第86回選抜高校野球大会 第1日[SS] 2014.03.21

雪が降る見込みです。
生字幕放送でお伝えします今から90年前に造られた甲子園球場。
憧れの舞台は今も変わらず、ここにあります。
春。
高校球児たちが輝く甲子園です。
(場内ファンファーレ)ただいまから、毎日新聞社日本高等学校野球連盟主催第86回選抜高等学校野球大会の開会式を行います。
私は入場行進の司会を務めます鹿児島純心女子高校3年小谷美陽です。
選手、入場!おはようございます。
センバツ高校野球開会式の入場行進が始まりました。
ことしの入場行進曲はAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」です。
先導は、大阪府警音楽隊フレッシュウインズの皆さんと和歌山県警察音楽隊カラーガード隊の皆さんです。
演奏は近畿管区内の警察音楽隊の皆さんです。
甲子園上空は開幕に合わせたように、青空の面積がどんどん広がってきました。
やわらかい日ざしも注いでいますが球場を包む空気はかなりひんやりしています。
きのうは雨がずっと降り続いていました。
開会式のリハーサルがありましたが、キャプテンだけが銀傘の下で行進の練習をしました。
きょう初めて全員そろって行進します。
甲子園球場が誕生したのは大正13年の8月。
ことしで90周年を迎えます。
センバツが、ここ甲子園で初めて行われたのはそのよくとし大正14年でした。
当時はスコアボードは木造でした。
そしてグラウンドも外野を含めて、すべて土でした。
戦争の影響などによる中断を挟んでことしで86回目のセンバツ。
今ではご覧のようにおなじみとなった鮮やかな緑の芝の上をこれから出場32校の選手たちが行進していきます。
芝生の上に日ざしも降り注いできました。
出場32校の内訳です。
一般選考が29校。
困難な状況を克服した学校や模範となった学校を対象とした21世紀枠が3校です。
ことしも3校です。
東京の小山台、和歌山の海南鹿児島の大島が選ばれています。
国旗、大会旗などを持っているのは日本ボーイスカウト大阪連盟の皆さんです。
さあ、選手たちが入ってきました。
まず優勝旗と準優勝旗を返還する2チームが先頭です。
先頭は前年優勝浦和学院高校。
優勝に貢献したエースの小島キャプテン、木村副キャプテン2人の行進です。
続いて前年準優勝済美高校。
こちらも去年のエース安樂投手がキャプテンです。
続いて北から順に出場校が行進します。
駒沢大学付属苫小牧高校北海道9年ぶり3回目。
甲子園を沸かせたユニフォームが帰ってきました。
OBの田中将大投手がことし大リーグに移籍。
今度は自分たちが新しい歴史を作ろうと意気込んでいます。
八戸学院光星高校青森2年ぶり7回目。
光星学院から名前が変わって初めてのセンバツです。
去年はキャプテン1人で準優勝旗を返還。
選手たちはもう一度全国の舞台で勝つことを合言葉にしてきました。
東陵高校宮城初出場。
気仙沼市から初のセンバツ出場です。
震災では学校の下まで津波が押し寄せ、部員たちも避難所生活を送りました。
地元に元気を届けます。
1、2という声も聞こえてきて手も高く上がっています。
続いて、関東です。
佐野日本大学高校栃木7年ぶり4回目。
甲子園練習では鋭いライナー性の当たりが目を見張りました。
チャンスにあと1本が出ず敗れた秋の反省から、ランナーを確実に帰すバッティングを心がけてきました。
真っ白なユニフォームに日ざしが映えています。
時折、笑顔も見えています。
白鴎大学足利高校栃木初出場。
秋の関東チャンピオン持ち味は、相手を圧倒する声です。
目標は日本一の声を出して優勝することです。
1、2という声が聞こえてきますね。
桐生第一高校群馬7年ぶり4回目新2年生が13人の若いチーム。
3年生も彼らに力を出させたいとサポートします。
強い団結力で戦います。
笑顔です。
白い歯も見えました。
関東第一高校東京2年ぶり5回目。
東京の関東第一高校です。
部員全員が寮生活をしています。
チームの伝統は全体練習のあとの自主練習。
夜遅くまで一人一人が課題と向き合ってきました。
大きな声が出ています。
