ニュースウオッチ9▽フィギュア浅田ソチへ出発▽賃上げの行方は?春闘スタート 2014.02.05

成田空港にできた人だかり。
手にしたカメラの先に現れたのは。
フィギュアスケートの浅田真央選手。
悲願の金メダルを目指す浅田選手が、集大成と位置づけるソチオリンピック。
出発を前に。
決意を新たに飛び立ちました。
浅田選手よりも一足先にソチに到着したのは。
去年10月に、ギリシャのアテネを出発した聖火。
開幕を目前に控え、ソチはますます盛り上がってきました。
聖火はこのあとソチ市内を回り、現地時間7日の夜に始まる開会式に合わせて、メイン会場に到着します。
その開会式。
リハーサルが行われました。
これまで内容が明らかにされていなかった開会式。
きょう、その一部が公開されます。
しっかりと目に焼きつけてきます。
行ってきます。
しかし。
撮影は一切禁止。
30秒のダイジェスト映像だけが公開されました。
それがこちら。
登場したのは、鮮やかな衣装をまとったオペラ歌手やダンサー。
その数およそ9000人。
衣装や歌は、ロシア各地の多様な民族を象徴しています。
続いて登場したのはロケット。
帝政ロシアからソビエトを経て、今のロシアに至る長い歴史を表現しています。
夢のステージの全貌が明らかになるまで、あと2日です。
こんばんは。
開会式は本番を楽しみにしたいと思います。
浅田真央さんの、もうやることはすべてやったということば、なかなか言えるものではありませんよね。
そうですよね。
本当、すべての思いを込めて、すべての力を出し尽くしてほしいと思います。
最新情報は後ほど、廣瀬キャスターに現地から伝えてもらいます。
次のニュースです。
きょう、このニュースを伝えなければならないことを、とても残念に思います。
耳が聞こえない障害を乗り越えて、作曲活動をしているとして、高い評価を受けてきた佐村河内守さんが、実際には別の人物に作曲をしてもらっていたことを明らかにしました。
現代のベートーベンとも呼ばれ、称賛を浴びてきたのが佐村河内さんです。
衝撃の事実に波紋が広がっています。
佐村河内守さん。
著書の中で、耳が聞こえない障害と闘いながら、作曲を続けていると述べていました。
代表曲の交響曲第1番ヒロシマ。
希望のシンフォニーとして、特に東日本大震災のあと、注目を集めました。
そのCDは、クラシックとしては異例の18万枚以上の売り上げを記録しています。
現代のベートーベンとも称され、クラシックファンの垣根を越えた人気を集めた佐村河内さん。
ところが、実際には別人が作曲していたことが明らかになりました。
きょう未明、佐村河内さんの代理人を務める弁護士が公表した文書です。
十数年前から、特定の別の人物に曲を作ってもらっていたと書かれています。
NHKの取材に対し、佐村河内さんは平成8年ごろ、初めての映画音楽の作曲の依頼があったが、耳の状態が悪くなり、半分以上を作ってもらったことがきっかけだったと説明。
その後も、このときに知り合った作曲家に、曲の構成や楽器の編成、曲調のイメージを伝えて、作曲をしてもらい、報酬を渡していたと話しています。
被爆2世だという佐村河内さんに市民賞を与えた広島市。
受賞の取り消しを検討しています。
CDなどを販売している日本コロムビアは、商品の出荷停止と、インターネットを通じた曲の配信停止を決めました。
ホームページに、発売元として責任を痛感しており、深くおわび申し上げますとの謝罪文を掲載。
今回の事態について、驚がくしており、大きな憤りを感じています。
本人からは、自身が作曲した作品であると説明を受けてきましたとして、今後、事実関係を調査することを明らかにしています。
全国ツアーも、今後すべてが中止に。
本人の自伝も絶版が決まりました。
そしてフィギュアスケートの高橋大輔選手。
佐村河内さんの作品とされる曲を、今シーズンのショートプログラムで使っていますが、ソチオリンピックでもそのまま使いたい意向だということです。
広がる波紋。
佐村河内さんは今、何を思っているのか。
代理人を務める弁護士は。
そして、きょう夕方。
佐村河内守氏のゴーストライターを、18年間にわたってやってきたという男性が、マスコミ各社にファックスを送ってきました。
名乗り出たのは、桐朋学園大学の非常勤講師で、作曲家の新垣隆さん。
皆様の前でおわび申し上げたいとして、あす、東京都内のホテルで、記者会見を開くということです。
