東方より横綱白鵬土俵入りです。
横綱白鵬露払い臥牙丸太刀持ち豊ノ島行司は式守伊之助であります。
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!白鵬も初日から11連勝です。
こちらの横綱は八角さん、どうですか?万全ですね。
危ないところがないという感じですね。
精神的にも安定していますし落ち着いて取ってますね。
その中、きょう十二日目には稀勢の里戦が組まれています。
両横綱の土俵入りが終わりました。
きょう元大関琴欧洲が引退を発表しました。
きょうも満員御礼となりました。
春場所、残りあと4日となっています。
きょうの幕内の取組です。
十両の佐田の海と鏡桜から始まります。
大砂嵐はきょうから勝ち越しをかけて碧山戦です。
なんといっても終わり2番です。
八角さん、こう見ると優勝というと上位3人ということになりそうですか?まあ、3人しかいないでしょうね。
安定してますのでね。
あとは優勝ラインということになりますと。
やはり1敗ぐらいだと思いますけれどもね。
悪くても1敗ですね。
鶴竜は13勝以上での優勝が綱取りの条件となっていますがもう1敗も落としては優勝は難しいところですね。
やはり、両横綱に勝たなければ優勝には届かないですよね、今の状況だと。
両横綱が安定している中でその鶴竜にとって負けられない横綱戦がきょうの結びです。
ニュースをお伝えします。
民主党、結いの党、生活の党の野党3党は、NHKの経営委員の選任にあたり、透明性をより高める必要があるとして有識者らによる第三者委員会が候補者の名簿を作成し、その中から総理大臣が任命するなどとした放送法改正案を、共同で衆議院に提出しました。
民主党、結いの党、生活の党の野党3党は、NHKの経営委員や会長の選任にあたっては透明性をより高める必要があるとして、今の任命の仕組みを見直す放送法改正案を、共同で衆議院に提出しました。
改正案では経営委員を選ぶ際には総務大臣が任命する有識者らでつくる、候補者選定委員会を設置して、この委員会が経営委員の候補者の名簿を作成し、その中から総理大臣が委員を任命するとしています。
また、NHK会長の選任については、3人以上の経営委員が参加する、会長指名委員会を設置することや、選定の基準や手続きを公表することなどを明記しています。
生命科学の分野で目覚ましい業績を挙げた女性の研究者に贈られる国際的な賞に、京都大学副学長の、稲葉カヨ教授が選ばれ19日、フランスのパリで授賞式が行われました。
この賞は、ユネスコ、国連教育科学文化機関とフランスの大手化粧品メーカー、ロレアルが生命科学の分野で世界的な業績を挙げた女性の科学者に贈っている女性科学賞で、ことしは京都大学の副学長で、大学院生命科学研究科の稲葉カヨ教授が選ばれました。
稲葉教授は、体内に侵入してきたウイルスなどから体を守るヒトの免疫システムで、樹状細胞と呼ばれる細胞の重要な役割を解明し病気の治療に大きな進展をもたらしたと評価されました。
授賞式では、稲葉教授の業績がビデオで紹介されました。
1998年に始まった女性科学賞では、過去の受賞者の中から、2人のノーベル賞受賞者を輩出しています。
為替と株の値動きです。
今場所、満員御礼が7回目となります。
十二日目の春場所です。
まずきょうは、残念なニュースからお伝えしなければなりません。
ヨーロッパ出身として初めて大関となった琴欧洲が、現役引退を発表しました。
琴欧洲は今場所、西の関脇で臨みましたが二日目から9連敗してすでに負け越しが決まってきのうから、休場していました。
琴欧洲は、きょう日本相撲協会に引退を届け出ました。
午後3時から館内の記者クラブで行われた会見の様子をご覧いただきます。
琴欧洲は本日をもって引退しました。
長い間ありがとうございました。
本日で現役を引退することになりました。
今まで支えてくれた方応援していただいた皆さんに本当に感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございました。
日本に来て、相撲取りになって本当によかったと思います。
最後に白鵬関と相撲を取ることが、幸せでした。
勝っても負けても思い切りぶつかって見に来てくれたお客さんにその姿を見せてと思いました。
会見の様子今後は琴欧洲親方として協会に残るということです。
日本国籍をすでに取得しています、そのために協会に残ることができさらに大関経験者は現役時代のしこ名で3年協会に残ることができます。
琴欧洲親方として後進の指導にあたるということです。
涙が印象的でした。
正面は八角親方です。
ちょっと心配はしていたと思うんですけれども。
そうですね。
やはり力が出なかったということでしょうね。
大関に上がったときにはすぐにでも横綱という感じはしましたけれど、やはり、けがが大きかったですね、ひざのけがが。
大関昇進のときは22歳でした。
長いこと大関を頑張っていましたね。
47場所、およそ8年です。
会見の様子ちょっと八角さんものぞきに来られていましたね。
やはりさみしいですね、引退というのは。
ただこれからの人生のほうが長いわけですから立派な親方になって後進の指導にあたってほしいですね。
向正面は長年、琴欧洲を指導されてきました元関脇琴錦の中村親方です。
よろしくお願いします。
中村⇒よろしくお願いします。
親方にとって琴欧洲というのは違う存在だったと思うんですが。
私が引退して2年後に入門してきました。
そのころ私も、まわしを締めていたんですが稽古をしたんですよ。
そのころは、負けはしませんでしたが、琴欧洲はなんでこんな小さなおっさんに負けるんだろうと悔しがっていました。
ついこの間のように思いますけどね。
引退というのを聞いたときはどんな思いでしたか。
昨日も、電話でちょっと話をしたんです。
どうしてもけががひざの具合がよくないみたいででも8年間も大関をやっていたわけですから、十分自分で満足したという感じがあるんじゃないですか。
その分つらい思いをしましたのでいい指導者になってくれると思いますよ。
期待をされて若くして大関に上がったんですがさまざまな箇所を痛めてというのがありました。
会見でも本人が口にしていました。
今場所初日に上手投げで勝った一番が琴欧洲にとっては最後の最後の白星となったわけです。
ちょっとさみしくなりますね。
けがをしたというのは逆に親方になれば、その経験を生かして指導にあたることができます。
マイナスと捉えずにプラスに捉えてひざをけがをしたときはどうしたらいいのか。
自分が体験してきていますので、そのアドバイスをすればいいと思います、これからの力士に。
琴欧洲の入門から振り返るVTRがありますのでご覧いただきます。
関脇・琴欧洲。
19歳のときに来日し大相撲の世界に飛び込みました。
どんな力士になりたいですか?強い力士に。
レスリングで鍛えたパワーとスピード。
勝星を積み重ね番付を駆け上がります。
迎えた平成17年の九州場所。
琴欧洲は、入門から僅か3年でヨーロッパ出身の力士として初めて大関に昇進しました。
実況
琴欧洲初優勝。
大関になって2年後には14勝1敗で初めての優勝を果たしました。
しかし、琴欧洲は期待は大きかったんですがけがに泣かされ続けます。
カド番で迎えた去年の九州場所。
けがで四日目から休場し8年47場所にわたり座り続けた大関の座を陥落しました。
