(灯里)1回寝てみよ。
(灯里)取りあえず寝てみよ。
(光生)ああ。
こっから幾らぐらいだっけ?2,000円とかかな?
(光生)甲州街道まで出よっか。
うん。
30のバツイチが朝帰りって何かだいぶ駄目だね。
(光生)灯里は違うでしょ。
バツイチと。
あれ入ってみようかな?あのう。
婚活の。
(光生)何か入会するやつの?うん。
光生君一緒に入る?
(光生)パーティーとかのでしょ?うん。
(光生)この世の地獄だよ。
私と話してればいいじゃん。
(光生)それお金払ってその会で話す理由何?デートはどちらに連れていっていただけるんですか?
(光生)ああ。
すいてるところですね。
動物好きでしたよね?動物園とか?
(光生)動物園は一人で行くとこなんで。
えっ。
一緒に行きましょうよ。
(光生)一緒に行っても構いませんけど中では別行動で。
ハハハ。
光生君それじゃ二度と結婚できないよ。
(光生)ハハハ。
できないね。
(光生)最近灯里の夢よく見て。
へえー。
(光生)だから何か今もそういう続きな感じで。
うん?
(光生)今度昼間会おうよ。
競馬見に行こうよ。
いいけど。
(光生)今日楽しかったね。
今日盛り上がったねってそういう感じの流れでさ。
うん?
(光生)そういう流れで。
弱ってるからとかそういうんじゃなくてそういう流れの中で…。
なれたらいいね。
(光生)あっ。
来た。
(諒)分かってはいたんです。
(諒)灯里は一度決めたことを変えることはないなって。
それあって僕も少し酔ってて。
星野さんテキーラ3杯飲んだあたりから相当酔ってらして。
すごい足踏まれて何回も踏むんですよ。
で「すいません星野さん。
ちょっと足痛いです」って言ったら何か今度反対側の足踏まれて。
で店出たとき星野さんの方から何か急に。
何かちょっと星野さん泣いてた気がして。
(諒)結夏さんって。
はい?結夏さんってのは濱崎さんが離婚された奥さんの星野結夏さんです。
それは知ってます。
あのう。
実は僕謝らないといけないこと…。
どうしたんですか?口内炎です。
何で笑ってるんですか?口内炎ない側で今食べてたんですけど。
口内炎の痛さ何だと思ってるんですか?いや。
僕なったことないんで。
えっ!口内炎なったことないんすか!?えっ。
じゃあもうものすごい幸せじゃないっすか。
痛い。
何かこっち側にもできつつあるな。
あのう。
実は僕謝らないといけないことが…。
どうしよっかな?これじゃ食べる道筋がないな。
(女性)おいしそうだね。
(女性)ねえ?
(女性)うん?
(女性)見てる。
ものすごく。
(女性)えっ?えっ?何?
(女性)知り合い?
(女性)ううん。
全然知らないけど。
(諒)あっ。
ああ。
こんにちは。
上原さん。
(諒)はい。
まだあの家にいるんですか?よくあの人と暮らせますね。
(諒)すごく楽しいですよ。
昨日もチーズフォンデュしたし。
えっ?フォンデュったんですか?
(諒)えっ?男2人で何をフォンデュったんですか?
(諒)ああ。
結夏さんともこないだフォンデュったじゃないですか。
3軒目の店で。
3軒目?はい。
2軒しか行ってませんよ。
うん?ああ。
そういえば私上原さんの足こう踏みましたよね。
こう。
(諒)はい。
ああ。
ごめんなさい。
私酔うと人の足踏む癖あって。
(諒)ああ。
癖って足踏むだけですか?耳たぶは引っ張ってないですよね?ああ。
それはないです。
ですよね?はい。
私基本全部覚えてますから。
あっ。
そうですか。
しっかりしてくださいよ。
私たちフォンデュってなんかいませんよ。
(諒)はい。
うわ。
これ無理だ。
(美容師)ありがとうございました。
こんにちは。
濱崎です。
(美容師)ハマザキさんどうぞ。
いや。
濱崎です。
今口内炎なので聞き取りづらいかも…。
(智世)いらっしゃいませ。
あっ…。
(智世)フフフ。
(継男)えっ?えっ?えっ?口内炎に優しいメニューあるかな?
