NHKニュース7 2014.02.21

トリプルアクセル。
降りた!
トリプルループ。
すべて跳んだ!これが浅田真央です。
納得の演技で締めくくりました。
飛んだ!高さは出た!バックサイドの、決まった!決まった!ガッツポーズ!小野塚彩那、銅メダル。
日本勢のメダルはこれで8個目。
海外の冬のオリンピックで、最も多くなりました。
こんばんは。
ニュース7です。
ソチオリンピック、演技を終えた直後の涙。
その表情はすぐに笑顔に変わりました。
フィギュアスケート女子シングルの浅田真央選手。
集大成と臨んだ2回目のオリンピックはメダルにこそ届きませんでしたが、力を出し尽くしました。
フリーから一夜明け、浅田選手の姿は、再びリンクにありました。
上位の選手と推薦で選ばれた選手が出場する、エキシビションに向けた練習です。
フリーの演技直前。
浅田選手は、自分らしい演技をすることに集中していました。
冒頭、苦しみ続けてきたトリプルアクセル。
トリプルアクセル。
降りた!
ようやく試合で成功させます。
4年前は苦手にしていた3回転ジャンプも。
トリプルサルコー。
6種類、合わせて8回の3回転ジャンプを跳ぶ、高難度のプログラムに挑みました。
最後のステップ。
会場からは手拍子が起こります。
力強い、情熱的なストレートラインステップです。
すべてを出したと、フリーの自己ベストを更新。
目指してきた自分の演技に、最後の最後でたどりつきました。
今後については。
演技を見届けた日本のファンは。
韓国のキム・ヨナ選手は銀メダル。
ジュニア時代から競い合ってきた浅田選手について。
浅田選手の2歳年上の姉、舞さんです。
フリーの前、浅田選手の練習を映像で見て、力のない表情が気になりました。
心配で直接、電話をしたといいます。
そしてフリーの演技。
冒頭のトリプルアクセル。
トリプルアクセル。
降りた!
演技のあと、浅田選手から舞さんに電話がありました。
頑張ったねという会話をしてて。
こん身の演技で滑りきった浅田選手。
エキシビションに推薦で選ばれました。
エキシビションは、日本時間のあさって、午前1時半から行われます。
続いて新種目のスキーフリースタイル女子ハーフパイプです。
小野塚彩那選手が銅メダルを獲得しました。
今回が初めてのスキーハーフパイプ。
小野塚選手は、オリンピックのメダルを目指して、アルペンから転向しました。
ここから回転。
540。
高い!
1回目、3位につけます。
小野塚選手は、新潟県のスキー場近くの旅館が実家です。
旅館の仕事を手伝いながら、スキーの手入れや、海外遠征の準備などを1人でこなして、競技を続けてきました。
会場では、母親のゆかりさんが、娘の姿を見つめます。
決勝2回目。
持ち味の高さのあるエアで、勝負しようと決めていました。
飛んだ!高さは出た。
次々と決めていきます。
540。
よし!決まった!そしてここで720。
セブンツー。
バックサイドの!決まった!ガッツポーズ!
小野塚選手は銅メダル。
目標どおりに、新種目で初のメダリストになりました。
彩那!
試合を終えた直後、母親のゆかりさんが駆け寄ります。
頑張った。
ナイスラン!
母校の小学校でも。
彩那さん、銅メダル、万歳!
これで、日本が獲得したメダルは8個。
1992年のアルベールビル大会を上回り、海外で行われた冬のオリンピックでは、最も多くなりました。
三星マナミ選手は、4歳の子どもがいるママさんアスリート。
一度引退しましたが、新種目の魅力を広めたいと、復帰してのオリンピックです。
ママ、頑張れ!
