ソチパラリンピック まもなく開幕! 世界に挑むアスリートたち 2014.03.07

さあいよいよ3月7日にソチでパラリンピックが開幕します。
この時間は活躍が期待される日本選手そして競技の魅力についてお伝えしていきます。
ご一緒して頂くのはタレントの吉木りささんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
オリンピックのあとはパラリンピック。
はい!いよいよ始まりますよね。
日本の選手の皆さんの活躍が楽しみですね。
そのパラリンピックの魅力を伝えて下さるゲストもご紹介してまいります。
オリンピック陸上元日本代表選手で今回NHKのソチパラリンピックのナビゲーターも務めて頂きます為末大さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
為末さんはこのパラリンピックについてはどんな印象を持っていらっしゃいます?パラリンピアンなのでやはりできない事とか例えば足が欠損しているってあるんですけど反対に片方の足はものすごく発達していたり…。
人間ってこんなにここまでできるんだというすごさを体験したいなというふうに思っています。
よろしくお願いします。
そしてもうお一方パラリンピックの取材を長年続けていらっしゃいますスポーツジャーナリストの宮崎恵理さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。
宮崎さんは今回どんなところに注目していますか?やはり世界的に競技レベルが非常に高くなっているというところが今回本当に見どころになるのではないかなと思っています。
ではそのソチパラリンピックの競技をご紹介してまいります。
吉木さんお願いします。
3月7日に開幕し10日間にわたって行われるソチパラリンピック。
出場する選手は視覚もしくは身体に障害があります。
実施されるのは5競技72種目です。
日本人選手が出場するのはアルペンスキークロスカントリースキーバイアスロンの3つです。
20人の代表選手が挑みます。
競技日程はこちらです。
宮崎さんまずはどの競技に注目していますか?
(宮崎)特に注目なのはアルペンスキーの座って滑るタイプのカテゴリーの選手が世界最強といわれていますのでたくさんのメダルの獲得の可能性が高いという事で期待しております。
ホントね楽しみです。
ではそのアルペンスキーの種目を紹介します。
一番左こちらから。
距離が最も長く速いスピードで滑り降りる滑降そしてスーパー大回転高速系といわれています。
そして一方距離が短く細かいターンの技を競うのが大回転そして回転になるんですね。
(吉木)種目によって距離はもちろんですけれども斜面の角度もポールの数も全然違いますね。
そうですよね。
だからそれぞれの競技に魅力面白さがあるという事なんですがそのアルペンの日本代表チームメダルラッシュに期待がかかります。
取材しました。
チェアスキーというマシンで急斜面を滑る選手たち。
日本代表チームは世界最強といわれる。
まずは前回の金メダリスト狩野亮。
滑降など高速系の種目を得意とする。
時速100km以上。
狩野の武器はそのスピードを落とさずに曲がる高速ターンだ。
秘密は板の後ろの部分だけを雪面に押し当てて滑る独自の技術。
摩擦による抵抗が少なくスピードが落ちない。
この技を磨き狩野は2大会連続の金メダルを狙う。
体の状態としては過去最高にいいなと思っていましてすごく楽しみな気持ちでいっぱいですね。
スピードの狩野に対し圧倒的なテクニックを誇るのが鈴木猛史。
得意とするのは細かいターンを繰り返す回転。
この種目で鈴木は昨シーズンの世界チャンピオンに輝いた。
強さの秘密はバランスをとるための道具アウトリガーでポールをなぎ倒して滑る技術。
通常チェアスキーではポールを体に当てながら滑る。
しかし鈴木は卓越したバランス感覚でこの高度なテクニックを物にした。
僕らコーチから言っちゃあれなんですけどやっぱり神業的な部分はあると思いますよ。
過去2回の出場では逃してきたパラリンピックの金メダル。
鈴木にしかできない技で挑む。
3度目の正直という事でいっちょやってやろうかなと。
つわものぞろいのチェアスキー日本代表。
最後はチームの大黒柱森井大輝。
