2013年夏さいたまスーパーアリーナで5万人の大観衆を熱狂させたのはなんと声優たち!人気はアイドル並みだ。
(一同)あえいうえお…。
今や声優は若者…年に1万人近い志望者が殺到する。
脚光浴びる声優界で誰もがこぞって実力を認めるナンバーワンがいる。
ある時は「エヴァンゲリオン」の男前のスパイ。
(山寺)彼女の寝相の悪さ直ってる?セクシーなイケメンボイスで女性ファンをとりこにした。
でも君の唇はやめてくれとは言わなかったよ。
君の唇と君の言葉どっちを信用したらいいのかな?僕はパトロールに行ってきます。
またある時はあの国民的アニメの…イヌの声。
ワ〜ン!ワンワンワン…!ワ〜ン!危ない!ああ…。
その正体は七色の声を持つ男…みんなから愛されるヒーローになりたい。
違う!よそ者なんかじゃない。
とにかく忙しいんだ。
2013年吹き替えで主演を務めたディズニー映画は観客動員数200万人を超える大ヒット。
その声は老若男女誰をも魅了する。
そんな当代きっての人気者山寺が敬愛してやまない男がいる。
ホントに尊敬して僕は子どもの頃から憧れてるつもりだったんですけど1歳か2歳しか違わないですよね。
とにかく大好きで…。
人を楽しませる世界一のエンターテイナーだと…。
その男が一たび舞台に立てば笑いの渦が巻き起こる。
そうそれが…。
(コロッケ)・「つかみかけた」コロッケ。
ものまね界の帝王だ。
その神髄に今日は迫りたいなと。
プライベートでもお食事行ったりとかさせて頂いてるんですけども意外とそういう話って聞けないもんですよね。
あれどうやってんの?だからあんまりそんな気負わなくていいんじゃないかな。
あんま気負ってねかっこつけてしゃべってもしょうがないし。
ふだんの僕と山ちゃんで話ができればいいかなっていう。
そして…。
どうも。
どうも。
コロッケさん。
元気?ようこそ。
ちょっと御無沙汰しております。
ありがとうございます。
お元気ですか?おかげさまで。
コロッケさんは?もう!てれますね。
ええ若干。
もともと…。
すいません。
私がよく仕事で来ているアフレコスタジオなんですよ。
ものまね界の帝王と七色の声を操る声優。
今回初めて互いにワザの秘密を披露。
それが想像を超える内容で驚きの連続!どこで息つぎをしてるかというところを見るんですよ。
えっ?顔から…?顔から下…。
勢いに乗る2人は珠玉のワザをぶつけ合う!「おのれ謀ったな!」。
顔を見られたくない感じですね。
これね。
そのまんまでいいんです。
入ってくるとここにこうやって「トゥ〜ン…トゥ〜ン…」っていう。
ついにはあの話題沸騰のパフォーマンスに隠された超細かな極秘の計算まで明らかに!大体300kgぐらいのロボット。
だったら足音は足の重さがこれぐらいで細かい事言うと0コンマ何秒であれ入れてるんですよ。
声優はこっちから入る訳ですよ。
どうぞどうぞ。
あっすごい。
はい。
ここすごいね。
ここ比較的新しいスタジオでとてもきれいなスタジオですけども。
マイク4本立ってますけどね。
大体3本か4本ですね。
アニメアフレコ洋画の場合も。
ちょっと特別なんですけどもチャップリン。
喜劇王チャップリン。
それ面白い。
おっといきなり七色の声を持つ山寺の本領発揮か…?男女合わせて7人を一気に演じるその妙技とくとご覧あれ。
「いや〜やっと2人きりになれましたね」。
「アイスクリームいかがですか?」。
「絶妙なタイミングでありがとね」。
「どうぞ。
はいこちらもどうぞ」。
「ああありがとね。
あっ!ちょっと君待ちたまえ。
じゃあね君にチップをあげるかどうかをこのコインで決めましょう。
チップなし」。
「ないんかい!」。
「いや〜これスプーンでペタペタ」。
「ああ!やめてよ!私の背中は感じやすいの。
やめてよ」。
「ヘヘヘそうですかそうですか」。
「アイスクリーム食べましょう。
ああ!冷たい!冷たいね!」。
「おいしいわねアイスクリームね」。
「でもね歯にしみるんです。
ああしみる」。
「知覚過敏?歯は大切よ。
気を付けた方がいいわよ」。
「じゃあねこうしましょう。
この本体をグッとねこうスプーンですくってと…。
溶けたやつを飲む事にしますよ。
うん…うん…おいしいうん…。
あっ!あれ?本体が落っこっちゃった。
どうしようかなこれ…。
ズボンの中に落っこっちゃったよ。
どうしようかなこれ…。
ああ気持ち悪い。
奥入っちゃった。
手で取れないな。
どうしたもんかなこれ」。
「どうしたの?外で食べるアイスクリームはホントにおいしいわね」。
「うん。
ズボンの中のアイスクリームは最低ですよ。
気持ち悪いな。
お尻の方に入っちゃった。
これどうしたもんかな。
どんどん奥入っちゃってるの。
あれ?すっげえ気持ち悪い。
すんげえ気持ち悪い。
どうしたら…これ困ったぞ」。
「どうしたの?」。
「いやどうもしてないですよ。
ちょっとねアイスクリーム食べたら体が冷えたもんですから足の方がすごい冷えたもんでこうやってねこうやって落として下に落っこっちゃえポイと!」。
「ああ!何?背中にビチャッと何かが来たわ!背中に!何かしら!?何かしら!?ああ…!これ何…!?ああ…!超冷たい!超冷たい!」。
「私に任せて下さいね。
何が入ったんでしょう?私が取ってあげますからね。
はいちょっと失礼しますよ」。
「ああ何するの!エッチ!」。
「エッチって!私はその背中に入った冷たい物を取ってあげようと思ったんだ。
じゃあもう一回やりますよ」。
「何するんだ!わしの女房に向かって!失礼だろ!」。
「どうしたんでしょうね?中入りましょうか」。
「そうしましょう」。
「ああちょっと…。