NHKではこれまで、番組やニュースで佐村河内さんを取り上げてきました。
この番組でも、実は去年6月、新曲の披露に合わせて、私自身がインタビューをして紹介をしましたけれども、別の人物の作曲であるという認識を持つことはありませんでした。
今回のことは非常に残念であり、視聴者の皆さんに深くおわび申し上げます。
賃上げが大きな焦点となることしの春闘。
経営と組合の綱引きは、まさにこれからが本番です。
きょう、経団連と連合の代表が会談し、本格的にスタートしました。
円安などの影響で、好調な業績が続く自動車メーカー。
きょう、賃上げについて。
賃上げの動きが注目される中、きょう、労使の代表が会談。
5年ぶりにベースアップの要求を掲げる連合。
これに対し、経団連は、ベースアップにこだわらず、多様な方法で賃上げを行う考えを示しています。
さて、ことしの春はどうなる。
経済の好循環に欠かせないとする賃上げ。
中小企業でも検討が進んでいます。
岐阜県にある従業員18人の精密加工メーカーです。
納入先の自動車メーカーの生産拡大を受け、業績が上向いています。
会社では、従業員の給料を4月から1%引き上げられないか検討を始めました。
社員は期待を寄せています。
期待される賃上げ。
しかし一方で、家計に影響する物価高も進んでいるということです。
輸入食品を扱う店です。
円安の影響で、去年の年末から商品の値段が上がっています。
こちらのチョコレートとかこちらのチョコレートは、去年の場合でいうと、大体サンキュッパぐらい、2割ぐらいは上がっちゃってるかもしれないですね。
仕入れ価格の値上がりに加え、4月には消費税率の引き上げもあり、消費の冷え込みを懸念しています。
心配する声は街でも。
さらに、電気料金やガス代、ガソリンなどのエネルギー関係。
価格下落が続いてきた、パソコンやタブレット端末も上昇に転じています。
ものやサービスの値動きを示す消費者物価指数。
マイナスが続いてきましたが、去年6月、プラスに転じます。
その後、7か月連続で上昇し、11月以降は1%を超えました。
年間で前の年を上回るのは、実に5年ぶりのことです。
これを受け、先週、甘利経済再生担当大臣は。
来月中旬をヤマ場に本格化する春闘。
物価上昇のペースに賃上げは追いついていけるのでしょうか。
厚生労働省の調査によりますと、去年の1人当たりの給与総額ですね、過去最低だった前の年、平成24年とほぼ同じ水準だったと。
ところが、今もありましたように、物価は去年6月から7月連続で上昇してますので、この賃金の上昇というのは、この物価の上昇分に追いついていないというのが現状なんですね。
政府の要請もありまして、経済の好循環という課題を背負う形となったのが、今回の春闘です。
これまでになく、熱い視線を集めています。
続いては、ソチオリンピック。
現地では開会式のリハーサルが行われ、いよいよという感じです。
リハーサルを生で見てきた廣瀬さんに伝えてもらいましょう。
開幕に向けて準備が整いつつあるオリンピックパークです。
こんばんは。
今回の開会式は、テレビ局のプロデューサーが監督を務めているんですね。
映像などを使いながら、本当に見応えのあるものでした。
とても美しい映像なんですけれども、公開されたその映像以外に、どのような見せ場があったんでしょうか。
もうね、これ以外にも本当たくさん、見せ場があって、私ももう、誰かに話したくてしかたないんですけれども、詳しくは本番までお伝えすることができないんですね。
なので、井上さん、大越さん、想像をこの映像で、十分に膨らませておいてください。
ソチには、きょう、聖火がこうして、専用の列車で到着しました。
およそ4か月間で、ロシア国内の6万5000キロ以上をつないできました。
この聖火を開会式でどのように聖火台にともすのかは、きのうのリハーサルでも、全く明かされませんでした。
開会式のクライマックスともいえるのが、この聖火台への点火ですよね。
今回おもしろいのがこちら、開会式のメイン会場と、聖火台、離れているんですね。
外にあるんですよ。
きのう、私、ここの中にいたんですけれども、会場からはこの聖火台、全く見ることができませんでした。
どんな方法で、誰が点火するのか、現地ではさまざまな臆測が飛び交っています。
聖火台に火をつけるのは誰なのか。
ロシアの人たちが、最も有力だと見ている人物がいます。
