チョイス@病気になったとき「首のトラブル」 2014.03.07

「チョイス」。
それは選択肢。
人生にはさまざまな分かれ道があります。
就職結婚住まい。
私たちは節目節目で選択をしています。
これは人生の一大事病気になったときも同じです。
実は病気を予防したり悪化を止める更には改善もできるお勧めのすてきな選択肢があるんです。
それこそが「チョイス」。
例えば首のトラブル。
首自体が痛むってあまりないですよね。
ところが知らないうちに首にトラブルが起きているとボタンがうまく留められなくなったり脚にまで影響が及ぶ事まであるのです。
更にこんな事も
こんな症状!実は首のトラブルが原因なんです
しか〜しあるチョイスで症状を改善する事ができるのです
今日はあなたにも起きているかもしれない首のトラブルと治療のチョイスを大公開しま〜す!
さあ今回は首の痛み。
はまじは?もう私ね一年に1回か2回必ずむち打ちみたいに動かなくなっちゃうんです。
痛くて痛くてみたいな。
だからそういう時は「ほっしゃんさん。
」って体ごとこうやらないと。
こう曲がれへんぐらい?曲がらない。
僕あんまりないんですよ。
それはそれでいいんですけど。
今日の「首のトラブル」というのは今浜島さんおっしゃったように「寝違えたからかな?」みたいな事よりも実はもっと深刻です。
実はペットボトルが3本グルグルに巻いてあります。
2リットルが3本ですからつまりざっと6キロあります。
まあちょっと重さを実感して…。
大体見た感じ重いって分かります。
これ重いもん。
重い?3本だもん。
あっめちゃくちゃ重い。
6キロって重い。
この重さを実感して頂いたのは実はお二人ともこの重さを毎日持っている支えている訳というのは分かりますね。
頭?そう!そっか!頭?はまじ4キロぐらい違う?ホント?ちょっと持ってみて。
これ2キロやわ。
入ってない。
中の事考えてない。
それはね中の事までちょっと計り知れないですね。
大体一般の人はこれが?ですって。
今もずっとですよね。
一生だもんね。
それをずっと支えてしかも首の関節って一番よく動くから随分首の骨というのは働いているというか大事な所であると。
だからここにトラブルが起こってしまうとこれはちょっと大変な事になるという事なんですよね。
じゃあちょっとこのチョイスブロックを見て頂きましょう。
え〜まあこの…。
大丈夫ですか?足にトラブルが起こったようで。
下…両端にトラブルが。
上も下もトラブル。
この横軸が経過です。
そして縦軸が症状。
下に行くほど重くなる大変だという事ですね。
だから首にトラブルが起こればだんだんだんだん症状が重くなるという事はある訳です。
実は首のトラブルって首以外にどうも症状が出ると。
例えば肩がどうも痛いあるいは腕が痛かったり手がしびれると。
どうもこれが特徴なんですね。
だから首が痛くないからといって逆に言うと安心できない。
首が痛くなくても手足がしびれる人は首に原因があったりするという事ですか?そうそう。
俺手足はしびれる。
え〜ホントに!?ホントですか!?だからこういうものは実はどうも首のトラブルだったというケースがある。
まずはそのケースからちょっと見て頂こうと思います。
俺ホンマある。
首のトラブルに見舞われた志賀賢子さん
4人の子どもと孫に囲まれ夫と悠々自適な日々を送っていました。
そんな中志賀さん夫婦はある挑戦をしました
今からおよそ1年半前ハワイに旅行をして観光名所のダイヤモンドヘッドに登る事にしたのです
体力に自信があった志賀さん夫婦。
しかし山頂付近で夫逸夫さんにトラブルが!
