ニュースウオッチ9▽サッカー・岡田武史さん生出演▽漫画で警鐘・風疹の危険性 2014.03.21

住宅の郵便受けを開けると。
そこには封筒に入った商品券が。
気持ち悪いなっていう。
一方、マンションの郵便受けからは、現金が。
一体誰が、なんのために入れたのでしょうか。
奈良県生駒市にあるマンションです。
昨夜からきょうにかけて、警察に、次のような通報が相次ぎました。
郵便受けに現金が入っている。
警察が調べたところ、マンションの30の郵便受けから、現金が見つかりました。
入っていた金額は、1世帯当たり1000円から最高で13万7000円。
合わせると76万円余りに上るということです。
現金が見つかったマンションのある奈良県。
そこからおよそ400キロ離れた神奈川県では。
川崎市の住宅街です。
こちらでは、商品券が相次いで見つかりました。
今月11日から翌日にかけて、住宅街の郵便受けに商品券が入っているのが相次いで見つかりました。
赤い封筒には、5000円分の商品券が入っていました。
警察によりますと、これまでに住宅街の28世帯から、合わせて30件の届け出があったということです。
詳しく聞いてみると。
赤ではなく、違う色の封筒が。
厚みがありますね。
20ですね。
2万円分。
封筒の表には、真っ黒に塗りつぶした跡。
さらに、裏にはカタカナのキのような文字が書かれていました。
商品券の入った封筒は、いずれも直接、郵便受けに投かんしたと見られています。
一体、誰が郵便受けに入れて回ったのか。
住民たちに心当たりはないということです。
警察は、落とし物として商品券を入れた人を捜しています。
こんばんは。
現代のねずみ小僧とでも言うべきなのか、いや、そう言うには意図があまりにも不明です。
気持ちが悪いというふうにVTRの男性も話していましたけれども、その感想がすべてを表しているように思います。
急速に発達した低気圧の影響で、きょうは全国的に風が強くなり、記録的な大雪になった所があります。
北海道では猛吹雪になっていて、気象庁が警戒を呼びかけています。
強風にあおられて、前に進めなくなる人。
全国的に風が強くなり、東京の都心でも21.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
春分の日にイベントでにぎわっていた日比谷公園では。
テントが飛ばされそうになり、7歳の男の子など、3人が軽いけがをしました。
大雪による被害も出ました。
午後4時までの24時間に、41センチの雪が降った長野県小谷村。
スキー場近くの山林で、千葉県から来ていた5人が雪崩に巻き込まれ、70代の男性が死亡しました。
北海道東部では猛吹雪に。
根室市では、29.4メートルの最大瞬間風速を観測。
積雪も1メートル15センチに達し、135年前の明治12年に統計を取り始めてから最も多くなりました。
吹雪で視界が悪くなる、いわゆるホワイトアウト。
北海道別海町では、通行止めのゲートを設置していた男性作業員が車にはねられて大けが。
ホワイトアウトが原因と見られています。
低気圧はこのあと、さらに発達する見込みで、北海道東部を中心に、あす明け方にかけて、雪を伴って、非常に強い風が吹くおそれがあります。
最大風速は陸上で20メートル、海上で25メートル、最大瞬間風速は35メートルに達すると予想されています。
北海道ではこの時間も風が強い状態が続き、弟子屈町では、今夜8時前に、30.2メートルの最大瞬間風速を観測しました。
オホーツク海側を中心に雪も続き、あす朝にかけて降る雪の量は、50センチと予想されています。
気象庁は、暴風や猛吹雪による交通への影響、雪崩や着雪などに警戒するよう呼びかけています。
クリミア編入を巡って、制裁の応酬となっているロシアとアメリカ。
そしてアメリカと同様、ロシアに反発を強めるEUの対応はといいますと。
そのEUは、アメリカと足並みをそろえてロシアに対して制裁を行う姿勢を示しています。
ただ、アメリカほど強い制裁に踏み切れずにいます。
ジレンマを抱えて苦慮しています。
クリミア編入を進めるロシアに対し、厳しい措置を取ると意気込むEU各国の首脳。
しかし、20日から開かれている首脳会議で決まった追加制裁の内容は。
資産凍結などの対象に、プーチン政権の高官を含めた12人を新たに加えること。
アメリカのような金融機関への制裁までは踏み込みませんでした。
なぜロシアに対する強い制裁に慎重な意見が根強いのか。