今場所は初日こそ白星を挙げましたがその後は、9連敗。
負け越しが決まりきのうから休場していました。
元大関琴欧洲がきょう引退を発表しています。
ヨーロッパ出身として初めての大関、そしてヨーロッパ出身として初めての幕内最高優勝。
さまざまな功績がありました存在ですね。
ことばが分からないところにきて苦労もあったと思います。
本当に、ご苦労さまと言いたい琴欧洲。
引退です。
これから幕内の取組へとご案内します。
十両の佐田の海と東の前頭16枚目の鏡桜です。
制限時間いっぱい。
佐田の海は平成23年の5月の技量審査場所以来の幕内での取組です。
お父さんは元小結の佐田の海。
鏡桜は4勝7敗とあとがありません。
なかなか自分十分の相撲を取らせてもらえない今場所。
四つで言えば、右の相四つです。
寄り切り、鏡桜の勝ち。
十両の佐田の海は8勝4敗です。
踏みとどまった鏡桜です。
右からのいなしですね。
そうですね。
タイミングがよかったですね。
この力士も十両では大勝ちできる力はあるんですけれども、なかなか幕内では、という状況が続いていますね。
まわしを取って十分なわけで、立ち合いの厳しさでしょうね。
体も大きくないほうですから。
やはり立ち合い、踏み込んで前まわし立ち合いのスピードとか、あたりの強さでしょうね。
これから求められるのは。
5勝7敗、東の前頭16枚目の鏡桜。
幕内残留、残りは全部勝ちたい鏡桜です。
画面では土俵を見つめる5人の勝負審判を紹介しています。
佐田の富士が1勝10敗。
舛ノ山が5勝6敗です。
過去は4対2と舛ノ山が対戦成績でリードしています。
きょうの向正面は、元琴錦の中村親方です。
常々、舛ノ山のことが好きだと公言されていますが今場所、後ろ2枚の番付で5勝6敗なんですね。
中村⇒大体いつもこれぐらいの成績で終盤に入るんですが彼は最近大きな息切れをしなくなってきたような気がするんですよ。
速い相撲を心がけているようです。
舛ノ山は長い相撲を取ってもそれほど息切れしなくなったように思うんですね、今までは気持ちが焦りすぎてしまって、それで、ペースを乱してしまうことが多かったように思います。
だいぶ幕内の相撲になれてきたと思うんですが、なんとか勝ち越しにつなげてほしいですね。
制限時間いっぱい。
佐田の富士は、もう十両陥落を覚悟しなければならない成績です。
今場所は突き放すことがほとんどできていません。
両者とも突き押し相撲。
そして左四つが得意です。
式守与太夫が合わせます。
舛ノ山の圧力。
寄り切り、舛ノ山、完勝で星を五分に戻しました。
口が開いてはいますが、以前ほどの息切れではありません。
向正面の中村さんきょうはいい出足だったんじゃないですか。
そうですね、左はいつもどの相手にも入るんですがいつも入ったときに半身になって左からすくって投げるんですよね、でもきょうは右の入り方がよかったですね、自分の体を真正面に相手に向けて右下からすくいましたのでね。
それにしても佐田の富士がちょっと元気がないのが残念ですね。
でも舛ノ山は本当に、きょうははずみのつくいい相撲だったと思います。
舛ノ山が勝って6勝6敗。
佐田の富士はあすは魁聖戦です。
きょうは十二日目。
先ほどもご紹介しましたが後ろの2番が注目です。
なんといっても結びが全勝の日馬富士に綱取り1敗で追いかける鶴竜との対戦です。
このあとの、白鵬も含めて3人の対戦が決まっているところと十四日目以降は予想となります。
鶴竜は両横綱には負けられないという話を伺いましたが、あすは稀勢の里戦が決まっています。
あくまでも予想ですが、十四日目が白鵬で千秋楽が琴奨菊戦、ということが予想されます。
鶴竜が逆転優勝をするためには両横綱を自分の力で1敗に下げなければいけないということですね。
八角⇒そういうことですね。
自分の力で下げて自分の力でのし上がっていくしかないですね、優勝には。
両横綱にも勝って当然、稀勢の里と琴奨菊という大関にも負けられないという残り4日間といえると思います。
まずはなんといってもきょう大一番です。
日馬富士戦が組まれた鶴竜。
過去は22対10。
日馬富士が大きくリード。
しかも直近の4場所対戦があった4場所はすべて日馬富士が勝っています。
大きな難関だとは思うんですが。
先に先にと攻められているような感じがありますね。
鶴竜は日馬富士戦に対してはですね。
逆に日馬富士は先に先に攻めて自分の体勢になっていますのでね。
先場所は対戦がなかったんですが先場所は鶴竜が14番勝ってだいぶ相撲内容が、先場所と今場所変わってきていますね。
そうですね。
去年までの鶴竜ではないというところもあるんですよね。
先場所は急激にいい相撲を取りましたのでね。
力をつけたと思いますね。
自信になったと思うんですね先場所は。
これできょうもし鶴竜が敗れるとしたら綱取りがかなり遠くなる、優勝がもっと遠くなるということになると思います。
そういうことですね。
きょうはとにかく勝たなければ話にならないということです。
大事な一番を迎えた鶴竜です。
舛ノ山のリポートです、いい内容で勝ちました、もろ差しはきょうは、師匠に下から攻めるように右をしっかり使えと言われていて、そのとおりの相撲ができましたと話していました。
半身になることが多いという解説が中村親方からもありましたが、師匠から右をちゃんと使えという話があったというリポートです。
太田アナウンサーからのリポートでした。
土俵に里山と北太樹です。
里山が、幕尻と言われる、西の前頭16枚目で、負け越しが決まっています。
幕内残留は厳しいんですがしかし勝った3番は館内を沸かせた3番でした。
一生懸命、頑張っていますね。
ただ自分の体勢になるまでになったとしても相手が里山を分かっていてなかなか、慌ててくれないので自分の体勢になってからも攻めきれないですね。
制限時間いっぱい。
北太樹は4勝7敗。
左ひざのテープが気になります。
過去両者は先場所、顔が合いました。
北太樹が警戒して潜らせないという展開。
里山が差したんですが北太樹がそれをきめてきめ出しで勝っています。
食いつきたいのが里山それを避けたい北太樹。
胸が合えば北太樹です。
寄り切り、北太樹の勝ち。
やはり里山の意図をしっかりと北太樹が分かっているような相撲でした。
八角さんが言ったとおり潜らせないぞという意図がありました。
右からの攻めがよかったですね。
里山は左から差して力を出すタイプですからね。
離れて右からの攻めです。
力が出ないですよね、相手の弱い点をつきましたよね。
最後はかいなもしっかりと返っていました。
先ほどは日馬富士と鶴竜戦の話をしました。
続いては稀勢の里と白鵬戦です。
この両者は毎回熱戦になります。
記録もそうですが記憶に残る取組が非常に多い両者の対戦です。
過去は33対10と、白鵬が大きくリードしています。
ここ4場所で見ると2対2です。
先々場所の九州場所の取組と先場所、初場所の取組です。
実況
上手投げ、稀勢の里勝ちました。
2日続けて横綱を破りました。
実況
押し出しました白鵬13連勝。
大坂⇒向正面は元琴錦の中村親方です。
いつも熱戦になっている印象があります。
中村⇒右と左のけんか四つなわけですがどちらが先に自分十分に組み止めるか、ということになってくるとは思うんですが。
ここ1年は、ほとんど左四つになっているんですよ。
