団塊スタイル「仕事人生のち里山活動」 2014.02.21

懐かしいこの風景。
そう日本人の心のふるさとともいえる里山です。
長い間私たちにさまざまな恵みをもたらし暮らしと文化を支えてきました。
そんな里山を未来に残そうと奮闘するシニアがいます。
こちらの男性定年後に妻のふるさと長崎に移住してきました。
荒廃した土地を借りて理想のエコヴィレッジを計画。
ツリーハウス石釜などさまざまなものを作り上げ里山保全に取り組んでいます。
そこには熱い思いが…。
しっかりつかまってろよ。
しっかりつかまってろよ。
千葉県ではアイデアを駆使して里山を盛り立てる男性がいます。
地元にあるものを生かした試みで移住者が増加。
その取り組みとは?長年仕事で培った交渉術や企画力を生かした新しいシニアの里山活動に迫ります。

(テーマ音楽)え〜今日のテーマは里山です。
里山っていうのは人の手を加えて維持している自然の事をいうんだそうです。
だから山だけじゃなくて里海とか。
いいますよね?里川とかね。
随分我々が思っているより…。
やっぱり人の手が加わってなんですね。
うんそうなんですね。
里山里川里海というのはね。
そういうもの全体を里山っていうように言ってるようですね。
広いですね意味はね。
ふ〜ん。
こういうね風景見てると何か空気もきれいだし…。
ほっとしますよね〜。
何か山があって木があって草があって鳥が飛んでいて虫もいてみたいなね〜。
何か懐かしい何か我々ふるさとっていう感じがしますね。
「兎追いし…小鮒釣りし…」。
いいですね。
こういう風景はホントのんびりした感じがしますけれどもね。
ところが今ありましたけれども高齢化とか過疎化でそういう里山が非常に荒廃しているのが現状なんですね。
寂しいですけどね。
そんな現状を何とかしたいと定年後に里山保全をしている視聴者の方からお便りを頂きました。
「団塊世代として孫たち次世代に里山を残すため60歳のリタイヤ後大汗をかきながら仲間たちと活動をしています」。
どんな活動なんでしょうか?ご覧下さい。
長崎県の中央に位置する大村市。
人口およそ9万3,000人。
中心街から2kmほど離れた所に自然豊かな里山が広がっています。
(取材者)おはようございます。
おはようございます。
お便りをお寄せ頂いた…里山保全に取り組むのにはある理由がありました。
海や山に囲まれ景観に恵まれた…住民の高齢化が進んでいます。
ここに加固さんはみんなが楽しむ事ができる里山をつくりたいと考えています。
こんにちは。
お邪魔します。
こんにちは。
取り組みの一つが市民農園。
この一画は地元の幼稚園が借り園児に野菜作りを体験させています。
荒廃した土地を一から耕し環境教育に役立てたのです。
実は加固さん生まれも育ちも東京。
長年大手製造メーカーに勤め3人の子供を育てあげました。
山登りが趣味だった事もあり定年後に暮らす場所として選んだのは自然豊かな妻のふるさとでした。
6年前に大村市へ移住。
加固さんがまず始めた事は菜の花を使ったプロジェクト。
700平米の土地を借り菜の花を栽培。
収穫した菜種から食用油を作りました。
堆肥には刈り取った草を使いました。
そんな時たまたまネットであるものを発見。
それは売却予定の県有地。
広さは…ここで加固さんは壮大な構想を計画します。
これは当時県に提出した計画書です。
そこには「大村エコヴィレッジ計画」が打ち出されています。
里山の整備をはじめ野菜の有機栽培音楽堂などを結集させた共有地の提案でした。
しかし借地料は…年金生活の加固さんにはあまりにも高額でした。
加固さんは地元の組合に相談し一緒に土地を借りる契約をしたのです。
その結果準公共目的としての貸し付けが認められ借地料は年間7万3,844円まで下げる事ができました。
移住してから5年目の事でした。
平成24年12月。
加固さんはNPO法人おおむら里山村づくり委員会を設立。
県から借りた土地を開墾し市民農園や体験農園そして子供たちの遊び場づくりを始めたのです。
NPO法人の会員も当初25人だったのがこの1年で地元の人たちを中心に50人に増えました。
地元のシルバー人材センターにも積極的に仕事を発注し高齢者の雇用にも一役買っています。
堆肥を作る…貯水池遊歩道炭焼き釜が着々と造られています。
里山でより多くの人たちと一緒に汗をかきたいとイベントも積極的に行っています。
この日はツリーハウス作りです。
おはようございます。
おはようございます。
おおむら里山村づくり委員会の理事長でございます加固です。
朝9時およそ40人の人たちが集まりました。
(取材者)今日どちらから?