背景にあるのがEU各国とロシアとの経済的なつながりです。
中でもロシアとの貿易額がここ数年で大きく伸びているのがドイツです。
業務用の換気装置の分野で、ドイツナンバー1のシェアを誇るこのメーカー。
10年ほど前から、ロシアへの輸出に力を入れてきました。
こちらにあります換気装置。
ソチオリンピックの会場に納入されたということです。
今や売り上げの10%から20%がロシア関連。
ロシアへの経済制裁によって打撃を受けるのは、むしろドイツ側だといいます。
ロシアと取り引きがあるドイツの企業は、およそ6200社。
経済制裁を行えば、およそ30万人の雇用に影響が出るという試算も出ています。
さらにドイツは、天然ガスの3分の1を、ロシアからの輸入に頼るなど、エネルギーの分野でも切っても切れない関係に。
今月上旬に発表された与論調査では、ロシアへの経済制裁に反対すると回答したのが、60%近くに上っているのです。
ロシアとの摩擦を避けたいのはドイツだけではありません。
フランスの造船所では、ロシア海軍の発注で軍艦2隻を建造中。
契約額はおよそ1600億円に上ります。
契約が解除されれば、造船所で雇用が失われる可能性があり、フランス政府は、難しい判断を迫られています。
さらに国際的な金融センターを抱えるイギリス。
ロシアの資金が大量に入り込んでいます。
イギリス政府には、ロシアマネーの流出につながるような、金融面の制裁は避けたいという思惑もあります。
経済のグローバル化が進む中、ロシアとの関係を無視できないEU各国。
制裁強化を巡って揺れています。
さて、きょうは4年前のサッカーワールドカップで日本中を沸かせたあの人をゲストに迎えています。
新天地での2年間の挑戦。
そして帰国。
今、胸に去来するものは。
中国っていうのを…。
世界のキーになるこの国を、実際自分の肌で感じてみたい。
揺れる球だ!
日本強豪、ほんだのゴールで先制!
前の日本代表監督、岡田武史さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
きょう、非常に楽しみにしておりました。
すごい映像から入りましたね。
僕も久しぶりに見ましたけど、あんなの。
4年前のワールドカップで、ベスト16まで日本を率いて、そのあと、実は挑戦したところが、中国の杭州緑城という一クラブチームだった。
そのあたりから、中国のサッカーのランクは、日本からは低いといわれていますけれども、なぜそこを挑戦の地に選んだのか、そのあたりからお聞きしたいんですが?
一つはやっぱり、サッカーの監督として、自分がまだ分からないところがあるんだっていうことをちょっとヨーロッパで気付かされて、何かチャレンジしたいなという気持ちがあったところに、なんか自分の性格として、同じことを繰り返しできなくて、新しいチャレンジがしたいというのがあって、どうしようかなと、現場でサッカーをもっと突き詰めたいなと思っているけど、なんか新しいチャレンジがしたいと思ったときに、中国の話がきて、本当にね、このチーム自体のこともよく調べずに、最初に話もらったからそこっていう感じで。
まずは、1つはそれが理由でしたね。
やっぱりそれともう一つ、ちょっとさっきのVでも出てましたけれども、やっぱり中国、日本にいていろんな報道を見たり、読んだり、聞いたり、見たりしてたら、なんかおかしな国かな、でも、本当にどうなんだろうと、みんな2次情報、3次情報、いろんなものの情報だけど、本当に自分の目で見た1次情報というのがやっぱり、違うんじゃないかなっていうのがあって。
やっぱり文明の衝突というかね、…なんかが言う東アジアが一番危ないっていう、そのアジアで、やっぱりもうなんかグラスルーツの人と人の絆みたいなもんでないと、解決できない問題が起こってくるんじゃないかなっていう気がしてて。
僕の絆が何になるか分かんないけど、そういうことができるのがスポーツであり、文化だと思うんで。
そういう、なんか小さなことでもできないかなっていうのは、いろんな気持ちがあって行きましたね。
グラスルーツの絆っていうあたりは、しっかりまた聞きたいんですけれども、2年間、監督をやられて、戻ってこられました。
その2年間というのは、やっぱりお国柄も社会体制も違う中国の選手を、必死に指導されたと思うんですが、苦労されたこと、そして、いや、これは得るものがあったなというところ、両方あったと思うんですね。
どうでしょう?