あと15段ぐらいの所で「もう駄目だ。
上がれない」って立往生しちゃったんですね。
後ろ見ましたら日の出を見るために観光客が数珠つなぎで。
狭い階段ですから止まる訳にはいかないっていうんで家内がベルトをつかんでこう引っ張り上げるような。
これがその時の姿勢です。
賢子さんは後ろから左腕一本だけで体重70キロの夫の体を押し上げました。
帰国後妻賢子さんはスーツケースを片づける時に無理な姿勢をしてしまいました。
するとその翌日強い痛みに襲われました
その痛みっていうのは強烈な痛さで左の肩から下ですね。
背中半分ぐらいの痛さが強烈で…
ひどい痛みは背中から首左腕から指先まで広がりました
そこで賢子さんは整形外科を受診。
背中の痛みは肉離れによるものだったのです。
しかし左腕の痛みは説明がつきませんでした。
そこで精密検査を受ける事になりました
矢印の部分に注目。
上下の首の骨の間に比べて間隔が狭くなっているのが分かります。
賢子さんの首にトラブルが生じていたのです
亭主ってなもんは動いたら何かしら奥さんに迷惑かけんのやね。
その事のてんまつを整理してみると…。
志賀さんの背中の痛みは肉離れでした。
一方左腕の痛みやしびれは首のトラブルが原因でした。
一体首に何が起きているのでしょうか?
首は一切使ってないですからね。
そう。
首は使ってない。
腕を使ったのに。
ここだけなのに。
その辺よく分からないので首のトラブルについて専門家に伺おうと思います。
慶應義塾大学整形外科の石井賢さんです。
どうぞ。
(3人)よろしくお願い致します。
どうぞおかけ下さい。
これ首というのが一切関わってないのに…。
でもこれは病名があるんですよね。
まずちょっとそこから。
今の志賀さんの場合。
結論から言ってしまいます。
頚椎症性の神経根症。
何か難しい名前なんです。
頚椎症性の神経根症。
新しい名前ですけどね。
ちょっとそれをこの首の断面図といいますかちょうど横に向いたところで。
首というのはこのブルーの所骨です。
これ本当はグルッと回っているんですが今断面なので両方にあります。
1234567つの骨でできていると。
この首の骨の中を脳にまでのびる脊髄が通っていると。
その脊髄から枝分かれするようにこの赤で示してあるのがこの神経が出ていて手などにつながっていると。
今のご紹介した志賀さんですがどこにトラブルが?今言われたように脊髄から枝分かれする神経の根元ここの部分にトラブルがあったんですね。
神経根。
そこが根元の根という事ですか。
何が起こったのか?ここの骨と骨の間から出てくる神経根なんですけどその隙間が非常に狭くなったんですね。
それによって腕の方に痛みしびれが出たりあるいは背中が痛くなったりそういう症状が出たんですね。
狭くなるという事は何か狭くするための圧力がかかったって事ですか?そうですね。
骨と骨の間に椎間板という軟骨があります。
聞いた事ある。
クッションの役割をしますけれどもこれが傷んできます。
そうしますと骨が変形をしてくるんですね。
そういう骨が神経を圧迫したりそういう要因になる訳です。
神経もたくさん脊髄から出ているからそれぞれ行き場所がある訳ですよね。
たまたま志賀さんの場合は手とか背中に行く神経に何かが…圧迫されたという?ここで赤で示した神経ですが首の場合はほとんどの神経は腕に行くんですね。
そこの一部は更に枝分かれして肩や背中に分布しているんですね。
首の骨の間には椎間板という軟骨があります。
この椎間板は一般に年齢とともに傷んで潰れていきます。
すると骨と骨の間が狭くなり神経を圧迫すると手のしびれや背中の痛みなどを引き起こすのです
これで見るとこの青矢印の所は圧迫してないという事ですよね。
これは正常に近い。
この高さが保たれているという事ですね。
ところが…これ志賀さんのエックス線写真ですよね。
はい。
この赤の所に問題があると?そうですね。
これ少し狭いぐらいのように思うんですがそれほど…。
これは結構な事なんですか?ここは首の部分でも一番よく動く場所でしかも椎間板という組織は体の中の組織で最も老化が早い組織の一つなんです。
すり減ってくるというか戻らない?そうですね。
ですからこういう変化というのは一般の方症状がない方にも多く見られるんですね。
じゃあ僕が例えば「今首大丈夫ですよ」って言っててもやっぱり生まれた頃っていうか一番ピークの椎間板と比べたら減ってるという事ですか?減ってる方が多いと思います。
もう40代前後は?そうですね。
私も含めてですねそういう変化が出ているかと思います。
そのぐらいの年齢でもうそういう事に。
それは何かのきっかけでああやって重たい物持ったとかで一気にこうガッと来るっていう。
ふだん取らない姿勢ですとか運動するとか。
急に振り向くとか。
そうですね。
ささいなきっかけが症状が出るきっかけになる訳ですね。
写真で見た所狭くなっていたというのは長い時間をかけて狭くなったんですか?それとも重い荷物を持った衝撃でパッと狭くなったんですか?いいご質問ですね。
多くの場合はこの椎間板という組織はクッションの役割をしてますからこれは加齢とともにだんだん傷んでくるんですね。
だんだんその隙間が狭くなってそうすると首の骨というのは非常に不安定になっていますね。
そうしますと骨が変形をしてとげができてくるんですね。
「ささくれだってくる」みたいな感じで?そういう感じですね。
これが骨のとげといわれるものです。
椎間板が傷んで潰れるとこうした骨のとげができ神経を圧迫するのです。
どうしてこのとげができてしまうのでしょうか?
