徹子の部屋 2014.02.05

黒柳徹子:もう、大人気でいらっしゃいます。
中高年のアイドル、毒舌漫談という事で、綾小路きみまろさん。
5回目のご出演なんですけど。
今日は、番組が39年目に突入したという事で、特別ライブを、こちらで見せてくださるという事で…。
黒:どうぞ、お願いいたします。
綾小路きみまろ:どうぞ、よろしくお願いいたします。
黒:特別でございます。
黒:それでは、綾小路きみまろさんの特別ライブ、こちらでお願いいたしましたので、皆様、どうぞ、お楽しみくださいませ。
どうぞ、お願いいたします。
綾:ようこそ、お運びをくださいました。
『徹子の部屋』、番組が始まりまして39年目だそうです。
心からお喜びを申し上げます。
黒:ありがとうございます。
綾:今から39年前、あなたはおいくつだったでしょうか。
私は25歳でございました。
あの頃は、いい男でした。
まあ、私が言うのもおかしいですが。
今は、もうね、道に迷ったレッサーパンダみたいになっちゃいまして…。
大変、失礼するところでございます。
いやあ、しかしね、あれから40年ぐらい経ちますとね、夫婦の形も変わりますよね。
皆さん、40年前…。
そう、今のご主人と出会った頃。
今日は、あの日に帰りましょうよ。
帰れるんですよ、上半身だけ。
ねえ、見つめ合ってましたからね。
今、もう、にらみ合ってますから。
これぐらい差があるわけです。
こんな事は言いませんでした?そちらの、いいところの奥様。
ねえ。
私の瞳を見て。
あなたしか映ってないわ。
あれから40年。
なんで、じろじろ見るの?疑ってんの?これぐらい変わるわけですね。
こんな事は言いませんでした?3歩下がって歩いてついていきます。
あれから40年。
早く歩きなさいよ。
もたもた、もたもたして。
あの時の気持ちはどこにいったのでしょうか。
こんな事は言いませんでした?あなたと添い遂げます。
あれから40年。
お父さん、墓だけは別にしてね。
こんな事は言いませんでした?なんでも、お料理作ってあげる。
約束!あれから40年。
お父さん、食べるの?食べたくない日はないの?何が食べたいの?言ってごらん。
作るから。
えー、目玉焼き?面倒くさい!こんな事は言いませんでした?言ったんじゃないですか?言わなかった?聞こえないの?ねえ。
あの日があるから今日があるわけでありましてね。
あれから40年経って、子どもたちも大きくなって、孫が出来てね、ほどほどの家に2人取り残されて、最近は、もうね、会話もなくなりましたね。
もう、主人が見てない時に主人を見ます。
あー、今日も生きてる。
ご主人もね、あなたの顔を、目を合わせない程度にちらちら、ちらちら見てるんですよ。
あー、随分老けたな…。
あいつがあんなに老けるんだから、俺が老けないわけはない。
自問自答しながら、自分の人生に重ねて、ご主人は生きていらっしゃるんでございますね。
もう会話なんかございませんね。
もう奥様からの質問だけです。
お父さん、聞きたい事あんだけど。
私、今日、朝、薬飲んだかしら?飲んだか飲まないのか覚えてないのか?覚えてないから聞いてんでしょ!私の一部始終、知ってんの、あんただけじゃない。
飲んだか飲まないか、どっちかなんだから、教えて!ごみ箱を見てみろよ。
ねえ、もう会話がですね、一方的ですね。
お父さん、聞きたい事あんだけど。
デジカメ、デジカメって言ってるけど、デジカメって、どんなカメ?デジカメ?デジカメは、お前…、外来種だろ。
アベノミクスって何?アベノミクス。
アベノミクスは、お前…、ビタミン剤だよ。
終活って何?終活?終活は、腐ったカツだ。
AKBって知ってる?AKBは、お前…、新しい放送局だよ。
この程度の会話がね、進んでいくわけでございまして。
でも、ご主人はね、見てないようで、あなたを見てるんですよ。
ずっと見つめてるんです。
だって、ご主人があなたを選んだんですから。
そうですよ。
あなたは選ばれたんだ、その顔で。