お尻ぐちゃっと!冷たい!」。
「アッハハハアハハ!」。
「誰だ!誰の仕業だ〜!」。
すっごい早口だね。
すごいね。
これを大体30分ぐらいず〜っと頭からやって。
うわそれ大変だわ。
やる方も大変だけど見る方も疲れるっていつも。
アハハでも何か生まれ変わる映画が。
そうですかね。
これで完成してるものなんでね余計な事するなって話もあるんですが…。
いやでもそうする事によってもっと違う形での意思表示が見えてくるんで見てる側としては面白いです。
命が吹き込まれる感じ。
そうですかね。
おはようございます。
物語のキャラクターを見事に際立たせる声。
それはどのようにして誕生するのか。
新番組に臨む山寺を追った。
(ノック)失礼。
ホームズこの部屋の新しい住人だ。
ジョン・H・ワトソン君。
人形劇「シャーロックホームズ」。
名探偵ホームズの冒険を学園ミステリーに仕立てた。
山寺は主人公の少年ホームズ役を演じる。
脚本を担当するのは…そして毎回豪華なゲストが事件の鍵を握る人物として出演する。
「そろそろ来ると思ってたよホームズ」。
今回ホームズの設定は15歳。
現在山寺は52歳。
若い声でも朝飯前なのかそれとも…?「特別待遇なんだ」。
「ドレッバーについて説明して」。
今何歳ですかね?四十いくつぐらい…。
「あれは?ドレッバーはここで食事を」…。
いいでしょうか?はい。
じゃあいきます。
「そしてスタンガスンの所へ。
そしてスタンガスンの所へ」。
随分低くなったね。
(ディレクター)低い?低い?「そしてスタンガ」…。
そんな気になりますかね?
(ディレクター)音?大丈夫です。
トーンですね。
大丈夫だと…。
もう一回だけ頂いて…。
こうやっていくとねだんだん芝居がこんな所でずっとやってる感じでね。
若さを前面に出すのか知性を強調するのか山寺は悩んだ。
「そして…」う〜ん…。
なかなかその…15歳のトーンというのは最近…最近というかもうず〜っと20年以上もやってないぐらいの感じですからね。
こんなに不安でいっぱいな現場はないぐらい…。
更に今回は一切の映像なしに先に声だけを録音する。
山寺は録音現場でもホームズを近くに感じようとマイクにその写真を貼った。
試行錯誤の繰り返し。
そして山寺が命を吹き込んだ新ホームズが誕生した。
無実の人間が罪を着せられるのは見ていて気持ちのいいものじゃないんで。
余計な事に首を突っ込む癖はまだ治ってないようだな。
ホームズもういい。
君はよくても僕は嫌なんだ。
一番聞きたかったのはやっぱり役者さんというのは全部自分を演じる感じになるけど声優さんというのはそのキャラクターを自分で見ながらこういう性格でこんな感じでとか決めていく訳でしょ?ちょっと慌てん坊な人とかちょっとおっとりしてるとか…。
でもそれはきっと俳優が役作るのと同じかもしれないですよね。
やはりその作品台本読んでその役割というかどんなポジションであるとかという事とそれとやっぱり共演者とのバランスも考えますよね。
「あれ?あの人ちょっと声似てるな」とか何か「近い声にならないかな」という不安ってないのかな…。
あります。
共演してて台本見て「あれ?」と。
自分とどっちかというとトーンとか声の幅とかが似てる人がいると…。
僕は新人の頃に盗賊ABCみたいなのがあって僕が新人だからCでABの先輩がいらっしゃる訳ですよ。
するとどうしても…。
「へへ〜とっちめてやろうぜ」みたいに先輩が言うと「そうだな」って何かね見た目もそんなに違わない場合全く同じような感じでまねしてやっちゃったんですよ。
それですごい怒られて。
何であの人と同じような声出すんだと。
だからやっぱり瞬時に「あっあの声だからあっやばい。
じゃあこっちの…」。
その場で声をちょっと変える訳でしょ?そうですね。
やりながらみたいな事もありますね。
やはりもともと声優としてもお芝居が大事ですからどんなしゃべり方どんな性格だという事が大事なんですけどもやはり声質が似てるとやっぱり見てる方はどっちがどっちか分かんないという事ありますよね。
僕の場合は特にアニメでも洋画でもなるべく声質にもこだわろうと。
まあお芝居を上手にやろうとかその役をちゃんと演じるというのは当たり前の事なのでそれで声質をなるべく洋画の場合はオリジナルに近いようにアニメの場合だったら初めて自分が入れるにしてもなるべく個性が際立つようにというかホントにその絵から出てきたように聞こえるようにという事をなるべく自分の無理のない不自然に聞こえない範囲で。
やっぱり声を作るという事はそれだけ自分の生理と合わないものになっていくとお芝居も不自然になってくる可能性が高いんですよね。
自分の出し慣れてない声でお芝居なんかするとやり慣れてない声でやると何かあざといみたいな何か無理してるこの人って。
視聴者に思われたら最悪ですよね。
山寺は一つの作品で何役も演じる事で知られている。
4年前の人形劇「新・三銃士」では主要キャラクター6人を含む数々の役を演じ分けた。
三銃士の一人アトス。
命令なく動いたら反逆罪で処罰されてしまう。
世間知らずの国王。
スポーツマン精神にのっとり正々堂々と戦う事を誓います!更に猿のプランシェ。
ウキキ…。
渡せ!ウキ!ウキキ…。
声の七変化。
一体どうやっているのだろう?よく子どもたちとかに「山ちゃんいろんな声出しますけどどうやって使い分けてるの?」と言われて自分の声ってどうなのかなって考えてみたら高い声と低い声ってのは誰でも想像つきますよね。
こんにちはこんにちは…ってどんどんキーが高くなる。
これは声質の。
あとそれともう一つ代表的なので言えば僕が思ったのはこもると開くってあってまあこれは喉仏の位置だったりしますけど。
