木曜時代劇 鼠(ねずみ)、江戸を疾(はし)る(4)「姉妹の願い」 2014.02.05

(風の音)
(風の音)お〜!はあ…。
足音も吹き消すような春風によろめきながら飛ぶ鼠かな。
はあ…。

(泣き声)哀れだなあの年で毎晩慰み者にされては…。
おい。
めったな事を口にするな。
あなたは鼠様?様と呼ばれるような身分じゃねえが…そうだ。
大丈夫起きないから。
いつも朝までぐっすり眠って私がいくら泣いても起きないから。
あんたは一睡もせずにそいつの横で泣き暮らしてるって訳か。
私…あなたを待っていたような気がする。
えっ?お願いです!これを堺町に住む大工の棟梁政五郎って人に渡して下さい。
はあ?私のお父っつぁんに私が書いたものです。
盗む訳じゃありません。
そいつが手紙も出させてくれねえのか?お父っつぁんに頼んで大事な人に今の私の事を知らせる手紙だから…。
殿はあんまり知られたくないのよ私の事を…。
だからそんな所に隠して…。
あんたは無理やり側室にされたのか?出入り大工の娘なんていつでも捨てられる身分です。
それで大事な人に助けを求めているのか?いいえ。
大事な人に心配をかけないためです。
ホントは私の事ここから盗んでほしいけど私には一文の値打ちもないから…。
バカ言うな。
せめてこれをどうかお父っつぁんに!分かったよ。
安心しな。
ありがとうおい何やってんだ?そんなとこで。
泥棒か?
(風の音)お〜っ!
(一同)お園!お園!何だ?お園!
(一同)お園!お園!お園!お園!お園大丈夫か?お園!何につかまってるんだ?もう駄目だ…。
下に布団を積め!落とすぞ!えっ?おい布団だ。
布団を持ってこい!お嬢様!おい手を貸せ!そう言われましても私は高い所が苦手でとてもそこまでは…。
だったら来るなよ!お嬢様が心配で…。
だったら手を貸せ!無理です!何なんだ?お前ら!こいつは一体どうしたって言うんだ?何で屋根なんかに上ってんだ!?分かりません。
お嬢様はどうも眠ったまま出歩く癖がございまして。
起きている時には何も覚えてないのでございます。
寝てるのか?これは。
はい。
あの…もしやあなたは鼠様で?様とつけられるような者じゃねえがそうだ!ありがとうございます!よくぞ千両箱の方を落として下さいました!感心してねえでなんとかしろよ!分かりました。
私もそちらに参ります!もうよろしいです。
よし離すぞ!あっお嬢様!
(一同の悲鳴)うわ〜!文助お前…。
はあ…。
あの手代お嬢様に惚れてやがるな。
あ〜あみんな落としちまった…。
(呼び子の音)おっと嫌なもんまで来ちまった。
(呼び子の音)
(一同の笑い声)どうしたんだ?鼠小僧が千両箱落っことしたってよ!
(一同の笑い声)フフッ!ハハハハハハハハ!アハハハハハハハ!いい加減にしろ!だって…だって兄さんちょっと!見た?これ!「さすが鼠小僧。
千両箱より人助け」。
何べんも見せるな!
(せきばらい)鳴海屋のご主人は娘を助けて下さった鼠小僧に涙を流して感謝をし損した千両箱は是非ともうちの蔵からお返ししたいとまた来てくれる事を願っているそうよ。
よかったわね。
バ〜カ!そんな所にのこのこと行く泥棒がいるか!バ〜カ!こんなもの落とす泥棒の方がいないわよ!いいじゃない。
それがあれば当分おとなしく暮らせるんでしょ?そのために働きに行ったんじゃないの鼠は。
好きな事言ってろ!天下の大泥棒鼠小僧はただのお人よしだった。
えっ?そんな事まで書いてあんのか?ううん。
それは今私が言ったの。
だけどこれでまた鼠小僧は人気が出ちゃったわよ〜。
冗談じゃねえ!お前ら鼠小僧に褒美やれとはなんて言いぐさでえ!何でお上が罪人に褒美やらなきゃならねえんだよこの野郎!だってね江戸の町をこんなに明るくしてくれてんだよ!
