サキ #04【『聖女』と『悪女』の境界線はどこに? 仲間由紀恵 三浦翔平】 2014.02.07

(網浜サキ)私…あなたの姉です。
他の人には秘密にしておこう。
私たちが姉弟ってこと。
(祐樹)野村康介の妹です。
その人のために死ねるって思ったことありますか?伝えられない思いがあるから苦しくなる。
(野村康介)祐樹…。
心の奥底に閉じ込めてるつもりでも無意識のうちにその隙間からあふれでる。
来週の週末は空いてる?伊豆に来てほしいの。
(ナレーション)
人は幸せよりも苦しみを覚えている。

傷つけたことより傷つけられたことを覚えている。

きっと彼らは覚えていないのだろう。

私と会うのが二度目だということを。

(回想)周りがどう思うかそんなことは考えずに自分の気持ちだけを手紙に書いてみる。
そして絶対に誰にも見せない。
全部吐き出すとねす〜っとするの。
・ピンポーン!
(インターホンの音)はい。
こんばんは。
サキさん!?来ちゃった。
ちょっと待って。
ピンポーン!どうしたの?急に会いたくなって…迷惑だった?そんなわけないよ。
入って。
良かった。
私いつも考えてることがあるの。
何を?どう生きることが幸せなのかなって。
ふふっ。
答えは単純なのよね。
な〜に?やっぱり自分の思うとおりに素直に生きること。
はははっそれはそうだね。
野村さんは?うん?自分の思うとおりに素直に生きてる?う〜んどうかな。
単純だけど簡単なことじゃないからね。
難しい?みんなが好きなように生きていたら世の中の秩序は保つことができない。
秩序?ああ。
ふふっうふふふっ。
うふふふっ。
な〜に?ふふふっ。
ふふっほんと野村さんて不自由な人よね。
前に私苦しい思いがあると手紙を書くと言ったわよね。
手紙を書くとねその世界の中では完全に自由になれるの。
世の中も社会も秩序も他人の目も一切関係ない。
なりたい自分になれる。
どうせ誰も読まないんだから全部解放してしまえばいいのよ。
自由は一番の幸せ。
不自由は一番の不幸せ。
なんてね。
ははっ。
お疲れさまです。
あぁお疲れ。
(直美)あぁ新田。
明日野村先生からアンケートもらってきて。
(新田隼人)えっ?あっこの間のですか?そうご挨拶兼ねて行きたかったんだけどさ取材入っちゃったから。
はい。
約束があるの。
約束?そう。
野村さんと。
週末何か予定ある?いや。
私伊豆に行きたいの。
一緒に行かない?伊豆?うんいいよ。
やった。
楽しみ。
金曜日仕事が早く終わるの。
泊まりにきてもいい?もちろん。
あっ今日は何してる?私早く終わるのよね。
僕も早く終わるから食事にでも行こうか。
うれしい。
どっか考えとく。
これ。
ありがとう。
今夜返すね。
持ってていいよ。
えっ?ほんとに?うん。
じゃあまた今夜。
うんいってらっしゃい。
いってきます。

(着信音)はい。
隼人?仕事中?今話しても大丈夫?うん。
大丈夫だよ。
この間はありがとう。
隼人のおかげですっごくいい誕生日になった。
それなのに途中で出ることになっちゃってごめんね。
いや。
あのあとね野村さんにも祝ってもらったの。
そう。
それは良かったね。
うん。
うれしいものね。
そうだね。
でも…やっぱり隼人に祝ってもらったことが一番うれしかった。
あぁ…あっこれから仕事で野村さんに会うよ。
もしもし?隼人今夜どうしてる?特に予定はないけど。
じゃあうちに来ない?この間のサプライズのお礼もしたいし。
うん。
じゃあ待ってるね。
ああ。
ご協力ありがとうございます。
いろんな意見がバランスよくあるんで濱田さんにもきっと喜んでもらえると思います。
ええきっと喜びます。
お待たせしました。
失礼します。
ごゆっくりどうぞ。
ありがとう。
野村さんって甘いものお好きなんですか?ええ。
意外ですね。
ははっ。
新田さんサキさんと同じこと言うんですね。