確かに横綱は左でも取れますからね。
無理に強引に右を差しにいくこともないのかもしれないですね。
横綱の相撲は幅が広いですから相手の出方によって、どうにでも対処できる素早さを持っていますからそのぶん稀勢の里も攻めづらいところがあるかもしれませんね。
今場所、稀勢の里は、最大の目標はカド番脱出だったと思いますがそれを達成したあとの横綱戦です。
優勝争いに加わっているだけでもありませんし、自分がなんとか上位を倒して盛り上げようと思っていると思うんですよ。
それだけの稀勢の里は、怖いですよね。
横綱の立場からすると対戦相手の稀勢の里というのは?八角⇒全勝できている同じ横綱日馬富士そして1敗できている鶴竜と戦う前には嫌な相手ですよね。
やはり白鵬としても全勝でいきたいというところですので安全に勝ちたい気持ちがちょっとでも頭をよぎると墓穴を掘りかねないということですね。
やはり思い切りいかなければならないですね、実力者には。
結び前は稀勢の里と白鵬戦です。
きょうは注目の取組が結びと結び前に組まれています。
春場所十二日目。
土俵が制限時間いっぱいです。
臥牙丸は5勝6敗宝富士は6勝5敗です。
過去は3回顔が合ってすべて宝富士が勝っています。
押しもある臥牙丸ですが左四つでいずれも負けています。
出し投げうまく出しました。
送り出しで宝富士の勝ち。
今回も臥牙丸は宝富士に勝てません。
どうしてだろうというような表情。
そして首のかしげ方。
決まり手は送り出しです。
毎回左四つになるんですけれどもね。
宝富士が。
ですから宝富士が勝つわけですよね。
やはり自分の得意の四つなので攻め方も分かっていますよね。
きょうは臥牙丸はもしかしたら右で差すような動きがあったでしょうか。
向正面の中村さん。
中村⇒立ち合い、臥牙丸が宝富士の左を差してくるのが分かっていますから、しっかりと右から押っつけていってはいるんですがでもすぐに宝富士は左の下手を取りましたよ。
ですから突っ込んでくるタイミングというか、波長というかそれが波長が宝富士とそれがあうんでしょうね、それほど速いスピードのある突っ込みではありませんからあたってくるときに下からすくいでははいれるだろうというのが計算としてあるんでしょうね。
宝富士勝って7勝5敗としました。
おなじみ、ベテランの旭天鵬です。
きょう、勝ち越しをかけて宝富士戦です。
旭天鵬、きょうは勝ち越しをかけて東龍戦です。
両者の対戦は夏場所に一度だけありました。
そのときは右四つから旭天鵬が上手投げで勝っています。
ことし9月に40歳不惑といわれる年齢になる旭天鵬ですがご覧の体の張りです。
八角⇒土俵の中の稽古の数は減ったと思いますけれどもそのほかのしこや、基本の運動をよくやるんでしょうね。
私と同世代なんですけれども信じられないような体つきなんですよね。
そうですね。
やはり精神的にも強いものを持っているということでしょうね。
粘り強くね。
さまざまな歴代の記録を伸ばしている旭天鵬ですがきょう勝てば、幕内の勝ち星が史上10位タイに顔を出すことになります。
東龍は右四つの力士です。
勝ち越しに向けて旭天鵬。
時間です。
寄り切り、旭天鵬が勝ち越し。
39歳、ここまでしっかりと取れます。
3場所ぶりの勝ち越しとなった旭天鵬です。
これで幕内の勝ち星が安芸乃島、貴ノ浪と並んで史上10位タイとなりました。
先に上手を取りましたね。
やはり自分の型になれば力を出しますね。
ちょっと遅れて立ちましたか。
わざとではないと思いますけれども。
ただ左上手が取りやすいという相手じゃないですかね。
逆に東龍は相手の形にしてはいけませんよね。
もっともっと激しい相撲をしなければならないですね、東龍は。
ちょっとおとなしいですね。
立った瞬間に旭天鵬に上手を取られてしまいました。
懐が深いということで上手も与えずに最後は右のかいなの返しも効きました。
見事な寄せ方ですね。
八角⇒そうですね。
幕内の勝ち星が安芸乃島と貴ノ浪と並んで、647となりました。
ほとんどの歴代の記録の中にこれで顔を出しています。
立派ですね。
通算出場から通算白星幕内の在位、幕内の出場というのも顔を出しています。
走ってインタビュールームに向かってくれたんでしょうか。
3場所ぶりの勝ち越しを決めた旭天鵬関です。
笑顔で走ってきていただきました。
おめでとうございます。
素直にうれしいですね。
幕内の白星が647勝、史上10位タイに並びました。
そうですね。
僕の力にはなりますし、よかったです。
きょうも力強く、若々しい相撲で上手が速かったですね。
きょうの内容はどうですか?よかったですね。
きのう負けたんで連敗すると落ち込みますからそういう意味でよかったと思います。
これから、いろいろな記録もあります。
残り3日どんな相撲を取りますか?勝ち越しが決まったので、あとは気楽に頑張りたいと思います。
おめでとうございました。
旭天鵬関の勝ち越しのインタビューでした。
八角⇒旭天鵬は受け答えも余裕がありますね。
土俵上は千代大龍と常幸龍の対戦です。
離れての突き押しの千代大龍。
まわしをねらいます常幸龍。
過去の対戦では千代大龍が3対0とリードしています。
日本大学出身の常幸龍。
日本体育大学出身の千代大龍。
同学年です。
学生横綱の決勝で対戦してそのときは明月院と言っていた千代大龍が優勝しています。
時間いっぱいになりました。
行司は木村晃之助きょうも突き押しで圧倒しました押し出しで千代大龍の勝ち。
これで千代大龍は中日から5連勝。
7勝目を挙げました。
いつものように、もろ手突き。
起こしてしまいます。
馬力がありますね。
千代大龍の瞬発力には魅力がありますね。
最後、常幸龍の左からの突き落とし。
体勢が飛んでしまった常幸龍です。
千代大龍が7勝5敗常幸龍が6勝6敗と星が五分になりました。
きのう勝ち越しを決めた若手の貴ノ岩。
ベテランの安美錦は6勝5敗。
幕下西の3枚目の逸ノ城が6勝1敗です。
来場所の十両昇進が楽しみです。
荒鷲がきょう勝ち越しを決めました。
2敗の蒼国来が敗れました。
豊真将がきょう勝って12勝と星を伸ばしました。
星の差が3つとなりましてあすの十三日目にも豊真将の十両優勝決定の可能性もあります。
東から上がった安美錦。
きょう引退をした元大関琴欧洲とは37回の対戦を重ねております。
五分の成績を残した安美錦のリポートです。
安美錦は先場所、琴欧洲に敗れましたので、なんとか勝って終わりたかったなと話していました。
琴欧洲は力も強いですから、安美錦は思い切って取ることができた。
楽しかったと話しています。
琴欧洲戦はいろいろな駆け引きを安美錦のほうが仕掛けていました。
仕切る位置をずらしたり手のつくタイミングをずらしたり、潜ったり、あたったり琴欧洲が優勝した平成17年の夏場所14勝1敗で優勝した琴欧洲ですが、唯一の黒星をつけたのがこの安美錦でした。
琴欧洲も相当嫌な相手だと思っていたに違いありません。
ただもう対戦がないと思うとさみしいですねと話していました。
中村さん安美錦はいろんなことを考えて琴欧洲に臨んでいたんですね。
そうですね。
そういう策にまんまとはまってしまいましたね琴欧洲は。
それだけで安美錦の相撲のうまさを見せる対戦であったわけですね。
安美錦、琴欧洲も、もう見ることができません。
35歳の安美錦、6勝5敗。
きのう勝ち越しを決めた貴ノ岩、24歳。