(取材者)今日はどちらから?参加者は皆指導を受けながら作業を体験します。
みんなでつくる里山を目指します。
昼食は石釜で焼いたピザ。
こんがり焼けておいしそう。
おいしい?加固さんにも現在孫が5人。
自分が子供の頃に体験した自然とのふれあいを次世代にも伝えたいと思っています。
押すぞいいか?しっかりつかまってろよ。
何か楽しそうに…。
里山ってみんな集まってきていろんな自分のやりたい事を里山を中心に展開している。
加固さんたちのこの活動ってすごいね。
可能性を感じましたね。
さてここからは日本の里山に詳しい東京農業大学名誉教授の進士五十八さんに参加して頂きます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今の取り組みご覧になっていかがだったですか?楽しそうにやってましたね。
やってましたね。
東京から飛行機で来たんでしょうね多分…。
彼女はそれで材木運んでね。
お金払って運ばしてもらって喜んでたでしょ?あれ象徴的ですね。
ね〜都会から。
みんなああいう体験を欲しがっているんですね。
結構我々の世代が多いですね。
そうですね。
多分団塊はみんなそうでしょう。
企業戦士でねもう命懸けで働いてきたから…。
恐らく企業でやる時は自分の好きな事はやってないでしょ?仕事としてやる訳ですからね。
それから解放されたらもう俄然やりたい事をこの際やらなきゃって思うんじゃないですかね?日本の里山文化を何とかしなければいけない。
もうほとんど加固さんは日本の将来を背負ってる訳ですよ。
それは大きい楽しみなんですよ。
ああ。
人間っていうのはやっぱり自分が楽しいっていうだけじゃなくて人のためになるっていうともっと楽しいでしょ?多分それもあるんだと思います。
随分どんどん広がっていく感じですね。
どんどん…あの発想力はね。
やっぱり企業戦士ってすごいんですよ。
だから多分さっき加固さんの最初思ったのは議会に陳情して下げさせちゃったでしょ?土地の値段。
あれはねやっぱり普通の農家ではやらないですよ。
議会に文句言うなんて発想はないんですから。
だから企業で勤めてたからどういう手順でやるとこれ下げられるってみんな分かってる訳ですよ。
だからそういう活動は従来の市民活動と違う新しいフェーズです。
それってやっぱり我々の世代が最後の田舎っていうか里山のイメージっていうか遊んだ事があるからな私たちは。
私たちはねありますよね。
最後の世代かもしれませんね。
そうですね。
皆さん活動する上でさまざまな課題があるようです。
ご覧下さい。
理想の里山づくりに取り組む加固さん。
今人手不足に悩んでいます。
加固さんのNPO法人には50名の会員がいますが平均年齢は64歳です。
週に1度行う草刈り木々の伐採農園の手入れなど今のメンバーでは体力的に限界があります。
月に1度開かれる役員会。
この日は人手不足をどう補うかが議題に挙がりました。
いろんな人がバラエティ−に富んだ人が来てもらってますけどももう少し単純作業っていうか汗をいとわず参加してくれる人…。
やっぱり人手不足かな〜。
会議も若い方いませんでしたね。
人手不足と若い人がいないよね今。
みたいな感じでしたね。
こういう人手不足は大体どこも困っているんですか?そうですねアクティブに活動するには人数が要りますからやっぱりそれはね面白くしないといけないと。
だから女性がもうちょっと入るとか若い人も入るような運営をやらなければいけない…。
大体会社で勤めていると年間予算を組んでやる…。
非常に定型的にやるっていうかちゃんとしたオーソドックスなやり方を考えちゃうでしょ?私はねボランティア活動は違うと思っているんですね。
ま基本的に遊びだからこれは。
うんうん。
遊びでいいんですよ。
