報道スクープSP激動!世紀の大事件〜目撃者が明かす10の新証言〜 2014.03.21

スタジオに来られた方全員に大阪の味を全国へうマいネんアイやネんお好み焼き焼きそばの鶴橋風月より特製お好み焼きソースとお食事券500円分他ご覧の詰め合わせを差し上げます。

テレビが見詰めた日本の半世紀
それは激動と呼ぶにふさわしい時代だった
(サイレン)「マスクのようなものをして口の辺りがふさがれてる状態…」「24年あまりの空白からの帰国です」
過酷な運命に翻弄された人がいる
悲しみに打ちひしがれた人がいる
カメラは数えきれない事件や事故を伝えてきた
「オウム教団トップ麻原容疑者が今警視庁へと…」
しかし日本を震撼させた世紀の大事件
今だから明かせる新事実がある
あの日あの場所で本当は何があったのか?
実行犯と機動隊。
その攻防戦を完全同時再現
そして史上最大の航空機墜落事故が
名もなき男たちが成し遂げた…
(銃声)
(小林)命を失うかもしれないと。
さらにあの異様な現場で医師が見たある光景
(高橋)何なんだこれはって。
この患者さんいったいどうなるんだろうと。
(麻原)オウム真理教はいんちき…。
そしてあの世紀末の事件が
教祖の娘が初めて明かす麻原家の狂気
「扉を焼き切っているようです」
やがてその教団トップ最後の日が
教祖に手錠をかけた男が今語り始める
グルの正体
あの日あのとき本当は何が起きていたのか
知られざるその新事実が今明かされる
早朝の羽田空港周辺は異様な緊張の中にありました
(リポーター)しゃべっちゃおうか何か。
乗客乗員174人を乗せた福岡発の日航350便
空からは機首の部分が丸ごと失われているように見えました
海から現場へと急いだ記者はやがて驚愕の現実を目の当たりにします
胴体にめり込んでしまったコックピット
にわかには信じ難い光景でした
着陸目前だった旅客機DC−8型機にいったい何が起きたのか?
350便は空港まで1kmの時点で順調に着陸体勢を取っていました
ところがなぜか突然急降下
滑走路手前の誘導灯をなぎ払うようにして浅瀬に突っ込みます
墜落の衝撃で機体は真っ二つに折れ前方の機体が後方にめり込んだのです
後に事故の原因は機長の精神疾患による操縦ミスと判明します
機内から海に投げ出された乗客の多くが命を落としました
(リポーター)ああそうですか。
このとき発見された遺体は主翼の真下
水深1mの浅瀬には重機などたやすく持ち込むこともできませんでした
(男性)せーの。
よいしょ!
(男性たち)せーの。
よいしょ!
(男性たち)せーの。
よいしょ!せーの。
よいしょ!
海中で発見された死者20人
機内で亡くなった方4人
乗員を含む生存者149人は陸地へと運ばれます
(サイレン)
救出作業開始から1時間
機内に残る生存者はあと1人でした
フジテレビのアナウンサー須田哲夫は生存者の状況をリポートしています
(男性)屋根の間がほら…。
(男性)そうそう。
屋根と床の間に女性が入っている
やがて状況が判明しました
機体が折れたのは前方4列目と5列目の境
機体前方の天井部分が後方の座席を押しつぶしていたのです
亡くなった乗客の多くは前方から11列目までに座っていました
最後の生存者がいたのは12列目
墜落でちぎれた機体前方の天井は生存者の腹部に迫り深々と押さえ込んだところで止まっていたのです
天井が体に食い込んで身動きできず容易には助けだせませんでした
このころ空港の滑走路にはケガ人たちの応急処置のために急きょ集められた医師たち
機内の最後の生存者は極めて危険な状態でした
そして一人の医師が内部へ向かうことになります
(スタッフ)おはようございます。
よろしくお願いします。
(高橋)ご苦労さまです。
消防本部の指名で女性の救出に当たった医師高橋康之さん
羽田空港に近い蒲田で今も開業しています
(高橋)だけど何かこれ…。
引き寄せられた
高橋さんはあのとき言い知れぬ運命を感じたといいます
実は父親の賜さんも同じような経験の持ち主だったのです
1966年。
やはり羽田空港で起きた飛行機事故
駆け付けたにもかかわらず現場への立ち入りさえ許されず乗客乗員64人が亡くなりました
苦しむ背中が高橋さんの目に焼き付きました
父親を追い掛けて高橋さんは医師となり病院を継ぎます
羽田空港は目と鼻の先
時間を見つけて航空関係の専門書を読みあさり不測の事態に備えていたのです
あの朝フジテレビのカメラは機内へ救出に向かう高橋医師の後ろ姿を捉えていました
(高橋)さあこれで…。
(男性)お気を付けてください。
親父ができなかったことを俺がする
(男性)先生。
こちらです。
強い思いを胸に現場に臨んだ高橋医師は生存者の状況に絶句しました
腹部にはまるで突き刺さるような天井
ジュラルミンの板が背骨まで達しているかに見えたといいます
腹部のすぐ脇には鋭くちぎれた切断面
丸みのある側面が食い込んだのが不幸中の幸いでした
この状態ですでに1時間半
それでも意識はありました
高橋医師はとっさに考えを巡らせます
強い圧力がかえって内臓の出血を止めているとすれば救える
食い込んだ天井を外すまでの間持ちこたえられるように呼吸促進剤止血剤ステロイドホルモンの投与を決めます
時間との闘いでした
ところが…
(男性)爆発の危険あり。
爆発の危険あり。
事態は予期せぬ展開を見せます
墜落機内部に残された…
その救出現場に爆発の危険が
実は墜落の衝撃で大量の燃料が海に流れ出ていたのです
この状態で救出に必要なエンジンカッターを使えば引火して爆発する可能性がありました
金属を切断するカッターには火花が付き物
けれどもはや一刻の猶予もありません
機内は沈痛な空気に支配されました
急がなければ
消防隊員は火花が出ないようエアソーと呼ばれるのこぎりで切断を試みます
しかしジュラルミンの板にはまったく歯が立ちませんでした
容体が変わり始めたのは墜落から3時間後のこと
血圧が低下して測定不能に陥ったのです
体内に出血が広がり死に至るショック症状の前触れでした
そしてこのとき…
高橋医師の脳裏に蘇った記憶があります
航空機に使われるボルトは日本で使われるセンチ単位ではなくインチ単位のもの
高橋医師は椅子を組みあげているボルトを外そうと考えたのです
(高橋)ありがとうございます。
万一に備え航空機関係の専門書を読み込んでいたことがこの判断につながりました
(高橋)ちょっと待ってください。
布みたいな…。
(男性)カーテンですか?
(高橋)はい。
(男性)分かりました。
(高橋)ありがとうございます。
カーテンは腹部の圧力が下がったとき出血の広がりを抑えるための用意でした
取り外すのは左側の肘掛け部分
わずかな隙間から女性を救い出す作戦でした
出血を止めるタイミングがわずかでも遅れれば死に直結します
高橋医師は震えるような思いで作業を見守りました
とそのとき…
予想もしなかったことが起きたのです
突如倒れた背もたれ
一瞬のちゅうちょも許されませんでした
(高橋)よいしょ。
(高橋)早く引っ張りだせ!