小山台高校東京初出場。
都立高校初のセンバツです。
夕方5時には完全下校。
限られた時間の中で工夫を凝らした練習を積んできました。
21世紀枠での出場です。
高校野球ファンの大きな拍手に迎えられました。
横浜高校神奈川2年ぶり15回目。
去年夏の甲子園を経験した選手が9人残ります。
1勝はしましたが甲子園で勝ち上がることの難しさも感じました。
センバツは、強い気持ちで優勝を目指します。
山梨学院大学付属高校山梨20年ぶり2回目。
先月の大雪でグラウンドが1か月使えませんでした。
地域の雪かきを手伝ってきた選手たち。
地元の期待を背負っての行進です。
選手たちの行進は3塁側から外野の芝生に回って、センターバックスクリーンの前に整列します。
すでに最初に行進した学校は整列を始めています。
続いて、東海です。
豊川高校愛知初出場。
春夏通じて初めての甲子園。
えんじの縦じまのユニフォームは選手たちがアイデアを出し合って新たにデザインされました。
新しい歴史の1ページをと胸を張っての行進です。
えんじの縦じま、目立ちますね。
行進は東海地方に入っています。
三重高校三重2年ぶり12回目。
去年秋の東海大会で19年ぶりに優勝。
そこからさらに大幅なコンバートを行い選手たちには新たな競争意識も生まれました。
東海大学付属第三高校長野15年ぶり3回目。
学校は八ヶ岳のふもとにあります。
秋の北信越大会はノーエラーという堅い守りのチーム。
甲子園練習もすべてを守備にあて土の感触をつかみました。
日本文理高校新潟3年ぶり5回目。
秋の明治神宮大会で準優勝。
冬の間は新3年生全員が日替わりでキャプテンを務め一人一人の責任感が高まりました。
目指すは新潟県勢初の優勝です。
龍谷大学付属平安高校京都2年連続38回目。
春夏合わせて70回目の甲子園は全国最多です。
強打のチームに磨きをかけてこれまで届かなかったセンバツ初優勝を目指します。
福知山成美高校京都5年ぶり2回目。
福知山市は去年花火大会での事故や台風18号の被害などつらい出来事が続きました。
頑張ろう福知山を合言葉に地元に元気を届けます。
履正社高校大阪4年連続6回目。
激戦区の近畿から4年連続のセンバツ出場です。
互いに高め合ってきた3人の2年生ピッチャーを軸に初優勝を目指します。
報徳学園高校兵庫2年連続20回目。
地元兵庫の報徳学園。
会場全体から温かい拍手です。
持ち味のチームワークのよさで初戦突破を目指します。
近畿の学校の行進が続きます。
智弁学園高校奈良2年ぶり9回目。
バッティングが自慢のチームです。
常に甲子園のバッターボックスに立つことをイメージして黙々と素振りを続けてきました。
注目の強打者、岡本選手を中心に練習量には絶対の自信を持っています。
海南高校和歌山27年ぶり17回目。
センバツ出場経験のある海南と大成。
2つの県立高校が6年前に統合されました。
両校の思いを受け継いで32年ぶりの1勝を目指します。
智弁学園和歌山高校和歌山3年ぶり11回目。
去年は9年ぶりに春夏ともに甲子園に出場することができませんでした。
悔しさを晴らすために猛練習でつかんだセンバツです。
広島新庄高校広島初出場。
中林キャプテンがこのあと選手宣誓をします。
これまで、あと一歩のところで甲子園には届きませんでした。
広島県北部地域から悲願の初出場です。
岩国高校山口14年ぶり7回目。
三塁側から大きな拍手が聞こえてきます。
センバツ初勝利を目指してこのあと第1試合に登場します。
池田高校徳島27年ぶり8回目。
ひときわ大歓声です。
さわやかイレブンやまびこ打線の池田27年ぶりにセンバツに帰ってきました。
ユニフォームも当時のままです。
今回はどんな野球を見せてくれるのか、楽しみですね。
手も高く上がっています。
今治西高校愛媛4年ぶり13回目。
春は、4年ぶりの出場です。
甲子園練習では全員がバントを確認。
1点を大事にする野球がしたいと選手たちがみずから提案しました。
きれいにそろっていますね。
腕も高く上がっています。
明徳義塾高校高知3年ぶり15回目。
キャプテンの岸投手は1年生の夏から甲子園のマウンドを経験。
