NHKニュース7 2014.03.20

発見の手がかりになるのでしょうか。
長さ24メートル、旅客機との関連は。
発達中の低気圧の影響で、東北では雪に。
あすにかけて十分注意が必要です。
こんばんは、ニュース7です。
一般会計の総額が、95兆8823億円と、過去最大となる新年度・平成26年度予算。
参議院本会議で夕方、採決が行われ、自民、公明両党などの賛成多数で、可決・成立しました。
午後、大詰めを迎えた新年度予算案の審議に臨む安倍総理大臣。
締めくくりの質疑を終え。
賛成の方の起立を願います。
委員会採決の結果、自民、公明両党などの賛成多数で、予算案は可決されました。
一方、日本維新の会が提出した修正案は、反対多数で否決されました。
そして夕方5時から開かれた参議院本会議。
迎えた採決。
新年度予算は、自民、公明両党などの賛成多数で可決・成立。
3月中に新年度予算が成立するのは、平成23年以来、3年ぶりです。
また、東日本大震災の復興財源に充てる復興特別法人税の廃止や、企業に賃上げを促す減税措置などを盛り込んだ税制関連法も、可決・成立しました。
新年度予算は、一般会計の総額が95兆8823億円と、過去最大です。
歳出では、社会保障費が高齢化の進展で初めて30兆円を超えました。
公共事業費は今年度より12.9%増えて、5兆9685億円、そして防衛費はこの青いところですが、2.8%増えまして、4兆8848億円です。
消費税率引き上げによる増収分のうち、4兆3016億円は社会保障費に充てられ、保育所の空きを待つ待機児童の解消を進めるため、運営費を補助する保育所や幼稚園を拡充する事業などに使われます。
また、東京オリンピックとパラリンピックの開催に向けて、羽田空港の滑走路延長など、首都圏の空港機能を強化する費用を136億円計上しました。
さらに、首都直下地震や、南海トラフで想定されている巨大地震に備えた対策として、インフラの耐震化などに使う自治体への交付金を増額し、1兆841億円を盛り込みました。
一方の歳入です。
消費税率引き上げによる国の増収を、4兆5350億円としています。
借金に当たる国債の新規発行額は、41兆2500億円と、今年度よりは減りますが、歳入全体に占める割合は、43%と、借金に依存する状況が続いています。
また、きょうは私たちの暮らしにも関わる税制改正関連法が成立しました。
その主な内容がこちらです。
まずは賃上げや経済再生を意識した減税関係です。
東日本大震災の復興財源に充てるために、法人税に上乗せしている復興特別法人税を今年度末で廃止します。
また賃上げを促すため、賃金を一定割合増やした企業の法人税を軽減する措置を延長し、対象を広げます。
一方、増税関係では、年収の一定割合を課税対象から差し引く給与所得控除について、平成28年から年収1200万円を超える層を対象に、平成29年からは年収1000万円を超える層を対象に、それぞれ縮小します。
自動車に関連する税制では、車の購入時にかかる地方税、自動車取得税の税率が、来月から引き下げられる一方、軽自動車税は来年4月以降に購入される新車を対象に、今の年間7200円が、1万800円に引き上げられます。
では政治部の岩田記者に聞きます。
岩田さん、これで前半国会のヤマ場を終えました。
3年ぶりに新年度予算が3月中に成立したわけですけれども、ここまでの与野党の論戦、どのように見ていますか?
国会審議は与党ペースで進んだといえると思います。
安倍総理大臣は今国会を、経済の好循環実現国会と位置づけ、補正予算、新年度予算の早期成立を目指しました。
論戦では、集団的自衛権の行使容認や、安倍総理大臣の歴史認識などに、多くの時間が割かれました。
この背景には、株価や企業業績、それに賃金などが改善する中、野党側にとっては、安倍政権の経済政策を攻めにくいという側面があったほか、野党側の足並みが一致していなかったことも、与党ペースで国会審議が進んだ要因と見られます。
政府としては今後、来月の消費税率引き上げによる景気の落ち込みを最小限に抑え、速やかに成長軌道に戻すため、新年度予算を着実に執行するとともに、成長戦略を実行するための法案や、教育委員会制度を見直すための改正案などの成立を目指すことにしています。
このあとなんですけれども、後半の国会の焦点は、どんな点になりそうですか?