(一同)はい。
(男性)足持ちます。
(一同)せーの。
よいしょ。
(高橋)頭気を付けて。
(男性)せーの。
その最後の生存者が機内から救出される瞬間の映像が残されています
(リポーター)回してる?
病院へ運ばれた女性は一命を取り留めました
墜落から3時間半。
奇跡の救出でした
その生中継に日本人のほぼ全てが釘付けになった
誰もが固唾をのんで見守ったのは…
真冬の山荘で繰り広げられた…
対するは連合赤軍と名乗る学生運動の一派
女性を人質にして立てこもる5人の若者だった
事件発生から9日間は互いを探り合うような長い膠着状態が続いていた
解決が長引いたのは難攻不落といわれた山荘の構造にあった
切り立った崖に立つ特殊な立地
出入り口は3階にしかない
警察は犯人が3階に立ちふさがり2階に人質がいると読んでいた
そこであの鉄球作戦が考案される
3階と2階をつなぐ階段を壊し犯人と人質を分断
それぞれの階に3つの部隊が突入するという作戦だった
中でも犯人がいる危険な3階への突入を任されたのは精鋭部隊と呼ばれた警視庁第2機動隊上原中隊長
突入前夜の緊張は今も忘れない
(上原)さてこれから…。
今まで…。
犯人がどこにいてどんな武器を持っているのかさえ分からぬまま内部の構造だけを頭にたたき込む
何より過酷だったのは…
上層部は犯人が死に学生運動の殉教者に祭り上げられることを恐れていた
だがそれは現場は丸腰で犯人にだけ武器があるという戦いを意味する
死を覚悟した上原たちは突入前夜辞世の寄せ書きをしたためた
だが一方で犯人側もいつ突入されるかもしれぬ恐怖におびえていた
犯人グループの一人だった加藤倫教
懲役13年の罪を償った今そのときの思いをこう語る
こうして突入作戦が決行されたのは事件発生10日目の朝
鉄球作戦が開始された
(リポーター)今…。
狙いどおり2階と3階をつなぐ階段が壊されていく
そこに戦意喪失を狙った放水
同時に3つの部隊が動きだす
(リポーター)どんどん玄関の方に下りていきました。
援護のためのガス弾も次々に撃ち込まれる
だがいざ突入が始まるとそこには想定外の事態が
(リポーター)1階でですね…。
分断したはずの2階に人質がいない
(加藤)そこしかないわけですから。
そういう意味では…。
警察の…
犯人と人質は全員3階にいた
そればかりか鉄球作戦で広がった穴から犯人はより激しい銃弾を浴びせてくる
(リポーター)今負傷者が出たようですね。
放水隊のリーダーが顔面にライフル弾を浴び殉職
さらに…
上原の上司である第2機動隊内田隊長も被弾し殉職
立て続けに2人のリーダーを失い警察に動揺が広がる
鉄球作戦は失敗だったのか?
しかし犯人の思いは違っていた
正直ね…。
犯人側もまた警察以上に動揺していたのだ
ここから始まる3階での頂上決戦を警察側犯人側の証言を基に双方の動きが見えるよう再構成してみる
2階と3階を結ぶ階段はすでに鉄球により破壊されていた
左手には管理人室と奥に調理室
その間に非常口があり中央には談話室
そして画面右手にベッドルーム
どこに犯人と人質がいるかは分からなかった
3階突入を任された上原たち第2機動隊は管理人室と調理室の間の非常口から潜入を図る
一部屋ずつ犯人がいないことを慎重に確認していく
まずは管理人室
そこに犯人の姿はなかったが視界が悪くその確認も容易ではなかった
その状況は外から想像すらつかない
(リポーター)そうですね。
続いて…
そこにも犯人の姿はなかったが
実はそのときすぐそばに犯人はいた
闇を進む上原は気付かない
あさま山荘3階の決戦場
実行犯に捕らわれた人質救出のため暗闇の中前進する上原たち
そのとき盾を二枚重ねにしていた
本来は投石などを防ぐ盾
1枚では銃弾が貫通してしまうため2枚で強度を高めたのだ
がのぞき窓の位置がずれる
前を確認するため上から顔を出した
とそのとき…
そのときの中継映像が残っている
被弾した上原だった
顔面を撃たれ生きていたのが不思議なほど
この先制攻撃で3階の隊員は前進を阻まれた
談話室を挟んで調理室の機動隊とベッドルームの犯人グループが膠着状態に入る
とまたしても動いたのは山荘内を知り尽くした犯人側
暗闇の廊下を移動すると警察の動きをうかがいながらそっと談話室へと入りこむ
その手には…
爆弾
それは談話室と調理室の天井に開いた穴を擦り抜け隊員たちの元へ
(隊員)爆弾だ!
この爆発で5人が重軽傷を負い第2機動隊は撤退を余儀なくされる
精鋭部隊でも駄目なのか
警察にそんな空気が流れる中その様子を怒りに震え見詰める隊員がいた
警視庁第9機動隊仲田小隊長
この後3階に再突入する決死隊に自ら名乗り出た男である
こうして最後の突入が始まった
日没まであと2時間
気温は氷点下に迫っていた
仲田たち決死隊は上原と同じルートをたどり調理室へ
ここまで犯人側の抵抗はなかった
1つ目の難関はまだ誰も潜入していない談話室を押さえること
仲田は配膳窓から盾を投げ込むという賭けに出た
もし犯人がいれば動きがあるはずだ
しかし反応はない
談話室に犯人はいなかった
残るはベッドルームのみ
暗闇の中仲田たち決死隊は手探りで前進する
ベッドルームのドアは閉まっていた
仲田は用心しながらその扉を開ける
すると…
(仲田)ただね…。
警察博物館には今も銃撃を受けた盾が保管されている
二枚重ねでなければ防げなかった弾丸
しかしそのとき警察はもう一つの作戦を用意していた
談話室の壁を壊しベッドルームへ強行突入するという大胆な作戦
ハンマーで開けた穴を強烈な放水で広げていく
そのとき抵抗を受けながら仲田は考えていた
犯人逮捕はこのワンチャンスしかない
そして壁の穴が人の通れる大きさになった
そのとき…
(仲田)全員突入せよ。
と真っ先に飛び込んだ隊員が…
撃たれた
が仲田らはひるまず犯人に飛び掛かる
そのとき犯人側の加藤はこう感じていた
そして仲田の手がつかんだのは…
(女性)私違います。
人質の女性だった
そのために私たちは…。
こうして日本全国が見詰めた攻防戦は突入から8時間15分で幕を閉じ学生運動もまた終焉を迎えた
しかしその5年後
長崎市内で起きた日本初のバスジャック事件
犯人の顔には異様な覆面
その裏側には…
また赤軍なのか?
壮絶な銃撃戦となったその逮捕劇
決死の突入。
命を懸けた刑事たちの極秘作戦とは?