そのとげというものは出っ張ってどうしようと…?骨が出っ張っていると先ほどの神経の根元の所を刺激をする訳ですね。
つっつくという事。
骨が出っ張るのは自分の何か防御反応というか?そうですね。
先ほどお話ししたように首の骨が積み木状に重なっていて椎間板があって非常に不安定になりますからその不安定な首を安定化するという生体反応ですね。
椎間板が傷んでいるほとんどの方は時間がたつと骨のとげが出てきて。
なるべく安定化しようという。
いわゆる写真立てのように自分が安定するためにこう何か出てくる。
おっしゃるとおりです。
転ばんようにって事ですね。
その骨のとげができる事は決して悪い事ではないんですね。
支えるためのものである。
ただたまたま骨のとげが出る方向に神経があるとそこで神経の症状が出るので腕が痛かったりしびれたり背中が痛かったりそういう症状が出てくるんです。
よかれと思って。
不安定でよかれと思ってね。
「僕あなたのために動かないようにするよ」って。
「いや踏んでる踏んでる。
神経グッと踏んでる。
痛い痛い!」。
「痛い痛い!」。
…という感じね。
そうするとどういう事があるかっていうと今の志賀さんのように…要注意のところのしびれとか違和感というのは何分ぐらい持続するんですか?持続は個人差があるんですね。
24時間365日ず〜っとしびれる痛むという方もいらっしゃいますし首の位置によっても変わってくるんですね。
あと温度とか季節によっても変わってきますね。
この中のこれが出て首は一切痛くないという場合がある…?あります。
うわっ怖い!それはまさか首やって思わないもん。
ねえ!逆に言えば背中やこういう所に症状が出てから首だって事が分かるという顕著になるというね。
首っていう事もこれからは考えとかなあかんよって事ですね。
知らんかった。
これ誰でもなるんですか?老若男女。
そうですね。
これは基本的には加齢変化ですので椎間板がどなたでも傷んでくる。
その結果骨にとげができる。
ですから誰でもなる可能性はあるんですね。
やっぱり高齢の方が多くなる?そうですね。
お若い方は少ないと思いますけど。
基本的には40歳代以上の方の発症が多いですね。
男女比で言うと男性の方が?男性は女性の約2倍多いというふうにいわれています。
今のお話で首のトラブルというのは実は神経の圧迫だったと。
この志賀さん神経の圧迫があったと。
じゃあそれを取り除いてやればいいという事でそこにチョイスがある。
そのチョイスをするんですけどこのチョイスは「えっこれだけ?」っていうようなチョイスなんです。
でもこのチョイスをするとあら不思議。
その神経の圧迫がなくなって志賀さんのお苦しみもかなり癒えると。
生活の一場面でちょっと何か変えるだけで。
手術をするとかそういう事ではなくて何かいいチョイスがあると。
それを志賀さん試しました。
知りたい。
どうぞ。
首にトラブルがある事が分かった志賀賢子さん
先生が「多分年齢によるものだと思うけどこれ以上痛みがどんどん増してくるようなら手術とかっていう事も考えなきゃいけないのでしばらくフォローさせて下さい」とおっしゃって。
手術という選択肢もあった志賀さん。
しかし別のチョイスで首のトラブルがよくなりました
首を上に向けないってどういう事?例えば棚の上にある物を取る時も!