制限時間いっぱいになりました。
ベテラン、若手の初顔の対戦です。
行司晃之助、待ったなしの声です。
上手出し投げ突き押し、相手との距離を十分に保ちながら、右の上手を取ると出し投げ。
若手を圧倒しました、ベテランの安美錦。
全く貴ノ岩に相撲を取らせませんでした。
中村さん、これが安美錦のうまさなんでしょうね。
経験といえばそれまでなんですが相撲のタイプとしては似ていると思うんです。
右でも左でも取れば多彩な技があります。
何が違うかといえば立ち合いからの突き放しですね。
安美錦には突き放しがあって、相手を追い詰めておいて右からいなすきょうはまわしに手が掛かっていましたね。
経験が豊富ですから余裕がありますね。
貴ノ岩も、こういう相撲を目指してほしいですね。
あたりを強くしてほしいですね。
安美錦はきょう、上手出し投げで勝って7勝目を挙げました。
貴ノ岩と8勝4敗です。
土俵下で東の控えには千代丸、千代鳳の兄弟が肩を並べて控えていました。
まず千代丸が土俵に上がります。
きょう勝ち越しをかける一番。
ベテランの豪風との対戦です。
今、土俵下にいる弟の千代鳳はきのう勝ち越しを決めています。
真ん丸のおなか。
中日の相撲で右肩を痛めて右肩にテーピングをしています千代丸。
右からの突き放しがちょっと見えなくなっている千代丸ベテラン豪風との対戦です。
中村さんの比較的近いところに千代丸がいますが千代鳳と、この2人は顔を見るとあまり似てないように見えますね。
顔ですか、似ていませんね。
相撲のタイプも違いますね。
千代鳳との比較ですね。
相撲の内容はどうですか。
いい押しですから近いものはあると思いますが千代丸は回転の速い突っ張り千代鳳は下から下から根気よく攻めてくるタイプですね。
2人とも腰は重そうですね。
きょうはお兄さんが勝ち越しをかける相撲は、豪風。
豪風もこの一番に勝ち越しをかけます。
弟の千代鳳はきのう勝ち越しを決めています。
弟が見つめる土俵で兄の千代丸仕切りを重ねます。
千代鳳のほうは自分のことに集中しているんでしょうか、土俵上の千代丸のほうには、あまり視線を向けていないようです。
館内からは千代丸に大きな声援がかかります。
3場所ぶりの勝ち越しがかかる豪風。
中村⇒私も尾車部屋に移籍してまだ間がないんですけれども豪風の稽古は非常にこつこつと基本的な動作を繰り返しやっていますね。
さあ、ここで制限時間いっぱいになりました。
22歳の千代丸。
34歳の豪風。
行司は木村庄太郎にかわっています。
勝ち越しなるか、千代丸制限時間いっぱい初顔の対戦です。
待ったなしの声がかかりました。
押した。
豪風が引いたところを出ました。
千代丸、押し出して勝ち越し。
弟の千代鳳の前で兄の千代丸が勝ち越しを決めました。
これで今場所は兄弟そろっての勝ち越し。
八角さん、見ていくような立ち合いだったんですかね。
落ち着いていましたね。
豪風には、いなしなどがありますから、その点を警戒したんでしょう。
圧力は千代丸がかけていますね。
ですから豪風もなかなか、いなすタイミングがありませんでしたね。
圧力のある突き押しを見せました。
180kgの重量千代丸。
押し出しで豪風を破って勝ち越しを決めた千代丸です。
そして弟の千代鳳に力水をつけます。
勝ち越しを決めて弟へ受け取ったのは弟の千代鳳です。
千代丸が先に花道を引き揚げていきます。
兄弟の同時の幕内は8組目です。
同時関取が10組です。
この一番は徳勝龍が勝ち越しをかけています。
インタビューです。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
幕内の勝ち越し、いかがですか。
本当にうれしいです。
これまでと違いますか?全然違います。
一生記憶に残ります。
弟に力水をつけてましたね。
頑張ってという気持ちを伝えてきました。
その弟が勝ち越しをきのう決めていたんですがどうでしたか。
自分も絶対勝ち越そうとそういう気持ちでとりました。
きょう落ち着いて取っていましたね。
ちゃんと相手を見て落ち着いて取ろうと思っていたんでそれができました。
十二日目の勝ち越しどうでしょう。
相手をちゃんと見て自分の相撲を取ろうとそういう気持ちが出ているのかなと思います。
残り3日間どうですか?一番でも多く勝てるように頑張ります。
おめでとうございます。
ありがとうございました。
お兄さんのインタビューが終わって弟は、制限時間いっぱいです。
千代鳳は8勝3敗。
幕内では初めて土俵下で兄の相撲を見ました。
徳勝龍は思い切りのいい相撲でここまで7勝4敗この一番に勝ち越しをかけます。
先場所は徳勝龍が引いて、千代鳳が押し出して勝っています。
この一番は庄太郎が合わせます。
はたき込み徳勝龍、勝ち越し。
きょうは、はたきに落ちてしまいました千代鳳。
悔しそうな表情です、千代鳳。
かなり低くあたりましたね。
中村⇒そうですね。
徳勝龍のあたりが強かったということですね。
負けた瞬間のインタビュールームでお兄さんの千代丸が相撲を見ていました。
千代丸は、珍しいですね弟はそんなに早く落ちないんですけれどもねと、話していました。
徳勝龍が勝ち越しを決めました。
何でもやろうという人ですね。
自分のよさが出てると思いますね。
とったりという決まり手も今場所もありました、徳勝龍。
十二日目に勝ち越しました徳勝龍です。
2場所連続の勝ち越しです。
大砂嵐が、きょうから再出場です。
中日の遠藤戦で右の太ももを痛めました。
大砂嵐のリポートです。
右足の太ももの付け根の部分ですね。
筋が伸びきって少し切れてしまったということです。
この数日間は、周りの筋肉をほぐして、針を打ちました。
右足の力を入れないと横方向へ動かすのが大変だと言っていました。
テレビで見ていて悔しかったと痛みを我慢して土俵に上がることにしましたということです。
勝ち越しを決めた徳勝龍関のインタビューです。
2場所連続の勝ち越しおめでとうございます。
ありがとうございます。
ご当所、大阪での勝ち越しいかがですか。
場所前から、いろんな人に声をかけてもらって勝ち越せと言われてそれができて大変うれしいです。
先場所からも思い切りのよさが出てると思いますが、どうですか。
自分はがんがん攻めるしかないので思い切りいけてると思います。
残り3日間奈良県出身の関取としてどんな相撲を見せますか。
見てるお客さんががっかりしないようにいい相撲を取っていきたいです。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
奈良市出身の徳勝龍、ご当所での勝ち越し。
残り3日ありますから、幕内で初の2桁というのも見えてきました。
土俵上は制限時間いっぱいです。
ブルガリア出身の碧山きょうは郷土の先輩の琴欧洲が引退を発表しました。
碧山、6勝5敗です。
再出場の大砂嵐は7勝3敗1つの休み。
大砂嵐は勝ち越しがかかります。
どちらもパワーがあります。
はたき込み、碧山の勝ち。
脇が開いたような突っ張りになってしまいました大砂嵐。
碧山、勝って7勝目。
お互いに、大いちょうが傾いています。
激しい相撲になりました。
そうですね。
大砂嵐としてはつっぱってかく乱したかったでしょうね。
痛みをこらえて、再出場してきた大砂嵐。
勝ち越しはなりませんでした。
大砂嵐の右足ですが待ったのときの映像です。