だからこれがここでこういうのが基本的な方向性かなと思って。
ある日気付いたんですね。
「こんにちは」ってこもってて開いていくと…こんにちはこんにちは…ってやると音程は全く一緒の音でずっとあ〜の音あ〜…うあ〜うわあ〜。
これでも例えば太っている人はやっぱりこもりがちな中で反響するから「こんにちは」だけど痩せてる人は「こんにちは」となる。
それに高いとか低いをやっていったりそしてこれをこもらせて高いのと低いのをやったりするといろんな声の種類が増えるかなと。
それプラス息の成分。
ハスキーか張りがあるか。
「あ〜」と「あ〜」で「あ〜」ではそれをやるとすごく多面的に。
これある意味虎の巻じゃないですか。
分かりやすいですよね。
小学生とかに説明するのにはやっぱり分かりやすい。
いやいやこれで声優目指す子たち増えると思いますよ。
そうですかね。
すっごい分かりやすい。
(ジャイアント馬場のものまねで)ジャイアント馬場ですとこもって低いですよね。
こもって低い。
こもって低いまま開くとこうなって同じ高さでも全然違う人になっちゃったりするというね。
小動物系は。
低い声の人も別に小動物はできるという事かなと思ったんですよね。
さっきジャイアント馬場さんこもるってあったじゃないですか。
だからそれの音程を変えると淡谷のり子さんなんです。
(ジャイアント馬場のものまねで)どうもジャイアント馬場です。
わわわわわわわわわ…。
(淡谷のり子のものまねで)ここ。
アハハハハそこ。
発声は一緒なの。
発声は一緒だけど。
そうそうそうで下げてくとねだんだんだんだんねははははは…アポー。
あっそうやって。
ははははははは。
(淡谷のり子のものまねで)あらコロッケあんた真面目にやりなさいってなる訳ですね。
俺はものまねやる時に声の質とかという事よりも例えば俺自分の顔を中心に置いてるんですよ。
でこの顔からちょっと下のここが美川さんとか。
えっ顔から?顔から下?あの簡単に言うとね押すか引くかっていう感覚。
美川さんだと低い声だから低い声はここら辺。
ここら辺でああああって出す。
でこの声を前に押すのか後ろに引くのか。
これで同じ音程でも美川さんとピーターさんに変わるんです。
お二人とも低音の魅力ですよね。
そう。
美川さんだと前に押すんです。
落とすような低音。
(美川憲一のものまねで)・「いいえ」ああ美川ですけど。
前にああ落とす。
でピーターさんは後ろに落とす。
(ピーターのものまねで)・「揺れて」アハハピーターさんだ。
分かるかな?顔が中心にあるとしたら前に押すか後ろに引くかなんですよ。
さっき僕が言ったこもると開くとまたちょっと違うんですね。
そう。
直接的にやるだけ。
前後ろ。
(美川憲一のものまねで)・「いいえ私は」前にこうグワッと落とす。
あと演歌の方でいうと五木ひろしさんは僕の顔の後ろで歌うんです。
顔の。
顔のここら辺で歌うんです。
そこ響かせるって事ですか?響かせるんだけど引くんです声を。
引く。
声は出しますよね。
それでも引くんだ。
それは例えば歌でいえば引き歌押し歌っていう感覚。
だから五木さんのまねをする時皆さんは押して歌うんだけど五木さんはそういう歌い方一切してない。
だから・「あなたは」ってみんな歌うんだけど実際違う。
・「あなたは誰と」全部ここで声出してるのにここで歌う。
・「契りますか」後ろで歌う。
うわ〜。
何か今まねしようとすると息吸っちゃいそうですね。
感覚がそうなんですね。
吐いてるんだけど引く。
それも無重力みたいな感じでトンってこう。
それがスッとこう行ってこう落っこってくる感じ。
うわすごいですね。
(細川たかしのものまねで)・「津軽」っていうふうにこう…。
遠くに飛ばす。
声で距離感でものまねをするって事。
そう。
あっでね僕今思ったんですけど細川さんは10mぐらい先にっていうのはものまねの声の出し方ですけども我々声優の場合は特にセリフの距離感というのをすごく言われるんですね。
というのはもちろん画があったりして見てれば今自分の相手どのぐらい距離の人に話しかけてるかっていうのは分かるけれども。
例えば画が見えてないオフという違う場面が映っている時とかその人物がいない時とか。
それからあとラジオドラマとかオーディオドラマがある訳ですね。
その時は…どこに向かって話しかけてるのか…だからホント極端な話…例えば同じ距離感でも…ついたてがなければ「あ〜コロッケさん」。
ついたてが1枚あるだけで「ちょっとコロッケさん」ってちょっとだけ変わるという事とか。
だから最低限そういう事が分かってて演じなきゃいけないという事ですよ。
洋画とかアニメでもリアルなアニメの場合はそういう距離感というのはすごい大事にしますけど…僕「アンパンマン」ずっとやってますけどカバおくんがアンパンマンに話すのに「ねえアンパンマン。
バイキンマンにお弁当とられちゃったんだよ」って言ってもね。
(大声で)「バイキンマンにお弁当とられちゃったんだよ!」って近い近いって!だからその方が自然に作品としては聞こえるっていうのある訳で。
そこでリアルな事やられてもっていうのはあるんですよね。
それは直接的な方が分かりやすいし。
その方がそのキャラクターにもよるしという。
うるさい。
物理的な距離感とあともちろん人間としての…。
そんな事ないですよ。
いや女の子に「近い」って言われた事ある。
いや近いって普通に座ってるだけだろって。
・「インドの王様に会ったときすぐに招かれたお茶の会に」山寺の更に超絶なテクニックがさく裂するのが吹き替えだ。
「アハハハッ。
