医龍 Team Medical Dragon2 #01−3【坂口憲二】 2014.03.06

(伊集院)じゃあ僕たちは北洋病院でお待ちしています。
(藤吉)朝田。
荒瀬。
頼んだぞ。
(荒瀬)ったく。
人使い荒えな。
(野口)それでは今回のライブデモンストレーションにおきまして司会を務めていただきます方をご紹介します。
我が明真の客員教授でもありERの本場シカゴ大学にて鬼頭式除細動器を開発された鬼頭笙子名誉教授です。
(拍手)
(野口)なお本日のパネラーは鬼頭先生の呼びかけで集まっていただきました。
よろしく。
(鬼頭)鬼頭です。
それでは解説を務めていただきますパネリストの方をお呼びします。
(看護師)失礼します。
(看護師)装着しました。
(鬼頭)それでは時間ですので朝田先生に始めていただきましょう。
(英語の会話)お久しぶり。
(龍太郎)これより虚血性心筋症に対する3枝バイパスおよびドール手術を行う。
メス。
鑷子。
ガーゼ…。
(看護師)はい。
電メス。
朝田先生。
今日の執刀時間は?45分だ。
(どよめき)
(野口)45分!?
(ざわめき)ちょっと待ってください。
45分で3枝バイパスとドール手術を?そのとおりだ。
そこにいる人も質問は迅速にお願いする。
相変わらず面白い男。
そうか。
北洋のオペが今日になったからそれで45分で。
どういうこと?
(木原)あっはい。

(通訳)朝田先生はこの症例に対しどのようなグラフトの選択をお考えですか?
(龍太郎)冠動脈造影を見てのとおりいずれも狭小血管で口径差やグラフトの特性から両側内胸動脈と右胃大網動脈を用いる。
(丸山)なんという速さ!?
(三宅)グラフト剥離に5分とかかってない。
(通訳)どのような順番でグラフト吻合を行いますか?前壁は広範囲梗塞でかろうじて側壁と下壁にバイアビリティーのある心筋が存在する。
CxRCAの順に心拍動下でバイパスを行いドールを行った後にLADにバイパスする。
ビーバー。
(看護師)はい。
(医師)ビスフロー。
(看護師)はい。
(通訳)心筋の切除範囲の決定はどのように行いますか?触診だ。
生きている心筋と死んだ心筋は触れば分かる。
(英語の会話)
(ケイン)アー?バイタッチ!?
(荒瀬)ベッド動かすぞ。

(丸山)何とか…。
(三宅)45分でクリアしそうだ。
(丸山)すごい。
(荒瀬)うん?僧帽弁逆流だ!?
(丸山)まさか!?すぐにポンプに乗せるぞ!
(ME)はい。
(荒瀬)急ぐぞ。
MEすぐいけるか。
(ME)はい。
(医師)僧帽弁逆流!?
(医師)僧帽弁を支えている腱策が断裂したんだ!
(藤吉)僧帽弁の腱策断裂!?無理だ。
今からMVRしてたんじゃ間に合わない。
(伊集院)MVR!?あと2時間はかかりますよ!
(ミキ)血圧67です!
(藤吉)何!?
(伊集院)ロスです!危険な状態です!
(警告音)
(藤吉)朝田!
(龍太郎)メッツェン。
(看護師)はい。
人工心肺装着するぞ。
急げ。
(ME)はい。
3−0。
(丸山)ターニケット。
(看護師)はい。
(丸山)ペアン。
メス。
(看護師)はい。
挿血管。
(丸山)ターニケット。

