今週は何かいい事ありましたか?私ね思うんですよ。
おーい桃ちゃん。
西田さんどこですか?ここだよここ。
今日は僕ナマコになっちゃったの。
ええ!?海からあがって2か月。
こうして日を浴びて美味しい干しナマコになるんだ。
かわいいでしょ?かわいいというか個性的というか…。
個性的?そのうちかわいく見えてくるよ。
本当ですか?うん。
でそんな干しナマコを作るご夫妻が今日の主人公なんです。
妻のお二人が今何をしているのかというと…干しナマコをなんとストラップにしています。
でもなんでまた食べる干しナマコをストラップにしちゃったんですか?あまりにも小さくなり過ぎたんで食材としての商品にならないんでストラップにしてみたんです。
「え?」って思いました。
こんなもの売れへんやろみたいな。
ウフフッ。
でもだんだんとこう手放すのが…っていうかわいさもあるんですけどね。
私もかわいく見えてきました。
ね?でしょう。
持ってるとこの気持ち悪い形がねなんかかわいく見えてくるんだよね。
不思議ですけどねウフフッ。
で食材に使われるのはこちらの大きさのものなんですね。
干しナマコは中華料理の高級食材として使われ「黒いダイヤモンド」とも呼ばれています。
はい。
生の歯応えとは違い弾力がありとろけるような食感です。
そしてお二人は干しアワビも作っています。
アワビも干す事でうまみが凝縮されやわらかくなり味も染みやすくなるそうです。
「干しアワビそれを欲しがる西田かな」なんちゃって。
じゃあ桃ちゃん。
今日の舞台のご紹介お願いします。
はい。
今日の舞台は京都府の丹後半島。
日本三景天橋立の北にある伊根町です。
ここは舟屋の里として知られています。
海に面した1階に船を泊める木造2階建ての舟屋。
伊根湾を取り囲むようにおよそ230軒の舟屋が立ち並んでいます。
日本海の海の幸に恵まれた伊根町ですが魚屋さんはありません。
地元の方々は直接漁港に出かけバケツでお魚を買い求めます。
そして今日の主人公高橋さんご夫婦は2年前この伊根町に移り住みました。
こちらの船着場は個人で船を持つ漁師さんが水揚げします。
うわっ!こりゃまたおっきいタコですね。
でも今日のお目当てはアワビです。
日によって揚がらない時もあるんですが…。
オッホホホ!ありましたね〜。
ありましたよかった〜。
今回はありましたね。
伊根のアワビとナマコに惚れ込んでいる貴誠さん。
すっかり地元に馴染んでます。
伊根の住人さんになりなって。
フフフッ。
皆さんが親切にしてくださいますからね。
漁港から自転車で5分。
舟屋の裏の通りを入った所に築60年のご自宅があります。
仕入れたアワビを干すための下準備を始めます。
高級食材なので形が悪いものは商品になりません。
慎重に殻を外します。
お二人が移住と同時に始めたのが干しアワビと干しナマコを作る水産加工業です。
「福が来る」と書いて来福水産と読みます。
これ中国語読みするとライフゥと読むんですね。
そのライフを我々の人生とかけて名づけました。
兵庫県神戸市に生まれ育った貴誠さんは子供の頃から格闘技を学び空手柔道剣道など合わせて17段の腕前です。
ほぉ〜。
高校卒業後アメリカとメキシコに留学し4年間海外生活を送りました。
帰国後28歳の時スポーツメーカーに勤務しましたがきれいな海の側に住みたいと38歳で会社を退職。
神戸市内でバーを営みながら移住先を探し始めました。
体が動く間にそういったチャレンジをしたかったんですね。
私の座右の銘がありましてそれは今を生きないといかんなと。
この頃直美さんと知り合い結婚しました。
色んな世界が見れそうっていうのがありましたね。
この人について行ったら。
多分なんとかなるやろうとそういう考えですね。
お二人は移住先を求め海外13か所国内8か所を旅しました。
そんな中貴誠さんが趣味として没頭していたのが干しアワビと干しナマコ作りです。
かつて海外出張の時接待で食べる機会がありその奥深い美味しさに衝撃を受けたそうです。
失敗するからなんか悔しくなってまた作ってみようと。
そんなに金額使うんやったら食べに行けるやろうっていうのがまずありました。
そんなお二人がたどり着いたのがここ伊根町。
海と町の美しさそして人の優しさに魅せられたそうです。
普通に道歩いてたら声かけてもらえるんですね。
時がねゆっくり流れてるような感じがしました。
「今」を生きてきたこれまでの暮らしとは違う時の流れ。
お二人は伊根町に空き家を借りて移住。
2011年10月町の開業支援を受け自宅で来福水産を開きました。
もうどこにも行く気はないですね。
で先ほど下ごしらえをしたアワビを干します。
早く食べたいですけどね。
貴誠さんどのくらい干すんですかね?これがね3か月ぐらい干すんですね。
え3か月!