俺はレジーだ。
一体どうしちゃったんだよ?俺の車!返してくれよ!トラックの中に入ってんだ」。
「Somebodystopme.誰にも止められない。
絶好調。
アヤヤヤヤ」。
マシンガントークから重厚なセリフまで何でもござれ。
ぴたりと吹き替える。
洋画のその俳優さんたちに声を当てていくやり方というかコツというか。
ちょっと一本ですねサンプルというか用意してあるんですよ。
マジで?ちょっとやってみようかなと。
それすごい楽しみ。
山寺の当たり役の一つブラッド・ピット。
その主演映画で心を砕くのは…。
あの〜字幕も何も入っていない素材を頂くんです。
オリジナルのブラピの声を聞きながら。
で聞きながらタイミング合わせてこう何回も画を見て。
セリフは決して覚えないんですけども。
大変だ。
大体頭に入れて。
どっちかって言うと…見るんですよ。
こういう台本があったら…。
確かに息を吸ってるのは合わせなきゃいけないもんね。
台本によってはここで「息」って書いて下さる方もいるんですよ。
でも大抵は自分で息のマークっていうのを書いたり…。
例えばそこで…。
何かすごい緻密な作業なんだね。
息を吸ってるのか吐いてるのかまで一応チェックするんですよ。
大変だ。
「彼か」って言ってるのか「は〜彼か」って言ってるのかどっちかで。
それ逆になるとそのあとすごく合わなくなるんですよ。
息つぎがズレちゃうとね。
ホントは向こう吸ってるのに「は〜彼か」って言うと次どっかで吸わなきゃいけなくなると向こうと合わないんですよ。
だから…演じるのは殺し屋役のブラッド・ピットが男を脅すシーン。
バーで近づきそのままじわじわと相手を自白に追い込む。
静かだが殺気みなぎる場面。
さあ山寺はどうシンクロさせるのか?「彼か?友達だ。
お前の友達」。
「友達だ。
みんなお前を心配してる。
お前には誰か必要だ。
どうすれば助かるか教える人間が。
みんなそう考えてるんだ」。
「ああ。
いいか?大事なのは何をやったかじゃない。
何をやったと思われているかだ。
そこをよ〜く考えないと。
そしていざって時には準備ができていないとな」。
「あいつは明日の夜はどこにいる?」。
「ジョニー・アマートだ。
明日の夜やつはどこにいる?」。
はい。
こんな感じでございます。
(拍手)とても地味なシーンでございましたのであんまりメリハリも何もありませんでしたけども。
すごいねやっぱり。
ホントにしゃべってる感じになるんだね。
今度は息つぎに注目してもう一度。
(英語)「何をやったと思われているかだ。
そこをよ〜く考えないと。
そしていざって時には準備ができていないとな」。
一番お芝居とかも僕は舞台でやっていてすごい難しいなと思うのは…ちょっと間を持って片言だけ「おう」とか…。
一瞬にして分かりました。
そうですか。
そういう事も含めた上での…ありがとうございます。
そう言って頂けると。
なるべく英語と日本語でどうしてもピッタリ同じにはならないんですけどもなるべく向こうが「ア〜」っと言った時は「フッ」とやってるのか閉じ気味なのかで同じように自分を動かせたら合うんじゃないかと思ったんですが…その雰囲気で盗んだ方が…目で芝居をやっぱり向こうはしてるんじゃないかなと思って。
そういう所まで見るようには。
大変だな。
何か自分で目指してるとか理想とかこうありたいって何かあるんですか?僕の場合やはりその…。
もちろん映画の種類にもよりますし思い切り「うわ〜」っとやらなきゃいけないのもありますし。
でも淡々とした感じで進んでいくものというのはともすると…どうしてもやりたくなるんです。
ちょっと脅す時は「どこにいる?」ってガッといきたくなるし…それが見えちゃうと…僕たちの先輩だとすごい名人の方レジェンドの方々はつまらない映画も声優の力で面白くしたという方々っていっぱいいると思うんですね。
でもなかなかそれはね。
なかなかそこまでは僕はできなくて。
今コロッケさんがまさに空気感とか温度とか2人のこの雰囲気をなんとか吹き替えでも英語と同じように伝えられないかという事でやるんですけども。
それがやっぱり何か特に面白くも何ともないってなってしまうのと表裏一体というかギリギリなんですよね。
要はほんのちょっと温度が違う感じの声が出た時に見てる方が「うん?」ってこう現実に戻っちゃう。
映画の中に入り込んでない。
だから映画の中に入り込んだままいけるっていうのはその温度とか空気感とかを全部きれいに表していかないと。
いやでも今コロッケさんの話を聞いて気付きました。
そうです。
日本語の吹き替えでも。
やはりどうしても「洋画はオーバーに演技するのがいいんでしょ?」というふうによく言われたりするんですよ。
いやそんなつもりはないと。
すごくナチュラルに普通にさりげない芝居を洋画でやったら逆に合わない事もあるかもしれないですよね。
何となくこのハリウッド映画の世界に。
自然とこの作品見れちゃったというのが一番いいんですけどなかなかそれは…。
でもすごいなと思う。
でも今はテレビとかDVDブルーレイでもオリジナルの音源で簡単に見られますからそうなるとオリジナルの声も知ってるしブラピの声はブラピの声で皆さんブラピ好きは知ってる訳ですよ。
という事はブラピの声で聞くのが一番いい訳で。
でも誰が合ってるというのは業界でもみんな探すんですよね。
だから毎回毎回がオーディションなんですよ。
えっ!オーディションのつもりで。
あんまり面白くなかったら次に僕にはブラピは来ないと思って。
まあ実際にそうですから。
やってるので。
だから毎回チャレンジで大変なんですよ。
それも2時間ものとかのね。