遊ぶために何をやったら一番面白いかってさっきツリーハウスがきたでしょ?ツリーハウスだけやりたくて東京から飛行機で来る人がいる訳だから。
楽しい事を考えると。
結局楽しい事をやって人が集まるといろんな事をやれますから…。
ホントに大事な生物多様性の基盤作りみたいなのとかふるさとの活性化とかそういうのになる訳ですよ。
結局ほとんど安定した成熟社会っていうのは結構いろんな事をやりたくなっているんですよ。
やりたくなってる?だからそれは場を作ったりたまり場を作ったりしてあげれば来る。
それからちょっと入り口を優しくして敷居を少し下げてやる。
ピザを焼きたいとか何でもいいんですよね?それでいいんです。
だから里山の保全で何でピザだって。
ピザはおいしい。
焼いてみたいってね。
石釜で焼いてみたいと思うと石釜を作らなくてはいけない。
セメントも石も持ってこなきゃいけないしそうやってね何かやりたくてウズウズしているんです。
そうなんですよね〜。
そうするとみんな参加してくる。
そうすると若い人も参加になってくるんですよね。
そうそうひとりでに参加してくるんです。
だから何とかカフェとかやればいいでしょ。
でもそういった物を運営していくつなげていくっていうと費用がかかってきますよね?そうなんですよね。
そこでこの費用の問題をちょっと考えて頂きたいのが…。
これはまあまとめて頂いたものですけど…。
金はまあ一番どうしても必要なんですけどね。
私はお金についてもこう思っています。
まず金がないとできないと思わない方がいい。
何やりたいか面白い事をやりたいそれにはいくらかかるか。
最初はデカく言わないで10万か15万でやれる事を考えればいいと。
それが必要基本的には仲間作ったら会費を取ったりあるいはみんなでバイトやってねバイト代をみんなで貯金したり…。
最初自分たちでなんとか?自分たちでやる。
第一一歩はそれです。
一歩はそれで。
大体NPOってのを育てないと駄目だって世の中の常識なんです。
もう行政は税金でやる財政でね。
その公共サービス十分やりきれないんです。
そうなるとねNPOを育てるいろんな資金が用意されてます。
そういう助成金は役所で用意したのもたくさんあります。
まこういう役所ですね。
官公庁ですね。
役所でも市役所でも県庁のレベルでもやってます。
それから国も今私やっているのですが里地里山保全活用検討会というものをやってまして日本の国家としてもね国土の4割も占める里地里山をちゃんと健全にしないとエライ事だと。
国土保全料だって大事なんです。
手入れしてないとね。
こないだみたいに雨がちょっと降ると崩れちゃうんです。
そうですよね。
だから国は…。
かなり積極的に今補助しようと。
全部応援する体制を作ってます。
これ一般企業ってどういうケースがあるんですかね?これは大企業のHPに入って社会貢献の所を見れば大抵あります。
ああなるほど。
ですからほとんど名の知れた名の知れたってのも…。
有名なね。
有名な企業はみんな持っています。
そのくらい市民と一緒に協力しようっていうのがいます。
ですからそういうのを使えばいい。
それから今度はいろいろ…この周りの3つ挙げてみました。
会社で言うと社員研修っていうのは会社組織ですからこういう話があります。
私も「富士山の森づくり」ってのを応援しているんですね。
ここは数十社の企業が入っているの。
担当者は誰かっていったら環境担当ばっかじゃなくって労務担当が入ってくるんですよ。
労務担当。
もうね管理社会でぎっちりびっしり仕事をやってるとね富士山の森づくりに来るとみんな元気になっちゃう。
なるほど!ああ〜!だから社員研修っていうけども遊ばせてそれで森の復活という公共貢献ですからね。
社員研修はとても大事。
それをしながら精神的に皆さんにリラックスしてもらったり…。
ええ企業の社会貢献ではありますけれどもその社員自身も元気にする訳ですよ。