あなたを選んだ男がいるんだ、世の中に。
不思議ですね。
たまには化粧しろよ。
なんか、最近ボーッとしてるけど。
何言ってんの?お父さん。
今、化粧したばっかりよ。
最近、厚化粧だぞ、お前。
すごい厚化粧だぞ。
わかってんのか?わかってる、厚化粧ぐらい。
なんで、わかってんのに厚化粧するんだよ。
厚化粧してないのとね、厚化粧して、しないとね…。
最近、60過ぎてからね、ろれつ…、滑舌が回らなくなりました。
もう1回やり直します。
お父さんね、厚化粧してないとね、厚化粧って…、してるの、知ってんの?厚化粧をね、なんでしてるか知ってる?厚化粧してるとね…。
綾:わかんなくなった。
厚化粧をね、なんでしてるか知ってる?厚化粧をね、してると、おじさんと間違えられるの。
早くしろよ、お前。
間に合わないじゃないか。
遅れるじゃないか。
高速、混んでるんだよ。
何やってんだよ。
お化粧してるんでしょ。
なんで、出かける前に化粧なんかするんだよ。
キレイになるためでしょ。
なんで…、キレイになるため?なんでキレイにならないんだ?ねえ、こうやってね、お父さんも、もうちょっといたわってくれればいいのにね。
そうですよ。
あとは食べ物の質問しかなくなりましたね。
ほか、会話ないんだもん。
何が食べたい?お父さん。
何があるんだ?何もないから聞いてんの!次の日も…、何が食べたい?お前が食べたいものでいいよ。
お父さんね、私、今、食べたくないの。
次の日も…、何が食べたい?お父さん、何が食べたいの?残り物でいいよ。
残り物?残り物っていうのはね、前の晩に作らないとないの。
何、言ってんの!何が食べたい?何が食べたい?聞くだけ聞いて、いつものおかず。
可哀想に…。
ねえ。
昔はレシピをね、自分で作ってね、ご主人様に、特別なお料理を作ってあげたんですよ。
それぐらいね、主人を溺愛していたんでございます。
今、出来合いのおかず。
お父さん、私、あなたに言いたい事、いくらでもある。
言いたい事、いっぱいあるの。
何、お父さん。
朝、ボーッとして起きてきて、新聞取れって威張ってるじゃない。
新聞パッと渡すと、ソファにデーンって座ってね、あなたの顔なんか見えないじゃない。
新聞の上からハゲ頭がちょろちょろ見えて、まるで初詣じゃない。
朝から晩まで、ソファに座ってテレビばっかり見て。
そして、あとは寝転がってるじゃない。
私に、一緒になる時、なんて言った?覚えてる?プロポーズの言葉。
「俺と一緒になってくれなかったらな、俺はビルから飛び降りる」って言ったんだよ、あんたは。
そのあんたが、ずっとソファに寝てるじゃない。
いつ飛び降りんの?お父さん、聞いてんの?夜は夜で、ソファに寝っぱなしじゃない。
風邪ひくと思って、私が毛布をそーっとかけてやったらね、「俺は起きてんだ」なんて。
テレビもつけっぱなしでね、全部、ずっと見てるじゃないの。
よだれ垂らして。
私がね、手からね、リモコンをバッと取って、パチッと消したら、「俺は見てたんだ」だって。
何よ、お父さん!これから、そんな事したらね、私は、あなたの鼻の穴に白い綿入れる。
リハーサル。
もう頭きちゃう。
あなたに言いたい事、いくらでもあるの、私。
何言ってんだ、黙って聞いていれば。
俺だってお前に言いたい事あるよ。
言ってごらん。
今日は聞いてあげるから。
いいか?この間な、夜中にな、お前は電気毛布を俺に出してくれたよ。
あー、これはありがたいと思った。
なんと気の利く女房だろうと思ったよ。
夜中、あまりの熱さに、お父さん、跳び上がっちゃったよ。
なんで、こんなに熱いんだろう。
ダイヤルのセットを見たら、ダニ退治にしてあるじゃないか。
俺はダニか!あなたは、マダニ。
この間も隣の部屋でね、「愛してる」「あなたがいなかったらね、困る。
ずっと長生きしてね」って、誰に言ってるのかと思ったらな、えー、犬じゃないか。
その犬のほっぺたを両方から押さえて、自分に引き寄せて、チュッチュ、チュッチュしてるじゃないか。