(龍太郎)脱血管。
(看護師)はい。

(龍太郎)ポンプオン。
(ME)はい。
(ME)フルフロー出ました。
よし。
予定の血行再建は終了した。
あとはドールとMVRLADの吻合だ。
(丸山)だけど僧帽弁置換術を加えるとあと2時間はかかります。
いや。
俺はここまでだ。
(丸山)どういうことですか!?誰が最後までやると言った?
(丸山)えっ!?
(霧島)ここまではまずまずのメスさばきだったな。
一応合格点をやるよ。
(丸山)どういうことですか!?執刀医を交代する。
何だって!?
(鬼頭)どういうこと!?
(ざわめき)何言ってんの!?朝田ちゃん。
主役は君なんだよ!そこいらの医局員に交代してどうすんの!新しい執刀医はコロンビア大学医学部胸部心臓外科客員教授の霧島軍司だ。
霧島!?
(龍太郎)お前じゃなきゃ無理だ。
力を貸してくれ
(霧島)分かった先程お話しした霧島先生です
(龍太郎)もちろん事前に術前検査にも立ち会ってもらってる。
患者にもすべて了承を得てる。
(観客)なるほど…。
(観客)何て豪華なリレーなんだ。
(観客)45分っていうのはこの執刀医交代を見せるためだったのか。
(感嘆の声)
(霧島)さっさと行けよ。
ここからは俺の舞台だ。
俺の術式を世界にアピールするためのな。
そうです。
これが明真の誇る臨床パフォーマンスです!
(拍手)
(医師)失礼。
(霧島)これから急性の僧帽弁逆流に対し僧帽弁の形成術を追加し予定していたドール手術を行う。
患者の心機能と術後のクオリティーを考慮し心停止させずオンポンプビーティングのまま行う。
(観客)オンポンプビーティングのまま?
(観客)そんなことができるのか!?
(霧島)尖刃。
(看護師)はい。
(霧島)メッツェン。
(看護師)はい。
(霧島)切開した心尖部から切れた腱策を確認し虚血性変化により拡大された乳頭筋間をプライケーションした後切れた腱策を修復する。
(どよめき)この術式は霧島先生の研究テーマでもある自己弁温存を目的とした革新的な術式です。
(どよめき)
(医師)ダメだ。
間に合わない。
(伊集院)ダメじゃない。
人工心肺組んで。
(ME)はい。
(伊集院)硬膜外麻酔は荒瀬先生が昨日入れてるはず。
準備進めてください。
(ME)はい。
(ゆかり)子供…。
子供…。
わたしの子は…。
(藤吉)まだか。
朝田。

(龍太郎)これより帝王切開ならびにバチスタ手術を行う。
術式はリハーサルのとおりだ。
いくぞ。
(ミキ)血圧下降してます。
よし。
慎重に硬膜外麻酔の量…。
(荒瀬)もうやってる。
マーカイン2.5速。
ヘッドダウンするぞ。
始めるぞ。
メス。
(ミキ)はい。
鑷子。
(ミキ)はい。
電メス。
メッツェン。
子宮露出。
(伊集院)速い…。
子宮を切開する。
(荒瀬)いつでもいい。
(藤吉)こっちも準備オッケーだ。
メッツェン。
(ミキ)はい。
(医師)臍帯クランプ。
(伊集院)メッツェン。

(伊集院)泣かない…。
伊集院。
(伊集院)はい。
(たたく音)
(産声)
(藤吉)元気な男の子ですよ。
(ゆかり)ありがとう。
(藤吉)さあ今度はあなたの番ですよ。
(ゆかり)よかった…。
よかった。
(伊集院)しっかりしてください!
(ミキ)伊集院君。
(伊集院)ここからですよ。
この子をお母さんのいない子にするつもりですか?
(藤吉)だんなさんもあなたを待ってます。
荒瀬。
全身麻酔。
(荒瀬)あとでまた会おう。
心配いらない。
俺が必ず連れ戻す。
(荒瀬)一つ二つ三つ…。
(伊集院)なんて大きい心臓だ。
(医師)よくここまで耐えたな。
(伊集院)藤吉先生のお陰ですね。
(龍太郎)いや。
それだけじゃない。
母になりたいという彼女の気持ちがそうさせたんだ。
人工心肺の装着に移る。
僧帽弁の形成術を行う。
尖刃。
(ミキ)はい。
左室内腔からアプローチし乳頭筋間のプライケーションと腱策を調整する。
フリープレジェット。
(ミキ)はい。
メッツェン。
(ミキ)はい。
僧帽弁の形成術終了。
(医師)いよいよバチスタか。
これより変性部位の特定に入る。
ここだ。
ここからここまでだ。
伊集院。
確認してみろ。
(伊集院)はい。
どうした!?
(藤吉)赤ん坊に…。
(ミキ)赤ちゃん?
(藤吉)HLHSが見つかった。
(伊集院)HLHS!?左心低形成症候群!?
(医師)新生児の先天性心疾患だ。
(片岡)そんな…。
(医師)何もしなければ1週間以内の死亡率が70パーセント。
(藤吉)卵円孔が閉塞しかかっている。
血圧が下がりショック状態となりコントロールができない。
危険な状態だ。
一刻も早くオペしないと体循環が維持できなくなり死んでしまう。
(伊集院)そんな!?朝田先生は手が離せない!
(藤吉)朝田!
(伊集院)どうするんです!?
(龍太郎)伊集院。
(伊集院)えっ…。
お前がバチスタを切れ。
(伊集院)えっ!?
(藤吉)何だと!?時間がない。
方法はそれしかない。
(藤吉)しかし…。
それしかないんだ。

