きょうは最高の滑りをしようって。
トリプルアクセル。
降りた!
浅田真央選手、フリーは自己ベストを更新する会心の演技でした。
そしてスキーフリースタイル女子ハーフパイプの小野塚彩那選手。
高いジャンプと回転技で、銅メダルをつかみました。
おはようございます。
7時になりました。
ソチオリンピック、祈るような気持ちでご覧になっていた方も多いのではないでしょうか。
浅田真央選手のこん身の演技に、心から拍手を送りたいと思います。
気持ちの込もった完璧な演技を見せてくれましたね。
そして小野塚彩那選手の銅メダルも見事でした。
日本女子に、2つ目のメダルをもたらしてくれました。
では、早速ソチにいる上條アナウンサーに伝えてもらいます。
上條さん。
日本選手の活躍とそのことばの数々に、本当に胸が熱くなりました。
まずはフィギュアスケート女子シングル。
前半のショートプログラムで16位と出遅れた浅田真央選手が、後半のフリーで会心の演技を見せました。
予想外の展開となったフィギュアスケート女子シングルの前半。
後半のフリーに向けて、日本勢、巻き返しなるんでしょうか。
きょう、応援するのは?
浅田真央は、集大成と位置づけたオリンピックの最後の演技。
自分に集中できていなかった浅田の心、それを強くしたのは、感謝の思いでした。
真央ちゃん、頑張れ!
最大の武器とこだわり続けてきた、3回転半ジャンプのトリプルアクセル。
降りた!
目指してきた流れるようなジャンプを、初めて試合で決めました。
さらに、大技が続きます。
この舞台のために取り組んできた難しい連続ジャンプ。
このあとも浅田にしかできない6種類すべての3回転ジャンプに、果敢に挑んでいきました。
そして自分のすべてを出し切る最後のステップ。
苦しみながらも成長してきた、この4年の思いも込めました。
浅田は、最後の最後で理想の演技を披露し、自己ベストをマーク。
笑顔で終わりたいと思うその前に、ようやくたどりついた満足の涙がこぼれました。
今シーズンを最後と決めている鈴木明子。
気持ちよく滑ろうと、リンクに立ちました。
両足を痛めていましたが、がむしゃらだったと、跳んでいきます。
演技終盤、持ち味の表現力で、鈴木らしさを発揮します。
心を込めたスケートで演じました。
目標のメダルには届きませんでしたが、最後の大舞台を満足の演技で終えました。
初出場の村上佳菜子もプレッシャーの中で頑張りました。
演技中盤は、前の日に失敗したジャンプが続きます。
絶対にミスをしないと、強い気持ちで成功させました。
大きな経験を積んで成長が期待される19歳は、早くも次の舞台を見据えていました。
前半トップだった韓国のキム・ヨナ。
持ち味のスピードに乗って、流れるようなジャンプを次々決めていきます。
大人の表現力でも観客を魅了しました。
2回目のオリンピックは銀メダルでしたが、できることはすべてやれたと、納得の演技。
今大会で引退するキム。
同い年の浅田に、最後のメッセージを残しました。
金メダルはロシアの17歳、ソトニコワ。
冒頭は高さのある連続ジャンプを完璧に決めました。
地元ロシアの大歓声に押され、大舞台で躍動しました。
女子シングルの金メダルは、ロシアで初の快挙。
ジュニア時代から将来を期待された逸材は、まだ信じられないと笑顔で観客に応えていました。
銅メダルはイタリアのコストナー選手。
オリンピック3回目で、悲願のメダル獲得となりました。
ここからは、刈屋解説委員とお伝えします。
刈屋さん、このフィギュア女子シングル、全体通してどう振り返りますか?