(貴誠さん)ここからまだひと工程もふた工程もかかって。
美味しいもの食べるためには手間ひまかけてこれが最高の喜びですね。
はっはぁ〜なるほど!というわけで本日は京都府伊根町に移り住んだご夫婦のお話です。
世界を巡り歩いた2人が見つけた舟屋の里のスローライフ。
ゆったりと過ぎていく充実の日々をお届けします!今日の舞台は京都府伊根町舟屋の里。
その歴史は江戸時代にまでさかのぼります。
茅葺の平屋だった舟屋が現在のように姿を変えたのは明治から昭和初期にかけての事。
国の建造物保存地区に指定され趣のある舟屋が立ち並んでいます。
そんな舟屋の裏には懐かしい町並みが続きます。
今日の主人公高橋貴誠さんと直美さんご夫婦。
自転車でお出かけです。
歴史を感じ町並みを走り抜けると見えてくるのは美しい海と舟屋の景色ですね。
2年前に移住したお二人。
この伊根町の時の流れに身を任せて新しい暮らしを始めています。
いやぁそれにしても自転車で走る伊根の町いいですね。
運動不足解消のために自転車乗ってるんですけどね。
たまには意識して歩いたり自転車乗ったりねしないと。
せっかくの景色ですしね。
いやぁこんな景色を独占出来るんですもん。
うらやましいです。
お二人がやってきたのは町役場です。
ここでは週に2回産直市場「役場マルシェ」が開かれています。
地元の農家の方がとりたて野菜を格安で置いています。
なるほど新鮮野菜が頂けるわけですね。
(直美さん)紅白のカブも100円です。
おお安い!水菜も100円。
ええ〜!?ネギも100円。
おほほっ!ホウレン草も100円です。
(貴誠さん)安い。
安いですよね。
めちゃくちゃ安いでしょ?
(直美さん)安くて新鮮で美味しいです。
なるほどこれはお買い得ですね。
まあそれにしてもお二人いつも一緒でいいですね。
そうですね。
楽しいですね。
そんな時は?私が謝ります。
アハハハハッ。
あ〜そうですね。
ヘヘッいいですね。
今日は自宅でナマコをさばきます。
地元でとれるナマコはとても質がいいそうです。
水がきれいやからね。
美味しいナマコが。
だからこのまんま食べても美味しいですけどね。
ねえ。
でもやっぱり干すんでしょ?
(2人の笑い声)ヘヘヘッ。
貴誠さんが包丁を入れ直美さんがワタと身を分けます。
直美さんはナマコの扱い慣れましたですか?やってみると楽しいです。
うん。
結構なんか奥が深いんですナマコ。
なるほどね。
なんか本当に奥が深そうです。
かわいいでしょ?ウフフッ。
(貴誠さん)まだねこの時点は愛着が湧かないですけど干し上がったところになるとね愛着が湧いてきますね。
ナマコは干すとこんなに小さくなるんです。
ウッヒヒヒかわいくなった。
アッハッハッ。
さばいたナマコは茹でた後下ごしらえをして1か月から2か月干します。
日を追うごとにだんだん小さくなっていきます。
この間毎日1つ1つの向きを変えます。
ほぉ毎日。
もうどこにも行けないんです。
毎日このようにチェックをしなきゃいけないから。
いやぁ手間かかりますねぇ。
ここまでするからかわいくなるんでしょうね。
でしょうでしょう。
早く大きく…じゃなくて小さくなってね!雨の伊根町のバス停に降り立ったのは…外国の方ですねぇ。
観光で来たんですかね?と向かった先は高橋さんご夫婦のお宅ですね。
はい。
スティーブン?ハウアーユードゥーイング?
(スティーブンさん)ナイストゥミートユー。
サンキュー!
