新たに主婦や高齢者を取り込むねらいがあります。
生字幕放送でお伝えします≫こんばんは。
ソチオリンピックは大会13日目。
この時間は注目競技をいいとこどり。
ハイライトでお伝えしていきます。
まずは、スノーボード女子パラレル大回転。
2人の選手が平行に並んだコースを2回滑り勝ち抜き戦で順位を競います。
4回目の出場となる竹内智香選手。
初めてのメダル獲得に挑みました。
≫竹内智香4度目のオリンピックで銀メダルを目指す戦い。
予選、どの位置で抜けるか。
レッドコース、竹内智香。
どんな状況にも対応できる準備をしてきたただ100点満点の対策だけではないという準備をしてきたと語る竹内智香、ピンクです。
レッドコースを滑ります。
一方、パトリツィア・クンマーがブルーコースです。
焦らないでほしい。
少し振られている。
こういったミスはつき物と考えていると話していました、竹内。
≫慎重になっていますね。
両者、いい滑りですね。
≫1本目速かったのは竹内智香です。
≫竹内選手の滑りは上体が安定していてやはり、フィジカルにしっかり取り組んできています。
≫しっかりと今まではあまり取り組んでいなかった肉体改造に取り組んできました。
トップはクンマーに一瞬なりましたが1本目のタイムで上回った竹内智香がトップのタイムで予選1位で決勝トーナメントに進出。
竹内智香、一番高い位置に名前があります。
≫すばらしいですね。
≫ベスト8進出をかけた2本目。
竹内智香は予選1位。
金メダルを目指す戦いのその初戦。
ワールドカップでの優勝経験もあります。
世界の頂点を知っているという竹内智香がブルーコース。
レッドコースはイタリアのボッカチーニ。
決勝トーナメント1回戦、2本目。
この滑りで勝負がつきます。
差がついてスタートしました。
これが1本目の差です。
≫竹内選手、非常に好調ですね。
≫4度目のオリンピック竹内智香。
トリノの9位が過去最高。
ベスト8進出ということになれば予選でトップでしたのでその時点で、5位以上が確定ということになります。
過去最高を確定することができるか。
最後まで慎重にいってほしい。
≫全然、無理にいってないですね。
≫十分に差がついてガッツポーズ。
≫すばらしい滑りですね。
≫余裕を持って5位以上が確定となりました。
固唾をのむ瞬間。
いや、この2本目はセーフティーリードといっていいでしょうか。
準々決勝の第1ヒート。
竹内智香。
≫カナダのケールヴに対して1本目、0.74の差をつけています。
この差をもってブルーコースを滑っていきます。
竹内智香。
勝てばベスト4、メダルに王手。
自信を持ってスタートしたい。
0秒74の差でケールヴが追いかけます。
逃げる竹内。
ミスがあった!ケールヴにミスがありました。
焦りがあったか。
≫これで、竹内選手はもう…。
≫無理をする必要は一切なくなりました、竹内。
ケールヴが諦めずに追ってきていますがセーフティーリードです。
無理をする必要はありません。
ベスト4進出決定です、竹内智香メダルに王手をかけました。
4位以上確定、ガッツポーズ!≫もう、竹内選手は一番輝く色しか見ていないですから。
≫太陽のようにキラキラと輝く金メダル。
竹内は次はメシクと戦うことになります。
ザワルジナとクンマーがもう1つの準決勝のカードです。
予選トップだった竹内智香。
この準決勝、1本目はメシクに対して1秒01の差をもって2本目。
竹内智香、メダル確定へ運命のスタート!≫これで、メシク選手は攻めるしかないですからね。
≫先着したほうが勝ち。
分かりやすいルールです。
≫しかし竹内選手安定していますね。
≫イナ・メシク、失敗!≫転倒です。
自分の世界に入ってほしい。
≫竹内選手やりましたね。
≫竹内智香、これはワールドカップではありません。
オリンピックの舞台。
銀メダル以上、確定。
竹内智香、30歳。
この大舞台でやってのけました。
竹内智香、銀メダル以上、確定。
その、決勝の対戦相手が決まります。
1本目は僅か0秒04の差。
地元のザワルジナかブルーコース。
クンマーかスイスレッドコース。
クンマーはワールドカップで今シーズン2度竹内を破っている相手です。
転倒!クンマーがこれで余裕を持ってセーフティーリードで、今スイスの26歳パトリツィア・クンマー。
宿敵、ライバル。
竹内智香が挑みます。
≫やはり、この2人の戦いになりましたね。
≫今、フィニッシュをしてちょっと精神的に疲れたというようなしぐさを見せました。
今シーズン、ワールドカップこの大回転は2戦が終わった時点では2位、2位ということでランキングトップに与えられるイエロービブという勲章を与えられました。
ただ今、クンマーは3戦目で3勝目を挙げてポイントで、実は2人は並んでいます。
ただ、優勝しているのはクンマーということでイエロービブはそのクンマーのもとにあります。
≫1本目、きますよ。
≫ただ、この決勝でオリンピックの舞台で勝つためにこれまで積み上げてきたものがあります。