(店内のBGM)あの…彼女とは?えっ?あぁいや…。
おつきあいさせていただいてます。
あぁ…そうですか。
彼女は僕にたくさんのヒントをくれる人なんです。
ヒント?ええ。
生きやすくなるためのというか。
生きやすく?彼女に言わせると僕はとても不自由な人間らしいです。
彼は私に完全に心を開いてくれてるわけじゃないの。
何か抱えてる問題があるんだと思う。
新田さん?あぁいえ。
今夜久々に夕飯でもどうですか?今夜?ええ。
あぁ…ちょっと。
あぁそうですか。
すいません。
いや〜実は今日サキさんと約束してたんですけど急に用事が出来たみたいでさっきキャンセルされちゃったんですよね。
お疲れさまです。
直美さんアンケートもらってきました。
おうサンキュー。
同じ事務所の弁護士なのに意見が真っ二つに分かれてて面白いっすよ。
ほんと。
(岩城)ういっす。
・あぁお疲れさま。
あっ岩城。
ちょっとちょっと!えっ?何すか何すか何すか〜?えっ?
(直美)ジャ〜ン!はい出産祝〜。
うわマジすか!?ありがとうございます。
ネーム入りのカシミヤタオルセットです。
カシミヤ…高そうだな〜。
新田が半分払うから。
(岩城)えっ!はい!あっ…いい返事だね。
冗談で言ったんだけど。
(岩城)いやあの何かありがとうございます。
いや泣くなよ。
泣くなよ。
はははっ。
生きていると誰にだって苦しい思いがあるでしょ?決してひとに知られたくない知られてはいけない秘密の思いとか…。
きゃ!あっ…。
お兄ちゃんごめん。
すぐ出る。
伝えられない思いがあるから苦しくなる。
お兄ちゃん!ほらねっ朝だよ。
今日早く行くんじゃないの?抑え込まれてる思いは日常ににじみ出てしまう。
もう〜わかんない。
おめでとう。
おめでとう。
おめでとう。
祐樹おめでとう。
カーンカーン…
(鐘の音)カーンカーン…心の奥底に閉じ込めたつもりでも無意識のうちにその隙間からあふれでる。
ガン!ピンポーン!隼人。
いらっしゃい。
入って。
うん。
ちゃんとおなかすかせてきた?うん。
ふふっ偉い。
あっコート。
あっありがとう。
あっ冷たい。
冷えちゃったね。
外寒かったもんね。
私はねどんなに寒い日でも寒くないの。
えっ?とっても暖かい赤い手袋を持ってるから。
ねえ見て見て。
ふふっ。
うふふっ。
好物の肉じゃががないなぁって思ってるでしょ。
えっ?いや…いや。

(百合香)あるよ。
ジャ〜ン!びっくりした?うん。
サプライズのお返し。
作戦大成功ね百合香さん。
早くから来て一緒に準備したんだもんねぇ。
そうだよ。
けっこう頑張ったんだから。
そうなんだ…。
あっねえねえねえ見てこのエプロンお姉さんからのプレゼントなの。
かわいいよね。
似合う?うん。
良かった。
じゃあ食べよ。
はい。
乾杯。
かんぱ〜い。
これからもよろしくね。
3人で仲良くしましょ。
よろしくお願いします!…します。
じゃあいただきます!いただきます。
う〜んおいしい。
やっぱりお姉さんお料理上手だな。
ありがと。
百合香さんにいろいろ聞いちゃった。
えっ?2年前に飲み会で知り合って隼人から何度もデートに誘ったんだってね。
ふふっそうなんですよ。
隼人不器用なのに頑張ってくれちゃったんだよね。
初めて旅行行ったとき箱根神社に行ったんでしょ?そうだっけ?えっそうじゃん。
ねっ忘れちゃったの?ほらレンタカー借りて足湯入って…。
もういいよ。
そんとき隼人携帯落っことしちゃって…。
いやもういいって!あっ…隼人そんな言い方だめじゃない。
百合香さんごめんなさいね。
あっ…いえ。
ごめん。
ふっ…全くもう。
肉じゃが隼人のおうちの味なんだよね?これからはいつでも食べれるよ。
えっ?お姉さんにレシピ聞いたから。
ねえどうしたの?隼人。
何か怒ってんの?怒ってないよ。
怒ってんじゃん。
そりゃ黙ってお姉さんとこ行ったのは悪かったけどでもさサプライズってそういうもんじゃない?そうだね。
百合香。
寒いから早く帰ろう。
私いないほうが良かった?何言ってんだよ。
だってそういう感じだったよ。
私のこと邪魔者みたいに。
もういい。
百合香。
放して!どうせ誰も読まないんだから全部解放してしまえばいいのよ。