新体操の金メダリストで、現在は下院議員のカバエワさん。
ロシアでは、今も絶大な人気を誇っています。
こんな意見もありました。
フィギュアスケートのエフゲニー・プルシェンコ選手。
4大会連続のオリンピック出場で、これまでに金メダルを含む3つのメダルを獲得しています。
大会の運営スタッフだという男性に、話を聞くことができました。
大きな見どころの一つ、どんな演出になるのか楽しみです。
開会式の前に、あす、早くも競技は始まります。
選手たちは最終調整に余念がありません。
新種目のスノーボードスロープスタイル。
開会式前日、最も早く始まる種目とあって、注目を集めています。
17歳の角野友基選手。
この種目男女を通じて、日本からただ一人の出場です。
去年のワールドカップで日本選手で初めて優勝し、メダル獲得が期待されています。
持ち味のジャンプを中心に3時間、じっくりと調整をしました。
スピードスケート女子500メートルの小平奈緒選手。
スタートの構えをポイントにしていたと、本番の会場でタイムトライアルに参加しました。
スピード練習を重ねてきた小平。
最後までキレのある滑りを見せました。
出場した10人の選手でトップの37秒93をマークし、上々の仕上がりを見せました。
開幕に向けて、なみなみならぬ決意で準備を進めているのは、選手だけではありません。
ロシアのプーチン大統領も、すでに現地入りしていました。
ソチオリンピックを成功させることはプーチン大統領、そしてロシアにとって長年の悲願でした。
ソチオリンピックのマスコットキャラクターにもなっているユキヒョウ。
気性が荒いヒョウも、プーチン大統領の手にかかると、このとおり。
オリンピック準備委員会のメンバーと共に、ヒョウの保護施設を訪問。
自然環境に配慮した大会だと、アピールして見せました。
きょうは、選手村に入り、選手やコーチを激励。
プーチン大統領は、ソチオリンピックの成功になみなみならぬ意欲を見せています。
社会主義国ソビエトで、初めて開かれるモスクワオリンピック。
前回ロシアでオリンピックが開催されたのは、1980年。
冷戦のさなか、日本をはじめ、西側諸国の多くが参加をボイコットし、国の権威は大きく傷つきました。
以来、悲願となってきたオリンピックの成功。
7年前、プーチン大統領は、IOCの総会にみずから乗り込み、そのチャンスを勝ち取ります。
競技会場の建設が始まると、プーチン大統領はたびたび現地を訪問し、作業を監督。
鉄道などのインフラも一から整備し、開催費用はオリンピック史上最高の5兆円に膨らみました。
プーチン大統領がソチでの開催を目指したのは、もう一つの理由がありました。
ソチがあるロシア南部では、チェチェン共和国などを拠点にするイスラム過激派が、学校占拠事件を起こすなど、テロ事件が繰り返されてきました。
プーチン大統領は、オリンピックをきっかけに、地域の経済を発展させ、テロの温床となっている貧困などの問題を解消しようとしたのです。
しかし、開幕を前に、ロシア南部で自爆テロが連続して発生します。
大統領令を出して、ソチ周辺に特別警戒態勢を敷き、競技会場の港に軍の艦船を常時配備。
およそ3万7000人の警察官も、ロシア全土から動員しました。
プーチン大統領は、あらゆる手段を講じてテロを阻止し、大会を成功に導こうとしています。
ところが、思わぬ問題が持ち上がります。
先週、フランスに5色のつなぎを着た人権団体のメンバーが集結。
同性愛者への差別など、ロシアの5つの人権問題を風刺した布を掲げ、抗議しました。
イギリスでも、同性愛者たちが、バレエの衣装でデモ。
欧米で批判の声が急速に広がりました。
きっかけとなったのは、ロシアで同性愛者の活動を制限する法律の成立でした。
こうした中、アメリカ、フランス、ドイツなどの大統領が、オリンピックの開会式への欠席を相次いで表明。
欧米のメディアは、同性愛者に対する差別など、ロシアの人権問題がその理由だと、大々的に報じました。
プーチン大統領は、弁明に追われます。
今週には、同性愛者の権利などを求めるデモを許可するなど、批判に耳を傾ける姿勢を示します。
オリンピックを成功させ、大国ロシアを内外にアピールしたいプーチン大統領。
国の威信をかけた冬の祭典がまもなく開幕します。
廣瀬さん、ピリピリした感じもあるようですけど、現地で取材していて、やはり緊張感っていうのはありますか?
