花信〜わたしのメモリアル〜 2014.03.21

花の数だけ忘れられない思い出がある。
聞かせて下さいあなたと花の物語…
皆さんから寄せられた草花にまつわるエピソードをご紹介する「花信〜わたしのメモリアル〜」。
皆さんは道端に咲く野の花に心引かれた事はありませんか?今日はそんな「野の花」にまつわるエピソードをご紹介します。
まずは離れ離れとなった家族の思い出をつづったお便りを2通続けてどうぞ。
「孫のるーちゃんがまだ1歳半の頃毎日散歩するのが大好きでした。
手をつないで散歩すると道路の片隅空き地の雑草の中に黄色いかわいいタンポポが顔を出します。
るーちゃんは綿毛を見つけると手に取ってふっと吹きます。
綿毛は風に乗ってふわぁっと飛んでいきるーちゃんはそれが楽しく声を出して笑い手をたたきます。
花が咲いていると立ち止まりかがんで顔を花びらに…。
花と緑が何より好きなるーちゃんでした。
るーちゃんは大震災津波放射能で今は東京の三鷹に住んでいます。
もう4歳になり元気よく幼稚園へ通っています。
タンポポが咲く頃孫がはしゃいだ声手をたたいて喜んだ顔が思い出され胸がいっぱいになってきます」。
「明治42年生まれ99歳で亡くなった祖母が好きだった花です。
子供の頃夏休みに徒歩で実家から木曽川までしじみ採りへの道中に到着目前の堤防に生えたピンク色の花を…」。
「名前のとおりクルクルねじって咲いている姿に『かわいい』と感動した事を今でも覚えています。
結婚し実家の庭から芝を分けてもらうと見知らぬ新芽が。
何が咲くのか分からず踏まないように数か月…ネジバナの花茎が伸びてきた時の感動は忘れません。
ネジバナが庭で咲く季節になると『買うなんてもったいない』が口癖だった祖母の教えを思い出します」。
道端や庭先に毎年顔を出す野の花に自分だけの大切な思い出が詰まっている。
そんなメッセージの籠もったお便りでした。
さあ続いては父と娘の思い出の花となったエピソードをご紹介します。
「幼い頃自宅近くの雑木林や野原を父とよく散歩したものでした。
木漏れ日の下に顔を出したワラビ宝石のように色の変わるノブドウの実。
野山を歩く事は宝探しのようで楽しかったのです。
5月のよく晴れた日父と私は一つの花に出会いました。
明るい紫色の星形の小さな花。
野に咲く雑草と呼ぶにはあまりにもかわいらしい姿。
2人で図鑑を開くと『ニワゼキショウ』という花でした。
父に『物覚えが悪いから時々質問して』と言われて…」。
「初めは『何だったっけ?』と言っていた父も『ニワゼキショウアヤメ科』と即答するようになりました。
ニワゼキショウ。
今も私の中では別名『かわいい花』なのです」。
今日は野に咲く花にまつわるエピソードを3つご紹介しました。
皆さんいかがでしたでしょうか?僕がナビゲーターを務めている「趣味の園芸」ではこうした草花にまつわるお便りを番組内でご紹介しています。
あなたの心に咲いた花の思い出を是非番組宛てに送って下さい。
「花信〜わたしのメモリアル〜」。
今日はここでお別れです。
2014/03/21(金) 06:15〜06:20
NHK総合1・神戸
花信〜わたしのメモリアル〜[字]

Eテレ「趣味の園芸」ミニコーナーのお便り3通を再紹介。視聴者のかけがえのない花の物語を朗読で紹介。【朗読】三上真史(「趣味の園芸」司会、D−BOYS)

詳細情報
番組内容
“花信(かしん)”とは、花の便りを意味する言葉。Eテレ「趣味の園芸」には、視聴者の心温まる花のエピソードが毎日のように寄せられてくる。人生の折に触れて出会った花は、美しい記憶となって人々の心に咲き続けている。「趣味の園芸」で紹介したお便り3通を「野に咲く花」として再編成(ニワゼキショウ、タンポポほか)、視聴者のかけがえのない花の物語を朗読で紹介。【朗読】三上真史(「趣味の園芸」ナビゲーター)
出演者
【朗読】三上真史

ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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