今までは上を向いていたんですが今はこんな状態で取っています。
「お月様がきれいだ」ってハッと見てた自分がいたんですけどこの頃は「きれいだな」って光は感じながら遠くになってからそっと見るぐらいにしています。
この首を上に向けない生活を3か月続けたところ左腕の痛みは解消!
ホントにあのままだったらどうなっただろうって思います。
今ではすっかり痛みもよくなり元どおりの暮らしを送っています
すごいね。
でも分かる気がします。
分かる?たったこれだけで?そう。
痛い時ってホントにもう…こうやって支えてあげないと痛いんですよ。
髪をポニーテールにしようかなってこうやる時に「イタタタタ」ってなる時にもうまっすぐの姿勢のいいのを保つとすごい楽なんです。
へえ〜。
これだけで?志賀さんのチョイスは首を上に向けないという事だけでよかったんだけどそれでいいんですか?それでいいんですね。
多くの場合は先ほど脊髄から腕の方に行っている神経の枝分かれしている部分です。
あそこの部分を首を上に向ける事で非常に狭くなるんですね。
ここのちょうど分岐している所が上を向く事で非常に狭くなるんです。
下向くとこっちをまた狭くしてこっちも挟む場合あるという事ですね。
向き過ぎるのもよくないかもしれないんですけども上に反らすのが一番よくないんですね。
上に向く方が挟む確率というか…。
高くなります。
明らかに狭くなります。
ですからそこのとげが神経を圧迫しているのが更に強くなって常に圧迫しているような状態になるんですね。
刺激をしないという事と多少顎を引き気味にしますとそこの圧迫が取れます。
そうすると神経への炎症が取れてくるんですね。
そっか!それでだんだん症状が改善してくるという事ですね。
炎症もずっと刺激されていた部分が刺激なくなるからその腫れというか…。
腫れてきますね。
腫れがどんどんおさまってくる。
そういう事なんですね。
でも周りはものすごい違和感あるよね。
こうやって棚の上の物下ろされても。
違和感ある。
能とか狂言の世界ですよね。
「よ〜」っていう事やんか。
そうそう!そういう事。
ほかにもこんな姿勢に注意というのをここにまとめてみたんですがこれは首が肩より前に出ている。
つまりパソコンをする。
猫背っていうところね。
そうするとここで支える事になるから痛いんですよね。
無理な体勢という事ですか。
それから洗濯物というのも上を向くという事ですね。
はい。
だからこう干す訳です。
それじゃ見えないですね。
見えないけど一応こうね。
バランスこうなっててもいいんじゃないの。
バランスよくせんでもいいのよ。
少し台の上に乗って干されたり。
目線の高さに合わせたらいい。
何も見なくてやる必要はないんですけれども。
それから重いカバンの片方がけ。
これもいけないんですか?首の負担が増えるという意味ではあんまりよくないんですね。
ですから重い物を持つという時はリュックとかキャリーバッグを結構持たれている方が多いんですね。
両肩にある分にはいい?いいんですよね。
そうですね。
バランスが取れて体に近いですから。
片方にず〜っとかけているとやはり首に相当負担をかけているんですね。
片方はこれ癖あるもんね。
絶対にみんな決まってますもんね。
両サイドかけるってないもんな。
首を上に向けない生活改善のほかには炎症をおさえる薬をのむ薬物療法。
首を持ち上げ圧迫を緩和させるけん引治療。
患部を温めて血流をよくする温熱療法を行います
けん引も温熱療法も。
けん引の場合は先ほどとげが刺さっている所が物理的に少し広がると。
狭くなっていたのが広がるという意味合いもありますけれども大体神経が炎症を起こすと筋肉も硬くなるんですね。
それを和らげてあげる事によって血流がよくなってそれで症状がよくなるといわれています。
温熱療法も基本的には血流がよくなってそれで症状がよくなるといわれていますね。
血流ってホント大事なんですね。
す〜っと血が流れる。
こういうのを保存療法といいますけどこれが基本の治療になります。
