バリバラ〜障害者情報バラエティー〜「突撃!バリバラ団 反響編」 2014.02.05

障害者のための情報バラエティー…イエ〜ス!さあそんな訳で去年の特番「突撃!バリバラ団」では「差別とは何か」という難しいテーマを1時間にわたって議論したんですよね。
はい。
お〜すごいいったね。
まずはバリバラ団団長の玉木さんどうでしたか?あの番組。
年末のスペシャルは結構盛り上がっておもろかったんやけど…そうですよね。
「突撃!バリバラ団」どんな企画だったかというと今日は番組のディレクターさんにも登場して頂いております。
今村君よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
これはどんな企画?去年の6月に障害者差別解消法という法律が国会で成立したんですね。
これは…非常に画期的な法律なんですけれどもやっぱり差別っていう言葉に対して非常に何て言うかネガティブなイメージがあって障害者の皆さんもモヤモヤした思いは抱えてるんだけれどもそれを口に出してなかなか言えない。
ここは番組を使って一回主張してもらおうという事で玉木さんに団長になってもらってバリバラ団を結成してもらっていろんな所に突撃してもらったと。
そんな中我らがあべけん太さんもバリバラ団の一員として主張して頂いた訳ですが。
「一人で酒が飲みたい」。
これはですねけん太さんは外のお店で一人飲みをするのが大好きなんです。
今は一度家族の人と行った事あるとかなじみのお店が中心ではあるんですけれどもこれからどんどんいろんな店に行きたいと。
例えばきれいな女性がたくさんいるお店に行って楽しく飲みたいとかそういう事をいっつも言ってくるのでそれが可能かどうかけん太さん自身に検証してもらおうじゃないかと。
今ディレクターが勝手にそんな事言うてますけどもけん太君実際そうなんですか?
(瞳)きれいなおねえさんがいる所に行きたい?はい。
要はいろんなお店に行きたいしそういう所にも一人で行きたいという事ですね?はい。
分かりました。
それじゃあ改めてVTRの振りをお願いします。
VTRスタート!まずは飲食店にけん太さんが突撃インタビュー。
初めての店に一人で入った場合お酒を出してくれるのか聞いてみるとけん太さんにとってなかなか厳しい答えが返ってきた。
取材した店の半数以上はお酒を出すのは難しいと答えた。
「お酒を飲みたい!」と言うてますが出さないというのは差別か差別でないのか。
皆さんの意見も募集中です。
番組放送中けん太さんにお酒を出さない事は差別にあたるのかどうか視聴者からの意見を募集。
実にさまざまな声が寄せられた。
更に番組では店主の協力の下ある実験を試みた。
けん太さんが一人で入店し生ビールを注文。
店主はお酒を出すべきか迷うふりをする。
ここで居合わせた客に相談。
どんな答えが返ってくるのかを調査。
健常者の意識を探るこの実験。
番組にメールやツイッターで寄せられた声と共にご覧下さい。
お飲み物の方は何に致します?生ビールで。
生で。
はいお願いします。
(けん太)こんにちは。
(店長)こんにちは。
飲むのはいいんだけどさ帰るの心配。
大丈夫です。
ダウン症のイケメンですから。
大丈夫なんで。
あきどう思う?
(客)何がいいと思う?
(店長)お酒。
ここで本音を引き出すためけん太さんに一旦退席してもらう。
そういう事差別じゃん。
そうなのかな?どうなんだろ?でも…。
ぱぱぱらっぱぱ〜!バリアフリー大成功!
(取材者)NHKの撮影でした。
ごめんなさい。
実際のところどうでした?すると…。
バリアフリー実験隊で〜す!更に若い人たちが集まる店で実験を続ける。
(店員)生。
少々お待ち下さい。
大丈夫ですけど。
いや…。
どう思う?だからどうしたらいいのかなっていうのがね…。
なかなか判断が難しいけん太さんの主張。
さあゲストのハヤブサさん今のVTR見てどうでしたか?そうですね…。
僕の正直な感想としては今の社会の現状では断るというか出せないっていう判断はしかたないのかなっていう気はしますね。
お酒出す方も結構探り探りです。
僕もプロレスラーになる前は水商売とかバーテンとかやってたので初めて来たお客さんにはすごい様子見ながら一杯一杯…。
お酒作る加減も濃さも調整しながら出すんですよね。
そうやって健常の人でもそうなのでそれをなかなかダウン症だって見て思った時にいっぱい飲ませてどうなるとかどのぐらい飲ませたらどうなるか分からなかったら当時の僕でも出せなかったと思いますね。
でもやっぱりけん太さん大丈夫なんかなっていう優しい気持ちで言ってる人もいると思うんですけどそういう事に対してはどう思いますか?心配心配は言ってくれるのがいいんだけど逆に心配って言われるのが悲しい気持ちだし楽しくは飲みたいなと思ってます。
それじゃあここで健常者が心配する理由をちょっと見ていきたいと思います。
はい。
まずご紹介します。
そのほかに……という理由があります。
う〜ん社会がね。
漠然としてますね。