(智世)これそういう寝癖?メニューどこかな?そういう寝癖ですか?
(諒)眼鏡掛けてないし。
いつもどおりですけど。
ここがね。
ここがちょっと部分的にね。
部分的にちょっといいふうにはねてるだけだけど。
えっ?何もおかしくないけど。
代官山では普通の。
まあ代官山では代官山では普通のね。
メニューないよ。
メニューないんだけど。
代官山のサロン行かれたんですか?ええ。
そうですけど。
えっ。
じゃあ今風にとかおしゃれな感じにしてくださいとか頼んだんですか?ちょっと寝ちゃってたから。
寝てる間に勝手に。
ううー!あーもう!うー!あなた今日もううち来ないでください。
メニューどうなってんの?あなた何でここにいるんですか?富士宮に帰ったんじゃないんですか?富士宮は父が怒ってるもので取りあえずしばらく。
えっ?ということはここに来るたびに別れた妻の顔を拝見しないといけないということでしょうか?来なければいいんじゃないでしょうか?ということは僕は自分の実家に帰れなくなるということでしょうか?うちの実家お貸ししましょうか?お宅の実家に住んだら僕3日で10kg痩せちゃいますし。
あっ。
実家批判ですか?黒いはんぺんとかね。
あなた今370万静岡県民敵に回しましたよ。
特に問題ありませんけど。
静岡通らなかったら名古屋も大阪も行けませんし。
飛行機ありますし。
何にやにやしてるんすか?
(諒)すいません。
何で彼に当たるんですか?髪形が変だからって。
何でこの人かばうんですか?僕は髪形は寝てる間に…。
最近いい関係ですもんねここ。
(諒)えっ?あっ。
上原ガールズの一員になられたんですか?なってません。
上原ガールズ解散したんですよ。
ガールズとかないし。
今でも紺野灯里さんのこと好きらしいですよ。
(諒)灯里って今僕のことどう思ってるんですかね?死ねばいいと思ってると思いますよ。
ちょっと。
(諒)まあでもまだ灯里に新しい相手ができたわけじゃないし。
できてるかもしれませんよ。
できてたらどうします?インド行こうかな。
帰るんですか?髪形が恥ずかしくなったんですか?僕は別にいせ…。
異性意識してイメチェンしたんじゃない。
あっ。
異性意識してイメチェンしたんだ。
どこまでもおかしいよね。
あの人。
(メールの着信音)ああ。
あっすごい!おおっ。
あっあっ。
すごいすごいすごい…。
わあー。
でしょ?すごいでしょ?食べないの?道筋が。
あっ。
口内炎?道筋がこれぐらいの幅しかなくてこのフルトの太さでは。
(多田)濱崎さん?あれ?今日って。
ああどうも。
プライベートで。
(多田)ハハハ。
そう。
お忍び?えー。
嘘でしょう?濱崎さんの奥さんってこんな美人さんなんだ。
ああもう。
濱崎さんにはもうもったいないよもう。
この。
このこのこの…。
痛い痛い痛い…。
(多田)ハハハ。
いや。
でも見えないな。
旦那の前で平気でお尻ぼりぼりかいたりするんでしょ?あっ。
いや…。
(多田)お尻で冷蔵庫のドア閉めるって。
あっ。
はい。
時々。
(多田)カワイイ。
ちょっといつもみたいに。
ちょっといつもみたいに。
いやいや。
(多田)じゃあ俺冷蔵庫やるわ。
紺野さん行きましょう。
(多田)ここがきてここがきて。
いつもみたいに…。
よっと。
(継男)お尻で閉めないの。
できたよ。
(淳之介)うまそう。
はい。
(淳之介)元旦那さんよくここ来てるんですか?来るよ。
30にもなって高校生デビューみたいな髪形してね。
いただきます。
ああ。
肝臓に染みる。
(淳之介)結構飲んでるんですか?飲まないと寝れない癖ついちゃってさ。
大丈夫ですか?結夏さんほら。
すぐ記憶なくすし。
はあ?私記憶は…。
あっ。
(淳之介)前にうちでなくしてるでしょ。
すっぽりなくしたね。
でも何もなかったじゃない。
あんときは僕が遠慮したっていうか逃げたんで事なきを。
はっ?結夏さんってほら。
キス魔でしょ?昔はね。
昔は。
でも結婚を機に…。
離婚を機に戻ってるじゃないですか。
・
(諒)こんにちは。
(智世)いらっしゃいませ。
あっ。
諒君。
(継男)あっ。
いらっしゃい。
(智世)うん?何それ?