しゃべりまくって。
うわ絶対大変だ。
でもそれが楽しいんですよやってて。
人にどう思われるか分からないけど自分の中で…勘違いかもしれないけど思った瞬間って一番楽しいんです。
気持ちいいよね。
ハリウッドスターになれるんですよ。
そうだよね。
はい。
後半は舞台をスイッチ。
今度は都内のコロッケ行きつけの場所へ移動する。
とここで2人はいきなりワザの対決に突入。
アドリブである人物になりきる事に。
お題は戦国武将。
さあどっちのなりきりがすごいか…。
いざ勝負!なるほどね。
このセリフはどうしましょうね?これちょっと悔しがってる感じですよね。
悔しがってる感じ…。
あ〜いいですね。
何かそんな感じですよね。
まずは山寺。
(力強い声で)「う〜んおのれ謀ったな」。
声優がやってる姿っていうのは…僕は表現してるんですけども。
見られる事前提にやってないんで。
今夢中になってましたからすごい顔してたと思いますけど。
生でこうやって聞くとやっぱりすごいね。
コロッケさんものまね芸人としてのアプローチっていうのもあるんですか?そういう方が俺は得意。
じゃあ武田信玄なんで武田さん。
武田鉄矢さん。
いきます。
「あ〜おのれ謀ったな」。
(笑い声)出た。
武田鉄矢信玄がいましたね今。
「あ〜」っていうのが。
これでも無理やりぶっ込んでる感じ。
(笑い声)すいません。
僕がちょっとリクエストしちゃったもんですから。
これね。
おお…明智光秀。
えらい色白ですね。
これはやっぱりセリフは「敵は本能寺にあり」ですかね。
あっ「敵は本能寺にありかな?」。
何か「かな?」って感じじゃないですか。
そうですね。
いきますよ。
「敵は本能寺にありかな?」。
アハハ。
うわ〜聞こえてきますね。
コロッケさんアニメのキャラすぐできますよね。
瞬時にね。
練習なしでその場ですぐ。
いろんな声の種類とか人物を持ってるから。
は〜じゃあ私もいきましょうか。
「敵は本能寺にありだったりなんかしたりして〜」。
アッハハハ。
もう全然違う人物になるね。
そうですね。
私の場合ちょっとこっち側に寄った明智光秀をやらして頂きました。
若干この頬の感じとかがそんな感じがするかなと思いまして。
私はちょっと違う感じだったんですけどね。
理知的というか…。
気が付いていない。
なるほど。
俺一番不思議に思うのはものまね芸人よりものまねを声を忠実にすごい近づけるんですよ。
練習は?練習は僕車の中っていうのがすごい多いですね。
車の中でずっとカラオケとかオリジナルをかけながら上から一緒に歌っていく。
ちょっとこういうふうにしようと交互にやったり…。
コロッケさんどこでやるんですか?俺はね…。
俺練習してるとこってあんまり人に見せない人なんでうちのマネージャーとか付き人でも見た事ない。
たった一人で?ビックリ。
全部イメージ。
撮らないんですか?撮らない。
それであの動きとかも撮らないで自分はこう見えてるっていう。
こんな感じっていう。
だから俺はその人がやらない事をやる事が増えてきちゃうんですよ。
頭の動くのが半端じゃないじゃないですか。
よく俺たちも子どもの頃クックックってかつらじゃないよってクックッてやりますけどあの動きが。
これぐらいがいいかな?いきますよ。
(笑い声)これ…これどうなってるんですか?分かんない。
でもこれね俺高橋英樹さんに聞いたんだけど高橋英樹さんも頭ちょっと動くんですよ。
これ何でかって言ったらそれで気付いたとかあっていうその言葉ではなく目ではなく。
頭を動かす事によって気付きを表現するという。
でもこんなに動かさないですよね。
こんなに動かすと逆に変だって言われる。
気付いたと気付かれるだろうと。
前髪今短いからあれだけど前髪もうちょっと長い時美容室に行ってこう切ってもらうじゃん新人の子に。
「切って」って言って。
それで相手が横向いた時にこうやってズラすんですよ。
で俺が「これ切り過ぎてない?」とかって言うと半泣きになった子がいて。
ホントだ!さっきもっと長かったのに瞬時に短くなった…。
これ相当違いますよ。
おでこの真ん中だったのにこれがこう来るから。
(笑い声)俺が「切り過ぎた〜」とかって言うと「わ〜!」とか。
一度だけお邪魔した事がありますよね。
これ私。
いろんな所に貼ってありますね。
コロッケさんのこれね。
「母さん助けて詐欺」ね皆さん気を付けて下さい。
気を付けましょう。
じゃあ行きますか。
俺昨日もいたんだけど。
(めるも)いらっしゃいませ〜。
都内のものまねバー。
かつてのコロッケ同様若手が明日のスターを目指しものまねを披露している。
山ちゃんは久しぶりだよね?僕久しぶりですね。
お久しぶりですね。
あっJP君だ。
(JP)おはようございます。
よろしくお願い致します。
線香花火。
(線香花火のものまね)ありがとうございます。
さすがですね。
消えるところまでね。
(五木ひろしのものまねで)・「涙の」コロッケの数あるものまねの中で世間に最も衝撃を与えたのが…。
・「愛するひとよ」あれ中途半端だと嫌みになったりちょっとやっぱり見てても嫌なんですけれどもうあそこまでいっちゃうとそういうものは越えちゃうと思うんですよね。
だから許せるし面白いし。
だって極端な事言ったら基本的には全く顔も姿も僕には似てない訳ですから。
ロボットには五木ひろしさんは普通はならないと思うんですけどその発想はどっから生まれるんですかね?思っちゃったのがホントに五木さんにとっては迷惑な話ですよね。
最初に五木さんが出てきちゃった。
五木さんがパトカーに乗って悪いやつをやっつけに行くんですよ。
というのが自分の頭の中で妄想でどんどんどんどん。