そうですね、やっぱり価値観とか、社会が違いますから、体制も違いますし。
いろいろあるんですけど、やっぱり一番は、人間、人と人のつながりが社会の原点というか、基盤にあるんですよね。
人脈社会っていわれる、中国ですね。
それはサッカーの世界でも、例えば上海出身の監督がなると、上海の選手しか試合出れないとかね。
僕が行って選手がなんて言ったかっていうと、監督が来て一番いいのは、力さえあれば試合出れるって、当たり前じゃないかというんだけど、そういう感じのところで、例えば移籍するにしてもオープンなマーケットとかがしっかりしてないで、情報が公開されてないですよね。
そうすると、選手は人を、自分と同じ同郷出身のあのチームのコーチを伝って、仲間の選手を伝ってとかで移籍していくわけですよ。
そうすると、僕がプロっていうのは違う、こうしなきゃいけないとかって言うじゃないですか。
監督の言うとおりだと思う、そのとおりだと。
でも監督、監督の言うとおりやって、ちょっとうまくなっても、僕ら、そんなビッグクラブから引き抜いてもらえないと。
来年クビになったとき、チーム紹介してくれるかって?そんなの俺はできないって言ったら、じゃあ、きょう、悪いけど、相手チームのコーチとめし食って贈り物しといたらね、ひょっとしたら首になったら取ってくれるかもしれない。
彼ら、僕を裏切ろうとは思ってないんですよ。
でも、生きていくためにしょうがないっていうかね、だから僕、ある意味ね、頭こなかったですよ。
あっ、こいつらいきていくために、たくましいなと、したたかだなっていう、中国の歴史見ても、50以上の民族がね、制服して、そうしたら従順なふりをして、また征服してって、これ繰り返してますよね。
もし日本民族みたいにそんなの筋が違う、正義がなんて、征服しながら言ってたらね、たぶん、日本の民族が中国大陸にいたら、絶滅してると思うんです。
岡田さん、そこは大したものだなと、おっしゃってるのが僕はすごいなと思っていて。
僕、日系企業の人なんかよく会うじゃないですか、みんなちょっと教育して、役に立ちそうになったら出ていくって、いろんなことをおっしゃる。
いや、彼ら食っていくために、例えば、サッカー選手、次の試合、チームがないと、そうしたら1か月2000元ぐらいの道路掃除の仕事とかになるわけですよね。
それは必死ですよ。
まして家族なんかいたら。
そういうたくましさみたいな、ちょっと日本ではそんなことしなくても、最低限の生活がある程度保障されてますけどね。
なるほど。
ただ、そういう岡田さんの、いや、プロのスポーツっていうのは、スポーツっていうのはやっぱり力のあるものがしっかり試合に出て、引っ張っていくんだっていう、当然のことっていうか、それは一生懸命伝えられたというのは、多くの実はサポーターには伝わったようで、ちょっとこんなVTRを用意してみたので、少しご覧いただけますか。
中国で大規模な反日デモが起きたのは、監督就任1年目でした。
日中関係が揺れる一方で、岡田さんが力を注いだのが時間のかかる若手の意識改革。
1年目は16チーム中、11位。
2年目は12位。
それでもネット上には、岡田さんを高く評価する、サポーターからの声があふれています。
中国には中国の、当然価値観がある。
そこは尊重されているということですが、岡田さんがなんとか植えつけようとしたものを、やっぱり根は少し張ったんではないかなってこのVTR見て、いかがですか。
やっぱり僕も感じたことは、伝えれることは伝わるんだと。
僕が選手にもよく言ったんです。
例えばオーナーが、中国人のコーチが、監督、そんな優しいことじゃだめだって、変な話、暴力使ってでもやんなきゃいけないぐらいのことを言うわけですよね。
でも違うと、僕は選手にみんな中国人は違うっていうけど、いや、いろんな違いがあるかもしれないけど、同じサッカー仲間だと、必ず伝わると信じてるということを言って、僕らは誠心誠意、持って伝えようとしたら、伝わりましたよ。
ただ、行動を変えることは、そう簡単じゃない。
それはもう社会が違いますから、ただ、伝わることは伝わったっていう実感があって、やっぱりそれがやりがいでもありましたよね。
そういった伝わったっていうことで何か伺いましたら、ある空港で、サポーターたちがたくさんいらして、ちょうど反日デモが激しかったときに、なんか思い出深い出来事があったと?