低めの制球力をさらに磨き初戦、強打の智弁和歌山と対戦します。
続いて、九州です。
創成館高校長崎2年連続2回目。
秋は7試合でエラーが僅か1個。
守備には絶対の自信を持っています。
チームのモットーは1球に集中すること。
ことしこそ、1勝を目指します。
また日ざしが出てきました。
鎮西高校熊本24年ぶり3回目。
ユニフォームの赤は火の国、熊本をイメージ。
お寺の300段もの石段でダッシュを繰り返し下半身を鍛えてきました。
神村学園高等部鹿児島2年ぶり4回目。
このあと第1試合に登場します。
この声援の中でも平常心でプレーできるよう練習のときからブラスバンドの音を大音量で流してきました。
大島高校鹿児島初出場。
奄美大島から春夏通じて初めての甲子園出場です。
いつも笑顔がモットー。
甲子園でもはつらつとプレーします。
少し緊張感もありますね。
美里工業高校沖縄初出場。
こちらも春夏通じて初めての甲子園です。
ユニフォームは沖縄の空と海をイメージしました。
常に1つ先の塁を狙う積極的な走塁でダイヤモンドを駆け抜けます。
沖縄尚学高校沖縄2年連続6回目。
秋の明治神宮大会チャンピオンです。
センバツで2回優勝していますが去年は、開幕直後の試合で守備が乱れ大敗。
足元を見据えて合言葉は、まず1勝です。
これで出場32校すべての入場が終わりました。
行進の最中には時折、雲で日ざしが隠されたり、日ざしが出たり。
ただその日ざしの明るさに、白いユニフォームが輝くように見えます。
開会式にふさわしい天気ですね。
きのうの開会式リハーサルは雨でした。
銀傘の下でキャプテンだけの行進でした、ですから選手たちは初めてそろっての行進ということになります。
甲子園球場ができてことしで90年です。
センバツは大正14年の第2回大会から、ずっとここで行われてきました。
その歴史を彩ってきたのが、この高校球児たちです。
センバツに最も多く出場しているのが龍谷大平安です。
通算38回目の出場。
すごい記録です。
初めて出場したのは戦前の第5回大会。
当時はまだ選抜中等学校野球大会と呼ばれていました。
センバツの歴史に新たに加わるのはご覧の7校です。
宮城の東陵。
東日本大震災で被害を受けた気仙沼から初出場を決めました。
ユニフォームの右袖に今回気仙沼の文字を入れました。
地元を勇気づけたいと新たな一歩を踏み出します。
こちらは、広島新庄。
創部87年目での初出場です。
キャプテンの中林航輝選手。
このあと選手宣誓の大役が待っています。
どんな宣誓をするのでしょうか。
86回目のセンバツ、まもなく出場32チームが、所定の位置につきます。
選手の入場は終わりました。
ここで司会を交代します。
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最後に笑顔になりましたね。
私は鹿児島県立鶴丸高校3年の遠矢梨華です。
開会式式典の司会を務めます。
国旗、大会旗を掲揚します。
選手、回れ右。
選手、役員の皆さんは脱帽して掲揚台にご注目ください。
スタンドの皆さんもご起立、脱帽にご協力ください。
毎日新聞社主催第67回全日本学生音楽コンクール全国大会声楽部門、高校の部1位三重県立四日市南高校3年西田昂平さんが国歌を独唱し国旗を掲揚します。
高校球児を応援するように丁寧に歌いたいと話していました。
♪〜
(君が代)
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強い風の中で響くような力強い歌声でした。
続いて、大会歌を演奏し大会旗を掲揚します。
式典演奏は兵庫県西宮市高等学校吹奏楽連盟の皆さんです。
♪〜
(大会歌)
拍手
前年優勝の浦和学院高校の栄誉をたたえ校歌を演奏し校旗を掲揚します。
♪〜
(校歌)選手、回れ右。
選手、役員の皆さんは着帽してください。
スタンドの皆さんご協力ありがとうございました。
選手がマウンド方向に前進します。
さあいよいよ全員そろっての前進です。
甲子園球場ができて90年のことし新たにその歴史に名を刻んだ選手たちが、一斉に前進します。