(諒)インド。
(智世)インド?えっ?
(諒)意外と安くないですか?
(淳之介)うん?ああ…。
あっ。
はい。
しました。
私から?はい。
ごめんなさい。
あっ。
いやいや全然。
そういう嫌な感じじゃなかったし。
何でそんなことしちゃったのかな?たまたまそこに僕がいたから。
うん。
誰でもいいからって思ったのかな?
(諒)えっ?私気持ち悪い。
あー。
当たらなかったな結局。
ハハハ。
実は1回も当たったことないんだよね。
あっそうなの?そうそう。
あっ。
鍋でいいよね?うん。
あっ。
じゃあ口内炎に優しいやつ。
うん。
私もおなかの調子よくないし。
うん。
あっ。
じゃあワインあるからじゃあ持ってくよ。
うん分かった。
じゃあ後で。
(諒)何でこんな時間に歯磨いてるんですか?痛っ。
あー痛っ。
痛い痛い。
濱崎さん。
お話があるんですけど。
(グラスの当たる音)いや。
今飲むんじゃないんで。
濱崎さん。
(諒)濱崎さん。
隠してたわけじゃないんです!はい?まあでもお互い独身だし。
だからいいってわけじゃないし。
はい。
見てたんですか?馬ですか?馬?馬は関係ないです。
そのちょっと前からです。
僕なりの覚悟はしてるっていうか。
中途半端な思いでこういう方向性になったのではないので。
だいぶ怒ってるってことですか?弾みとかじゃないし。
弾みですよ。
弾みじゃないです。
えっ?そうなんですか?ということは結夏さん前々から僕のこと…。
結夏?あっ。
でも違うんです僕は。
僕?僕何?僕。
あのう。
結夏さんとキスしたくてしたわけじゃないんです。
上原さん?許していただけませんか?上原さん黙って。
はい。
5分黙って。
はい。
お互いの考えまとめましょう。
こう。
はい。
まあ。
したと。
あっ。
あっはい。
酔っててあんまし。
あんましじゃないです。
まるで覚えてないんです。
あんましっていうのは言い間違えです。
別れた人なので。
別れた人なのでといってすぐ手を出していいってもんでもないし。
手を出したわけじゃないですけど。
そういうときありますよ。
弱ってたりしたら。
弱ってるからってしていいことと悪いことあります。
ごめんなさい。
どうぞ。
あっ。
あっいえ。
ど…どうぞ。
(従業員)いらっしゃいませ。
お鍋ですか?あっ。
はい。
(従業員)ポイントカードはご利用でしょうか?あっ。
はい。
お願いします。
隣空いた。
星野さん。
私するめなんで。
ちょっとお話ししませんか?私…。
上原さん。
嫉妬深くない方ですよね?
(諒)嫉妬深いってどんな?例えば。
例えばですけど。
紺野さんに新しい恋人ができたとするじゃないですか。
えっ。
できたんですか?いや。
例え話ですよ。
例えになってないですよね?ストレートにそうですよね?じゃあこうしましょう。
例えばここにジャガイモとバターがあるとします。
あっ。
灯里は誰かと付き合ってるんですか?えっ。
今じゃがバターの話をしてるんです。
誰かと付き合ってるんですよね?いや。
付き合ってるっていうか。
じゃがバターのバターが溶けかかってるというか。
誰と溶けかかってるんですか?濱崎さんですか?うらやましいな。
紺野さんすてきですよね。
いっつも奇麗にしてしっかりしてるし。
私が男だったら絶対紺野さんみたいな人と結婚します。
フフッ。
そういう余裕なとことか。
全然。
余裕でしょ?全然。
お茶飲みませんか?話って何ですか?あっ。
いえ。
何か話したいっていうかちょっと聞いておきたいことがあったから。
うん。
お茶。
何?えっ。
どうしたんですか?ああ。
どうしたって。
何か。
あっ。
じゃあまた今度でも。
「何も聞かないで帰るのもあるかな?」って思うんだけど。
話します?えっ?それ何?こっちに委ねるの?委ねたわけじゃないよ。
いいよ話して。
若い子じゃないしケンカとかにならないでしょ。
うん。
「うん」って?うん。
いや。
じゃあもう別にいちいちいいかな?分かってるなら。
紺野さんだって分かってると思ってたけど。
うん?私がまだ。
その上でってことだよね?ハハハ。
そうだっけ?