傷んでいてもなかなか分からないというのがまたこいつはやっかいかなと思うんですが。
痛くはないけれどもって事ですね。
そうそう。
でも何かこんな症状があるよというのでここにいくつかまとめてみたんですがまずお箸が使えないというか手が震えてしまう?明らかに今まで使えていたお箸が使えなくなる。
皆さんこれは分かりやすいんですね。
ふだんの生活の中で気付きやすい症状の一つです。
震える訳ではないんですか?力が入らなくなる?震える方もいらっしゃいますね。
細かい物がつまめなかったりそういう事ですね。
やはりボタンが留めづらい。
これもよく患者さんが言われる事ですね。
字を書くのも書きづらいというのは力が入らないから?うまい字を書くんですけれども書きたい所にペン先が行かないんですね。
あるいは震えたりとかそういう症状が出るんですね。
どこも痛くはないって事ですね。
痛くはないですね。
ですからこういう症状がまさか首から来ているとは思わないんですね。
それこそ何かおおまかに老化かなって思ってしまいますね。
どこも悪いとこはなしに。
そうするとこうなってくるともう治療法というのは?症状の程度によるんですけれども症状が軽い場合は先ほど示した保存療法ですね。
引っ張ったり温熱療法をやったりという事になるんですがこれが更に症状が進むと日常生活にかなり支障を来す。
あるいは歩けなくなったりとか排せつ障害が起こる。
そういう事もあるんですね。
その場合はやはり手術が適応になる訳ですね。
そこまで行くと手術なんだけどじゃあここに行くまでに早く気付けばいいという事ですよね?そうですね。
こうした症状が出る前に神経が圧迫されているかを発見する方法をご紹介しましょう
片手にしましょうかね。
片手前に出して頂いて。
よろしいですか?グーパーグーパーを。
しっかりグー。
しっかりパー。
これで1回ですね。
2回3回。
10秒間で何回できるか。
これを計ってみたいと思いますね。
ストップウオッチがありますので。
ウソはつかないで下さいね。
じゃあ321で行きますよ。
ちょっと待って下さい。
まず徳田さんが一番せなあかんの違います?やりながらちょっと。
じゃあ321で行きますよ。
では321…はい!はい10秒!浜島さんいくつでした?29回かな。
あっいっしょ!俺も29回。
一緒ですよ。
一緒?一緒です。
25回ぐらいだったかな。
これはどういう事なんですか?今のグーパーは。
これは神経に障害がありますと握ったり伸ばしたりというのが非常にやりにくくなって要するに脳からの命令がうまく行かなくなるんですね。
「握れ」「開け」というのが伝わるのは…。
ズレができてくるから?そうなんですね。
あまりに首のトラブルをお持ちの方は大体ひどい方ですと10回できないんですよ。
そうなんですか。
ですからこれは一つの目安になりますね。
本人やる気は十分あるんだけれども。
やる気はあっても命令がうまく行かないのでゆっくりになってしまうんですね。
正常では大体20回できれば合格と。
あ〜よかった!よかった!できた。
今片方でやりましたけどこれは両方で確認した方がいいんですか?そうですね。
基本的には両方やって頂くんですね。
それは今の神経の行き先の問題があって?必ずしも右に出るとか利き腕に出るという事ではないんですね。
ですから左右で確認をして頂いた方がいいと思うんですね。
神経が圧迫されているかの発見法です
10秒で20回以上できない場合神経が圧迫されている可能性があります。
整形外科などで診てもらいましょう
首のトラブルが分からないままでいると「何か変だな?」とこう来てそのまま「あれ?変だけど年のせいかな?」というような事を言っててどんどんどんどん具合が。
「あれ?」っと。
結構急降下状態なんですよね。
階段を何か上られへんぞとか。
生活に支障がありますね。
出てくるよね。
あっという間にそれこそ生活に支障が出る。
歩きにくいとかいろんな事ができるという事で今度はそのケースをちょっとご紹介しましょう。