それは誕生日で、というか、あんまり勝ってないからね、大した成績じゃないですから。
空港行くのに、遠征行くのに、車を止めたらサポーターがいっぱいいるんですよ。
え?あんな所で降りたらね、やばいと、危ないと、運転手に、もっと前行けっていうのに通じなくて、そこへ止められたんですよ。
やばいな、俺も降りるのやだなと思って、でも逃げるわけにはいかないから、降りたら、みんながハッピーバースデーって言ってくれてね、もうすごい音だったから、公安が出てきちゃって、ちょっと大変な騒ぎになるくらいだったんですけど。
やっぱりそのときは、正直言うと、僕は中国行ったときに、自分の壁を乗り越えてやろう、自分のもう一つ上の指導者になってやろうというような、その自分のっていうのは主語で言ってたなと、そのとき思ったんですよね。
あっ、そうか、僕らの仕事っていうのは、この選手であり、そしてサポーターを喜ばしてやる、自分じゃないんだっていうことを、そのときまた飛行機で、同じ失敗またしてんじゃねえかって、それは教えられましたし、ありがたかったですね。
やっぱり岡田さんがいらしたときっていうのは、日中、国と国の関係でいいますとね、一番難しかった時期でもあったと思うんですよ。
だけど今の話を聞くと、人間対人間ってい運でしょうか。
日本対中国は、いろいろ国どうし引けないところもあるけれども、日本人と中国人、人と人っていう意味でいえば、そこはどうでした?難しさは感じました?
いや、やっぱりね、一番最初に言ったように、本当に、恐らくですけど、僕らみんなそうだけど、青島のヨーカドーが襲われたと、テレビ見てたら、なんだよと思う、でも、大丈夫なヨーカドー、結構あるんですよね。
いっぱい。
でも大丈夫ですって言ったのを誰も見ないじゃないですか。
ニュースバリューがないですよね。
そうすると、自分たちで判断していくしかないんですけど、やっぱり行ってみるってつきあってみてが、中国人の親だって、そりゃ日本は好きじゃないですよ、誰も。
反日教育してますから。
でも、そんなデモしたり、物投げたり、そんなことより日常の生活、大変だしという人が8割から9割ぐらいいるんじゃないですか。
自分の子どもを戦場に送りたいと思っている母親は、日本でも中国でも一人もいないですよ。
それなのに、お互いが引けなくなって、8割ぐらいの国民の意思と反するようなことになるっていうのはね、やっぱり違うんじゃないかなって感じましたけどね。
さっきグラスルーツのっておっしゃいましたけど、国対国じゃなくて、こうやって人間対人間として見れば、同じですもんね?
そうですね。
だからそれのつながりができるのが文化であり、例えば、音楽仲間、サッカー仲間という、そういうボーダレスなグループ、そういうもののつきあいが大事なのかなというのは感じましたけどね。
そして、ちょうど杭州緑城の監督に就任されたばかりのころに僕、2年前にインタビューさせていただいて、そのときにすごく印象に残ってるのが、中国に自分が行くっていうのは、自分たちの世代だけのことじゃなくて、次の世代、ここの東アジアの難しい中でやっていかなきゃいけない。
その次の世代に少しでもいい何かを残したいんだっていうふうにおっしゃってたのが僕、忘れられないんですよ。
その役割、一定の役割っていうのを果たされたんじゃないでしょうか?どうでしょうか?
いや、果たしたとは思ってないですけど、僕が日本の将来とかね、人類を救うとか、そんな大げさなことできるわけなくて、自分の子どもたちに対するなんか言い訳みたいなものかもしれない。
父親としてね。
その自分の中の自己満足かもしれないけど、何かしてないと気が済まないっていうかね。
撲たちは最高に、戦争もなく、高度成長と、すばらしい時代を歩んできた。
でも、ここから、じゃあ、子どもたちにどういう社会を残してやるかっていうのも、責任があると思うんですよね。
僕らは本当幸せな、一番いいときを歩んだ世代なのかもしれない。
でも、このあとのことをやっぱり考えてやらなきゃいけないっていう気はしますよね。
全く同感ですね。
そういう岡田さんは、サッカーでは、今度のワールドカップについては、われわれ解説などもお願いすると思うんですが、これからどういうふうに活動の幅を、サッカーは、その他にもあると思うんですが、今考えてらっしゃいますか?