(諒)何で急に出掛けるんですか?だって上原さんさっき人殺しの目してたしちょっとびっくりして。
(諒)灯里と寝たんですか?わあー!あっ。
びっくりした。
今1回収まったと思ったらまたびっくりした。
(諒)寝たんですか?えっ?ちょっと。
あのう。
そんなわけないじゃないですか。
(諒)じゃあ何したんですか?上原さん以下ですよ。
(諒)以下って?以下ですよ。
キス的なこととかしてないですよ。
じゃあ何的なことしたんですか?何的も何もしてないですよ。
何もしてないけどそういう思いはあるってことですか?まあ。
それって。
それって以下じゃなくて以上ってことでしょ?えっ?思いがあるのに何もしてないのは何かする以上でしょ?別れたんですよね?別れたよ。
別れました。
うん…。
じゃあ責められるのはちょっと違うかな。
もしそういうのがあったとしても。
責めてない責めてない。
責めてないし。
責めたっていうのは言い方違ったけど。
分かってる。
あっ。
でもちょっとこのまま2人で話すのよくない感じかな?私が声掛けちゃったから。
いいんだけど。
お邪魔しました。
いえ。
失礼します。
ハァー。
4人で話しませんか?
(諒)えっと。
あっ。
じゃあ座ってください。
よし。
あっ。
座ろうよ。
あっ。
座らないんですか?座りましょうよ。
えっ。
立ってるんですか?そりゃ4人いたら1人ぐらい立ってるのが好きな人もいますよ。
人には多種多様なリラックスの形態がありますから。
隣座ればいいのに。
えっ?あっ。
お茶。
あっ。
はい。
河合さんの話なんですけど。
えっ?あのう。
河合さんネットの何かで有名人らしいんですけど二十歳の女子大生ってことにしてるらしくて。
でもそしたらこの間そのネットで一番仲のいい友達が電車寝過ごして車庫に閉じ込められたらしくて。
で河合さんに助け求めたんですけど河合さん困っちゃって。
上原さん。
はい。
何で誰一人として知らない人の話を今始めたの?あっ。
河合さんは准教授で。
河合さんの説明をしてって言ったんじゃないでしょ?帰ろうかな。
えっ。
もうちょっといましょうよ。
何で?えっ。
何でって。
あなたが誘ったんでしょ?はあ。
「はあ」って。
何にも考えてないんだから。
ごめんなさい。
何なんですか?あっ。
みんな話したがってるのかなって思ったんで。
皆さんないですか?じゃあ僕から話したいことあるんですけど。
あのう。
(メールの着信音)あっ。
すいません。
LINEです。
学校の連絡で。
あっ。
今ちょっといいですか?えっ?えっ?LINEって?何か急ぎみたいで。
お茶を紙コップにするか湯飲みにするかでもめてて。
LINEって?あっ。
何かメールみたいなやつ。
すいません。
何でしたっけ?あなたの話の途中です。
ああ。
そうですよね。
すいません。
はい。
えっと。
(メールの着信音)あっ。
ちょっと。
後で。
(メールの着信音)
(諒)ああ。
すいません。
あっ。
グループトークなんで続けて来ちゃって。
(メールの着信音)うるさいから向こう。
向こう…。
やって。
はい。
(メールの着信音)鍋。
あっ。
邪魔しちゃってるよね。
私とあの人。
全然そういうのは。
うん。
えっ?いや。
「いや」って。
だって今だいぶ微妙な空気だよね。
かなり。
しかもあの人のLINE待ちっていう。
意味分かんないよね。
お茶は紙コップがどうとか。
湯飲みがどうとか。
こっちのことどうでもいいのかな?勝手に盛り上がっとけみたいな?モヤシなんかほっとけば伸びるよみたいな。
(結夏・光生)ハハハ。
何楽しそうに話してるんですか?いや。
上原さんあなたの。
(メールの着信音)
(諒)あっあっ。
すいません。
何?あのいらっとする音。
切ればいいのに。
こっちのことどうでもいいのかな?カイワレダイコンなんかほっとけば伸びるよみたいな。
伸びちゃった。
あれ?何か盛り上がってますね。
お茶。
えっ。