竹内智香、30歳。
迎える決勝1本目。
≫この辺は落ち着いていきたいです。
≫ともに実力者。
ライバル同士の対戦。
レッドコースが竹内智香。
ここまでの戦いでは終盤に差をつけるというレースを見せてきました。
≫両者はお互いの実力を分かっていますから決して無理はしてこないと思います。
≫1本目でなく恐らく2本勝負になるか。
≫少しクンマーがバランスを崩したように見えるが先着竹内!1本目、竹内先着!固唾をのむ、息をのむとはこのことですね。
≫本当にそのとおりですね。
≫本当にデッドヒートでどっちが前に出ているかこの旗門ごとに、ゲートごとに変わってきていましたよね。
≫本当に震えてきましたよ。
≫ソチオリンピックスノーボードアルペン男女パラレル大回転決勝トーナメント決勝戦の2本目。
ここに堂々、竹内智香の名前です。
0秒30の差をつけてクンマーに先行してスタートをしていきます。
さあ、運命の瞬間。
50秒ほどで決着がつきます。
竹内智香、金メダルへ。
≫ここは落ち着いていきたいですね。
ここは焦ってはいけませんよ。
≫安全にいく。
クンマーも無理はしていない。
≫この辺りから勝負ですね。
クンマー選手も追い上げてきますから。
終盤にこの大会決勝トーナメントで強さを見せている、竹内智香です。
そういったことも分かってクンマーはプレッシャーをかけてくるでしょう。
その中で安定感のある滑りを見せている予選1位の竹内智香。
2本目、前にいったのはクンマー。
転倒!竹内智香、敗れる!クンマーが金メダル!逆転を許して、またクンマーには勝てませんでした。
ただ、ただ、誇らしい。
見事にスノーボード女子初のメダル獲得は銀メダル!≫メダル獲得、お見事です。
≫健闘をたたえあうクンマーと竹内智香。
宿命のライバルが抱き合って今、健闘をたたえ合いました。
0秒3リードしてスタートしました。
≫序盤はもちろんあそこのパート落ち着いていかないとですがやはり、クンマー選手がしっかりと追い上げてきましたね。
≫見事な滑りを見せました。
≫やはり、竹内選手ちょっと珍しいですね。
焦ってしまいましたね。
≫最後の最後で焦りが出たか。
さすがに勝ちたいという気持ちが焦りを生んだかもしれません。
≫スノーボード女子パラレル大回転。
日本の竹内選手はスノーボード競技では日本の女子選手で初めてのメダルとなりました。
その竹内選手、強さの鍵はこちら、筋力トレーニングです。
この競技、予選から決勝まで勝ち抜くには10回の滑走に耐えるスタミナが必要です。
これまで竹内選手、テクニックに頼りがちだったんですが練習内容を根本から見直しまして2年前から筋力強化に取り組んできました。
さらに、こんなトレーニングも。
クライミングウォール。
腕の力を鍛えます。
何に役立つのかといいますとスタートです。
腕の力でバーを強く押してすばやい飛び出しができるようになったんです。
こうした努力が実を結んで今回の銀メダルにつながったんですね。
この時間は「もう一度ソチ」。
大会13日目の注目競技をいいとこどりハイライトでお伝えしていきます。
フィギュアスケート女子シングル。
前半のショートプログラムが行われ日本からは村上佳菜子選手鈴木明子選手、そしてバンクーバー大会で銀メダルを獲得した浅田真央選手が出場しました。
勝負は思わぬ展開になりました。
≫フィギュアスケート女子シングルショートプログラムがまもなく始まります。
≫トリプルルッツトリプルトーループ。
≫回ってきました。
≫体全体を大きく使って非常に伸びやかなステップですね。
よどみなく続いています。
≫やはり、バンクーバーの女王はこのソチでも実力の高さを示しました。
村上佳菜子。
「バイオリン・ミューズ」。
本人がポイントと話していた3回転、3回転が最初にやってきます。
≫トリプルトーループトリプルトーループ。
これはきれいに決まりましたね。
一つ一つのスピンもきれいに決まっています。
≫村上は後半にジャンプ2つ。
≫シングルフリップ。
ダブルアクセル。
ステップシークエンス。
このステップも世界観が非常によく出ていますね。
≫繰り返し練習していた3回転、3回転、どうでしょう。
≫ちょっと考えすぎてしまいましたかね。
≫次のジャンプはコンビネーションにしなくてはいけません。
≫トリプルルッツダブルトーループ。
レイバックスピン。
回転の速さもいいですね。
ポジションもしっかりと安定しています。
ダブルアクセル。
後半のジャンプになります。
基礎点が1.1倍です。
ステップシークエンス。
≫笑顔です。
≫非常に思いのこもった躍動感あふれるステップになっています。
≫世界ランキングナンバーワンの登場です。
≫これはきれいに決まりました。
3回転、3回転。
一つ一つの姿勢も美しいですね。
まるで音楽とともに呼吸しているような息づくようなステップです。
≫カロリーナ・コストナーの思いがあふれる美しい「アヴェ・マリア」でした。
最初のジャンプがポイント。