大きな対決法案は見当たりませんので、集団的自衛権の行使容認を巡る論戦が、後半国会の焦点となる見通しです。
安倍総理大臣は有識者懇談会の報告書が提出された後、与党側との調整を踏まえて、憲法解釈の変更を閣議決定する考えを示していますが、閣議決定する時期は明確にしていません。
集団的自衛権の行使容認を巡っては、公明党が慎重な姿勢を崩していないほか、自民党内からも拙速は避けるべきだという意見が出ています。
政府内では、この国会で閣議決定できないと、ずるずると先送りになりかねないという懸念がある一方で、有識者懇談会が報告書を提出する時期を大型連休以降に先送りし、今の国会の会期中の閣議決定にはこだわらずに、与党内の調整に時間をかけるべきだという声も強まっています。
安倍総理大臣としては、与党側の意見集約の進捗状況も見極めながら、今後、報告書の提出のタイミングや、閣議決定する時期を探っていくことになります。
ここまで新年度予算の成立についてお伝えしました。
行方が分からなくなってから12日。
マレーシア航空機の捜索で、新たな展開となるのでしょうか。
オーストラリア政府は、インド洋の南で、旅客機と関連する可能性がある大きな物体を、人工衛星が捉えたことを明らかにしました。
現場海域に航空機を派遣して確認を急いでいます。
きょう開かれたオーストラリア議会。
アボット首相がこんな発言を。
これがその衛星画像です。
海面に浮かぶ物体。
海上保安当局によりますと、24メートルほどの大きさだということです。
その周辺には、もう一つの物体が。
こちらは5メートルほどと分析されています。
画像から物体が確認されたのは、現地時間のけさ。
場所はインド洋の南、オーストラリア西部のパースから、南西におよそ2500キロの海域です。
ただ、これらの物体が旅客機の発見につながるものなのかどうかについて、当局は慎重な姿勢も見せていて、確認を急いでいます。
マレーシアの国防相兼運輸相代理は、マレーシア駐在のオーストラリア大使と会談し、報告を受けました。
マレーシア航空機が出発したのは、今月8日の未明でした。
およそ50分後、レーダーから機影が消えます。
その後、軍のレーダーの解析で、旅客機は西に進路を変え、マレー半島を横断していたことが分かりました。
さらに、出発のおよそ7時間半後に、旅客機からの最後の信号が通信衛星に捉えられていたことが分かり、中央アジア方面か、インド洋の南側に向かった可能性があると見て、捜索が続けられていました。
今回見つかった物体について、専門家は。
その上で確認方法については。
現場の海域には、7機の航空機が向かい、このうち、オーストラリア軍とアメリカ軍の合わせて2機の哨戒機は、すでに到着しているものと見られます。
ただ、現場の海域は視界が悪いということで、確認には時間がかかる可能性もあります。
冬に逆戻りしたような天気です。
発達中の低気圧の影響で、沿岸部を中心に、全国的に風が強まっています。
北日本ではあすにかけて、非常に強い風が吹き、まとまった雪の降るおそれがあります。
強風や突風、吹雪による交通への影響に十分注意が必要です。
午後3時半ごろの仙台市青葉区の様子です。
雪が降り続き、周囲が白っぽく見えます。
足元には雪が積もり始めています。
気象庁によりますと、発達中の低気圧が関東の南岸を東へ進み、広い範囲で雨が降り、東北では雪になっています。
沿岸部を中心に全国的に風も強まり、宮城県石巻市では、午後5時半前に24.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
低気圧は急速に発達しながら、あす夜には、北海道の東の海上に進む見込みです。
北日本ではこれからあすにかけて、局地的に非常に強い風が吹くおそれがあります。
最大瞬間風速は、30メートルから35メートルに達すると予想されています。