何なんですか?あっ。
もう終わりました。
えっ。
何の連絡を取ってたの?送別会あって。
河合さんの。
河合さん辞めるんだ?女装して車庫入って捕まっちゃったんで。
えっ?すごい話だったんすね。
わりとセンセーショナルで。
まっ言っても内々の送別会なんですけどね。
そりゃ内々でしょうね。
捕まったんだから。
うちの炊飯器河合さんがくれたやつよね?そう。
それまずいんじゃない?返した方がいいんじゃないの?えっ?女装して捕まった人が炊いた炊飯器でしょ?女装して捕まった人が買ってくれた炊飯器ね。
まあ別にどっちにしても問題ないと思うけど。
問題ないですよね?うん。
どの炊飯器?あっ。
見ます?今見なくていいでしょ?見る。
いや。
女装して…。
何話したの?うん?あっ。
静岡茶あんじゃん。
あれ?あれあれ。
何紺野さんのお尻見てるんですか?えっ。
見てませんけど?いや。
だってこう。
お尻なんか見てません。
僕が「あっ。
あのお尻いいなカワイイな」と思うのはドナルドダックだけです。
いや。
だって…。
私別にお尻見られても平気なんで。
はい。
じゃあお茶飲みましょう。
私はいらない。
僕もいいです。
えっ?いいじゃない。
2人で飲もう。
ああ。
上原さん。
何なんですか?うん?時間ないんですけど。
2人で鍋食べるんだから。
はい?あれ?今嫌な言い方に聞こえました?いいえ。
それはすいません。
えっ?何?すいませんって言ったんです。
いや。
別に謝るとか。
いや。
今嫌な言い方したの分かってるよ。
何だよ。
分かってるの。
分かってます!飲んでんの?記憶なくすとか。
あっ。
ねえもういいじゃない。
やめよう。
何?何ですか?えっ?何?・
(鼻歌)ハァー。
解散しましょうか?はい。
すいません。
ごめんなさい。
いや。
謝らなくていいよ。
ううん。
いや。
こっちは何も。
結夏さん?違う。
何でもない。
何でもないよ。
結夏さんごめん。
私もさっきからちょっと変だったけど別にそういうことじゃないから。
そういうことじゃないって?鍋食べようとしてたのに?競馬見に行ったのに?そういうことじゃないことないよね。
私今完全邪魔しちゃってるもんね。
2人で食べようとしてたの邪魔してるもんね。
そういうことだよね?気ぃ使うことないよ。
あのさ空気読み過ぎだよ。
邪魔なときは邪魔って言った方がいいんだよ。
すいません。
僕が誘ったもんで。
誘ったって嫌だったら来ないよ。
気になるから来てんだよ。
2人のことが気になってるから来てるんだよ。
結夏?いい意味でだよ。
いい意味で言ってるの。
1回出ようか?ばあちゃんの店まで一緒に行こ。
フフッ。
何で?いいよ。
一人で帰る。
いいから行こ。
一人で帰れるって。
僕行きましょうか?えっ?何で?結夏。
ほら。
何で?普通だよ。
分かってる。
2人合ってると思うもん。
フフフ。
前々からね思ってたんだよね。
まあだってほら。
2人はさもともとちょっとしたね擦れ違いっていうかそういうので別れただけで。
もともとはね合ってたわけだし。
結婚ってやっぱり相性大事だし。
でしょ。
濱崎さんきっちりしてるし紺野さんしっかりしてるし。
いいと思うの。
紺野さん待ち合わせに遅れないだろうしお尻とかかかないだろうし。
私なんかお尻かくどころじゃないですよ。
ついおならで返事しちゃったことありますからね。
あっ。
今ちょっとやってみましょうか?呼んでもらえます?ホントいいと思う。
2人ホントいいと思う。
帰ろう。
立って。
一人で帰れるって。
いいから帰ろう。
結夏さん。
濱崎さんと一緒に。
結夏。
ほら。
何で?じゃあ何で離婚したの?今ごろそんなこと言いだすんならどうして別れたりしたんですか?あなたが離婚届出したりしなかったらこんなことにならなかったのに。
いまさら何言ってるんですか?違う。
違うんだよ。
原因は僕で。
何が?何をしたの?浮気したの?婚姻届出してなかったの?地震。