ここでプレーしたいという夢をつかんだ選手たちです。
ことしは大雪の被害を受けた地域もありました。
この甲子園の土の上に立つ喜びをかみしめている選手たちもいます。
地元に元気を届けたいという強い決意の選手もいます。
また明るい日ざしが出てきました。
歩く彼らが甲子園の歴史を作りつないでいきます。
前年優勝の浦和学院高校小島和哉主将から優勝旗が木村聡一郎副主将から優勝杯が大会会長の朝比奈豊毎日新聞社社長に返還されレプリカが贈られます。
優勝旗を持つ小島和哉キャプテンです。
去年は2年生エースとして浦和学院の初優勝に貢献しました。
秋は埼玉県大会で延長戦の末敗れ連覇の夢は断たれました。
これから優勝旗の返還です。
木村聡一郎副キャプテンから優勝杯の返還されます。
小島キャプテンは自分一人ではなくみんなと優勝旗を返還したかった。
悔しい思いが強い、と話します。
しかし甲子園に来たことで夏に向けて気持ちが引き締まったそうです。
また夏に向けてどんなピッチングを見せてくれるのでしょうか。
期待しているファンも多いでしょうね。
牛田⇒私たちも楽しみにしています。
続いて、前年準優勝の済美高校の安樂智大主将から準優勝旗が返還されレプリカが贈られます。
ひときわ大きな体の安樂智大キャプテン。
5試合で772球を投げ抜きました。
秋に右ひじを痛めましたが今はキャッチボールなどを再開しているそうです。
安樂投手は浦和学院の小島キャプテンとお互いに夏に戻ってこよう。
そして決勝でもう一度投げ合えるように頑張ろうと会話をかわしたと話していました。
きのうの開会式リハーサルのときは出場各校のキャプテンとにこやかに話をしているのが印象的でした。
大会会長の朝比奈豊毎日新聞社社長がごあいさつを申し上げます。
皆さん、おはようございます。
朝の光りを浴びて堂々と力強く行進する皆さんの姿を見て春はセンバツからことしもまた待ちに待った季節がやってきたことを今、実感しています。
選ばれた32校の選手の皆さんそして学校関係者の皆さん出場おめでとうございます。
拍手
ことしは30年に一度の異常気象となりあまり雪が降らない地域も大雪に見舞われました。
いつにも増して待ち遠しい春でした。
きょうはまさにその訪れを祝う春分の日です。
ここ阪神甲子園球場はことしで90周年を迎えました。
センバツ大会は完成翌年の1925年大正14年の2回大会から甲子園で開催しています。
それぞれの時代の選手たちが名勝負を繰り広げ甲子園の記録甲子園の歴史を作ってきました。
ことしの大会には最多出場38回を誇る龍谷大平安高校から初出場の7校まで多彩なチームがそろいました。
2011年3月の東日本大震災の直後も私たちは特別な思いを込めてこの大会を開催しましたがあれから3年あの年に入学した高校生も卒業の春を迎えそれぞれの道に巣立とうとしています。
その被災地から宮城県気仙沼市の東陵高校が初出場を果たしました。
拍手
また奄美大島から初めて甲子園の土を踏む大島高校など
拍手
いずれも卒業生や地元の皆さんの大きな期待を背負ったチームばかりです。
先日のソチオリンピックパラリンピックではメダルを取った選手も取らなかった選手も晴れの舞台で全力を尽くす姿が感動を呼びました。
どうか皆さんこの伝統あるスタジアムでオリンピックパラリンピックの選手に負けず日頃の練習の成果を発揮し自分でも納得できる自己ベストのプレーに挑戦してください。
今大会の行進曲には未来を信じてきょうよりもよくしようという一節があります。
ひたむきなプレーを通じ復興道半ばの被災地の方々ともその思いを分かち合おうではありませんか。
最後になりましたが各地から応援団バスを温かく受け入れてくださっている地元の皆さん審判員の皆さん警察、消防はじめ大会を支えてくださっているすべての皆様に感謝を申し上げて私のあいさつといたします。
選手の皆さん、頑張ってください。
拍手
下村博文文部科学大臣からお祝いのことばをいただきます。
皆さん、おはようございます。
本日ここに第86回センバツ高等学校野球大会が盛大に開催されること心よりお喜び申し上げます。
全国各地からこのセンバツ大会へ出場を果たした皆さん本当におめでとう。