ワールドカップ終わってから考えようかなと思ってるんですけど、今のところ、特にこれという仕事ないんでね、ハローワークにでも並ぼうかなと思ってるんですけど。
岡田さん、活躍の場を本当に今の話聞くと、これからの世代という意味でいうと、やっぱり伝えなきゃならないもの、残さなきゃならないものっていうのは、岡田さんのことばから、非常に強く感じたんですが、岡田さんを呼んでおいて、ワールドカップについてのお話を聞かないと怒られますので、実は、このあとのスポーツコーナーでも、岡田さん、おつきあいいただいて、そのときに、ワールドカップの展望などについても、解説、展望していただきたいと思います。
いったん、岡田さんへのインタビューは、また後ほど続くということです。
次はこちら。
ワールド・ドクターズ・オーケストラ。
その名のとおり、世界中から集まった医師たちによるオーケストラです。
700人以上がメンバーに所属し、世界各地の公演のつど、オーケストラを編成して活動をしています。
今回、初めて来日しました。
訪れたのは東日本大震災の被災地、福島県いわき市。
医師たちが音楽に託したものは、なんだったのでしょうか。
きょう、福島県いわき市で開かれたコンサート。
演奏しているのは、全員が医師。
幼いころから音楽に親しんできた人たちばかりです。
ドイツ、イギリス、アメリカ、中国などから、93人が集まりました。
今回、初めて来日したこのオーケストラ。
医師たちは、すべてボランティアで参加。
忙しい仕事の合間を縫っての活動です。
医師たちによるオーケストラを作ろうと呼びかけたドイツ人のシュテファン・ヴィリッチさんです。
音楽のできる医師を集め、コンサートを開くことで、医療支援のための寄付金を集めようと考えたのです。
ヨーロッパだけでなく、南アフリカなど、7つの国や地域でコンサートを開催。
回を重ねるごとに、参加する医師も増え続け、今では700人以上が所属しています。
寄付金は、途上国や支援団体に送っています。
アフリカの孤立集落に医師を送る救急ボートの運営費用に生かされるなど、大きな成果を上げるようになりました。
3年前の東日本大震災で、被災地の人々が苦しんでいることを知ったヴィリッチさん。
寄付金を募るだけでなく、今度は被災地の人々の心に、音楽そのものを届けようと、来日を決めたのです。
日本でコンサートを開こうというヴィリッチさんの呼びかけに応えた台湾の小児科医、鄭敬楓さんです。
鄭さんがオーケストラに参加し始めたのは、今から4年前。
そのきっかけは、2006年に起きたインドネシア・ジャワ島中部の地震でした。
5メートルを超える津波が襲った町で、医療活動に携わった鄭さん。
しかし、活動しながら感じたのは、命を助けるだけでなく、さらに傷ついた心まで救うような医療が必要だということでした。
そして今回、愛用のビオラとともに福島県いわき市を訪れたのです。
福島に来て向かったのが、津波の被害を受けた海沿いの地区です。
初めて自分の目で見る被災地。
震災から3年たった今も、大きな傷痕が残っていました。
さらに、被災者たちとの交流会も行われ、そこで直接、体験談を聞きました。
逃げろ!10分で津波が来る。
そして迎えたきょうの本番。
会場には2000人に及ぶ観客が訪れました。
被災者の心に希望を届けたいと演奏したのは、復興を願う花は咲くでした。
地元、いわきの子どもたちの歌とともに、医師たちの演奏する音色が会場に響きました。
さて今、人気漫画雑誌に、医療関係者が注目する作品が連載されています。
妊娠や出産といった産科医療の現場を描いたこの漫画。
風疹の影響で赤ちゃんに障害が出る現実が描かれました。
おととしから去年にかけて大流行した風疹。
その結果、43人の赤ちゃんが、目や耳、心臓などに障害が出る先天性風疹症候群と診断されました。
一度はやると、2、3年流行が続くといわれ、ことしも注意が必要です。
大勢の人に自分のこととして考えてほしい。
漫画に込められたメッセージです。
満面の笑みを浮かべる女の子、ハルカ。
しかし、生まれつき目と心臓に重い障害があります。
産科の医師を主人公にした、漫画、コウノドリ。
小学生のハルカを通じて、先天性風疹症候群の現実を描き、ワクチン接種の大切さを訴えています。
ことし、はやってるみたいですね。
風疹。
すでに20人以上の赤ちゃんが、先天性風疹症候群にかかっています。
まだ私と同じ思いをしているお母さんがいるんですね。