(ゆかり)わたしこのまま死ぬとしてもその前に1分でも…。
一瞬でもいい。
この子を抱きたい
(伊集院)やれます。
今まで何度も…。
何百回と朝田先生の手術をイメージしてその手技も練習してきました。

(藤吉)伊集院。
(龍太郎)いけるか?
(荒瀬)いくしかねえだろ。
ここからは伊集院がバチスタを執刀する。
(ミキ)でも…。
朝田先生の助手は?
(藤吉)俺がやる。
やるしかないだろう。
みんな…。
頼んだ。

(伊集院)これより変性部位の切除を始める。
メッツェン。
(ミキ)はい。
(伊集院)僕が必ず赤ちゃんと会わせます。
(医師)何てことだ!?バチスタの執刀医が代わるなんて。
(医師)どうなるんだよ!?
(医師)それに新生児のHLHS。
(医師)HLHSは多くの場合妊娠経過胎児の成長は正常なことが多く見つからないこともある。
(医師)先天的に左心室と上行大動脈が著しく未発達な疾患。
心臓から体に送り出される血流が確保できず心房中隔の欠損孔と動脈管でかろうじて血流を保っている。
そのため欠損孔と動脈管のどちらか一方でも閉鎖すれば死に至る。
HLHS。
10万人に一人といわれる難病。
(藤吉)HLHSのオペ経験は?
(龍太郎)ない。
(藤吉)ない!?
(荒瀬)経験のないオペをする気か!?
(藤吉)むちゃだ。
いくらお前でも。
成人と新生児の心臓は全くの別物だぞ!
(荒瀬)脳外科医が循環器のオペするようなもんだぜ。
(藤吉)どうする気だ!?携帯をつなげ。
(藤吉)えっ?いるだろう。
一人。
新生児心臓オペの権威に学んだスペシャリストが。
(藤吉)まさか…。
その可能性に賭けるしかない。

(木原)事情は話した。
あっ来た!先生!
(鬼頭)聞いたわ。
新生児のHLHS。
(龍太郎)卵円孔が閉じかかっている。
すぐにノーウッド手術をしなければ助からない。
(鬼頭)卵円孔が閉じかかってるってカテーテルで開けられないの?固くてダメだ。
チアノーゼも進行しショック状態だ。
(鬼頭)あなたコンジェニタール先天性心疾患の経験は?ない。
無理よ。
残念ながらあなたのテリトリーを越えてる。
わたしが着くまでもたせなさい。
それまでもたない。
経験のないあなたにコンジェニタールしかもノーウッドは無謀すぎる。
まして電話での指示なんて。
鬼頭。
ここで手をこまねいてこの子が死ぬのを待つわけにはいかない。
別のオペ室では伊集院が戦っている。