≫トリプルトーループトリプルトーループ。
これは幅、高さともにありました。
≫後半です。
≫ダブルアクセル。
落ち着いて決めましたね。
若さあふれる「カルメン」。
非常にパッショナブルなそんなステップですね。
これもすごい。
≫地元ロシアのファンの前で完璧な演技を見せましたアデリナ・ソトニコワ。
バンクーバーの銀から4年です。
より高いところを目指すための戦いです。
勝負のトリプルアクセル。
≫トリプルアクセル。
≫転倒。
≫きれいに回ったんですけど。
トリプルフリップ。
これはきれいに決まりました。
ポジションもきれいです。
フライングキャメルスピン。
ダブルループ。
≫コンビネーションになりませんでした。
≫ステップシークエンス。
こういったステップでも非常に流れがあります。
きれいなステップですね。
≫浅田真央の得点は…。
ちょっと信じられないような低い得点になってしまった浅田真央、16位。
≫まだ、あした、ありますからみんな、変わらず応援しています。
楽しみに待っています。
≫では、フィギュアスケート女子シングルショートプログラムの結果です。
上位3人は1点差以内ということで混戦となっています。
そして、注目されていたロシアのユリア・リプニツカヤ選手は5位。
日本勢、鈴木明子選手が8位。
村上佳菜子選手が15位。
そして、浅田真央選手が16位という結果です。
浅田選手ですが3つのジャンプすべてで失敗してしまったことが得点に大きく響きました。
まず、演技冒頭の3回転半ジャンプトリプルアクセルは回転不足のうえ、転倒。
続く3回転のトリプルフリップも回転不足と判定されました。
さらに、演技後半の連続ジャンプでもジャンプが1回となってしまったんですね。
スタートが出遅れた形となりましたがこのあと、チャンスは残っています。
女子シングルのフリーです。
日本の3選手にメッセージ届いていますのでご紹介しましょう。
まずは浅田真央選手へ。
心から楽しそうに滑る笑顔の真央ちゃんが見られることを願っていますと京都府の方からいただきました。
そして、鈴木明子選手へです。
明子ちゃんの演技には人々を魅了するパワーがあります。
安心して演技に集中してね。
愛知県の50代の女性からいただきました。
そして村上佳菜子選手へ。
フリープログラムでキラキラした笑顔の佳菜子ちゃんが見られますようにと千葉県の40代の女性からいただきました。
たくさんの温かいメッセージをいただきまいた。
ありがとうございました。
次は、スピードスケート最後の個人種目となる女子5000mです。
日本勢は藤村祥子選手が10位に入りました。
≫26歳の藤村。
オリンピック初出場です。
15位だった3000mより落ち着いていました。
持ち味の粘りで中盤以降も大きくペースを落としません。
しかし、トップからはおよそ20秒遅れて10位。
日本はスピードスケートの個人種目で2大会ぶりにメダルなしに終わりました。
≫好調のオランダ勢はこの種目でもメダルを2つ獲得。
今大会スピードスケートで21個目のメダルです。
こちら、ノルウェーのビョルンダーレン選手。
クロスカントリーとライフル射撃を合わせたバイアスロンで偉大な記録を達成しました。
滑ってよし、撃ってよしの40歳。
今大会2つ目の金メダルを獲得しました。
実はこのメダル冬のオリンピックでは史上最多、通算13個目となるメダルだったんです。
この選手は94年から出場しまして98年の長野大会から5大会かけて積み上げてきました。
しかも13個のうち8個は金メダルという勝負強さも際立っています。
葛西選手同様冬のレジェンドですね。
大会13日目、そのほかの日本選手の結果です。
大会13日目までのメダルの獲得状況です。
日本はスノーボード女子パラレル大回転の竹内智香選手の銀メダルが加わって合計7個となりました。
これは92年のアルベールビル大会に並んで史上2番目の数です。
ちなみにこれまで最も多かったのは98年の長野大会での10個となっています。
おしまいに、大会14日目今夜の見どころです。
まずはフィギュアスケート女子シングルフリーの演技明日午前0時から総合テレビでお伝えします。
日本の3選手は巻き返せるでしょうか。
午後8時からはノルディック複合団体、後半のクロスカントリーをお伝えします。
先ほど、前半のジャンプが行われました。
日本は現在6位となっています。
トップのドイツとは1分5秒差3位ノルウェーとは40秒の差で後半のクロスカントリーに臨みます。
2014/02/20(木) 18:10〜18:45
NHK総合1・神戸
ソチオリンピック ▽ハイライト[字]
【スタジオキャスター】中野淳
詳細情報
出演者
【スタジオキャスター】中野淳
ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会
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