全体を通してみると、やっぱりフィギュア王国復活をかけたですね、ロシアの底力と執念を感じたなという感じがしますね。
そうした中で、きょうの浅田選手の演技。
本当に見事としか言いようがない、きのうからの切り替えっていうのも、見事でしたよね。
そうですね。
やっぱりショートプログラムの失敗の大きな要因が、メンタル面であったということだと思いますね。
ですから、その部分を整理して、気持ちを集中して臨んで、やはり浅田真央としての、フィギュアスケーターとしての完成形というか、今、どこまで到達しているかということをしっかり見せることができましたし、オリンピックの女子フィギュアスケート史上に残る最高傑作の一つといえるようなプログラムを演じきることができたと思いますね。
浅田選手にとって、一つの完成形なわけですね。
そうですね。
フリーの得点だけ見ると、ご覧のように3番目なんですよ。
ただ、第2グループで演技しましたので、後ろのグループを意識して、ちょっと点数が抑えられた傾向がありますので、最終グループにもし浅田選手が、あのプログラムをやっていたら、たぶん、もっと点が出ていただろうと思いますね。
その内訳を見てみましても、本人が目指しているトリプルアクセルを含む6種類、8回のいわゆるエイトトリプルといわれている、回転不足とエッジの減点はいくつか受けたんですけども、しかし、8つのトリプルジャンプが入る見事な歴史的なプログラムを演じ切ることができたということになりますね。
バンクーバーのときにはトリプルアクセルを3つという、ギネスブックにも載りましたけれども、そして今回も歴史的なプログラムと、2大会連続で歴史的なプログラムを演じたということになりますね。
初めてなわけですものね?
そうですね。
さあ、そして鈴木選手が8位入賞ですね。
村上選手、12位という結果でした。
どう評価しますか?
鈴木選手は、足をけがしていたということなんですけれども、その中で、非常にスピード感あふれる演技を見せまして、スケーティングのうまさと表現力の豊かさというのをしっかりとアピールできたんじゃないかと思いますね。
オペラ座の怪人のこのクリスティーヌにしっかりとなりきった、そういうPRというか、アピールができたと思いますね。
村上選手ですけれども、村上選手は、たぶん見てる人すべてが感じたと思うんですが、まだ伸びしろが相当あるなと、これは相当、まだ点数を伸ばせる要素を残した選手だなっていうのを、世界にアピールしたんじゃないでしょうかね。
今回の採点基準を非常に細かく分析すれば、いくらでもまだ点が伸びていく、そういう要素を持っていることを証明したような気がしますよね。
今回の経験を踏まえて、本当に村上選手もこのあとが楽しみになりますよね。
なりますね。
この経験をぜひ生かしてほしいですね。
そうですね。
それにしても、メダルには届かなかった浅田選手ですが、フリーですべてのジャンプを入れて、自分の目指す演技ができたと言っていましたけれども、バンクーバーのあと、こう言えるまでの、ここまでの道のりっていうのは、本当に長かったでしょうね?
そうでしょうね。
メダルをとれませんでしたけれども、浅田選手の価値を下げるものでは全くないですね。
むしろ今、お話しになった4年間の努力というのが、彼女のアスリートとしての価値、評価というのをもう決定づけているような気がしますよね。
彼女はバンクーバーのときには銀メダルをとってますし、世界チャンピオンのタイトルも持っていながら、そこから、さらに、最高の作品を作るために、結果として金メダルも狙うためにスケーティング技術を一から見直したんですよね。
しかもジャンプの跳び方を変えていくというだけではなくて、スケーティング技術そのものを一から見直していくと。
これはどのスケーターに聞いても、相当きついことらしいですね。
非常に厳しい、根気強い努力がなければ、なかなかそれに取り組むことができないと。
しかし、彼女は自分の目指す作品を作るためには、自分が臨む高みに到達するには、これをやらなければいけないんだということで、結果が出ない試合の屈辱とかにも耐えながら、それをずっと地道に積み上げて、2年間、3年間たって、徐々に成果を上げていったということになりますよね。
その努力に本当に敬意を表したいというか、頭が下がる思いです。