(一同)そうだそうだ!ヘッ!お前らが明るいのは生まれつきだろうが!いや親分鼠小僧は貧乏人のおてんとうさまだ!いや親分鼠小僧は金より命の重さを知る男よ!いや親分鼠小僧は…。
思いつかねえなら言うんじゃねえこの野郎!私は鼠小僧に褒美のおそばをあげたいわ!それよりも私がおそばに行きたいわ!どうも。
あっ次郎吉さんいらっしゃい!褒美のそばを。
あら遊び人にあげる褒美はないのよ。
親分何にします?いつもの!はいよ!あ〜あ嫌になっちまうね全く!何のために夜も眠らず身を粉にして鼠追っかけてんだか分かりゃしねえよ!…ったく!親分あっしにはその苦労分かってますよ。
偉そうに!甘酒屋お前も少しは苦労しやがれ!へい。
それで親分その読み売りに書いてあった大店の娘は目を覚ましたんですか?目は覚ましたよ。
けど何も覚えちゃいねえ…。
そうですか。
しかしヘンテコな病ってのもあるもんだな。
歩きながら夢見てる訳だろ?ああ。
夢の中で屋根に用事でもあったんじゃねえか?
(お染)お待ち遠さま。
おう。
あの娘だけが…あの娘だけがすぐ目の前で鼠の顔見てるはずなんだがな〜。
さあさあご覧じろ!鼠小僧千両箱より人助け!お園というその娘なんと眠ったまま屋根を歩いていた!さあさあ詳しくはこの瓦版で!さあさあご覧じろご覧じろ!
(文助)どうかなさいましたか?
(お園)どうもこうもありゃしない。
私の病がすっかり世間に知れて恥ずかしくて外に出られやしないわ!お嬢様がなにも恥じ入る事はございません。
それよりどこかお体は痛みませんか?大丈夫。
それよりお前こそ足をひねったというじゃないか。
あ…大した事はございません。
お嬢様の上に落ちては大変だと体をひねったものですから布団の端から落ちてしまっただけでございます。
それはすまなかったね。
けど…お前が落ちる必要があったのかい?あ…。
ございませんでした。
申し訳もございません。
感謝しているんだよ。
それで…ご用件は?早く障子を閉めておくれ。
は…はい。
文助は鼠の顔は見たのかい?いいえ暗かったので…。
それに向こうも身を伏せていたので顔までは分からなかったのですが…どうもいい男っぷりに感じられました。
私はこの手を握られていたんだね。
お嬢様…まさか恋をなさったとか!?私は何も覚えていないんだよ。
人から聞いた話に恋をする訳ないじゃない!はい…。
文助…もしかして鼠にやいたの?えっ?あ…いえ!私の事をどう思っているの?答えておくれよ!それは…勘弁して下さい!私があの柳井広白とかいうあこぎで嫌らしい金貸しのとこへ嫁にやられる事をどう思っているのかと聞いているのよ!お嬢様…旦那様もおつらいのです。
お父っつぁんもひどいわ…。
なにも鼠が落としていった千両箱を届ける必要はなかったのよ。
そのお金で私を助けてくれたって…。
店の借財は千両ばかりでは追いつきません。
だからってあの金貸しのおもちゃになれと言うの!?私はね文助…大事な人を捜さなければならないんだよ。
大事な人とは?・お園!お園。
旦那様。
岡っ引きの親分がお前をお呼びだ。
えっ?ようお豊。
あっ次郎吉さん!千草先生はいるかい?いますよ。
今患者さんを診てる。
怖い人も一緒。
怖い人?何だ親分。
何だてめえ!あれ?親分お忘れですか?甘酒屋ですよ。
分かってる!シ〜ッ!
(千草)口開けて。
う〜ん…やっぱり体は何ともないようね。
親分やっぱり私にはどうする事もできませんよ。
治せませんか…。
この病さえ治りゃその間に見たもの全部思い出すって事はないですかね?けどね親分この方は寝ている間に体が動いてるだけなんですから。
けどねいくら寝てるからったって目が見えてなくちゃ屋根に上がれねえでしょうが!どうも起きてんのに寝てるってのが納得いかねえや!見るもんはちゃんと見えてるはずなんだ!鼠の顔だって!これは気の病なんですよ。
気?お園さんあなた心に何か重い不安を抱えてるんじゃないの?