もう駄目なの。
五木さんが全部銃を「キシュンキシ〜クションピピピピトゥンあ〜ドンッ!」ってやっつけていく訳ですよ。
みんなこうやって。
SEとの兼ね合いがすごいと思うんですよ。
効果音との。
その効果音のやっぱりCDとかいろいろあるのでそれを全部探して足音の音だけでも200種類ぐらい。
SEとして使っていいものの中に。
その中から…で重さがどれぐらいなのかという事で…だったら足音は足の重さがこれぐらいで。
(ロボットが歩く音)細かい事言うと0コンマ何秒であれ入れてるんですよ。
「ウィーンウィーン」これぐらいだから。
ウィーンが長すぎるとよくないんですね。
俺が思ってるだけなんだけど…音を作る時に「1秒だと長いからちょっとこれぐらいにして。
これぐらいで首の動き4発入れて」とか。
(ロボットの音)
(志村けんのものまねで)あれ顔間違えちゃったなこら。
ここら辺に全部入ってる。
こう動く…。
だからこうやってドンっていく時に肩ダンってこれだけだとドンってこれだけで駄目。
ドゥ〜ンって。
おお余韻。
ゆっくりこの余韻を。
これを最近はCGとかでそういうのを映画でやるようになったんでそういうのを取り入れるようにしてる。
そっか…じゃあ常に進化してるんですね。
最初の五木さんのロボットってドンドンドンってこれだけなんです。
今はドゥ〜ング〜ンドゥ〜ン。
9年前の五木ロボット。
首の動きにご注目。
アクションはシンプルである。
現在はというと動きは実に細かく複雑だ。
まさに進化する芸。
ああいう動きはアニメーションってダンスの世界では言うんだけどアニメーションの動きできないかなとかそういう事を全部自分で…。
その中で覚えていくんだけど五木さんのロボットの時に俺が一つ気を付けたのは細かい話ばっかりなんだけど…。
いやいや聞きたいです。
ちゃんと…要はインテンポっていう決まったテンポで動く。
決まったテンポで動くからタンタンタンタンって全部みんな動けるんだけど…タンタタッタタンって…。
でもそれをやると見抜かれるから…。
そのリズムっていうかテンポを全部なくそうって。
見てる方が予想できちゃうと。
意外性がなくなると…。
そう。
だから首の動きを例えば2発入れてそのあと顔を落とす動きを入れるとしたらそこでこの動きはリズム一緒ですよ。
ウィ〜ンウィ〜ンっていうのは一緒だけどそのあとだったらクンッカチャッてやればいいんだけどウィ…ウィ〜ンカチャッて。
そうするとそれが連動していくとどうやってリズムとってるか分からないからダンスやってる人たちからすれば意味が分からなくなるんです。
そこをねらったの。
これはねらった。
あえてリズムなくそうって。
そうするとそれを完パケで覚えてないと動けないんです。
うわ〜。
そっかリズムでこうやったらこうなるっていう予想では動けないんですね。
ちゃんと全部覚えてないと…。
ウィ〜ンウィ〜ンキュルカチャッドスンドスンドスンっていったらもう次にいくのが見えちゃうんですよ。
だからウィ〜ンキュルカチャッ…ドスンドンっていうふうにしていくともうリアルな一つの映画とかそういうものに見えてくる。
痛いでしょ。
ねっ痛いでしょ。
今やコロッケの芸はものまねという枠をはみ出している。
2014年2月映画のキャンペーンに呼ばれた時に披露したのはロボットパフォーマンス。
(銃声)
(金属音)お前たち…。
(志村けんのものまねで)痛いでないのよ。
これ狙っちゃ駄目でしょ。
特に近年のステージではオリジナルのエンターテインメントを続々と披露。
踊りに豪華な舞台。
コロッケは持ち前の探究心と鍛錬の積み重ねで年々芸の幅を広げている。
その芸は演劇の世界でも高く評価され歌舞伎俳優や日本舞踊の名手と並んで表彰されるまでになった。
ものまねというものを変えたのはコロッケさんだと思うし…。
あの〜俺は…こう何だろう?ものまね芸人ってやっぱり…。
こういう言い方していいのかどうか…。
やっぱりメインになれない。
例えばコンサートをやったりとかディナーショーやったりとかそういう事もできないしものまねちょっとやったら「はいもういいですよ」って…。
例えば予選に出ても…すごくそれが嫌で。
30年前ですね。
ものまね芸人って言われてもやっぱあそこまでやるんだそんな事もやるんだそんな事もやっているんだっていう事を広げたくてず〜っとそれを…。
で僕一人でコンサートもやったりディナーショーもやったりっていうふうにそれが上がる事によって今度はものまねを目指して来る後輩たちがいっぱいいる。
その子たちもこっちの道があるんだっていう事で考えてくれるんじゃないかなって。
コロッケの原点はどこにあるのか。
デビュー当時は声を出さない形態模写。
歌手の表情動きを過剰なまでにデフォルメした。
発想は下積み時代の仕事の経験から得たものだった。
だってあれなんかただふざけてんのかって思う時もね…。
僕後輩ですけれどもホントにふざけてんだって…。
あれは…俺は思いつくんだけど思いつきには理由があるんです。
それもあるんですね。
秘密を明かすと俺はゲイの人とねオネエの人と一緒に働いててオネエの人たちってフェイントを使うんですよ。
フェイント?バスケットとかいろいろでやる…?そう。
要はここにお客さんでいるとしたら「いらっしゃいませ。
何人?1人?分かった。
いいわよ。
あんたもね」とかってこういう…この…このやり取り。
そうするとこうやって動いた時に話しかけてる人ってそっち向くじゃないですか。
「ああ」っていう…。
それを動きで?そう。
だからゲイの人たちの動きってすごくてたたいたりとかする事でもたたいた事によってここに目線が集中するでしょ。