そして今回、その努力の成果をああいう形でっていうか、フリーでですね、示したと、ただメダルがとれるとれないというのは、そのときの運もありますんで、金メダルがとれるかとれないかっていうのは本当にそのときのいろんなことがありますけれども、金メダルをこれまでとれなくても、フィギュアスケートの歴史上にさん然と輝き続ける名スケーターたちはいっぱいいるんですよ。
例えばスルツカヤ選手、ヨーロッパが生んだ最高のフィギュアスケーターの一人という評価はもう今も揺るぎないんですけれども、彼女も金メダルを絶対といわれているソルトレークシティーでとれずに、そしてトリノでは荒川さんにも敗れたということで、ただ、彼女は難病を克服したり、お母さんの看病のために世界選手権を諦めたりという、いろんな苦しみを乗り越えながら、最後の最後まで金メダルを目指す努力を見せ続けてきたと。
記憶に残ってますね。
もう一人ですね、ミシェル・クワン選手、この選手もアメリカのフィギュアスケート史上に残る、もう名選手として、輝きを持ち続けてますけども、金メダル絶対といわれた長野オリンピックで、タラ・リピンスキー選手に敗れて、そのあとの地元のソルトレークシティーでも金メダルに届かず、そして3回目のチャンスと狙って、トリノオリンピックに乗り込んでいったときに、けがで大会に出られずに引退になったんですよ。
そのときの引退の会見のときに彼女が言ったのは、夢をかなえるのがスポーツならば、かなわないのもまたスポーツ。
でも一番大事なことは、夢に向かって最大限の努力をすることがスポーツなんだと、そのために自分は最大限の努力ができたから、悔いなく引退することができますといったんですね。
ですから、このスルツカヤ選手もミシェル・クワン選手も、実績はもちろんですけれども、金メダルをとってない。
でも、金メダルに向かった最大限の努力を見せ続けたということが、やはり彼女たちがフィギュアスケーターとしての歴史をさん然と輝いている一つの大きな要因なんですね。
そう考えると、やはり浅田真央選手が、この4年間に見せた金メダルに向かってというよりも、最高の作品を目指しての最大限の努力というのはやはりこの2人に匹敵するものでありますし、同じように金メダルはなくても、女子フィギュアスケート史上に、さん然と輝き続ける、刻み続ける、そういう選手だろうというふうに思いますね。
そうですね。
胸を張って、帰ってきてほしいですよね。
そうですね、胸を張って帰ってきてほしいですし、せっかくこの域まで達したんですから、やっぱり、もう辞めるのもったいないなっていう感じしません?
そうですよね。
私たちはそう思ってしまいますね。
そうですよ。
キム・ヨナはあれだけ休んで、ちゃんとうまくできたんで、浅田選手も2年間ぐらい休んで、アイスショーで滑りを確認しながら過ごして、ピョンチャンでキム・ヨナの目の前で金メダルをとってほしいなという感じがしますね。
そういう夢がまた膨らんできますね。
さあ、フィギュアスケートについて、刈屋解説委員とお伝えしました。
それではフィギュアスケート以外の競技について、再びソチから伝えてもらいます。
さあ、上條さん、日本はうれしい8個目のメダルになりましたね。
そうですね。
このソチオリンピックから加わった新しい種目でのメダルとなりました。
スキーフリースタイル女子ハーフパイプで、小野塚彩那選手が銅メダルです。
25歳の小野塚選手、メダルをとると、アルペンから転向して、およそ3年で大きな目標にたどりつきました。
スキーのハーフパイプは、エアの高さや回転などの難度を競い、2回滑ってよいほうの得点が採用されます。
小野塚は、アルペンでの技術を生かせると転向し、メダルを目指しました。
12人で争う決勝、小野塚の1回目。
最大の持ち味は、誰にも負けないと自負するエアの高さです。
最初のエア。
バランスを崩しかけ、失敗だったと悔やみました。
それでもなんとかまとめて、1回目の得点は3位、メダルに近づきます。
彩那!
2回目は最初のエアに、全神経を集中させます。
そのエア。
高さは出た!
3メートル近い高さは、出場選手でもトップクラスでした。
小野塚はこのあとの回転技も、着実に決めていきます。
決まった!
決まった!
ガッツポーズ!