そうですね、警備強化で、公共交通機関ですとかホテル、人の多く集まる所以外にも、ちいさなしょうてんまでも警察官や警備員がいて、目を光らせていました。
そして、競技が始まると会場に入るには、観戦チケットのほかに、写真付きの許可証も必要になるんですね。
厳戒態勢の中ですが、選手たちは自分たちの競技に集中しています。
あすからはいよいよ、フィギュアスケートの新種目、団体などの競技が始まります。
以上、ソチからお伝えしました。
廣瀬キャスターでした。
さあ、私は東京の郊外に住んでるんですけれども、底冷えというのは、このことをいうのかと、久々に納得しました。
きょうは気温が上がらず、北日本や東日本を中心に、この冬一番の寒さとなりました。
太陽の光を浴びて輝くのは。
厳しい寒さで大気中の水分が凍るダイヤモンドダストです。
寒さの中、茨城県内の川では。
茨城県大洗町の船着き場。
こちらでは一面真っ黒の光景が広がっています。
水面に群がって見えるのは、ボラです。
地元の人によりますと、年明けから目立ち始め、けさは特に数が増えたといいます。
近くにある水族館では、早速、ボラを捕まえ、展示しています。
水族館でも分からないボラの大量発生に。
けさは、各地で冷え込みが強まりました。
この寒さ、これまでとは違ったようで。
この冬2回目となるワカサギ釣りを楽しむ男性。
前回は氷点下20度だったそうですが。
きのう、東京都内を含む関東の広い範囲で降った雪。
関東地方では、きょうにかけて車のスリップ事故や、歩行者が転倒する事故が相次ぎ、1人が死亡、少なくとも89人がけがをしました。
そしてきょう、北日本や東日本を中心に、この冬一番の寒さになりました。
外国人の観光客からも。
寒さが欠かせない恒例のイベントが、きょうから始まりました。
さっぽろ雪まつりです。
ことしは準備期間中に気温が上がり、雪像の一部がとけることがありましたが、けさの最低気温は氷点下12度5分。
200近い雪像が来場者を迎えました。
厳しい寒さで客を呼び込もうというイベントもあります。
これはね、けさ10時の気温です。
なんと氷点下9度4分。
ということは、ことし初めての50%、半額です。
半額で楽しんでください。
えー?
午前10時の気温で割引率が変わるこのイベント。
市内の飲食店や観光施設の看板メニューなどが対象で、97の店舗が参加しています。
気温があまり上がらなかった日本列島。
あすは九州北部や四国など、西日本の広い範囲で雪が降り、平地でも所によって積もるおそれがあります。
そしてきのう、広い範囲で雪が降った関東地方ですが、今月8日の土曜日ごろには、関東の南岸に低気圧が近づき、広い範囲でまとまった雨、または雪が降る可能性があります。
気象庁は、今後の情報に注意してほしいと話しています。
さて、オウム真理教を巡る事件での、死刑囚に対する異例の証人尋問。
きょう、最後の一人、教団元幹部の林泰男死刑囚が証言を行いました。
地下鉄サリン事件を実行後、1年半以上行方をくらませた林死刑囚が、その逃走について語りました。
オウム真理教の林泰男死刑囚。
事件後、名字を小池に変えた林死刑囚は、教団の起こした数々の事件に関わりました。
8人が死亡、140人以上が被害を受けた、松本サリン事件。
13人が死亡、およそ6300人が被害を受けた地下鉄サリン事件では、ほかの実行犯より多くのサリンをまき、8人を殺害しました。
事件のあと、1年半余り逃走を続けましたが、平成8年に沖縄の石垣島で逮捕されました。
6年前に死刑が確定しています。
その林死刑囚が、平田信被告の裁判に、死刑囚3人目の証人として出廷。
遮蔽板に囲まれた中で、証言しました。
事件後、林死刑囚と平田被告は、それぞれ警察の大規模な捜索などをかいくぐり、逃走を続けていました。
平成7年夏の名古屋。