また地元の人の交流ありますから。
そうですね地元の受け入れ側もNPOがありますから。
そして…。
オーナー制度も数十年前からご存じでしょうがりんごなんかをふるさとの群馬の森に買って…。
りんご1本分。
1本分ね。
りんご箱で毎回…。
そういうのオーナー制度って言いますが今は棚田なんかでもね非常に盛んでこれはねオーナーになったからそれをもらうと生産物を頂くっていうだけじゃないんです。
むしろ参加する事に楽しさがある。
ああなるほど。
今の棚田のオーナー制度…。
収穫したりする時の…。
大体農家に頼んでおいておいしいとこだけ今までのオーナーは頂いていたんだけど…。
だんだんそうじゃなくなって来るの。
そのプロセスを楽しむようになって来たの。
何かもらう物の楽しみだけじゃなくてそれを作る過程を楽しむという。
風吹さんのお子さんがお金払って自然学校行ったのは自然体験ツアー。
それは子供版ですね。
今は大人のもありましてね。
長野なんかの田園地帯で非常に頑張ってる達人が何人もいてね農村体験をね。
今台湾辺りから来ていますよ。
それは日本の農村ふるさとっていうのを感じるらしいね。
そうですかね外国の方は…。
やっぱり農村っていうのは基本的にふるさとですから…。
ふるさとっていうのは心のふるさとでもあるからね。
ホントにほっとするんですよね。
だから大きなレジャーランドの面白い遊びもあるけれどこういうホントのふるさとでしみじみいい時間を過ごすってそれがふるさと体験なんです。
その時にぼんやりしていてもあれだから田植えしてみたり稲刈りしてみたり川行って水遊びしたりするんだけど…。
基本的には行為そのものよりその場にず〜っと自分の体を置く。
1週間とかね。
それが大事なんでしょうね。
いい時間が流れるでしょうね。
ふだんと違うのんびりとした。
そういうのにはちゃんと何10万もお金を出すんですみんな今。
海外からもっていうのは驚きました。
だからまだまだこれからお金も結果的にはですけどねお金もちゃんと手に入ってくると私はそう思っています。
だからお金が目的じゃないんですよ。
ただ活動するために必要だからそれは知恵を出して生むと。
知恵を出すプロセスが面白いんじゃないですか。
頭の中活性化してね。
さて続いては大都市東京に近い所での取り組みです。
房総半島の南東に位置する千葉県大多喜町。
人口およそ1万人。
河川も多く渓谷の町としても知られています。
大多喜町の里山保全に取り組むNPO法人大多喜みらい塾。
隣町で生まれ育った上治さんです。
2年前に県の職員を退職しこのNPO法人を立ち上げました。
上治さんが一番大切にしているのは地元でふだん行っている事を活用する事です。
この日は山林に子供たちを招きある事を見せるというのです。
それは…。
森林の伐採作業。
現在大多喜町では荒廃した森林が多く野生の動物による作物の被害が深刻な問題になっています。
拍手。
(拍手)更に伐採した木々も活用します。
しいたけの種ゴマを打ちつけ育てていきます。
このコマ打ち作業実は地元の子供たちだけではなく都会の人たちもにも呼びかけ多くの人が参加しています。
この他にも炭焼き体験や田植え川遊びなど月に1回は必ずイベントを行い大多喜町の魅力をアピールしています。
更に上治さんは大多喜町のあるものに注目しました。
それは町を見渡すとよく目にするもの。
古民家です。
大多喜町には放置された古民家が多くあります。
上治さんはこの古民家を販売や賃貸宿泊施設として利用する事を考えたのです。
更に修復作業そのものをイベント化しました。
より多くの人たちに古民家の良さを発見してもらうためです。
この日は5人が参加しました。
大工の指導のもと2時間かけて壁面の修復を行います。
こっちが上でこっちが下ね?放置されていた古民家の活用。