1回目を上回る得点で、この時点で3位をキープします。
2人あとのアメリカ、シガニーの得点しだいで、小野塚の銅メダルが決まります。
シガニーは、ワールドカップ3勝の実力者です。
小野塚彩那の挑戦は、あっ!銅メダル確定!
オリンピックでの得点は小野塚が上でした。
ばんざーい!
もう最高の滑りでした。
かっこよかったです。
信じらんないですね。
なんか別世界の人になった感じですね。
もう最高です。
いやー、もうおめでとうですね。
早く飲みたいですね、一緒に。
有言実行できてよかったと小野塚。
宣言どおり、新種目で初のメダルをとり、胸を張りました。
夫のうえのゆうたコーチと共に競技に臨んだ三星マナミ選手は、予選で敗退しました。
見事銅メダルに輝いた小野塚選手。
これは競技への情熱でつかんだメダルです。
25歳の小野塚選手。
今回が初めてのオリンピックでした。
持ち味はアルペンスキーから転向したスピードと、それを生かした世界でも有数の高いエアです。
新潟県南魚沼市のスキー場。
そのすぐそばの旅館が実家です。
小野塚選手は旅館の仕事を手伝いながら、競技を続けてきました。
こっちがライチ。
スキーの手入れや海外遠征の準備なども、すべて一人でこなしてきました。
さらなる成長のために、去年から、新たな練習を取り入れました。
空中感覚を鍛えるためのトランポリン。
わーっ!
そして、クッションを用意しての雪上ジャンプ。
こうした練習で、技の完成度が上がりました。
たゆまぬ努力が、銅メダルという成績につながりました。
銅メダルの小野塚選手。
今から1時間ほど前に喜びの声を聞くことができました。
まだ全然、メダルも手元にないですし、終わったばっかりで、全然実感が湧かないんですけど、本当に今、競技自体が終わってほっとしてます。
本当にまさかメダルがとれると思ってなかったので、もちろん目指してはいたんですけれども、あの状況の中で、本当に信じられない気持ちが感情になって表れたと思います。
今までワールドカップでメダルをとるのとは、またちょっと違う形で、たくさんの声援だったりとか、いろんな日本チームの方だったりとか、会場に足運んでくださってて、そういうところはやっぱり違ったんですけど。
本当になんて言うんですかね、どのメダルもやっぱり価値は一緒だと思うんですけど、本当に今初めて、改めて特別なものだったんだなと思います。
2本目は全力のエアではなかったと思うんですけど、それなりにやっぱり持ち味の高さ出せて、今は本当にほっとしてますね。
今まで練習してきたというか、このシーズン練習してきたことが出せたと思いますし、競技転向して、一番ここっていうときの滑りだったんじゃないかなと思います。
とにかくオリンピックでメダルをとって、この競技をメジャーにするっていうことが、目標ではないんですけれども、そこが一番早いなと思って。
それを本当に目指してやってきたので、これでハーフパイプ、スキーのハーフパイプっていう競技がメジャーになれればいいなと思います。
自分の中のスキー人生の中でも、すごく価値のあるものだったと思うんですけど、フリースキー、日本のフリースキー業界にも、すごく価値のあるメダルだと、私は思ってます。
予選と決勝の間で、ちょっと1回、家のほうにも電話したんですけど、本当、たくさんの方集まっていただいて、ちょっと決勝、夜遅かったんですけれども、本当に皆さん、最後まで応援してくれて、本当にありがとうございました。
いつもどおり、結構ゆかいな家族なので、楽しんでねっていうことばでしたね。
やっぱり頑張れって言われるよりも、楽しんでって言われることが多いので、そういうのも糧にして、ファイナルに挑みました。
今までオリンピックでメダルって目標に向かってやってきたので、今は次の目標を見つける段階まで来てないんですけれども、ゆっくりシーズン終わってから考えれればいいかなと思ってます。
本当におめでとうございます。
さあ、続いてスキーノルディック複合は、最後の種目、団体です。
日本はキャプテンの加藤大平選手がけがでメンバーから外れる中、メダルを目指しました。