注射一本で防げるのに…。
コウノドリの作者、鈴ノ木ユウさんです。
妻の出産に立ち会ったのをきっかけに、産科医療の漫画を描くようになりました。
去年の風疹の大流行で、初めてその怖さを知った鈴ノ木さん。
感染を広めたのが、自分のようにワクチンを打っていない20代から40代の男性だということに衝撃を受けました。
先天性風疹症候群の少女、ハルカを描くにあたって、参考にした人がいます。
13年前に亡くなった可兒妙子さんです。
母親が妊娠中に風疹にかかり、生まれつき目や耳、心臓に重い障害がありました。
こっちが妙子の部屋なんです。
ほとんど、妙子がいたときと変わらないような状態にしてあります。
妙子さんは障害のあった心臓の状態が悪化し、18歳で亡くなりました。
亡くなったあと、母親の佳代さんは、ホームページを作り、明るく生きた妙子さんのことをつづってきました。
妙子さんのホームページを見た鈴ノ木さん。
その姿を、ハルカに重ね合わせました。
いつも笑顔のハルカが、妻が妊娠した男性に、話しかける場面。
男性は仕事が忙しいと、ワクチンを打っていませんでした。
伊達さん、赤ちゃん生まれるの?じゃあ、ちゃんと風疹の注射、受けてね。
私の病気のせいで、お母さんが私に隠れて泣いてたり、お父さんが笑わなくなったりすることがあるから。
だから私は、ずっと笑っていようって決めたの。
でもさ、ずっと元気にして笑ってるのも、これが結構疲れちゃうんだな。
だから伊達さんの赤ちゃんに、そんなこと決めさせたら、かわいそうだよ。
この漫画を、待合室に置いているクリニックがあります。
こちらにあります。
こんな感じで。
クリニックでは、風疹のワクチンの接種を、積極的に勧めてきました。
漫画のコピーを置いてから、接種する人が2倍に増えたといいます。
漫画をきっかけにワクチンを接種した小滝裕児さんです。
男性が風疹を広げることで、赤ちゃんに障害が出る可能性があることを知りました。
自分が風疹にかかれば、電車の中や職場などで、気が付かないうちに妊娠中の女性に風疹をうつしてしまうかもしれない。
そのリスクを深刻に受け止めたといいます。
風疹の被害を繰り返させたくない。
主人公の医師が、若い夫婦に語りかけたことばです。
この先天性風疹症候群は、怖いことというよりは、むしろ、とても悔しいことです。
阻止できたはずの障害ですから。
風疹はこれから夏にかけてが流行の季節です。
ことしもすでに全国で100人近くの患者が報告されています。
特に20代から40代の男性は、子どものころに風疹のワクチンを接種していない人が多いのが実情です。
見ず知らずの赤ちゃんに、いつの間にか重い障害を残してしまうかもしれません。
ワクチンの接種を徹底すれば、防ぐことができるこの病気。
一人一人が行動に移していただきたいと思います。
韓国政府は、来週、オランダで開かれる核セキュリティーサミットに合わせて、日本、アメリカとの3か国の首脳会談に応じると発表。
安倍総理大臣とパク・クネ大統領が就任後、初めて正式に会談することになりました。
今回の会談は、アメリカ政府が日韓両国に提案していたもので、韓国政府はこれを拒めば、アメリカから日韓関係悪化の原因は韓国側にあると見なされる懸念から応じることを決めたと見られます。
会談が行われることについてソウル市民は。
会談では、いわゆる従軍慰安婦の問題など、歴史を巡る問題は主要な議題とならず、北朝鮮の核問題を中心に協議が行われる見通しで、日韓関係の改善につながるのか、注目されます。
意義あるステップになってほしいと思います。
それでは気象情報、井田さんです。
こんばんは。
北日本の太平洋側では、猛吹雪となっていて、3月としては記録的な大雪となっている所があります。
北海道の太平洋側やオホーツク海側ではあすの明け方にかけて、暴風雪に警戒をしてください。
こちらは午後7時半ごろの、北海道斜里町です。
非常に強い風が吹いていて、視界が悪くなっています。
北海道のオホーツク海側を中心に、あすの朝にかけて降る雪の量、50センチと予想されています。
雪崩や着雪、暴風や猛吹雪による交通への影響に警戒をしてください。
引き続き警戒が必要ですが、各地で記録的な大雪になっているようですね。
この時期としては雪の量、多くなっているんですよね。
現在の積雪の様子ですけれども、北海道から東北の太平洋側で、すみません、8時現在ですね、北海道から東北の太平洋側で、50センチから60センチという所もあります。