(直美)えっマジ?
(岩城)そうなんですよ。
俺もびっくりしちゃって。
ほんとすいません。
(直美)もう。
あぁ新田新田!あぁ来た…。
あんたから2万も徴収した岩城の出産祝がなんと…。
まさかのどんかぶり。
ほんとすいません。
えっ?
(岩城)いや〜昨日ちょうど姉貴から出産祝が届いてさ。
まあしょうがないね。
こっちのも使ってよ。
(岩城)はいもう絶対使いますんで。
(直美)はいじゃいってきま〜す。
月水金土…えっいってらっしゃい。
はい。
あの岩キングってさ姉ちゃんいたんだ。
ああ。
仲良かった?まあ普通にな。
姉ちゃんにさ…。
ん?初めて彼氏が出来たときってどう思った?どうって?いやその…。
いやべつに何とも。
何とも?えっ?いやあの…ちょっとショックとかさその彼に対してやきもちみたいなのって…。
やきもち…いやいやないないないない。
んなのあるわけないだろお前そんな…ははっ。
気持ち悪ぃな。
だよな。
どうした?お前急にそんな話。
えっ?いや…たまたまさほらあの今読んでる小説がそういう話だったから。
そんなの血のつながりがなかったっていう結末に決まってんだろ。
えっ?
(岩城)あぁ悪い。
ねたバレだったな。
あっ…。
おかえりなさい。
ただいま。
明日の準備?うん。
楽しみね。
うん。
初めての遠出だね。
今日は伊豆グランリゾートホテルを取ったの。
ダイニングがすてきでお料理もワインもおいしいらしいのよ。
へぇ〜。
そりゃ楽しみだね。
ははっ。
はぁ〜。
う〜ん!あぁ。
いい景色ね。
ほんとだね。
じゃあね野村さん。
えっ?私とはここでお別れよ。
どういうこと?ホテルにはあなた1人で行ってね。
1人?サキさんは?私は行かない。
どうして…。
あなたのことを待ってる人がいるから。
待ってる人?そう。
あなたが誰にも見せない心の底で本当に愛してる人。
わかるでしょ?何言ってんだ。
さっぱりわからないよ。
うそ。
わからないわけないわ。
だって祐樹さんしかいないじゃない。
祐樹?祐樹だって?何をそんな…何か誤解してるんじゃないか?自分の思いに素直に生きればいいのよ。
誰に何と思われてもそれが一番幸せだって言ったでしょ。
何言ってる…何のこと?何の話をしてるのか…。
世間の目や常識も関係ないと言ってるの。
そんなことに縛られてるからあなたはいつまでも不自由でいつまでも不幸せなままなのよ。
サキさん…。
他人や世間はごまかせても自分自身はごまかせない。
そうでしょ?いやだから…。
私は知ってる。
あなたが祐樹さんを…。
やめろ!ばかなこと言うな!あなたは祐樹さんを愛している。
はぁはぁ…。
どうしてそんな顔するの?誰かを愛するってすばらしいことじゃない。
その思いを…自分の思いを伝えたいってず〜っと思っていたんでしょ?はぁはぁ…何なんだ…。
さっぱり意味がわからない。
そう?でも手紙にはそう書いてあったわ。
伝えたい。
伝えて受け入れてくれたら死んでもいい。
でもそんなことはできない。
死んでもできない。
祐樹に嫌われるくらいなら彼女を汚すくらいなら死んだほうがまし。
かわいそうに。
ずっと苦しんできたのね。
血のつながった実の妹を愛してるなんて世間では許されないことだものね。
やめてくれ…。
彼女に渡したわ。
えっ…。
あなたが書いた手紙を渡した。
なんてことを!秩序なんて人間社会の建て前よ。
いい?大切なことは1つだけなの。
社会があなたを受け入れるかなんてことじゃない。
彼女があなたの思いを受け入れるか受け入れないか…。
それだけ。
もしも彼女が受け入れたらあなたの思いは…タブーではなくなる。
タブーが存在するのは人間の社会だけ。
動物の社会を見てごらんなさい。
私が祐樹さんなら受け入れるわ。
世の中にはそういう人間もいるのよ。
どっちだと思う?えっ?彼女はどっちだと思う?彼女は…。
はぁはぁ…やめてくれ。
あなたを…。
やめろ!受け入れた。
連れていけばいいんじゃない?さあ。
早く行って彼女のとこへ。
お兄ちゃん?お兄ちゃん。
お兄ちゃん。
お兄ちゃん!祐樹…。
お兄ちゃ〜ん!お兄ちゃ〜ん!お兄ちゃん?ううっ…。