団体で20年ぶりのメダルを狙う日本の4人。
出られない加藤と共に戦うと誓っていました。
前半のジャンプ。
1人目は渡部暁斗、個人ノーマルヒル銀メダルです。
気合いが入っていたと、力強い踏み切り。
日本はエースが最初に128メートルを飛び、トップに立ちます。
2人目の湊。
加藤のけがで、出番が回ってきました。
しかし、不調のジャンプはこの日も飛距離が伸びず、6位に後退します。
加藤の分まで飛びたかったと湊、日本はこのあとも順位を上げられず、ジャンプは6位でした。
後半のクロスカントリー、日本は3位とは40秒差からのスタートです。
1人目は永井、メダルを目指して前を追います。
すぐにおよそ10秒先に出たチェコを捉えます。
日本が前に出ました。
日本これで6位から5位です。
2人目の湊。
得意のクロスカントリーでは、区間トップの走りを見せました。
3人目は渡部善斗。
最後はエースの渡部暁斗、加藤の手袋をつけて、最後まで全力で走りました。
メダルには届かなかった日本。
それでも5人の力を結集し、長野大会以来となる5位に入りました。
金メダルはノルウェー。
1998年の長野大会以来の金メダルを獲得しました。
では大会14日目までのメダルの獲得状況です。
日本のメダルは合わせて8個、海外で行われた冬のオリンピックでは、これまでで最も多くなりました。
続いてきょう21日の注目競技です。
スピードスケートの女子団体パシュート。
日本は前回のバンクーバー大会、銀メダルを獲得。
2大会連続のメダルを目指し、初戦の準々決勝に臨みます。
またショートトラック女子1000メートルでは、酒井裕唯選手が、日本女子で初めてのメダルを目指します。
ここまでソチからお伝えしました。
では次のニュースです。
おととい、群馬県館林市のスーパーの駐車場で、26歳の女性が車の中で頭を銃で撃たれ、殺害された事件です。
店内の防犯カメラの映像などから、女性はこの店で買い物をして、車に戻った直後に殺害された可能性が高いことが分かり、警察は女性の行動を詳しく調べています。
おとといの午後3時前、群馬県館林市のスーパーの駐車場に止められた乗用車の運転席で、群馬県大泉町に住む鈴木千尋さんが頭を銃で撃たれ死亡しているのが見つかりました。
これまでの調べで、鈴木さんの車の中からは、商品の入った買い物袋が見つかっています。
店内の防犯カメラの映像などから、鈴木さんはこの店で買い物をして、車に戻った直後に殺害された可能性が高いことが、警察の調べで分かりました。
殺害された鈴木さんは、栃木県内に住んでいた去年11月、コンビニエンスストアの駐車場で、元交際相手の男から暴行を受けていました。
鈴木さんは、元交際相手に付きまとわれていると、栃木県警に相談し、栃木県警は男を暴行の疑いで逮捕しました。
男は11月下旬に釈放されましたが、警察は鈴木さんに近づかないよう、ストーカー規制法に基づいて警告していました。
また警察は鈴木さんに対し、元交際相手が釈放される見込みであることを伝え、鈴木さんも去年12月に群馬県に引っ越していました。
しかし、その後も元交際相手から、会いたいなどという電話やメールが、家族などのもとに送り続けられ、鈴木さんは警察に相談していたということです。
鈴木さんは事件の直前まで、友人と携帯電話で話していたことが確認されているということで、警察は鈴木さんの行動を詳しく調べています。
また鈴木さんの元交際相手と連絡が取れなくなっていることから、事件との関連を調べています。
続いて、急速に普及が進んだスマートフォンについてです。
充電中に熱くなって、焼け焦げたなどという相談が急増しているとして、国民生活センターが注意を呼びかけています。
スマートフォンが発熱したという相談は、昨年度、全国の消費生活センターに520件ほど寄せられ、前の年の5倍余りに急増しているということです。
主な相談の内容は、充電していたら、スマートフォンとケーブルのつなぎ目が焼け焦げたとか、通話中に発熱し、ほおが低温やけどになったなどというものです。