1977年10月15日
テレビが映し出したのは…
犯人の顔には異様な覆面
その結末は…
壮絶な銃撃戦
(リポーター)一斉に飛び掛かりました。
16人の人質を守るため決行された…
残された秘蔵写真から浮かび上がったのはこの国にSATのような特殊部隊もない時代誰も経験したことのないバスジャックという難事件に立ち向かった刑事たちの姿だった
長崎県長崎市
今もその中心部にあるガソリンスタンドから信じ難い110番通報が入った
時刻は昼の12時47分
駆け付けた警察官が目にしたのは路線バスが乗っ取られ給油しているという目を疑うような光景だった
立てこもった犯人は異様な覆面姿
車内を隠すようにカーテンを閉める
ドアは前方に1カ所と後部の非常口だけ
その上強固な窓ガラスに囲まれ突入の糸口さえ見えない
バスは鉄壁の密室空間だった
現場の指揮を執ったのは捜査1課長の小林輝男
まだバスジャックという言葉すらなかった時代だ
(リポーター)ハンドマイクで呼び掛けております。
(リポーター)呼び掛けているのは県警本部の小林捜査1課長です。
事件を託された心境を小林はこう振り返る
(小林)もうやはりね…。
犯人は銃らしきものを持っていた
現場の捜査員には防弾チョッキを装備するよう指示が出された
番組が入手した秘蔵写真には犯人の異様な姿が鮮明に映し出されていた
血に染まったような覆面には「殺」の文字
後ろには「赤軍特攻部隊長」の文字も見える
日本赤軍なのか?
カーテンに阻まれ何もかもが手探りの中小林は内部の様子を知るためこんな作戦を取った
バスの正面にあった建物に偵察隊を配置
すると…
犯人は一人ではなかった
後方にもう一人。
手には銃とナイフが握られている
さらに…
犯人の手元にはスイッチ
配線の先は人質の女性の首につるされた爆弾らしきものだった
写真に写っているのは大西由紀子さん。
当時26歳
爆弾をつるされた女性の娘だ
(大西)したら母がばっと立って…。
事件発生から2時間が経過したころ…
ポリバケツ2個がバスに運びこまれた
トイレのない路線バス
長期戦になれば人質の精神状態も心配だ
そのころ分かってきたバスの内部を描いた図面が残っている
赤丸のAとBが犯人
青の番号が16人の人質
後はバスに突入しながらいかに16人の命を守るかだった
事件発生から11時間
小林はその準備を始める
事件現場から300m離れた駐車場を確保し突入の極秘訓練を行ったのだ
深夜0時10分。
集められたのは41人の突入部隊
バスジャックされたものと同じ型のバスを用意し突入方法を検討する
(技術員)こちらがこのバスに使われてる窓ガラスです。
(小林)突入時にこのガラスを割る必要があるはずだ。
ところが…
(小林)何だよ。
びくともしないのか。
特殊警棒でも歯が立たない
すると整備技術員からハンマーを受け取った小林は…
すぐさま割れた破片を確認した
人質を傷つけるような形状ではない
これならいける
(小林)いよいよ突入訓練だ。
犯人に朝食の鍋を差し入れるときを狙う。
目標タイムは1分。
突入の合図は…。
(笛の音)
(小林)この笛だ。
全員配置に就け。
(一同)はい。
バスの周囲に計5カ所
同時突入で犯人の意識を分散させる作戦だった
きっかけは鍋を差し入れるときポリバケツのときにできた隙を小林は見逃さなかった
(笛の音)
しかし慣れないドアや狭いバスの窓から突入するのは難しかった
目標タイムには遠く及ばない3分
(笛の音)
2回目。
1分を切らなければ犯人に余裕を与え最悪人質に手をかけることも考えられた
しかし…
(小林)1分30秒。
あと30秒どうにかならないのか?
とそのとき一人の捜査員が
(捜査員)しかし…。
脱いだのは突入の動きを妨げていた重い防弾チョッキだった
優先すべきは人質の命
3回目
(笛の音)
身軽になった捜査員たちの動きは見違えるようだった
1分とかからず2人の犯人役を確保
(捜査員)確保。
小林は突入を決断した
中継映像に突入準備の様子が映し出される
毛布の差し入れ。
突入時ガラスの破片などから少しでも人質を守るためのものだ
(リポーター)それから投光器が。
ライトがつきました。
そして犯人を引き付けるため挑発的な言葉を投げ付ける
(リポーター)警部が人質を撃つくらいなら俺を撃てということを言っております。
(リポーター)今バスの後部の方に何か持ってきましたね。
これは机です。
とそのときだった
日本初のバスジャック発生から15時間
突入の瞬間が迫っていた
(リポーター)かなり緊迫した状態になってまいりました。
今バスの後部の方に何か持ってきましたね。
これは机です。
とそのとき…
犯人が立て続けに発砲
小林の笛が響く
(リポーター)強行突破です…。

(笛の音)
(リポーター)強行突破です。
一斉に飛び掛かりました。
銃を持っているようです。
銃を持っているようです。
機動隊員が出てまいりました。
防弾チョッキを脱ぎ捨てた捜査員たちが一斉にバスになだれ込んでいく
そのときの写真をよく見ると足元には机手にはあのハンマーを持ちガラスをたたき割る捜査員の姿が写っている
連携の取れた行動はまさに訓練どおり
(リポーター)強行突破です。
強行突破です。
かなり銃声が響きましたんでちょっと心配です。
乗客の方がおそらく20人近くは乗っていたと思われますんでかなり心配な面があります。
乗客の方が出てまいりました。
転げ落ちてきました。
乗客の方もかなり助けだされております。
爆弾をつるされた女性の娘大西さんも救出されるやいなや必死に…
そして…
(リポーター)犯人が1人捕まりましたね。
えっと。
後ろの座席の犯人が捕まりました。
目標どおり57秒で犯人確保
そしてもう一人は…
(リポーター)犯人がケガをしたんですね。
血が見えます。
血が見えます。
銃撃を受けて死亡した
日本に特殊部隊が誕生したのはこうしてテロが相次いだ70年代
現在SATとして活躍している
1970年代の幕開けを飾った大阪万博
開幕直後先を争って向かったのが…
そう。
月の石
でも日本人が夢中になったのはこれだけではありません
こちらも当時は衝撃の体験でした
初めて使う携帯電話を手にどこか半信半疑
この奇妙なカプセルは全自動の人間洗濯機だとか
日々初物が来日し物とお金に潤ったこの時代
その豊かさを失いたくない
不安が暴走した事件がありました
紙がなくなるという根拠のない噂を発端に全国に広がったトイレットペーパーの買い占め騒動
同じ年愛知県の片隅でも奇妙な騒ぎが起きています
人々が群がっていたのはお金
その舞台は豊川信用金庫小坂井支店
豊川信用金庫がつぶれる
そんな噂を聞いた人々が殺到したのです
ところが…
それは事実無根のデマ
しかし解約や引き出しを迫る人は後を絶たず10店舗で総額およそ20億円が引き出されたといいます
当時現地で調査に当たった伊藤陽一さん
なぜデマが生まれどう広まったのか?
そのいきさつにただ驚かされました
パニックはなぜ起きたのか?