これが大多喜町活性化の大きな役割を果たしています。
こちらは去年の春に東京から移住してきた内田優子さん。
仕事の関係で大多喜町に引っ越す事になり住まいを古民家に決めました。
広さは4部屋でおよそ150平米。
家賃は月3万円。
住み心地は予想以上だといいます。
この1年で古民家への入居者は8組。
現在2組が入居待ちです。
上治さんも大きな手応えを感じています。
ふだんやってる事だけでいいんだ。
でも私たちの日常には無い事だからとっても楽しそうですよね。
そうなんですよね我々には日常ないっていうね。
ふだんやってる事やるっていうけどそれは農村でやってた事なんでね。
都会では全然やってない訳だからコントラストは激しいですよ。
だから結局そういうのをみんな求めてるって事ですよね。
あの古民家の障子と縁側から朝日が上がって光なんかいいだろうな…。
気持ちよさそうですよね。
空間がもう違いますよね。
古民家の広さが。
すごく懐かしい。
いいですよね。
失ってしまったのか…。
ホントに都会の…東京すごい近郊ですからたくさんの人がまだ待ってるくらい。
だから過疎とは言ってもまあ人が増えてくる可能性もある訳ですよね?今何組か入ってきたでしょ?新規参入が。
あれはありがたいですね。
農村からいうとね。
新規参入っていうか新規就農者ってホント減ってます。
多少増えてはいるんですけどね。
もうね農家の高齢化とね労働年齢人口がずっと落ちてるもんだからホントにもう今瀕死の状態なんですよ農村が。
30〜40代くらいのカップルが来てるっていうから別に我々世代だけじゃなくて若い人がね。
だんだん敏感になってきたんですね。
要するに僕らの世代はねやっぱりまだ給料とか待遇が大事だったんだけどだんだんホントに若い人はねいい暮らし自分らしい生き方をしようとだんだん考えるようになって…。
地方っていうのが特別差がないんですよ。
だからホントにいい生き方をしたいいい汗をかいていい時間を過ごしたいって若者もこういう所へ来るようになったんですよ。
これはホントにいい事ですよ。
そうでない人も圧倒的に多いんですけど数から言うとね。
でも少し環境に敏感で自分の生き方にホントに自分らしく生きたいっていうある種の主体性を持った人たちがここへ来ると。
だからそういう里山はそういう昔の農民たちの生産と生活の場として続いてきたのに今それがもうほとんど高齢化してやれなくなった。
だれが担うんですかと。
都会の心ある意識の高い…とりあえずまず団塊が入ってもらって…。
とりあえずは我々が…。
そう先兵で入ってもらってその次はもうちょっと若い中間層も入ってもらってできればそこに子供さんたちも体験させてもう一回僕らの子供の頃を体験したようないい体験をした大人が出てくる。
僕はこれがむしろグローバル時代の子供の生き方だと思っている。
本当に体験していればねくどいようですけどノーベル賞をもらえるような非常に創造的な能力は…。
さっきおっしゃたでしょ?うん子供の知育になりますよね。
絶対体験するとね違う人間になりますよ。
里山保全あるいは復活の動きは各地で行われていますけれども進士さんが注目しているさまざまな里山保全の活動ホントごく一部をまとめてみたものなんですが…。
福井県越前市ですね。
珍しいアベサンショウウオって希少性野生生物の保護ですね。
自然環境の保全で。
コウノトリとの共生なども行っているんだそうです。
アベサンショウウオとか…サンショウウオはいろんな種類がそれぞれの地域によって違うんですけどそういう貴重な今清流にすむ魚ですから希少なんですけどそれを守ると。
それからコウノトリでしょ?もう両方とも相当スター級の生き物なんですよ。
だからコウノトリを守る事で回りの環境が非常に良くなりますよね。
次山形県遊佐町の生活農業用水路ってあるんですね。
農業用水を浄化していく事をやり始めて。