寄せられた相談をもとに国民生活センターが調べたところ、ゲームやテレビ電話など、負荷がかかる機能を10分程度使った場合、表面の温度が60度近くまで上がる機種もあったということです。
このため、国民生活センターはスマートフォンについて、充電の際は、端子に異物や液体がついていないことを確認し、使用中は長い時間、肌に密着させないようにするなどの注意を呼びかけています。
TPP・環太平洋パートナーシップ協定を担当する甘利経済再生担当大臣は、シンガポールで開かれる閣僚会合に出席するため、きょう、現地に向かうことにしています。
甘利大臣は滞在中、アメリカのフロマン通商代表と個別に会談し、焦点となっている農産物5項目の関税の取り扱いなどで譲歩を促し、閣僚会合での大筋合意を目指すことにしています。
TPPの閣僚会合は、あすから4日間、シンガポールで開かれる予定で、担当の甘利経済再生担当大臣は、きょう現地に向かうことにしています。
閣僚会合では、先進国と新興国の間で対立が続く知的財産の保護や、民間企業と国有企業の競争条件などの分野を中心に協議が行われるほか、関税の取り扱いなどを巡って、個別の会談が行われることになっています。
甘利大臣は、きのうまで東京で行われた日本とアメリカの事務レベルの協議で、焦点となっている農産物5項目の関税の取り扱いで妥協点を見いだすことができなかったことから、閣僚会合と並行して、アメリカのフロマン通商代表と会談するなど、調整を続けることにしています。
甘利大臣はきのう、NHKの取材に対し、日米の間でまだ相当な開きがあるが、妥結に導くには双方の譲歩が必要だ。
日米交渉がまとまらなければ、TPPは極めて貧相な経済連携になると述べ、アメリカとの間で早期の合意を目指す考えを示しました。
甘利大臣は、TPP交渉を早期の妥結に導くためには、交渉参加国の譲歩が必要だとして、各国に協力を求めるとともに、農産物5項目の関税の原則撤廃を求めるアメリカに、柔軟な対応を促し、閣僚会合での大筋合意を目指すことにしています。
東京電力福島第一原子力発電所で、タンクから極めて高い濃度の放射性物質を含む汚染水およそ100トンが、敷地内の地面に流出した問題です。
東京電力は、タンクに汚染水を送る配管で、本来閉まっているはずの弁が開いていた経緯などを詳しく調べ、再発を防ぐ対策を検討することにしています。
汚染水が漏れたのは、福島第一原発4号機の山側にあるタンクです。
汚染水は、タンクの天板と側面の板の継ぎ目から流出。
その量はおよそ100トンに上ります。
流出した水からは、ベータ線を出す放射線物質が、1リットル当たり2億4000万ベクレルという、極めて高い濃度で検出されました。
タンクからの汚染水漏れとしては、これまでで最も高い濃度です。
汚染水はどのようにして流出したのでしょうか。
東京電力によりますと、汚染水は配管を使って移送しています。
本来、画面下のほうに流れるはずでした。
しかし、右側のタンクに流入し、漏れ出ていました。
原因について、東京電力は、配管の途中にある本来閉まっているはずの3つの弁のうち、1つは故障していた疑いがあり、別の2つの弁も開いていたため、予定していなかったタンクに汚染水が入り過ぎ、あふれたと説明しています。
福島第一原発では、これまでにもタンクからの汚染水漏れが問題になり、東京電力は、異常をいち早く発見するためのパトロールの強化や、タンクを監視する水位計や警報機の設置といった対策を進めてきましたが、こうした対策が生かされませんでした。
今回、漏えいが見つかる9時間以上前のおととい午後2時過ぎ、タンクの水位が高まっていることを示す警報が鳴っていました。
しかし、その後、タンクの水位計のデータは、反対に水位が急に低下したことを示したため、警報は水位計の故障によるものと判断し、タンク内の確認はしなかったということです。
東京電力は、故障の疑いがある弁の状態や、ほかの弁がなぜ開いていたのか。
それに警報が鳴ってからの作業員の対応なども調べ、再発を防ぐ対策を検討することにしています。
朝鮮戦争などで、韓国と北朝鮮に離れ離れになった離散家族の再会がきのうから6日間の予定で始まりました。