そもそもの始まりは6日前
デマの流通ルートをさかのぼると3人の女子高校生にたどりついたのです
通学途中の3人はたわいもないおしゃべりに花を咲かせていました
(生徒)ねえねえ。
洋子は就職決まったの?
(洋子)うん。
(生徒)えっ?どこどこ?
(生徒)えっ?そうなの?
(生徒)だって一般の銀行に比べて知名度は低いし…。
友人をからかう冗談のつもりでした
しかし…
(生徒)危ないわよ。
この一言が尾ひれを付けて泳ぎ始めるのです
その夜
(洋子)おばさん。
(女性)えっ?どうして?
(女性)そんなこと聞いたこともないけど。
(洋子)そっか。
否定はしたもののどこか気になります
(女性)うん。
大丈夫よ。
話はここで収束するかに見えました
ところが…
デマだと断言したはずの女性が美容院でふと漏らします
(女性)そうだ。
豊川信用金庫が危ないらしいって話そんなこと聞いたことある?
(女性)そうなの?初めて聞いた。
3日目
(女性)奥さんがそう言ってたの。
(女性)えっ?
(男性)どうも。
たまたま美容院に立ち寄った男
クリーニング店の店主でした
この人物から噂は一気に広まっていくことになるのです
6日目。
ついに噂が増殖を始めます
(女性)本当だったらどうするのよ?
(男性)ああ…。
噂を持ち帰った男は半信半疑のまま丸2日をやり過ごしていました
そんな中…

(男性)すいません。
(女性)はい。
いらっしゃいませ。
(男性)ちょっと電話をお借りしてもいいですか?
(女性)あっ。
いいですよ。
(男性)ありがとうございます。
(男性)もしもし?今すぐ金を下ろしてほしいんだけど信用金庫行けるか?じゃあ…。
(男性)すぐにだよ。
頼んだぞ。
ああ。
この男性は噂など何も知らず必要に迫られて預金を下ろそうとしただけでした
なのに…
(女性)やっぱり…。
慌てて現金を引き出した夫婦は友人や得意先など20軒以上に思い込みの危機を伝えます
お金を預ける場所など他に幾つもなかった小さな町は恐慌を来し始めました
女子高生の冗談から始まった噂は重要なお金を左右する曖昧な情報によって瞬く間に炎上。
拡散していったのです
7日目
膨れ上がった不安はついに人々を窓口に走らせました
カメラは開店と同時にすさまじい混雑に見舞われる様子を記録しています
誰もが必死でした
騒動は夜まで続き小さな町の支店から本店や他の支店にも飛び火しておよそ6,600人が推定総額20億円を引き出す事態となったのです
デマだという連日の報道でようやく落ち着きを取り戻しました
ところがこの騒ぎの中で…
(女性)えっ?何で預けるの?
(男性)奥さん。
ここもうすぐつぶれんですよ。
だからこうしてみんな。
(鷲津)いいんです。
彼女は…
豊川信用金庫がつぶれる
デマを信じた人々が窓口に殺到
そんな中お金を預けた人がいます
(女性)えっ?何で預けるの?
騒ぎの2年前にできた法律のことを知っていました
(鷲津)そしたらねもうね…。
仮に金融機関が破綻しても預金が保護されることを把握していたのです
あれから40年余り
町の人たちには今でも苦い記憶です
デマに踊る心理は今も人ごとではありません
噂はいつもどこかで生まれているのです
広島県福山市で開かれた美術展
「極限芸術死刑囚の表現」
集められた絵画はどれも死刑囚たちが描いたものです
その中に16年前の事件で日本中を騒然とさせた女性死刑囚の作品が飾られています
タイトルは…
絵に添えられた手紙には…
極刑を下されてなお公権力に牙をむくその作者は小さな町の夏祭りでカレー鍋に猛毒ヒ素を混入した女でした
(安藤)こんばんは。
(安藤)いったい誰がなぜ?そして誰を狙ったのか?日本中を震撼とさせる事件が和歌山で起きました。
事件は和歌山市園部地区の夏祭りで起きました
地元の主婦らが作ったカレーを食べた67人がばたばたと倒れうち4人が死亡
捜査の結果カレーには一皿で致死量に至る猛毒ヒ素が混ぜられていました
人口1万人に満たない町で起きた毒物無差別殺傷事件
(安藤)住民の方さぞかし…。
もしかしたら隣人を疑うことになりかねないという大変重苦しく複雑な胸中だと思うんですが。
有力な証言を得られぬまま捜査は難航
しかし事件から1カ月
一組の夫婦に疑惑の目が向けられます
それが主婦林眞須美死刑囚とその夫林健治氏でした
後に自宅からヒ素が押収された林夫妻
その成分はカレー鍋などに残されたヒ素と一致しました
さらに事件当日一人で長時間カレー鍋の前に立っていたのは林眞須美一人だけでした
疑惑の女。
その登場に連日多くの取材陣が詰め掛けます
しかしひるむことはありませんでした
メディアの追及も自ら受けて立ち…
かと思えば時には涙ながらに…
しかしその疑惑をさらに深めたのは…
(沖)今回浮上した…。
自らの夫にヒ素を飲ませ数億円にも上る保険金を手にしていたという疑惑でした
ヒ素の後遺症なのか足を引きずる夫健治氏
そしてそのときはやって来ます
(リポーター)眞須美容疑者一人が乗っています。
眞須美容疑者は顔をうつぶせにして…。
その後カレーにヒ素を入れ4人を殺害したとして死刑が確定
しかし悪夢から16年。
この事件にはいまだ解明されていない謎がありました
その事実は判決文にも記されています
「動機は未解明」
捜査当局はヒ素混入の動機は不仲だった近隣住民への腹いせとみていましたが供述は得られませんでした
事件はまだ終わっていない
私たちは眞須美死刑囚の夫林健治氏との接触を試みました
健治氏が暮らしていたのは和歌山県内のとあるアパート
(スタッフ)こんにちは。
よろしくお願いします。
すいません。
どうも。
68歳になっていた健治氏
5年前脳出血で倒れ不自由な体で一人暮らしだといいます
事件に話が及ぶと…
近所の目を気にして向かった場所はかつて眞須美死刑囚と来ていたというカラオケボックスでした
語られたのは…
16年前女はなぜ無差別殺人を犯したのか?