どの種目?そうですねえ〜と…運がよければダウンヒルって感じです。
はい。
森井はどの種目でも勝てるオールラウンダー。
国際大会では全ての種目でメダルを獲得してきた。
おととし日本人で初めてワールドカップ総合優勝を果たした森井。
常に日本のチェアスキー界をリードし続けてきた。
森井の功績はそれだけではない。
自ら世界のトップにいながらチームの底上げにも率先して取り組んできた。
OKです。
了解です。
自ら積み上げてきた技術や知識を隠す事なく仲間たちに教える森井。
互いに高め合える環境を作る事で日本を世界最強のチームに押し上げたのだ。
(取材者)おはようございます。
(森井)おはようございます。
本番まで残り1か月。
森井たちは国内で合宿を行った。
選んだのは急な斜面が連なるスキー場。
ソチで滑るのは急斜面と緩斜面が複雑に組み合わさったこれまでにない難しいコース。
ここで本番を想定した練習を行うのがねらいだ。
(森井)そうですね。
はい。
難所の一つが急斜面に飛び降りるジャンプ。
スピードを落とさずに助走に入らなければならない。
どんなラインを滑ってこのポイントを迎えるかが攻略の鍵だ。
いよいよ練習開始。
多くの選手が苦戦を強いられていた。
そして森井がスタート。
正確なラインどりで助走から着地までスピードを殺さずにジャンプを切り抜けた。
(鈴木)もう何なんだよ!この日森井はチームの誰よりも速く滑ってみせた。
急斜は結構まいてまいて…大輝さんがいろんなところを切り開いてそこを僕らが選択して自分たちに取り入れていくような感じもあるのでただただ大輝さんが上へ上へ目指しているのを僕らが必死に追いかけるっていうようなスタンスなのかなっていう気はしますね。
互いに高め合ってきた最強のチームでソチへ。
全ての種目で仲間と共に金メダルを狙う。
表彰台独占が僕たちの夢なのでそういったものを目標に掲げてそれが実現できるんじゃないかなっていうような思いで臨みたいと思います。
皆さん実績は十分あるのにそれに一切満足せずに難しい難所のあるコースを徹底的に一致団結して研究されるその努力がまさに世界最強のチームと言えますね。
そうですよね。
スキーの競技ですと個人競技ではありながらもチームという印象がものすごく強いですよね。
本来でしたら森井選手と鈴木選手と狩野選手みんなライバルでもあるんですね。
なんですけれども森井選手はマシンの調整からオフトレーニングまでそれを全部後輩たちに教えて。
でも森井選手が教えるだけではなくて例えば鈴木選手の技術力の高さでスピードが出たりするとそれを森井選手が一生懸命見てまねをしたりとかあるいは狩野選手の高速系の爆発的な滑りでタイムが出ると森井選手が「悔しい悔しい」って言ってそれを一生懸命追いかけたりとか。
チーム内で刺激し合ってお互いに高め合う事でより世界最強レベルに持っていけてるんですね。
そうやって切磋琢磨していく中でみんなが結果が何て言いますかつり上がっていくという事ってあるんですか?あの…場が持つ力っていうのがあるんですよね。
場が持つ力?何となくあそこら辺にいると自分も刺激されてどんどん強くなるっていうのがあって。
それは情報もあるんでしょうけどエネルギーとか森井選手みたいな中心になる選手がモチベーションを高めているというのもあると思うんですがそういう空気は感じますよね。
ええ。
さあそのアルペンスキーなんですが実はですね1月国内の大会が開かれまして為末さんも取材に行かれたそうですよね。
そうですね。
チェアスキーどんなものなのかっていうのを実際見に行ってどんなふうに滑っているのかっていうのを見てきたんですけども。
こんにちは。
おはようございます。
おはようございます。
よろしくお願いします。
お願いします。
この日取材させてもらったのはチームのエース森井選手です
チェアスキーの滑りを目の前で見るのは初めてでした
すごいですね。
足使えないのって結構ホントはバランスとるのすごい難しいと思うんですよね。
座っている状態で。
下半身の感覚がないという森井選手
一体どうやってスキーを操作しているのでしょうか
びっくりしました。
とんでもないです。
まだまだ。
僕は障害で言うとへそから下が麻痺をしてしまっているのでお尻の感覚はないんですけど…お〜!