初めての大舞台、その予選。
あーっと、転倒。
予選敗退となりましたが、笑顔で滑り切りました。
こちらは、ユダヤ人の少女、アンネ・フランクです。
戦争や人種差別の悲惨さを伝えるアンネの日記は、世界中で読まれ続けています。
このアンネの日記や、関連する本が破られる被害が、先月以降、東京都内の公立図書館で相次いでいることが分かりました。
36の図書館で、少なくとも280冊余りという多さです。
数十ページにわたって引きちぎられた本。
どの本も、力任せに破られていました。
いずれもアンネの日記や、アンネに関する伝記です。
西東京市では、これまでに3つの図書館で、合わせて10冊が被害を受けました。
東京・豊島区でも。
これまでに3つの図書館で合わせて12冊が破られました。
ユダヤ人の少女、アンネ・フランクは、第2次世界大戦中、ナチス・ドイツに迫害されました。
家族と共にオランダの隠れがに逃れ、日記を書き続けました。
しかしその後、強制収容所に連行され、15歳の短い生涯を閉じました。
この日光、この雲のない青空があり、生きて、これを眺めている間、私は不幸ではない。
希望を捨てずに生きたアンネの思いがつづられた日記は、今も世界中で読まれ続け、世界記憶遺産に登録されています。
その日記やユダヤ人の大量虐殺・ホロコーストに関する本が、都内の公立図書館で破られる被害が相次いでいます。
NHKの取材では、これまでに東京・杉並区や中野区、それに練馬区など、7つの区と市の36か所で、少なくとも282冊に上っています。
被害が相次いで見つかったのは先月上旬以降で、5つの区が警視庁に被害届を出しました。
こうした被害に、悲しみや非難の声が上がっています。
広島県にある、ホロコースト記念館の館長の大塚信さんです。
アンネの遺族と40年以上、親交があります。
政府も。
またアメリカのユダヤ系人権団体は、多くの日本人がアンネ・フランクについてよく学び、親しんでくれている。
アンネの勇気や希望、愛に満ちた歴史的なことばを破壊しようとするのは、偏見と憎しみに染まった一部の者だけだという声明を発表しました。
本を破ったのは誰なのか。
警視庁は、器物損壊の疑いで捜査を進めています。
これまでの調べで、本の返却時に異常はなかったと見られることから、警視庁は図書館の中で破られたと見て、防犯カメラの映像を解析するなどして調べています。
デモ隊と警察の激しい衝突が続くウクライナ。
双方の発砲などで、18日以降の死者は、77人に上っています。
政権側と野党側の協議で先ほど、危機打開に向けた合意に達したという発表がありましたが、流血の事態を食い止めることはできるんでしょうか。
大規模な衝突が発生したのは今月18日。
直前には、双方が歩み寄りの姿勢を見せ、政府側は、拘束していた抗議デモ参加者の恩赦を発表。
野党勢力側も占拠していたキエフ市役所の建物を、明け渡す方針を示していたやさきの事態悪化でした。
警察とデモ隊は、首都キエフ中心部の独立広場などで激しく衝突。
双方に死傷者が増える中、ヤヌコービッチ大統領と野党の指導者は、19日夜、暴力の停止で合意しました。
しかし、翌日には、衝突はかえって激しくなりました。
野党勢力の中でも最も過激なグループが、猟銃やピストルを発砲して、警察を攻撃。
政府側も特殊部隊を投入し、狙撃銃で応戦しました。
これまでの死者の数は、77人に上っています。
影響は、現在開かれているソチオリンピックにも及んでいます。
スキーアルペンのウクライナ代表の女子選手が、政権側が流血の事態を招いたことに抗議するとして、帰国することを決めました。
ウクライナはなぜこんな事態になっているのか。
東はロシア、西はEU・ヨーロッパ連合の国と境を接するウクライナ。
EU加盟に向けた動きを見せていたヤヌコービッチ政権は、ロシアがこれに反対する中、去年11月、突如、方針を変更して、ロシアとの関係強化に軸足を移しました。
これに野党勢力や市民が強く反発し、激しい抗議デモを続けてきました。
今回の流血の事態に、EUは20日、緊急の外相会議を開催。
ヤヌコービッチ政権の幹部などを対象に、資産の凍結やEUへの渡航の禁止といった制裁を科すことを決めました。
アメリカのバイデン副大統領は、ヤヌコービッチ大統領と電話で会談。
直ちに治安当局を撤収させるよう求めるとともに、制裁措置を検討していることを伝えました。
こうした中、ウクライナの大統領府は、先ほど政権と野党勢力の間で、危機打開に向けた合意に達したと発表しました。
協議には、政権と野党勢力の指導者のほか、ロシアとEU諸国の代表も加わり、夜を徹して行われたということです。
EU側は、大統領選挙の前倒しや、移行政権の樹立などを提案したということで、こうした提案について、なんらかの合意があったと見られています。
では、現地で取材に当たっている北村記者と電話がつながっています。
北村さん、現在のキエフの様子はまずどうなっているんでしょうか。
キエフ中心部の独立広場には、今も数千人のデモ隊が陣取り、警察の特殊部隊とのにらみ合いを続けていますが、今のところ、大規模な衝突は起きていません。
キエフ市内では18日の衝突で、地下鉄が一時、運行を取りやめ、一部の学校で休校が続くなど、市民生活にも影響が出ています。
先ほど、合意がまとまったということですが、これで事態は鎮静化へと向かう可能性はあるんでしょうか。
依然として不透明な状況です。
野党勢力と政権側は、それぞれに過激なグループがいて、双方で対立をあおっています。
野党勢力の過激なグループは、抗議行動を革命と位置づけて、政権打倒を呼びかけています。
一方、政権側にも屈強な男たちを中心とするグループがいて、デモの参加者を襲撃しています。
ヤヌコービッチ政権、野党の指導者の双方とも、過激なグループを、十分にコントロールできていない状況です。
一部のメディアは、政権側と野党勢力の間で、大統領選挙の前倒しや、移行政権の樹立に関してなんらかの合意があったと伝えており、ウクライナの大統領府もまもなく合意について発表するとしています。
政権側と野党勢力の双方は、それぞれの過激なグループに、暴力の停止と合意の内容に従わせることができるかどうかが、事態の収束に向けた鍵となっています。
さて、次は漢字についてです。
皆さんはきちんと使い分けていますか?浅田真央選手が跳ぶ。
トリプルループ。
すべて跳んだ。
葛西紀明選手が飛ぶ。
出ました、来た!