この24時間で見ても、50センチ前後の雪が増えているという所もあるんですね。
東北では雪のピーク超えてきていますけれども、北海道ではさらにこのあと増えてきそうですから、雪崩や落雪、十分お気をつけください。
では、天気図を見ていきましょう。
北日本を荒れた天気にしている理由は、この急速に発達している低気圧です。
あすは北海道のオホーツク海沖で、動きが遅くなりそうなんです。
詳しく見ていきましょう。
このために、あしたの明け方にかけても、北海道の太平洋側やオホーツク海側では吹雪となりまして、雪の量、さらに増えてきそうです。
そのほかの所では等圧線の間隔も広がっていきます。
晴れて風も緩やかとなっていく所が多くなってきそうです。
各地の天気と気温を詳しく見ていきましょう。
スポーツコーナー、再びここからは岡田武史さんにおつきあいいただきます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
廣瀬キャスターもお願いします。
こんばんは。
岡田さんのご出身、関西は大相撲、高校野球と、今スポーツが花盛りです。
86回目となるセンバツ高校野球が開幕。
球児たちの春が始まりました。
入場行進でひときわ大きな拍手を受けたのは、徳島の池田高校。
センバツで優勝2回の古豪が、27年ぶりに戻ってきました。
初出場は7校。
鹿児島の大島高校は、奄美大島からの出場です。
開会式のあと、第3試合には、都立高校として春夏通じて甲子園初勝利を目指す小山台高校が登場。
大阪・履正社高校の2年生投手が立ちはだかりました。
都立高校でセンバツ初出場の小山台。
バスで34台、およそ4000人の大応援団が、甲子園球場に駆けつけました。
その小山台の前に立ちはだかったのが、履正社の2年生、溝田。
調子はあまりよくなかったと言いながら、内野ゴロの山を築きます。
去年秋は、防御率0点台と抜群の安定感を誇る2年生は存分に力を発揮し、8回を終えてノーヒット。
大記録が目前に迫った9回。
あと2人となって、代打、竹下。
この当たりが内野安打。
10年ぶりの快挙はなりませんでした。
それでも溝田は気持ちを切らさずに、1安打完封。
履正社が2回戦進出です。
1点リードの神村学園は、7回、3番山本。
岩国のエース、柳川のスライダーを狙う作戦でしたが、初球。
その狙い球を見逃し。
山本、それでも気持ちを切り替えて、スライダーを待ちました。
2球目、フルスイングだけを考えたと、今度は完璧に捉えました。
大会第1号の3ランでリードを広げます。
エースの東。
緩急をうまく使って岩国打線に的を絞らせませんでした。
神村学園は投打がかみ合い2回戦進出です。
第2試合は4回に試合が動きました。
福知山成美の1番西田。
狙っていたという変化球をタイムリー。
3番佐野にもタイムリーが出て、福知山成美はこの回、4点を先制します。
追う山梨学院大付属は6回、ようやく打線がつながります。
1点を返し、5番上原。
初めての連打で2点差に詰め寄ります。
打たれた石原。
このあとはスライダーを有効に使いました。
福知山成美が逃げ切って、2回戦進出です。
あすです。
第1試合の駒大苫小牧は9年ぶりのセンバツ。
第2試合で対戦する池田と海南は共に27年ぶりの出場です。
爽やかな春がやって来ましたが、岡田さんも実は、小学校時代、野球少年?
そう、今、ソフトバンクだけど、南海ホークスっていって、大阪にあってね、そこの子どもの会に入ってやってて。
本当ですか?
当時のポジションは?
ユーティリティープレーヤーですね。
いろんな所を守っていて?
いろんな所を、やらされましたね。
要するに定位置がなかなか取れなかったということですけどね。
野球からサッカーに変わったんですか?
そうですね。
やっぱりね、一回古田の野球教室手伝ったことあったんですけど、本当に野球やってたんですか?って言われましたからね。
向いてなかったんで、まあ、サッカーとかのほうがいいかなと。
今やサッカーの中心的存在ですからね。
さあ、それでは続いていきましょう。
大相撲春場所は13日目。
全勝の横綱・白鵬。
大関・琴奨菊に敗れました。
白鵬、琴奨菊には、通算成績で38勝3敗と圧倒していました。
琴奨菊が出る、出る、琴奨菊だ!琴奨菊出る、攻め続ける、攻める、攻める琴奨菊、いった。
寄り倒し!