ターンで重要なのがシートとスキーの間にあるサスペンション。
衝撃や振動を和らげ人間の膝のような役割を果たすのだそうです
面白いのが…
レースのあとその膝の交換を見せてもらいました
こういう感じの動きって事ですか?ゆっくりじわ〜じわ〜って。
今日のやつはちょっと速い?もうちょっとパンパンパンって。
はいそうです。
陸上選手が距離によって走り方を変えるように求められる動きが違えば部品を替えて対応する
少しでも速く滑るために森井選手はレースの度に細かく道具を調節。
夜中まで作業している事も少なくないそうです
陸上で速くなるためには練習が絶対じゃないですか。
もちろん僕たちも練習は絶対必要なんですけどただそれにもう一つ僕たちは用具を改良する事によってまたコンマ何秒だったり速くなるんでそうすると僕たちがこのチェアスキーいじくってるっていうのはイメージしてもらうとウエイトトレーニングを陸上の選手がやっているのと同じ事だと。
下半身のトレーニングをしているのが僕たちがチェアスキーをセッティングを出してるって感覚に近いのかなっていうふうに思ってもらえれば。
四頭筋とかで地面を蹴る感じの動作その辺のバランスを多分作ってるんですよね。
今ある力を最大限生かしてより速く滑る方法を追求し続ける森井選手。
目指す先にあるものは何か最後に聞いてみました
こんな滑りができたらいいんじゃないかっていうそういう理想の滑りみたいなものってどういうのを描いてらっしゃる…。
そうですね理想で言うと今ジャイアントスラロームという競技で世界で一番速いのがアメリカのテッド・リゲティーっていう選手なんですけどその選手の滑りだったりを見て膝の動きだったりスキーの傾け方ですねどう雪面をとらえていくのかっていうのを見てどうしたらそれに近い動きが出せるんだろうっていうふうにいつも考えています。
その辺は力にして…。
(森井)そうですね。
自分の技術をどんどん磨いていってパラリンピックまでに自分で感覚を磨き上げて臨めればいいなというふうに思っています。
いやすごい。
何となくF1っていうんですかね。
F1とスポーツのちょうど間みたいな感じがしてそれがすごく面白かったなっていうのとあと森井選手のインタビューで面白かったのはある時にはアスリートですね。
我々と同じようにこういうふうに体を動かしていくんだという一方である時にはメカニックみたいにこのスキーのこの形状をこうした方がいいんだとかっていうのをおっしゃっててね。
だから一人でF1のレースをメカニックもドライバーも両方やってるような印象でしたね。
ホントに徹底的に研究されてると思うんですけど海外の選手の皆さんもあそこまでされてるんですか?バンクーバー以降特に海外の選手も日本製のフレームを使っているのがほとんどで例えばトップランキングの10人中の7人から8人は日本製のマシンを使っているんですね。
そっちも日本が一番なんですね。
選手だけじゃなくて。
そうするとそういうマシンで結果に差が出てしまうのではないかというような考え方もできると思うんですけども…。
セルゲイ・ブブカさんって昔棒高跳びで世界記録持ってた方が棒…ポールっていうのがあるんですね。
「あれ使ったらみんな跳べるじゃないか」と言って試したら誰もポールを曲げられなかったという。
それぐらい硬かったというのがあるんですけどこのレベルの選手が使う道具は多分恐らく使いこなせる人も限られてると思うんです。
道具を使える能力も含めての能力っていうんですかね。
そういうレベルで彼らは今戦ってるんじゃないかなと思いますけども。
その注目のアルペンスキーなんですがご覧のような日程になっていますけれども宮崎さん注目すべきところは…?