(龍太郎)明真のオペ室では霧島が戦っている。

(龍太郎)俺一人何もしないで負けるわけにはいかないんだ。
(ため息)分かったわ。
あなたの腕に賭ける。
これよりノーウッド手術を開始する。
(医師)何しようとしてるんだ!?
(医師)まさか…。
電話で指示を仰いで未経験のオペをする気か!?
(医師)目隠ししてオペするようなもんだぞ。
絶対に不可能だ。
(鬼頭)正中を切開し胸骨剪刀で慎重に胸骨を切開して開胸して。
(龍太郎)メス。
(藤吉)鑷子。
ガーゼ…。
(医師)やる気だ。
ヤツら。
(医師)新生児の組織はとてもぜい弱で一つ一つの臓器構成が細かい。
胸骨剪刀。
(看護師)はい。
(医師)1ミリのミスが命取りになる世界だぞ。
(藤吉)開胸器。
(看護師)はい。
(医師)それを電話の指示でやるなんて。
心膜を慎重に切開し心臓ヘルツを出して。
メッツェン。
(看護師)はい。
(藤吉)小さい…。
ヘルツの状態を報告して。
上行大動脈径2ミリ。
主肺動脈は10ミリ。
動脈管は径7ミリ。
心臓はほとんどが右房右室で左心系は低形成。
右室のダイラテーションが強い。
房室弁の逆流もある。
何ですって!?房室弁の逆流!?このままノーウッド手術を行いB−Tシャントをした場合肺動脈に血流が流れすぎて弁逆流がひどくなり心不全呼吸不全となることが目に見えてるわ。
ほかに方法は?ノーウッド医師が以前弁付き導管を用いたRV−PAコンデュットをトライした症例があったけど新生児の小さい心臓とのミスマッチと大きな心室切開のため肺血流の調節と心機能低下によりうまくいかなかった。
万事休すよ。
いや。
オペは続行する。
(藤吉)朝田。
わずかでも可能性があるかぎり俺は降りない。
だけど結果は見えてるわ。
それでも続けるんだ!
(ため息)分かったわ。
今のあなたに何を言っても無駄ね。
それじゃ人工心肺の装着に移って。
人工心肺の装着に移る。
(荒瀬)オーケー。
ヘパリンイン。
(鬼頭)腕頭動脈に送血用の人工血管を吻合しそこに送血管を挿入して。
カニュレーション終了。
人工心肺スタート。
(ME)はい。
循環停止にするから直腸温が18度になるまで冷却。
(ME)直腸温18度になりました。
十分体温が下がった。
(鬼頭)循環停止だと我々に与えられた時間は40分。
それ以上かかったら脳障害が起こるかもしれない。
それじゃ始めて。
開始する。
循環停止。
(ME)はい。
(鬼頭)心房中隔の卵円孔を十分拡大。
左房からの血流が右房に抵抗なく流れるようにして。
(藤吉)サッカーアップ。
筋鈎。
メッツェン。
(鬼頭)新しい上行大動脈を作製。
鑷子。
ポッツ。
8−0。
(看護師)はい。
上行大動脈の再建終了。
(荒瀬)まだ30分しかたってないぜ。
速やかに体外循環に乗せ復温開始。
水。
(看護師)はい。
(鬼頭)復温中に肺動脈への血流を確保するため左鎖骨下動脈と肺動脈の間に3ミリPTFEグラフトで新しい血流路B−Tシャントを作製する。
B−Tシャントを作製する。
クランプ鉗子。
(看護師)はい。
3ミリPTFEグラフト。
(看護師)はい。
7−0。
(看護師)はい。
メッツェン。
(看護師)はい。
デクランプ。
以上。
ここまでがノーウッド手術よ。
ああ。
(医師)すごい。
ノーウッドをやり遂げた。
(医師)だけどこれからどうするんだ?
(医師)房室弁逆流があり肺血流を調整できないこの術式では肺に血液が流れすぎて逆に血圧が下がって助からない。
わたしが指示できるのはここまでよ。
(携帯を切る音)
(医師)ノーウッドは成功したが患者は…。
(医師)ほかに方法はなかったんだ。
しょうがないよ。
連中はよくやった。
(警告音)
(荒瀬)ダメだ。
拡張期圧が下がって心機能が悪くなってる。
ブラディ…。
(藤吉)このままだと心停止する。

(藤吉)朝田…。
もう一度ポンプオンする。
ポンプスタート。
5ミリのPTFEグラフトを持ってきてくれ。
(藤吉)何!?4ミリ冠動脈パンチャーも用意しろ。
(看護師)はい。
(藤吉)待て。
鬼頭先生が指示した術式にはないぞ。
ノーウッドがあきらめたRV−PAコンデュットだ。
(藤吉)それは過去のもので結局失敗…。
いや違う。
血液の循環動態を考えればこの方法がいちばん理想的なはずだ。
(藤吉)どういう意味だ?ノーウッドと違うのはシャントのサイズだ。
(龍太郎)シャントを流す血流路と心筋の切除範囲が大きすぎたことが問題だったんだ。
(看護師)グラフト用意できました。
(藤吉)それでこのサイズの人工血管を?そうだ。
この可能性に賭ける。
(藤吉)オペしながら新しい術式を模索してたのか?
(荒瀬)そう来なくっちゃな。
75キロ。
いくぞ。
ボリュームコントロール。
(ME)はい。
尖刃。
(看護師)はい。
パンチャー。
(看護師)はい。
6−0。
(看護師)はい。