(和繁)いらっしゃいませ。
73年のシャトー・ムートン・ロシュフォール届いてますよ。
どうぞ。
73年生まれ39歳のワインです。

(直美)はい「週刊SPICE」編集部濱田です。
あっお世話になっております…。
えっ?野村先生が?あっ…そんな…。
また連絡していただけますか?ええ。
わかりました。
どうしたんですか?野村先生が亡くなったって…。
どうして?自殺らしいって。
自殺?はぁ…何で?新田?・
(良太)はい。
あっ網浜ですか?出勤してますけど。
サキさん。
理事長。
おはようございます。
(須藤)おはよう。
ふっうふふっ…。
えっ?ふふふっ…。
何か付いてるのかな?いいえごめんなさい。
実は昨日の私の夢に理事長が出てきたんです。
えっ?ふふふっ。
じゃあきっと笑われるようなことをしてしまったんだね僕は。
はい。
でもどんな夢かはないしょです。
そう言われるとますます知りたくなりますね。
いえいえ。
恥ずかしくてとてもとても言えません。
夢って願望なんですか?願望かどうか…。
でも潜在意識にあることが出てくるとはいいますね。
あっじゃあ私の潜在意識に理事長がいるんだ。
まだ出会って間もないのに。
あっ姉ちゃん。
隼人。
携帯つながんなくて病院にかけたら出勤してるって聞いたから。
どうしたの?野村さんが…亡くなったんだ。
自殺らしくて。
わざわざありがとう。
行ってあげて。
姉ちゃん。
大丈夫よ。
仕事に戻って。
でも…。
私も仕事に戻るから。

(直美)単刀直入に申し上げますがほんとに事件性はないんですか?はい。
釣り人が飛び降りるところを目撃してまして。
でも何で…野村先生が。
何か悩んでることがあったんですかね。
あまり自分を見せない方ですから。
網浜さん。
理事長。
あの…。
大丈夫ですか?はい。
事故病気…。
生きたくても生きられない人をたくさん見てきました。
彼は生きることも選べたのに。
自分で選んだんです。
お疲れさまでした。

(直美)新田の親戚の網浜サキさん。
野村先生と個人的に親しかったでしょ。
何に悩んでたのか知ってんのかな。
お葬式には来るよね。
多分。
私彼女に直接野村先生の話聞きたい。
あの…。
あの…。
(本田)はい。
すいません。
あのゲーム詳しいですか?俺?はい。
・「CatchMe−Ifyouwanna−」小学生の男の子にプレゼントを買いたいんですけど私さっぱりわからなくて。
牧場物語っていうゲームの攻略方法が載ってる本が欲しいらしいんです。
どれかわかります?これ。
あっこれだ。
あっどうぞ。
良かった〜。
助かっちゃいました。
いえ。
ありがとうございました。
はい。
本田…本田典史。
2014/02/07(金) 01:58〜02:58
関西テレビ1
サキ #04[再][字]【『聖女』と『悪女』の境界線はどこに? 仲間由紀恵 三浦翔平】

「第一ターゲットの結末…秘めた恋が暴かれる時」
仲間由紀恵 三浦翔平 内田有紀 萩原聖人 高嶋政伸

詳細情報
番組内容
サキ(仲間由紀恵)に勧められ、野村(萩原聖人)は妹・祐樹(原田佳奈)への秘めた恋心を手紙に書こうと決意するものの、いざとなると筆が進まずにいた。そんな中、サキは、祐樹にも声をかけていることを隠して、週末、伊豆旅行へ行こうと野村を誘う。
一方、誕生祝いの途中でサキが野村とのデートを優先したことに軽い嫉妬を覚えていた隼人(三浦翔平)は、
番組内容2
サキから電話で「隼人に祝ってもらえたことが一番嬉しかった」と言われ喜ぶ。ところが、「お礼がしたい」と言われてサキの自宅を訪れると、隼人の恋人・百合香(黒川芽以)も招待されていた。二人きりだと思い込んでいた隼人はショックを覚え、自分との関係を嬉々としてサキに語る百合香に声を荒げてしまう。
番組内容3
その夜、サキとの約束をキャンセルされた野村は、とうとう、決して人には知られたくない、知られてはいけない、妹・祐樹への秘めた思いを手紙に書きつづっていた。
そしてついにきた週末。手紙を書き終え、晴れやかな気持ちでサキと伊豆旅行に訪れた野村を待っていたものは…。
出演者
仲間由紀恵 
三浦翔平 
内田有紀 
庄野崎謙 
黒川芽以 
鎌苅健太 
 ・ 
萩原聖人
 ・ 
石黒英雄 
高嶋政伸
原作・脚本
【脚本】
渡辺千穂
監督・演出
【演出】
小松隆志(MMJ)
【プロデューサー】
豊福陽子 
遠田孝一(MMJ) 
浅井千瑞(MMJ)
音楽
池 頼広
【主題歌】
「Catch Me−If you wanna−」東方神起(avex trax)

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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