(宮崎)8日の滑降ですね。
こちらやはり高速系が得意の狩野亮選手に何としてもいい色のメダルを取って日本チームに勢いをつけてほしいなというふうに思っております。
また13日には回転。
こちらは鈴木猛史選手の独壇場です。
もう楽しみですね。
森井選手はやはりご自身でもおっしゃってましたがスーパー大回転大回転。
そして最近ではスーパー複合。
スーパー大回転と回転を組み合わせた競技ですね。
本当に日本チームが目指している表彰台独占という事も期待がかかる種目になるかと思います。
続いてはこちらもメダルの期待がかかりますバイアスロンです。
どんな競技なんでしょうか。
雪上のマラソンといわれるクロスカントリースキー。
その途中で射撃を行い総合タイムを争うのがバイアスロンだ。
この種目で最も金メダルに近いといわれるのが久保恒造。
正確な射撃が持ち味。
昨シーズンのワールドカップ総合チャンピオンだ。
久保にはこの4年間忘れる事のなかったライバルがいる。
(取材者)何ていう選手?グリゴリーとロマン。
抜群の走力を持つロシアの選手たち。
4年前の大会で久保が苦杯をなめた相手だ。
大きな体を生かしたスピードのある走りと底なしのスタミナ。
次々とメダルを獲得していった。
一方表彰台を狙っていた久保。
走りで全く歯が立たず6位に終わった。
やっぱり彼らと勝負できる力をつけない限りはソチでは絶対に戦えない。
ソチではこんな悔しい思いは絶対にしたくない。
勝つためには走りを磨かなければならない。
久保は陸上選手の強化に取り組む専門家の下で練習方法を見直した。
短い距離を全力で走るトレーニングを重ねロシア勢と戦えるスピードを身につけた。
4年前の雪辱は必ず果たす。
準備は整った。
ロシアの選手たちに勝てた時の喜びというのはやっぱりすごいものがあると思うんでもうやるしかないですね。
もうやるしかないです。
それだけです。
それにしてもロシアの選手の皆さんホントがたいも大きくてちょっとまさにモンスターのような強敵ですよね。
そうですね。
ロシアはクロスカントリースキーバイアスロン両方とも今の久保選手と同じ座って滑るカテゴリーだけじゃなくて立って滑るそういったカテゴリーでもトップランクにロシア勢が入ってきているのでホントに今回ホームとなりますからロシア勢はかなり強敵だと思います。
いわばアウェーになる訳ですから…。
完全なアウェーですね。
その辺で為末さんどんな気持ちで迎えればいいでしょうね?選手たちは自分の競技に集中するしかないっちゃないんですよね。
だからまずそれをするっていうのとあとはスタートしてしまえばね。
多分歓声はロシアの方が明らかに多いと思うんですけどどうせ言葉も分からないし。
「あれは僕に言ってる」ぐらいのつもりであとは集中するっていうのが一番かなと思いますけどね。
では競技日程確認しておきます。
久保選手はバイアスロンのほかにもクロスカントリーにも出場する予定になっています。
久保さんの注目すべき試合といいますと…。
(宮崎)やはり一番はバイアスロンのミドル。
これが久保選手が一番目指している種目です。
ただバイアスロンは全般に狙ってますので初日のショートもそれからロングも頑張って走ってくれると思います。
今回日本代表に選ばれた選手は総勢20名です。
特別な思いを胸にソチに挑む選手たちがいます。
「やっぱり新田はすごいな」と思われる選手であり続けたいので全力を尽くしていこうと思ってます。
3度目ですので自分としてもメダルっていう結果をやっぱり日本に持ち帰りたいですし勝ちます。
見てて下さい。
頑張ります。
おはようございます。
よろしくお願いします。
(実況)さあ東海将彦の登場です。
1回目3位。
悲願のメダルに向かっての2回目です。
フィニッシュは東海!トップに立った!この時点でメダル確定しました!東海将彦!この8年分の思いを全て出し切れるようにもう一度世界一に挑戦したいっていう気持ちで頑張りたいです。
ここからは更にパラリンピックを楽しむために知っておいた方がいいポイントを宮崎さんに教えてもらいたいと思います。
よろしくお願いします。
はい。
1つ目は今大会初めてとなりますスノーボードクロスという種目です。
このスノーボードクロスという競技は旗門のあるコースの中に例えば大きなジャンプをしなければならないジャンプセクションですとかすごくスピードの出るバンクといったそういったセクションをクリアーしながらどれだけ速く滑る事ができるかという競技なんですね。
面白そうですね。
はい。
今回是非注目して頂きたいのはアメリカのエイミー・パーディー選手なんです。
きれいな方ですね。
(吉木)モデルさんのようにきれいな方。
今回のこのスノーボードという新種目誕生にも貢献したそういう選手なんですね。
足に障害がある選手たちが出場するスノーボード。
その採用に大きく貢献したのがアメリカ代表のエイミー・パーディーです。