(貴誠さん)ナイストゥミートユー。
カムインカムイン。
お客様なんですね。
ねえ貴誠さんちょっとご紹介して頂けますかね?マイアミから来たスティーブンです。
おお…。
ナイストゥミートユー。
ナイストゥミートユー。
ハハハ…。
彼はですねカウチサーフィンでうちに泊まりにきたんです。
今日本中を旅してるみたいですね。
オー…カウチサーフィンって何?桃ちゃん。
はい。
カウチサーフィンとはインターネットで情報を交換し海外からの旅行者を無料で自宅に受け入れるサービスです。
オー…。
スティーブンさんは以前高橋さんのお宅に泊まったシンガポールの女性から紹介されやってきました。
アイシー。
この広がりがやっぱりカウチサーフィンのいいところでしょうね。
はじめまして。
はじめまして。
お二人がお世話をするのは1泊だけ。
翌日からは地元の宿を紹介します。
伊根町を世界中に知ってほしいという思いで始めました。
なるほどそうなんだ。
で貴誠さん自慢のナマコを取り出しました。
ところでスティーブンさんはナマコ食べた事ありますか?ぜひ味わって頂きたいですね。
はいちゃんと準備してますよ!そうですか。
へへ…。
およそ2か月かけて干したナマコを戻すには水に浸し毎日一度火を入れて1週間かけるんです。
オー!ワンウィークね。
例えば今日宴会があると。
それを使うとなったらそこへ逆算して1週間前から仕込みにかかっていくと。
ああ〜。
小さくなっていたナマコが1週間で再び大きくなるんです。
アハハハ…本当だ。
へへ…。
この日はご近所の方々をお招きして食事会を開きます。
本来食事のお世話はしないカウチサーフィンですが今日はスティーブンさんにも参加して頂きます。
いやぁそういった意味じゃスティーブンさんナイスタイミングでいらっしゃいましたね!直美さんが作っているのはナマコ入りの中華まんです。
これは私のアイデアです。
豚まんが食べたくなったんで。
シャキってする中にトロっとした感じの食感で。
ちょっと変わってるかもしれない。
(貴誠さん)食のハーモニーかな。
ああハーモニー!グレイト!そしてこちらは干しナマコに干しアワビさらに地元の漁師さんが持ってきてくれたフカヒレまで入った贅沢中華三昧鍋です。
ほう…こりゃ確かに贅沢だ!どうですか?直美さんお味の方は。
美味しいです。
ハハハ…聞くだけ野暮でした。
こんばんは。
こんばんは。
やってきたのは伊根の漁師吉田澄男さんです。
ああ…。
おおきにありがとう。
ツナ。
(スティーブンさん)ワーオ!高橋家の宴会はいつも近所の皆さんそれぞれが料理を持ち寄ります。
ブリです。
伊根ブリを。
余ったアラでブリ大根をちょっとね。
いやぁいいじゃないですか!こちらは伊根で250年続く造り酒屋の長慶寺さん。
お酒も差し入れです。
へへへへ…すげえ!乾杯!
(一同)乾杯!こちらはたった一人の海女さん大西さん。
おお…!さあスティーブンさん初めてのナマコ体験です。
(貴誠さん)グッド?オーグッド頂きました!美味しい。
さああの贅沢お鍋はどうなんでしょうか?香りが最初にガーッくるな。
くる…。
明日お肌プルプルになるかもしれない。
もうすでにプルプルよ。
大丈夫よ。
ねえ!さあ料理は大好評!国を超えた交流も生まれています。
高橋さんご夫婦が伊根にやってきて皆さんはどう感じているんでしょう?大歓迎よ!だって僕らが知らない外国人の方も来るし…。
これから楽しみですね。
ありがとう。
これからもよろしくお願いします。
その頑張りを見とるんで応援したいですね。
そんな地元の漁師石倉さんの提案で貴誠さんはボランティアの格闘技教室も開く事になったんです。
一番弟子です一応。
ハハハ…。
みーんな仲良くしてくれてで一番弟子も出来ましたからね。
いい事だと思います。
楽しくやってます。
いやぁいい出会いに恵まれましたですね!へへへ…。
(一同の笑い声)翌日貴誠さんと直美さんはスティーブンさんを連れて船に乗ります。
本当に海からの景色も素敵ですもんねぇ伊根は。
海上タクシーの舟屋巡りコースです。
山手側が母屋なんです。
で道路があって舟宿…。
(英語)船長の案内を貴誠さんが通訳します。
(英語)オー!オーケー。
伊根の旅を十二分に満喫して頂いたようです。
どうもありがとうございます。
こうして伊根の魅力が世界に伝わっていくといいですね。
この日貴誠さんと直美さんが向かったのはこちらのお店。
長く地元の人たちに愛され惜しまれつつ閉店したお寿司屋さんの店舗です。
お二人はここを引き継ぎ昼はカフェ夜は居酒屋を始める事にしたんです。