きょうの証言によりますと、林死刑囚はこの町で平田被告と会い、出頭するかどうかなどを話し合ったといいます。
この際、平田被告は、死刑になる罪ではないので、いつ捕まっても出頭してもいいと話していたということです。
これに対し、林死刑囚は、平田被告は、自分が一緒に逃げていた相手や、逃走手段も全部知っていたので、彼が捕まったら逃走が苦しくなると思い、自分の身を守るため、捕まってほしくないとお願いしたなどと証言しました。
先週から続いた、3人の死刑囚への異例の尋問。
きょうで終わりました。
社会部の清永さとし記者と共にお伝えします。
清永さんは、このオウム真理教の一連の事件の発生以来、20年近くにわたって、取材を続けてきて、今回、司法のキャップとして裁判を取材してきました。
さあ、その清永さん、まさに今回、3人の死刑囚に対する尋問というのは異例のことでしたよね。
そうですね。
注目すべき証言、いくつもあったと思います。
特に2人目の証人である井上嘉浩死刑囚の発言は、重要な内容がありました。
その注目された証言の一つがこちらです。
拉致された後に死亡した公証役場事務長の假谷清志さんについて、先に証言した中川智正死刑囚は、意図的に殺害したのではないと証言しました。
しかし、おとといときのう、井上嘉浩死刑囚は、中川死刑囚によって殺害された疑いがあると話しました。
これをどう見ていますか。
この事件は、監禁致死なんですね。
つまり、中川死刑囚の証言のように、結果的に死亡したと、そういうふうにされていたんですが、井上死刑囚の証言というのは、これとは全く異なるもの。
そして法廷で出たのは、これが初めてなんですね。
今の段階で、どちらの証言が正しいのかは、、これはちょっと分かりません。
ただ、井上死刑囚の証言というのは、事件の全体像を変える、そういう内容になっているわけです。
次に、地下鉄サリン事件の動機についてです。
これまで判決では、強制捜査を回避するためとされてきました。
しかし、井上死刑囚は、松本死刑囚が自分の予言の実現のため、事件を命じたと思うと、判決の認定とは違う証言をしました。
これについてはどうでしょうか?
これはいわゆる、今までの定説と考えられていたものとは違う主張なんですね。
ここに預言ということばがあるんですけれども、井上死刑囚は、おととし、NHKに非常に長い手記を寄せているんです。
この中で、この証言と同じような内容をすでに書いています。
当時、松本死刑囚は、ハルマゲドン・最終戦争が近づいているという、そういう予言を繰り返していたと。
そして、この予言を、実際に起こさせるために、地下鉄サリン事件を発生させた。
そういうふうに書いているわけですね。
これがもし事実だとすると、この未曽有の事件は、松本死刑囚が自分の面目を保つために起こしたという、そういうことになるわけですね。
そしてもう一つ、今回、裁判員裁判で行われた、死刑囚の尋問が、行われたという、非常にその点も、手続きも非常に複雑だったというふうに聞いているんですが?
そもそも、極めて異例で、裁判員裁判では初めてです。
警備の問題もありまして、検察庁はこれを非公開で、拘置所で行うべきだと、そういうふうに主張していたんですね。
その公開にすべきか非公開にすべきかというのは、実は最高裁まで争われて、最終的にこういうふうに厳重に警備をしたうえで、法廷で実施するという、そういう形に落ち着きました。
ただ、これ、もし非公開で行っていたら、この3人の貴重な証言は、十分、表に出なかったと考えられるんですね。
その意味では、厳重に警備していたとしても、公開で行われたというのは、十分、意味があったことじゃないかと思いますね。
なるほど。
さあ、来年で地下鉄サリン事件から20年ということですよね。
その事件がこの裁判によって、今の社会に問いかけているものというのは、なんだと考えますか?