パンッてたたいた事によって集中したら「ねっ」っていうこの一個一個のしぐさが全部フェイントなんです。
何かそこに人を引きつける何かがあってそれを面白いと思ったんですねコロッケさんは。
うんそう。
こういうのをちあきなおみさんとかに入れたの。
ちあきなおみさんでやる時にはこう向く時も体は向いてるのに顔が向いてないとか。
顔が後れて来る。
だから体だけこう向いて後からこうやってついてくるから見てる方も「お?」ってビックリするっていう…。
でこっちに行こうとして歌うとこうしてこっち行くとやっぱみんなついてくる。
(司会)「ものまね人生の原点。
それはちあきなおみさん。
『喝采』」。
ちあきなおみさん実際そこまでやってないですよね?もちろん。
でもこれに近いような動きはあります。
あの…歌う前にイントロからお芝居に入ってる方ですから役者になってるんです。
イントロから…歌う前に顔が作られていくその女の人に主人公に。
「喝采」だったらこう…。
この歌う前にもう入り込んでる主人公の顔が見えるんです。
だからそういうのをまねしたんです。
演じるっていう感じなんですね歌うって事も。
そう。
女優と同じという感じで…。
だからこう4分の中にちあきさんはもう2時間3時間のドラマを見てる感じになるんです。
なるほど。
それが琴線に触れてなんとかこれを面白く再現したいと思ったんですね。
やりたい。
忠実にじゃなく?そう思ったのもあれば岩崎宏美さんみたいにふざけんなっていうのもある訳です。
これは俺の中では岩崎さんっていうのは勝手に跳びはねてるイメージがあってでも岩崎さん歌ってる時跳びはねた事は一回もないです。
どっちかって言うと跳びはねない方の人ですよね。
ほかのあの時のアイドルの方々歌手の方々と比べても…。
おとなしい方ですよ。
そうですよね。
だから俺のものまねって全部…それが頭の中に残っててそれを頭の中でいろいろな発想に転換していくと。
そうそう。
その声優という世界もそうだと思うんですけど瞬時にして自分の想像の中で映画を見ながらこの人はこういうもんだって決めていくじゃないですか。
それと一緒だと思います。
俺も「この人はこういうあれだ。
こうしよう。
じゃあこの動きはこうだ」とか。
だって例えばすごい…その映画の中でアニメにしても動きが速いとしたらその動きに合わせてトーンも変えたり…。
そうですね。
いちいち表面だけ追ってやっていったら多分演技はできないと思うので表現するためにはそれを一回見て自分の中に飲み込んでっていう事が大事になってくると思うんで…。
だからやってる事が違ってても作業としては俺多分ね一緒だと思うんですよ。
見る者を驚かすコロッケの芸。
そのアイデアはどのように生まれてくるのか。
おはようございます。
はい!え〜今日も一生懸命頑張ります。
現場を特別に見せてもらった。
・「見つめ合う」コンサート開演1時間前のリハーサルでの事だった。
(ピアノ)・「Wowwowwow…」突然EveryLittleThingを歌う武田鉄矢を試し始めた。
・「信じ合える喜びを」高いね。
うん…。
もう歌じゃないよね。
こうなったら。
この日はソチオリンピック直後。
(スタートの合図の音)ホッ!スキージャンプから思い浮かべたのは…。
(スタートの合図の音)ウェ〜…!なんと…ウェッ!ウェッヘッヘッヘ〜。
意外な組み合わせに突拍子もない飛躍。
コロッケはひらめいた発想を毎日のように試し爆笑の芸へと磨き上げていたのだ。
一緒にやらなくていいから。
・「一途な星よ」やりたくなるんですか?そう。
本能ですか?もうね動き出してそういう動きになっちゃったからそれがたまたまネタになっちゃった。
やってるうちに楽しくなっちゃって…。
それで見てる人も楽しいって事ですか?多分。
だからこのノーブルでもお店でこうやって何かやっててやってるうちに何か知らないうちに「武田鉄矢で体操できたらいいな」みたいな感じで…。
で右2回左2回ぐるっと回って前で1回みたいなこうやって誰でもできる武田鉄矢体操。
ぐるっと回って…っていう。
これだったら曲に合うから「贈る言葉」だったらずっと繰り返しでやれば全員でやれるなとか…。
これやればウケるなじゃなくてみんなで楽しそうだなっていうとこで思ってる。
は〜。
あの〜すごい細かい話するとものまねの番組をある時に辞めて別の所でやり始めるようになって…何か嫌になってきたんですよ。
もうどうでもいいやそんなのと思って…。
俺はこれをやりたいんだこれをやるんだという事よりも。
「俺こうなんだ」とか「俺どうよ」的なものって特に今の世の中の時代的なものもいらないような気がするんだよね。
オリンピック見てるとそれをすごく感じる。
選手の人たちが「私どうよ?どう?」っていう事よりも「大丈夫かな?これで喜んでもらえるかな?これで上に上がればいいかな」とかいつも謙虚な気持ちで皆さんやってらっしゃるんですよね。
でもここの中は負けるもんかっていうのはあると思う。
当然ねアスリートだったらみんな持ってますもんね。
ああいう気持ちを皆さんが持っていれば世の中すごいすてきな世の中になるのになあっていう…。
そういうふうに考えるだけでオリンピック見ただけで癒やされるっていうか…。
でも昨日見ようと思って寝ちゃったんだよね。
寝ちゃったんですね真央ちゃんのやつね。
コロッケが笑いの大切さに改めて気付いたのが東日本大震災の被災地を訪れた時の事だった。
宮城県出身の山寺もまたチャリティーイベントを続けてきた。
2013年山寺のたっての願いで2人は同じ舞台に立ち東北の人たちを大いに沸かせた。