よく残したんですが、最後ははたき込み。
碧山とすれば休場明けということで立ち合いの変化とか、そういうところを見ていきましたね。
張り手にも熱くならずに冷静だったと思います。
きょうは、碧山に琴欧洲の引退について聞いてもらっています。
碧山リポートです。
ひと言、寂しいと話しましたね。
何でも教えてくれる、お兄さんのような優しい人です。
ブルガリア出身力士は自分1人となるんで琴欧洲関の分も含めて頑張っていきたいと話していました。
大関と幕内で相撲が取れたことがいちばんうれしいと話していました。
碧山も琴欧洲を指導していたコーチにレスリングを学んでいました。
琴欧洲とともに歩んできましたがきょう琴欧洲が引退となりました。
ニュースをお伝えします。
一般会計の総額が過去最大となる、新年度・平成26年度予算案は、参議院予算委員会で採決が行われ、自民、公明両党などの賛成多数で可決されました。
予算案は、参議院本会議でも採決が行われ、可決・成立する運びです。
新年度・平成26年度予算案を審議している参議院予算委員会は、きょう午後、安倍総理大臣とすべての閣僚が出席して、締めくくりの質疑を行いました。
この中で安倍総理大臣は、法人税の実効税率の引き下げについて、次のように述べました。
新年度予算案は、一般会計の総額が95兆8823億円と過去最大で、各党の討論に続いて採決が行われ、自民、公明両党などの賛成多数で可決されました。
また委員会では、日本維新の会が、消費税増税に伴う水ぶくれ予算で、財政健全化への切り込みが不十分だなどとして、修正案を提出しましたが、反対多数で否決されました。
これを受けて予算案は、参議院本会議でも採決が行われ、自民、公明両党などの賛成多数で可決・成立する運びです。
昭和41年に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる袴田事件で、静岡地方裁判所は袴田巌死刑囚の再審・裁判のやり直しを認めるかどうかの決定を、今月27日に出すことを決めました。
昭和41年に、今の静岡市清水区でみそ製造会社の専務の一家4人が殺害された事件では、袴田巌死刑囚が裁判で一貫して無罪を主張しましたが、死刑が確定し、弁護団が再審・裁判のやり直しを求めています。
この中で犯人が着ていたとされる5点の衣類が本人のものだったかどうかや、新たに実施したDNA鑑定の結果などが争点になっています。
弁護団は、見つかったズボンは小さすぎて、本人のものではないとしているほか、シャツに付着していた血痕は、DNA鑑定の結果、本人のものと一致しなかったとして、無罪を主張しています。
これに対し検察は、DNA鑑定の結果は衣類の保管状態が悪く、信用できないなどとして、判決に誤りはないと主張しています。
静岡地方裁判所は、再審を認めるかどうかの決定を、今月27日に出すことを決めました。
大阪府立体育会館春場所十二日目、幕内後半の取組です。
勢と妙義龍関西出身の両者が土俵に上がっています。
去年の秋場所以来の対戦です。
そのときは妙義龍が押し出して勝っています。
ともに4勝7敗と負ければ負け越しという一番です。
制限時間いっぱいです。
勢が右目の上にテープを貼っています。
やや腫れています。
対する妙義龍押し出し、妙義龍の勝ち勢は負け越しです。
61代横綱元北勝海の八角親方が解説です。
勢いが見られない両者の対戦でしたが。
きょうの右の攻めは今場所一番じゃなかったでしょうか。
ようやく足に力が入ってきましたという感じですね。
前半戦は、うまさですね。
二本差しても、足がなかなか出なかったですね。
そこで小手投げに振られるという場面もありましたがきょうは足に力が入っていましたね。
休場明けですので、なかなか思うようには取れないと思うんですがやはり実力者ですのでこういう相撲が出るとまた気持ちが変わってくると思います。
幕内のここまでの結果です。
新十両の千代丸勝ち越しを決めま新入幕の千代丸勝ち越しを決めました。
敗れた大砂嵐のリポートです。
苦笑いを浮かべて戻ってきました。
足は?という質問に対して返事がありませんでした。
あしたもまた頑張りますと絞り出すように話してくれました。
足の影響が少なからずあるというような相撲に見えました大砂嵐です。
後半はなんといっても結びと結び前です。
日馬富士と鶴竜稀勢の里と白鵬戦が結び前に組まれています。
5人の勝負審判をご紹介しています。
新入幕の照ノ富士が、4勝7敗です。
きょうは、重たい魁聖戦です。
向正面は元関脇琴錦の中村親方です。
中村さん照ノ富士、もっと勝つのかと思ったんですが、この成績はどう思いますか?組み止めれば十分に力が出せるんですけれども、幕内のスピードに負けてしまっていますよね照ノ富士は。
ついていっていないですね。
自分と相四つの力士が組んでくれれば、そのぶんまわしが引けますので前に持っていくことができますがタイミングをずらされたりスピード感が追いついていけないのかなと思います。
今後どのような対策を取るといいですか?まだ、立ち合いどういったらいいのか完成されていないと思うんですね。
ですから、肩からあたるとか突っ張っていくだとか、考えていかなければいけないと思います。
しかしまだ完成されていない中で幕内まで上がってきています照ノ富士です。
苦しい星になって7敗になったあと、この2日間踏みとどまっています。
魁聖は負け越しが決まったあと連勝です。
寄り切り、照ノ富士の勝ち。
きょうは右の相四つということですぐ左の上手を取りました。
決まり手は寄り切りです。
八角さん、こういうときは、いいわけですね。
やはり左ですよね。
取れると力が出ますよね。
ですからきょうは、うまい具合に取れましたがこれから上位にいくには、工夫しながら取らないといけないですね。
踏み込んで取るのか突っ張っていくのか。
ですから、そういう厳しさをこれから身につけていくのではないでしょうか。
7敗のあと3連勝、5勝7敗とした照ノ富士です。
終盤ということで幕内の優勝争いの展望をしていこうと思うんですが全勝で両横綱1敗で鶴竜が追うという展開です。
きょうの対戦相手、あすの対戦相手をご覧いただいています。
ここまでは正式に発表になっています。
十四日目以降は、予想の対戦です。
鶴竜にとってはきょうの日馬富士戦が本当に大事だという話が、八角親方からもありました。
ここに勝たなければ優勝というのは。
先がないですね。
やはりきょう、勝って勢いづけたいですよね。
鶴竜にしたら。
白鵬という横綱もいます。
過去22対10、日馬富士が大きくリードしています。
直近の対戦九州場所の対戦をご覧いただきます。
実況
いいあたりの日馬富士上手を引きました。
鶴竜はまだ上手が引けませんどこかで巻き替えるか。
そこを出た寄り切りました、日馬富士こういう展開が多いですね。
やはり立ち合いの差なんですね。
突き刺さるような立ち合いを持っていますから、日馬富士は。
その立ち合いをいかに防ぐか。
防いだあとに自分の体勢に残れるかというところですね。
押し込んだほうが自分の体勢に持ち込みやすいです。
その辺が鶴竜の弱さです。
今場所の鶴竜の立ち合いはどう映っていますか。
いいと思うんですが対横綱戦に関して言えば、相手が違いますからね。
もっといい立ち合いをしなければ自分の体勢になりづらいですね。