俺に、そんな事をした事あるか?ええ?お父さん、あの犬は血統書付きよ。
お父さん、何が付いてんの?冗談じゃないわよ、本当に。
聞いてんの?私の事、愛してるの?愛してるから一緒にいるんだよ。
じゃあ、私は、あなたのなんなの?元新妻だ。
新妻だったんですよ、奥様。
ねえ。
ほら、主人が会社から帰ってくる新婚2日目。
あー、主人が帰ってくる。
どうしよう。
とりあえず、紅引いとこって、紅引いたんだ、その顔に。
ねえ。
今、シャッター引いて待ってる。
あー、主人が帰ってくる。
どうしよう。
とりあえず、頬紅塗っとこって、頬紅塗ったんだもん。
今、その顔に頬紅塗ってごらんなさい。
その、ほうれい線の横に。
ねえ。
季節外れのね、つるし柿だ。
お父さん、聞いてんの?たまには、どっか連れていって。
どこに行きたいんだよ。
あなたと日帰りでね、行ってみたいところがあるの。
2人っきりで。
どこだ?天国!えー、いろいろ申し上げたい事はたくさんございますが、私の持ち時間が先ほど通過いたしました。
残業に入っております。
今日は黒柳徹子さんが前にいらっしゃいまして、大変緊張いたしまして、途中から、わからなくなってまいりました。
こんな事はないんでございますけども。
さすが、やっぱりね、プレッシャーっていうのはあるもんですね。
私にお付き合いを頂きまして、本当にありがとうございました。
10分間しゃべらせて頂きました。
どうも失礼いたしました。
黒:素敵でした。
ありがとうございました。
黒:改めまして、綾小路きみまろさん、ありがとうございました。
綾:どうも、ご指名頂いて、ありがとうございます。
黒:でも、10分間やって頂くの…。
いつも1時間…。
綾:10分ぐらいやります。
黒:そうです。
やってらっしゃいますよね。
ものすごく大きいところでやってらっしゃいますよね。
綾:2000人とか、1500人とか、1000人とか…。
黒:じゃあ、そういうところで、ドーッと笑って、みんなの笑いが静まったところで次のをおっしゃるみたいな…。
綾:そういうタイミングでやってますので。
黒:ああいう少ない人数だと、やりにくい?綾:そうですね。
なかなか、そういう機会がありませんで…。
ちょっと、今日は戸惑いました。
黒:でも、本当、笑わせて頂きました。
面白かったです。
でも、ああいう、あれですね。
夫婦…、奥様はそんな事ないと思うんですけど。
「ねえ、今日、何食べたいの?」って、散々聞いて、「なんにもないんだけど」みたいなね、ああいうのっていうのは、どこかで見てらっしゃるの?そういうの。
綾:いや、私も想像でやってますので。
それぐらい、なんか、奥様方も普段は忙しくて、構っていられない、自分の事で精一杯みたいなところもね、多々あるんじゃないかと思うんです。
そういう人もいらっしゃるんじゃないかなと思って。
黒:でも、ああいう風におっしゃってるとね、周りでね、「うん…」ってね、皆さんのうなずきがね、「うん…」って、すごい聞こえてましたよ。
綾:だから、毎日の事なので、奥様方もね…。
やっぱり、料理を毎日作るっていうのはね、大変なのかなとは思いますよね。
黒:そうですよね。
今日のモーニングは新調でいらっしゃるんですって。
地紋があって、すごくキレイなんですけど、裏が、なんかね…。
綾:裏にもね、割と、お金をかけるようにしてるんですけどね。
黒:お金がかかって…。
本当だ。
裏、皆さん…。
キレイな紫色の裏で。
綾:紫色のね。
これを、いつも、いろいろ変えて。
黒:キレイですよ。
立ってらっしゃった時ね、見えましたから。
すごいキレイだなと思って。
綾:どうしても、高いところでしゃべるもんですから、お客様は下から見てますので、この辺、チラチラ見えるので…。
割と、奥様方は、こういうところに目を向けてくださるので。
はい。
とても気を使うところです。
黒:そうですよね。
もう、あれですよね。
ブレークなすったのは…、でも、遅くブレークという事で。