15歳でスノーボードと出会い夢中になっていったエイミー。
しかし19歳の時細菌性髄膜炎にかかり両足を切断する事を余儀なくされました。
周りのサポートを受け義足を履いて再びスノーボードを始めたエイミー。
大好きなスノーボードをパラリンピック種目にしたいと動き始めました。
知人たちと支援団体を設立し大会やイベントを精力的に開催。
普及のために10年以上活動してきました。
そして2012年5月スノーボードはパラリンピックの種目として採用されたのです。
為末さんどうご覧になりました?もちろん競技の中で金メダル取りにいくという競争もあるんですけどねもう一方で種目を広げるっていうんですかね。
スポーツを広げていくっていう事もすごく大切な事で。
障害者の方がスポーツするって健常者よりももっと難しいので入り口が。
こういう活動がある事で随分多くの人の人生に影響を与えるんだろうなと思いましたけどね。
日本人選手の出場というのは今回このスノーボードクロスないんですけれども日本では最近障害者のスノーボードの協会が出来たという事でどんどん競技人口が増えていくといいなと思います。
では宮崎さん続いては?今回の見どころとして是非皆さんに注目して頂きたいなと思っているのが10代の生き生きとフレッシュな選手たちなんですね。
その中で2人の女子高生のアスリートが特に注目なんですね。
(会場アナウンス)「阿部友里香選手。
高校3年生です。
さあスタート致しました」。
・阿部ちゃん頑張れ!阿部ちゃん頑張れ!1人目の高校生は…クロスカントリースキーとバイアスロンに出場します。
本番ではしっかり自分の力を出せるように頑張りたいと思います。
友里香さんは岩手県の高校に通う3年生です。
インターハイ常連の強豪スキー部に所属。
左手に障害がある友里香さんは健常者の選手たちと一緒にトレーニングに励んできました。
スキーを志すきっかけは4年前のパラリンピック。
自分と同じ障害があるスキー選手の姿に心を奪われたといいます。
片手の選手が滑っている姿を見て私もやってみたいなって思いました。
ホントに単純に憧れたといいますか。
滑ってる姿を見てやってみたいなって思った。
自ら競技団体に連絡を取りスキーを始めたやさきある大きな出来事が起こりました。
東日本大震災。
友里香さんが暮らしていた山田町の家は津波と火災で無くなりました。
地元に残りたい気持ちを抑え盛岡の高校でスキーに打ち込む事を決めたのです。
高校に入ると日本代表の遠征にも参加するようになった友里香さん。
国内のトップ選手たちを目標に少しずつ力を伸ばしてきました。
・肘上げて!慌てないで。
慌てない。
そして昨シーズンの世界選手権で7位入賞。
パラリンピック代表の座を勝ち取りました。
(友里香)ここまで来る事ができたので素直にうれしい気持ちです。
今まで支えてくれていた方々に感謝の気持ちを持って悔いのないように最後まで頑張りたいと思っています。
(取材者)おはようございます。
おはようございます。
もう一人の高校生…1月に代表に選ばれたばかり。
この日は国内の大会に臨みます。
頑張ります。
1年ぶりの国内のレース。
家族も応援にやって来ました。
桃佳さんの代表入りを誰よりも喜んでいるのが母親の操さんです。
(取材者)初めてですか?見るのは。
あっいた。
夢の舞台への出場を決めた娘の姿。
かつては想像する事すらできませんでした。
(取材者)これは?ここに「大きくなったらパラリンピックに出る事」っていうのが夢ですよね。
こういう事があるんですね。
信じられないですよね。
4歳の時脊髄の病気を発症した桃佳さん。
下半身の感覚がなくなり歩く事ができなくなりました。
(操)車いすになって初めての運動会を見に行った時去年の桃佳とは違う姿を見てすごく胸が苦しくなったんですね。
この子もみんなと同じように走ったりしたいんだろうなって。
胸がギュ〜ッて苦しくなって涙が止まらなかったっていう事があったんですけど。
親子を大きく変えたのがスポーツとの出会いでした。
小学2年生で障害者スポーツのイベントに参加。
桃佳さんは陸上のクラブに通うようになりました。
(桃佳)車いすスポーツを始めて友達ができて鬼ごっこをするにも対等じゃないですか。
同じ車いすで。
ホントに小さいながらにも少し引け目っていうのを感じてしまっていたのでやっぱり対等に一緒に何でもできる友達っていうのがすごいうれしかったなって思いますね。
スポーツにできる喜びを見いだしさまざまな事に挑戦した桃佳さん。
中でも最ものめり込んだのがチェアスキーでした。
中学生の時目の前で見た日本代表の滑りに魅了されパラリンピックを目指すようになりました。
板が走るというかすごい加速する瞬間があるんですね。
その瞬間を感じた時の爽快感。
思いっきり風を切るっていうのが全然ないので普通に車いすに乗っていて。
やっぱりその刺激というかその感覚がはまった理由かなって。