白鵬、立ち合いが合わなかったと遅れました。
土俵際の粘りもかなわず、完敗で今場所初黒星。
敗れた際に顔をしかめた白鵬。
右手を痛めました。
やるだけですよね。
会場内の医務室には行かず、右手を冷やして、支度部屋をあとにしました。
心配ですね。
その綱取りの大関・鶴竜は、1敗を守れるか。
苦手の稀勢の里との一番です。
重圧がひときわかかる終盤戦。
鶴竜は稀勢の里に10勝24敗と負け越しています。
稀勢の里、得意の組み合う形にならないよう、警戒しました。
立ち合い、踏み込んだ鶴竜。
いなして、いなして、最後は突き放しました。
苦手を倒した鶴竜。
初優勝が現実味を帯びてきました。
中入り後の勝敗です。
新入幕の照ノ富士が4連勝。
宝富士も4連勝で勝ち越しです。
千代大龍が勝ち越し。
35歳の安美錦も勝ち越しで、いい年だけどまだまだ相撲が取れると、涼しい顔でした。
遠藤は7敗目。
碧山と嘉風が勝ち越し。
横綱・日馬富士は連敗です。
春場所は、1敗が白鵬と鶴竜。
2敗が日馬富士となりました。
1敗の2人はあす対戦します。
プロ野球のオープン戦です。
きのうお伝えした、山崎武司さんの異例の1日契約。
きょうの引退試合で、最後の打席に立ちました。
プロで最初につけた中日の背番号22で登場しました。
最後の対戦を楽しみたいと山崎。
相手は古巣楽天、則本との勝負です。
速球に食らいつきますが、ダブルプレー。
笑顔でグラウンドを去りました。
一方、開幕まで1週間。
中日の先発は川上です。
3回、ノーアウト2塁3塁のピンチ。
まずはフォークボールで打ち取り、1アウト。
このあと1点を失いますが、粘り強く投げたと試合を作りました。
戦力外から復活のベテランが開幕ローテーションの一角を担います。
去年の新人王、ヤクルト、小川。
開幕投手に指名されています。
2回、ランナーを出してからの投球。
ストレートが真ん中に入りました。
さらに陽の当たりをルーキー、西浦が悪送球。
結果を残したいと臨んだ小川は、6回5失点。
開幕までの修正を誓いました。
打線ではバレンティン。
高い出塁率を買われ、3番に座ります。
4回、初球でした。
オープン戦トップに並ぶ4本目のホームラン。
いつ開幕してもいい状態とご機嫌でした。
巨人の杉内は、5回を投げて三振5つを奪い、無失点と安定していました。
さあ、サッカーワールドカップブラジル大会まであと3か月を切りました。
岡田前監督に日本代表への期待のことばを書いていただきました。
お願いします。
これです。
問題なし、1次リーグ突破!
あのね、対戦相手の予選のビデオを全部見たんですけどね。
総合力からいって、日本、十分上回ってると思うんですよ。
特にコートジボワール、ギリシャに関しては、ただ、力があるチームが勝つかと、これは分かんないですけど、客観的に見て、日本のほうが上だなというのを感じてますね。
現在日本が世界ランキング48位、いずれもランキング上は上ですけれども。
まあランキングというのはね、そんなにあてにはできないんですけど、実際、試合を見て日本人は謙虚さがあって、心配性で、いや、そうはいってもドログバがいるし、そうはいってもギリシャ守備堅いしとか、いろいろあるんですけど、そういうのを抜きにして、トータルでチーム力として見てね、コロンビアもファルカオがいないと、かなり力、攻撃力が落ちるんで、日本にもひょっとしたら、1位突破っていうチャンスもあるんじゃないかなぐらいに思って。
1位突破の可能性、なるほど。
5大会連続の今回。
ちょっとドイツで、ザッケローニと会ったときに、昼飯一緒に食べてね。
仲がよろしいそうですね。
仲いいっつうか、同じサッカー仲間ですから、別にののしりあうことはないですし。
代表の監督になられる前から、知ってましたから、そういう話をしても、万全なら十分いけると言っこれはある女子高校生がインターネット上に投稿した映像です。
2014/03/21(金) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽サッカー・岡田武史さん生出演▽漫画で警鐘・風疹の危険性[二][字]

▽元サッカー代表監督岡田武史さん生出演!中国での経験は?監督という仕事は?W杯は▽漫画で警鐘・風疹の影響で赤ちゃんに障害▽音楽の力を被災地へ世界医師交響楽団公演

詳細情報
番組内容
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子

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ニュース/報道 – 定時・総合
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スポーツ – スポーツニュース

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音声 : 1/0+1/0モード(デュアルモノ)
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サンプリングレート : 48kHz

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