綾:52歳でした。
今63歳なので、ちょうど11年…、12年目に入ります。
黒:すごい。
でも、なんか、10日に一遍か、もっと…、3日に一遍か、やってらっしゃるんでしょ?綾:3日に一遍ぐらいですね。
黒:3日に一遍!綾:全国…、だから、年間約100本前後ですね。
黒:すごい。
3日に一遍、これをやってらっしゃる。
でも、みんな、ほら、バスでいらっしゃる皆さんのところでなんか…。
よくテレビ拝見してると。
綾:私もオプショナルツアーに入ってて、きみまろとブドウ狩り、きみまろとモモ狩り、きみまろと紅葉狩り、きみまろとどこどこのお寺、精進料理とか、そういうツアーの中に入ってる。
黒:モモ狩りっていうと、一緒にモモ狩りなさるんですか?綾:私は行かないんですけど。
私が終わったあと、みんなは、サーッとモモ狩り行くわけです。
モモ狩りから帰ってきたあと、私を見るとか…。
順番がちょっと、いろいろありまして。
まあ、バスがその会場に20台とか40台とか…。
黒:そうですよね。
でも、いらしたお客さんはバラバラなのに…。
1つのバスは一緒かもしれないけど、バラバラの方面からいらしてるのに、ワーッとお笑いになる時は、本当に声そろえてお笑いになりますよね。
綾:バスで皆さんがいらっしゃるっていうのは共通してますので。
そうやって笑いを求めてね、いらっしゃって…。
楽屋待ちも、それから、出待ちも何もないんですね、私は。
もう終わったら、パーッと皆さん、5分ぐらいでいなくなるという、そういう現象が続いてまして…。
ちょっと寂しいところありますよね。
出待ちも誰もいないですね。
黒:出待ちっていうのは楽屋から出てらっしゃった時に…。
綾:出てきた時、サインくださいとか、握手してくださいとか、花束とか、写真とか…。
黒:でも、握手とかね、そういう人はいない?綾:全くいらっしゃらないですね。
黒:皆さん、バスで行かなきゃいけないから。
綾:バスでいらして、バスで帰るみたいな方が多いもんですから、ええ。
その辺ちょっと寂しいとこですね。
黒:でも、大変ですよね。
私、拝見してて…、今日もそうなんですけど、間がなく…。
だから、さっき申し上げたように、2000人だとドーッと笑う時とか、ちょっと間が出来るけど、こんな近いと「ハハッ」って笑って、すぐいかなきゃいけないから、ちょっとね、やりにくい。
綾:ちょっと物足らないなって。
もっとウケるんですけどね。
黒:そう、絶対わかりますよね。
綾:だから、タイミングがわからなくなって、途中で、わからなくなった。
さっき、ちょっとね、皆さん、苦笑いしてらっしゃいましたから。
黒:いえいえ…。
でもね、本当に面白くて、テンポが速い。
それと、いつも同じのをやってらっしゃるわけにいかないから、いつも新しいネタを…。
綾:常に新しい事を考えて。
やっぱり、でもね、お客様の中には、きみまろさんのあのネタを聞きたいとか、あれを言ってほしいとか…。
黒:同じ事をね。
綾:そうなんですね。
それも、ちょっと求められますので、その辺のところが、ちょっと、あんばいがちょっとわからなくて。
黒:よく、ほら、「あなた、よくいらっしゃいましたね、その顔で」とか、おっしゃるじゃないですか。
綾:そうですね。
ネタなので、お客様もわかってますので、ある程度、自分がこうね、いろいろ攻撃されても、仕方ないみたいな感じで…。
黒:それはご自分の事じゃないと思ってらして…、よその人の事だと…。
綾:隣の奥さんの事とか、私の知り合いだとか、私の同級生だとかね、私じゃないというようなところもちょっとあるのかもしれませんね。
黒:そうだと思いますよ。
でも、あれですよね。
前にも伺いましたけれども、初めは、こういうね、カセットテープをね…。
綾:作りまして。
黒:高速道路の…。
綾:高速道路で、バスに…、添乗員の人に配って、そこから、徐々に火がついて、ボーンと、こう、全国版になった。
黒:それで、奥様がのりで貼ったりなんかして、もう大変で。