皆さんの少し緊張しながらも躍動感あふれる行進を見て春の訪れの喜びとともに日本社会全体が未来に向かって弾んでいるような印象を覚えました。
先に閉幕したソチオリンピック、パラリンピックでは多くの日本選手が活躍され日本国じゅうが沸き立ちました。
そうです、スポーツには人に夢と希望を与え勇気づけてくれる大きな力があります。
それは選手が夢に向かって血のにじむような努力をしひのき舞台で、みずからを信じて最後まで無心に取り組む姿にすがすがしさと美しさを見いだすからに違いないと思います。
意志あるところに必ず道あり前途ある若者がみずからの人生に1つの志を持ったときその目標は半ば実現しているのではないでしょうか。
皆さんは先ほどまで行進を弾ませた「恋するフォーチュンクッキー」の替え歌を聴いたことありますか。
若い方々がみずから一歩踏み出す気持ちがわき出すことを期待し留学バージョンも作っていただきました。
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手のように将来高い志を持って海外に飛び出しそれぞれの夢に挑戦してください。
全国の高校生の皆さんも広い世界の中でさまざまな人々と出会い自己研さんを積み日本と世界で活躍できる人材として育っていかれることを願っています。
そのような飛び立って一生懸命、応援していきたいと思います。
この大会の期間選手の皆さんは全国の高校野球の代表として力を存分に発揮し最後まで諦めない全力プレーで大会を大いに盛り上げてください。
被災地をはじめ全国の方々に夢と希望を与える活力と勇気を届けてください。
最高の仲間たちと全力で駆け抜けたこの大会が皆さんにとって一生の宝物となることを願っております。
結びに本大会の開催にご尽力いただきました関係の皆様方に敬意と感謝の意を表して大会の成功を祈念してお祝いのことばといたします。
球児諸君の健闘を祈ります。
頑張ってください。
平成26年3月21日文部科学大臣、下村博文。
拍手
奥島孝康日本高等学校野球連盟会長が励ましのことばを申し上げます。
選手諸君甲子園へ、ようこそ憧れの甲子園で第86回選抜高等学校野球大会に出場する諸君の喜びがどんなに大きいものか入場行進を見守る球場を埋め尽くす、この大観衆の皆様のみならず全国の皆様にひしひしとその思いは伝わったかと思います。
高等学校の野球の聖地阪神甲子園球場はことしで90周年を迎えセンバツ大会は大正14年の第2回大会からこの甲子園で幾多の名勝負を繰り広げて参りました。
しかしその一方、幾多の困難を乗り越えてきたことは平成7年1月17日の阪神・淡路大震災と平成23年3月11日の東日本大震災をそうふくすれば十分です。
ご承知のごとく甲子園球場は阪神・淡路大震災の後に耐震工事を中心とする大改修を経てご覧のとおり、すばらしい球場に、生まれ変わりました。
また東日本大震災の直後には被災地のみならず全国の国民が打ちひしがれている中でがんばろう日本!のスローガンを高く掲げて若い人たちが力強いプレーを展開し全国民に勇気と希望を、与えたという大きな出来事だったことは記憶に新しいことであります。
とはいえ被災地の復興は、今尚ちちとして進まずいまだに道半ばです。
選手諸君の全力のプレーががんばろう日本のエールとなって復興に取り組む人々に大きな力を与えてくるのです。
思いを生かし、諸君の熱戦、力投を全国民が注視していることを自覚し仮にもアンフェアなプレーや時として見られるラフプレーがないように、正々堂々あくまでも若者らしい、爽やかなプレーを期待いたしております。
甲子園大会に出場するということは単に勝敗がすべてではありません諸君の一挙手一投足が見守る人たちに感動を呼び起こすのです。
スポーツのだいご味はルールを越えたフェアプレーにあります。
フェアプレーとは尊敬と公正リスペクトアンドジャスティスです。
を要素としています。
対戦相手に対する尊敬の念公正なプレーを、心がけるその姿勢に見ている人たちが感動を覚えるのであります。
ここは諸君にとっての夢を実現する甲子園球場です。
どうかこの大会が諸君にとって長く記憶に残る感動の大会となることを期待しております。