とぶという漢字、どう書きますか?
ジャンプをとぶ、いや、こっちかな?こっち。
あっ、そうなんですか、こっちは。
間違いやすいかもしれないですね。
この飛ぶと跳ぶのように、異なる漢字で同じ訓読みの異字同訓について、使い分けの事例を示す手引きが、42年ぶりに見直されました。
漢字の使い分けについて、迷うことがあるという人は、去年、文化庁が行った調査では、全体の75%に上っています。
文化庁の審議会は、使い分けの手引きをまとめていますが、昭和47年と、古いことから、42年ぶりに見直しました。
その内容です。
フィギュアスケートのジャンプのように、地面を蹴って高く上がる場合は、こちらの跳ぶ。
スキーのジャンプのように、空中を移動している状態は、この飛ぶを使うとしています。
こうした使い分け、街の皆さんは。
こうじゃない?違う?これ逆?
はねるんじゃないの?
こうかな?
地上からとぶときは、こっちです。
へえー。
そうなんや。
本を人にすすめる場合は、どうでしょうか?
どちらが正しいと?
上かな?こっち?
本など、特定のものをすすめる場合は、推薦の薦の字。
一方、読書などの行為をすすめる場合は、勧告の勧の字を使うとしています。
今回の手引きでは、こうした使い分けの考え方なども詳しく説明されています。
では、先週の記録的な大雪。
この雪がとけるは?
ちょっと待ってよ。
溶けるかな?やっぱり。
雪がとけると液状になることから、さんずいの溶の字を使うことが多いです。
しかし、降り積もった雪がとける場合は、固まっていたものが緩むと考え、解の字を使うこともできるとしています。
雪どけもこの字になります。
新たな手引きでは、時代とともに変化した使い方も反映されています。
例えば花火があがる。
42年前の手引きでは、揚の字を使うとしていました。
しかし、最近は上の字も使われるようになっているとして、新たな手引きには、両方記されています。
花火が空高く移動していく様子を言う場合は、こちらの上がる。
花火が空中に浮かんでいる状態を言う場合は、こちらの揚がるを使うことが多いとしています。
今回の手引きについて、文化庁は、一つの参考として示すもので、違う使い方を否定するものではないと話しています。
この手引きは、文化庁のホームページで公開されています。
アメリカの韓国系市民団体が、ロサンゼルス近郊の都市に設置したいわゆる従軍慰安婦問題を象徴する銅像について、地元の日本人などで作るNPO法人が、市に撤去するよう求める訴えを、カリフォルニア州の連邦地方裁判所に起こしました。
この銅像は、いわゆる従軍慰安婦問題を巡って、日本政府に賠償などを求めて、カリフォルニア州で活動している韓国系市民団体が、去年、グレンデール市に設置しました。
銅像の撤去を市に求める訴えを起こした、地元の日本人や日系人で作るNPO法人は訴状で、市が銅像を設置したことは連邦政府だけが持つ外交の権限を侵害していて、アメリカの対日政策に悪影響を及ぼすおそれがあると訴えています。
経済産業省の審議会が、去年、原子力発電を基盤となる重要なベース電源とする新たなエネルギー基本計画の原案を取りまとめましたが、与党内から位置づけが強すぎるなどと異論が相次ぎました。
衆議院の経済産業委員会で、茂木経済産業大臣は。
政府案で、原子力発電を昼夜を問わず、一定の電力を継続的に稼働できるという意味の、ベースロード電源と位置づけることで検討していることを明らかにしました。
気象情報は岡村さんです。
こんばんは。
土曜日と日曜日、全国的に厳しい寒さが続きます。
きょうの山梨県内は、平年を下回る気温でした。
屋根にはまだ厚い雪が残っていて、落雪に注意が必要です。
そしてあすの朝、甲府で氷点下6度など、けさ以上に冷え込みそうなんです。
この厳しい寒さですが、いつごろまで続きそうですか?
来週初めごろにかけてとなりそうなんです。
寒気の予想を見ていきます。
あす朝9時の段階で、この時期としては強い寒気に広く覆われています。
この寒気、日曜日にかけて、すっぽりと覆っているんですね。
そして月曜日になりますと、次第に寒気が北上していきます。
来週は徐々に気温が上がりそうなんです。
そうしますと、雪が緩んできて、よりいっそう屋根から落ちやすくなるんですね。
来週にかけても、雪崩や屋根からの落雪に注意が必要です。
そして土日は、東日本、西日本中心に晴れそうです。
あすの天気、見ていきましょう。
宇宙からも見ています。
悲運のエースから、メダリストへ、金メダルへのテイクオフ!
葛西選手が銀メダルを決めたジャンプ。
その数分前。
宇宙から見たソチ周辺の夜景。
2014/02/21(金) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]

▽浅田選手涙のフリー ▽小野塚選手銅メダル 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】松村正代,【気象キャスター】岡村真美子

詳細情報
出演者
【キャスター】武田真一,【サブキャスター】松村正代,【気象キャスター】岡村真美子

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0+1/0モード(デュアルモノ)
日本語
英語
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:9904(0x26B0)