これはあれですか?泥さらい。
里川って考えていいのかな?ああ里川ですね。
藻が見えますもんね。
透明度が結構ありますよね。
きれいな水になりましたね。
本当はね農業用水っていうのはいつでもね年に2回くらい土上げっていって泥さらいしてヘドロをこう上げてやるんですよ。
上げたあとみんなでムシロを敷いてそこで一杯やるんですけど。
いいですねそちらの方が。
汗のあとはね。
でもそういう事を通じてコミュニティーが…その農村のね。
隣近所が一緒になって仲間が再確認できるんですよね。
これまた生活用水としても使えるように取り組んでいる。
いいですね生活の中にこういう水があるのは…。
もう水が今もう本当に困っていてため池でもね。
こういう農業用水でもだんだんある意味では放置されてきて手入れが十分できなくて。
だけど体中血管が通ってるように川って大事なんですよ。
日本中の国土にきれいに血管が通ってるようにその水がないといけない。
しかもきれいな水がね。
だから生き物もそうだけど生活にも役に立つし国土そのものの保全にもなるので結構大事な事ですよ。
こんな所も人の手が必要なんですね。
必要なんですね。
そのままにしておくとやっぱり荒れてしまうからね。
次は東京都ですが江戸川区のふるさとの海の復活という…。
関口さんは葛西の半農半漁の家に生まれて15歳の時に水質が悪化してましたんですね舞浜が。
のりの養殖ができなくなったっていう。
それをまた復活させようという。
建築士なんですよ。
え〜。
あの関口さんは。
え〜。
その建築士のかたわらこの海の復活を。
多いんですよそういうの。
あのね対極の仕事をやりますね。
大変な作業ですよね?海をきれいにしていくって。
大変でしょうね。
今一部ありますけどね。
藻場っていいます。
藻が生える。
いろんな藻がありますが里海が今一番困っているのは汚染なんですよね。
都市の中から汚いものが川から海へ出るでしょ。
それが一番この里海の所へたまるんですね。
それで藻場がだんだん壊れてきてるんでもう大都市の横浜とか東京湾とかみんなやってるんです。
藻場の再生を。
ああ。
だからいくらか今水が良くなりつつあるから藻場が復活してるんでしょうけど。
同時に藻場を復活させると水もきれいになるし魚もやってくる。
そういう関係ですねだから金属会社は鉄を作るでしょ?鉄くずがね藻を育てるんですよ。
それでねそういう鉄くず会社が藻に吸収しやすい形にアレンジして普通それごみで捨てて処理する費用がかかるんだけど逆に海に戻してね。
で藻場を再生したりね。
そういう事も今盛んですよ。
まあいろんな技術を…。
ええ里山は市民活動なんだけど企業の新しい先端技術とか。
…と結びついてるんだ。
環境技術にもなってるんです。
他にもさまざまな活動があります。
滋賀県野洲市では琵琶湖から田んぼにつながる水路を作り琵琶湖の多様な生物を守っています。
全国各地で里山の保全活動が盛んに行われています。
ごく一部ですけども紹介してもらいましたけれどホントにさまざまな取り組みがあるんですね地域地域のね。
こんなに広がりがあるものとは思わなかった。
里山は北海道のようなエゾ松やトド松が生えているような所もあればブナの東北もあれば関東のケヤキとかクヌギコナラでしょ。
で関西に行くと今度はカシの類がたくさんあって九州行くとクスになって…。
全部違うんですよ。
だからね木も違うし地形も違うし歴史も違うからいろんな技術とかいろんな場面があるので生き物も多様に出るんですよ。
そこで生物多様性と言ってる訳ですよ。
いろんな命が出るにはねいろんな土地いろんな植物いろんな動物がいないといけないんだから。
という事は日本国内のいろんな保全の事や環境の問題がある。
ひいてはもっと広がった地球の環境にこれは結び付くと。
そうですで私はそれが大きな楽しみだと思っている訳。