夫健治氏が語ったのはにわかには信じ難い言葉でした
そう言うと健治氏は驚くべき告白を始めます
裁判では眞須美死刑囚がくず湯に混ぜたヒ素を健治氏に飲ませ保険金をだましとったとされました
しかし実際ヒ素を使った詐欺事件の首謀者は自分だったというのです
結婚当初シロアリ駆除業を営んでいた健治氏
仕事に使っていた薬品がヒ素でした
そんなある日健治氏は知人からこんな話を聞かされます
その話を信じた健治氏は倉庫の端にこぼれたヒ素をほんのわずか指に付着させると…
ぺろりとなめてしまいます
すると…
病院に担ぎこまれ死を意識したという健治氏
病床から…
そう漏らすと保険外交員であった眞須美死刑囚の母がこんな話を始めます
それが詐欺の発端でした
(健治)俺言うたわけ。
(健治)それでその当時ね…。
裁判に使われた保険金の出納記録が残っています
健治氏の言葉どおり昭和63年に1億7,000万円
平成9年には1億6,000万円と有り余る金を手にしていたことが分かります
その事実こそが妻の無実を信じる根拠でした
その生活を事件を起こして壊す必要はない
死刑判決が出てもなお妻をかばう夫
事件から16年がたった和歌山市園部地区
あの日日本中のマスコミを集めた林家は…
その後公園となりましたが住民たちの不安は消えず…
現在裁判のやり直しを求めている林眞須美死刑囚
その事実に傷つく被害者も少なくありません
カレーを食べ重症を負った被害者の一人が苦しい胸の内を明かしてくれました
金よりも軽かった命の重さ
(男性)そういうものを…。
命と金を巡る疑惑
このころ埼玉県でも広がっていました
異色ずくめの事件だった
カメラの前で熱唱するかと思えば…
エアガンを持ち出して意味不明のパフォーマンス
埼玉県本庄市で起きた保険金殺人事件の主犯格八木茂死刑囚
八木は経営するスナックの常連客を自身の愛人たち3人と偽装結婚させ多額の保険金を掛けて殺害した
保険金総額は14億円余り。
うち3億円を手にしている
世の中を驚かせたのは連日に及ぶ記者会見だった
報道陣から入場料6,000円を徴収しとうとうとしゃべりまくった
(八木)僕に言わせりゃだよ。
まるでメディアをからかうような態度だった
その一方で一部の取材記者には…
狂気をのぞかせる一幕もあった
当時3億円の保険金を掛けられ偽装結婚までさせられたと証言するのは建脇保さん
偽装結婚の相手は八木の愛人の一人武まゆみだった
一連の事件の実行犯だ
八木に最も近かったという武まゆみは獄中で原稿用紙300枚にも及ぶ手記をつづっている
そこには仰天するような殺人の手口が記されていた
被害者たちはいずれも似たような境遇にあった
「実家や兄弟とは疎遠で淋しい孤独な生活を送っている人」
八木は彼らに住まいや仕事を斡旋してまず信頼関係を築く
そこから戸籍を借りたいと切り出し自分の…
そして…
(八木)ここに名前書いて。
立て替えている飲み代の担保として生命保険へ加入させる
その上で相手を死に追いやった
第1の被害者は当時42歳だった斉藤洋一さん
完全犯罪をもくろむ八木が考えた手段とは過労死作戦。
その内容は…
「仕事を終えた斉藤さんを毎日店に呼び出し酒浸りの生活をさせました」
「そして余分な栄養を取らせないようつまみもホステスが率先して食べたのです」
作戦は徹底していた
斉藤さんが店に現れないと…
(八木)何で寝てんの?店行くよ。
(斉藤)今日は疲れてるから寝かせてよ。
あしたは行きますから。
(八木)今日来ないんだったらもう二度と来なくていいや。
行きます。
すぐ行きます。
八木は相手の心理を巧みに突いていた
メディアの取材には次のように反論している
事は思いどおりには運ばなかった
すると八木が繰り出した次の手はニコチン煮出しコーヒー
埼玉保険金殺人事件の主犯格八木茂死刑囚
完全犯罪をもくろむ八木が取ったのはあまりに奇抜な殺害方法
ニコチン煮出しコーヒー
たばこの葉で煮出したコーヒーを八木の愛人武まゆみは保険金を掛けた斉藤さんに毎日飲ませたという
そこには愚かな女心が働いていた
「私がそれを断ったら他の愛人にやらせるので八木とその愛人が秘密を共有することになります」
「それが嫌だったのでそれなら自分がやると決めたのです」
このころになると飲み代の付けは1,000万円を超えていた
八木の言葉には逆らえない
斉藤さんはアルコールに加えニコチン煮出しコーヒーを毎日2杯飲むまで店から出られなかったという
だが半年が過ぎても事態は進展しない
業を煮やした八木は武を伴って長野県の山中を目指す
ある植物を探していた
(武)ねえ。
あれじゃない?
(八木)おっ。
登山道の脇に咲く紫色の花
(武)これに間違いないわ。
その正体は…
(八木)ここは宝の山だな。
保険金殺人をもくろむ八木が山中で見つけたもの
それは猛毒トリカブトだった
突然死なれれば疑念を抱かれる
愛人の武は完全犯罪を狙う八木の指示で致死量に満たないトリカブトをまんじゅうに仕込んだ
(斉藤)あっ。
まんじゅう?
(武)うん。
まんじゅうは斉藤さんの好物だった
こうしてトリカブトの毒を使う新たな作戦が始まる
どら焼きや大福にトリカブトを仕込み毎日1個ずつ食べさせた
斉藤さんの生命保険は3億200万円になっていた
ところが体が衰弱する気配はなかなか見えない
あいつは駄目だ。
まんじゅうでやるべ。
まんじゅうは弱らせるだけだって言ったじゃないのよ。
致死量を超すトリカブトを入れろという八木に初めは抵抗していた武だったが…
俺たち2人のために死んでもらおう。
「『二人のため』という言葉に酔いしれてとてもロマンチックな気分になりました」
「だから殺人を犯しても八木と生きる道を選んだのです」
武は斉藤さんのアパートへ
(斉藤)ありがとう。
持参したあんパンには致死量以上のトリカブトが入っていた
斉藤さんはそのあんパンをいつものように平らげた
そこへ八木が現れる
調子はどうだい?何か食べたかい?