家内工業…。
綾:これが一番最初の頃のテープですね。
2本作りまして、これが1本目で…。
皆さんにすごい好評を頂きまして、これが毎日のように注文がくるわけですね。
そこから、こう、火がついてきたというか…。
黒:そうですよね。
奥様がすごい大変だったってね。
綾:そうですね。
「テープと私とどっちが大事?」みたいなね、そういう時期もございましたね。
黒:きみまろのプロダクションみたいな事、書いてあるんだけど、奥様1人しかいなくて、電話も奥様が取ってっていうね、大変だった…。
綾:家内工業でやっておりました。
黒:きみまろ後援会っていうんですけど、奥様お一人だけだったと。
でも、さっき、ちょっとおっしゃったけど、「若い時、私、ハンサムだったんですよ」っておっしゃってらしたけど、本当に、お若い時、ハンサムでいらしたんですね。
綾:若い頃はですね…、若かったせいもありますけど。
皆さん、そうだと思いますけど、もっと痩せてましたね。
黒:本当にハンサム。
見て、皆様。
この方ですよ。
綾:これは、私、18歳頃ですね。
可愛い顔してたんですけどね。
なんで、こんなになっちゃったのかと思って。
黒:18歳の頃、こういうお顔で。
この時、あれですかね。
俳優になろうっていうお気持ちはなかったんですか?綾:そういう気持ちはありませんでしたね。
やっぱり、自分の事は自分でわかってましたので。
そんなに背も高くないし。
黒:そうなんですか。
でも、初めにアナウンサーになりたいと思ってらした?綾:そういう、なんか、舞台で仕事を出来るみたいな…、そういう…、人前に出ておしゃべりしたいみたいな、そういう気持ちはちょっとありましたね。
黒:でも、何歳の時ですか。
上京しようと思ったら、お父様が1万円くださったって。
綾:そうなんですよ。
18歳で高校卒業して…。
「もう、これ以上、面倒見れないから、1万円あげるから、これでやってくれ」と。
「あとは自分で生きてくれ」と。
黒:そういう事だったんですか。
綾:突き放されて、東京へ出てきたんです。
切符、チケットっていうんですか。
あれを買ってもらって。
黒:汽車の。
綾:ええ、そうです。
それで、夜行列車で鹿児島から出てきたんです。
で、新聞配達を訪ねて、新聞配りながら、一生懸命、頑張ってましたね。
黒:お偉いですよね。
その時のお写真とか、ご家族のとかあるんですけど、皆さん、本当に家族が…。
ご兄弟、お一人いらっしゃったんですか?綾:ええ、弟が1人いました。
黒:弟さんね。
写ってるんですけど…、そうなの、これなの。
左側の立ってる男の子がきみまろさんで、下の弟さんと、お父様とお母様とで、いかにも家族っていうね。
割烹前掛けのお母様っていう感じで。
こんな中から出てらしたんですよね、1人でね。
でも、のちに、ワーッて、みんながお笑いになるようになった時に、ご両親は、それはご覧になる事は出来たんですか?綾:おやじは、確か、ブレークする前に亡くなりました。
おふくろは、今、まだ入院してまして。
ええ。
黒:じゃあ、お母様はもちろん、ご存じなんだけど、お父様は、そうすると…。
綾:そうですね。
私のブレークは全然知らないで、もう天国いきましたね。
黒:どこら辺のところでしたの?お父様は、そうすると。
綾:私がブレークする3年ぐらい前に。
黒:残念でしたね。
綾:もうちょっと頑張ってくれればね、喜んでくれたと思いますけど。
黒:そうですよね、うん。
綾:おふくろは、私のブレークも…。
一緒にテレビ見たり、資料を集めたりして、私の事を、なんか、一生懸命、応援してくれました。
黒:それはよかったですね。
ええ。
黒:1万円を握り締めて夜行列車でいらした少年は、新聞配達なんかしてる時に、病院で困ってらっしゃる時に、キャバレーの…。
綾:ええ。
支配人の方がですね、そこへ入院しておりまして、それで、「今、新聞配達、辞めたいんだけど」って言ったら、「キャバレーのボーイでもやらないか」というところから、キャバレーへ勤める事になって。