確かにでも最終的に訴訟になったとします。
裁判沙汰になった時にそれが責任の所在うんぬんでもめますよね当然ね。
その時にそれがマスコミにちょっと飛び火した時って必ずどちらかが悪者にされる訳じゃないですか。
そうなると当然一般的に考えたらお店側が悪者ですよね。
一回そうやって火が付いちゃったらそれはもう消せないですから。
それがやっぱりいわゆる社会というものの怖さというか社会なんじゃないかなって僕は勝手に思っちゃう。
来た。
判断能力。
でもけん太さんねお店の店主が「ぶっちゃけ言います」と。
「あなたの判断力が信用なりません」という言い方されたらどんな気持ちですか?「どういう事だよ!」。
僕はもう26歳なのにお子ちゃまという判断能力がちょっとおかしい。
結構実験の時もやり取りをしてましたよねお客さんも。
あれだけやり取りができるっていう事の中で何か逆に健常者の人たちの方が判断する事はできないのかなと。
けん太さんという人が来てこれだけのコミュニケーション能力がありますよっていうところから心配されるのは当然だと思うんですけど様子を見ていく事できないのかなっていうのはちょっと実感としては感じたとこですけどね。
どんな障害でもそれぞれにレベルがあるじゃないですか。
一概に…ダウン症とか僕らだったら頸椎損傷とか。
やっぱりそれはくくりでは同じ症状だけどやっぱり個人差はすごいですよね。
それはホントに直接本人と触れ合ってみないと分からない事なんですね。
なるほどね。
ご紹介します。
そのほかに…あとは…こんな意見もありました。
(けん太)証明書?けん太君どう思いますか?今の。
証明書はなくても普通に26歳とお子ちゃまじゃないぞという主張がしたいなと。
そこよね。
工夫は工夫だと思いますよ。
ハヤブサさん自身も…。
何か絶対起こらないって事は健常の人でもない訳ですから。
連絡先が分かってるにこした事はない訳じゃないですか。
それでみんなそれぞれ連絡先が分かるものを大体みんな携帯してるんだと思うんで軽い気持ちで持っていれば。
「何かあったらここに連絡して下さい」って言ったら多分もう少し出しやすいと思うんでね。
初めて来たお店から「一応連絡先教えて下さい」って言われたら教えますか?そこ!?どんな質問や!玉木さん。
(笑い声)さあそれでは続いては我らが玉木団長の主張を伺いたいと思います。
団長お願いします。
なるほど。
いつも「がんばって」と言われるのがしんどいという障害者の気持ちを知ってもらおうとバリバラ団はあるパフォーマンスを企てた。
それは松本ハウスの街頭インタビューからスタートした。
障害者の方へメッセージを皆さんから募集しております。
何でもふだん思ってる事でもいいですし今思いついた事でもいいので何か障害者の方へメッセージを頂けますでしょうか?
(加賀谷)じゃあどうぞ。
いや〜!どうした?いやいや…。
おめでとうございま〜す!「がんばって」のひと言をきっかけに障害者たちが一斉に動き出した。
公共の場で突然パフォーマンスを行う…吉田拓郎の歌に乗せて「がんばらない!」を主張したのだ。
フラッシュモブに参加したメンバーたちには共通の思いがあった。
普通に生活してるだけで「がんばってるね」とか「がんばってね」って言われるんですけどどうしたらいいのかよく分からないです。
仕事終わってめっちゃ疲れためっちゃおなかすいたと思いながらぼ〜っと歩いてるのに通りすがりの人に「がんばってるわね」とか。
結構気分の落ち込む時もあるんですけどそういう時に「障害とか病気っていうのは気持ちの持ちようやからがんばれよ」って言われるんですけどそもそもその気力がないから困ってるんやと。
街頭インタビューで障害者へのひと言メッセージを尋ねると実に…ひと言どうぞ。
ひと言?・「でもがんば〜らないけどいいでしょう〜」・「私なりってことで〜いいでしょう〜」スタジオでも「がんばって」と言ってしまう健常者のスタンスについて議論は白熱。
ちょっと今のあれかわいそうですよね。
健常者側も別に悪気があって言ってる訳じゃないのにああいうやられ方しちゃうと何かすごい悪い事言ったのかなって。
話の中でいろんな事聞いて「がんばってください」やったら分かんねんけどもポ〜ンって言うから言われた方はやっぱり何やあんた私の何が分かんねんとなるわね。
障害者に悪気なく言ってしまう「がんばって」のひと言。
皆さんはどう考えますか?う〜んまあでもついつい「がんばってください」って言いたくなるんじゃないかと思いますけどもどうですか?ハヤブサさん。
僕の場合は…ありがたい事なんですよすごく。
だけどVTRの最後で言われてましたけどほんこんさんがやっぱり僕の事分かってないで相手の事分からないでポ〜ンって軽く言われるから…なるほどね。
玉木さんどうですか?だから何て言うんかな?さっきも出てたように…けん太さん「がんばって」って言われます?はい。
言われますね。
例えば……という人もいるんですけどね。
そうですね。
でも視聴者の皆さんからも「がんばって」についてさまざまな意見が出てるようです。