「あっこんな事できたんだ自分」っていうふうにも思いますし。
桃ちゃ〜ん!スキーを始めてから日常生活も大きく変わりました。
今度いつどこ行くの?今度は…イタリア。
お土産よろしく!かつてのように引け目を感じる事なく学校でも自分を出せるようになったといいます。
「スキーとかでこういう事やってるんだ」みたいな。
そういうの話してくれる時すごく生き生きしてるんですよ。
だからもっと頑張って是非ソチでもいい成績取って帰ってきてほしいなというのが私の願いです。
気を付けてね。
気を付けつつ頑張ってね。
(桃佳)はい。
よし。
パラリンピックを控えた今シーズン。
桃佳さんは先輩たちにさまざまな事を教わりながら力をつけてきました。
(会場アナウンス)「ビブナンバー2村岡選手日本スタート」。
国内のトップ選手が集う大会で初優勝。
たくましく成長していく桃佳さんの姿を家族も楽しみにしています。
(司会)「1位村岡桃佳さん」。
(拍手と歓声)
(拍手)
(操)とにかく本人が今まで頑張ってきてて本人も生き生きとしているんでそれが一番ですよね。
本当にもう家族みんなで応援していこうって思っています。
ソチ楽しみです。
家族と一緒に夢みてきたパラリンピックの舞台。
応援する家族の前で笑顔で滑りきる事が桃佳さんの目標です。
はい。
いや〜もう本当によく「楽しみですか?」って聞かれるんですけど何か楽しみではあるんですけどやっぱり不安とか緊張の方が大きい部分はありますね。
その緊張をどれだけ力に変えられるかっていう勝負でもあると思うので緊張を力に変えて頑張りたいと思います。
お二人とも滑っている時やあとスキーについてお話ししている時って本当に表情が輝いていてキラキラしていますよね。
その大好きだという気持ちを胸にソチのパラリンピックでも頑張ってほしいですね。
しかし2人ともスキーと出会えた事で変わったと。
スポーツの力ってありますよね。
そうですね。
もう本当に人生に大きく影響を与えたという事だしああやって一人の子どもの人生が変わったきっかけというのがスポーツで何かのイベントだった訳ですね多分ね。
それがすばらしいなと思うのとまたあの子がこれでパラリンピックに出るとそれを見ている今の子どもたちが「じゃあ私も目指そうかな」ってなるかもしれないしそういういい連鎖というのが起きていくという点ではスポーツの可能性を本当見たような気がしますね。
一つ一つまだ若いという事もあって吸収をして自信をつけているなという印象がありますよね。
そうですね。
(宮崎)村岡選手はまだ本格的な競技を始めて2年という僅かな期間で今年1月に行われたアメリカでのワールドカップの大回転で優勝しているんですね。
もうそのぐらいの力をつけてきている。
だからもうその自分を信じて本番にけがなく体調不良なく臨んでほしいってただただそれだけですね。
今日は3月7日に開幕しますソチパラリンピックで活躍が期待される日本選手紹介してきましたけれどもさあもういよいよですがどんな言葉をかけたいですか?吉木さん。
そうですね本当に選手の皆さんがそれぞれたゆまない努力をされて熱心に研究されているそれを是非本番で発揮できるようにと願い続けたいと思いますね。
NHKでは8日からパラリンピックのもようを総合テレビとEテレで毎日お伝えしていきます。
どうぞご覧下さい。
皆さんも一緒にパラリンピックを応援しましょう!ではいきますよ!頑張れ!
(一同)日本!2014/03/07(金) 20:00〜20:45
NHKEテレ1大阪
ソチパラリンピック まもなく開幕! 世界に挑むアスリートたち[解][字][再]

今夜開幕するソチパラリンピック。活躍が期待される日本選手や競技の見どころを   元陸上日本代表の為末大さん、タレントの吉木りささんとともに、たっぷり紹介していく

詳細情報
番組内容
今夜開幕するソチパラリンピック。行われる競技は、5競技72種目。日本はアルペンスキー、クロスカ   ントリーとバイアスロンに20人の代表選手が挑む。“史上最強の布陣”といわれるアルペンスキー。バイアスロンで金メダルに最も近いといわれる選手、次世代を担う10代の選手たちの声など活躍が期待される選手や競技の見どころを、元陸上日本代表・為末大さん、タレント・吉木りささんとともに、たっぷり紹介していく。
出演者
【出演】吉木りさ,スポーツジャーナリスト…宮崎恵理,スポーツコメンテーター…為末大,【司会】山田賢治,【語り】風間俊介

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ
福祉 – 障害者

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日本語
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