それで、そこへ行ったら、ショーが入ってて、そこに司会者がいて、あの司会だったら出来るかなみたいなところから…。
黒:ある日休んだ、その司会者が。
綾:そうです、その司会者が。
黒:このぐらいのお顔ですか。
綾:そうですね。
休んでいまして、それで、代わりにやらないかっていう事で、そのあと、私がずっとやったという。
まあまあ、まあまあ、いけるんじゃないかという事で、私を採用してくださいました。
黒:じゃあ、随分長い事、キャバレーとか、いろんなところで、お仕事…。
綾:そうですね、随分いましたね。
キャバレーに十何年いましたね。
黒:随分、そういう割には…、なんていうのかしら?人擦れしてらっしゃらない方ですね、あなたね。
綾:だから、夜の世界でしたので、ここに、ずっと一生いようとは思いませんでしたね。
絶対に、なんとか、中央競馬に行くんだみたいなね。
ここは草競馬だみたいな気持ちで…。
黒:中央、行くぞ。
綾:中央、行くぞみたいな、どこか、そういう気持ちがありましたね。
黒:でも、それが成功して、それから、森進一さんとか、小林幸子さんとか、そういうのの司会…、そういう方たちの司会とかなさったっていうのは、前にも伺ったんですけど。
綾:あと、伍代夏子さんとか。
黒:伍代夏子さんとか、そうでしたね。
綾:それから、都はるみさん。
桜田淳子さん。
黒:すごいですね。
綾:藤圭子さんもね、ちらっとやらせて頂きました。
黒:そうだったんですか。
こういうお顔の…、こんな感じの時ですかね。
綾:そうですね、この頃ですね。
黒:この方、変身する方みたいな感じですよね。
綾:これは、あのね、これは自分の毛なんですよね。
黒:えー!綾:これ、自分の毛なんですよ。
この頃、すごい、毛があったんですけど。
黒:すごいですよね。
綾:自分でね、赤ちゃんの爪切りの…、あるじゃないですか、曲がったやつ。
あれで、こうね、自分でカットしてね。
黒:ああいう風に?綾:ええ。
こういう風に全部カットして、やってて。
あの毛が全部なくなりましたね。
黒:どういう事から、なくなるんですかね。
綾:それは、わかんないですね。
おやじも、みんな、ツルツルだったんで。
おじいちゃんもそうだったんで、遺伝でしょうね。
黒:ああいう風になるなって思ってらっしゃる?でも、あんなにいっぱいあるから、なくなるとは思ってらっしゃらなかったでしょ。
綾:思わなかったですね。
見る見るうちになくなりましたね。
黒:だって、これですよ、皆さん。
あんな厚めですもんね、前の方なんかね。
綾:なんか、この頃は、キャバレーで、一生懸命、漫談やってた頃ですね。
黒:でも、皆さん、笑ってくださいました?綾:いや、手探りでしたね。
ただひたすら、あの手この手でやってましたね。
黒:でも、それがやっぱりね、今を作ってくれてるんだろうと思いますよね。
だって、みんな、お酒飲んで、お姉さんたちと一緒に話したりするのを…、見たいのに来てるのに、そういう人が出てきて話なんかするからね…。
綾:そういう場所で、司会も漫談もしなくちゃいけないので。
結構、鍛えられましたね。
黒:そうでしょうね。
綾:だから、今の芸人さんに比べると、そういう鍛えられる場所をね…、仕事があったっていう事ですね。
だから、そういう意味では、いい時代をね、生かされたのかなと思いますね。
黒:そうですよね。
黒:でも、去年は、すごくいい事があって、やっとお休みが取れて、奥様と一緒にヨーロッパへいらして…。
10日間も。
綾:そうですね。
南フランス。
黒:えー、いいですね。
綾:私も初めてだったんですけど、すごいキレイなところでしたね。
これはアルルという街で。
黒:みんな、衣装は…?綾:たまたま、このお祭りがあるという事を知らないで、ここに行ったら、なんか、パレードをやってて…。
黒:なんか民族衣装の…。
綾:そうですね。
それを見て、なんか感動しましたね。