追いかける立場の鶴竜ですが綱取り、逆転優勝というのはどうでしょう頭の中に?当然あるでしょうけどね、この一番に関しては自分の力を全部発揮するんだという気持ちで、いったほうがいいですね。
いろんなこと考えずに自分の持っているよさを出し切るんだそういう気持ちでいかなければ逆に勝てないと思いますよ。
制限時間いっぱいです。
豊響と隠岐の海です。
豊響が4勝7敗。
右ひざ、場所前に痛めたという情報です。
けがもあって、苦しい土俵が続きます。
豊響の出足豊響の勝ち。
左のはず、あとは前に出るだけらしい相撲です。
隠岐の海は元気なく四日目から、9連敗となってしまいました。
正面は隠岐の海の師匠でもある八角親方です。
ちょっと元気がないですね。
そうですね。
場所前は元気だったんですけれどもね。
本人がいちばん、ふがいないと思っていますよ。
きょうは豊響を褒めるしかない内容でもありました。
やはり土俵に上がると気持ちですから気持ちを切らさずに上がるしかないわけですから。
外の様子です。
路面が、ぬれています。
歌にもありますとおりきょうは雨の御堂筋となっています。
豊真将がこの一番、勝てば優勝という取組になります。
十両の旭日松と、舛ノ山から始まります。
綱取り逆転Vをねらう鶴竜は稀勢の里戦です。
きょうを含めて残りは4日となっています。
花道から、遠藤が入場しただけで大声援です。
玉鷲と栃乃若です。
3勝8敗どうし。
ともに上位の壁に今場所は跳ね返されました。
両者の対戦は3対3。
先場所は栃乃若のはたき込みで勝っています。
上位になかなか勝てなかった両者です。
突き落とし栃乃若の勝ち。
攻めていったのは玉鷲でしたが栃乃若が、逆転です。
決まり手は上手投げ。
ちょっと立ち遅れたような玉鷲もいったん行司のほうを見ましたね。
まあ、合わなかったですね。
立ったからには相撲を取らないといけません。
慌てて攻めにいきましたが栃乃若右からの上手投げで勝っています。
この時間に何度もお伝えしていますが、ヨーロッパ出身として初めて大関になった琴欧洲が現役を引退しました。
今場所は西の関脇で挑みましたが二日目から9連敗して、すでに負け越しが決まってきのうから休場していました。
きょう日本相撲協会に引退を届け出ました。
このあとは琴欧洲親方として後進の指導にあたります。
残念なニュースがきょうこの相撲界に届いたわけですがこの時間でも、さまざまな力士に琴欧洲について話を聞いています。
土俵に上がった豊ノ島が琴欧洲戦は2m2cmそして豊ノ島の1m68cmと身長差で話題を呼ぶ取組でした。
八角⇒そうですね。
琴欧洲は豊ノ島には、あまりよくなかったんじゃないでしょうか。
過去は15対15。
五分だったんですね。
大関ですからね。
それは悪いですよね。
今場所の中日に対戦して豊ノ島が勝っています。
そして対戦成績を五分にしました。
きょうは豊ノ島、最後の琴欧洲の対戦となった中日の取組もご覧いただきます。
この身長差でいつも話題を集めました。
今場所は豊ノ島が入っていって勝っています。
東のリポーターは太田アナウンサーです。
琴欧洲についてどんな話でしょうか?豊ノ島の身長差対決も話題になりましたが年齢も琴欧洲が1歳年上で、ほぼ同世代。
新十両、新入幕も一緒だったんですね。
さみしい気持ちがあります。
身長差が話題になったんですがこちらが小さいほうですからしかも相手は大関ですし、負けてもともとの気持ちで取れたのが好成績につながったのではないかと言っています。
先ほど対戦成績が15敗15と紹介がありましたが豊ノ島もすぐに15対15ですねと言いました。
ここ4年ほど、対戦成績でリードしたことがなくてよくて同点止まりで今場所勝てば、対戦成績で逆転できるなというところで必ず敗れていたそうです。
相当、意識する相手だそうですしできれば、もう一番取ってリードして終わりたかったという話もしていました。
それだけ豊ノ島の心に対戦も刻まれていきます。
制限時間いっぱいで高安は4勝7敗突き落とし、豊ノ島の勝ち。
高安は負け越しです。
きょうもやや足を引きずりながら土俵を下ります。
決まり手は小手投げです。
やや足を気にしながらでした。
向正面は元琴錦の中村親方です。
向正面の攻防というのはどうでしたか?中村⇒やはり豊ノ島は二本もろ差しねらいでいっているんですが、そこは豊ノ島が左が入らなかったんです。
上手が抱え込むような感じでした。
小手投げで決まりましたがそれほど豪快な小手投げではないですよね。
そのように見えたんですが。
私はこちら側から見て、右のまわしを取っていようには見えなかったんですがどちらかといえば引き付けできまったのかなと思ったんですが決まり手は小手投げということでタイミング、よかったんでしょうね。
遠藤に大歓声です。
向正面の中村さん。
そちらにいると。
聞こえなくてですね、歓声で。
すごいですよね。
すごい歓声で盛り上がりますよね。
松鳳山と遠藤です。
もう入場のときから気がついたお客さんから拍手でした。
ここまで5勝6敗。
遠藤はきょうは小結の松鳳山との対戦です。
この両者は去年の秋場所に対戦が組まれたんですが遠藤が左の足首を痛めて休場しました。
松鳳山の不戦勝となっています。
実質的な初顔合わせとなる両者です。
毎日この時間敢闘精神あふれる力士が投票によって決まりますが、その力士についてお伝えしています。
きのうの1位が遠藤です。
実況
押し出し、遠藤の勝ち遠藤勝って5勝目。
小結の豊ノ島に勝ちました。
大坂⇒連敗を止めて、この1勝は大きいと遠藤本人は口にしていました。
残り4日で勝ち越し。
そして新三役にかけるわけですが。
八角⇒やはり、きのうの一番は大きいですよね。
勝っただけでなく内容がいいです。
踏み込み、あたりですね。
やはり、きのうぐらいあたっておけばそうそう前には持ってこられないと思います。
押しながら前みつですね。
きのうは前まわしは取れませんでしたけれどもね。
中村⇒遠藤に求められるものといえば、あたりの強さですかね。
八角⇒そうですね。
まわしを取ってからのうまさはトップクラスですけれども。
やはり立ち合いですね、突き刺さるようなあたりがあればこれはもっともっと上位にいきますね。
それが、いちばん突きづらいんですよね。
やはり、てっぽうやしこですか。
稽古しかないですね。
とにかく番数、あたるだけですね。
制限時間いっぱいです。
きょうは立ち合いもろ手突き肩からあたっていく立ち合いもある松鳳山です。
初日から4連敗しましたが、その後は星を戻している松鳳山。
拍手
拍手
寄り切り、遠藤の勝ち
拍手と歓声
満員御礼の館内ものすごい拍手です。
遠藤が星を五分にしました。
きのうに続いて小結撃破です。
持ち味は十分発揮された取組だったと思います。
体の柔らかさを出しましたね。
そして右からの攻めがよかったですね。
遠藤の右を何度も嫌って遠ざけていた松鳳山だったんですが最後は遠藤が上手前まわしをつかみました。
立ち合いは完全に取らせないぞという、松鳳山の立ち合いで左四つ。
松鳳山も上手を取りましたのでね。
それからの投げが厳しいんですけれども遠藤、よく残りましたね。
足を送ってよく残りました。
上手を探りにいくんですが何度も松鳳山が与えないようにしました。
右と左の差し手争いですがいいところ、取りましたよね。
松鳳山も勝負をかけたんですが遠藤が寄り切りで6勝6敗。
遠藤の体の柔らかさですね。