球場にお越しになった皆さんがそして全国の高校野球ファンの皆様選手たちに、温かい応援をお願い申し上げます。
終わり。
拍手
出場32校を代表して広島新庄高校中林航輝主将が選手宣誓をします。
出場各校の主将は選抜旗を持って前に出てきてください。
宣誓!これまで多くの先輩が勇気を与え続けてくれた甲子園。
今、私たちは子どものころから憧れてきたその甲子園という最高の舞台に最高の仲間と共に立っています。
ここに立っているのはふるさとの皆さんをはじめたくさんの方々の支えがあったからです。
その方々への感謝の気持ちを胸にまた全国の皆さんに高校野球を見に行こうと言ってもらえるよう高校生らしく爽やかにすがすがしく正々堂々とプレーします。
また、自分たちの姿が日本のあすへの希望となり夢を追い求める力となるようこれまでお互いに助け合い頑張ってきたスタンドの仲間たちと共に最後まで諦めず力の限り全力で戦うことを誓います。
平成26年3月21日選手代表広島新庄高等学校主将中林航輝
拍手
とてもはきはきとした宣誓でした、憧れの舞台に立った喜びと周りへの感謝の気持ちがよく伝わってきました。
きのうの開会式リハーサルでも緊張はしなかったと言っていましたが、終始落ち着いた表情でした。
本当に立派な宣誓でした。
神戸山手女子高校の皆さんが大会歌「今ありて」を合唱します。
♪〜
(大会歌)♪〜以上で第86回選抜高等学校野球大会の開会式を終わります。
拍手
選手、退場。
立派に役割を果たしこのあとは地元鹿児島のチームをしっかり応援したいと話していました。
このあとは開幕試合の神村学園が登場します。
選手たちがグラウンドをあとにします。
第86回選抜高校野球の大会の開会式が終わりました、地元の宮城県の気仙沼市は、とても強い風が吹いて、おさまって3cmから4cmの積雪があったということで、けさの最低気温も氷点下ということでした。
選手たちが一足早い春を届けてくれました。
小山台高校の姿も見えています、都立高校として初めてのセンバツの入場行進です。
大会歌を歌ってる姿もありました。
都立高校として悲願の甲子園1勝を取りたいということですね、まだないんですね。
まだありません。
龍谷大平安高校の皆さんもいます。
伝統のある学校のグラウンドですが新しいものができたそうです。
選手たちの表情を見るととても、引き締まったいい表情をしていました、冬の間さまざまな状況の中で、大変な環境の中で練習してきた選手もいたと思いますが、今自分たちができることで精いっぱい向き合ってきた気持ちの表れなのかなと思いました、中林キャプテンの選手宣誓の表情も引き締まってましたが、高校野球を見に行きたいと思ってもらうようにというフレーズが印象に残りました。
きっと最後まで諦めない、プレーが見られるのではないかと思います。
気持ちはその先を試合を見据えているのかそういう表情にも見えます。
第86回選抜高校野球大会12日間の幕が開きました。
きのうは雨が降って天候も、心配されましたが、開会式の前から日ざしが出てきました。
暖かい日ざしに包まれた入場行進でした。
今出場32校の選手たちがすべてこの球場をあとにしました。
それでは、今大会の組み合わせをご紹介してまいりましょう。
このあとの開幕戦神村学園と岩国です。
第2試合は福知山成美と山梨学院大附属が対戦します。
そして第3試合履正社と21世紀枠で選ばれた初出場の小山台が顔を合わせます。
大会2日目の第2試合では共に27年ぶりの出場となる池田と海南。
古豪どうしの対戦があります。
3日目地元・兵庫の報徳学園と沖縄尚学が対戦します。
白鴎大足利と東陵共にセンバツ初出場どうしの対戦も。
4日目第1試合は強打者・岡本選手を擁する智弁学園と三重が対戦。
春夏通じて初の出場美里工業。
5日目です。
選手宣誓、中林キャプテンの広島新庄が東海大三高と対戦します。
21世紀枠で春夏通じて初出場の大島は春夏合わせて最多70回目の出場を誇る龍谷大平安と対戦します。
そして6日目神奈川の横浜高校と青森の八戸学院光星。
第2試合から2回戦となります。