3年3か月ぶりとなる今回の再会は、これまでかたくなな態度を見せてきた北朝鮮が一転して受け入れを表明し、実現しました。
そのねらいはどこにあるのでしょうか。
3年3か月ぶりに北朝鮮のクムガン山で始まった離散家族の再会。
南北双方で合わせて300人余りが再会を果たしました。
韓国から参加したキム・ミョンドさん90歳。
北朝鮮に住む72歳の末の弟と、70年ぶりの再会が実現しました。
長い間、この日を夢見てきたキムさん。
念願の再会が決まってからは、北朝鮮での弟の暮らしを想像して、冬の服や靴、薬などを買い集め、準備を進めてきました。
再会が中断した3年余りの間、北朝鮮によるミサイルの発射や、核実験を経て、南北関係は緊張が高まりました。
こうした中、去年2月に就任した韓国のパク・クネ大統領は、北朝鮮に離散家族の再会の実施を繰り返し呼びかけました。
しかし北朝鮮は、これに応じず、今月上旬には、来週から行われるアメリカと韓国の合同軍事演習に反発して、再会に否定的な姿勢を示していました。
ところが一転、北朝鮮は先週、韓国側の求めを受け入れると表明。
国営メディアは、不利な条件にもかかわらず、南の要求を寛大に受け入れたと強調しました。
ここ数日は、米韓の合同軍事演習に対する非難も控え、韓国から前向きな対応を引き出そうというねらいがうかがえます。
一方で、アメリカや韓国は、合同軍事演習を来週に控え、北朝鮮が対抗措置として、軍事的挑発を行う可能性も排除できないとして、警戒を強めています。
今回、融和姿勢を見せた北朝鮮が、このあとどのような態度に出るのかが次の焦点となります。
政府は、韓国との間で事務レベルの協議を重ね、日韓関係の改善に向けた糸口を探る方針ですが、いわゆる従軍慰安婦の問題などを巡って、立場の隔たりは依然として小さくなく、事態の打開にはなお時間がかかるという見方が出ています。
冷え込んだ状態が続いている日韓関係を巡っては、アメリカが3か国が連携して北朝鮮に対処するためにも、早期に改善するよう日韓両国に促していて、政府は、外務省の伊原アジア大洋州局長を今週、ソウルに派遣するなど、事務レベルでの協議を重ねることで、関係改善の糸口を探る方針です。
ただ、伊原局長と韓国外務省のイ・サンドク北東アジア局長の会談では、いわゆる従軍慰安婦の問題について、韓国側が、問題の解決には日本側の誠意ある具体的な行動が必要だなどと主張したということで、法的な問題は解決済みだとする日本側との立場の隔たりが、依然として小さくないことが浮き彫りとなりました。
政府は、関係改善に向けて、外相会談の実現を目指すことにしていますが、その環境は整っておらず、事態の打開にはなお時間がかかるという見方が出ています。
全日空が来年入社する客室乗務員の採用数を増やします。
国際線の便数を大幅に増やすのに伴うもので、ことしより1割増やし、500人程度とすることにしています。
全日空は、来年入社する客室乗務員の採用数を、ことしの458人から1割増やし、500人程度とする計画です。
これは、来月の羽田空港の発着枠拡大などで、今後、国際線の便数を大幅に増やすことに対応するためです。
全日空は、ことしの入社から、これまで契約社員だった客室乗務員の採用を、正社員に切り替えていて、すでに募集が始まっている来年の採用でも、応募者が大幅に増えているということです。
このほか、来年入社する総合職の採用は、事務職と技術職でそれぞれ20人程度と、ことしとほぼ同じ数を予定しています。
一方、日本航空は、来年の客室乗務員の採用について、ことしより70人ほど少ない200人程度を予定しているということです。
デモ隊と警察の大規模な衝突が続くウクライナでは、野党勢力の過激なグループと、警察の特殊部隊がそれぞれ銃を発砲して、この3日間で犠牲者は75人となりました。
政権と野党側が合意した暴力の停止が守られず、さらなる事態の悪化が懸念されています。
ウクライナでは、EU・ヨーロッパ連合への加盟に向けた動きを中断して、ロシアとの関係を強化するヤヌコービッチ政権に対して、野党勢力による抗議デモが続いており、18日、首都キエフで警察の特殊部隊との大規模な衝突に発展しました。