法廷で取材をしていて、一つ、とても印象的なことがあったんですよ。
それは、裁判員の中で非常に若い方が、教団の元信者の証人に対して、どうしてあなたはこんな教団に入ったのか、そしてどうして非合法な活動にやすやすと手を染めたのかと、そういうことを繰り返し聞いていたんですね。
この質問、実は20年前に事件が起きたとき、国民の誰もが感じたことだったと思うんですね。
ただ、若い世代の人たちは、これを直接経験していない人も今は増えています。
その意味では、事実の解明ということとは別に、教団の一連の事件を、特に若い人たちに考えてもらういい機会になっているんじゃないかというふうに思ったんですね。
傍聴しているジャーナリストの江川紹子さんは、次のように話しています。
平田被告の判決は、3月に言い渡されます。
ただ、そのあとも、今度は菊地直子被告の裁判が5月に始まる予定で、死刑囚尋問ももうすでに決まっています。
つまりですね、オウムの裁判というのは再開されるわけですから、これを機会にして、一連の事件、同じような事件を防ぐためには、社会は何が必要かということを、考える、そういう機会にしてもらいたいというふうに思います。
そうですね。
ここまで社会部の清永記者がお伝えしました。
次は国会論戦です。
舞台は、衆議院から参議院の予算委員会に移りました。
安倍総理大臣は、集団的自衛権の行使は、政府による憲法解釈の変更によって可能であって、それを容認するにあたって、憲法改正は基本的には必要ないという考えを示しました。
参議院の予算委員会で、民主党は、安倍総理大臣が施政方針演説で触れた責任野党についてただしました。
こう答えた安倍総理大臣。
みずからが意欲を示す政策を巡って、きょうの論戦は。
集団的自衛権の行使容認については。
自民党は、領土に関する教育について質問しました。
これに対し、安倍総理大臣は、教科書を作成する際などの指針を、文部科学省が改訂し、沖縄県の尖閣諸島と、島根県の竹島を、わが国固有の領土と明記したことの意義を強調しました。
また、特定秘密保護法については。
スイスのローザンヌ国際バレエコンクールで優勝した、長野県松本市の高校生が今夜、帰国しました。
長野県松本市の松本第一高校2年生、二山治雄さん。
若手ダンサーの登竜門として知られる、スイスのローザンヌの国際バレエコンクールで、優勝しました。
二山さんは、きょう午後7時過ぎに、成田空港に帰国し、報道陣の取材に答えました。
二山さんは実家のある長野県に帰り、あさって、学校で優勝を報告する予定だということです。
脱法ハーブと見られる乾燥植物を持っていたことが分かりました。
昨夜、福岡市の繁華街、天神に近い大通りで乗用車が暴走し、合わせて15人がけがをした事故。
警察によりますと、暴走した車に乗っていた、いずれも福岡市南区に住む36歳の男性2人は、事故直後に駆けつけた警察官に、脱法ハーブを吸ったと話したということです。
また、2人が脱法ハーブと見られる乾燥植物を持っていたことが分かりました。
警察は、危険運転致傷の疑いも視野に、詳しい状況を調べています。
寒い一日でした。
気象情報、井田さんです。
こんばんは。
そうですね。
その厳しい寒さの中で行われのは。
餅つきです。
佐賀県大町町にある高校では、毎年この時期に餅つきをしています。
速いテンポで息もぴったりですね。
実はこの餅つき、就職や進学を控えた卒業生を励まそうというものなんです。
つきたてのお餅の味は?
はなむけのお餅、いいですね。
力がつきそうですね。
きょうは東京も日中、とても風が冷たかったですけれども、あすはさらに冷え込む所もありそうなんですね。
あすは特に冷え込みが厳しくなってきそうです。
そして西日本で今度は大雪となる所がありそうなんです。
雪や雨の予想を見ていきましょう。
あした朝6時の段階では、まだ降っていない所も多いんですけれども、このあと、昼前になると、九州の北部や四国、中国地方、雪の所が多くなってきます。
夜にかけて、九州や四国では雪の続く所がありそうなんです。
特に雪の量、多くなりそうなのは、四国20センチ、九州北部で10センチ、いずれも山沿いですけれども、平地でも雪の積もる所がありそうです。
交通の影響、路面の凍結、十分お気をつけください。
ではその理由を見ていきましょう。
それは西から進んでくるこの前線です。
詳しく見ていきましょう。
真冬の空気が残る所に、この前線が進んできますので、降れば平地でも雪となる所が多くありそうです。
そして前線の影響で、大気の状態も不安定です。
九州の南部や、奄美、沖縄では、落雷にもお気をつけください。
週末にかけて、雪や雨の降り方に十分注意が必要ですね。
そうですね。
まだまだ寒さも続きますけれども、きょう、桜の開花予想が発表されました。
今のところは平年並みという所が多くなりそうですね。