首のトラブルで深刻な症状に襲われた岩瀬英見子さんです。
長年肩凝りに悩まされていた岩瀬さん
肩凝り症ではありましたけれども日常の中で「重い」ってあんまり感じた事はなかったです。
しかし僅か2か月で岩瀬さんはとんでもない事態に陥ってしまったのです
それは2013年1月の事。
家族でバドミントンを楽しんでいた時の事でした
その時に運動不足もあったんですけれども何か「うまく手が出ないな」とか「うまく走れないな」というのは感じました。
バドミントンは長時間見上げる事が多いスポーツです
(英見子)特別その時にすごい首が痛いって思った訳ではなかったんですけれども。
まあその時はあまり何も感じなかったですね。
まあ筋肉痛とかそういうような感じで特別首がどうとかって思わなかったですね。
バドミントンを楽しんでから数日後突然体の異変に襲われました
「あっ何か左手がしびれる」って思って気になってグーパーグーパー自分でしてみたり。
すごく手に神経が行ってしまうというか話をしていても「しびれているな」という感じはありました。
更に症状は悪化
(割れる音)
岩瀬さんの左手は物を持つ事も難しくなっていました。
気が付くと症状は脚にまで及びました。
階段を下りる時にふんばりがきかないのです
もうそのころには…違和感があるので普通じゃないなって…
更に症状はこんなところまで。
トイレに行く回数が非常に増えました。
排せつ障害に陥っていました
最初の異変から1か月もしないうちについに岩瀬さんは起きていられない状態になっていました。
夜になっても部屋の明かりをつける事もできません
数日ですね電気がついていなくて非常に小さな音でテレビだけが真っ暗な中でついているという中でうちの家内がリビングに敷いた布団で横たわっているというのがあって。
これはちょっと普通ではないなというように異変を感じた時はありました。
そこで岩瀬さんは精密検査を受ける事になりました
すると首に重大なトラブルが見つかりました
脳からのびる神経脊髄の通り道が狭くなっていたのです
症状も歩行できないぐらいの状態非常に重篤だったんですね。
ものすごく衝撃的で。
ホントにお手洗いもいずれは自分で行けなくなると言われましたし。
男の子と主人とやっぱり頭に浮かんで。
この年でお手洗いも行けなくなりもうホントに暗くなりました。
もう絶望的でしょうね。
怖いよね。
「どうしよう?自分の体どうしちゃったんだろう?」って。
恐ろしいですよね。
全く力入らなくなるっていうか。
バランス感覚も。
これ岩瀬さんの病名は何という病名になるんですか?頚椎症性の脊髄症といいます。
頚椎症性の脊髄症。
先ほどのは頚椎症性の神経根症。
先ほどの頚椎症性の神経根症は脊髄から出ている枝の所の障害ですね。
手がしびれたり。
これはず〜っと腰の方まで行っています。
ですから手も支配していますし脚も支配しています。
頚椎症性の脊髄症は何かしらの理由でこの脊髄の神経の通り道が狭くなってしまって脳からの命令がうまく伝わらないという病気なんですね。
神経根症よりもっと重篤というか。
重篤です。
いわゆる根本が伝達しなくなっている。
押さえて狭くなっているという。
だから手だてがなくてね。
怖い。
岩瀬さんの場合は比較的症状が急速に進んでいますね。
レントゲンを見ると非常に神経の通り道がもともと狭いんですね。
これは個人差があって骨ができていく成長していく時に発育性にその神経の通り道が狭くなってしまっている。
もともとそういう?そういう方なんですね。
広い方もいらっしゃるんです。
個人差がある。
ただ日本人の方は非常に狭い方が多いんですね。
もともとだからこうなりえるというかなりやすい。
欧米の方と比べたら大体レントゲンで見ると2ミリから3ミリ狭いといわれているんですね。
そのたかだか2ミリか3ミリがその症状を出す可能性があるという事なんですね。
岩瀬さんは歩きづらくなる歩行障害と排せつ障害に襲われました。
排せつ障害とはどんな症状なのでしょうか?