伊根町に骨をうずめるという決意で来ましたんでここでしっかりと根を張ってやっていこうと思ってます。
(宮本さん)こんにちは。
はい。
こんにちは。
お久しぶりです。
いらっしゃったのは2年前から伊根の風景を描き続けている画家の宮本典さんと夫の絋三さんです。
2年前伊根のお祭りで知り合いました。
いやぁ素敵な絵ですねぇ!この絵はどうするんですか?ここでカフェギャラリーっていう感じでギャラリーもしようかなと…。
ああいいですねぇ!お店にいながら様々な伊根の表情を見られるなんてこれ素晴らしいじゃないですか!いいですねぇ。
ガラッと雰囲気が変わりますね。
おお…ネタケースにも飾っちゃうんですねぇ!考えましたね!ここでお二人の新たな夢がまた始まるんですね。
ここで近所の人が集まってしゃべったりとか色んな話聞かせてもらえたらいいなとかって思って。
皆さんの集ういいカフェが出来るではないかなって思います。
ねえ!西田さん。
はい。
実はもうメニューも考えてあるんですよ。
ああそうなんですか?何が出るんだろう?教えてください!この夜新たな夢の舞台となるお店で出す料理を試食します。
昼のカフェではハーブティーと地元の主婦グループが作ったそばまんじゅう。
そしてランチには干しナマコのオイスター炒めがのったナマコ丼を出す予定です。
ちょっと甘いかな?私も甘みの少ないほうがいいけど美味しく頂きました。
ナマコから作るこのわたとくちこは居酒屋のメニューです。
これに合うお酒を地元の酒蔵向井酒造さんが持ってきてくれました。
これはまたガツンとくるね。
うん。
あれおそばも出るんですか?はい。
こちらは倉智彦さん。
地元産のそば粉を使い趣味でそば打ちをしていました。
新しく開くお店はシェアショップ。
週末は倉さんの開くおそば屋さんになるそうです。
お店をみんなでシェアするという事を考えてやり始めました。
最初聞いた時にああその手があったんかいう感じですね。
そばもしかり魚もしかり酒もあれば…。
そういうものをここでまとめて出せるっていうのもすごい力になりますよね。
シェアショップいいですねぇ!貴誠さん新しい夢に色んな方が参加してくれてますます夢が広がりますね!これが私の作戦というか皆さんに支えられてやっているのが我々2人なんでもう本当に皆さんに感謝してます。
ライフイズショート。
タイムイズスイフト。
「今を大事に」をモットーに思い立ったらすぐに行動してきた貴誠さん。
そして支え続けてきた直美さん。
そんなお二人が身を任せてみようと思った伊根の時の流れ。
そのゆったりとした時の流れの中で見つけたのが究極のスローライフでした。
貴誠さん直美さんこれからも伊根の優しい人たちと伊根の素敵な風景に囲まれながらしっかりとこの地に根付いていってください。
応援してまーす!楽園通信です。
桃ちゃん伊根のいいところ教えてくださーい!はーい!伊根湾を囲むように230軒もの舟屋が軒を連ねる「伊根の舟屋群」。
高台からの眺めもいいですが海から眺める景色も素敵です。
ねえ両方見ちゃいましょうよ!そして高橋さんご夫婦が営む来福
(Life)水産では干しナマコストラップを販売しています。
1つ1つ違うので自分好みのナマコ探せますよ!いいね!次回は佐賀県みやき町が舞台。
ハゼの実から和ろうそくを作っているお父さんのお話です。
わっろうそく!和ろうそく。
寒〜い今こそ食べたいシチュー。
しかし…。
2014/02/22(土) 18:00〜18:30
ABCテレビ1
人生の楽園[字]
新しい人生を選択し、夢を実現した人がいます。「人生には楽園が必要だ」で始まるこの番組は、“新しい生き方”を提案する大人のための「いい人生の歩き方」発見番組です。
詳細情報
◇番組内容
『舟屋の里でスローライフ』 楽園の舞台は、日本海に面して舟屋が建ち並ぶ独特の景観で知られる京都府伊根町。その景観に魅せられて移住を決意した主人公夫婦は、伊根の漁港から新鮮なアワビやナマコを仕入れ、干しアワビ、干しナマコを製造している。町のPR活動も行っている。
◇出演者
【楽園の案内人】西田敏行、菊池桃子
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/
◇おしらせ2
この番組は、朝日放送の『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
福祉 – 高齢者
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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