これを受けて、政権と野党側は、暴力の停止で合意しましたが、20日、これに反対する野党勢力の過激なグループと、警察の特殊部隊がそれぞれ銃を発砲し、ウクライナ保健省によりますと、18人の衝突以降、3日間の犠牲者は75人となりました。
停戦の合意が僅か1日で破棄されたことを受けて、市民の間では衝突のさらなる悪化を懸念する声が強まっています。
事態の収拾を図るため、フランスとドイツ、それにポーランドの外相が20日、キエフを訪れ、ヤヌコービッチ大統領と6時間にわたって会談しましたが、3か国の外相は無言で大統領府を出たため、大きな成果はなかったとものと見られています。
一方、EUは20日、ベルギーの首都ブリュッセルで、緊急の外相会議を開き、対応を協議しました。
この結果、デモ隊の弾圧に関わったヤヌコービッチ政権の幹部などを対象に、EU域内にある資産の凍結や、EUへの渡航の禁止と言った制裁を科すことを決めました。
対象となる具体的な個人については、今後、調査を進めたうえで決定するとしています。
アシュトン上級代表は記者会見で、ヤヌコービッチ政権の責任を厳しく指摘しました。
ウクライナでは、地方でも治安機関の建物への襲撃などが続いていることから、さらなる事態の悪化が懸念されています。
では続いて気象情報です。
この寒さ、まだまだ続くんでしょうか。
渡辺さん。
そうなんです。
この寒さ、今週いっぱいは続いてしまいそうです。
渋谷も上空晴れていまして、だんだん日ざしも届いてきているんですが、全くそのぬくもりは感じられません。
北風がピューッと時々、冷たく吹きつけてきます。
さてもう2月も後半ですから、女性ですと、そろそろ春物のお洋服が気になる時期ですよね。
ただ、これだけ寒いので、まだこのような冬物のもこもこダウンコートに頼ってしまいます。
きょうも各地で真冬の寒さが続く見込みです。
では予想最高気温から見てみましょう。
きのうより2、3度低くなる所が多く、平年と比べても低い所が多いです。
大阪は7度までしか上がらないでしょう。
北陸と仙台は3度、北海道と東北北部は0度以下の予想です。
さて、この寒さの原因は、西高東低の冬型の気圧配置です。
こうなりますと、上空には寒気が流れ込みます。
冬型の天気は日本海側で雪、そして太平洋側では晴れになります。
予報を見てみますと、やはりその日本海側、北海道から山陰地方にかけて、きょうは広く雪でしょう。
局地的には雪や風の強まる所がありそうです。
一方で太平洋側と沖縄は晴れる所が多いでしょう。
さて、このあと来週に入りますと、ようやく全国的に気温がぐぐっと、上がってきそうです。
ただ、気温が上がりますと、雪の多い所では、こんなことに注意が必要です。
それは雪崩です。
特に甲信地方など、先日の大雪は、湿った状態で降ったために、さらさらした雪よりも重く、山の斜面を滑りやすいんです。
一気に滑り落ちる全層雪崩が起こるおそれがあります。
ですから、できるだけ山の斜面には近づかないようにしてください。
ではあす以降の天気を見ていきましょう。
2014/02/21(金) 07:00〜07:50
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
▽女子フィギュアフリー 浅田・集大成の舞いは 鈴木・村上の演技は? ▽群馬・館林女性殺害 ストーカー被害訴えも ▽離散家族の再会事業 北朝鮮の狙いはどこに
詳細情報
番組内容
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】早坂隆信,【気象キャスター】渡辺蘭
出演者
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】早坂隆信,【気象キャスター】渡辺蘭
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:9832(0×2668)