海は北日本の太平洋側で、波の高さが6メートルの大しけになる見込みです。
北日本ではあすにかけて太平洋側を中心に、まとまった雪も降る見込みです。
あすの夕方にかけて降る雪の量は、いずれも多い所で東北北部の山沿いで60センチなどと予想されています。
気象庁は、強風や突風、吹雪による交通への影響、雪崩や着雪にも十分注意するよう呼びかけています。
日本と北朝鮮の外務省の担当課長が、非公式に協議し、おととし11月以来となる政府間協議を再開することで合意しました。
日本側は、局長級による協議で、拉致問題を取り上げ、拉致被害者の再調査などを北朝鮮側に求めていく考えです。
中国の瀋陽できのうから行われていた日本赤十字社と北朝鮮の朝鮮赤十字会の会談。
終戦前後に朝鮮半島から引き揚げる途中で、現在の北朝鮮領内で亡くなった日本人の遺骨の返還などを巡って、協議を続けることで一致しました。
この会談に同席した双方の外務省の担当課長は、昨夜ときょう、合わせて1時間半程度、非公式な協議を行い、日本と北朝鮮の政府間協議を再開することで合意しました。
前回、政府間協議が行われたのは、おととし11月。
局長級による協議でした。
しかし、その翌月。
北朝鮮が事実上のミサイル発射を発表。
その後、協議は途絶えていました。
今回の合意を受けて、岸田外務大臣は、外務省で記者団に対し、政府間協議の再開に向けて調整することで一致できたことを評価したい。
協議の担当者は、伊原アジア大洋州局長を想定しており、日程などの調整を至急進めたいとしたうえで、次のように述べました。
政府は、協議で拉致問題を取り上げ、拉致被害者の再調査などを北朝鮮側に求めていく考えです。
一方、会談に出席した北朝鮮外務省の担当課長は、拉致問題の議論に応じるかどうかは明らかにしませんでした。
拉致被害者の家族からは、被害者の早期帰国につなげてほしいと、政府間協議の再開に期待する声が聞かれました。
今回の非公式協議について、政府関係者は、真摯で建設的な深いやり取りができたとして、再開される北朝鮮との政府間協議に期待感を示しました。
安倍総理大臣は、みずからの政権で拉致問題を解決することに、強い意欲を示していて、政府はこれを機に、解決に向けた具体的な取り組みを北朝鮮側に強く迫る方針です。
ただ、北朝鮮側は、拉致問題は解決済みだとする、従来の立場を崩していないと見られるほか、国内経済の立て直しに向けて、経済制裁の緩和などを求めてくることも予想され、日本側の思惑どおりに協議が進展するかどうかは見通せないのが現状です。
さらに政府は、核問題を巡ってアメリカや韓国と連携して取り組むことを確認しており、米韓両国と足並みをそろえながら、北朝鮮から拉致問題で前向きな対応を引き出すという、巧みな外交手腕が問われることになります。
石川県と富山県の海岸で、大量のウミネコが死んでいるのが見つかりました。
石川県と富山県は、鳥インフルエンザの簡易検査を行いましたが、いずれも陰性だったということで、原因を調べています。
石川県珠洲市では、きのう、市や警察が確認したところ、250羽余りのウミネコが死んで、海岸線およそ600メートルにわたって流れ着いていました。
また富山県射水市の海岸でも、18羽のウミネコが死んでいるのが見つかりました。
環境省によりますと、野生の鳥の大量死については、有害な物質を食べたことによる中毒死などが主な原因として考えられるということですが、石川県と富山県によりますと、詳しい原因は分かっておらず、さらに調べることにしています。
どうも申し訳ございませんでした。
大阪・中央区の国立病院機構大阪医療センターで、平成22年7月からの3年余りの間に、入院患者少なくとも114人が、ほとんどの抗生物質が効かないメタロベータラクタマーゼ産生菌という多剤耐性菌に感染したことが分かりました。