(斉藤)うん。
(斉藤)あれ?から…体が変だ。
し…しびれてる。
斉藤さんの遺体は利根川に遺棄し自殺に見せ掛けたという
発見は11日後
もくろみどおり自殺として処理された
およそ3年を費やし完全犯罪を成し遂げた八木は3億円の保険金を元手に金融会社を設立
そして再び第2の殺人計画に手を染める
今度は健康補助食品の中身を風邪薬に入れ替え酒と共に飲ませるというやり方だった
狙われたのは2人
10億円近い保険金を掛けられた田村徹さんと1億7,000万円を掛けられた西義男さん
2人とも毎日20錠ほどの風邪薬と多量のアルコールを飲まされた
当時西さんと同じアパートに暮らしていた建脇さんは言う
体調を崩した西さんは1年半ほどで急死する
検視による死因は虚血性心疾患
薬や酒の過剰摂取が原因とは見抜けずまたもや完全犯罪が成立するはずだった
だが西さんが亡くなった夜田村さんの体にも異変が表れる
不安を抱いた田村さんは病院に駆け込み助けを求めたことから警察が動き始めた
疑惑の渦中で行われた八木の有料記者会見は203回を数える
疑惑が持ち上がってから8カ月
八木と武は斉藤さんと田村さんを殺害した容疑などで逮捕された
その後の裁判で八木には死刑が
武まゆみには無期懲役が確定した
しかし八木死刑囚は自分は無実だと裁判のやり直しを求めている
東京高裁は弁護団が求める…
悪夢にも似た航空機事故が起きたのは29年前の夏でした
二度と悲劇を繰り返すまい
残骸は大切に保管されています
羽田をたって大阪を目指した日本航空123便
1985年8月12日夜
乗客乗員524人を乗せた旅客機は群馬県南西部御巣鷹の尾根に墜落しました
焦土と化した墜落現場
深まっていく絶望の中でそのニュースは飛び込んできたのです
(露木)火曜日のお昼のニュース。
露木茂です。
(小出)こんにちは。
小出美奈です。
(露木)現場に生存者がいました。
(露木)ご覧ください。
生存者救出はフジテレビの独占スクープでした
生中継で伝えられた…
誰もが映像に釘付けになりました
凄惨な現場から4人の生存者を見つけだした男たちがいます
(今井)突然手が出た。
地元群馬県上野村の消防団
墜落の直前偶然撮影された日本航空123便の機影です
交信が途絶えたのは午後6時56分でした
目撃情報も少ない山間部で墜落現場の特定は困難を極めます
一報がもたらされたのはその夜10時すぎでした
警察自衛隊メディアは一斉に長野県御座山を目指しました
けれど機体を発見することはできなかったのです
彼らが向かった御座山は実際の墜落現場御巣鷹の尾根からおよそ8kmも離れた場所でした
そのころ群馬県上野村。
消防団に所属する男たちは捜索に出る覚悟を決めていました
その一人桜井清司さん
(桜井)ニュース見てみろ。
(桜井)バカ。
長野だったら家があっからすぐ分かる。
だけどこっちは…。
(桜井)おい。
焼酎2本取ってくれ。
(妻)うん。
桜井さんはいつ出動要請がかかってもいいようにと夜のうちに仕事を済ませました
山を熟知する男には確信があったといいます
(桜井)いつまでたっても分からないとか…。
同じく上野村消防団の今井興雄さんも捜索の準備に取り掛かります
(妻)はい。
(今井)うん。
林道が整備されていない群馬の山
難航が予想されました
今井さんには読みがあったといいます
墜落現場だった御巣鷹の尾根の脇に深く切れ込んだスゲノ沢
地元の猟師さえめったに足を踏み入れることのない場所です
翌朝6時
上野村消防団に招集がかかりました
(桜井)えれえことになったな。
よし。
行くぞ。
(一同)はい。
朝を待って捜索に出た警察のヘリはすでに空から墜落現場を発見していました
読みは当たっていたのです
麓で消防団と出くわした村松政男さん
カメラ片手に機動隊と共に後を追いました
無線も通じない山の中
待ち受けていたのは深いクマザサに覆われた急斜面でした
慣れない機動隊は足を滑らせることも多かったといいます
消防団の男たちは山専用の地下足袋で足元を固めていました
軽い上に足場をしっかりとつかむ装備がものをいったのです
(団員)よし。
ああ。
(団員)ちょっと休憩すっか。
(一同)はい。
ああ。
それでも険しく荒れた斜面は屈強の消防団員を苦しめました
御巣鷹の尾根まで数百mに迫ったとき…
(団員)おい。
あれ見てみろ。
遺体でした
(桜井)この先に違えねえな。
村松さんのカメラもその瞬間を捉えています
生存者はいないのか?
どこかにいないのか?
けれど…
(今井)おい。
あれ見てみろよ。
いちるの望みさえ打ち砕く光景がそこにありました
スゲノ沢の惨状を記録したフジテレビの映像です
機体は尾根に墜落しばらばらになりながら沢に滑り落ちていました
誰もが気力を失ったそのときです
残骸の奥に何かが光りました
(団員)バカ言ってんじゃねえ。
時が止まったような現場でかすかに動く光
(桜井)何が動いてんだ?
(桜井)生きとる。
生きとるぞ!
光っていたのは結婚指輪でした
(一同)持ち上げるぞ。
いくぞ。
せーの。
1人目の生存者でした
(今井)まだいるんじゃねえか?生きてんの。
しっかり見てみろ。
(一同)はい。
(団員)おい。
大丈夫か?
そして2人目
(団員)寝かせるところ確保しろ!
(団員)もう大丈夫だからな。
3人目は川上慶子さんでした
さらに残骸の奥からも助けを求める手が
ほぼ同じ場所に4人の生存者がいたのです
事態は一刻を争いました
しかし救助のヘリははるか頭上を旋回するばかり
地上の誰もがいら立ちを募らせていました
問題はその地形にあったのです
尾根に挟まれた幅25mほどの沢の底
うかつにヘリが近づくと二次災害を招きかねません
生存者たちの意識はぎりぎりでした
(桜井)この彼女はね。
足が。
ヘリが近づけるところまで運ぼう
消防団はトイレのドアや客席などをかき集めて担架を作り生存者を乗せて尾根を目指しました
開けた…
担ぎあげるのは30度を超える急斜面です
足元には鋭利な破片やなぎ倒された枝
一人が力尽きればすぐ別の者が入れ替わる
無我夢中でした
過酷な胸突き八丁を1時間余り
ついにヘリがホバリングする尾根へ
そして…
フジテレビのカメラは奇跡の救出に立ち会ったのです
でも現場の映像に上野村消防団の姿はありませんでした
消防団は生存者を自衛隊に託すとヘリを見送ったといいます
あれから29年
上野村の消防団倉庫には今も彼らの勲章が残されています
生存者の一人。
川上慶子さんの体に掛けられていた法被
史上最悪といわれた航空機事故の陰には武骨な男たちの人知れぬ闘いもあったのです
日本に摩天楼という光景が生まれた時代
空を埋め尽くそうとする欲望はその食指を地下へと伸ばしていった
次々と開発される巨大地下街
その一つ静岡駅前ゴールデン街で事故は起きた
地下街という密室空間で起きた日本史上最悪のガス爆発事故
その瞬間を偶然撮影した記者がいる
地下街でガス漏れ事故が発生したと聞きカメラを手に駆け付けた朝賀詠一
(朝賀)何ていうんでしょうね。
確かに朝賀の映像には冷静に現場検証を行う消防隊員などの姿が映っている
しかし実はこのとき事故でガス管が破損しビル全体に大量のガスが漏れだしていたのだがその事実に気付く者はいなかった
そして…
それは画面の奥に突然現れた小さな炎
直後そばを歩く人を包みこみさらに朝賀を爆風で吹き飛ばした
命からがら地上へとはい出た朝賀はそこで信じられない光景を目にすることになる
地上の被害は地下どころではなかった
そのほとんどが地上にいた人々
地下の爆発だったにもかかわらず炎はビル最上階まで達し壊滅的被害をもたらしていた
いったいなぜだったのか?
その謎を検証すべく地下街と地上のビルをミニチュアで作りあの爆発を再現してみる
店舗の床や壁なども実際の建物をモデルに設計した
全体にメタンガスを充満
地下で着火した場合火元の地下と地上でどのような違いが出るのかそれぞれ撮影してみる
ハイスピードカメラが捉えた映像には驚くことに火元である地下よりむしろ地上の方に大きく激しい炎が現れた
爆発の専門家吉田博士によれば…
仕切りなどの障害物がある空間とない空間2つにガスをため火を付けると障害物が存在する方が早く火が回る現象が起きるという
実際の炎の動きを捉えた映像がこれだ
障害物に当たった炎は形を変えながら乗り越えていく
そのたびにスピードが上がり爆発的にエネルギーを増大させていく
これを乱流現象という
この映像を縦にしてみるとビルの床や階段がこの仕切りのように爆発のエネルギーを増大させていたことが分かる
この乱流現象が地下の爆発を地上の惨劇に変え人々に襲い掛かった
あの大惨事の後地下街にはガス緊急遮断装置と火災警報設備の設置が義務付けられることとなった
その80年代
ストリートをにぎわしたのが竹の子族
原宿の歩行者天国を派手な衣装と踊りで彩りました
しかしわずか数年でそのブームは下火に
その引退式の様子がこちら
しかしあれから29年
都内の地下で再結成していたのは?