(千草)子どもにはよくあなたと同じような事が起きるけどそれはいつの間にかなくなる事が多いの。
けどあなたのように大きくなってから起きるというのは知らないうちに心が何かの不安と闘ってるからなのよ。
その不安をなくす事が大事なのかもしれない。
そう簡単になくせる不安なら苦労しないわ先生…。
そうね…。
気の病か…。
はっは〜あれだ!「惚れた病に薬なし」ってやつだ。
(千草)恋煩いじゃないわよ。
お前は黙ってろよ。
へい…。
恋煩いは次郎吉さんよ!えっ?おい!
(お豊)だって体は丈夫なのにわざわざ先生に会いに来るんだもの!色気づきやがって!おい甘酒屋!先生にご迷惑かけるんじゃねえぞ!へい。
はあ…。
それじゃあっしらはこれで。
お嬢さん参りやしょうか。
はい。
あっ!えっ?ど…どうしやした!?何か思い出した?あ…。
あの〜先生この文助が足を痛めてるんでございます。
それを治して頂けませんか?いいわよ。
いやいいんです!もう治りましたから何ともありません。
それより早く帰りませんと旦那様が心配なさいます。
お嬢様のお体にも障ります。
ホントに大丈夫?大丈夫です。
帰りましょう。
それでは。
また何かあったらいつでもいらっしゃい。
はい。
ありがとうございました。
さっきのお嬢さん昨夜のこれでしょ?先生までそんなもの読むんですか?お豊ちゃんが買ってきたの。
もしかして次郎吉さんも私に聞きに来た?さっきのお嬢さんの病の事。
どうして俺が?もしかしたら次郎吉さん何か知ってるんじゃないかと思って。
鼠を。
知ってますよ。
みんなと同じようにね。
は〜っ!は〜っ!エイッ!そうですか。
町人の間でも昨夜の鼠の事は知られてますか。
町じゅうその話で持ちきりよ。
千両箱を落とす泥棒なんて聞いた事ないでしょ。
鼠が千両箱を盗んだ所は鴻山藩の上屋敷のようですね。
広之進様そんな事まで知ってるの?武家の間ではその話で持ちきりですよ。
「30万石の大名家の屋敷も鼠に入られるほど守りは手薄か」ってみんな笑ってますよ。
だから鼠に入られた大名家は隠したがるもんなんです。
鼠の方もそれを知ってて入るんだから姑息ね。
しかし昨夜はその鼠が千両箱を落としたせいで隠す事ができなくなった。
鼠がヘマをしたために大名家のヘマも明るみに出たって訳ね…。
全く迷惑な鼠ね。
小袖殿は鼠が嫌いですか?えっ?いや…嫌いってほどじゃないけど鼠にはつい意地悪をしたくなっちゃうかな。
まあ小袖殿は猫に似てますからな。
猫?そうかも。
その鴻山藩の殿様というのが悪い噂がよく流れるもので武家の間でも昨夜の鼠をたたえる者が多いんです。
悪い噂?若くて美しい女人を見ると身分にかかわらずすぐに側室にしたがるとか。
まあそういった類いのものです。
側室…。
小袖一つ頼まれてくれないか?何を?これを。
堺町で大工の棟梁をしている政五郎という者に渡してくれ。
どうしたの?これ。
そいつの娘から預かったんだ。
その…側室に頼まれたんだよ。
側室?まさか働きに行った先で頼まれたの?そうだ。
鼠ってどこまでお人よしなの?小袖殿どうかされましたか?いえ別に…。
もう日も暮れてまいりましたし送っていきましょう。
いや私はちょっと寄る所があるので…。
小袖殿!はい。
私は…猫が好きです!そう。
ごめんなさい先を急ぐので。
「そう」って…。
剣は鋭いのに鈍いな…。
政五郎だな?へい。
あなたはお殿様の…。
少し来てもらおうか。
どちらへ?向こうでお松様が待っておる。
お松が?上意だ。
許せよ。
あ〜っ!ああ〜っ!何者だ!?女か?通りがかりの者よ。
まだやる?政五郎!この事を他言すれば側室の命はないぞ!大丈夫ですか?ああ…。
これを側室から預かってまいりました。
お松からあんたが?鼠がです。
私の素性は詮索しないで下さい。
今の者は誰ですか?政五郎が殿様に命を狙われた?そうなのよ。
頂きます。
側室の父親が殺される理由がどこにあるんだ?知らないわ。
だけどすごい事が分かったの。
何だ?すごい事って。