遠藤も初日から4連敗だったんですが、ついに五分にもってきましたね。
きのうきょうと内容のある相撲ですのでね。
十分にいけるんじゃないですかね。
勝ち越せばもちろん三役も見えてきます。
遠藤はあすは高安。
松鳳山はあすは碧山です。
遠藤が大歓声に包まれました。
ちょうど横綱の白鵬が花道の奥に姿を見せました。
きょうも眉毛の上のあたりから出血があった遠藤ですが。
花道の奥もご覧のお客さんです。
地方場所ならではです。
お客さんの近くを通って花道の奥、下がっていきます。
遠藤への大歓声粘りの相撲で館内を沸かせました。
土俵に嘉風と豪栄道です。
嘉風はこの一番に勝ち越しがかかります。
しかし相手はご当所大阪出身の豪栄道ということで豪栄道にかなり声援が飛んでいます。
平成23年の名古屋場所以来およそ2年半ぶりの両者の対戦です。
そしてちょうど仕切っているさなか稀勢の里と白鵬が入場してきました。
花道から白鵬入場。
琴欧洲とは出世を争った時期もありました。
今場所、琴欧洲の最後の対戦相手になったのが白鵬でした。
白鵬は、びっくりしました。
まだまだ取れるのではないかと思っていますと言いました。
出島関や雅山関のように大関から下がっても相撲を取り続けて、上位を苦しめた力士がいたわけで、そういう選択をしなかったということは、よほど体の調子が悪かったのではないかと気遣っていました。
琴欧洲、最後の一番の相手が十日目の白鵬戦ということで今、振り返れば琴欧洲関少し気持ちが抜けてしまっていたのかなとも思うし取組が結び前でしたので白鵬が力水をつけて、土俵下に腰を下ろしたときに目の前に負け残りの琴欧洲もいてタオルで目のあたりを拭っていたんですね。
今思えばあの表情が引退を決意した力士の顔だったんだなと思います。
ヨーロッパからやって来て初めて天皇賜盃も抱きましたし立派な力士だったと思います。
ちょっと今はかけることばが思い浮かびませんと言いました。
体育会館にくるまで引退の情報を知らなかったので横綱は驚いていました。
琴欧洲に対しての大きな思い。
幕下時代からずっと対戦を続けてきましたその琴欧洲が引退を表明しています。
土俵が制限時間いっぱいです。
ご当所の豪栄道嘉風はこの一番に勝ち越しがかかります。
2年半ぶりの対戦。
動きの嘉風。
豪栄道はその動きを止めることができるかどうか。
小手投げ。
豪栄道の勝ち嘉風、きょうの勝ち越しはなりません。
豪栄道が9勝目です。
きょう通算出場が700回の節目だった豪栄道。
向正面は元琴錦の中村親方です。
嘉風もきょうは思い切ってあたっていきましたね。
嘉風のいつもの低い鋭いあたりが出ていましたし突き起こすこともできましたよね。
左が入ってチャンスということで出て行ったんですがやはりひじが伸びたままですよね。
これでは小手投げを食ってしまいます。
しっかりと差し手を返すとか相手に密着するとか、そういう気持ちに余裕があればいいんですが、どうしても早く早くという焦りが生じてしまった一番かなと思いますよね。
ただ豪栄道も八角親方どうですか?一時に比べて前に出る圧力がなくなってきてるような気がするんですよね。
勝つには勝つんですが。
八角⇒やはり勝ちたい気持ちが先行するんでしょうね。
いい立ち合いというよりも逆に言うと、いい立ち合いをしなければ勝っていけないんですけれどもね。
私が下のころ、親方が関脇から大関に上がるときに頭からガツンとあたって激しい突っ張りだったじゃないですか、そういう勢いのある相撲を豪栄道にも目指してほしいなと思うんですけれどもね。
あたって押し込むと自分の思いどおりの四つになれますのでねまわしも取りやすくなると思うんですよ。
ですから、まずあたって押し込む意識ですねそれを意識したほうがいいですよね。
何か最近は受け止めて、後手を踏んでいるような相撲が多いかなと思ってしまったものですからね。
豪栄道はもう1つ2つ2桁に乗せられないというのはその点だと思うんですね。
ですから、それが克服できれば大関というのはすぐかと思いますよ。
力がありますのでね。
琴欧洲とは、幕下時代からライバル関係にあったのがこの稀勢の里です。
稀勢の里のリポートです。
非常に、ことばは少なかったんですが、幕下時代によく戦っていました。
自分よりも大きな相手がいない中で、いろいろ考えさせられる相手でした。
勝つために考えることを琴欧洲関によく教えられました。
最後に、寂しさがありますよねとぽつりと話していました。
お互いが、切さたく磨して番付を上げていく時代がありましたね。
八角⇒2mもある力士はそういませんから稽古場でも対戦しないともう感覚が分からないです。
そういう点では、よきライバルだったんではないかと思います。
琴欧洲、引退。
残り3番となりました。
いよいよ稀勢の里、白鵬戦結びの日馬富士、鶴竜戦が近づいてきます。
土俵上は琴奨菊と栃煌山です。
八角さん、鶴竜の存在は、横綱が優勝を争っているんですがどういうことなんでしょうか。
横綱にとってみれば手ごわい存在とは感じてもまだまだだぞまだ上に上がるのは早いぞとそういう関係じゃないですか。
横綱というのは自分がいちばんなんだという思いしかありませんから。
その鶴竜が今、土俵下に入りました。
やや遅れて日馬富士の入場結びの対戦は全勝の日馬富士1敗の鶴竜綱取りの鶴竜です。
支度部屋の両力士の様子を2人のリポーターに聞きましょう。
まず鶴竜について。
きょうも白鵬関のスペースを作るために早めに準備運動を始めました。
動きとしては、立ち合いもろはずであたる角度を確認してそのあとは2種類相手に突っ張らせて跳ね上げるときに、自分が右を差して左押っつけから、もろ差しになる動きこの2つを確認していました。
一方の日馬富士の支度部屋の様子です。
こちらも立ち合いからもろはずで押してそのあとは、左のど輪付け人を立たせて、その攻めを繰り返していました。
4時半過ぎから5時過ぎぐらいまで30分ぐらい、ずっとその立ち合いを入念に繰り返していました。
日馬富士とすれば、あたって突き放しからの流れですね。
流れは体が動くことですからその感覚ですね。
立ち合いに集中するということですね。
鶴竜のほうは、支度部屋でやっていたとおり突っ張らせておいて、右を差して左から絞って出るそのイメージだと思います。
結びの大一番に向けて両力士が集中力を高めています。
土俵上は琴奨菊に栃煌山制限時間いっぱいです。
大関琴奨菊は6勝5敗、まだ、横綱戦を残しています。
栃煌山は5勝6敗この両者の対戦は栃煌山の12勝、琴奨菊の9勝です。
栃煌山リードの中で両者の対戦、制限時間いっぱいです。
待ったありません、40代式守伊之助肩すかし、栃煌山の勝ち。
二本差しての攻め。
その寄り身は、こらえました琴奨菊ですが、最後は肩すかし栃煌山の勝ち。
琴奨菊、6勝6敗と苦しくなりました。
琴欧洲、引退というニュースがありましたが琴奨菊もかなり苦しい状況になりましたね。
立ち合いに集中しきれませんでしたね。
棒立ちで受けてしまいましたね。
立ち合いからの流れは栃煌山にありましたね。
栃煌山は、あすは千代鳳、そして琴奨菊は横綱白鵬との対戦です。
呼出し拓郎稀勢の里、白鵬両力士を呼び上げました。
土俵に上がった両者に大きな拍手が送られています。
大阪府立体育会館。
8勝3敗の稀勢の里日馬富士と並んで11戦全勝の横綱白鵬この2人の対戦は毎場所熱戦になりますがこの春場所は、十二日目にぶつかり合うことになりました。