これは、よく世界遺産の特集でやってます、水道橋ですね。
黒:あー、有名なね。
綾:ここへ行ったらですね、たまたま…、変な話ですけど、トイレに入ったら、日本人の観光客の中高年の奥様方が大型バスで何台か来てて、そこのトイレのところでつかまっちゃって。
「うわー!いい思い出が出来た」って。
フランスに来て…、もう写真撮影になって。
一人一人ね、時間があまりありませんでしたけど、全部撮ってあげました。
「これが一番のいい思い出だ」と言ってね。
黒:皆さん、そうだと思いますよ。
「何が面白かった?」「綾小路きみまろに会ったのよ」って。
「トイレで」とかって。
綾:「私も、私も」って。
みんなね、腕を組んだりしてね、肩を組んだりして、写真、撮らせて頂きました。
黒:そうですか。
それは大変でしたけど、でも、皆さんにとっては、いい思い出でしょ?綾:でもね、うれしかったですね。
南フランスに来てね、中高年の人に会えて。
黒:ねえ。
世界遺産だなんだっていってるところでね。
綾:そうなんですよね。
だから、私としてはね、それが、すごくいい思い出になりました。
黒:でも、奥様はお喜びでした?綾:そうですね。
「すごいのね」って。
「フランスにもファンがいるのね」みたいなね。
なんか、勘違いしましたけど。
黒:でも、いい休暇でね、本当にようございましたよね。
だって、働き詰めですもんね。
今、3日に一遍ですよ、皆さん、この舞台を。
綾:でも、63になりましたので。
若い時とはちょっと違うなって感じですね。
黒:でも、ブレークなすってから12年?綾:12年目になります。
黒:だから、そうやって毎日毎日、3日に一遍ずつやってらっしゃる、それは大変だと思います。
でも、そのテープが、今度、新しくまた、5集目が出たんですよね。
綾:そうなんです。
去年の7月に出まして。
おかげさまで…。
アルバムなんですけど。
6万枚に達しまして。
黒:すごい!綾:今、なかなかCDの売れない時代なので…。
黒:そうそう。
2年9か月ぶりに出たんだそうです。
綾:これが1時間ぐらい、私のおしゃべりが入ってまして、飽きさせないように作ってありますので、ぜひ聴いて頂きたいと思います。
黒:そうですね。
こういうのって、繰り返し聴いても面白いんですよね。
もう知ってんのにね。
綾:中には、寝る前にね、これを聴くんだとか。
必ず車の中で聴くんだとか、そうやって、励ましの言葉も頂いております。
黒:いいですね。
皆さんを喜ばせる事はね、どんなにいい事か、お仕事としてね、笑わせる事がね。
綾:ありがとうございます。
黒:とにかく、皆さん、バスでいらしたりなんなりしても、きみまろさんの、なんか…。
黒:いつか、下町の方でもやって頂きましたよね。
綾:そうですね。
いい思い出です。
黒:今日はありがとうございました。
楽しかったです、本当。
2014/02/05(水) 13:20〜13:55
ABCテレビ1
徹子の部屋[解][字]

〜毒舌スペシャルライブ披露!〜綾小路きみまろさんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
中高年のアイドルとして、不動の人気!毒舌漫談家・綾小路きみまろさんが登場。
◇番組内容
52歳でブレイクし今年で12年目、今でも年間およそ100回ものライブを全国各地でこなすきみまろさん。鹿児島から上京後は新聞配達やキャバレーのボーイをしたというエピソードや、ブレイクのきっかけを語る。さらには『徹子の部屋』39年目突入を祝いスペシャルライブを披露。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/
◇解説放送
小松靖(テレビ朝日アナウンサー)

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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