ことしは久々に甲子園に戻ってきたチームも数多くあります。
和歌山の海南と徳島の池田は27年ぶり熊本の鎮西は24年ぶり山梨学院大学付属は20年ぶりなかでも上の2つ海南高校と池田高校はともに27年ぶりですが初戦に対戦することになりました。
後ほど準備ができましたら両チームのキャプテンにお話を伺います。
困難な状況を克服した学校などが対象の21世紀枠は、3校です。
小山台高校と大島は春夏通じて初の出場。
海南は27年ぶり17回目の出場です。
今大会の初出場校は7校です。
色が変わっている5校は春夏通じて初めての出場ということになります。
またことし甲子園球場ができて90年、新たな歴史を刻むこの7校です。
NHKでは、ことしもセンバツ高校野球のホームページを開設しています。
出場校の横顔や試合経過などの情報をご覧いただけます。
アドレスはご覧のとおりです。
携帯電話からもアクセスできます。
また応援メッセージを募集しています。
お寄せいただいたメッセージは放送の中でもご紹介します。
開会式をご覧になっての感想などもぜひお寄せください。
お待ちしています。
大会は今日から12日間の日程で行われます。
29日の準々決勝は1日で4試合行われます。
その翌日、センバツでは初めて休養日が設けられました。
これによって3連戦がなくなって勝ち進んだ選手の健康に配慮し体への負担を考慮してのことです。
順調に日程が進めば決勝戦は4月1日です。
また少し上空雲が広がってきました。
雲が広がってくると、ひんやりとした冷たさも感じます。
グラウンドは、今開会式で使われたすべてのものが撤収されてグラウンド整備して第1試合を行うチームが、準備します。
一塁側は鹿児島の神村学園三塁側に山口の岩国高校です。
おのおのキャッチボールをしたり素振りをしたりします。
一塁側アルプス席びっしりと詰まっています。
開会式から外野席も非常に多くの高校野球ファンの方々が詰めかけて今大会にかける期待のようなもの感じましたね。
全体的な印象を見て、特に久しぶりの学校、池田高校と海南と紹介しました。
練習から話を聞くと甲子園の重み出場することの重みを感じているという声を聞きました。
池田高校の選手の話を聞きました、おじいさんが高校野球ファンで、小学生の頃に、やまびこ打線の映像を一緒に見たと話していました。
その当時から自分が池田高校に入って、甲子園に出たいと思っていたので、ここに立ててとってもうれしいですと話をしていました。
90年の長い歴史がありますがその中にさまざまな方の思いが込められているんだなと思いました。
選手宣誓を終えました広島新庄高校の中林主将です。
お疲れさまでした。
ありがとうございます。
宣誓を終えて、どんな感想ですか。
一安心したかなという感じです。
ひと言ひと言深く息を吸いながら丁寧にしゃべっている印象がありました。
どんなことを考えていましたか。
やっぱり自分の言いたいことをしっかりと伝えようと思ってしっかりと気持ちを込めながら話しました。
今回の宣誓でいちばん強く思いを込めたところどこですか。
感謝の気持ちを胸にということで、ここまで来られたのは、いろいろな人の支えがあってということなので感謝の気持ちを、持ちながら野球をしようという部分で話しました。
特に思いを込めたお気に入りのフレーズなどというのはありますか?高校野球を見に行こうと言ってもらえるよう、というところなんですけど自分たちが高校生らしく全力でプレーをして高校野球楽しかった、また見たいなというような野球をしようということを言いたかったので、あそこかなと思います。
練習のときは、あまり緊張しなかったということでしたが、どうでしたか?緊張はしましたけれども、思ったより落ちついてできたのでよかったかなと思います。
甲子園のグラウンド、改めて立ってみていかがですか。
やはりすごいグラウンドだしお客さんもたくさんいたのでここで、野球をするのが楽しみです。
このあとも頑張ってください。
ありがとうございました。
広島新庄高校の中林キャプテンのインタビューでした。
再び甲子園球場です。
第86回選抜高校野球大会、開会式が終わってこれから第1試合に向けて準備が行われています。