この2人の過去の対戦は33対10白鵬が大きくリードしています。
ここ4場所の対戦を見ると2対2の互角です。
このところ白鵬は左の上手を取る相撲が見られません。
稀勢の里の左四つの相撲になっています。
最近は勝ち負け勝ち負けを繰り返しています。
向正面は元琴錦の中村親方です。
この両者のきょうの対戦ポイントは、どこになりますか?横綱は数場所、左の上手を取れていないということは大関のほうが踏み込みがいいわけなんですが横綱が右四つに組み止めるのであればあたったあとに何発か突っ張ってから組んでいくと思うんです。
そうすると右四つに組んで若干下に入れると思います。
そうなると左の上手も取れると思います。
ただ差し手争いをしてしまうと無理に右四つに組まずに左四つに組んでしまう可能性があります。
左四つに組んだときには大関は一気に出てくるでしょう。
ですから横綱とすればあたったあとに稀勢の里をのけぞらせるような立ち合いのあたりがあれば右四つに組めると思います。
やはり、稀勢の里にすると左四つですか。
それしかないでしょう。
稀勢の里のほうは迷いはないと思います。
しっかりと肩からあるいは頭からあたって左を差すということを頭に入れて立つと思います。
仕切りを重ねるうちに両者は徐々に集中力を高めていきます。
八角さん、ポイントはどこでしょうか。
やはり白鵬が速い攻めに出るでしょう。
右四つにいくと、どうしても稀勢の里の左押っつけがありますからまあそれで崩されたこともありましたので、そのイメージがあるからとにかくまわしがほしいということになれば左四つただ、流れの中からいきなりいったんではだめだと思います。
お互いの突っ張り合いで差し手争いがあったあとのまわしを取るという動きだと思います。
館内の歓声が大きく盛り上がりましたところで制限時間いっぱいになりました。
全勝の白鵬に8勝3敗の大関稀勢の里式守伊之助、軍配が返りました。
両者の呼吸が合いません。
横綱が先に腰を上げました嫌いました。
両者の心境はどうなんでしょうか。
とにかく集中することでしょう。
この集中力を切らさないことが大事ですね。
3度目、待ったありません伊之助の声です。
白鵬があたっていきましたが伊之助が、まだまだ!と大きな声をかけました。
白鵬が、じれて立ったんでしょうかね。
両者合わせないといけませんね。
4回目の仕切りになります。
伊之助も両者に声をかけました。
大きな歓声が上がりました。
左が僅かにのぞいて右で胸板を押し倒しました。
稀勢の里を退けました。
何回も待った!がある中で4回目に両者立ち上がりました。
白鵬は難敵を退けて白星を伸ばして12戦全勝です。
決まり手は寄り倒しで白鵬。
立ち合い、どこまで仕切れたかという点では。
先に力を出しているのは白鵬動いてますね。
やはり稀勢の里のほうが土俵に詰まりましたね。
その勝負どころは逃しませんでしたね。
差し身をねらいながら最後は突き放し、そして左が浅くのぞいていました。
中村さんは、どう見ますか?待った!もありました。
心理戦でしたね。
横綱がわざとやっているようなそんなような気がしましたね。
まあ実際のところは分かりませんが稀勢の里をいらいらさせてそういう心理面からは追い詰めているようなそんな気がしました。
横綱は立とうと思えば立てましたね。
やはり横綱のすごさは相手の出方によって臨機応変対処ができる、柔らかさ、素早さこれが武器ですね。
白鵬が12戦全勝星を1つ伸ばして、結びは日馬富士に鶴竜、大一番を迎えました。
37代木村庄之助この一番にて本日の打ち止め11戦全勝の日馬富士10勝1敗、星1つの差で追いかける鶴竜の対戦です。
過去の両者の対戦は日馬富士の22勝、鶴竜の10勝です。
組んだ場合でも日馬富士が先に攻める相撲が目立ちます。
この両者の目の前で、白鵬が稀勢の里を退け、12戦全勝。
綱取り、逆転優勝をねらう鶴竜にとっては黒星を1つ喫しているだけに、負けることができません。
中村親方に鶴竜の心境などを伺いましょう。
私は八角親方に聞きたかったんですが、並んでいるのと追う立場では追うほうが気が楽だと思うんですよ。
八角⇒気は楽ですけれどもここまで来ると、もう負けられないということですからやはり勝たなければなりませんからそこで自分の相撲が取りきれるかどうか。
終盤になって横綱を倒したいという気持ちは、鶴竜にはあると思うんですがこの先の星の計算とか横綱になりたいという気持ちが強すぎるといつもの鶴竜の動きができなくなるという可能性がありますね。
とにかく自分の力をすべて出すというふうに気持ちを集中させればいいと思うんです。
鶴竜は左前まわしをねらっていく相撲は横綱のあたりを受けてしまうというイメージがあるんですよ。
日馬富士以上に鶴竜は押し込むということですね。
低く鋭くということですか。
そうしなければ日馬富士にとにかく勝たなければ鶴竜の横綱というのはないわけですから日馬富士以上の力を身につけることが必要ですね。
ですから相手に押し込まれないように、まわしをねらわなければいけないんですね。
そうですね。
とにかく、まわしを取るというよりも押し込むことが大事なんですね。
押すというイメージです。
押して流れの中でまわしを取るということですか。
向正面の中村親方も、2回の優勝経験がありますからいろいろな心理面もありますが。
たんたんと両者仕切りを重ねていきます。
立ち合い頭でしっかりあたっていけるかという鶴竜。
この両者の目の前で白鵬が12戦全勝と星を伸ばしています。
制限時間いっぱいになりました。
両者東西の塩に分かれました。
再びこの結びの一番に館内の歓声が大きく盛り上がっています。
時間ですと声が響きました。
木村庄之助。
押し出し、鶴竜の勝ち。
日馬富士ついに黒星。
この時点で横綱白鵬単独トップに立ちました。
今場所、初めて座布団が舞います。
大阪府立体育会館。
右からのいなし。
日馬富士の体勢が崩れました。
そこを送り出しました。
やはり鶴竜の踏み込みがよかったということです。
日馬富士は思うように突っ張れませんでした。
「大相撲春場所十二日目」をお伝えしました2014/03/20(木) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲春場所 十二日目 ▽優勝争い展望[二][字]
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)八角,向正面(幕内)中村,【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン
詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)八角,向正面(幕内)中村,【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜大阪府立体育会館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)八角,向正面(幕内)中村,【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
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