大臣は今夜、アメリカのフロマン通商代表との協議に臨み、農産物の関税撤廃などを巡り、妥協点を模索することにしています。
きょうから4日間の日程で始まったTPPの閣僚会合。
けさ、甘利経済再生担当大臣は。
自民党の西川TPP対策委員長は、日本の交渉団と面会し、自民党の主張との整合性を取りながら、交渉を進めるよう要請しました。
初日の全体会合はおよそ1時間行われ、関税撤廃、知的財産の保護、国有企業の競争条件の分野などを中心に、今後の議論の進め方について、意見が交わされたもようです。
全体会合と並行して2国間の協議も進められ、甘利大臣は、マレーシア、オーストラリア、ベトナムなどと個別に会談しました。
そして今夜、アメリカのフロマン通商代表との協議に臨みます。
甘利大臣が一番の勝負だと話していた、日本とアメリカの交渉。
農産物の関税撤廃を巡る交渉が本格化するにつれて、次第に対立が目立つようになってきました。
コメや牛肉、豚肉などの農産物5項目について、関税撤廃の例外にしたい日本側に対して、アメリカ側は、原則として、すべての品目で撤廃するよう求め、溝は埋まりませんでした。
一方、日本側はアメリカに輸出している自動車部品にかかっている関税の即時撤廃を求めていますが、アメリカ側は、段階的な撤廃を認めるよう求めていて、折り合いがついていません。
では、現地で取材している政治部、岡崎記者に聞きます。
今夜の日米協議で合意に向けた歩み寄りは図れそうでしょうか?
簡単ではないと思います。
閣僚会合に先立って開かれた日米の事務レベル協議で、日本側は農産物5項目について、関税を撤廃したり、引き下げたりすることも検討する姿勢を示しました。
ただ、甘利大臣はこれまでのほかの2国間の経済連携交渉からすると、相当厳しいカードを切っているが、認識に差があると述べ、アメリカとの意見の隔たりは小さくないという認識を示しています。
例えば、焦点の一つとなっている牛肉は、日本の関税は38.5%です。
これについてアメリカは、仮に関税を残すなら、最大でも1%程度までだと主張するなど、日本側の予想を超える厳しい内容を突きつけています。
日本の目指す閣僚会合での大筋合意は実現できるでしょうか?
今夜の日米の協議の行方を、まずは見てみる必要があると思います。
ただ、各国とも今回の閣僚会合で、一定の前進が得られなければ、TPP交渉自体が漂流しかねないという懸念を共有しています。
焦点の一つは、ことし秋に中間選挙を控えるアメリカの対応です。
アメリカは選挙戦が本格化する前に、なんとか一定の成果を出したいところで、日本だけでなく、各国に厳しい要求を突きつけています。
日本政府の関係者の1人は、今回の会合で前進を得られるかは、アメリカが柔軟性を発揮するかどうかにかかっていると話していまして、各国の担当者も日米の協議の行方を見守っています。
島根県が条例で定めた竹島の日のきょう、松江市で式典が開かれ、内閣府の政務官が去年に続いて出席しました。
亀岡政務官は、竹島は国民全体で対処する必要がある課題だと考えている。
政府として地元の思いを重く受け止めると述べました。
島根県は、明治時代に竹島を県の所管とした2月22日を、条例で竹島の日と定めています。
松江市の式典会場周辺では、警察官がおよそ700人態勢で警戒に当たりました。
韓国のメディアを中心に、海外の報道機関も取材に訪れました。
およそ500人が出席した式典で、島根県の溝口知事は次のように述べました。
政府からは、領土問題を担当する内閣府の亀岡政務官が出席しました。
そして溝口知事が亀岡政務官に、領土権の早期確立に向けて、国際司法裁判所への単独提訴を含め、外交交渉の新たな展開を図ることや、政府主催の式典を開催することなど、7項目の要望書を手渡しました。
韓国では、反発の声が。
ソウルの日本大使館前では、保守系の団体のメンバーら100人余りが集まり、島は韓国の領土だとか、竹島の日を廃止しろなどと抗議しました。
韓国外務省は声明を出し、日本政府が高官を出席させる挑発を行ったとしたうえで、日本政府が過去の歴史を否定する歴史修正主義の道を歩いていくことを表していると批判しました。
その上で、国際社会に対して、日本の歴史認識への批判をさらに広める努力をしていくとしています。
デモ隊と警察との衝突で多数の犠牲者が出たウクライナでは、危機打開に向けて、政権と野党勢力が、大統領選挙の前倒しなどで合意し、首都キエフの警備態勢は、大幅に縮小されています。