地震がさあったときに俺彼女より盆栽のこと心配するようなメール書いたり。
それ彼の性格でしょ。
うまく言葉にできない旦那さんなんて世の中にたくさんいるよ。
そういう人なんだよ。
照れあるし分かっててもできないんだよ。
それぐらい奥さんだったら分かってあげてもいいんじゃないのかな?それだけじゃないんだよ。
ご飯作ってもおいしいって言わなかったり。
あなたは濱崎さんが仕事から疲れて帰ってきたときにお疲れさまって言ってたの?ずるくない?不器用で人付き合いが苦手でそれでも外で頑張ってる人だよ。
お酒も飲まずに帰ってきて掃除して洗濯して自分のお弁当まで作ってる人だよ。
何で責められるんだろ?自分ばっかり正しくて自分の悪いところは棚に上げてさ。
思いやりがないのはあなたも同じじゃないのかな?いいや。
…なんていう理屈言っても女は聞いてないけどね。
余計火に油注いで逆ギレされるだけでしょ。
実際私もそうだし。
ああ。
いや。
とにかく。
(メールの着信音)何で今やるんですか?あっ。
(メールの着信音)何で?何でやるの?すいません。
あなたおかしいでしょ?いや。
おかしいのは。
おかしいっていえば僕もおかしいですよ。
でもね言ってもね僕だってこんな…。
こんなつもりじゃなかったんで。
こんなこと望んでたわけじゃないんで。
むしろ。
むしろねキャンプとか行きたかったですよ。
4人で。
みんなで。
いや。
行ったことないですよ。
キャンプ。
いや。
行きたいと思ったこともないですしね。
でもねそういう話になったかもしんないじゃないですか。
うちとそっちで。
今度キャンプ行きましょうって。
レンタカーとか借りて。
何かわざわざ山の方とか遠いとこ行って。
何かテントなんか立てちゃって。
揚げ句の果てにバーベキューとかね。
何で外で。
何で虫とかいんのに外で食べんのか全然分かんないっすけどね。
何か折り畳みの椅子とか座って。
「上原さんちのお子さん何小学校ですか?」とか。
ああ。
子供いるんですね。
その場合。
ということはうちもいるんでしょうね。
子供とかその辺わーわー走り回ってて。
うるさいだろうな。
うるさいでしょうね。
そういう。
そういうね。
お宅の家族もうまくいってて。
そしたらまあ多少はさみしかったかもしんないけどでも紺野さんよかったなって思ったと思いますよ。
うちの家族も続いてるんですよ。
この間まで続いてくもんだと思ってましたからね。
離婚なんて僕が言わなければ一生ないもんだと思い込んでましたからね。
でもまあ当たり前ですけど離婚のボタンは一人に1個ずつ持たされてますからね。
結果こんなことになって。
キャンプねもう帰り道なんか大渋滞ですよ。
小仏トンネル50kmの大渋滞ですよ。
子供はおしっこ行きたい言う。
妻は機嫌悪い。
僕は目の前の大渋滞見ながら思うんでしょうね。
ああー。
鳥になりたいなって。
そういうね。
そういうキャンプですよ。
もしかしたら…。
そうなってたかもしんないじゃないですか。
そしたら。
そしたら意外とね…。
楽しかったか。
キャンプ行けなくてごめんなさい。
みんなで鍋食べませんか?何言ってるの?食べましょうよ。
今そういうんじゃないんで。
離婚は最悪な結果じゃないと思います。
ハァー。
最悪でしょ。
最悪なのは離婚じゃなくて仮面夫婦ですよね。
相手に愛情もないのに期待もしてないのに一緒にいるのが一番。
一番不幸ですよね。
そうならなかったしそう思えば離婚だって悪くないじゃないですか。
離婚万歳ですよ。
離婚最高ですよ。
灯里さん。
ありがとう。
今度は最高の結婚をしてください。
はい。
ハクサイ食べると生き返る気がするね。
痛っ。
あっ。
上原さん。
ポン酢足りてます?あっ。
すいません。
あっ。
そのタラ入れたばっかり。
ユズ切ったやつってどこだっけ?あれユズじゃないです。
カボスです。
あっありがと。
上原さん。
河合さんからですよ。
んっ!