やっぱり僕は袖で見ててコロッケさん越しのあのすごい笑顔というか…。
ホントにちっちゃい子どもからお年寄りまでがいる訳じゃないですか。
それをみんなを笑顔にするものまねってすごいなって…。
だからその…俺がものまねをそっくりにやらないからだと思います。
逆に。
淡谷先生をそっくりにやる事よりも淡谷先生の面影は残しつつ淡谷先生がちょっと速く動いたりとかこけたりっていう要はそこに別の要素を入れてる訳ですよね。
それでもう全ての世代の人がいろんな事関係なくみんなが楽しい。
俺が一番ずっと思っている事はいろんな方たちの隙間。
夫婦だったり友達同士だったり親子だったりその隙間の会話の中に自分の名前が出た時にほんのちょっとでいいから笑顔になってもらえればいいっていう感覚なんです。
「昨日あの…コロッケを見てね」とか言った時に「えっ何?」っていうこの感じでいいんです。
だからその方たちが例えば10年たった時に「あの〜10年前ほらコロッケの見に行ったよね」「ああ…」っていう…。
この感じの笑い。
「ワ〜ッ」とかじゃなくて。
そうすると「あ〜そうそう。
あの時分からなかったけど後で見たらご本人と全然違うよね」。
「そう。
でも似てんのよ」とか何か…そういうところで。
そうするとお孫さんとおばあちゃんおじいちゃんの会話がつながるんですよ。
世代が全然離れてるのに「ああいう人なの?淡谷さんって」って言うとおばあちゃんが「うんああいう人だけど違うのよ」「えっ何?違うって」とか…今すごい…。
「そうか。
コロッケさんそういう思いでやってるからあんなにみんなが温かい笑顔になるんだ」って腑に落ちました今。
でもそれは山ちゃんも絶対一緒でこのアニメを見た子どもたちがそこにやっぱりその作品自体のよさもあるんだけどその声を聞いた事によって子どもの頃すごいわがままな子がいて「やだ〜」とか言ってるけどそのアニメを見せるとおとなしくなったりする。
そうですね。
だからそこに希望もあるしそこに逆に教育も入ってるんですよね。
僕も実際子どもの頃そうですからそこは責任重大だと思います。
それはやっぱり一つの作品をみんなで作ってる中の一員だという考えなんですよね僕は。
そこで声優でちょっと人気出てくるからってその気になったりして「自分のおかげでこの作品は」とか…。
それはあくまでもたくさんみんなで作ってる中の一員であるし…そこがすばらしいんですよ。
みんなそれぞれ悩みもあるし俺だっていろんな悩みや大変な事もあるんだけどそれって見る側からすれば関係ない話じゃないですか。
だってそれで俺らはお金もらってる訳だし。
だったらそういう事を自分の中でシャッターを下ろしてここでやろうっていう事をやっぱり長年やってるとそれの切り替えができるようになってくるんですね。
それであとはもう楽しんでもらえるかな?ええっ!?いやいや…。
大抵そうですよ。
「もらえた」とは思った事ない。
は〜。
だから次の日やる舞台…毎日やってても俺の中で試行錯誤を毎日繰り返してる。
終わって「あれでよかったのかな。
でもちょっと違うよな」とか。
ず〜っとそんな感じです。
でもそれは決してネガティブな考えじゃないんですよね。
じゃない。
一回も満足してない。
しないけど次頑張ろうと。
いやもう俺なんか駄目だと思っちゃいますからすぐ。
もうホントにね「やったな」と思っていい評価を得ても後でYouTubeに載ってねネットの書き込みでひどいの見ると「ホントはみんなこう思ってるんだ。
褒めたのうそだったんだ」と…。
「俺なんか辞めた方がいいんだ」とホントに思っちゃったりとか…。
面白い。
そう思っちゃうんですけど…。
俺全然思わない。
謙虚じゃなくてそれこそ卑屈だって言われるんですけどね。
俺全然何とも思わないですもん。
だからコメントもいろいろ書いてあるじゃないですか。
何かもう全然…その人たちが言ってる事が「そうそう」みたいなのが多いです。
謙虚でいるけどプラス思考っていうのが一番いいですね。
何かやろうよ2人で。
2人で登場する人が50人ぐらいいていいと思うんだよね。
そうですね。
キャラクター。
それぐらいいけますよね。
それ全部2人で声変えて…。
やっちゃう?何か新しいエンターテインメントを。
自分の存在が消えるまで他人になりきる山寺宏一。
他人になりきる事をはなから捨てものまねを追い求めるコロッケ。
こんな2人が見た事のないエンターテインメントを生み出す日も近い…かな?2014/03/22(土) 22:00〜23:00
NHKEテレ1大阪
SWITCHインタビュー 達人達(たち)「コロッケ×山寺宏一」[字]
ものまね界の帝王・コロッケと七色の声を操る声優・山寺宏一が、超絶技で大激突!二人はどうやって驚きのキャラクターになりきっている?笑いの裏に隠された壮大な夢とは?
詳細情報
番組内容
「そっくりに真似しようという気が最初からない」と言うコロッケに対し、ブラッド・ピットの吹き替えをする山寺は「声優がいるのを忘れて自然と見ちゃった、が一番いい」と言う。そんな二人が、声あて合戦! 戦国武将の絵から人物像を想像して声をあてると…意外な結果に?! 壮大な夢の話からは、老若男女が心底楽しめるエンターテインメントをとことん追い求める二人の熱い姿が浮かび上がる! 笑って驚いて心に響くトーク!
出演者
【出演】タレント…コロッケ,声優…山寺宏一,【語り】吉田羊,六角精児
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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