あの竹の子たち
若々しかった竹の子も今や立派な中年に
この復活の音頭を取った一人があの日引退した男性熊澤誠司さん
なぜ今また竹の子なのか?
この55年カメラが見詰めたのは事件ばかりではありません
誰もが熱中したこんな光景も
覚えていますか?懐かしのインベーダーゲーム
かちかちするのやくねくねするの
いろんなおもちゃがあったものですが…
老若男女をとりこにしたといえばダッコちゃん
焼き芋屋さんから農家のおじさんまで
皆こぞって身に付けました
このダッコちゃんの開発者
あの大ヒット商品も作っていたんです
そう
その誕生は今からおよそ50年も前
その当時人形といえば西洋人風の輸入品ばかりでした
悩んだ佐藤さんたちの目に留まったのが当時出版が相次いでいた少女漫画
そんな人形を作ってほしい
難題を任されたのがこちらの町工場
(上條)そうすると「違う」
そして試行錯誤の末にようやくリカちゃんの原形が完成
しかしこの初代リカちゃんに大事件が起きるんです
ようやく完成した初代リカちゃんの顔
その完成品を受け取ったスタッフが何と…
落っことしちゃったんです
これがその…
その鼻をよく見るとちょっと傾いてるの分かりますか?
(子供)カワイイこれ。
この笑顔の裏側にリカちゃんのそんな物語がありました
(きん)「きんは100歳100歳」
(ぎん)「ぎんも100歳100歳」
(ぎん・きん)「ダスキン呼ぶなら100番100番」
(きん)「うれしいような悲しいような」
このCMデビューをきっかけに国民的アイドルとなった双子のきんさんぎんさん
(リポーター)幸せですか?
でも姉のきんさん。
注目を浴びる以前は…
実は一人では歩けず出歩くこともめったになかったんです
そんなきんさんが訪れたのが高齢者向けの筋トレを指導するこの接骨院
きんさんのトレーニング姿を撮影した映像がありました
介添えを受け診療所にやって来たきんさん
(男性)わきゃあよなぁ?
(女性)孫なの。
雑談後にはベッドの上で…
遊んでるわけじゃありません
脚の筋トレをしていたんです
しかも足には重りが
このふくらはぎの筋トレを毎日のように続けていたといいます
実はきんさん100歳で一念発起した訳があったんです
妹には負けたくない
老体にむち打って陰で努力を重ねていたきんさん
(きん)5・6。
生前最後の写真には前を向いて歩き続けるその姿がありました
あの集団を狂気に駆り立てた根源にいったい何があったのか?
日本をそして世界を震撼させたオウム真理教事件
渦中で育った教祖の娘がいる
世間から隔絶され何も知らされなかった娘
あれから四半世紀の時を経て私たちの取材に応えてくれることになった
父親が率いる教団の暴走が明るみに出たとき6歳
その渦中で四女が感じていたこと
麻原彰晃の四女聡香さん
事件の後教団とは縁を切った
今世の中に伝えたいことがある
19年前。
3月20日の朝
都心を走る地下鉄の車内で異臭に倒れた乗客
そして駅員
(アナウンサー)劇物サリンとみられる物質が検出されたということです。
警視庁では無差別殺人事件とみて捜査を始めて…。
猛毒サリンによる無差別テロだった
世界中を震撼させた犯行の首謀者はこの男
オウム真理教はいんちき金もうけの…。
宗教の名の下に国家転覆をも画策した男
その素顔とはいったい…
山梨県旧上九一色村に建設されたサティアンと呼ばれる奇妙な建物
オウム真理教が危険な野望へと突き進む拠点となった場所だ
麻原の四女はその一つ第6サティアンで暮らしていた
(聡香)玄関お風呂とかで父の部屋2番目の姉の部屋3番目の姉の部屋私の部屋弟。
ご自宅って呼ばれてました。
麻原家が暮らす特別な場所
そこはご自宅と呼ばれていた
(聡香)・「ABCDEFGHIJKLMN」・「OPQRST…」うーん。
何だったっけ?
(麻原)ここができないんだろう?
(麻原)・「ハッピーハッピーアイムハッピー」・「アイキャンシングマイABC」
ところがこのときすでに教団の暴走は始まっていた
坂本堤弁護士
オウム真理教に対して批判的な活動を行っていたことで教団は一家3人を殺害
しかし…
教団は行く先々でトラブルを起こしていく
いつしかサティアンでの暮らしにも狂気が忍び込んでくる
四女には忘れられない記憶がある
(女性)尊師に持っていって。
(聡香)はい。
母親が料理を作り久々のだんらんになるはずだった
(聡香)あっ。
(聡香)も…申し訳ございません。
(女性)どうしましょう?尊師。
(女性)でも破片が交じっていて危ないと思います。
(聡香)この人に逆らったら殺されると思った瞬間でもありました。
狂気はさらに加速する
信者たちに囲まれて目覚めると体中に電極が取り付けられ身動きが許されなかったという
(女性)駄目。
動かないで。
信者の洗脳を目的に開発されたというヘッドギア
しかし教団は世の中に向かっても牙をむこうとしていた
それを雄弁に物語る映像がある
フジテレビが独占入手したオウム真理教の内部映像
マシンガンの説明を聞く早川紀代秀死刑囚は教団の武装化を指揮した人物だ
1993年。
ロシアのとある工場を訪ねていた
当時教団のナンバー2だった村井秀夫も同行していた
けれどいったい何の目的で?
(男性)照準を。
(引き金を引く音)
(引き金を引く音)
教団はモデルガン業者を装いマシンガンの入手をもくろんでいたのだ
この内部映像は彼らが武装化を推し進めようとしていた証拠
そして…
首都圏の地下鉄でサリンがまかれた
未曽有の無差別テロだった
2日後警視庁などによる一斉捜索開始
実はこのとき麻原が首謀者だという確証はまだ得られていなかった
ほとんどの信者は事件も知らず無実を訴えていた
しかし教団の犯罪が次々に暴かれ麻原への包囲網は確実に狭まっていった
ついに麻原が地下鉄サリン事件を指揮したことも明らかとなった
一斉捜索から56日
ようやく麻原の逮捕状が下りた
(露木)麻原彰晃容疑者の逮捕の日がそして逮捕のときが刻々と迫ってきております。
5月16日早朝
四女が暮らす第6サティアンにも多くの捜査員が迫っていた
もはや逮捕は時間の問題と思われた
ところが逮捕の知らせは一向に届かない
問題は第6サティアンの造りにあった
独自に入手した捜査資料によって迷宮にも似た建物の内部構造が明らかとなった
3階建ての1階は教祖一家が暮らすあのご自宅
奥に教祖麻原の部屋
しかしすでにもぬけの殻だった
2階にも見当たらない。
ならば3階か?