(霧島)メッツェン。
LAD吻合。
(医師)スタビライザー。
(医師)血液で視野が取れない。
(伊集院)左室ベントをアップさせて。
(ME)はい。
(伊集院)よし。

(龍太郎)メッツェン。
(看護師)はい。
RV−PA吻合終了。
デクランプ。
(荒瀬)うん?拡張期圧が下がらない。
これならいけるぜ。
慎重にウィーニングしてくれ。
(ME)はい。
(鬼頭)何をやったの!?
(霧島)僧帽弁の形成術およびドール手術終了。
(伊集院)バチスタ終了。
(龍太郎)HLHS終了。
(拍手)
(鬼頭)なんて男。
わずかな手がかりを応用して新しい術式を思いつくなんて。
(拍手)あんたがいなけりゃこの子は助からなかった。
ありがとう。
わたしだけでは助けられなかったわ。
しゃくだけどね。
朝田龍太郎。

(藤吉)よく頑張られましたね。
お母さん譲りでとても強い子です。

(泣き声)・
(霧島)まいったよ。
(霧島)お前の公開オペを見に来たはずが俺がやらされるとはな。
(龍太郎)あの状態で任せられるのはお前だけだ。
そうだろうな。
俺のチームもいいチームだろ?ああ。
いつかお前のチームに追いついてみせる。
待ってるよ。

(木原)おうおう!?おうおうおうおうおうおう。
ごめんねうるさくて。
ちょ…ちょっとお前。
おい。
これ。
(伊集院)何?
(木原)見たかこれ!?
(伊集院)どういうことですか!?うちじゃなくて北洋病院がやったことになってるはずなのに…。
(木原)やり手だよ。
北洋のオーナーってのは。
ホントえぐいえぐい。
(伊集院)えっ…。
(木原)まっ野口先生にしてみれば成功しちまえば妊婦のバチスタは明真がやったことにしたい。
そこをついてバチスタ成功を餌に明真との業務提携の話を持ちかけてきたんだよ。
(伊集院)業務提携!?つまり明真に多額の移籍金を払わせて北洋から医師たちをこう異動させたんだよ。
北洋には金が入るしうちはうちで明真の弱い部分である産婦人科泌尿器科脳外科に医師たちを補完できる。
どちらも損はしない。
こんなことうちの内情を調べてなきゃできないしはなっからバチスタ成功を見込んで仕組んだんだな。
やっぱえげつないね。
外資はやることが。
ヘヘヘ。
でも医者が明真に移ったら北洋病院は…。
関係ないよ。
あそこは外資系の投資会社だろ。
金のことしか考えてない。
病院つぶして不動産売っ払ってそれでおしまい。
そうやって患者ないがしろにして相当恨み買ってるらしいよ。
あそこのオーナーは。
おう山ちゃん。
今日どう?
(男性)ダメダメ。
今日は家族サービス。
(木原)また!
(男性)ハハハ。
(木原)よく言うよおい!
(二人の笑い声)あの。
今のこれ…。
って何の意味?
(木原)あっこれ?まあ要するにだ…。
(木原)これだろ?「いわゆる」っていう意味。
外資系のMRなんかがよく使うよな。
それが?外資系!?
(木原)おいちょっと!?おい!何だよもう?
(アナウンサー)「8月に起きた明真大学付属病院前の一般道で女性がひき逃げされた事件で警視庁は今日未明松崎頼子容疑者をひき逃げの疑いで逮捕しました。
松崎容疑者は女性の勤める外資系投資会社に息子が通っていた病院が買収されその後退院を余儀なくされて息子が亡くなったことからこの女性を恨み犯行に及んだものと見られています。
一部外資系投資会社の病院買収はそのやり方の強引さに批判の声も上がっていて警視庁は事実関係を調べています」
(野口)そうですか。
ハハハ。
ありがとうございます。
ええ。
こちらはいつでも大丈夫です。
ええ。
それではお待ちしてます。
ありがとうございました。
どうも。
それでは失礼します。
すごいよ。
マスコミの取材依頼の数が。
これで明真の名は一気に売れる。
北洋にも移籍金ががっぽり入るってわけだ。
(伊集院)藤吉先生!
(藤吉)どうした?
(伊集院)これ…。
このメール。
(藤吉)ああ。
俺ももらったよ。
ふ…藤吉先生がみんなに出したんじゃないんですか?
(藤吉)いや。
あの。
富樫さんって誰かに紹介されて藤吉先生のとこに来たんですよね?ああ。
確かどっかの医療ジャーナリストとか言ってたな。
(野口)これ落ちてたよ。
最初からこうなると思ってた?オーナー。
(片岡)もちろん。
我々投資会社は…リターンがないと行動しませんから。
まあひき逃げは予定外でしたけど。
その分朝田先生のオペをこの身で体験することができましたから。
病院を金に換える。
そんな専門家がいたとはね。
医者は…商品ってわけか。
(片岡)人の命がいちばんお金になるんですよ。
野口先生。
チームドラゴンはいちばんの人気商品ですから。
(伊集院)すべてあの人の…。
片岡さんの仕組んだことなんですよ。
藤吉先生に富樫さんを紹介したのもチーム結成を呼びかけるメールも北洋でオペさせたのも。
僕らはあの女にはめられたんです。
(グラスを合わせる音)・『ONE』2014/03/06(木) 15:53〜16:48
関西テレビ1
医龍 Team Medical Dragon2 #01−3[再][字]【坂口憲二】