ご紹介します。
あと…さあ一方でさっきVTRの中でもありましたが乙武さんが健常者の方悪気持って言うてないやろという事なんですけどもそういう意見が来ております。
はい。
ご紹介します。
祈りの言葉!ほうなるほどなるほど。
もう一つご意見がありますのでご紹介します。
障害者の方からです。
僕自身けがをして3か月ぐらい全身まひで首から下が動かない時期があったんですがその時に「がんばってね」って言われてもって話だったんですよ。
でもかける言葉としては多分それしかなかったんでしょうね。
「がんばってね」って。
何をどうがんばればいいんだって正直思っててそれから時間がたって3か月過ぎた時に…本当に自分の事を心配してくれる家族だったり友達だったりが…同じ「がんばって」でも使い方次第では全然意味も違ってくるし。
少なくともね…。
ただ軽い気持ちで「がんばって」って言うのが問題なだけで言葉自体僕はすごく「がんばって」って言葉一番好きな言葉なんですよ。
なるほどね。
あと先ほどのインタビューでは16人中11人も障害者に対して「がんばって」と答えてたんですけれども実はある集団を取材すると「がんばれ」と言わない人たちがいるんですよ。
どの集団?ご覧下さい。
取材した集団とは…そう外国人。
英語で「がんばって」は……と言うらしいが障害者へのひと言メッセージを聞いてみると…。
外国人への取材で11人中9人が「がんばって」と答えなかった。
なんとどこの集団や思ったらただ飲んでる所へ行ったんやな。
外国の方に伺ったら11人中逆に言うと2人ぐらいしか「がんばれ」というのは言わなかったみたいですけども。
なるほどね。
どうですか?僕はけがをする前に海外でちょっと修業としてメキシコアメリカ行ってました。
実際けがをしてから海外に何度か行きましたが改めて行ってみると障害っていうものに対してすごく目線が一緒なんですね。
特別なものじゃなく受け取ってくれてね。
という事はハヤブサさんが海外行ったら海外では「がんばって」とか「DOYOURBEST」とか言われない?普通の会話しかしないです。
普通の会話ね。
せいぜい「TAKECARE」ぐらいですよね。
それ誰にでも言いますもんね。
「TAKECARE」ってね。
今村ディレクター実際どうでしたか?結構多様ですよね。
「がんばれ」って言わないというだけじゃなくて自分の言葉ですごく話されてるなっていう印象が。
いろいろその人が持ってるバックグラウンドに応じて例えば人種が黒人であったりセクシュアリティーがゲイであったりいろんなバックグラウンドを自分の中でも持っていてその中から出てくる言葉を言われているなという印象はすごくしましたけどね。
なるほどね。
…でですね視聴者の方からも「『がんばって』の代わりの言葉でこんなんは?」とかも来てるんですよね。
そうなんです。
ご紹介します。
あとは…そのほかには…漢字が「頑張る」ではなくて顔が晴れると書いて「顔晴る」。
ハヤブサさんどうですか?表現のしかたは先ほど言われたみたいにもっと自分の中から出てくる言葉でいいと思うんですよ。
きっと決める必要はないですよね。
多分決まった言葉を無理して使うともっと心が入らない言葉になるから要は心の入ってる言葉であれば多分どんな言葉だって腹立たないと思うんですよ。
なるほどね。
ああ〜。
それは確かにありますね。
でもけん太さんはとにかくけん太さん的には褒められれば「がんばって」って言われればうれしいと。
うれしいですね。
例えば父が僕に「がんばって」って言ったら何かすごくうれしい。
ああそう。
相手の事を思いやる。
2014/02/05(水) 00:30〜01:00
NHKEテレ1大阪
バリバラ〜障害者情報バラエティー〜「突撃!バリバラ団 反響編」[解][字][再]

12月6日に放送した「突撃!バリバラ団」の反響編。番組に寄せられた2000件の意見の中から、考えさせられるものやユニークなものをご紹介、掘り下げて議論する。

詳細情報
番組内容
昨年12月6日に放送した「生放送 突撃!バリバラ団」の反響編。障害者が日ごろ社会に対して感じる不満や意見をTwitterとメールで募集したところ、2000件を超える声が集まった。今回はその中で特に反響が大きかった2つのテーマを取り上げる。生放送に入りきらなかった映像や、新撮のインタビューも加え、視聴者の意見を紹介し、問題をどう捉え、どう解決すべきか“ディープ”なアフタートークを行う。
出演者
【ゲスト】ハヤブサ,【コメンテーター】玉木幸則,【司会】山本シュウ,【リポーター】大西瞳,【語り】神戸浩,伊藤愛子

ジャンル :
福祉 – 障害者
情報/ワイドショー – 健康・医療
バラエティ – トークバラエティ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

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