(メールの着信音)別れた妻は明るくてだいたいはしゃいでてがさつっていうかまあおおらかな性格で。
まっ安心できるっていうか。
でも紺野さんって人はどこかさみしそうで不安定な面があってこの人いつか何かあるんじゃないか何かあるんじゃないかってこっちも不安で。
だから。
だけどそしたら紺野さんじゃなくて妻のあんなところ見たの初めてでした。
うん?
(亜以子)結夏さんがね写真撮ってきてくださいって。
撮れる?
(亜以子)えー。
動いちゃうのよね。
貸して。
(シャッター音)結夏どうしてる?
(亜以子)友達のおうちに戻ったわ。
これからどうするって?
(亜以子)光生に関係ある?マチルダ。
ほれ。
(亜以子)修一から電話あったの。
お父さん?
(亜以子)相変わらず勝手よ。
こっちへ来ないかって言うの。
河口湖で一緒に暮らそうって。
勝手だね。
(亜以子)お店もね智世たちに任せてるし終のすみかにはいい所かもね。
誘っておいてごめんなさい。
始まっちゃったよね?予告あったろうし5分程度だから。
嫌でしょ?大丈夫。
見よう。
ごめんね。
ホント大丈夫。
でも灯里が遅れるなんて珍しいね。
うん。
場所分かんなかった?
(映画の音声)
(映画の音声)2014/02/05(水) 14:58〜15:53
関西テレビ1
最高の離婚 #09[再][字]【イマドキ男女の結婚と離婚のラヴ&ホーム・コメディドラマ】
「離婚は最悪の結果じゃないと思います。何も愛情がないのに期待もしていないのに一緒にいるのが一番不幸ですよね。今度は最高の結婚をしてください」by上原諒
詳細情報
番組内容
光生(瑛太)は、灯里(真木よう子)から「寂しくてたまらないのでとりあえず1回寝てみよう」と誘われるが、そんな灯里に「今度は昼間に会って競馬場に行こう」と返す。一方、結夏(尾野真千子)は、諒(綾野剛)と飲みに行き、彼にキスをする。実は結夏はひどく酔っていて、キスしたことなどまったく覚えていなかった。
ある日、光生は灯里とのデートに備えて代官山のヘアサロンで髪をカットし、洋服を買った。その帰り、
番組内容2
祖母・亜以子(八千草薫)の店「金魚カフェ」に立ち寄った光生は、結夏と諒に出会う。結夏たちから髪型のことをからかわれた光生は「異性を意識してイメージチェンジしたのではない」とうっかり言ってしまう。
別の日、光生は灯里を誘って競馬場に出かけた。同じころ、結夏は「金魚カフェ」で淳之介(窪田正孝)と会う。そこで淳之介は、結夏がキス魔だと指摘する。するとそこに、諒がやってきた。結夏は、諒からキスのことを
番組内容3
聞き、自己嫌悪に陥ってしまう。競馬場を後にした光生と灯里は、灯里の家で夕飯をともにする約束をして別れる。スーパーマーケットまでビールとつまみを買いに行った結夏は、夕飯の買い物をしている灯里と出会い、諒とキスしてしまったことを打ち明けた。しかし灯里は「別れた相手だから」と返す。その後、灯里と一緒にレジに並んだ結夏は、彼女がポイントカードを探している際に、馬券を持っていることに気づき…。
出演者
瑛太
尾野真千子(Wヒロイン)
真木よう子(Wヒロイン)
綾野剛
市川実和子
松尾諭
芹那
窪田正孝
・
八千草薫
原作・脚本
【脚本】
坂元裕二
監督・演出
【プロデュース】
清水一幸
浅野澄美(FCC)
若松央樹
【演出】
宮本理江子
並木道子
加藤裕将
宮脇亮
音楽
瀬川英史
【主題歌】
桑田佳祐「Yin Yang(イヤン)」(タイシタレーベル/ビクター)
制作
フジテレビドラマ制作センター
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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