天才心臓外科医、朝田龍太郎が帰ってきた!!今回は心臓に重病を抱えながらも出産を諦めない妊婦を母子共に救うためにチームドラゴンと共に超難手術にいどむ!!

詳細情報
番組内容
 高度な技術を要する心臓手術・バチスタ手術を成功させた後、「チームドラゴン」は解散。朝田龍太郎(坂口憲二)は再び難民キャンプの医師として活動をしていた。
 その後、明真大学付属病院の患者数は激減。病院に残ったメンバー、伊集院登(小池徹平)、里原ミキ(水川あさみ)は経営に不安を覚え、麻酔医の荒瀬門次(阿部サダヲ)は明真にいるものの覇気がなく、内科医の藤吉圭介(佐々木蔵之介)は地方の病院に
番組内容2
勤務していた。
 そんな時、チームドラゴンのメンバーに明真再建とチーム再結成を訴える差出人不明のメールが届き、ほぼ時を同じくして病院経営再建のため、野口賢雄(岸部一徳)が、リスクマネージメント部長として復帰する。
 そんな折、明真の間近でひき逃げされて、重症を負った片岡一美(内田有紀)がERに搬送される。誰もがあきらめかけたそのとき、朝田が現れて片岡を救う。帰国した朝田に
番組内容3
野口は公開手術(手術の映像を別会場に生中継し、そこに集まった医師たちからの質問を受けながら執刀する手術)を持ちかけた。
 そこに藤吉も現れた。自分を頼ってきた妊娠7カ月の拡張型心筋症の患者、富樫ゆかり(りょう)の手術をチームドラゴンの手に委ねるためだ。リスクの高いこの手術を野口が認めるわけがない。しかし、朝田によって一命をとりとめた医療ジャーナリストだと言う片岡が、野口を説き伏せる。
出演者
坂口憲二 
内田有紀 
小池徹平 
北村一輝 
阿部サダヲ 
水川あさみ 
池田鉄洋 
佐々木蔵之介 
夏木マリ 
岸部一徳 ほか
原作・脚本
【原作】
「医龍」乃木坂太郎
【原案】
永井明
【取材協力】
吉沼美恵
【脚本】
林宏司
監督・演出
【プロデューサー】
長部聡介 
三竿玲子
【演出】
水田成英
音楽
澤野弘之 
河野伸
【主題歌】
『ONE』AI(ユニバーサル ミュージック)

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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