早い所で、四国では3月の20日ごろ、九州では3月の末ごろで、西日本の広い範囲と関東では、3月末から4月の初め頃と予想されます。
楽しみにしたいですね。
そしてあしたは、西日本で雪が積もりそうです。
九州や四国、中国では、平地でも積もりそうですから、足元、気をつけてお出かけになってください。
気象情報でした。
すみません、お顔が見えるようにお願いします。
スポーツは私の息子と2歳しか年が違わない西阪アナウンサーです。
よろしくお願いいたします。
ソチオリンピックは開会式まであと2日となりましたが、浅田真央選手の出発もご覧いただきましたが、きょうはカーリング女子の代表も、日本を出発しました。
小笠原歩選手は、8年前のトリノ大会のあと、結婚・出産を経て、今回が3回目のオリンピック出場です。
開会式で日本選手団の旗手を務めます。
フィギュアスケートの鈴木明子選手も同じ便で出発。
集大成となるオリンピックの舞台に向かいました。
さあ、来月開幕するこちら、ソチパラリンピック。
日本代表選手は20人です。
きょう、選手団の結団式が開かれました。
世界の舞台で戦う冬のスポーツの祭典は、オリンピックだけではありません。
きょう集まったのはソチパラリンピックを戦うアスリートたちです。
選手団の主将は、アルペンスキーの森井大輝選手。
世界選手権で3種目を制しました。
その後、行われた壮行会。
安倍晋三内閣総理大臣です。
安倍総理大臣も会場を訪れ、せんしゅたちをげきれいしました。
笑顔でお願いします、どうぞ。
ソチパラリンピックは、来月7日に開幕し、選手団は金3つを含む10個以上のメダル獲得を目標に掲げています。
ソチ、頑張るぞ!
きょうのこの壮行会中に、5回目のパラリンピック出場で、選手団最年長のアルペンスキーのあべとしひろ選手が、話してくれたんですけれども、スタートに立つときは、自分が世界で一番うまいと思っていると。
そうでないと、いい結果は出せないと話していたんですね。
なるほどね。
何気ないひと言ですけれども、トップアスリートのプライドを感じました。
さあ、プロ野球のキャンプ情報です。
きょうはベテランの調整。
そして、初めての休日を迎えたチームもありました。
現役最年長、48歳の山本昌投手。
2軍キャンプで初めてブルペンに入りました。
調整方法はすべて任されている大ベテラン。
最後は予定を変えて、キャッチャーを座らせました。
最年長勝利の記録更新へ、静かに始動です。
サンキュー。
中畑監督のテンションをさらに上げたのは、阪神から移籍の久保投手。
きょうが4回目のブルペン入り。
疲労感の中で、投げたかったと急きょ、予定を変更し、キャンプ最多の84球。
先発復帰に向け、調整のペースを上げています。
取れました。
ソフトバンクのドラフト1位、加治屋投手。
地元特産の日向夏を収穫しました。
初めての休日で、リラックスモード。
いたっ!
せーの、ダン。
そして最後は宮崎牛。
宮崎弁で感想をどうぞ。
広島の大瀬良投手は地元の酒蔵で、焼酎造りを体験。
サツマイモの皮むきでは。
速くなくていいですよ、ゆっくりでいいんで。
しかし、仕込みの作業は上手にこなしました。
最後はラベルに決意を書き込んで、オリジナル焼酎が完成です。
ルーキーの初めての休日もご覧いただきましたが、一方で、ベテランの山本昌投手。
頭が下がりますね、本当にね。
最年長勝利の記録なんですけれども、すでに先発での最年長勝利の記録は作ってるんですね。
先発にかぎらない最年長勝利の記録は、1950年、阪急ブレーブスのはまざきしんじ投手が、48歳4か月でマークしました。
ずいぶん前ですね。
山本投手、48歳7か月ですので、ことし勝てば、64年ぶりにプロ野球記録、更新です。
2014/02/05(水) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽フィギュア浅田ソチへ出発▽賃上げの行方は?春闘スタート[二][字]

▽フィギュア浅田真央金メダル目指しソチへロシア威信かけた五輪現地では開会式リハも▽賃上げは?労使代表会談で春闘スタート!▽この冬一番の寒さで各地に影響・今後は?

詳細情報
番組内容
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】西阪太志,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】西阪太志,【気象キャスター】井田寛子

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース

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英語
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