しかしそこは無数の小部屋がまるで蜂の巣のように並び捜査員らを阻んでいた
捜索開始から3時間が過ぎても麻原の息遣いは聞こえてこない
困惑と焦りの広がる現場でただ一人第6サティアンの異変に気付いた男がいた
その現職警官が初めて取材に応じてくれた
当時警視庁本田署に勤務していた牛島寛昭
(牛島)そんな話はしたんです。
隠し部屋を見つけ麻原に手錠をかけた一部始終とは
日本中が注目したオウム真理教の強制捜査
麻原逮捕のキーマンが初めてカメラ取材に応じた
麻原が隠れていた部屋を発見した牛島は当日後方支援の一人にすぎなかった
それがなぜ?
(牛島)そんな話はしたんです。
壁に真新しい換気カバー
怪しい。
直感がささやいた
牛島は2階の天井に目星を付ける
(牛島)何だあれ?
天井裏からはぼんやりと箱のようなものが見えた
ひょっとして…
紛れもなく麻原彰晃だった
麻原が息を潜めていた隠し部屋
テレビ初公開の写真だ
高さ50cm縦3m横1mの小部屋はまるで棺おけのようだった
枕元の籠からは現金およそ1,000万円が見つかった
そして壁に開けられた2カ所の空気穴
牛島が疑念を抱いた壁のカバーはこの穴を隠すためと考えられる
(捜査員)午前9時45分逮捕する。
捜索開始から3時間45分
手錠をかけたのは牛島だった
直後の写真が残されている
その姿は凶悪なテロの首謀者とはとても思えなかったという
数々の犯罪を重ねたカルト教団の教祖は抵抗することもなく護送車に乗せられた
いったい何が麻原と教団を駆り立てていたのだろうか?
あれから19年
教団は名前を変え今も活動を続けている
そして教祖の娘は…
まだ何も終わってはいない
ここに日本を震撼させた男の脳画像がある
男は出刃包丁を手に小学校に入りこむと教室の子供たちや教師など23人に次々と切りかかり8人もの児童を刺し殺した
小学校と無差別殺人
そのあまりに理不尽な組み合わせに世間は震えるような怒りに燃えやがてその怒りは宅間の異常な人格に向けられていく
結婚と離婚を四度繰り返しその都度慰謝料を請求していたという異常性
拘置所で書いた手記や手紙にも反省の色などみじんもない
当初は精神科への通院歴があったことから責任能力の有無が争点となったが
宅間本人が控訴を取り下げ死刑が確定
異例の早さで執行されたことによりその心の闇は永遠に閉ざされたかに見えた
しかし入手した宅間の精神鑑定書と脳画像からはあれほど残忍な事件を事もなげに起こせる狂気の人格が見えてくる
この精神鑑定書を書くため宅間と17回にわたり面接した岡江晃医師は去年亡くなったが生前のインタビューでこう言い切っていた
責任能力はある。
その根拠とは?
(岡江)本人がしばしば…。
(岡江)2番目に…。
誰より冷静に自分を分析していたという宅間
精神鑑定書には悪を悪と知りながら楽しんだ37年間の人生が自身の言葉でつづられている
道徳心のかけらもない幼いころの記憶
命をもてあそぶことすらためらいはなかった
宅間守の国選弁護人戸谷氏には忘れられない言葉がある
快楽のためなら何をしても許されるという狂気は思春期のころから変わらない
さらに大人になるとその狂気はエスカレートしあの事故現場に彼を向かわせた
(リポーター)ジャンボ機の主翼の部分が横たわっているのが見えます。
8人の児童を刺し殺した宅間守元死刑囚
時にその狂気は人々が絶望に暮れる大惨事さえ快楽のネタにした
人はそれほど悪になりきれるものなのか?
その謎に答える一節が精神鑑定書の中に記されていた
「前頭葉機能に何らかの障害がある」
前頭葉とはいわゆる人間らしさをつかさどる部分
宅間の脳の血流を示す検査写真には緑や黄色という血流の低下を示す箇所が前頭葉に集中していた
脳と犯罪の関係に詳しい福井裕輝医師
彼は宅間に見られた前頭葉の血流低下をどう見るのか?
(福井)ひどくなると…。
そうした所見は17人もの女性を殺害したジョエル・リフキンなど大量殺人犯の脳にも見られるという
もちろんその全てが犯罪者になるわけではない
岡江医師は死の直前宅間の精神鑑定書の出版に踏み切った
それはまるで宅間のような人格が社会には存在することを訴えるかのようだった
テレビが見詰めた日本の55年
映像に刻まれたその記憶がある
忘れられない過去がある
忘れてはならない過去もある
けれどその悲しみの奥には希望もあった
だからこそ見詰め続けたい。
この激動の時代を
2014/03/21(金) 19:57〜22:52
関西テレビ1
報道スクープSP激動!世紀の大事件〜目撃者が明かす10の新証言〜[字]

「日航機墜落事故」「オウム真理教事件」「あさま山荘事件」…誰もが知る大事件の“誰も知らなかった新事実”が独占スクープ映像、貴重な新証言で明らかになる!

詳細情報
番組内容
 フジテレビ系列は、「日航機墜落事故」「オウム真理教強制捜査」「あさま山荘事件」など、さまざまな大事件、大事故を報じてきた。しかし、日本を震撼(しんかん)させた“世紀の大事件”には、伝え残された“新事実”が存在する。誰もが知る大事件の“誰も知らなかった新事実”を、独占スクープ映像に数々の貴重な初証言を交え、3時間の超大型報道番組でお送りする。
 誰もが知る大事件、大事故の“誰も知らなかった
番組内容2
新事実”が、長年にわたる取材で、次々と明らかになってきた。520名もの尊い命が奪われた「日航機墜落事故」の犠牲者の1人、故・坂本九のファンが奇跡的にビデオ撮影した消防団員たちの生存者救出の映像とともに、その消防団員たちが“奇跡の救出劇”の舞台裏を初証言する。また、日本を恐怖の渦に巻き込んだ「オウム真理教」の教祖・麻原彰晃の実の娘が語る信じがたい家庭生活や、ヘッドギア開発の実験台にされた
番組内容3
壮絶な体験談。そして、麻原に手錠をかけた警察官が教祖逮捕までの一部始終をテレビで初告白するなど、事件事故から長い時間が経ったからこそ重い口を開いてくれた人々の貴重な新証言が明かされる。
 さらに、数々の大事件で撮影された「歴代独占スクープ映像」も余さず蔵出しし、その舞台裏での“秘話”も紹介する。
 テレビが見つめた激動の時代。あの日、あの場所で本当は何が起きていたのか・・・。
スタッフ
【チーフプロデューサー】
石田英史 

【取材統括】
青木良樹 

【総合演出】
加藤健太郎 

【制作】
フジテレビ報道局

ジャンル :
ニュース/報道 – 報道特番
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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