初めの場合はお手洗いに行く回数が増えるんですね。
それ頻尿といわれるものですね。
お手洗いに行きたいので行くんですが出ないんでまた戻ってくる。
また行きたくなる。
一日に10回20回行くようになるんですね。
これもお通じの場合も同じで便秘になるんですね。
これが更に進行すると尿意とか便意したいという感覚が分からなくなってしまうんですね。
非常に危険な状態なんですね。
この症状を見てるとお年取った時に「うちのおばあちゃんも年やからな」で片づけてしまいがちな症例やからもしかしたら病院行ったらこういう事やったという場合もあると…?もちろんありますね。
岩瀬さん急激に悪くなりました。
こういう事ってあるんですね。
1か月ぐらい?この方は1か月で短いんですね。
1か月ですか?たったの?「ちょっとおかしいな?」から。
これも個人差があって数か月の方もいらっしゃいますし何年も比較的症状が軽くて保存療法を続けてらっしゃる方もいらっしゃるんですね。
ただこのように急速に悪くなる場合は手術の適応になる訳ですね。
その場合圧迫を取り除けばよくなるという事ですか?そうですね。
我々が手術でできるのは神経の圧迫を取ってあげるという事だけなんですね。
傷ついてしまった神経を治すという事が直接はできないんですね。
そうなんですか。
これ今石井さんがおっしゃったようにこれはもう手術しかないと。
だけど脊髄も傷ついている可能性があるから圧迫は取ったもののさあ今までのようにちゃんと体が動くかというのは実は分からないんですよね。
じゃあ…でもこの手術の所に実はチョイスがあって運動機能を回復できるかもしれないという可能性がありましてこれがうまくチョイスできるとどうも元に戻ってきそうだぞと。
じゃあその岩瀬さんに残されたラストチョイスですねどんなものだったんでしょうか?
首のトラブルは手術でしか治せないと診断された岩瀬英見子さんです
日々悪くなるという感じが急速にしたので怖いとか他人に迷惑をかけるとかそういう事は考えなくなりました。
そう岩瀬さんのチョイスは…
脊髄が圧迫され傷ついてしまうと元に戻らなくなる可能性があります。
一刻も早く圧迫を取り除く事が必要です。
診断から2週間後。
岩瀬さんは手術を受けました。
その方法は?
これは首を真上から見た様子です。
中央にある脊髄が周囲の首の骨に圧迫されています。
この圧迫を手術で取り除きます。
そのため骨を切り開いて脊髄と骨の間に隙間を作ります。
更に金属を使い骨と骨の間をつなぐのです
手術前と手術後を比べてみると脊髄の圧迫がなくなっているのが分かります
手術から3か月後。
岩瀬さんは普通に歩く事ができるまでに回復しました
うれしいです。
もうホントに近所のコンビニに行くのがこんなに新鮮な事なんだって思いました。
もう何か「初めてのお使い」とか言って。
ホントにすごいうれしかったです。
「もっとたくさん外に出たい」。
それが岩瀬さんの楽しみです
いや〜3か月。
手術して3か月の姿よ。
ピンピンしてましたね。
ホントに。
またあれも。
例えば脊髄を圧迫してると。
「まさか」思たもん。
あそこに隙間が出来たらええんやろなって思ったけど。
まさか切って隙間を作るっていう手術とかできるとは思てなかったですよ。
すごいですね。
びっくりしました。
できるんですね?できますね。
背中側から切って。
このレントゲンで見てもすごくはっきりしてますよね。
この赤い所が…。
神経の通り道ですね。
約2倍ぐらいに広がっているのが分かりますね。
ホントだ。
広くなっていますよね。
全然広くなってるよ。
下の3つが金属ですか?そうですね。
これがそうですか!これがその一つになりますけれども。
先ほどの金属を入れるものですね。
こうやって切ってつないでいるんだこれで。
こんなカラフルでちょっとポップなイメージのものなんですね。
でもちゃんとこの円いとこでねじ穴になってここでねじで。
非常にねじが小さいですけどね。
すごいな。
もう一生ものですか?途中で何年かに一回?通常は一生ものですね。
これで片足立ちしてらっしゃったけどずっとできる訳なんですね。
そうですね。
脊髄の圧迫を取り除く手術費用は保険適用で3割負担の場合自己負担額は100万〜150万円。
更に高額療養費制度で10万〜15万円程度になります。
これに加えて2週間の入院費用などが必要です
80歳のおばあちゃんが今まで「うちのおばあちゃんも年やからな」いうて。
「トイレもこぼすようになったな。
階段下りるの下手になったな」。
けど調べたら首から来てたと。