しかし、一部の過激なデモ隊は、ヤヌコービッチ大統領の退陣を求めて、抗議行動の継続を呼びかけていて、事態が収拾するかは不透明です。
事態が収束するかは不透明です。
ウクライナでは、EU・ヨーロッパ連合への加盟の動きを中断して、ロシアとの関係強化を図る政権に対し、野党勢力などが抗議デモを続け、18日以降の大規模な衝突で、77人が死亡しています。
こうした事態を受けて、ヤヌコービッチ大統領と野党勢力の指導者は、EUの3つの国とロシアの仲介のもと協議を行い、21日、合意文書に署名しました。
合意した内容には、来年予定されていた大統領選挙を前倒しして実施することや、憲法を改正して、大統領の権限を大幅に議会に移すことなどが盛り込まれています。
また、ウクライナの議会は、ヤヌコービッチ大統領の政敵の野党指導者で、職権乱用の罪で収監されている、ティモシェンコ元首相の釈放が可能となる法案も可決しました。
合意から一夜明けた22日、デモ隊が拠点にしている広場をはじめ、大統領府や政府庁舎が集まるキエフ中心部から、警察の部隊が引き揚げ、警備態勢は大幅に縮小されています。
大統領府の周辺にも警察の姿は見られず、デモ隊のメンバーが入り口付近に陣取っています。
対立が続く中、政府の庁舎などの警備が大幅に縮小された理由は、はっきりしていません。
野党指導者は、デモ隊に武器を手放すよう呼びかけていますが、一部の過激なグループは、あくまでも大統領の退陣を求めて、抗議行動の継続を呼びかけており、このまま事態が収束するかどうか、不透明な情勢です。
G20・主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議がシドニーで始まり、新興国経済などを巡って、議論が交わされています。
日本からは麻生副総理兼財務大臣と、日銀の黒田総裁が出席。
初日のテーマは世界経済で、アメリカが量的緩和の縮小を進める中、投資マネーを引き揚げる動きが広がって、一部で通貨が急落するなど、減速が懸念される新興国経済や、金融市場の安定化を巡る議論が交わされています。
会議では、あす発表される声明で、各国が協調して取り組む姿勢が示されるかどうか注目されます。
サッカーのスーパーカップ。
J1王者のサンフレッチェ広島と、天皇杯優勝の横浜F・マリノスが対戦しました。
試合は、元日の天皇杯決勝と同じ顔合わせ。
敗れたサンフレッチェは、リベンジを誓っていました。
立ち上がりからペースを握り、6分。
走り込んだのは19歳、野津田。
練習どおりの形と、サンフレッチェが先制します。
F・マリノスは18分。
新加入のふじもと。
枠を捉えられません。
サンフレッチェは後半21分、再び野津田から。
同じ19歳、浅野がプロ初ゴール。
サンフレッチェは若手の活躍で快勝。
リーグ3連覇へ弾みをつけました。
気象情報は寺川さんです。
こんばんは。
こちら、梅の花が咲き始めました。
梅の名所、水戸の偕楽園です。
日中の気温は10度に届きませんでしたが、きょうは風も弱く、日ざしに恵まれて、園内を散歩するには気持ちのいい陽気となりました。
そうでしたね、久々に穏やかな天気の週末となりましたよね。
そうですね。
あすも日本付近は高気圧に覆われる見通しです。
このため、晴れる所が多くなります。
また、この高気圧はこの先数日間は日本付近に居座る見通しです。
ただし、積雪の多い地域、注意が必要となります。
先週、大雪となった甲府では、あす、あさってと気温は平年を下回る見通しなんですが、火曜日、気温は一気に上がってきそうです。
12度まで上がるんですね。
このように日ざしの力を受けて、気温はぐっと上がる見通しです。
あす以降も注意が必要なんですが、気温が10度を超えてきますと、雪崩や落雪の危険性が一層高まってきます。
積雪の多い地域、警戒をしてください。
では、あすの各地の天気です。
東北地方の雪は昼前までとなるでしょう。
日中は晴れる所が多くなりそうです。
3時間ごとの天気、札幌から東京です。
生字幕放送でお伝えします2014/02/22(土) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]

▽TPP閣僚会合始まる ▽焦点の農産物5項目は 【キャスター】小郷知子,【サブキャスター】佐藤龍文,【気象キャスター】寺川奈津美

詳細情報
出演者
【キャスター】小郷知子,【サブキャスター】佐藤龍文,【気象キャスター】寺川奈津美

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