感染した患者のうち23人が死亡し、このうち、おととし死亡した60代のがんの女性と、去年死亡した70代の重い肺炎の女性の2人は、血液から細菌が検出され、病院は感染によって死亡した疑いが強いとしています。
病院は、院内感染と見て、一部の病棟で患者の受け入れを中止するなどの対策を進めるとともに、外部の専門家を入れた調査委員会を立ち上げて、感染経路などを調べています。
裁判を打ち切る判決です。
平成7年、愛知県豊田市で、66歳の男性と1歳の孫が殺害された事件。
71歳の男が、殺人などの罪に問われて、平成7年に初公判が開かれましたが、心神喪失の状態とされて、17年間にわたって審理が停止していました。
この裁判がきょう開かれ、名古屋地方裁判所岡崎支部は、被告の精神状態の回復が見込めないとして、裁判を打ち切る判決を言い渡しました。
殺人事件の裁判が、17年間にわたって停止されて打ち切られるのは、極めて異例です。
大手コンビニエンスストアの加盟店の店主で作る団体が、セブンーイレブン・ジャパンに、団体交渉に応じてもらえなかったとして、岡山県労働委員会に救済を申し立てた問題。
岡山県労働委員会は、きょう、フランチャイズ契約を結んでいる加盟店の店主は、事業者であるものの独立性は薄いとして、労働組合法上の労働者であるという判断を示し、団体交渉を拒否する正当な理由がなく、不当労働行為に当たるとして、団体交渉の申し入れに応じるよう命じました。
セブンーイレブン・ジャパンは、当社の主張が認められず、遺憾であり、極めて不当だ。
中央労働委員会への再審査を申し立てるか、裁判所に命令の取り消しを求める行政訴訟を提起するとコメントしています。
大相撲で、ヨーロッパ出身として初めて大関になった琴欧洲が、現役を引退しました。
琴欧洲はブルガリア出身の31歳。
平成14年に初土俵を踏むと、今の横綱・白鵬などと競い合って、番付を上げていきました。
最後の一番は、おととい、その白鵬戦でした。
今後は、琴欧洲親方として、後進の指導に当たります。
その大相撲春場所は12日目。
全勝の横綱・日馬富士と、1敗で追う綱取りの大関・鶴竜が対戦しました。
気象情報は岡村さんです。
こんばんは。
北日本は大荒れの天気に警戒が必要ですね。
あす一日、東海上に低気圧があって、夜にかけては急速に発達します。
このために北日本を中心に、冬の嵐となりまして、瞬間的に35メートルの暴風、そして猛吹雪に警戒が必要です。
雪の見通しを見ていきます。
今夜9時、東北や北海道などで白い表示と、雪が予想されますし、紫色の部分は雪が強まる所です。
太平洋側などでは大雪のおそれもありそうです。
この雪があすの夕方や、夜にかけて降り続きます。
東北北部などは、多い所であす夕方までに60センチの雪が予想されます。
さらにあすは、北陸や山陰などの日本海側でも雪となるでしょう。
続いて日曜日にかけての天気と気温を見ていきます。
あすは各地、平年を下回って、冬の寒さとなりそうなんですね。
そして土日はというと、北日本はまだ寒さが続きますが、東京や大阪など、東日本、西日本は晴れ間が戻って、気温も上がります。
東京と大阪、日曜日は15度以上と、春の陽気となりそうです。
それではあすの予報を見ていきます。
2014/03/20(木) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]

▽新年度予算案成立へ…政権運営の次の焦点は 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】守本奈実,【気象キャスター】岡村真美子

詳細情報
出演者
【キャスター】武田真一,【サブキャスター】守本奈実,【気象キャスター】岡村真美子

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