脊髄を圧迫してたという手術して見違えるように歩けるようになるという事全然あるって事ですか?ありますね。
すごい。
ほらやっぱり。
知っとかなあかんでいろんな事。
今80歳以上の方でも明らかに首が悪くて歩けなくなっている。
先ほど言った排せつ障害が出ている方に対しては手術を積極的に行いますね。
もう調べなきゃ分かんない。
「ホントに首が悪いのか?」という心配はありますよね。
どっかほかが悪いのかと。
脳の問題で歩けなくなったとかって思いますもんね。
腕が痛いとかしびれるとか使いにくいとか排せつ障害歩行障害なんかは大抵は脳を疑って脳を調べられたりとか背中が痛かったら背中内臓を調べるとか普通はそういう形で診断がつかないですね。
脳を調べても背中調べても何にもなかったっていったらもうやりようないですもんね。
まさか首だとは思わないですね。
こういうしびれだ排せつ障害だ歩けないって事になってくると最初に何科に行きますかね?先生に教えてもらいたい。
まず「あれ?脳かな?」と思って脳外科に行くじゃないですか。
そしたら「何にもなかったです。
大丈夫」っていって帰されるんじゃなくて「ひょっとしたら首かもしれないからじゃあ首の方へちょっと行きましょうか」って教えてもらわないと私たち分からない。
恐らくこういう症状が出たらやはり命に関わる疾患ですね。
それを念頭に置いて脳を調べるあるいは内臓を調べるというのはやはり先かなと思います。
だからそこで問題がないと分かったら首の可能性は十分考えないといけないので。
あとは症状ですね症状によってもだいぶ変わってきますし。
首の場合は整形外科の脊椎の専門のドクターがいますからそういうところに受診をされるのをお勧め致します。
…という事で今日は「首のトラブル」のチョイスを知って頂きましたが浜島さんはどうでしたか?私もホントに痛み持ちだったんですけれどもなるべく姿勢をいつもピッと正すようにしたらホントにここ1年ぐらいは痛みがなくなったんですよ。
ホントに基本的な事を大事にしないとなと思いました。
無理に負担かけるとかじゃなく姿勢よくしたりとかもう基本の生活を大事に大事にしなくちゃなと思いました。
ホントにそういうちょっとしたふだんの暮らしの気付きで随分こういうトラブルって解消されたりよくなったりするもんなんですね。
そうですね。
基本的には加齢変化ですからどなたでも。
年を取ると。
どなたでもそういう状態になっている可能性があるんですね。
ただ症状が出ているか出ていないかなんです。
ですからふだんやらないような運動ですとか姿勢ですとかそれで何か手足がちょっとおかしいなと思ったらやはりよく調べてみるというのが重要なんですね。
早期に診断で早期に治療という事でこれはどの病気でもそうだと思います。
「あのせい」っていうのはないって事ですね。
何回も起こったら絶対何か体の中で起こっているというサインなんだって。
そういうふうに思われた方がよろしいかと思いますね。
早めの気付きですね。
首かもしれないという要素を知っているか知っていないかで大きいという事があると思います。
どうもありがとうございました。
(3人)ありがとうございました。
2014/03/07(金) 13:05〜13:50
NHKEテレ1大阪
チョイス@病気になったとき「首のトラブル」[字][再]

首のトラブルは首に痛みを感じずに、手や腕、背中に症状が出る。重い場合は手足を動かせなくなるなど深刻な症状を引き起こすことがあるので要注意。その発見と対処法を紹介

詳細情報
番組内容
首のトラブルでは、首に痛みを感じず、手や背中に症状が出てくるために気づきにくい。重い場合では手足を動かせなくなるなど、深刻な症状を引き起こすことがあるので要注意。首の骨の一部が変形することが原因で脊髄や神経が圧迫されるために起こり、放っておくと短期間で歩行困難や排せつ障害など大きな影響を及ぼすこともある。症状を見逃さず、適切に対処するチョイスを探る。【出演】ほっしゃん。、浜島直子 ほか
出演者
【講師】慶応義塾大学医学部整形外科専任講師…石井賢,【司会】ほっしゃん。,浜島直子,【リポーター】徳田章,【語り】佐藤真由美,江越彬紀

ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
福祉 – 高齢者

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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