その側室お松さんっていうんだけどお松さんはねほら昨日兄さんが助けた鳴海屋のお嬢様その人の妹なの。
何だって?手紙にその人の事が書いてあったのよ。
それで大事な人に助けを求めているのか?いいえ。
大事な人に心配をかけないためです。
その大事な人っていうのが鳴海屋のお園…?お松は鳴海屋でお園さんの下に生まれた双子だった。
双子?そのころの鳴海屋はまだ小さな問屋で台所も苦しく妹に生まれた双子のうちの一人を店の改築に出入りをしていた俺に子どもがないのを知って里子に出したんだ。
そのあと鳴海屋に残った双子の一人は病で亡くなられたがそうなってもお松は俺たちの娘のままにしてくれた。
その事をお松さんもお園さんも知っていたのね?そうらしい…。
2人は親に黙って時々会っていたようだ。
それで急に会えなくなった訳をお園さんに伝えるようにとこれに書いてある。
そんなにかわいい娘ならいくら30万石の大名だからって側室に差し出す事なんてなかったのよ!断る事ができなかったんだろうよ。
そうね…。
偉い人間はいつだって力ずくなんだから。
その力ずくで父親を消しに来たとしたら側室の身にも何かあったって事か…。
あっそういえば鼠がヘマをしたために大名家のヘマも明るみに出たんだってよ。
お松ちゃん…どこにいるのよ…。
お園いいか?はい。
明日お父っつぁんと一緒に柳井様の所に行ってくれ。
嫁入り前に行く必要があるの?どうしてもと向こうがお呼びなのだ。
ただの挨拶だ。
お父っつぁん。
うん?小さい頃が懐かしい。
どんなに貧しくても小さな問屋のままでいればよかったのに…。
すまない…。
どうも!何だ何だ甘酒屋何しに来た?ちょいと気になる事を耳にしまして…。
何事なんでえ?私が聞いている。
あ〜へい。
それがですねおととい鼠が落とした千両箱はどうも鴻山藩の上屋敷から盗まれたものだと耳にしまして。
バカにしてるのか?そんな事は…。
私が言っている!へえ…。
そうでしたか!同心なんかには武家屋敷は調べられないと思ってバカにしてんのかお前は!それにな女中の手引きだという事もちゃんと分かってるんだよ。
女中の?藩の方で調べたあと明日にはこっちに引き渡して…。
そこまで言わなくていい!あっへい…。
(早崎)出てけ。
失礼しやした。
そういう事か…。
鼠に入られた事を女中のせいにし側室のお松を女中と偽るために父親を亡き者にしようとしたか…。
・寝ぼけてんじゃねえぞこら!・もう一杯いくぞ!こら!
(せきこみ)こら寝てんじゃねえよ!起きろ!いい加減吐いちまえよ!お姉さん…助けて…。

(佐沼)開けろ。
はっ!
(せきこみ)う〜んかわいそうに〜。
ヘヘヘヘヘ!どうだ?話す気になったか?うん?鼠なんか…知りません。
それならお前の手紙はどこに消えたのかな?顔も知らぬ鼠が持っていくのかな?うん?フフフフ!ハハハハ!今夜が最後の夜だ。
たっぷり楽しむぞ!ヘヘヘヘ!おりゃ!ヘヘヘヘ!待っておれ。
すぐにほどいてやる。
脱がしてやろう。
鼠ならここにいるぜ。
おっ!あっ出会え〜!お松叫べ。
叫ぶんだ!嫌〜!一体何をされておられるのだ?見てはならん。
嫌〜!あ…あ…。
嫌〜!嫌〜!嫌〜!もういいぞ。
お前を盗みにやって来たぜ。
鼠様…。
お園さんはお琴の腕が玄人並みと伺いましたが。
いえそんな…。
是非一曲ご披露頂けぬかと隣の部屋に用意させて頂きました。
お願いできますかな?お園。
分かりました。
今夜はこのままお帰りなさい。
私は朝までお園さんのお琴を聴かせてもらいますよ。
ハハハハハハハハ。
お松!お松!お父っつぁん!お松…。
お父っつぁん!私もうどこにも戻れない…。
いいんだ!お前を手放したお父っつぁんがバカだった!お父っつぁん私姉さんとはここで会っていたけどお父っつぁんとお母っさんはほかにいると思った事ないからそれだけは信じて!お松…。
お園さんをここに連れてきましょう。
えっ?少し待ってておくれ。
ここなら安心だ。

(泣き声)文助。
鼠様!お園さんはどうした?