第1試合、神村学園と岩国の試合は10時35分試合開始の予定です。
先ほどもご紹介しましたが今大会には久しぶりにセンバツに出場するチームがご覧のように数多くあります。
この中で27年ぶり出場が和歌山の海南とそして徳島の池田高校この両チームが初戦で対戦するということです。
2日目なんですね。
初戦で対戦します徳島池田高校の三宅駿キャプテンと和歌山海南高校の矢須健介キャプテンです。
三宅キャプテンどんな思いで入場行進しましたか。
緊張しました。
甲子園の声援は聞こえましたか。
ものすごく感じましたね。
それから地元では大きな期待を受けていると思います。
それに関してはどうですか。
期待も受けているんですけどね。
自分たちのプレーというのをしっかりやっていきたいと思っています。
それから和歌山海南高校の矢須健介キャプテンです。
どんな思いで入場行進しましたか。
リラックスして、しっかりと声を出していこうということを選手たちと話して楽しく行進しました。
海南高校にもたくさんの拍手が送られました聞こえましたか。
聞こえました。
海南高校の地元からたくさんの声援、そして期待も受けていると思います。
それについてはいかがですか。
そうですね、そういうものをプレッシャーに感じずしっかりふだんどおりのプレーをしたいです。
いよいよあす初戦です。
あすに向けていかがですか?そうですね。
しっかりきょうは練習して、あしたはいい状態で甲子園に臨めるようにしていきたいと思います。
練習でしっかりと汗をかいて万全な状態で入れてしっかり練習していきたいなと思います。
あしたも楽しみにしています。
ありがとうございます。
池田高校の三宅キャプテンと海南高校の矢須キャプテンでした。
ふだんどおりリラックスしてということでしたね。
立派ですね。
堂々としていました。
この両チームあす対戦します。
改めてきょうの日程です。
岩国高校が、これから守備の練習を始めます。
大会はきょうから12日間の日程順調に大会が進めば4月1日が決勝戦ということになります。
NHKでは、ことしもセンバツ高校野球のホームページを開設しています。
出場校の横顔や試合経過などの情報をご覧いただけます。
アドレスはご覧のとおりです。
携帯電話からもアクセスできます。
また応援メッセージを募集しています。
お寄せいただいたメッセージは放送の中でもご紹介します。
ぜひお寄せください。
選手たちも地元のために地元を元気づける戦いをしたいと話していました。
選手たちからもらった元気、そしてそれを逆に応援メッセージとして皆さんからも選手にメッセージを届けてほしいと思います。
第1試合を戦う岩国高校が今グラウンドでノックを行っています、いよいよこの甲子園球場は開会式から戦いの舞台へと変わっていきます。
このあとはニュース気象情報をお伝えして引き続き第1試合鹿児島の神村学園と山口県の岩国高校の試合をお伝えします。
10時35分の試合予定です。
「選抜野球大会開会式」をお伝えしました2014/03/21(金) 09:00〜11:54
NHK総合1・神戸
第86回選抜高校野球大会 第1日[SS][字]

[字]「開会式」 【アナウンサー】松野靖彦,牛田茉友 第1試合「神村学園」対「岩国」 【解説】廣瀬寛,【アナウンサー】渡辺憲司 〜甲子園球場から中継〜

詳細情報
番組内容
[字]「開会式」 【アナウンサー】松野靖彦,牛田茉友 第1試合「神村学園」対「岩国」 【解説】廣瀬寛,【アナウンサー】渡辺憲司 〜甲子園球場から中継〜 <中断>(10:00)−(10:05)ニュース・気象情報 [11:54からEテレにつづく]
出演者
【出演】【アナウンサー】松野靖彦,牛田茉友,【解説】廣瀬寛,【アナウンサー】渡辺憲司

ジャンル :
スポーツ – 野球

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 3/2+LFEモード(3/2.1モード)
サンプリングレート : 48kHz

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