地球そのものも俺が支えてるんだって最後に思える事ってホントにいい大きな楽しみだと僕は思っている。
社会貢献とか地域貢献っていうとキザですけど…。
ホントの意味でやってるぞって生きてるぞって実感はね。
その大きな楽しみはそういう事につながっていると思う。
でも改めて里山の良さが大切さが分かりましたね。
実はそれは希望につながるっていう…。
ほんの里山って思ってた所が実は地球規模で考えたらとっても大切なものだったっていう。
そうですねホントに。
いいお話。
進士さん今日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さて今日は。
今日のお茶は茯磚茶です。
茯磚茶?はい。
湖南省の黒茶なんですけど金花菌という発酵菌によって作られたお茶なんですけども。
製品となったあともずっと発酵し続けるんですね。
ああじゃあ今も発酵してるんですね。
何かいい香りがしますよね。
うん香りとちょっと渋さのこの感じがまたいいな。
ちょっと黒茶のイメージが変わるぐらい優しい甘い香りと何かこなれたって言うか合いますね。
熟成してるというか発酵してるのかもしれませんね。
とてもおいしいです。
続いては「私の団塊スタイル」です。
今日は広島市にお住まいの…。
「定年後趣味の木工を楽しんでいました」。
ああこれみんな作ったのかしら?「周りの評判も良く73歳の時にサークルを立ち上げました。
現在は32人の仲間とフリーマーケットや展示会などイベントを行いながら活動をし日々社会参加する喜びを感じています」。
今ね仲間に皆さんが…。
ああいろんな物が…。
実は今日この作って頂いた…。
天羽さんが作ってくださったブローチなんですけども。
ステキですね。
プラプラと動くんですよそして。
お似合いですよ。
かわいいですよね〜。
今日のお洋服にぴったりです。
ぴったりですね。
ホントにうれしい。
こんなの作って頂いて。
これも作ってるんだね。
はいありがとうございます。
「私の団塊スタイル」のコーナーでは50歳以上の皆さんからお手紙とそして写真を募集しております。
趣味でも仕事でも結構です。
こう輝いているというところを是非お寄せ頂きたいと思います。
皆様のご投稿お待ちしています。
さて今日は里山の話でした。
みんながいろんな所で昔の大切にしてた里っていう事を大切にしてるんだっていうのをすごく思ってたんですけど今日改めていろいろ聞いてああやっぱりいいないいもんだなって思いました。
だからよく「里心がつく」とか言うんじゃないですかね?帰りたい所をね。
思いますようん分かります。
じゃあ里山へ行きましょう。
里山に。
2014/02/21(金) 11:00〜11:45
NHKEテレ1大阪
団塊スタイル「仕事人生のち里山活動」[解][字][再]

全国に広がるシニアの里山活動。長年、仕事で培った交渉術や企画力を生かし、様々な取り組みが行われている。シニアの熱い思いや仲間達とのふれあいを伝える。

詳細情報
番組内容
「里山を未来に残したい」と奮闘するシニアの里山活動を伝える。VTRでは、定年後に妻の故郷に移住してエコビレッジ計画を立てる人や、田植えや川遊び、古民家再生などをイベント化する人などが登場。スタジオでは専門家を交え、全国で行われている里山活動とその課題を伝える。風吹さんのお茶コーナーでは、発酵を続ける中国茶を紹介する。【出演】風吹ジュン、国井雅比古、進士五十八(東京農業大学名誉教授)
出演者
【出演】東京農業大学名誉教授…進士五十八,【司会】風吹ジュン,国井雅比古

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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