(泣き声)おい文助!おい文助!
(琴)ハハハ。
ハハハハ。
今度は私が弾く番だ。
ハハハハハハ!嫌!ちょっと!キャ〜ッ!嫌〜!
(泣き声)俺を覚えているか?お園。
鼠…。
思い出してくれたんだよな?千草先生の所で。
あっ!えっ?俺を助けてくれたのか?
(泣き声)こんな人死んでも嫌!今度は俺が助ける番だな。
何してんだ?駄目。
高いとこ怖いの…。
嘘をつけ。

(お松)姉さん!お松ちゃん!
(2人の泣き声)皮肉だな。
姉妹で同じような目に遭って…。
同じような力ずくが絶えないからよ。
私は捕まれば死罪となる身です。
私も捕まればお上に突き出されてそうなります。
お願いです!姉さんと一緒に死なせて下さい!
(お園)お松ちゃんがそれを望むなら私はうれしい。
どうかそうさせて下さい!このまま2人で…。
兄さん…。
そうさせてやりてえがそんな事させてしまったら俺は何のためにおてんとうさまに逆らうような事しているのか分からねえ。
お前たちのような人間がおてんとうさまの下を歩けねえようなら俺は闇を疾るかいがねえ!あ…あなたが鼠。
俺たちはこれから死ぬまで秘密を守るんだ。
これは?お園さんの遺書だ。
遺書!?生きるためのな。
だ…旦那何と!?柳井広白を殺めた事は覚えていないそうだ。
えっ?気が付いたら死んでいたと…。
なんとか屋敷を抜け出したが行き場もないので大川に飛び込むと書いてある。
(一同の泣き声)先生…そんな事あるんですかい?十分にありえます。
その柳井広白とやらが重い不安の原因だったのでしょうからね。
う〜ん…。
親分どうします?えっ?旦那どうしやす?病のせいか…。
そりゃ身投げしたくもなるわな。
これで娘を手配する事はなかろう。
(一同の泣き声)それにしても鴻山藩の女中も屋敷内で自害したとの知らせがありそれに鳴海屋の娘まで…。
これで鼠を知る2人の人間が消えた事になるな…。
お松ちゃん!姉さん待って!
(2人の笑い声)
(2人の笑い声)猫が出たのよ!猫の住みかはまた随分と立派だね。
てめえら盗っ人を肴に何盛り上がってんでえ!豊後屋の手代脅して金をせしめてたか?あの手代何か裏があるみたい。
ニャ〜オ!猫よ!この先俺に任せちゃくれねえか。
・「傷を負った瞳そこに安らぎはないのか」・「涙のそばで生きるのか」・「ひとりで抱えながら」・「終わらない悲しみひととき忘れてみないか」・「その闇を切り裂いてやる」・「俺の胸で眠れ」・「千年恋慕咲き乱れよう」・「散りゆくとて悔いなどない」・「尽き果てるまでともに生きよう」・「あらがうほど運命は無情」・「ゆえに固く結ぶ絆」・「腕に抱いて交わす契りは」・「とこしえの愛」目には見えない時の流れ。
人はそれを一つの方法で形にしてきた。
2014/02/05(水) 00:40〜01:25
NHK総合1・神戸
木曜時代劇 鼠(ねずみ)、江戸を疾(はし)る(4)「姉妹の願い」[解][字][再]

鼠小僧が悲しき姉妹を助け出す第4話!ある晩仕事帰りに夢遊病で屋根の上をさまよう少女を助けた鼠(滝沢秀明)。助けた拍子に千両箱を落としてしまい、大失態を演じる。

詳細情報
番組内容
鼠(ねずみ)小僧が悲劇の姉妹を助け出すシリーズ第4話! ある仕事帰りに夢遊病で屋根の上をさまよう少女(佐津川愛美)を助けた鼠小僧(滝沢秀明)。助けた拍子に千両箱を落としてしまい、大失態。しかし、その少女には何か秘密があるようで…。弱きものたちを救い出すため、今日も鼠が江戸の闇をはしる!
出演者
【出演】滝沢秀明,忽那汐里,片瀬那奈,